2306/31/12/2009
 さて、今年もおしまい。いやー今年はとにかく突っ走ったなぁ。我が人生史上、最も仕事した一年だった。量もそうだし時間もそうだし、プレッシャー(と表現するしか無いんだけど・・・向けられた期待に応えなきゃという奢りみたいなもの)や責任感、不安と怒り、そして不安、自分の力不足を日々感じつつ、なんとかかんとか一年を乗り越えた。充実って言葉とはちと違う、よー倒れんとここまで来れたなあ感が満載である。

 でも、ちっとも成長している気がしないのがちと心に引っかかる。こんなペースで間に合うんだろうか?何に?

 きっと来年もこんな感じかな。まあ、少なくとも2年はこのペースでシャカリキ踏ん張ると決めているので、あと一年はこのまま突っ走る予定。体,保つかなあ。それだけは自信無し。まあ、何とかなるでそ。今年一年、本当にお疲れさまでした。

 音楽的には喪失感が大きかったと年でもあった。清志郎、マイケル、トノバンの死。ああ、この人たちの新曲はもう聴けないんだと改めて噛み締める。悲しい事だ。自分の記憶が薄れて来た頃に、また聴き直してあの時の感情を心に留め直そう。そうそう、ビートルズのリマスターCDは事件だったね。予想していた程のインパクトは無かったけれど、未だにヘビーローテーションではある。今年はポール、来日しそうな気がする。期待。

 映画は「THIS IS IT」「グラン・トリノ」「スラムドッグ$ミリオネア」が秀作だった。何の面白みも無いラインナップだなぁ。あんまり冒険しなかったしな。する時間も無かったし。来年はもう少し映画館に足を運びたい。

 紅白の永ちゃんはカッコ良かった。永ちゃんの永ちゃんぽさが今や常識化していて見えにくくなっているけれど、あの立ち位置はやっぱスゴいよ。もはやあれは芸だね。今更ながら改めて尊敬。CD一枚も持っていないけど。

2305/29/12/2009
 会社の後輩らと忘年会@渋谷。東京に住み始めて30年位になるのだけれど、そんな僕でも足を踏み入れた事の無いような、道玄坂を上ってその奥の奥にやっと見付けられるような、隠れ家のようなお店で集合。もはやこれは密会ではないのだろうか?とか。

 うち1名は11月に結婚したばかり。披露宴や二次会の裏話等をネホリ〜ナハホリ〜ナ。仕事の事とか、理想のリーダー像とか、あの人はガンダムのモビルスーツに例えると何だとか(ちなみに僕は百式らしい)、この密会でしか絶対に話題にのぼらないであろう大好物の話題がてんこ盛り。こないだの友人宅の飲み会がプカプカ浮いている状態ならば、こちらの密会は同じドッキリの仕掛人同士のような連携プレー感とでも言えば良いだろうか。あ・うんのギャグセンス(なんじゃそりゃ)。僕の中で眠っている得体の知れない何がが解き放たれる場ではある。

 ここ最近の傾向として、夢中になりすぎて気が付くと終電過ぎてる状態がデフォルト化している。タクシーで帰宅。

2304/26/12/2009
 毎年恒例、友人宅での忘年会。年取って来たからか、年々グダグダ感が増加している気がする(でもそれが良い感じで好きなのだが)。よく考えたら結構久しぶりの再会で、いろんなことを沢山話ししたのだが、これがホントに覚えてない(苦笑)。それぐらいゆったりとした、この一年殆ど感じた事の無かったゆっくりと時間の流れる空間だった。もう、その心地良さに身を任せて、何も考えていなかったのだと思う。皆さん、ゴメンナサイ。数年前までは明け方までクッチャベっていたのだが、年齢的なスタミナ切れは隠しきれず、割と早々に眠ってしまった。身も心もグダグダ。ほんと、ゴメンナサイ。でも、ホントに居心地の良い空間でした。鳥鍋、うまかったー。
2303/09/12/2009
 そもそも、自分が何したか、何観たか、どこに行ったか、という記憶を自分のために留めておきたい(一言で言えば忘れっぽい)と言うのもこのページの趣旨の一つだったんだけど、いつの間にか備忘録にすらなってないな(苦笑)。

 ここ数週間、仕事したり、研修受けたり、仕事したり、福岡へ出張したり、仕事したり、仕事したりしてた。なんかこの勢いのまま年を超しそうな気がする。大丈夫なんだろうか、いろんな意味で。

 今更ながら、加藤和彦のソロアルバムを順に聴き始めている。「ぼくのそばにおいでよ」「スーパー・ガス」この頃の音楽性は日本版ジェームス・テイラーというか、和製フラワー・チルドレンというか、ソフト&ビューティフル+ユーモアな感じ。荒削りだけれど、圧倒的な存在感(でも柔らかな感触)。

2302/05/12/2009
ココ最近観た映画の記録。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」。90年代によくあった感じのコメディ(?)タッチの作品。佐藤江梨子が主演なんだけど、永作博美が圧倒的過ぎて勝負にならない。観ても損はしない。★★☆☆☆。

GSワンダーランド」。なんでこの映画を作ろうと思ったのか不明。青春ストーリーをGS時代という枠で描きたかっただけ?音楽的なネタ(シャレ)もどこかで見たような話ばかりだし、GSファンへの訴求も弱過ぎる。★☆☆☆☆。

2番目のキス」。ドリューバリモアの映画って意外に作りがちゃんとしてるんだよね。侮れない。でもこの作品はデート・ムービー。レッドソックスに命をかけるこの男の気持ちは分からんでも無い。★★☆☆☆++

潜水夫は蝶の夢を見る」。脳溢血で左目以外の運用機能完全に失った男が、20万回もの瞬きで書き上げた自伝の映画化。をこれがほぼ実話というのが凄い。と言うか、こういう状態でのコミュニケーションの難しさ、もどかしさは経験がある。無闇に情緒に流れない描写が美しい。★★★☆☆

サディスティック・ミカ・バンド」。加藤和彦の在りし日の姿。「in deep hurt」の歌詞が刺さる。これはたぶん遺言なんだろう。完全版「黒船」ライブも観れる。映画として評価すべきではないが★★☆☆☆。

なくもんか」。前半、結構いい感じで「ひょっとしてこれは・・・名作?」の予感があったのだが、悲しいかな後半でグダグダになってしまった。でも、気楽に観に行く分には十分に楽しめる。いしだあゆみが良いねえ。★★☆☆☆

2301/21/11/2009
 舞台「フロスト/ニクソン」を観に行く@銀河劇場。1977年に放送されたイギリスの司会者デヴィッド・フロストによるリチャード・ニクソン元大統領のインタビュー番組を舞台化した作品。この舞台はロン・ハワード監督によって映画化されておりオスカー候補にもなっている。フロスト役は仲村トオル、ニクソン役は北大路欣也。

 ウォーターゲート事件の汚名を晴らしたいニクソン、謝罪の言葉を引き出したいフロストの駆け引きがこの物語のテーマである。本編中の多くがフロスト/ニクソンの対話として描かれる。その白熱の攻防を期待していたのだが・・・なんつーか意外とアッサリ認めてしまうんだよな、ニクソンが。ちょっと拍子抜け。

 実物の仲村トオルの印象は、とにかく「デカイ」。北大路欣也の凄いところは、100m離れて見ても、それが北大路欣也であることが分かっちゃう存在感だろうか。舞台そのものはちょっと期待はずれだったけれど、機会があったらまた参戦したい。

2300/07/11/2009
 後輩の結婚式の二次会に出席。晴れて今日、お嫁に行きました。良かったねえ。本当に良かった。とても感慨深い。 上手く言えないのだけれど、今のこの世がこの人が幸せになれない世界なのだったらそんな世界は無くなっちゃった方がイイ、と思える人っているよね。その人がイイ人だから、ってんじゃなくて・・・なんだろな、その人の生き方や在り方を僕は大いに支持する、だからその人が幸せになるかどうかは、僕に取っても大事な事なんだよ、そういう世の中であって欲しい、神様よろしくね、的な。

 大き過ぎず、小さ過ぎず、アットホームで且つ優雅な感じで、非常に居心地の良い空間となった二次会でした。BGMにマイケルが盛り込まれていたりとか、個人的にもちょっと嬉しい仕込みが良かった。こういう後輩がいて僕は幸せだね。とにかく、末永くお幸せに。

2299/06/11/2009
 映画「THIS IS IT」を観に行く。話題沸騰、6月に急逝したマイケル・ジャクソンのコンサート・リハーサルを収録したドキュメンタリー。何百時間にも及ぶリハーサル映像から選りすぐられたこの作品から見えてくるのは、シンガーでありミュージシャンでありダンサーでありエンターティナーであるマイケル本人の「桁外れな才能」に他ならない。例えば、世界中から超一流ダンサーを何百人も集めてオーディションをするシーン、そのダンサー達の身のこなしは素人の僕が見ても、世界最高レベルのダンサーが集結している事がハッキリ分かる。それだけでもド偉い事なのだが、そんな中から選抜されたダンサー達とマイケルがダンスすると、明らかにマイケルのダンスだけ飛び抜けて素晴らしいのだ。この桁外れのショーの中心人物は、ちょっと想像を絶する程に地球規模で桁外れなのであった。凄過ぎる。

 リハーサル中とは言え、マイケルの生歌がふんだんに盛り込まれているの見所だ。素晴らしいショーで名を馳せているマイケルなのだが、実はライブ実況版としてリリースされている作品は驚く程少ない(ジャクソンズ時代のライブ盤は1枚、コンサートDVD が一枚だけ)。息遣いまで感じ取れるシンガーとしてのマイケルの魅力は、ミュージシャンというよりはもはや「芸」に近い。ちょっとハミングする程度でも驚くべ才能が溢れ出してくる様には何度も鳥肌が立った。と同時に、こんなロケット級にスゲー才能を、ある一人の人間が授かっちゃったら、うわーこれは生きにくいだろうなあと思った。人間の枠で受け取れる「才能」の許容量を遥かに超えちゃってるのが凄い。凄過ぎる。

 それでも、マイケル本人は非常に紳士的であり、意見が違っても声を荒げたりは決してしない。僕の個人的な感想としては「超越しちゃってる」ように見えた。この飽くなき挑戦と言うか、完成度への執着と言うか、アートに対する礼儀正しさは驚異的だ。う〜ん、驚異的!なんて言葉ではまったく言い表せない。ちょっと人知を超えている。

 とは言うものの、残念ながらこの作品はリハーサル映像の寄せ集めである事は間違いない。つまりマイケル本人も本意気では無い訳だ。しかしだからこそ、これがマジ本番だったら一体どんな事になってたんだろうと想像するだけで、もう寒気がすると言うか末恐ろしいと言うか、えっ、えっ、ええええええええっ!って感じ(笑)。断片的なリハーサル映像の繋ぎ合わせだからこそ、そこから想像させられる(そして決して最終形を見る事は無い)世界最高のエンターティメントが一体どんなに素晴らしいモノだったのか、という事をウンザリする程に痛感させられるのだ。ビーチボーイズで言えば幻の名盤「スマイル」みたいな。この映画に描かれている事が大事なのではなくて、考古学のように無限の可能性が脳内に繰り広げられる「見えない最終形」が行間に描かれている事が重要なのだ。

 この作品の監督がそこまで考えて、これを編纂したどうかは分からないが、そういう意味で僕はこの作品が公開された事を心から喜んでいる。人は自分の想定していなかった圧倒的な才能を目の当たりにすると、理由も無く涙が出てくるという事を改めて知った。★★★☆☆。

Michael Jackson's THIS IS IT Clip - Human Nature

2298/30/10/2009
 映画「グラン・トリノ」を観に行く。朝鮮戦争の帰還兵であった主人公はフォード社を退職し、妻も亡くなり家族ともギクシャクしつつ淡々と生活を送っている。そんな時、アジア系移民の家族が隣に引っ越してくる。差別意識丸出しの主人公だったが、ある少年との出会いから人生終盤の大きな転機を迎える事になる、という物語。主演&監督はクリント・イーストウッド。近作では彼の最高傑作という評判を聞きつけ、アンコール上映に期待を膨らませて駆けつけた。

 タイトルになっているグラン・トリノってのは、フォードの栄光の時代を象徴するスポーツカーである。イーストウッドがこの車に象徴させているのは今の「アメリカ」そのものである。栄光のアメリカ、戦争で黄色人種を殺して勲章を貰った名誉、アメリカ人としての誇り。誰も来ない自宅の庭の芝生をせっせと手入れするシーンが何度も描かれるのだが、これも素晴らしきアメリカ(とアメリカ人の誇らしい生活)の象徴だろう。グローバリゼーションの波の中で、今アメリカに迫られている現実と、それに向き合う葛藤をグラントリノを通して描いている。主人公が最後に「アメリカらしさ」を体現し、それを託すシーンが興味深い。クリント・イーストウッドが指し示すアメリカの進むべき道、という事なのだろう。こう書くとちょっと気難しい映画のような感じだけれど、そこを絶妙のバランスでユーモアを織り込んでくるのがさすがだ。アジア系のギャングをボコボコにやっつけて、デッカい銃を突きつけるシーンなんか、完全にダーティーハリーのパロディだ。けど、ただのパロディーではなく、必然性をちゃんと持たせているのが、やっぱり上手いねえ。最高傑作って評価はちょっとどうかと思うけど、非常に映画らしい映画。★★★☆☆。

2297/19/10/2009
 加藤和彦氏が死去。享年62歳。知ってる人にとっては日本音楽界の巨星、知らない人は「誰それ?」な存在だったのだろうか?。僕は前者に属するのだが、それなりに加藤氏の事を知り得ていて非常にラッキーだったなあと思う。考えれば考える程、この人が日本のポピュラー音楽に与えた「脈々たる」影響は計り知れない。

 例えば「日本のビートルズ」は誰か?という問いに対して、どういう解を出すべきなのか?。チューリップ?、東京ビートルズ? 僕ならばこう答える。「ザ・フォーク・クルセダーズ」「イエロー・マジック・オーケストラ」「フリッパーズ・ギター」。共通項は、音楽に対する敬意、音楽を知り尽くしている、音楽的なユーモア、と言ったところか。サウンドはビートルズに似ていないが、音楽に対する精神と言うか距離感がビートルズのそれを思い起こさせる。加藤氏を中心としたフォークルの存在は、ビートルズに対する日本から初めての真っ当な回答だったと思う。ファースト・アルバムの「紀元貳阡年」を初めて聴いた時の衝撃を、僕は今でも忘れない。

 その後に結成したサディスティック・ミカ・バンドでのアルバム「黒船」も、これまた忘れがたい作品であった。この時代に、クリス・トーマスにプロデュースを依頼しようと思った事自体スゲーんだが、その結果に生み出された作品が、日本発でしかあり得ない絶妙なサウンドとして結実しているってのが、とにかく凄い。凄過ぎる。初めて聴いた時に、なんなんだこれは!と仰天した事を思い出す。

 全く知らない人に、加藤氏の功績を説明するのは非常に難しい。ほら「帰って来たヨッパライ」の人だよとか、「家を作るなら」の人だよとか、「あの素晴しい愛をもう一度」の人だよとか・・・う〜ん、これでは全く説明になってない。先駆的であり且つユニークであったが故、他の存在を用いて例える事ができなという事実が、その全てを物語っているのかも知れない。合掌。

サディスティック・ミカバンド:タイムマシンにお願い

2296/04/10/2009
 痛みはだいぶ収まって来たけれど、激痛が走るんじゃないかと恐くて、まだトボトボとしか歩けない。なんだろな、ちょっと無理が祟ったのかな。体は元気だけど、歩けないってのはホントつまんない。はぅ。

 動けない時は映画でも観るしか無い。そんで買いしておいたDVD「バンテージ・ポイント」を観る。米大統領が狙撃された瞬間とその前後を、性別・国籍・職業全てが異なる8人の視点によって描くというスタイルの作品。90分のコンパクトな映画ではあるものの、しっかり作られていて、これがなかなか見応えがある。こういう、あまり奥深い訳じゃないけど、観るに耐え得る作品ってのがもう少し沢山あると良いんだけどね。お勧め。★★★☆☆。

 続けて「ダークナイト」も観る。言わずもがなバットマンシリーズの(現時点での)最新作。劇場でも観たのだけれど、とにかく金の掛かり方が全然違う!。それにしっかりと見応えもある。クリストファー・ノーランってやっぱ才能あるね。アメリカの置かれた現状、世界の警察を名乗ろうと言う正義が、結果として悪を助長させてしまうという矛盾、苦悩をバットマンに重ね合わせていて、今作られるべきヒーローものとして後世に語り継ぐべき名作である。故ヒース・レジャーの名演はもはや伝説的。これを超えるバットマンを作るのは難しいんじゃないかな。★★★☆☆++。

2295/02/10/2009
 数日前から右足の甲の奥になんとなく違和感があったのだが、今朝になって自力では立てない位の激痛が走る。イテテテテ。こりゃただ事じゃないと思い、会社を休んで病院へ。歩けないもんだから病院へ行くのも一苦労だ。診察の結果、くるぶしの下辺りの腱が激しく炎症しているとの事。痛風の可能性も無い訳じゃないけれど、痛風って歩こうがじっとしてようが、とにかく風が吹いただけでも痛い(だから痛風)だから、たぶん違うでしょうと。あんまり痛いので骨折してんのかと思ったけど、まあ腱を痛めてるってことで取りあえずは安静に。痛み止め飲んで、湿布貼って、とにかくじっとしている。動けないからじっとすてるしかないんだが。ん〜なんで痛めたんだろ。全然心当たりがないのが気になる。
2294/23/09/2009
 なんとか5連休を死守。直前の攻防はホント、死守って感じだった(苦笑)。

 久々に実家に帰省。遅ればせながらの墓参りと、母親への誕生日プレゼント贈呈。弟夫婦と一緒に和やかな夕食。何て事は無い時間だけど、こういうのが一番穏やかな気分になれるね。もうちょっとマメに帰省できると良いんだけど、ここ最近の週末は疲労回復が精一杯なんだよねえ。もうちょっと余裕のある日常の過ごし方を考えないとな。

 あと、相方と家で映画をたくさん観た。「シックスセンス」は相方がDVDを衝動買い。たまたまCSで放映してた「アンブレイカブル」。偶然にもシャマラン繋がり。この頃のシャマラン作品はしっかりと面白いんだよね。これ以降から作品を重ねるごとに完成度が低くなって行ってるような気がする。「ハプニング」とか酷かったもんな、とか思い出す。「007慰めの報酬」は僕がDVDを衝動買い。劇場でも観たんだけど、ちょっと展開が複雑な部分があるので、これは2回観た方がイイね。壮大なロケ、CGに頼らない本格アクション、斬新な(でもちょっとトゥーマッチ気味な)カット割など、ちょっと近作では他に例のない見応えがある。次回作は来年か?。続けてまたまたCSでやってた「レッドドラゴン」。これも劇場で見たんだが、レクター博士シリーズは、どれもそれぞれの色があって、それぞれで楽しめる貴重な作品群である。この頃のエドワード・ノートンって良いねえ。最後はこれまたCSでたまたまやってた「ハッピーフライト」。だ、だ、だ、駄作。酷い、酷過ぎる。バード・ストライクが起こってちょっとピンチだったけど、結果大丈夫でした!ってだけの話。各所に挿入されるエピソードもあまりにも陳腐。たぶん監督のスキルの問題だと思う。

 我が街、豊洲にはDVDレンタル屋が無いのだ。最近ではネットレンタルが流行っているようだけど。独身時代のように毎週末、必ず映画が観られるとは限らないので、今の料金体系はちと気が引ける。ちょっと割高でも良いから、1枚単位で課金してくれるようになると良いんだけどねえ。あとはApple TVの映画オンライン配信が日本でも実施されないかな。これがもし始まったら即買いなんだけど・・・

 たいぶ話が逸れてしまった。連休最終日は相方とIKEAへ買い物。あれもこれも、いろいろ買い漁った割には、総額はほどほどでさすが格安だなと思う。見て回るだけでも結構、楽しめるしね。問題は、そんなに必要でもないモノまで買い込んでしまう事か。用もないのにマクラを買い替えてしまった。まあ、でも2000円そこそこで、寝付きまでの時間に変化を齎せるんだから、こういう散財も悪くは無いのかなとも思う。

 The BeatlesのリマスタCD。引き続き堪能中だが、今更ながらmono版の魅力に取り憑かれ始めている。いいねえ、mono。良い意味での音の塊っつーか、ビートルズの面々が意図したサウンドってのに改めて感服。 それなりにビートルズ歴のある人は絶対にmonoボックスを買い求めるべきだと思う。

2293/10/09/2009
 真っ先に聴いたのはホワイトアルバムだ。その中でもBack in the USSRとBirthdayの2曲は今回のリマスターの試金石だと思っている。要はリマスターのコンセプト、例えばとことんまで音のキレを重視するのか、ふくよかな低音を整えるのか、デジタル時代の音作りに変容するのか、アナログ時代の音の再現なのか等々、どういう想いを持った、どこを目指したリマスターなのかを知るには、この2曲のにその効果が最も出やすいと思っているからだ。逆に言えば、リマスター前の音源で、僕が最もそのサウンドに不満のあった2曲とも言える。なんかね、この2曲は特にヘボかったのよ、サウンドが。

 で、結論から言うと、非常に戦略的なバランス感覚と言うか、保守の看板を掲げたリベラルと言うか、かなりギリギリ絶妙な所に着地しているな、と言う印象。あまりに大胆に変化させると古参の熱烈なファンから戦犯扱いされるし、古いままでは21世紀のリマスターの意味がない。ビートルズという世界遺産をどう修復するのか、どこまで修復するのかは線引きが非常に難しい。今回はその難題をある意味無難に、ある意味確信的にクリアしている。うん、これは世紀の大仕事としては十分に立派な結果だと思うよ。昔ながらのビートルズの音のイメージを尊重しつつ、でも21世紀型のサウンドとして通用できるように整えられている。うん、取りあえず合格。

 そもそも、ビートルズ音源そのもののクオリティーが高いってのは大きい。音質では無くて歌や楽器の録音のされ方ね。30年も前の録音なのにサウンドが古くなってないいのはエンジニアの側面は無視できない(さすがに音色は時代を感じるけど)。素材が良ければ当然コントロールはしやすい訳で、これは本当に幸運な事だ。ジョージ・マーティン、ありがとう。

と言う訳で、せっせと新しいCDをiTunesに取り込んでるんだが、気張ってAIFFにしたら6GB越えちゃったよ。う〜ん。さて、こんな立派なモノ買っちゃったので、今年はもう贅沢できないな。当面は緊縮財政が続く見込み。

2292/09/09/2009
 (^o^)v

2291/08/09/2009
 いよいよです。何年も心待ちにしていた日が来ます。スッキリした音でホワイトアルバムが聴きたい!しっかり低音のあるアビーロードを聴きたい!と何年思い続けて来た事か。ようやくその思いが実現します。楽しみだねえ。かなりの散財なので、今年はもう贅沢できないな。でも良いのだ。楽しみ。純粋に音楽的に楽しみ。こういう純粋なプチ・ワクワクは結構久しぶりかも。

 9日に同時発売されるビートルズの音楽ゲーム「The Beatles: Rock Band」のCMが凄いことになってる。ビートルズの面々がアビーロードを闊歩する!。

リマスターCDのプロモフィルムもなかなかシャレてます。

2290/05/09/2009
 嫁のバースデー祝いで銀座でちょっと贅沢なお食事。たまには良いでしょ、こんなのも。なんつーか、こういうシャレた店で、次々出されるチビッとずつの料理を次から次へ食すスタイルにどうしても慣れんなぁ。そんなビックリする程、美味しい訳でもないし(まあ普通に美味しいというか)。こういうのは料金に雰囲気とか心持ち分が入ってんのは分かるんだけど、なんかこう途中で飽きちゃうんだよねえ。みたいな話をしたら、嫁も同意見だった(苦笑)。という事で次の機会はちょっと豪華なしゃぶしゃぶに決定して、夜は更けるのでした。
2289/30/08/2009
 またまた久しぶりの更新ですが皆さんお元気ですか?。僕はヘトヘトです(苦笑)。やっと下期の予算編成(第一次)が完了。第一次ってことは、第二次、大惨事もとい第三次がある訳で・・・。まだ、予算という永代の知れないモノの10%ぐらいしか理解できてないような気がする。これを一人で組めるぐらいにならんとイカんのだよなあ。何年かかるんだろう。予算のバタバタの中においても、いつも通りの山盛りの事務作業や手続き、トラブル対応、関係各所との調整、そして近未来のイメージ作り、そして3年5年度もイメージ作り・・・ってこんなに出来るかっ!。管理職の仕事量とか考えなきゃ行けない範疇って、ハンパないな。頭パンクしそう。

 最近、気付いた事。人って大雑把に「熱のある人」と「熱の無い人」に分けられると思うのだ。前者は所謂、情熱的な人。どちらかと言うとガキ大将タイプで、皆を率いて「おーい、こっち行くぞぉっ!」って自信を持って言える人。割とはっきりした「次の自分はこうなりたい」というイメージが描けている人。そして後者は、良く言えばクールな人。宴会の仕切りとかが得意じゃない人。割と明確な価値観はあるんだけど、将来の具体的なイメージをあまり抱いてないけど、降り掛かる火の粉は容赦なく振り払いますよ、という感じの人。

 僕は明らかに後者なんだな。リーダーシップとか超苦手分野。いや、苦手では無いな。皆が同じ方向を向いてて、一旦突き進み始めたら、そこからの荒波はいくらでもこなして行く自信はあるんだけど、皆を同じ方向に向かせるのが・・・苦手というか好きじゃないというか。これまでは、やる気の無い奴はやる気が無いなりにやれば良いじゃん、僕は僕なりに一生懸命やるだけだし、人の事なんか知らんもの・・・みたいな感じだったけど、この考え方は管理職では許されないんだな、絶対。各人の考え方をあまりに尊重しすぎると、全体としてコントロールすることはできないし、その逆だと個人の能力を引き出せなくなってしまう。その辺りを汲み取ってくれる仲間もいるけれど、皆が皆理解してくれる訳でもない。最終的には皆、自分が正しいと思っている・・・う〜ん違うな、正しいと思ってる訳じゃなくて、皆自分なりの価値基準を持っている訳で、それを元に善し悪しや好き嫌いを判断するんだから、思いとか方向性を合わせるのって本当に難しいよね。つか不可能に近い。良い意味で少しずつ妥協点を探りながら、各個人とコントラクトしていく、、ってのが正解なのかなあ。まだ分からない。

 とにかく、熟考する時間が全然取れない。いろいろゆっくりアレコレ考えたいんだけど、とにかく時間が足りない。朝、「あ、トイレ行きたい・・・」って思って、なんだかんだバタバタで行けなくて、結局トイレ行ったのが夜だったりする・・・って言えば分かるかな。やっつけても、やっつけてもニョキニョキ仕事が生えてくる。永久ループのようなこの状況がちょっと恐怖ですらある。

2288/22/08/2009
 映画「HACHI 約束の犬」を観に行く。せっかくの休み、映画でも観に行くか!と相方と意気投合したのだが、まあビックリするぐらい今見たい映画が上映されてないんだな。で、消去法で残ったのがこの作品。ストーリーとかはおなじみのアレである。主人公の犬も秋田犬だし、オリジナルとなーんにも変えてないところが逆に潔い。まあ、想像を下回らず、上回らずの作品。今、我が家ではリチャード・ギアがハチ公を呼ぶ時の口調「ハーツゥィーッ!」って言うのが流行ってる(笑)。★★☆☆☆

Hachiko: A Dog's Story Trailer

2287/12/08/2009
 夏休みで相方の実家である大分へ。いろいろ頑張って3日間の夏休みを死守、その全てをココに投入なのである。場所は大分空港から車で1時間程度の安心院(アジム)という場所。ワインとすっぽん料理で有名なのだそうな。お母さんから送ってもらった葡萄(山盛り)は、上手く言い表せないが、とにかく抜群に美味かった。

 2日目にお母さんと三人で宮崎の高千穂峡へ。最近の宮崎ブームもあって、神秘的で美しい癒しのパワースポットとして人気なのだそうな。意気揚々と車で実家を出発したのだが、当たり前だが大分から宮崎って結構距離あるのだ。到着する頃にはもう皆クタクタ。それに、高千穂峡ってここ最近急激に注目され始めたんで、もうもの凄い人なのだ。「峡」ってぐらいなのでエラい山奥な訳で、駐車場なんかチョコっとしかないし、もう大変。でもまあ、高千穂峡それ自体は奇麗な場所ではあったよ。できれば人数の少ない、例えば平日の早朝なんかに行くのが正解なんだと思う。

2286/06/08/2009
 相方が入手してくれたチケットで神宮花火大会へ。よくよく考えたら、東京のど真ん中で、それも別に水辺でも無い所でバンバカ花火を打ち上げるってのも凄いよな。神宮球場では、プレイベントとして郷ひろみが登場。アップテンポな曲ばかりで固めた30分強のステージは、まあ一言で言えば営業なんだけど、それにしても凄まじい完成度。ン万人の観客を一人で(この日、演奏は完全にカラオケ、ステージには郷ひろみ一人だけ)保たせるってのも凄いよな。そして「花火カモーン!」のかけ声とともに花火大会のスタート。神宮のは初めて見たけど、なんつーか野球場で見る花火ってのも奇妙なもんだ(笑)。正直、あんま情緒とかそういう類いのモノは全く無いよね。機械的というか、次々打ち上げられて、次々見なくちゃって感じ。そういう特異な空間を楽しめるかどうかがポイントになる。こういう場合、僕は逆の意味でも楽しめちゃうんだけど、相方は早々に飽きてた(苦笑)。
2285/08/01/2009
 戸田市花火大会と併せて友人宅にて飲み会。マンションの暗影に挟まれた空間から花火の大輪を臨む風景は、室内からだと音まで遮られて殊更、非現実的な映像として映る。まあ、花火鑑賞は二の次で、気の置けない友人らとの緩い会話が何よりの楽しみである。友人夫婦の王子様は、あともう少しで自立歩行のフェーズに移行しようかというところ。あんま人見知りしないんだよね。将来大物か?。奥さんの料理はいつもの事ながら、しかし抜群の安定性を保持した美味しさ。いつもサンキューです。学生時代からこうやって集まっているメンバだが、年を重ねるごとに各人の生活が少しずつ変化する中、こうして変わらない風景がまだ存在できている奇跡に感謝。ホントはもう少し高い頻度で会えれば良いんだけどねえ。
2284/29/06/2009
マイケルジャクソン死去。享年50歳。

自宅で心肺停止状態だったというから、体調が思わしく無かったのか、それとも薬物の影響かなど、今は詳しい事は分からない。何がどうなっていたのだろう。最後まで謎の多い人であった。

 不謹慎なのは承知の上で言えば、ショックと言うよりは、なるべくしてこうなったと言うか、思いの外に驚を感じなかったというか、マイケルっぽい最期というか、なんなんだろね、この感覚。

 奇人と呼ばれて久しい頃でも、僕はずっとマイケルのアーチストとしての資質を認め続けていた。誰が何と言おうとも、素晴らしい作品群と、それを生み続けるパワーは圧倒的だった。

 しかしここ数年はぶっちゃけ、アートストとしては終わっていたんだと思う。スター性とか、ステージングとかはつい最近でも他を寄せ付けない群を抜いた存在だったことは間違いないが、新たな(そして超グレイトな)作品を生み出す能力という点においては、もうとっくに枯れていたんだと思う。

 他に類を見ない世界的な大成功と引き換えに背負わなきゃならなかったものは、次はそれを上回るグレイトな作品のリリースであった。いや、それでもスゲー健闘したと思うよ。「スリラー」の後の「BAD」「デインジャラス」辺りは今でも抜群のクオリティーだったと思う。マイケルを聴くってことはその時点での世界最高のサウンドを聴く事と同意だったのだ。

 しかしベスト盤の「ヒストリー」辺りからちょっと微妙になってくる。僕が「こいつはグレイトだぜ!」と感じた最後の曲はジャネットと共演した「スクリーム」だった。それ以降の作品は秀作ではあったものの、マイケルが演るべき音楽のレベルではなかった。それは事実。

 惜しむべきは、全盛期を過ぎた時期にこそ、じっくりと音楽に向き合って欲しかった。存在しているだけで、尋常ではない才能がそこにあったのだから、もっとマイケル自身の音楽をこの世に生み出して欲しかった。僕はそれをずっと待っていた。けど、それももう叶わない。

 とにかく、誰が何と言おうとも、世界最高レベルのサウンドを作り世界最高のアーチストとなり、世界最高の成功を収めたのはマイケルその人である。彼もやはり人間だった。死んでしまうんだねえ。彼の輝かしい功績と、彼が与えてくれた幸せな時間に多大なる感謝を。

Michael & Janet Jackson - Scream

2283/20/06/2009
 なかなか更新できないな。時間が無いのと、気力が湧かないのと。

 どちらかと言うと僕はお金のために仕事してるって意識は希薄なんだけど、管理職になって仕事も増えて責任も重くなって、且つ月給もボーナスも(一般職時代より)下がってる、って状況はちょっとヘビーではあるねぇ。なんかこう報われないというか、明るい話題が無いねえと言うか。

 でもそれはあんまり大きな問題では無いのだ。前述の通り僕はお金のために働いてるという意識は、多分他の人よりは希薄なんだと思う(もちろん給料出ないと困るんだけど)。じゃあ何のために仕事してるんだ?という問い。これが一番困るんだよね。夢、情熱、世間体、誰かのため?自分のため?分からない。どの答えも確信を得てないような「直感」はあるのだけど、それを明確に説明できる根拠は無いんだよな。あんまり明確には「なりたい自分」のイメージがないんだよね。これが良い事なのか悪い事なのかは良く分からない。

 どういう状況でありたいのか、というのは明確にイメージがある。思いの違う面子が集まって、それでも皆が同じゴール意識を共有して、そのために皆が一生懸命努力して、その力が結集したことで目標を達成する、そして皆が笑顔になる。これが僕の希望。僕のやりたいこと、僕のいたい場所。その裏返しとして、妬みとか陰口とか傲慢さとか小馬鹿にした態度とか、そういうのがとにかく嫌い。ホントやだ。うんざり。プライドを持つってのと、他人を蔑むってのは全く違うんだよ。最低限の秩序、敬意ってのは必要。

 ここ最近、僕は変わったのかも知れない。いや、たぶんに変わってるんだろう。少なくとも考え方の基準値は少なからず変更されてるし、判断基準のパラメタも大幅に追加になってる。自ずとアウトプットは大きく変化して然るべきだ。でもそれは「僕が変わった」ってのとはちょっと違うんだな。逆に僕はあんまり変わってないとも言える。いろいろ深く考えさせられたけど、僕が以前と変わったように見えるのと同じぐらいに、僕から見た周り宇の雰囲気は以前から大きく変わっているように見える。どっちも変わってんだよ。たぶんそれが答えなんだとは思うけど、例えその答えが合っていようと間違っていようと、それはもはや重要じゃない。それに、その事を受け入れようが受け入れまいが、今という瞬間はは次の今へと次々に進んで行くのだし。

 各人が各人、それぞれ思いはあるのは分かるんだけど、要は「今、そこにあるあらゆるモノや状況の殆どは、何の理由もなくそうなっている訳じゃなくて、その殆どにはそれなりの由々しき事情や理由がある」って事なんだよ。ピンポイントだけ見て、そこがイイとかダメとか言う事は容易いけど、それだけで済まない事の方が殆どなのだ。それを全部説明すべきなのか、そうじゃないのかってのは、今の僕の悩みどころだね。もう少し理解されるかと思ったけど、甘かったね。こんなに難しいとは思わなかった。

 結局、いろいろ考えても、答えはまだ出そうに無いし、どうすりゃ良いかも分からない。しゃーないので、また日々少しずつ悩んで、少しずつ前に進むしかないんだろうなと。とにかく、僕がブレ無いようにしなくちゃね。チャールズ・シュルツの言葉「君は、自分が間違っているんじゃないか?って考えた事があるかい?」を忘れないようにしてね。

2282/19/06/2009
 遅まきながら、数年ぶりにロッキング・オンを買った。題して「1969年、ロックの全てはここから始まった!」。ZEP、Beatles、Stones、The Who、Jimi Hendrixなどの記事と、リアルタイムにロンドン在住だったピーターバラカン氏と渋谷陽一の対談記事など、結局いつもながらのZEPバンザイ記事ではあるものの、なかなか読み応えがある。1969 年リリースアルバムのレビューも良い。

 しかし1969年、こうやって列挙されると何だったんだこの年は?と改めて思う。

 ここの事項はそれなりに知っているけれど、こうやって時系列に並べられるとちょっと圧巻だ。そういう意味でも良い企画だと思う。
2281/13/06/2009
 結婚記念日ってのは入籍した日?挙式した日?。

 挙式一周年ってことで、相方と銀座で少しリッチなお食事。こういうときだなー、あー僕ってお酒飲めれば良かったのに〜って感じるの。ワインとかシャンパンとかね。まあ、無い物ねだりをしても仕方ない。水を頼んだら、見た事も無いような立派なボトルに入ったミネラルウォーターが出て来てちょいビックリ(あの水、幾らだったんだろう・・・)。こういう日はこれからも大事にしていきたいなと。しかしもう一年かぁ、早いねえ〜。

2280/13/06/2009
 毎朝、ゆりかもめに乗って通勤しているんだが、潮風公園の脇を通り過ぎると、森の中から突然、等身大ガンダムがニョキっとそびえ立ってるのが見えて、これが何度見てもやっぱ異様だ(苦笑)。非日常な景色。リアルなんだけど、なんか笑いを堪えきれないと言うか、なんだろね?この感覚。

 ガンダム世代ではあるんだけど、僕はそんなに思い入れは無いのでアレなんだけど、やっぱ好きな人は一回はこの目で見たい!と思うのかな?。であれば、豊洲からゆりかもめに乗って、潮風公園に向かうコースをお勧めします。ワクワクすること請け合い。

2279/05/06/2009
 映画「スタートレック」を観に行く。TVドラマの「LOST」や映画「M:i:III」「クローバーフィールド HAKAISHA」で今乗りに乗っている監督、J・J・エイブラムスによるスタートレックの「はじまり物語」的作品。 カーク船長とミスター・スポックの出会いと確執、友情が描かれる・・・となればスタートレック・シリーズのファンならもうワクワクである。そしてそれをJ・J・エイブラムスが撮る、となれば歴史あるシリーズの斬新な新解釈が期待できそうだ。

 この監督の作品は「LOST」の数話分と「クローバーフィールド」を観たことがあるのだが、確かにそれなりの力量がある人だとは思う。がしかし、どちらもグッとくるコンセプトありきの作品ってところが実はポイントのような気がする。映画として面白かったというよりは、こういう映画の撮り方って面白いよね、っていう。良く言えばアイデアマン、悪く言えば策に溺れやすい体質、とでも言えば良いかな。

 で本作。前評判はすこぶる上々。曰く「シリーズファンでなくとも楽しめる作品」「コアなスタートレックファンも大満足」。もちろん僕は後者な訳で、意気揚々と劇場に足を運んだのである。

う〜ん、つまんね(苦笑)。

 なんだろなー。良くできてるんだよ、確かに。これまでのシリーズとの辻褄も上手く合わせているし、演出も悪くない、セットの造形もSFとリアルのバランスが取れたセンスの良い仕上がり、若き日のカーク船長たミスター・スポックも見事な熱演。その他の脇役陣も良い感じ。 でもね、なんかこうシックリ来ないんだな。これ、「コアなスタートレックファンも大満足」するのかな、ホントに?

 上手く言えないけど、スタートレック・シリーズに固有の「壮大な宇宙ロマン」というような何かが、この映画には無いんだな。夢物語的な、目をキラキラさせてくれるような、ザ・SFみたいな感覚がどうも足りないような気がするのだ。リアリティが増した分、脳内補正で補っていた夢の部分が失われてしまったのだろうか。なんかねー、スタートレックって感じがしなかったんだよ。フツーのSF映画。今どき過ぎる・・・とでも言えば良いか。

 作品の構造としては「007カジノロワイヤル」と共通項があって、どちらも「有名なヒーローのはじまり物語」的作品なんだけど、本編ではその後の主人公(皆が知ってるヒーロー)にその人物が如何にして成長したかの過程を描いていて、最後の最後でその人物に成り得た瞬間にお馴染みのテーマ曲が流れる、という構成になっている。この「スタートレック」も最後にお馴染みのテーマ曲が流れてエンディングを迎えるのだが、「007カジノロワイヤル」のようにはここでグッと来なかった。なんだろな、この作品とこれ以降の(つまりこれまでのシリーズ)の作品とが、僕の中では上手く繋がらなかったのかも知れない。直感的に「なんか違う」と。

続編が決定しているらしいのだが・・・次は観に行かないかも知れない。個人的には★★☆☆☆。

 続けて、映画「ハゲタカ」を観に行く(久しぶりの映画の梯子)。NHKの連続ドラマとして高い評価を得た作品を、満を持しての映画化。ドラマ版はハッキリ言って抜群に見応えがあった。その後も数回に渡って再放送されているのだけれど、その都度ついつい見入ってしまう程である。近年まれに見る傑作であった。そのクオリティの多くを担っているのが、主演の大森南朋。TV版では外資系のハゲタカ・ファンドとして冷静沈着で且つ激しい金融攻防を繰り広げるシーンは正に熱演と呼ぶに相応しく、他のドラマではちょっと見られない、希少な存在である。

 今回の映画では、中国系ファンドにTOBを仕掛けられた日本を代表する自動車会社の救済のため、金融業界からの引退を撤回して再び表舞台に帰ってくる「かつてのハゲタカ」としての役回りである。ドラマ版での登場人物もその役柄のその後としてストーリーに自然に絡ませる事で、TV版と映画版を上手く連ならせることに成功していると思う。

 がしかし・・・期待が大き過ぎたせいか、あんまり手に汗握らなかったんだよねえ。役者陣は相変わらず良い感じなんだけど、ちょっとプロットが安直だったかなぁ。なんかこう命をかけた頭脳戦!って印象があまり感じられなかった。オチもちょっとシックリ来ない感じ。おしい。★★★☆☆

2278/26/05/2009
 なんつーか、どーも疲れが抜けないんだよねえ。肉体的には今はそれほどヘビーなタスクでは無いはずなんだけど、なんかこう得も言われぬ怠さを感じる。こうなるとこれはきっと気持ちの問題なんだろうなと。う〜ん、自分で自分に期待してる自分の動きができていないと言うか、期待されているであろう動きをできていない自分をスゲー感じるというか。日々、勉強なのでそんなもんすぐにあれもこれもできる訳ないんだから、そんなに焦っても仕方ないって事は頭では分かっているんだけど、そういう言い訳がまかり通る程、ヌルい日常では無い訳で。「いやいや、そのやり方は僕は知らないんですから、できませんよ」とか「では、そのやり方を教えて下さい」と悠長に言えた頃が懐かしい。覚えなきゃ行けない事が行列待ちになっていて、間に合わなくて端からこぼれ落ちて行ってる感じ。まだまだ模索の日々。これに慣れてくる日がいつか来るのかねえ。コントロールしなきゃいけない沢山の事に、自分がコントロールされているような状況が日々、ストレス。立ち止まりたいけど立ち止まれない。やっぱ、一日1ミリずつでも前に進むしかないんだろうな。こういう鬱々とした気分を自分でコントロールすることも僕の課題。

David Bowie and Queen - Under Pressure

2277/23/05/2009
 久しぶりに母親とお出かけ。とあるイベントに一緒に参加するために、早起きして大宮まで行く。最近、なかなか会えなくてちょっと気がかりだったのだが、元気そうだったので取りあえずは一安心。イベントは正直、退屈だったけど。しかし大宮・・・やっぱ遠いな。
2276/17/05/2009
 遅ればせながら、映画「スラムドッグ$ミリオネア」を観に行く。言うまでもなく本年度オスカー8部門受賞作。作品については、もう文句無し。これぞ映画というエッセンスが集約されている感じだ。なんつーのかな、ちゃんと質が高くて且つちゃんと楽しめて、でも押し付けがましく無いし、技法的にもとても優れている、とにかく良質な作品。これが完全にインド出資の映画で、出演者もスタッフもインド人で、監督はイギリス人で、そんでこの完成度で且つオスカー8部門ってところが、この作品の面白さと同様に興味深い。これはある意味、ハリウッド的なモノの終焉の象徴でもある。監督のダニー・ボイルは前作「ビーチ」でハリウッド的な映画作り(で且つ失敗作であった・・・)に完全に嫌気がさして、今回はそれらを一切排して、ある種のゲリラ戦(資金、撮影、配給など)を展開した訳なんだが、そうでもしないとこういう作品が作れなくなっちゃってる、という事なんだろうなと。とにかく、そういうバックグラウンドも含めて静かに痛快である。自信を持ってお勧め。★★★★☆++
2275/08/05/2009
 夕方、コーヒーを買いに会社の1階に出たら、巨大にそびえ立つ虹に遭遇。こういうちゃんとした虹を見るのは久しぶりかも知れない。子供の頃はもう少し見かけたような気がするんだけど、それは気候の変化なのか、昼間に出歩く機会が減ってるからなのか、虹に出会う運が下がってるからなのか。

 連想ゲーム!。虹 -> レインボー -> リッチー・ブラックモア -> テケテケ早弾きギター -> 寺内タケシ -> ブルージーンズ -> ブルージーンズ・メモリー -> マッチ -> マッチのマーチ -> 名称を公募 -> 段田男 -> 今は大工 -> カーペンターズ -> アメリカの光と陰 -> マイケル・ジャクソン -> ネバーランド -> Never -> MIE -> ピンクレディー -> スーパーモンキー孫悟空 -> スーパーモンキーズ -> MAX -> マッドマックス -> ティナ・ターナ -> フィッシュバーガー -> 踊ろよ、フィッシュ -> 腐ったゆでたまご - >キン肉マン -> 日テレの朝 -> モーニングサラダ -> 西城秀樹 -> ロッド・スチュワート -> サッカー -> 作家 -> 筒井康隆 -> 最後の喫煙者 -> 飽きたので一服するか。

2275/04/05/2009
 4日から6日まで堂ヶ島温泉に行って来た。思い切って贅沢なコースを選んだので、ちと財布が痛いのだが、その分とてもゆったりした旅行になった。生憎、天気が冴えなかったのだけれど、旅館の窓からの眺めはなかなか良い感じ。時間帯によって窓目に映し出される景観は刻一刻と変化して行き、干潮時には島へ連なる小道が現れるのであった。夕暮れとか夜明けとか、なかなか神秘的な景色。

 こういう旅行の段取りって下手なんだよな、僕。もっと上手くやれば安くて良い場所をセッティングできるんだろうけど、あんま経験無いので・・・。来年はもう少し早めに準備しよっと。

2274/03/05/2009
 忌野清志郎、死去。享年58歳。まさかとは思っていたが・・・合掌。

 どっちかと言うと、RCは僕よりもちょっと上の世代がジャストであって、僕が知った時には既に日本ロック界の凄い人って感じだった。初めて知ったのは確か中学生ぐらいじゃないかな。第一印象は正直、良く無かった。化粧はしてるし、変な衣装だし、歌い方も変だなと思った。話し方もなんかワザとらしいというか、ロックスター風を気取っているように感じられた。今思えば、当時の僕には消化しきれなかったのだろう。誰にも似ていなかったし、誰かと照らし合わせて認識されることを拒否しているような存在だった。

 もう忘れちゃったのだが、そんな食わず嫌いな状態から、ある時を境にパシッと清志郎という存在、と言うかなぜここまで支持されているのか、なぜ特別な存在なのか、という事が分かった気がした瞬間があったのだ。なんだろなー、言葉で説明するのはほぼ不可能なんだけど、何故この人はこんな風に音楽を演っているのか、という理由と言うか、そのスタイルの意味がちょっと理解できたような気がしたのだ。そしてそれは、僕にとってもカッコ良いものだった。ロックな生き方・・・あー言葉にすると陳腐過ぎる。

 例えば生放送中に君が代を突然歌い始めちゃったり、原発反対のレコードが発禁になったり、そういう諸々の事ってちょっとズレると、もの凄くカッコ悪い事になっちゃうんだけれど、忌野清の行動にはわざとらしさが感じられなかったというか、確信犯的な計算(それもイヤらしい計算)が全く見えて来なかったというか、全てが全て自然体に思えたのだ。かと言ってそれが極端に政治的では無いという立ち位置、もっと言うと「アンチ」というキーワードに集約しちゃえば、あとはロックだから良いじゃんと言うか・・・う〜ん。とにかく、清志郎にとっては「おれが如何にロックであるか」という事が重要だったんだろうなと。そしてその思いがどこまでもピュアだった事が、そしてそれに気付いた人々から熱烈に支持されていたんじゃないかなと思う。僕が支持していた部分はそういうところ。

 だから、RCはロックだったし、タイマーズもロックだったし、HISもロックだった。故に忌野清志郎は忌野清志郎というロックだったのだ。ロックはサイコー、愛し合ってるかい!これなのだ。ロックという楽園を夢見続けた求道者。そういうイメージ。比べられないけど、矢沢永吉とか佐野元春とか、形は違うけど作法としての類似性を感じる。そそ、この二人ついても、ある日突然、その存在を僕なりに消化できたんだっけ。そしてそれなりにリスペクトするようになったのだ。

 僕が清志郎に気付いたきっかけの一つは細野晴臣と坂本冬美との企画ユニットの「HIS」であった。このアルバムは名作であると同時に、紛れも無くロック(ジャンル的な意味ではなくて)であった。正に奇跡の1枚。今でも愛聴盤である。

HIS「パープル・ヘイズ音頭~500マイル」

 58歳はとにかく早過ぎる。もっと年齢を重ねて60歳、70歳のロックスターを観たかった。とにもかくにも、それが残念でならない。ご冥福をお祈りします。

2273/02/05/2009
 なんつーか、突っ込みどころ満載というか、ここまでインパクトをコントロールしている手腕に感服というか、キャラクターに性能という尺度があるとすれば、こいつはドーピングぎりぎりのラインで辛うじて合格というか、とにかく凄いキャラクターだ。奥さんと買い物中にビレバンで偶然に見付けて、ほぼ二人同時に気に入ってしまった、というこの独特の魅力は筆舌に尽くしがたいものがある。あなたは誰ですか?(笑)。今は相方の携帯ストラップとして活躍中。さすがに僕は付けられないっす。
2272/26/04/2009
 いろいろあって、早4月末。なんつーか、立ち止まってゆっくり考える時間が全然無いよなと。いやマジで毎日が必死。パンクさせないようにするので精一杯。まだまだ、自分でコントロールしている感覚は無いな。

 話変わって、ウチの相方は古畑任三郎のファンなのだ。と言うか、多くの人はそれなりに好きだろうし、僕にとってもフェイバリットなドラマの一つなんだけど、相方はちょっと違ってて「今、観たい!」と思ったら、その思いを貫徹するタイプなのだ。でもって、今更ながら古畑任三郎BOXセットをコンプリート(笑)。ここ毎日、ずーっと数話ずつ鑑賞している。

 まあ、二人ともどのエピソードも1回は観ているんだけれど、こうやって立て続けに観るとエピソード間の関連が少しずつ巧妙に張り巡らされているのが分かる。1話目の小道具があとの回にこっそり登場したり、赤い洗面器の伝説が始まった瞬間とか。さっきやっとエピソード1を見終わったところ。当面はコンテンツには困らなくて済むね。

 最後期のプログレ・スーパーバンド、U.K.の来日が決定!?。ってオリジナル・メンバーはエディ・ジョブソンだけじゃんか。これをU.K.と読んでいいのか。さすがにこれは違うと思うんだが・・・

 ずっと録り貯めておいた映画「男達の挽歌」三部作を観た。パート1は学生時代(?)に観た事があって、その時の印象と同じく「荒削りだが、他の香港映画には無い何か特別な空気感がある」が同じく感じられた。ジョン・ウーやチョウ・ユンファの出世作だけあって、やはりこの作品は特別だった事を改めて確認。がしかし、その後がグダグダ。まずパート2だが、パート1で死んだチョウ・ユンファの双子の兄弟が出てきた時点でチョーさんよろしく「だめだこりゃ」な感じ。どこをどう観ても二流の香港映画だった。そしてパート3はもっとヒドくて「男達」ですらない(苦笑)。まあ、これは邦題の付け方の問題なんだろうけど、ともかく作りが酷い。三流の香港映画。「男達の挽歌」は1本目だけ観れば良いです、という注意喚起でした。

2271/04/04/2009
 ザ・ビートルズの全オリジナル・アルバムがリマスターされ2009年9月9日にEMIミュージックから全世界同時発売!

 やった!ついに来た!。この日をどれだけ待っていた事か。とにかく、ホワイトアルバムをまともな音質で聴きたいぞ。その次はちゃんと低音のあるアビーロードだ。取りあえず、9月までは死ねない。

2270/04/04/2009
 やっと暖かくなってきた。

 ウチのバルコニーから東雲水門が見えるんだけど、そこの脇の小島にポツンと桜の木が植えられていて、春になると満開の花を咲かせるのだ。でも、そこの小島はもちろん立ち入り禁止領域であって、こうやって上から眺めるだけなのであった。でも、ちょっとした箱庭的な感じで、これはこれでなかなかオツなもんです。春よ来い。

2269/23/03/2009
 デジタル放送が本格化して来ている昨今、テレビの標準機能である「番組表」を利用する機会が多くなった。で、気になる点が。番組表がテレビで見られるのは確かに便利なんだけど、そこに記述されている番組説明がどうにもこうにもオザナリではないか。例えば、毎週ゲストが来る番組だったら、その週に誰が来るのかを一番知りたい訳じゃない? でも、そういう番組説明の多くが「毎週、豪華なゲストと共に・・・」みたいな固定の説明文だったりする。意味ないじゃん!。映画の場合も、作成年とかストーリーの簡単なあらすじぐらい説明されてても良いと思うんだけどね。せっかくのインフラなのに、今ひとつ利用者に還元されてないのがどうにも。

 あと、いくらなんでも通販番組、多すぎないか。もうちょっと何とかならんの?

2268/22/03/2009
 朝からブンブンと部屋の外で轟音がいつまでも鳴り続けていてウルサいなあ、と思っていたら、ヘリコプターがウチの真横の空中で待機飛行(?)していた。バルコニーに出てみると、窓から臨む東雲橋の辺りが妙に賑やか・・・とここで気が付く。今日は東京マラソンの日なのであった。生憎の天気で皆さん大変だったろうねえ。去年も悪天候じゃなかったっけ。それにしても、マラソンだけでこんなに騒がしいんだから、オリンピックが来ちゃったら、そら大変な事になるんだろうな。うちの近所は「オリンピック****建設予定地」の看板があちこちに立ち並んでいる。来ないって決まっちゃったら、この広大な空き地はどうなっちゃうのだろう。そんな事を思う日曜日の午後。
2268/21/03/2009
 嫁さんと横浜中華街に行って来た。何度来ても、ここは自分が何処にいるのか今ひとつ分からないのだ。で、いろいろ徘徊した挙げ句、まあこの辺で良いか!って感じで目に付いた店に入る、ってな事が多い。今回もご多分に漏れず、飛び込みで店に入ったのだが、それでもちゃんと美味しいのが良い。店を決めて狙い撃ちで行くのも良いけど、僕はこういう気ままな感じが気に入っている。フカヒレ・チャーハン美味かった。
2267/14/03/2009
 ディズニ・シーに行って来た。残念ながら天気はイマイチだったけれど、前回乗り損なったアトラクションを堪能できたし、且つ今回はどちらかと言うと、地味な施設を見て回れたので楽しかった。

 今回の発見その1:フォートレス・エスクプローション。迷路のような要塞を特に順路もなく見て回る施設。巨大なフーコーの振り子が突然現れたりして、意外に楽しい。すげー地味。でもこういうの好き。

 今回の発見その2:リフレシュメント・ステーション。「海底2万マイル」の側の、誰も気が付かないような入り口を下って行くとある休憩所。フードメニューがターキー・レッグと焼き餃子しか無いってのが謎。

 今回の発見その3:センター・オブ・ジ・アース。とにかく気味の悪い、地下生物の造形がコンセプト不明。その不快な空間をノロノロ進んでいたかと思ったら、急激に上昇して火山の頂上へ、そして急転直下。なんだこれ?意味分からん。

 今回の発見その4:レイジング・スピリッツ。インディー・ジョーンズの横のジェットコースター。こんなに小さい宙返りコースターは、ある意味で貴重。宙返りの様子が外から見えないように作られてるのがニクイ。

 今回の発見その5:オープン・セサミ。アラビアン・コースト入り口にあるフードストア。胡麻チュロスが美味い。

 今回の発見その6:キャラバン・カルーセル。2階建てメリーゴーラウンド。意外に高速で、写真の手振れが酷い。

 今回の発見その7:マーメード・ラグーン・シアター。順番待ちは真ん中の扉へ、座席は中心部に向かって反対側の最前列が吉。演者が目の前に登場して臨場感たっぷり。

 今回の発見その8:エレクトリック・レイルウェイ。夜のイベント「ブラッシーモ」を電車の中から見ようとしているアナタに忠告。殆ど見えないし、音も聴こえません。

 僕も嫁も、ディズニーに思い入れが少ないので、事前の下調べも無く、行き当たりばったりで巡ると、こういう変わった発見があるのだろうか。そんな僕らでも、ちゃんと楽しませてくれる所が、ディズニーの凄さ。楽しかったっす。

2266/09/03/2009
 痛恨のミス、に今日気が付いた・・・はぁ。まだまだ数字に慣れないねぇ。
2265/08/03/2009
 いくらなんでも更新しなさ過ぎ!と思い立ち、取りあえず執筆。

 2月の中旬〜末にかけては予算編成で最大級の慌ただしさを体験。知らない概念の大量攻撃を受け、それを一つずつ理解しながら(しかし多くは溢れてしまったのだが)、大量の数字と紙と格闘し、今やってる事が正しいのかどうかも良く分からず、それを理解する時間もなく、何とかかんとか「予算」らしきものができた。これ、こんなんで良いのだろうか?というか、この手順とスケジュール感では、このレベルのものしか出力できないよ。仕方ないのだ。ゴメン。誰に謝ってんだ?

 それと並行して、某顧客のトラブル対応と、OEM元の某海外企業からの来日メンバの調整、毎月の締め処理、管理作業。どうやってもその日の作業がその日に収まらないから、作業スピードを倍にするのだが、それでも収まらない。明らかにオーバーフロー。暫くはこのペースが続くのかなあ。疲れが抜けない。あぁぁぁぁ。

 「ストリーム」がこの3月で終わってしまうんだよ。一昨年度からずっと、この番組のPodcastが僕のiPodのヘビーローテーションだったので、この喪失感は計り知れない。いやもう。ホントにガックリなんだよ。終わる事を知ったとき、マジでショックだった。それぐらい僕の中ではこのPodcastを聴く事が日常化していたし、仕事に忙殺されるウィーク・デーにあって唯一の娯楽の時間だったのだ。チョー悲しい。あぁぁぁぁぁ。

 昨日、嫁から勧められた新富町のマッサージ(?)の店に行って来た。所謂、気持ちの良いマッサージではなくて、体中の骨に近い筋肉や神経を隈無く刺激を与えて、人が本来持っている回復力を回復させる、という独自の理論に基づく方法。これが、とにかく痛い。全身の筋肉や筋などを「そんな力で押したら痛いに決まってんだろ!」という力加減で執拗に押しまくる。筋肉が剥がれそうな痛み。何度が耐えられなくてベッドから飛び落ちそうになったぐらい。終わった後は全身、ある種の筋肉痛になる。でも、これが後から効いてくるのそうな。効果の程は如何に。

2264/16/02/2009
 週末を利用して相方の実家、大分へ。お互い金曜日の夜は帰りが遅く、殆ど準備もしないまま爆睡こいちゃったので、土曜日の朝は大わらわだったのだが、何とか予定の便に間に合った(汗)。一旦、飛行機に乗ってしまえば、あとは何とかなるもんね。到着した大分空港は、これが2月か?と思うくらいのポカポカ陽気。コート着て来なくて良かった。

 実家への到着は夕方までで良いとの事で、せっかくなので別府観光へ。特にプランもなくレンタカーを走らせていると、「ようこそ地獄へ」のカンバン。「別府地獄めぐり」といって、別府温泉の中でもちょっと変わった景観を特徴とする8つの温泉を巡る観光コースなのだそうな。含有物によって青、赤、白などの様々な泉色を持つもの、間欠泉や熱泥、なぜか温泉を利用した動物園(!)まである。この8つの温泉を3時間ぐらいかけて巡るのだ(入浴は無し)。最初はあまり期待していなかったのだが、真っ赤に染まる「血の池地獄」やコバルトブルーの「海地獄」、妖怪人間ベムのオープニングを彷彿とさせる「鬼石坊主地獄」など、なかなか見応えがあるではないか。ポカポカ陽気の中、半日かけて巡るにはチョウドイイ感じである。スタンプラリーをコンプリートしたりもして、久しぶりに観光気分を味わった。

 夕方、実家に到着。お母さん、お元気そうでなにより。お爺ちゃんも元気そう。御年98歳。明治末期の生まれ。侍から宇宙飛行士まで。凄過ぎる。お坊さんと一緒に仏壇にお経を唱え、夕食をとった後、ちょっと横になっていたらそのまま深い眠りに落ちてしまった。疲れてたのかしらん。子供の頃に、動物園に行って一日はしゃいで、帰りの電車で眠っちゃう感じ?。楽しかったぁ。

2263/26/01/2009
 頭の痛い問題、課題が次々と現れ、僕の後ろに長蛇の列をなしている感覚。やってもやっても追いつかない。なんだろな、まだどこかで待ち行列をゼロにしたい(物理的にできる訳無いんだが)、全てをちゃんとこなしたい(物理的にできる訳無いんだが)という思いが心の隅に残っちゃってて、その状況を甘んじて受け入れなくてはならない自分への思いが、この酷く気が重くなる原因なのだろうか?。自分が凄くユックリ動いているノロマのように感じる。川上哲治がかつて言ったという「球が止まって見える」の逆かな。

 このあり得ない状況、と僕が感じている状況が、この層の一般的な状況なんだろうねえ。風邪が強そうな場所だろうなあとは思っていたけど、自立できない程の強風だとは思わなかった。思い起こせば数ヶ月前の僕、数年前の僕はなんとお気楽な場所にいたのだろう。今の僕から見れば、まるで会社に遊びに来ているような、仕事を舐め腐っていた輩だったんだなあと思う。そのときの上司の方々、生意気言っててホントにゴメンナサイ。36〜40歳にかけて、鬱病になる確立が最も高い、というのもかなり頷ける。気を抜いたらあっという間に吹き飛ばされちゃうよ。気を抜けない。というか気負いすぎると絶対壊れるし。調整が難しい。

2262/25/01/2009
 映画「007 慰めの報酬」を観に行く。時間が無いので簡潔に所感を。前作の「カジノロワイヤル」のようなココが見所!みたいな目玉となるシーンはあまりなく、全編を通して渋く、硬派で、ハードボイルドな感触。見方によっては地味とも言えるが、見応えは十分。大人な映画です。ロジャー・ムーア時代のボンドを期待して行くと、全然違うのでビックリすると思う。冗談、一切無し。真剣勝負のボンド。ただ、ちょっと渋過ぎるか?。★★★☆☆++
2261/24/01/2009
 ついこないだ年が明けたと思ったら、気が付いたら一月末なのであった。今年はモーレツな一年になりそうな予感。もうなってるかも。

 高校時代の友人らと久しぶりに再会&飲み会。あぁ、こういう寛いだ時間は何ヶ月ぶりだろう。心の平穏。どうって事ない話題が殆どなんだけど、こういう心を許せる空間が僕にとってはとても大事なのだなと。今の日常には思いっきりリラックスできる時間ってホント無いもんな。一件目、鳥料理の店。美味かった。二件目、鳥料理の店(苦笑)。どんだけ鳥食うかね。美味かったけどね。またそのうちと言わず、時間が作れる時にはもっと頻繁に会いたいものです。変わらぬ関係に感謝。

2260/02/01/2009
 相方と富岡神宮まで「ウォーキング」で初詣へ。年末年始のデブデブ傾向への対策である。早歩きで40分ぐらいで到着。正月2日目とは言え、まだまだ境内は初詣客の行列ができていて、しばらく並ぶ事に。

 やっとの事で賽銭箱の前。今年の願いを4つほど。もちろん帰りもウォーキング。寒いけど、天気が良いので気持ちがイイ。屋台の焼きそばとフランクフルトと焼き鳥にパク付く。ウォーキング効果が台無し(苦笑)。

 今年の正月映画のラインナップは近年稀に見る、興味の湧かなさだねえ。この中でどれを観ろってーの?。007の新作公開が待たれる。

2259/01/01/2009
 (♪〜春の海)明けまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。<(_ _)>

 うたた寝しちゃって、紅白のミスチルを見逃してしまった。

 今年の抱負。全く先が見えないし、考えても仕方ないので、とにかく目の前の仕事を一生懸命やる。精一杯やる。誠心誠意、正直にやる。ウソつかない。それしかないし、それしかできないよ。信用って、一気に獲得できるもんじゃないし、そうやって正直にコツコツやって、少しずつ積み上がって行く(結果的に)モノだと思うから。見返りを求めない。腹を立てない。恨まない。誰も付いて来なかったら、それは自分の責任。それでダメなら仕方ない。それ以上はないもの。だから頑張る、後悔だけはしたくない。

 そして、無理しない。自分をデッカく見せない。凡人なんだから。身の丈を知り、謙虚に生きる。ブラフを使うのは本当に必要な時だけ。でも開き直らない。できないことを辛苦に受け止め、それ以降の自分のために学習して身につける。勉強。勉強は嫌いだけど、今必要なのは日々学ぶ事。勉強する。でも、無いモノをあるように見せたりしない。それが自分には無くて、今後も手に入りそうもなければ、違う方法を考える。万能なんてないんだから、自分の許容範囲を知り、ベスト・バランスを考える。ちょっとした無理は必要だが、あり得ない無理はしない。そうしないと潰れる。

 今後の人生の目標を考えよう。ボンヤリとはあるけれど、もう少しでも具体的に、次に何をすべきかの指針にできる程度には、もうちょっと分かりやすい言葉で表現できるような「目標」を考えておきたい。日々、目の前のタスクをこなし続けて、それを延々と繰り返して、振り返った時に、それが僕の人生・・・ってのも悪くは無いと思うんだけど、日々のタスクの+αになるような、暗闇にポツンと灯る小さな炎のような、大まかにあっちの方に歩いて行こう、とイメージできるような「何か」を考え出したい。この抱負は、今年中には無理かもしれない。希望。でも心にイメージを。

 最後、もうちょっと自分の楽しめる時間を「心がけて」作らないとな。一生懸命、頑張る事は大事。目標に向かって歩むのも大事。でも、自分の人生、自分の時間に、もっと楽しい時間を挟み込んで行きたい。去年はちょっと少なかった。心がけてもいなかった。もっともっと、楽しさに貪欲でいたい。趣味の時間、友人と会う時間、奥さんとの時間、家族との時間を、もっと「努力して」作り出したい。今の瞬間は今だけ、2009年は今年だけ。しっかり時間を使い切りたい。

 最後の最後、体調には気を付けよう。健康診断の結果、オールAだったけど、油断大敵。ちゃんと食べて、ちゃんと働いて、ちゃんと遊んで、ちゃんと寝る。努めてそうしたい。体は資本。大事にしないとね。

 さて、どんな一年が待っているんだろう。さあ、来い!。対峙してやるぞ!

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