1222/31/12/2001
 友人宅からそのまま実家へ戻る。破れたパンツをどうしようかと思ったが、たまたま余分なチノパンがあったので、それを拝借。年越しそばを食しながら紅白を観る、いつもと変わらぬ大晦日である。ドリフはバンド演奏こそ無かった物の、結果的には今年の目玉だったねえ。森昌子は久しぶりだったけど、明らかに歌唱力が落ちているのが分かるね。仕方ないんだけど・・・。トリは今年も和田アキ子とサブちゃん。よく考えてみると、この二人以外にトリを取れるような器の人がいないんだよねえ。演歌に元気が無いとか言う前に。そんなことを思いつつ、今年もおしまい。来年は良い年になりますように、じゃなくて良いと年にするために積極的に動きたいものだ。この決意すらいつまで続くか分かんないけどね。
1221/30/12/2001
 毎年恒例、友人宅での忘年会に参加。近所の酒屋さんに買い出しに行ったときの事、何が嬉しかったのか駐車場で飛び跳ねながら歩いていたら、何かの出っ張りに躓いてそのまま激しく転倒&横回転。突然、目の前に現れた地面にキョトンとしている僕の後方から、駐車場の係員のおじさんが「あぁぁ〜っ、だいじょ〜ぶか〜!」の声。かなり激しく転んだらしい。足下を良く見ると、パンツの膝が破けてる〜っ(涙)。転んで膝を破くなんて小学生以来じゃないか?。おまけに軽く負傷。冬物のベージュのパンツはこれしかないのに・・・とほほ。まあ、これが今年の転び納めだな、きっと。来年はきっと良い年になるよ。そう考えましょ(苦笑)。忘年会は飲めや歌えの大盛り上がり。みんなご機嫌だったねえ。例年になく潰れるのも早かったし(笑)。そのまま友人宅にて就寝。
1220/30/12/2001
 ExhibitionsにFast Sync No.27 "2002.01.01"を掲載。来年の年賀状のデザイン。これから友人宅の忘年会に出席、そのまま実家へ戻ってお正月を迎え、更にそのまま先輩宅の新年会に向かう。なぜかハードスケジュール(苦笑)。というわけで今年の更新はこれが最後。皆さん良いお年を。
1219/29/12/2001
 インターネット創世記。一躍、有名になったコーヒーポットがあった。英ケンブリッジ大学に置かれていたそれは、別室からコーヒーの残量を見たいがためだけに、当時では珍しかったWebカムでネット中継されていたのだ。その事実自体は大した話ではないのだが、インターネットの気軽さと世界的な規模が同居している様を説明するには打ってつけの材料であった。その後、ポットは壊れてしまったのだが、世界的に有名になった「記念碑」はネットオークションにかけられ、ドイツのオンラインマガジンの編集者によって4771ドルで落札された。そして今ではその姿を再びネット上で拝むことができる。意味は無い。しかし意味があるからって偉い訳じゃない。楽しい事って意味が無いことが多いんじゃない?
1218/28/12/2001
 帰宅後、何となくテレビを見ていたらF1の総集編をやっていた。最近はF1を殆ど見なくなったが、こういうのって見始めると止まらなくなるんだよね。結局、朝まで見ちゃったよ。その後、就寝。で、目覚めてみると外が暗い。時計を見ると午後4時!!。ガーン、一日棒に振っちゃったよ。買い物とか行きたかったのにい・・・。早くも昼夜が逆転してしまった。きっと今日も眠れない。困った。年賀状書こうっと。
1217/27/12/2001
 仕事納めの日。数ヶ月前から新製品の開発を進めているのだが、今年最後の日という事もあり、各部品をくっつけてダメ元で動かしてみようということになった。動いても動かなくてもいいや、って感じだったのだが、これが見事に動いたのだ!。まだまだ完成には程遠いけど、取りあえずはホッと一安心(^-^)。仕事を終えて、後輩達と内輪の忘年会。何にも考えないで行ったんだが、どこの店も満員御礼状態。そりゃそうだわな(苦笑)。やっとのことで見つけた店も、カウンター席しか空いて無くて6人横並びという奇妙な宴会となった(笑)。ふと気が付くと、僕以外はみんな彼氏、彼女がいるし最年少組は結婚間近(?)だとかそうでないとか・・・。入社当時、いい人なのに結婚してない先輩を見て「なんで?」って思ったこともあったけど、今の僕はそういう風に見られているんだろうか。とほほ。まあ、いいけどね(苦笑)。僕としてはこういう会を通していろんな人と言葉を交わせるのが一番嬉しいことだ。人間、人に会って話してなんぼだよ。何もしなければ何も始まらないしね。楽しかった。
1216/25/12/2001
 活動再開が報じられた小沢健二だが、全てをリセットするつもりなのか、これまでの旧譜が全て廃盤状態になっているという。相変わらず我が道を行くというか自己中心的というか・・・。ちなみに公式サイトがオープンしている。まだ情報は殆ど無いけど。
1215/24/12/2001
 大掃除に専念するも、床にワックスをかけるだけで3時間もかかってしまい、もうヘトヘト。気が付けば膝が擦り剥けてた(苦笑)。それにもめげず風呂、トイレと徹底的に清掃する。しかし掃除ってやりだすとキリがない。結局、時間切れになり台所と庭の草むしりは年末に持ち越しとなる。洋服の整理もしなくちゃいけないし・・・終わるのか?あああっ、年賀状を書いてない(涙)。
1214/23/12/2001
 昨日の夜に突然、中学時代の友人が遊びに来た。一緒に夕食を共にした後、学生時代の話題で盛り上がる。わざわざ卒業アルバムを引っぱり出してきて「**君と**さんが付き合ってたの知ってる?」みたいな話をしているうちに気分はすっかり中学生に戻ってしまった。でも、当時の担任の先生より自分の方が年上なんだよねえ(苦笑)。
1213/22/12/2001
 ドン!ドン!ドン!と窓ガラスを強く叩く音で目が覚めた。外を見るとチンピラ風のあんちゃんがもの凄い形相でこちらを睨みながら、僕に向かって「ふざけんじゃねえぞ!」と罵声を張り上げている。奴は誰なんだ?。突然のことに事態が理解できないまま恐怖心だけが膨張していく。しばらくすると諦めたのか彼は塀を乗り越えて去って行った。なんだったんだ?。ひとまずは安堵したのも束の間、今度はどうやって入ったのか、玄関のドアをガンガン叩きはじめた。「おい!開けろって言ってんだよ!」。僕が何をしたって言うのだ。全く心当たりがない。どうして良いのか皆目分からず、布団の中でじっとしているしかなかった・・・っていう夢を見た。この夢はどう解釈すれば良いのだろう。
1212/22/12/2001
 注文していたCDボックスセット「四人囃子 From the Vaults」が到着。未発表音源が満載で、個人的には今年一番の問題作だ。和製ピンクフロイドとして語られることが多いけれど、本人達はプログレバンドであるという意識が無かったという記載がブックレットにあったりして興味深い。確かに難解な曲構成を持つバンドは多かったけれど、独自のカラーを打ち出すことに成功したのは後にも先にも四人囃子だけだったのかも知れない。1973年の一触即発ライブテイクは壮絶の一言につきる。
1211/19/12/2001
 会社の忘年会に出席。大人数の飲み会は賑やかで良いんだけれど終わって一人になると妙に寂しい気分・・・。年々この手の宴会に対する苦手意識が強くなってきてる気がする。なんかこう居心地が良くないんだよねえ。特に理由はないんだけど。でも、宴会料理は石狩鍋だったので、これは良かったかも。一人暮らしでは鍋なんてめったに在り付けないもんね。
1210/19/12/2001
 PSION 5mx Pro日本語版。やっと発売された。でも、もう自分へのクリスマス・プレゼント買っちゃったよ(苦笑)。まあ、当分は入手困難な状態なんだろうけど・・・
1209/17/12/2001
 映画「シュレック」の特集記事。 が、そんなことはどうでも良い。問題は一番下のドリームワークスに関する記述。日本の「リング」をリメイクすることもすぐ決まった・・・なぬ!。スピルバーグがやるのか?。「インデイ・ジョーンズ4」も先週、脚本家と契約した。2年以内に出来るよ・・・なぬなぬ!。ハリソン・フォード主演でか?。もう結構なお歳なのではないかと(苦笑)。
1208/16/12/2001
 肉じゃがを作ってみた。レシピを探していろいろなページを見てみたのだが、どこも少しずつ作り方や材料が違っていることに気が付く。要はこれって言う正解は無いんだろうねえ。カレーの味が家庭ごとに違うように肉じゃがも違うのであろう。たくさんのレシピの中から一番簡単そうな物を選び、さっそく調理開始。相変わらず味付けの加減が分からないので、調味料は男らしく「適当」に(笑)。今回は鍋を焦がすこともなく無事に完成したのだが、どーも肉じゃがっぽくない感じ。いや、これはこれで美味しいし、間違いなく肉じゃがにはなってるんだが、僕のイメージしていた味とは微妙に違うのだ。違うってのは分かるんだが、じゃあどうすれば良いのかってのが分からないところが、まだまだ未熟なんだろうねえ。75点。
1207/16/12/2001
 今週末は贈り物が2つも届いた。最初はこないだ再会を果たした後輩から、その名も「マロンパイ」。「毎年栗の美味しい季節だけにお出しし、旬の味覚を存分に味わっていただくために厳選した生栗の渋皮を残し、やわらかく煮込んだ物を一つずつていねいにパイで包み焼き上げたものです」(添付の解説文より引用)。これがもう激ウマ!。6個も入っていたのだが、もう全部食べちゃった(笑)。次がこないだ出席した結婚式の二次会の先輩から。BURBERRY立派なタオルケットを頂いた。一人暮らしには、こういう物が非常に重宝するのだ。来るクリスマスには、一人これにくるまって部屋で寂しく過ごすかな(苦笑)。予期せぬプレゼントって嬉しいものだ。感謝!。
1206/15/12/2001
 ボーナスも出たことなので、自分へのクリスマスプレゼントを買ってきた。前から欲しいと思っていたPaul Smithの時計。嬉しいような、悲しいような・・・。しかし、予定に無かったニットまで買っちゃってるのはどういうことなんだろう・・・ま、いいか(苦笑)。
1205/14/12/2001
 お偉いさん達と毎年恒例の忘年会 in 横浜中華街。お偉いさんの相手はもう慣れっこになっているのだが(皆さん、根はイイ人なのでありがたい)、さすがに飲みとなると少し勝手が違ってくる。いつもどう会話に絡んでいけば良いのかが悩み所なのだが、今回はなぜか囲碁の話で盛り上がってしまい、僕一人会話に入れずキョトンとしてるしか無かった(笑)。まあ、例年よりは大人しかったのでそれは良かったのかも。しかし部長の「囲碁の戦略は宇宙に通ずる」って言葉は・・・(苦笑)
1204/13/12/2001
 今度は新宿タカシマヤのIMAXシアターが閉鎖。敗因は明らかにコンテンツの問題だろう。映画が見たくて行ったのは「ファンタジア2000」だけだったし、施設の目新しさだけではリピーターは期待できないよなあ。もうちょっと工夫の余地はあったと思うんだが・・・しかしタカシマヤ。いつの間にかジョイポリスも無くなってるし(ベスト電機になってたのには驚いたけど・・・)、デパートとアミューズメント施設の両立は難しいのだろうか。
1203/11/12/2001
 言ってることは良く分かるのだが、僕の考えはちと違う。確かに、年を食ってもカーレースに熱中するポール・ニューマンのように「やっぱりスピードだぜ!」と無邪気に言い切れる姿にはある種の美学を感じる。打ち上げ花火のように、その瞬間の最高を求める気持ちは僕にもあって、それはCDと言うよりは洋服の方だろう。買ったことで得られる物よりも買ったという事実それ自体の方が楽しい、ってやつだ。CDの場合はちょっと違って、ちょっとしたドラッグみたいなもの。言い方を変えれば、僕はコーヒーを飲むように音楽を聴くのだ。摂取してるの。ただ、それが長いこと続いて膨大な量になっただけなのである。一枚3000円として約1000枚だから・・・単純計算で300万か。確かに凄い金額だが、もう20年ぐらいかかってここまで来た訳だ。20年分のコーヒー代と思えば大した事は無いでしょ?。そんなことよりも一番気になったのは「LP」って表現。今時「LP」なんて言う人いないぞ(笑)。
1202/11/12/2001
 ジョージ・ハリスンの遺作となるであろうアルバム「伝説の肖像」は、来年早々にも発売される見込みなのだが、問題は旧譜である。現在、店頭に並んでいるのは「オール・シングス・マスト・パス」を初めとする1965年までの作品群。どうもそれ以降の作品を見かけ無いなあと思っていたら、なんとレコード会社との契約切れにより市場から姿を消しているということが判明した。確かに一般的に評価が高いのは初期の作品ではあるが、スマッシュヒットを記録した「クラウド・ナイン」まで入手困難とはどういう事なのだ?。今のタイミングでジョージのベスト盤を購入したいと思っても、ビートルズ時代とソロ初期時代の中途半端なアルバムしか手に入らないのだ。とにかく早急に何とかして欲しい。後期の枯れた味わいの曲が聴きたい。
1201/11/12/2001
 またまた友人のサイトをご紹介。「自由時間」というありそでなさそな名前を持つこのページは、とにかく膨大なデータ量に驚かされる。シンプルなページ・レイアウトも実は几帳面な構成を持っていて、実に見やすくできている。興味と目的が一致した好例だろう。しかし、あちこち行ってるねえ。これはもう自分史と言っても過言ではないよ(笑)。
1200/10/12/2001
 DVDメニュー・デザイン:ウェブ・デザインの過ちが再び。全く持ってその通りと思う。著作権絡みの長ったらしい警告文を毎回読まされ、大げさなオープニング・タイトルを観させられ、メニューのナビゲーションは各社マチマチだし、ただ映画を見たいだけなのにディスクを挿入してから本編が始まるまで延々と手順を踏まなければならない。一回見たシーケンスを飛ばせないのはDVDの仕様だと思っていたが、なんだ内部にカウンタを持てるんじゃん!。だったら飛ばせよ〜っ(怒)。少なくともスキップ機能は早急に対応してもらいたいもんだ。そのぐらいの気配りがあってもバチは当たらんぞ。
1199/09/12/2001
 Franc francで「Happy AQUA」なる物を購入。要はお風呂の中で音楽が聴けるようになってる防水ボックスで、箱の中にウォークマンなどを入れて使うのだ。はっきり言って音質はラジオみたいなもんだけど、湯船にゆっくり浸かっていたい時なんかには重宝しそうだ。お風呂って暇なんだよねえ(笑)。しばらく使ってみませう。
1198/09/12/2001
 大学時代の後輩と束の間の再会。彼女は僕の通っていた大学の近所の音大生だったのだが、何の因果か同じサークルに所属していて、一緒にバンド活動なんかをしていたのである。今はプロのピアニストとして活動していて、今日はお弟子さん(!)を連れて偉い先生のところにレッスンを受けに来ていたのだが、それがたまたま吉祥寺だったということで、数年ぶりの再会と相成ったのである。お互いすっかり大人になってはいたけど(笑)、柔和な笑顔は相変わらずであった。飛行機の都合で30分ぐらいしか会えなかったけど、楽しかったなあ。いろいろ大変な事もあるだろうけど、頑張ってね!
1197/08/12/2001
 何にも予定の入っていない休日。実はこういう日は久しぶりだったりする。掃除や洗濯をのんびりと片づけてから、随分と前に買ったままで封も切っていなかったDVD「スターウォーズ エピソード1」をやっと観る。スターウォーズ・シリーズは好きか嫌いかって言う問題を度外視して、手元に置いておきたい映画なのでは無かろうか。男の子なんかは特にそうだと思う。このDVDは映画そのものよりも、ふんだんに詰め込まれたオマケ映像の方が面白かったりする。普通は未公開シーンなどが収録されているもんだが、このDVDには「撮影されなかったシーン」という物が収録されているのだ。要は映画公開後にスタッフを再び召集し、企画段階でボツになったシーンを新たに撮りおろした映像なのだ。存在しなかった物を新たに作ったのだから、もちろん未公開シーンには違いないのだが・・・(笑)。また、メイキングでは「脚本執筆の初日」という場面があって(1994年!)、新しい鉛筆、レポート用紙を嬉々として披露するジョージ・ルーカスの姿を拝むことができる。ホント、面白い人だねえ(苦笑)。
1196/06/12/2001
 ロジャー・ディーンの公式ページなんてあったのね。知らなかった・・・。
1195/05/12/2001
 ジョージ・ハリスンのニューアルバムと関係者からのコメント。唯一の来日公演を観れたのは本当に幸運だったと思う今日この頃。
1194/03/12/2001
 噂が噂を呼んで大騒ぎになっていたGinger。米Time誌がその正体をスクープした(らしい)。ジャイロを搭載で絶対に転倒せず、階段の昇降も自由な動力付きキックボード。正式名称は「Segway」という。最高速度時速27キロ、10円分の電力で45キロの距離を移動し、米国郵政省やAmazon.comが試験採用するそうな。気になるお値段は1年後3000ドル程度。これは高いのか安いのか。まあ、実物を見てみないと何とも言えないが、割と想像通りの物が出てきたので、ちょっと拍子抜けの感はある。スターリング・エンジン搭載って話はどこへ・・・
1193/03/12/2001
 All things mast pass(ジョージ・ハリスン公式サイト) 。自分の死期を感じていたのか、ポールやリンゴと三人で夕食を共にしていたり、最後のアルバムを編纂していたという。安らかにお眠り下さい。どうもありがとう。
1192/02/12/2001
 後輩とカフェ巡りの日。1店目は三鷹のDAILLES。いつものカレーを食す。久々に会った後輩は当時のストレス的な物がスッカリ抜けたようで、とても晴れ晴れしい顔をしていたのが印象的だった。辞めたときは寂しかったけど、やはりこれで良かったのだと一安心。その後、自宅に戻って忌憚のない会話(<-かなり美化した表現?)を楽しむ。部屋が寒くてゴメンナサイ。そろそろヒーター出そうっと。夕食は吉祥寺のAB-CAFEへ。夜も更けてくると、話題は恋愛論へ。普段は照れくさくてこんな話はしないんだけど・・・ってな話でも、なぜか今日は素直にできたような気がする。なんでだろ?。気が付けば時間は23時過ぎ(ビックリ!)。あっと言う間の一日であった。また来ておくんなまし。
1191/01/12/2001
 先輩の結婚式の二次会に出席。新郎が大学のバンド・サークルの副会長だった人で、その次の代の副会長が僕。昔懐かしい先輩、同期、後輩が集まって楽しい時間を過ごす。サークル繋がりでバンド演奏などもあり、人柄が反映された和やかな会であった。新婦の方が新郎よりも背が高くて、最後のおまかせコーナーで新郎が台座に乗っていたのが可笑しかったなあ(笑)。どうぞ末永くお幸せに。(^_^)
1190/30/11/2001
 ジョージ・ハリスン永眠。享年58歳。悲しい・・・。もうこれ以上、悲しいニュースは聞きたくない。All Things Must Pass。
1189/29/11/2001
 朝っぱらから部長に呼ばれて、ついこないだ「今期はこの製品は必要ない。来年の新製品で全てカバーすする」って言ってたのに、今日になって「どうして作らないんだ。あって当然だろ!」って言われた。必要ないって言ったのはあなたでしょーが。僕はその時、不安になって「ほ、ほ、ホントに必要ないんですか?取りあえず何か用意しておいたほうが・・・」って聞いたでしょ?。都合の悪いことはキレイさっぱり忘れらっるという特技ですな、こりゃ。ま、いつものことですが・・・。それよりマイッタのが、同じチームで仕事をしているツワモノの後輩。彼はいわゆる「秋葉原系(?)」の典型的なタイプで知識量は凄いんだけど、柔軟性に欠けると言うか・・・例えるなら「軽自動車を注文したのに戦車が出てきた」って感じか?。 今日は一日中、ずーっと質問攻め。スゲー疲れた〜。まあ、先輩が後輩の質問に答えるのも仕事のうちだな。ソフト開発者に必要なのは知識よりも気力よりもバランス感覚だと思う今日この頃。
1188/28/11/2001
 会社の後輩を集めての飲み会に参加。ここ最近、どうも後輩の横の繋がりが薄くなってる気がしたので、みんなで集まって親睦を深めましょう、という趣向である。会社では毎日顔を合わせていても、ゆっくり話す機会って意外と無かったりするもんね。そういう意味ではなかなか良い企画だったかも(自画自賛)。みんな楽しそうだったし。でも、ふと気が付いたら僕が最年長だったけど(苦笑)。
1187/25/11/2001
 今週は独断と偏見で「憂鬱な気分をぶっ飛ばせ!笑う門には福来る!名作コメディー映画特集!」を勝手に開催(笑)。初日の今日は映画「裸の銃を持つ男」を観る。ストーリーはあって無いようなものなのだが、主人公の刑事がヘロインの密輸ルートの解明に向けて大活躍する、って話。この作品がずば抜けているのは、台詞やストーリーで笑いを取るんじゃなくて、画面そのものから可笑しさを醸し出している点である。乱暴に言えばドリフのコントみたな雰囲気がある。ここまでスラップスティックな作り方も珍しいかも。知的な笑いとか、そういう理屈じゃなくて単刀直入に笑える映画って貴重だ。気楽に楽しめる秀作。
1186/25/11/2001
 タブロイド紙の情報なので信憑性は?だが、どちらにしろ奇蹟のカムバックを願って止まない。もうこれ以上、気の重くなる出来事は勘弁して欲しい。
1185/24/11/2001
 友人宅のホームパーティ(と言う名の飲み会・・・)に参加。こうして集まるのは久しぶり。みんなで餃子を作ったのだが、男5人がテーブルを囲んで黙々と餃子を包んでいる図はなかなか壮観だったねえ(笑)。なんだかんだで結局、就寝したのは午前4時。こういう楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもんだ。今度は忘年会ですな。気が付けばもう11月も終わろうとしている。
1184/23/11/2001
 映画「フェリックスとローラ」を観に行く。移動遊園地を経営するフェリックス。そこに現れた謎の女ローラ。寂しい男と哀しい女のミステリアスでシンプルな恋愛ストーリーである。主演は日本でも人気のあるシャルロット・ゲンスブールと実力派(らしい)のフィリップ・トレトン。シャルロットはジェーン・バーキンとゲンズブールの遺伝子を引き継いでいるだけあって、その存在感はさすがである。映画のオープニングはクラブで歌う男性歌手をピストルで射殺するという衝撃的なシーン。これの意味が映画の最後に分かるようになっている。主演の二人の関係は、常に辛さや苦しみが色濃く表現される。そんな苦痛の中にいながら自分たちの愛を実感する、って感じなんだけど・・・とにかく全編を通して暗いのだ(苦笑)。最初は陽気そうだった男もどんどん憂鬱な顔になっていくし。なんだか嫌な関係である。でも恋愛を必要以上にドラマチックに演出したがる女性って多いから、こういう映画に共感する人もいるかも(観客も女性が多かったし)。でも僕はローラみたいな人はちょっと嫌だわ。
1183/22/11/2001
 映画「34丁目の奇蹟」を観る。時はクリスマスシーズン、百貨店で雇ったサンタクロース役の老人が「自分は本物のサンタクロースだ」と言い出し初めたことから、事態はどんどん大きくなり、最後は裁判沙汰にまでなる・・・というお話。1947年に製作された心温まるクリスマス映画である。老人をサンタと信じる純真な子供達、世界中のサンタの存在を信じる温かい人々からの切実な願いが・・・裁判官の心を少しずつ動かしていくという「ベタなんだけどそこがイイ」って感じの素敵な映画だ。誰しもが一度は観るべき作品として強力にお勧めする。ちなみに1994年にリメイクされた映画「34丁目の奇跡」とお間違えのないように。まあ、どっちも同じ話だけど・・・
1182/22/11/2001
 映画「エリン・ブロコビッチ」「トラフィック」で名前をあげたスティーブン・ソダーバーグ監督が「惑星ソラリス」のリメイク版を製作するとの仰天情報!。プロデューサーは映画「タイタニック」でお馴染みのジェームズ・キャメロン。この記事はキャメロンが宇宙旅行をするという「沈没成金」の話題なんだが、写真の下に記載されてる解説が・・・
1181/21/11/2001
 映画「バルカン超特急」を観る。滞在先で知り合った老婦人が列車の中で突然失踪する。不穏な空気を感じた主人公の女性は周りの乗客に訪ねても、彼らはそんな人は乗っていなかったと答える。なぜ彼らは嘘を付くのか?そして老婦人の消えた謎は・・・という物語。ヒッチコックの傑作ミステリーである。面白いのは、嘘を付く理由がその人それぞれに違っているという点。国家的な陰謀、不倫を隠すため、クリケットの試合を見に行くため(笑)。この偶然と言うにはかなり無理のある設定が、作品全体を(ミステリーでありながら)どことなくユーモラスな感じにしている。もうひとつの特徴は、主人公やその仲間がかなり危険な状況にいるにも係わらず、画面からは危機感がまるで伝わってこないこと。どことなくホンワカムードが漂っているんだよねえ。ヒッチコックらしいと言ってしまえばそれまでなんだけど(苦笑)。
1180/20/11/2001
 なぜだか知らないが昨日はよく眠れなかった。一時過ぎに布団に入ったのに、結局眠ったのは4時頃か?。別にこれといった理由も無いんだけどねえ。たまーにこういうことがある。おかげで今日は一日中、眠かった。夜になってもまだ眠い。早く寝よっと。
1179/19/11/2001
 と思ったらブルース・リー。丸ごとCGで作っちゃうそうな。スゲー!。そんなのありかよ?(苦笑)。
1178/19/11/2001
 ブルース・リー、画像などの最新技術使い映画に登場へ。某IT企業のCMでクリストファー・リーブ(スーパーマン役で有名、現在は落馬事故で半身不随の身)を歩かせたり、映画「虹をつかむ男」ではエンディングに寅さん(故渥美清)を登場させたり、CG合成による復活は珍しい話では無くなってきた。ただ、今回の企画ってこれまでの映画からブルース本人の映像(全身)を切り抜いてくるんじゃなくて、影武者を使ったアクションシーンにブルースの顔を合成するだけなんじゃないか、という気がする。だってブルースはキックボクシングの選手なんて演じたことが無いわけだから・・・。俳優って何だろう?
1177/19/11/2001
 ジブリ美術館のチケット、ネットでダフ屋取り引き。根本的な解決策は無いと見た。ちなみに年内分は既に完売だそうで。
1176/19/11/2001
 クッキーモンスターを殴って有罪判決。着ぐるみの口の部分を通して、って事は口の部分に腕を突っ込んで殴ったってことでしょ?。なんでそんなに頭に来ちゃったのかねえ。我が子可愛さ故の失態か?。それとも、あのヘラヘラした表情が気に入らなかったのか?。裁判ではクッキーモンスターも証言台に上がるのだろうか。罪状認否とか、かなり恥ずかしそう。被告***は*月*日の午後*時頃、テーマパーク「セサミプレイス」内にて、被害者クッキーモンスターが写真撮影に応じないと数回にわたって殴打し、全治二ヶ月の重症を・・・(苦笑)。
1175/18/11/2001
 映画「 PARTY7」を観る。つまらん。ビジュアルセンスが先行しすぎ。肝心な内容がチグハグじゃどうしようも無いっす。せっかくの豪華なキャスティングが勿体ない。個々の役者は好きだし、面白いんだけどねえ・・・。監督の石井克人って日本映画界の期待の星なんでしょ? こんなんで大丈夫なのか?。オチらしいオチが無いのは、シリーズ物にするつもりだからか?。久々に辛口だなあ(苦笑)。
1174/17/11/2001
 映画「ユー・ガット・メール」を観る。ネットで出会った男女が、素性を知らないままメール交換を続けるうちに、しかしこの二人、私生活ではビジネスのライバル同士。お互いの事を知らないまま、オフラインで会おうと約束する・・・という物語。主演はトム・ハンクスとメグ・ライアンという「めぐり逢えたら」の無敵コンビ。初めて出会う事になって、相手が美人かどうかを友人に偵察してもらうというトム・ハンクスの演技が最高に面白い。これは男にしか分からん感情だろうな(苦笑)。インターネットがメインに据えられているけど、内容的にはオーソドックスなラブコメディなので、パソコンに詳しくなくても十分に楽しめるだろう。どうでも良いけど男性(大型書店のオーナー)のパソコンがIBMで、女性(街角の小さな本屋さん)がPowerBookなのは「Windows=権威」「Apple=小市民」ってことなんだろうか?(笑)。
1173/16/11/2001
 ロボフェスタ神奈川2001。三洋電機が開発中のお掃除ロボット「じそうじ丸」が気になる。部屋の輪郭を自動的に記憶するから、スイッチを押した後は放っておけば勝手に部屋を掃除してくれるんだよね。これは良いかも。欲しー。
1172/15/11/2001
 ジョージ!あなたって人はもう・・・(苦笑)。とにかく元気にカンバックしてくれることを願ってやみませぬ。
1171/15/11/2001
 映画「ノッティングヒルの恋人」を観る。アメリカの映画スターがロンドン下町で小さな書店を経営している男と知り合い、恋に落ちるという物語。女性役はジュリア・ロバーツ。男性役にヒュー・グラント。的確なキャスティングだ。ストーリー的には映画「ローマの休日」と同じく、絶対にこんな事あるわけが無い!という展開なのだが、それを差し引いても十分に素敵な作品に仕上がっていると思う。ただ、少し残念なのは、二人がどこで相手に惹かれたのか、相手のどこに魅力を感じているのかが、今ひとつ伝わってこない事。これは脚本と言うよりも演出の問題だろう。全く住む世界の違う二人がどうやって恋に落ちるかという部分が導入部のキモだと思うのだが、そのあまりの唐突さに「えええっ!」となったのは僕だけではないだろう。もう少し、練り上げていればこれの数倍は良い映画になったと思うだけに、ちょっと残念。テーマ曲は素晴らしい。取りあえずお勧め。
1170/14/11/2001
 ナショナル・セミコンダクター社が新しい携帯電話(?)端末を発表した。その名も「オリガミ(Geode Origami Mobile Communicator)」!。高さ17mm、幅85mm、厚さ34mm。デジカメ(静止画/動画)、ウェブの閲覧、メール、MP3プレイヤー、そして携帯電話と思い付きそうなものは全て詰め込んだという感じ。ディスプレー部とキーボード部に別れていて持ち運ぶときには二つ折りに折り畳むことができる(だから折り紙なのか?)。4インチのタッチスクリーン付きカラーVGA(640×480)TFT液晶ディスプレー、USB、コンバクトフラッシュポートを装備。OSは組込み用のWindows XP(WinCE 4.0)で、Internet Explorer、Media Player、NetMeetingなどのソフトも搭載される。おまけにワイヤレス通信はBluetoothだ!。 あと何を付ければ気が済むんだ、って位に機能のてんこもり。ちょっとやりすぎじゃないの?(苦笑)。
1169/13/11/2001
 映画「ホーホケキョ となりの山田くん」を観る。朝日新聞で連載している、いしいひさいちの4コマ漫画をジブリが映画化した作品。短いエピソードの連続は「サザエさん」的な作りと言えるだろう。公開当時に話題になったのは製作費が23億6千万円であること、水彩画のタッチを映画に生かすため、映像の全てのデジタル処理してるということの2点。こんな贅沢な事ができたのも偏に「もののけ姫」の成功のおかげだろう。それなりに良い作品には仕上がっているが、映画の完成度よりも、ジブリがフルデジタルでの映画製作のノウハウを会得したという事実が重要なんだろうねえ。観る側に取ってみれば関係のない話なんだが・・・。この映画の見どころは、豪華な声優陣だろうか。音楽を担当した矢野顕子も先生役として特別出演している。今度は「おじゃまんが山田くん」を映画化して欲しい(笑)、
1168/12/11/2001
 仕事帰りに後輩達と麻布十番のCAFE LIFEへ。良い雰囲気だったこともあって、いつの間にか長居をしてしまい、気が付いたら終電ギリギリ!。やっとの事で家に辿り着いた。就寝したのは午前3時。ふぅ。
1167/11/11/2001
 映画「チキンラン」を観る。 「ウォレスとグルミット」でお馴染みのアードマン・アニメーションズがドリームワークスと組んで製作した長編アニメーション作品。養鶏場のニワトリたちが自由な世界を目指して脱出作戦を練るという、いわゆる「大脱走」のお話である。この作品の見所は何と言っても繊細なアニメーション技術だろう。物語は単純明快なんだから、出演するキャラクター達に魅力が感じられるかが勝負。で、これが実に表情豊かで愛着のある芝居を見せてくれるのだ。とてもリラックスして楽しめる作品。アードマンはドリームワークスとこの作品も含めて5本の製作契約を結んでいると言うから、これからの活躍にも期待したい。
1166/11/11/2001
 やっと晴れた!。こんなに天気が良い日は出かけなきゃ勿体ない。ということで吉祥寺へ買い物へ(またか!)。特に目的もなくブラブラしていると、カッコいいブーツを発見。あー、出会ってしまったねえ(苦笑)。購入。さらにブラブラを続けると、今度はちょうど欲しいなあと思っていたようなコートを発見。そろそろ寒くなってきたしねえ・・・う〜ん、購入。ストレス発散もいい加減にしないとね。お金が幾らあっても足りませぬ。もう今年は何にも買わないぞ、と今年に入ってから何度目かの決意をする(苦笑)。
1165/11/11/2001
 友人が自分のサイトを公開した。題して「21世紀のクルクルパー」(笑)。大学時代のバンド仲間なのだが、地道に音楽活動を続けている。彼曰く、自らのHPを指して「どうやってもダサい。参った・・・」ってことなのだが、いいのいいの。カッコなんて後からいくらでも取り繕えるんだから。どうでも良いけど、表紙のスキソイドマンは権利関係にうるさい頑固ジジイからクレームが来ないか?(笑)。という訳でリンクに追加。
1164/10/11/2001
 映画「ソードフィッシュ」を観に行く。80年代初頭、麻薬取締局が密かに進めていた極秘作戦「ソードフィッシュ」。作戦によって得られた95億ドルの隠れ資産に目をつけた冷酷な元スパイと天才的なハッカーが、政府のコンピューター・システムに侵入、そして銀行に装甲車で突入し、大量の人質をとって立てこもる・・・という物語。ハッカー、悪徳政治家、二重スパイが入り乱れるアクション映画である。 オープニングの銀行前の大爆発では、映画「マトリックス」で使用されたマシンガン撮影の進化形をたっぷり観ることができる。これは文句無く凄い映像だ!。映画の最初の数分間だけなのが惜しい。作品のテーマは「ミス・リーディング(錯覚)」。あっと驚く華麗なトリックが次々と繰り広げられていく・・・って感じかと思っていたのだが、これが意外にショボかった。もっと「げげげっ!」って驚きがあるかと期待してたのだが、僕からしてみれば「それはフツーのトリックなのでは?」って感じ。アクション映画としては面白いんだけどね。ちょっと期待しすぎたかも。トラボルタの悪役ぶりは最高。この人は相変わらずプードルに似ている(笑)。
1163/09/11/2001
 イギリスのBBCが面白い企画を進めている。マスターテープを紛失・消去されてしまったかつ放送した番組の録音、録画テープを関係者や一般家庭に呼びかけたところ、予想以上の反応があったのだ。中にはデビュー間もない頃のビートルズの音源も寄せられたという。記事にもある通り、昔はマスターテープの管理が今ほど厳格では無かった。いろんな記録のアーカイブ化が進められる昨今、このような企画はこれからも多くなることだろう。
1162/07/11/2001
 映画「スリーピー・ホロウ」を観る。18世紀末期のアメリカ。ある村で首無し死体が発見される。派遣された科学を信奉する巡査は、村人たちが言う伝説の首なし騎士の亡霊の仕業というのを信じない。だが、目の前で目撃したため亡霊と戦うことを決意する、という物語。奇才ティム・バートン監督が放つ、アメリカン・ゴシック・ムービーである。今までの作品に比べ、とても普通であることが最大の特徴。もちろん人工着色のよう色彩の映像や、湿った感じのオープンセットなどバートンっぽい空気が随所に見られるのだが、「バットマン」や「シザーハンズ」、「マーズ・アタック!」のような突き抜けた感じは希薄だ。良い意味で大衆向けの作品として成立している。主演のジョニー・デップが素晴らしい。日本版を制作するときには是非とも稲垣五郎メンバーに演じて貰いたい。ピッタリだよ(笑)。
1161/05/11/2001
 マイケル・ジャクソンの新譜「Invincible」を聴く。これまでの画期的な音楽的飛躍を目指した方向性は最小限に抑えられ、あくまでもオーソドックスかつ完成度の高さが印象に残る内容だ。インナーグルーブ指向の新曲「You Rock My World」も抑制の効いた渋いダンスナンバーに仕上がっている。ただ、ビートを利かせたダンスナンバーと優しいバラードの両極端に行っちゃってるのが、ちょっと気にかかるかも。しばらく聴き込んでみよう。ちなみに初回プレスは5種類のジャケットカラーで発売されていて、僕が購入したのは赤ジャケ。
1160/04/11/2001
 映画「グッバイラバー」を観る。不倫を巡る人間ドラマに保険金殺人の陰謀が絡んでくるミステリー・サスペンス作品。誰が被害者で誰が加害者なのか、物語はどんでん返しの連続。本来ならその都度あっと驚くはずなのだが、いまひとつ深みが感じられない。主演のパトリシア・アークエットを初め、ドン・ジョンソン、ヴィンセント・ギャロと役者陣は豪華で、登場人物の描写もユニークではあるが、ストーリーに上手く噛み合ってない感じ。テーマがボケちゃってるのが敗因か。やり方によってはもっと面白い作品になっただろうにねえ。
1159/04/11/2001
 映画「アイアン・ジャイアント」を観る。1957年 、アメリカの山奥に宇宙から身長数十メートルの巨大ロボットが墜落。森の中に隠れているロボットを発見したのは、近所に住む少年であった。彼はロボットと友達になるが、巨大な鉄人の噂を聞きつけた政府の職員が町にやってくる・・・というアニメーション作品である。ストーリーは至って単純明快。登場人物は必要最小限に単純化されていて、単調にならない程度に無駄なく展開させているのが分かる。さらに作品のテーマも明快で、相手を理解しないで初めから敵と見なした態度を取ることは、無益な争いしか生み出さない。防衛のための防衛はお互いがボロボロになるまで繰り返されてしまう。そうなったら誰にも止められないのだ。そんな大きなテーマを持った作品でありながら物語はあくまでもロボットと少年の友情を描いている。クライマックスはもう、ただただ泣ける。特に男性は自分の中の男の子の気持ちが呼び起こされて、さらに心を動かされるだろう。こんなに良い作品なのに、アメリカでの興行成績はパッとしなかったらしい。どして?。僕にとってはとても大切な作品になった。強くお勧め。
1158/03/11/2001
 午後からヘアカットへ。久しぶりに髪を染めてみた。一年振りぐらいか?。そろそろ寒くなってきたので少しずつ髪を伸ばそうかと思う。店を出ると外は雨模様。今日はレンタルビデオを返却日だ。雨の中を歩いていくのもヤだったので、みたかシティーバスを初めて利用してみる。ジブリ美術館のオープンに併せて開通した巡回バスだ。近所のバス停から乗り込んだのだが、中はチビッ子でいっぱい(笑)。バスの中には可愛らしい装飾が施されている。ビデオ屋の帰りにも乗ったのだが、夜になるとさすがに美術館に向かう人は無く、乗客は僕だけ・・・貸し切り状態。ちょっと恥ずかしかったなあ(苦笑)。
1157/03/11/2001
 中学時代の同級生と吉祥寺で夕食。普通の居酒屋で、普段は食する機会が少ない魚料理を集中的に攻める。今日の話題は相も変わらずビートルズのネタ。「ジョージ・ハリスンとブライアン・ジョーンズではどちらがシタール奏者として優秀か?」とか「ヘイ・ジュードのプロモは生演奏か?」とか「ニッキー・ホプキンスとビリー・プレストンではどっちが好き?」とか・・・。気が付いたら午前0時を過ぎていた。日増しに内容がディープになっていくのはなぜ?(苦笑)。
1156/01/11/2001
 会社の創立記念日。仕事を早めに切り上げて、吉祥寺のミニシアターで映画を観ることにする。今週は「ロシア宇宙探検特集」という企画をやっていて、今日の上映は「火を噴く惑星」という1961年の作品。ロシアの調査隊が金星を探検するという内容なのだが、本物のレトロフューチャー大炸裂の作品であった。宇宙計画も初期の頃の製作されたとは言え、鬼押し出しのような金星の地表やロボコンみたいなロボット、ブロンドザウルスやプテラノドンは出てくるし、果ては海底都市に白い衣を纏った宇宙人まで登場する。ところが出演俳優は至って真面目な演技。このミスマッチ感が楽しいのだ。一部ではカルト的な人気を誇っている作品なんだそうだが、少なくとも今日というタイミングを逃したら一生観ることは無かっただろうねえ。そういう意味では貴重かも。お勧めはしない。
1155/31/10/2001
 映画「グリーンデスティニー」を観る・・・はずだったのだが、借りてきたDVDのケースがどうやっても開かないのだ(涙)。30分ぐらい必死に奮闘してみたのだが、結局ダメ。せっかく楽しみにしてたのにい(号泣)。仕方が無いので推測で評論してみる。外国語映画賞を含むオスカー4部門を受賞した傑作。主演は「アンナと王様」チョウ・ユンファと「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」でボンドガールを勤めたミシェル・ヨー。ハリウッドの資金力と技術力を注ぎ込んだ、21世紀型アジア映画の刺客である。見所は何と言っても映画「マトリックス」張りのワイヤーアクション。その技法はより一層の進化を遂げている・・・って、たぶんこんな感じなんだろうな。せっかくの定時退社日だったのに・・・悲しい。今日は何をやってもダメな日なんだな。納得。
1154/31/10/2001
 一つだったらそんなに気にならないような小さな事でも、それが幾つも幾つも続くとさすがにウンザリした気分になる。悪い夢で目覚めて、相変わらずお腹の調子は悪く、用があるときに限って課長は休みで、必要な書類は届くのか届かないのか分からず、ぶっきらぼうな依頼を無言で頼まれ、期待していた方法は意外に難しいことが分かり、いつの間にか勤務形態が改悪されていることを知り、休もうと思ったら喫煙ゾーンは満員、不確定要素が多すぎて計算を進めることができない。そんな一日。ふぅ。まあ、こんな日もあるさ。可愛そうなので帰りにシュークリームを買ってあげた。
1153/30/10/2001
 小澤征爾氏が来年の秋にウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任する。これはこれでニュースなのだが、僕が驚いたのはボストン交響団の後任が米国人のジェームズ・レバイン氏になると言うこと。この「米国人」ってのがミソで、ボストン交響団って120年の歴史を誇るアメリカを代表するオーケストラなのに、アメリカ人が音楽監督になるのはこれが初めてなんだそうな。ちょっとビックリ。
1152/30/10/2001
 どうも昨日からお腹の調子が良くない。胃のあたりにボンヤ〜リと痛みを感じる。無視しようと思えばできなくも無いから、どってことはないんだけど。なんだろねえ。心当たりはたくさんあるんだけど・・・。早く寝よっと。
1151/29/10/2001
 一回休み。
1150/28/10/2001
 映画「バトル・ロワイアル」を観る。無人島に送り込まれた中学生たちが、最後の一人になるまで殺し合いを続ける話題のバイオレンス作品である。監督は「仁義無き戦い」の深作欣二。昔から殺しの描写には定評がある人だけあって、この作品でもその手腕は遺憾なく発揮されている。40数名の中学生が様々な方法で殺し、殺されていく様は、この作品のハイライトだろう。終わりのないかの如く続く殺し合いの果てに、ボンヤリと本質のような物を浮かび上がらせようとしているのは分かる。それがこの作品テーマであることは間違いないんだろうけど、個人的には確信的な物は感じられなかった。ただ、人は闇の部分ってのを必ず持っている訳で、それと正面から対決できない者はゲームから脱落していく、という比喩は理解できる。公開当時、R-15指定されたことで中学生は観ることができなかったのだが、僕が今の時代に今の中学生だったら、どんな風に感じただろう。そっちの方に興味がある。にしても、終わり方が気に入らない。これが原作通りなんだろうけど、世の中そんなに甘くは無いと思うのは僕だけだろうか。涙なんか出ないぞ。
1149/28/10/2001
 雨の日の日曜日。午後から掃除、洗濯に追われる。今日はキッチンの清掃を重点的に行うことにした。コンロを磨いたり、換気扇の油汚れを落としたり、これが結構な重労働。疲れたけど、キレイになるとやっぱり気持ちが良いもんだ。気が付いたら夕方だったけど。夕食は久しぶりにオムライスに挑戦。味はまあまあだったのだが、見た目が・・・ああああ(涙)。これをオムライスと言うにはちょっと無理がある感じ。難しいねえ。修行あるのみ。
1148/27/10/2001
 映画「長靴をはいた猫」を観る。昭和44年製作の東映アニメの名作である。かなり小さかった頃、テレビで観た記憶が微かにあるという程度だったのだが、ビデオ屋で見付けて思わず借りてしまった。この歳になって見返してみると、いろいろな発見があって面白い。製作陣には若き日の宮崎駿の名前もあるのだが、この作品で用いられた多くの技法が彼の代表作「ルパン三世 カリオストロの城」にかなりの度合いで引用されていることが分かる。特に時計台のシーンなどは完全にその影響下にあって。非常に興味深く感じる。なるほどねえ。小難しい状況説明や、主人公の動機付けなんかは二の次という、この時代の東映アニメ独特の雰囲気がたっぷり楽しめる。今の子供達にも是非とも観て貰いたいものだ。名作。
1147/27/10/2001
 大学時代の友人と吉祥寺で夕食。彼とは久しぶりに会っても、何の気兼ねもなく会話が始められるし、ちょっと他では話せないようなコアな話題でもすんなりできるのだ。ちょっと真面目な話を面白おかしくデフォルメしながら語り合うのが通例なので、いろいろ深い話もしたような気がするのだが、結局の所ところは「気が付いたら年取っちゃってたけど、こんな僕らで良いのかねえ」ってな感じかな(苦笑)。せっかくなので、そのまま自宅にも立ち寄って貰った。彼曰く「生活感の無い部屋だなあ。君らしいけど・・・」。僕はすかさず「生活感ってどういうものだろう?」と聞き返すと、「そうだねえ。その人がさっきまで部屋で何をやってたかが分かる、って感じかな」。人がいた痕跡って事なんだろうけど、それって出した物を片付けないって意味では・・・(笑)
1146/26/10/2001
 映画「遥かな時代の階段を」を観る。永瀬正敏が主演を勤める、私立探偵濱マイクシリーズの第2弾である。正直に言って完成度は低い。ストーリーはショボイし、ワクワクするような興奮に欠けている。まとまりながいのだ。個人的には永瀬正敏は好きな役者ではあるが、主役としての存在感に乏しいのは否めない。気迫は十分に感じられるのだが、客演している大物俳優の演技に完全に飲み込まれている感じだ。シリーズ物としての流れを気にしたためか、内容的にはかなり苦しい仕上がりである。横浜という雰囲気のある舞台に依存しすぎている。もったいない。
1145/26/10/2001
 事務所内の引っ越し2日目。2日目だから引っ越しに対する戸惑いは無くなっている訳で、より一層に人の本質が良く見えてくるもんだ。率先してやっている人がそうでない人を快く思わないのは当然のことかも知れない。頭に来るのも仕方ないだろう。僕だって気分は悪いさ。でもそれは、そういう人なんだと納得するしかない。今更、小学生に諭すような事を言いたくは無いしね。一生懸命やってくれた人は、僕の中にそういう印象が残って、そうで無い人はそれなりの印象が残るだけだ。それが例え悪意が無い物であってもね。会社の部署と言えども立派なコミュニティーなのであって、仲良しクラブじゃないのだ。慕われるべき人は慕われるし、淘汰されるべき人は淘汰される。それだけ。この流れは誰にも止められない。
1144/25/10/2001
 坂本龍一氏のWEBサイトに「debris of prayer(祈りのがれき)」というページができている。平和に対するメッセージを送ったアーティストひとりひとりの名前が、瓦礫になって積み上がる作品になっている。「喧嘩したくてするんじゃない」という考え方もあるのかもしれないけれど「嫌々だったらやんなきゃいいじゃん」って単純な考え方を僕は捨てたくない。そんなに単純じゃないって?。じゃあ、どんなに複雑なの?。
1143/25/10/2001
 インターネットCD販売の大手CDNOWからこんなメールが来てた。「当社のサイトの度重なる改訂のため、CDNOWはいくつかの外国語のサービスを削除させていただくことになりました。そのため2001年11月5日以降、CDNOW のサイトは英語とスペイン語のみでご利用していただくことになります。申し訳ございませんが、今後日本語で当社のサイトをご使用になることそして日本語でご質問やご意見を当社に送ることはできませんのでご了承ください。このことに関しましてお客様にご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。」あああああ。
1142/24/10/2001
 映画「ストレイト・ストーリー」を観る。10年前に仲違いして以来、一度も連絡を取り合うことのなかった76歳の兄と73歳の弟。しかし、兄が病気で倒れたと聞いたとき、弟は兄と和解しようと決意し、弟はトラクターに食料と毛布を積み込み、州を跨いだ560キロの旅に出る。1994年にNYタイムズに掲載された実話に基づいたロードムービーである。監督は奇才デビッド・リンチ。主演はベテランのリチャード・ファーンズワース(ホントに良い顔をしたお爺ちゃんなのだ)。オスカー作品賞にもノミネートされた。どこまでも続く草原、ゆっくりと流れる時間、時速8kmのポンコツ・トラクター、そして行く先々で出会う人々の温かさ。今までのリンチ作品と比べたら気絶しそうなぐらい静かで穏やかな雰囲気である。構造はあくまでもオーソドックスだが、人間の優しさや力強さが見事に描かれている。見ていて気が付いた。これは人間ドラマというだけでなく、冒険映画でもあるのだ。どうしてリンチがこんな作品を撮ったのかをじっくり考えてみたのだが、主人公の「頑固者と言われても、自分はこうするしかないのだ」という姿勢が、今までリンチが歩んできた道程と相通ずるものがあったのではないだろうか。我が道を行くってのは紛れもなく冒険である。よーく観ると、デビット・リンチ的な演出がほんのり垣間見えるのが、これまた面白かったりする。かなり微妙なんだけどね。良い映画だ。
1141/24/10/2001
 午後から事務所内での席替え。僕個人は隣の机に移動しただけだったのだが、本棚やらプリンタやら大幅に入れ替える部分が多かったので、かなりの重労働。ま、今日は仕事にならないって覚悟を決めてたからね。良いんだけど。それにしても、こういう時って人の本質が良く見えるよね。率先して手伝う人と傍観者のように眺めている人とにハッキリと別れるもの。僕は「気が付いた人間がやればいいじゃん」ってのがポリシーだから、別にそれがどうこうってんじゃないけど・・・面白いよねえ。喫煙ゾーンはどうなっちゃうんだろ?。
1140/24/10/2001
 Appleが告知していた「Macではない」デジタルデバイスとは、MP3プレーヤーであった。その名も「iPod」。5GBのハードディスクを内蔵し、約1,000曲の楽曲を収録できる。接続はFireWire経由で、CD1枚分の音楽のダウンロードがわずか10秒以下で行なわれる。 また、FireWireポートから充電可能なので、ケーブルは一本ですむ。重量は185グラム。大きさ的にはYシャツのポケットに入れるのは難しいかな、って感じだ。インターフェィスもAppleらしさが出ている。お値段は\47800。ちと高い。RioのMP3プレイヤーに心惹かれていた僕としては、悩みのタネがまた一つ増えてしまった。まずは実物を見てからだな。
1139/24/10/2001
 今日の星占い(双子座)。どうもイライラしがちなときです。一杯のお茶と心安らぐ音楽で、うまく気分転換しましょう。短い時間でもリフレッシュできて、やる気を取り戻せるはずです。ラッキーカラー:パステルピンク。恋愛運:**。金運:***。エンターテイメント運:*。おすすめエンターテイメント:ゆったりヒーリングミュージック(占い師・小泉マーリ)。なーんだ、そうだったのか、星の巡りが悪かったのね(<- 勝手に理由付け)。パステルピンクって言われても・・・(苦笑)。ゆったりヒーリングミュージックって、きっとCorneliusの新譜の事だ。音の粒と粒が繋がって線になって、全体を包む大きなイメージを作り出す。そんな研ぎ澄まされたサウンドだった。秀作。
1138/23/10/2001
 会社帰りにCD「Cornelius/Point」「James Brown/Live At The Apollo Volume ||, Deluxe Edition」「Radio Snakeman Show Vol.1」の3枚を購入(アイタタタ、また出費)。コーネリアスは新譜が遂に発表。ジェームス・ブラウンは既発のライブアルバムに19分もの未発表音源を追加、さらに24bitリマスターというデラックスバージョンで新登場。スネークマンショーはその元祖であるラジオ音源をリミックスしたもの。今後、シリーズとしてVol.9まで出るらしい(アイタタタ・・・)。全て時間の都合でまだ聴いていないが、週末はこれらの音源でノリノリの予定。そう言えば、会社の外注さんに本家「スネークマンショー」と伊武雅刀(子供たちを責めないで)のCDを貸してあげたんだけど・・・明日、会社に行ったらどんな目で見られるんだろう(苦笑)。
1137/23/10/2001
 物事の感じ方ってその時々によってまるで違ったりする。同じものを見たり聞いたりしても、その時の自分の状態よって別に何とも感じなかったり、無性に腹が立ったりする。こういう自分の状態の変化を自分で認識するのは本当に困難な事だ。できるだけ冷静に判断しようとは心掛けてはいるんだけどね。普段だったら、何とも思わなかったかもしれない事でも、「偉そうに何を言ってんだ」とか「一生懸命やってんのにどうしてバカにするんだ」とか「あんたの言ってることは辻褄が合ってないんだよ」と理由もなくピリピリしていたりする。そして、そんな風に思ってしまう自分に腹が立つ。悪循環。何が正しくて何が正しくないかを疑い始めたらキリが無い。どうしてこの人は僕の気持ちを汲み取ってくれないのだろう、って思う時は僕もその人の気持ちを汲み取れていないのだろう。そういう間合いって微妙なものだから、ちょっと気分が晴れないだけでも、大きなズレを生んでしまう。こんな事を考えつつ、今日は一日中ずっと気分が悪かった。正義感とエゴイズムは紙一重なんだよ。
1136/23/10/2001
 WTCのチャリティー・コンサートだが、NYCでのコンサートにはミックとキースが揃って出演した模様。情報が錯綜しているのだが、出演を辞退したのはワシントンでの公演だったようだ。しかし、当日のソングリストを見ただけでも、Whoは再結成するわ、クラプトンはバディ・ガイと共演するわ、エルトン・ジョンとビリージョエルはデユエットするわ、ポールなんか「I'm Down」まで披露してるんだから、もう大盤振る舞いって感じ。でも、それぐらい衝撃的な事件だったって事だよね。壊れるはずがないと疑いもなく信じていた物が、いとも簡単に崩れ去ってしまったのだ。心の傷が癒えるまでには、まだ時間が必要だろう。
1135/22/10/2001
 ジョージ・ハリソンが音楽活動を再開!。暴漢に襲われたりガンの手術をしたりで散々だったけど、取りあえずは一安心かな。新譜を期待しつつ、旧譜の再発を期待しつつ・・・(巷ではジョージのCDが入手困難な状況が続いている。かつての「デビッド・ボウイ・パニック」に近い。恐らくリマスターして再発するのだとは思うのだが)。ここ最近、音楽が自分の元に再び戻ってきたような気がする。
1134/22/10/2001
 コーネリアスのインタビュー。同世代って事もあって、僕と同じような事を考えているんだねえ。そう、個々の事件じゃなくて、全体を包むトーンって感じるよ。何でも無い日常が理由もなく悲しかったりね。共感。新譜の発売は今週の水曜日。
1133/22/10/2001
 WTC事件のチャリティーコンサートが開催された。なんでも、出演予定だったミック・ジャガーは「ん?俺はそんなの聞いてないぞ!」と参加しなかったらしい(かと言ってミックを悪者扱いするつもりはない。チャリティーはあくまでも自分の意志で参加するもんだ)。ビリー・ジョエルは「ニューヨークの想い」を熱唱。デビッド・ボウイの「アメリカ」。聴きて〜っ(不謹慎ですが)。この模様を収録したCDも発売される模様。もちろん収益金はチャリティーに寄付される。
1132/21/10/2001
 朝から風呂、トイレの掃除、洗濯、窓拭き、ベランダの掃除、アイロンがけなどに追われる。ふと気が付くと、もう夕方近くになっていた。やっぱ大変なのだ。ふぅ。夜、ビデオ「ワイルド・パームス:第1章」を見る。数年前、デビッド・リンチ監督が製作した「ツインピークス」が流行った頃に、CBSがオリバー・ストーン監督を迎えて作成したTVシリーズだ。なぜか音楽担当は坂本龍一(サントラ買ってガッカリした記憶が・・・)。まだ第1章なので内容は良く分からないのだが、ツインピークスへの対抗意識が剥き出しの演出が面白いというか悲しいというか・・・。少なくともオリバー・ストーン向きの題材では無いような気がする。どうなることやら。
1131/21/10/2001
 テレビ番組がグッドデザイン賞が送られるなんて前代未聞だ。まだ「デジタルスタジアム」は理解できないでも無いけど、「世界ウルルン滞在記」ってデザインとどう関係があるの?。コンセプトとかアプローチの仕方もデザインのうちってことなんだろうか?。そりゃ困惑するわな。審査委員長の川崎和男氏(一癖も二癖もあるデザイナーとして業界では有名)曰く「あるものを挟んで、作り手と受け手が一つの価値観を共有するところが、デザインの本質に通じる」だそうな。今回の判断は「グッドデザイン賞とはなんぞや?」という、ある種の問題提起なんだろうと思う。少しばかり疑問も残らないではないが、今後の奮闘に期待したい。確かに日本という国はデザインに無頓着すぎる。
1130/20/10/2001
 特に予定の入っていない週末。吉祥寺でノンビリと買い物に勤しむ。本当は日用品を探しに行ったのだが、なぜかセーターとアーミー・ジャケットを購入。まあこれも気分転換の範疇だな(苦笑)。そんな中、友人から電話が入り「自転車買った。嬉しい!。今からそっちへ行く」との連絡。へ?。自転車でか?。どう考えても一時間以上かかると思うんだが・・・という心配をよそに、彼は自転車でやってきた(笑)。自宅でコーヒーを飲みながら、雑談に花が咲く。今日の話題は「電気はどうやって自宅まで送られているか」。どうしてこんな話になったのか思い出せないのだが、発電所や送電線のしくみなんかを事細かに教えて貰う。これが意外に面白かった。東京電力の皆様、ご苦労様です<(_ _)>。夕食はバジリコ風味のパスタとポテトサラダをこさえる。まあまあの出来映え。その後も友人との作戦会議は続き、彼はそのまま宿泊する事と相成る。
1129/19/10/2001
 映画「ラスベガスをやっつけろ」を見る。ラスベガスを取材で訪れたジャーナリストと弁護士。ところが仕事そっちのけで麻薬浸りになり、さんざんハチャメチャを繰り返したあげく、、薬が切れて我に返ると、その現実から逃避するようにまたドラッグで悪夢の世界に逆戻りするという話。監督は「未来世紀ブラジル」(DVD化を強く希望!)、「12モンキーズ」などを手がけた奇才、テリー・ギリアム。主人公のジャーナリストを演じているのはジョニー・デップ。奇妙な挙動や帽子の下に隠された秘密など、異常な怪演ぶりにクラクラする。とにかく、始まりから終わりまでドラッグとそれに纏わるドンデモ世界のオンパレード。ここまでぶっ飛んだ映画を撮って良いのだろうか?。強烈。注目すべきは、ドラッグでトリップした世界を、その本人の視点で描いている点。薬で生まれる極彩色の幻覚や、薬が効いている間のねじれた現実感覚を、見事に描いていると思う。テリー・ギリアム節の炸裂。やっぱこの人、変だわ。僕は支持します(笑)。
1128/18/10/2001
 続々と遊園地が閉鎖に追い込まれているが今度は横浜ドリームランドが来年2月に閉園する。僕は昔ながらの「遊園地」の雰囲気が好きなのだ。ハイテクを駆使したアミューズメント施設じゃなくて大きな公園の延長線上にあるような、ホッとする空間。あれが良いのだ。ドリームランドに行ったことはないけど、遊園地が無くなると聞くとやっぱり寂しいもんだ。
1127/17/10/2001
 新世紀版「2001年宇宙の旅」の公開を巡って、すったもんだしているようだ。21世紀の物珍しさも薄れちゃったしねえ。タイミングを逸した感はある。ただ、この作品はやっぱり劇場で見るべきだ。それは正解。
1126/17/10/2001
 来週の火曜日、Appleが何らかの「Macではない」デジタルデバイスを発表する模様。何でも、AppleからMacCentralに送られた招待状には「ヒント:Macではありません」と書かれているそうな。一説には音楽デバイスではないかとの推測もあるようだが、 あくまでも推測にしか過ぎない。仮に音楽デバイスだったとして、僕には「画期的な音楽デバイス」という物のイメージが全く沸いてこない。Apple印のMP3プレイヤーか?。そんなのいらんて。ひょっとしてNewton復活!ってなことは無いよね?。NewtonじゃなくてもPlam互換機とか。無い話じゃないぞ。まさかのまさか、Jingerじゃないよねえ(笑)。
1125/17/10/2001
 会社の健康診断を受ける。レントゲン撮影から身長、体重、視力、血圧などの検査を順路通りに進む。もう肉体的に成長することも無いだろうから、別にワクワクもドキドキもしないねえ。血圧100の64って高いのか低いのか?。体重は5年前に戻ったけど。
1124/17/10/2001
 映画「アンブレイカブル」を見る。原因不明の列車脱線事故で唯一生き残った中年男デヴィッド。間もなく彼のもとに「これまでの人生で、君が病気やケガをした日数は?」と記した1通の奇妙な手紙が届く。彼は今までに病気やケガをした経験がほとんどないことに気付く・・・という物語。主演はブルース・ウィリス。共演にサミエル・L・ジャクソン。監督は映画「シックス・センス」で注目を集めたM・ナイト・シャマラン。ちなみに彼の書いた本作の脚本には500万ドルの値が付いたという。平凡な人生を歩んできた男が、自分でも気付かないまま超人的な能力を持っている、という視点は面白い。人と人とは目に見えないバランスの上に成り立っているという説は、何の確証も無いが信じてみたくなるものだ。しかし、せっかく興味深い切り口なのに、どことなく焦点がぼやけている感じがする。全編を貫く雰囲気は静かで思いのだが、それを額面通り受け取って良いのかどうか戸惑ってしまうのだ。これを「新しいジャンルの作品」と断言するには今ひとつ説得力に欠けてしまう。それなりに見るべき所はあるので、ちょっと残念だ。ただし、この作品におけるブルース・ウィリスの演技は必見。ひょっとして新境地を開拓した?
1123/17/10/2001
 会社帰りに何となく本屋へ立ち寄った。最近はこれといって定期的に購読している本は無いのだ。しかし昔読んでいた雑誌がどうなっているかは割とチェックしている方だろう。で、いきなり目に飛び込んできたのが「サウンド&レコーディングマガジン」。略してサンレコ(笑)。巻頭はコーネリアス特集だ!。これは買いだろ。その隣にあった本は「ROCKIN'ON JAPAN」。巻頭はコーネリアスのインタビュー。これも買い。そのまた隣「レコード・コレクターズ」。略してレココレ(笑)。なんと禁断のエマーソン・レイク&パーマー特集だ!。やっぱり買い。どうしてこんなにタイミングが重なるんだろう。出費が続く。
1122/16/10/2001
 先日のお鍋。協議の結果、その任を解かれることとなりました。いろいろ復旧を試みましたが、鍋底の焦げ付きは想像以上に厳しく、手の施しようがありませんでした。短い間でしたが、本当にご苦労様でした。僕の食生活におけるあなたの貢献は忘れません。余生をゆっくりお過ごし下さい。尚、後任は無印良品のアルミ製鍋が勤めることになりました。今後の活躍を期待します。
1121/16/10/2001
 先日のANTHRAXの話。どうも誤報だったらしい。訂正。
1120/15/10/2001
 映画「BROTHER」を見る。ヤクザの抗争で組織を追われた男が単身アメリカに渡り、現地にいた弟とその仲間たちと日本風のヤクザ組織をゼロから作り上げ、のし上がって行く物語。北野武監督による本格的世界進出第一段作である。組織拡大に胸躍らせる周囲の仲間とは違い、主人公の「兄貴」はとても醒めている。絶頂期の勢いを維持しようとはしない。逆にどこかで抑制がかかり、潰れてしまうのを待っているかのようだ。そして自分の最期の姿さえ、少し離れたところから冷静に眺めている。北野作品はどれも主人公が人生を終える前の道草を描いてきた。この作品でもテーマは同じだ。タランティーノよりも数段クールである。完璧にスタイルが確立している。秀作。
1119/15/10/2001
 ANTHRAXと言えばメタル界の重鎮バンドなんだが、そういう意味だったとは知らなかった。ありゃありゃ、タイムリー過ぎるねえ。で結局、バンド名を変更するらしい。いろいろな思いはあるけれど、素直に言えば「嫌な世の中になってきた」ってことか。悲しい。
1118/15/10/2001
マイケル・ジャクソンがマクドナルドと連携して、店舗で新曲を発売するそうな。どのぐらい効果があるのか分かんないけど、話題性は十分かも。日本での予定は不明。
1117/15/10/2001
Nokiaがニューコンセプトの携帯電話「Nokia 5510」を発表した。ネット接続はもちろんFMラジオ、MP3プレーヤー、ゲームまで統合した「エンターティメント・フォン」ってことらしい。他の機種でもMP3が聴けたり、ゲームできたりするけど、これは電話に機能を付加したってんじゃなくて、それらを集約したって感じかな。インターフェィスが横型なのが面白い。ゲームのコントローラーみたいだ。日本での発売はあるのかな・・・。
1116/14/10/2001
 再び、煮物に挑戦。今日は里芋と鶏肉の煮物だ。材料を適当な大きさに切って、控えめに味付けをして、あとはコトコトじっくり煮詰めていく。ちょっと一服していると、ほのかに香ばしい臭いがしてくる・・・ん?香ばしい臭い?。慌てて台所へ飛んでいって鍋の蓋を開けてみる。ガーン、焦げてるぅ〜っ(涙)。鍋底は完全に真っ黒黒助。とほほほ。夕食はこれしなかいので、取りあえず焦げていない部分を食べることにしたのだが、「焦げ臭いフレーバー」は芋にもニンジンにもしっかりと残っている。良い感じで柔らかく煮えていたのにねえ。残念。煮物を修得するにはまだまだ修行が必要だ。それにしてもこの鍋。どうしよう・・・
1115/14/10/2001
 映画「80日間世界一周」を見る。80日間で世界一周できるか友人と賭けをした英国紳士。ロンドンからエジプト、インド、中国、日本、アメリカ。不屈の精神と札束で、あらゆる交通手段を用い(買収し)無事にイギリスに辿り着くことができるのか・・・という物語。言わずと知れたオスカー作品賞受賞作品である。謎の大富豪の紳士と、如何にも陽気な従僕とのコンビネーションが楽しい。この時代(1956年)の映画って独特のテンポがある。良い意味でちっともハラハラドキドキしない、どこかのどかな展開なのだ。映画がエンターテイメントの王様だった頃ならではの作品であろう。今の時代では、こういう映画は絶対に作れない。こういうのんびりムードが好きな人にはお勧め。それにしても、若い頃のシャーリー・マクレーンって凄い美人だねえ。ビックリ。エンドクレジットのアニメーションも可愛らしい。
1114/13/10/2001
 昨日の続き(つーか夜更かしが過ぎただけなんだが・・・)で、Mac OS X環境でのソフト開発のお勉強。少しずつ分かってきたような気もするが、まだまだ理解すべき事がたくさんある感じ。頭で分かっていても、プログラミングのコツというかクセというか、自分の物にするにはしばらく時間がかかりそうだ。関係ないのだが、Mac OS Xで実装されている、音声認識の機能が面白い。マイクに向かって「Computer、What time Is it?」って話しかけると「It's nine thrity」ってな感じで音声で応答してくれるのだ・・・まあ、実際はそう上手くは行かなくて、発音が悪いのか認識エンジンが悪いのか、こちらの意志をなかなか理解してくれない。友人と二人で「What time Is it?」を連発している姿は自分の目から見てもかなり異様だ(苦笑)。練習すれば上手くなるのかな?(本末転倒だなこりゃ)。
1113/13/10/2001
 高校時代の友人(ハード屋)と吉祥寺で昼食。その後、またもや彼が持ち込んだPower Book G4をフル活用してMac OS X環境でのソフト開発のお勉強。自宅に戻って準備を進めている丁度その時、注文していたMac OS X 10.1のアップグレードCDが到着。タイミング良すぎる(笑)。間髪入れずにOSのアップグレードを行う。なにせG3マシンなので劇的に高速になった訳では無いのだが、何というか全体を通してのリズム感が良くなったような感じ。普段の使用には何とか耐えらるかも。好印象。がしかし、Mac OS Xアップグレードを終えた後、Mac OS 9を立ち上げてみると、デスクトップに作ってあったフォルダが消えて無くなっているではないか!。うがーっ。原因は良く分からないが、元々そのフォルダの属性が変だった可能性が高い。致命的な被害は無かったものの、あくまで致命的じゃ無かっただけの話。それなりに大事なファイルがきれいさっぱり消え去ってしまった。Tシャツのデザイン原稿とかね。とほほ。これも運命か・・・。
1112/12/10/2001
 朝から夜まで会議続きの日。午前中は全体会議。以前よりはマシになったとは言え、職制と開発現場の間には無視できないぐらいの温度差が未だに存在する。デカイ声を張り上げて何をそんなに言い張っているのかと聞いてみれば、要はこっちが言っている事と同じだったりする。なんだろねえ。午後は今後の開発スケジュールと予算割り振りの会議。事なかれ主義の課長の姿勢は相変わらず。別に「課長なんだからなんとかしろよ!」とは思わないけど、問題があるって分かってるんだから、せめて一緒に対策を考えようよ。だめだこりゃ。やっとの事で会議は終了し、さあ帰ろうと思っていた矢先、例のスーパーSE氏がやってきて「今から仕様書のレビューをしますんで、参加して貰えますか?」ときた。なんで僕が・・・関係ないじゃん(涙)。気は進まないものの、結局は参加することに。しかし・・・たった6ページの仕様書レビューになぜ2時間もかかるかね。ツッコミどころが多すぎてツッコミ切れないよ。すっかり夜も遅くなったので、同期と共に夕食へ。割と真面目な話を気楽なスタンスで語り合う。遅れて先輩が合流。このところ無理難題を押しつけられてなかりで少々お疲れの様子。こちとら完全に先輩の味方っすからね。秩序のない会社にドロップキック!(笑)。(今日のBGM:Billy Joel/Cold Spring Harbor)
1111/12/10/2001
 続けてマイケルの話題。新曲「Invincible」のレビューが掲載されている。どうしても色眼鏡で見られてしまうことが多いマイケルだが、このレビューは比較的きちんと批評している。内容はおおよそ僕が想像していた通りで、「マイケル印は安心のブランド!」ってところだろう。スゲー良い曲を一発出すよりも、何年にも渡ってクオリティーの高い作品を出し続けることの方が数倍難しい。
1110/11/10/2001
 ニコラス・ケイジがマイケル・ジャクソンの前妻と結婚。どっちでも良いんだけど「エルビスの娘」では無くて「マイケルの前妻」なのか。う〜む。
1109/11/10/2001
 ポール・マッカートニーがWTCで犠牲になった人々のためにチャリティー・ソングを発表する模様。新曲のタイトルは「From a lover to a friend」。10月29日に世界同時発売され、売上金はニューヨーク市警と消防署に寄付される。同じくチャリティーコンサートも企画中で、大物アーチストが多数出演する予定である。難しい事は抜きにして、素直にチャリティーに賛同するポールってのが、他でもないポールらしさなんだよね。これって簡単そうに見えるけど、そうできるもんじゃないと思うぞ。
1108/10/10/2001
 映画「アヴァロン」を見る。「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」などを製作した今や「世界の」押井守監督の作品。舞台は近未来のヨーロッパ某国。若者たちはネットワーク型の仮想戦闘ゲーム「アヴァロン」に熱中している。そのゲームにはクラスAを越える最終フィールド、クラスSAが存在するという噂が絶えない。果たしてクラスSAとは何なのか?。それをクリアした先には何があるのか・・・という物語。ポーランドで撮影した実写映像を最新のデジタル技術を駆使して、モノトーンで描かれたシュールレアリズム絵画のような世界を作り出している。がしかし、ストーリーは正直言って単調でつまらない。現実の中の虚構と、ゲームという虚構の中の現実が交錯する世界観はそれっぽいテーマなんだろうけど、いまひとつ説得力に欠ける。映像的には確かに凄い部分もあるのだが、なぜかインパクトを感じなかった。今やちょっとやそっとの映像では驚かなくなっているのかも知れない。要はこれらの映像技術を使って何を表現するか、なのだがイメージばかりが先行して、肝心の内容がお粗末では本末転倒も良いところだ。押井守って本当に才能あるのかね?。での、こんなに印象が悪いのは夕食が粗末だったからかも(苦笑)。
1107/09/10/2001
 4年間の充電期間を経て、小沢健二が音楽活動を再会。偶然か必然か、元フリッパーズの二人が動き始めている。時が経つにつれサウンドが混沌としてきた小山田圭吾。どんどんシンプルになって行く小沢健二。さて新作はどうなる。
1106/09/10/2001
 "米武力行使「決議に沿ったもの」国連事務総長が声明"。なにこれ?。OKってこと?。
1105/08/10/2001
 朝から掃除、洗濯に勤しむ。久しぶりに床にワックスをかけたりして、本格的に部屋をクリーン・アップ。大変だなこりゃ。涼しくなってきたのでリビングの敷物をカーペットに変更。静かな音楽を聴きながら、その他諸々の作業を黙々と進める。雨だったのでどこにも出かけず、家で一人の時間を過ごす。TVはどこのチャンネルも戦争の話題。うんざり。空爆を実行した兵士がインタビューで「スーパーボールに出場している選手のような気分」と感想を述べる。第二次世界大戦以降、世界で戦争が無かった年は1年も無い。「死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!」(スネークマンショーより)。
1104/08/10/2001
 映画「十二人の怒れる男」を見る。父親殺害の容疑で裁判にかけられた青年、評決を下す12人の陪審員。誰もが有罪と思っていたこの事件、しかし決を採ってみると、たった1人が無罪に入れた・・・という物語。1957年の作品である。監督はシドニー・ルメット(当時は新進気鋭!)、脚本レジナルド・ローズ、主演はヘンリー・フォンダ、と彼を含めた12人の陪審員である。この作品の見所は、有罪と宣言していた陪審員たちが1人ずつ主人公の論証によって自分の思い込みを覆され、無罪を表明するようになるプロセスにある。物語が白熱するのは彼らがあるときは分からず屋を、あるときは理不尽な偏見の持ち主を、そしてまたあるときは主人公の熱弁の理解者を、それぞれが個性的に演じているからに他ならない。議論を進めていくうちに、各人がそれぞれの人生を持っていることがくっきりと浮かび上がってくる。また、12人の顔の造りがこれまた良いのだ。狭い陪審員室とせいぜい隣の洗面所だけの舞台(明らかに密室劇である)、セリフと演技だけが勝負の低予算映画(たぶん予算の殆どは出演料だろう)でありながら,この火花散る演技陣の戦いとドラマには4時間の巨大作にもひけをとらないエネルギーが詰まっている。映画にとって脚本が如何に重要かを思い知らされる作品である。この映画、すーっと前から見たかったんだよねえ。ビデオ屋で見付けたときは有無を言わさず手に取ったよ(意外と置いてないもんなのだ)。で、思った通りの傑作だった。それにしてもヘンリー・フォンダが演じた冷静で、理知的で、偏見の無い人。僕はこんな大人になりたいんだよ。自分の判断が絶対に正しいと信じて疑わない人(そしてそれに気が付いていない人)人はこの作品を見るべし。
1103/07/10/2001
 大学時代の友人と共に新宿で夕食。僕のオリジナル曲「ACID ||」で至高のギター・ソロを弾いてくれた彼である。彼と会うのも数年振りだ。連れてってくれたのは魚料理がメインの静かな飲み屋。一人暮らしなこともあって、魚に飢えているのよね(笑)。彼の職業は塾講師。業界は違ってもやっぱり同じような事を考えているんだねえ。何と言うか「中堅としての役割」みたいなもの。結局、そんな職業でも最後に行き着くのは人と人の関係が如何に大事かって事なんだよな。一人じゃ何にもできんしね。たぶん、どうすれば上手く行くかってのを一生考え続けるんだろう。経験でカバーできる事とそうじゃない事ってあるもん、やっぱり。あとはやっぱり音楽の話題。特に楽器に対する思い入れの話は興味深かった。シンセサイザーって電化製品みたいなもんだから、同じ物を買えばそれも同じ性能なんだけど、ギターってそうじゃないんだよね。極端な話、同じ型番でも出る音が違ったりする。安定度で言えばシンセサイザーが正解。でも愛着度では圧倒的にギターなんだな、これが。こういう話をしてると、気分はすっかり学生時代に戻っちゃうね。近いうちに再会を約束して23:00過ぎに解散。魚料理、旨かったなあ。
1102/07/10/2001
 映画「チャーリーズエンジェル」を見る。世界有数のコンピュータソフト会社から天才技術者が誘拐される。人質の救出と盗まれたソフトの奪回がエンジェルたちに課された今回の使命。70年代に製作され一世を風靡した人気テレビシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」の劇場版リメイクである。エンジェル役を演じるのはキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューの3人。ドリュー・バリモアはこの映画のプロデューサーでもある。映画「マトリックス』に参加していたというユエン・チョンヤンを武術指導に招き、飛んだり跳ねたり宙返りしたりというアクロバティックな格闘シーンが最初から最後まで延々続く様子は圧巻。一段落するたびにカンフー映画風の見栄を切るあたりは笑っちゃうけど、これが格好イイのだ(笑)。とにかく内容は盛りだくさんで見ている者を全く飽きさせない。アホな演出やオトボケ感が満載で一言で言えば「オバカな映画」なのだが、それを逆手にとってここまで緩急自在の展開を見せてくれれば大満足である。最初から最後まで大いに楽しめる。素晴らしい仕上がりだ。今の時代にピッタリはまった超娯楽大作。強力にお勧めする。
1101/06/10/2001
 中学時代の友人と吉祥寺に飲みに行く。最後に会ったのは大学時代だから、もう10年以上前か・・・歳取った訳だ(苦笑)。彼は当時から今までずっと地元(杉並)に住んでいて、僕の方は引っ越して、再び地元に戻ってきたって感じ。当然、お互いに大人になっているのだが、30分もするとちゃんと打ち解けるんだから面白い。人間なんてそんなに変わらんのだ。お互いの近況報告をしているうちに、それぞれの境遇があまりに似ていることにビックリ。なんでこんなに似てるのさ(苦笑)。おまけに僕の職場と彼の職場は歩いて5分の距離であることが判明。どうして今まで会わなかったのかが不思議なぐらいだ。近況報告でビックリした後は、ビートルズ談義に花が咲く。ポールはあまりに過小評価されてるとか、いやいやジョージだってそうだよとか、ビートルズがストーンズに与えた影響とか、そんな話が延々と繰り広げられる。こういう話って普段は殆どできないし、やたらと盛り上がったねえ。結局、4時間近くも話し込んじゃった。近いうちに再会を約束して解散。今度は同期を集めて飲みに行こうって事になった。楽しみ楽しみ。
1100/06/10/2001
 映画「スコア」を見に行く。この道25年という大ベテランの金庫破りの所へ、身体障害者の振りをして税関に潜り込んでいる若造が現れ、高価な骨董品を盗み出すために手を組もうと申し出る。盗みの美学を貫いてきた紳士泥棒は姑息な手段を用いる若造を信用できなかったが、世話になっている大先輩からの話だったこともあり断ることはできない。結局、仕事の主導権を自分が握るという条件で仕事を引き受けるのだが・・・という物語。ベテラン金庫破りにロバート・デ・ニーロ、若造にエドワード・ノートン、大先輩にマーロン・ブランドを配した3大スター競演が話題になった。良くも悪くもオーソドックスな犯罪映画である。この二人の泥棒の世代の差、ジェネレーション・ギャップがドラマの核になっている。いちばん大変な身体を使う実行犯は中年のデ・ニーロが行い、若いノートンはパソコンを駆使して“指令塔”を務める、なんて対比は面白い。ちなみにマーロン・ブランドは自宅で酒を飲んで待っているだけ(笑)。全体を通して奇をてらわないオーソドックスな演出に徹していて、作品が持っている雰囲気はすごく柔らかい。が、そのオーソドックスさが逆に裏目に出てしまった感もある。特に前半から中盤にかけての淡々としたストーリー展開はかなり退屈であった。後半30分あたりでやっと盛り上がってきて、きちんとオチが付く。ありがちなオチではあるが、まあ及第点だろう。ただ、せっかくの名優競演も無難にまとまり過ぎていて今一つ。巧いんだけど、それ以上の物は無かったって感じ。勿体ないっす。
1099/04/10/2001
 可愛らしいサイトのご紹介。groovechamber.comでは独特のタッチのFlashアニメーションが楽しめます。一筋縄では行かないようなキャラクター達が良い味出してる。
1098/03/10/2001
 映画「アンナと王様」を見る。19世紀中頃にシャム(現在のタイ)王室に家庭教師として雇われたアンナ・レオノーウェンズの自伝「シャム宮廷のイギリス人教師」を原作にした作品。この原作は過去にも「王様と私」(ユル・ブリンナー主演)などで映画化されていて、名作の仲間入りをしている。「王様と私」はミュージカル仕立てであったが、本作は重厚な歴史劇として描いているのが特徴。マレーシアに建設されたと言う巨大な宮殿のオープンセットを見るまでも無く、美術に膨大な予算をかけたことが一目で分かる。とっても贅沢。19世紀中頃と言えば日本も開国した頃だ。アヘン戦争で強引に開国させられた清を見せ付けられたアジア諸国が国家の近代化を急いだ時期でもあった。歴史の転換期を迎えた一国の指導者と、その目撃者となる外国人女性のドラマとして丁寧に作られていると思う。ただ、最終的に家庭教師と王様のラブ・ロマンスになっているのはどうなんだろ?という気もする。折角の興味深い題材なのに、今ひとつ深みに欠けてしまっているような気がする。個々のエピソードは良いんだけど、全体的なトーンがね。恐らくこれは監督のカラーなんだろう。ベルトリッチ(映画「ラストエンペラー」など)が監督してたら全く違う作品になっていたと思う。あまりにも正統的過ぎてちょっと物足りない。
1097/03/10/2001
 新製品のプロトタイプを職制が試し始めた。その様子を横目で気にしながら、こっちはこっちで仕事を進める。すると「あちゃー、なんだこりゃ!、マイッタ」という部長の叫び声。プロトタイプのとある機能をONにして、マシンを再起動したら画面に「システムディスクが見つかりません」との文字が・・・ギャーっ!ハードディスク死んだか?。いくらプロトタイプとは言え、システムに致命的なダメージを与える程のバグは無いはずなんだが・・・。部長の笑っているけど笑ってない疑いの眼差しに怯えながら別のマシンで起動ディスクを作成し、取りあえずフロッピー起動を試みる。あれ?マシンにフロッピーが入らない。っつーか既にフロッピーが入ってるじゃん。そりゃ起動しないわ。いや〜マジでビビったよ(苦笑)。フロッピーを取り出すと、システムは無事に起動した。その後も何度か質疑応答を繰り返しながら、試行を進めてもらう。夕方頃、再び呼び出されて簡単な質問に答えた後、「いいよ。使いやすいと思うよ。これで行こうか」との感想を得た。その場は大人しく微笑しただけだったが、心の中では「ひゃっほ〜う!やったぜ!どんなもんだい!(ガッツポーズ付き)」って感じだった。最初の難関はクリアした。あとはこさえるのみだ。
1096/02/10/2001
 帰宅後、一服しようと庭に出てみると、もの凄く月が明るい。空がスッキリ晴れている事もあるんだろうけど、それにしても月ってこんなに明るいんだ。庭の芝生に木漏れ日ならぬ木漏れ月の光が射し込んでいるのがハッキリと分かる。何と言うか、こんな単純なことに気持ちが動かされるなんて思ってもみなかった。体中のセンサーの感度が高くなっているのかもね。虫の声が聞こえてくる。もうすっかり秋だ。(月ーツキノコヨミ
1095/02/10/2001
 午後から新製品の企画会議に出席。僕が練りに練った仕様案(例の「モーツアルト的ひらめき」の産物)を3時間に渡って説明する。ソフトウェアの概念から始まって、運用方法、拡張性、プロトタイプを使った操作イメージの説明などを行う。全く新しいコンセプトなので苦労したのだが、結果は概ね良好。開発チームとしてはこの方向性で進めることになり、その日のうちに、プロトタイプを社内に公開した。あとは営業さんと職制に承認して貰わなければならない。ここが一番の難関だ。どういう反応を示すのか想像も付かない。気が重いなあ。
1094/01/10/2001
 コラム「タイプ7」を掲載。超手抜き。すまぬ。
1093/01/10/2001
 WebTVが来年の3月末でサービスを終了する。インターネットが爆発的に普及する中、鳴り物入りで開業し、マイクロソフトの資本が注入されたにも関わらず、遂に最後までパッとしなかった。実際に使ってみたことが無いので、どうしてダメだったのかは分からないけど、「やっぱりね」と思ってしまうのは何故なんだろう。ただ、テレビ+インターネットって雰囲気的にダメそうだなとは感じてた。テレビって受動的だから良いのであって、インターネットとは本質的に何かが違うんだろう。あれ?。ってことは今話題の「双方向テレビ」の行く末って・・・。
1092/30/09/2001
 ExhibitionにFast Sync No.27 "ANGER"を掲載。あの日に起こった事、そしてその後に起こっている事に対する僕なりの思いを込めて。自分が絶対に正しいと確信しているときこそ、自分を疑う姿勢を忘れてはいけない。目の前に起きている事実を受け止める前に、何故それが自分に降りかかったかを考えなくてはならない。そして少なからず自分の側に責任があることに気が付かなければならない。互いの思いに差違があったのならそれを確認し、自戒し、許しあわなければならない。絶対悪を自分の中で想定し、それを攻撃する「正義」は何も生み出さないし、これからも間違いなく同じ事が繰り返され続けるだろう。掛けてもいい。僕の予想が的中しないことを心から祈る。また、今までのトップページ画像を掲載したGalleryへのリンクを追加。どこかのタイミングで、この辺りのデータの整理をしたいもんだ。
1091/30/09/2001
 掃除、洗濯をちゃちゃっと片付け、午後から吉祥寺へ買い物に出かける。秋冬物の洋服を物色するためだ。買い物王が再び降臨する(苦笑)。ものの2〜3時間で、コムサ・コミューンのアウター1着、ポール・スミスのシャツ1着、長袖Tシャツ1枚、キャサリンのシャツ1枚を次々と購入。コムサ・コミューンってのはコムサ系列が始めたスポーツ+カジュアルって感じの新しいブランド。スポーツ・ウェア独特の素材を使った新しい試みが興味深い。デザインも大切だけど、着心地が良いとか丈夫で長持ちってもの大事なことだよね。個人的にちょっと注目。僕のストレス解消法は気に入った洋服を着ることなんだけど、そうやって購入した服が山ほどあるってのはどういうことなんざんしょ。ま、いっか(苦笑)。
1090/29/09/2001
 久しぶりに実家に戻る。吉祥寺から実家までJRで890円もかかるとは・・・高過ぎる。1.5時間も電車に揺られ、やっとの事で到着。駅前は相変わらず閑散としている。今回の帰省の最大の目的は、両親にiBookをプレゼントすること。早速、メールの使い方、WEBの閲覧の仕方などをレクチャーする。説明していく中で分かったのは、パソコンって本当に使いにくいってこと。慣れてしまっている人には何でも無いことが、初心者にとってはとても複雑な操作なのだ。メーラーの操作でもマウスをクリックする所、ダブルクリックする所、メニューから選ぶ所などが混在している。要は人間が操作する対象に一貫性が無いのだ。「今すぐ送信する」「後で送信する」なんて、理解できなくて当たり前だろう。ソフト開発者としては勉強になった。それでも数時間の奮闘の末、なんとかマシンの軌道、インターネットへの接続、メーラーの操作、ブラウザの操作、そして終了の方法などを一通り説明する。正直、どのくらい理解してもらったかは不明だ。今度、行くときには初心者用の分かりやすい教則本でも持っていくかな。夕食は家族で仲良く手巻き寿司。やっぱり皆で食事をするのは楽しいもんだ。免許取り立ての母親が運転する車(妙に安全運転なのが逆に怖い)で駅まで送ってもらい、終電間近の埼京線に飛び乗り、無事帰宅。実家からメールが来るのはいつになることやら。
1089/28/09/2001
 映画「ターザン」を見る。もう何十回と映画化されたであろう題材をディズニーが最新技術を使って現代に蘇らせた作品である。正直言って内容的には物足りなさを感じるし、辻褄の会わない部分を挙げていったらキリが無いだろう。ただ忘れちゃいけないのは、この作品には「子供が見ても楽しめること」という重大な使命があるということだ。ゴリラ同士が話をしているシーンを見て、大人は奇異に感じるかも知れないが、子供はごく自然に受け入れるだろう。この前提を認識しないままでは、この作品を楽しむことはできないだろう。映像的にも「CGを駆使したリアルな表現」では無く、2Dと3Dを組み合わせた新しいアニメーション技法として評価するべきだ。この点では見事な効果を上げている。ターザンがジャングルの中を疾走するシーンは素晴らしいの一言に尽きる。また、良くあるウッホ、ウッホ、ウッホ、ドンドコドコドコ的な野生人としてのターザン(こんなんで分かります?)では無く、たくましい肉体と繊細な心に優秀な頭脳を併せ持つ、現代風のターザン像を目指しているように見える。人物描写などはどうしても軽くなってしまうが、全体的なバランスは良いと思う。最近のディズニー作品群においては、安定感のあるクオリティー+αということで、評価すべきだろう。悪くないよ。
1088/28/09/2001
 向ヶ丘遊園地が来年の3月で閉園する。最初に行ったのは小学生の頃だっただろうか。父親が遊園地の職員と知り合いだったこともあり、乗り物券を大量に貰って遊びまくった頃が懐かしい。生まれて初めてループコースターに乗ったのも、この遊園地だった。ある意味で想い出の場所だっただけにちょっと寂しい気持ちだ。自分は変わらないつもりでも周囲はどんどん変化していく。
1087/28/09/2001
 会社に出社するなりドタバタした状態が続く。暇なときはスゲー暇なのに、どうしてこう一度にまとめてドバッとくるかねえ。同時に5つぐらいの作業をこなす。あたふた。トタバタを切り抜けて、午後から全体会議に出席。その後、客先へ納品に向かう。記録的な不具合も何とか修正が間に合った。これで取りあえず上期の作業は無事に完了。ふぅ。
1086/27/09/2001
 中国から招いていた開発者の方の送別会。直接、プロジェクトでの繋がりは無かったのであんまり話をする機械が無かったのだが、若干彼の仕事ぶりは賞賛に値する物があった。たまたま席が隣になったこともあり、いろいろな会話を楽しむことができた。但し、彼はあまり日本語が話せず、もちろんこちらは中国語を話せない(苦笑)という状況なので、お互い手探り状態での英会話である。それでも何となく通じてしまうんだから面白い。彼曰く「日本の女性は化粧が濃い(同感)」、「日本のテレビ番組は人がいっぱい集まって話をしているだけの番組が多い、そしてCMがやたらと多い(異議なし)」、「日本はビルとビルとの隙間が極端に狭い(笑)」など、滞在2ヶ月の間のいろんな感想が聞けて楽しかった。ちなみに中国で有名な日本人は坂井法子(のりピー健在!)、安室奈美江、鈴木保奈美、山口百恵だそうな。どうして女性ばっかりなの?(笑)。お土産にCDプレイヤーを2つ購入、1つは自分用に、もう一つは彼女の分だそうな。一年後に再来日するとの事なので、再会するのを楽しみに待つことにしよう。本当に長い間お疲れさまでした。関係ないけど、どうして僕が部長(泥酔)に絡まれなければならんのだ。辛すぎ。
1085/26/09/2001
 映画「エリン・ブロコビッチ」を見る。アメリカの大企業から史上最高額の和解金を引き出した実在の女性、エリン・ブロコビッチの人生を描く実録ドラマ。離婚歴2回、3人の子持ちで仕事もお金も社会的信用も無い女性が徒手空拳の無手勝流で大企業に勝利する話である。手に汗握るアクションシーンはないし、法廷での奇跡の大逆転もない。主人公が行っているのは地味な調査と住民の説得だけ。話だけを取り出すと、この映画には派手なところが全くないのだが、しかし作品全体のトーンが極めて明るい雰囲気だ。これは最後がハッピーエンドだからというだけではなく、主演のジュリア・ロバーツの存在感、華やかさの賜物だろう。秀作だとは思うけど、オスカーにノミネートされる程では・・・アメリカ人はこういう話が好きなんだよね(笑)。オチが洒落てて楽しい。
1084/26/09/2001
 定時退社日。帰宅途中で「Mac OS X プログラミング入門 Cocoa + Java」という参考書を買ってきた。何か新しいことが始まりそうな予感を確認しようと思う。ついでに新しいCDキャリングケースを購入。前に使ってたやつはコーヒーこぼしちゃってお釈迦になってたのであった。あと、どうしようか迷ったのが、お風呂でCDを聴くための防水ケース。CDウォークマンをケースに入れるだけの代物なんだが、その単純さにちょっと惹かれるたのだった。今日の所は購入を見送ったけど・・・う〜ん。
1083/26/09/2001
 MacWireに連載されているコラム「From Kangaroo Court」ってのが好きで、欠かさず読んでいるのだが、今回のコラム"Tout Pour La Plaisir"は僕が常々思っていることを見事に言い当てている。そうか、こうやって書けば良いのか・・・やられた(悔)。自分を疑うって気持ちを忘れちイカンのだ。あいつが悪い!自分は絶対に間違っていない!と確信している時こそ自分を疑う気持ちが必要なのだ。これができない人は正しく「モノを考えるのが面倒臭くなってる証拠」なんだと思うし、僕はそういう人を説得しようとは思わない。「人を思いやりゃ仇になり自分の胸突き刺さる(by ミスチル)」なのだ。このコラムを読んでも「自分はそうじゃない」って思うんだろうしね。どうしようもないっす。ソフト屋という職業柄、自分がロジカルな性格(何事も白黒でしか判断しない)なんじゃないかとずっと気にしていたのだが、「8ビットあれば256種類の状態を表現できる」って言葉を見てちょっと勇気が湧いてきた。ソフト屋に求められるのは「あらゆる可能性を検討し、最善の策を選択する」ってことだ。これって自分を疑うってのと同じじゃん。なーんだ。
1082/25/09/2001
 仕事を終えた後、新宿で大学時代の友人と夕食を共にする。彼と会うのは本当に久しぶり。最後に会ったのがいつだか思い出せないほどだ。少なくとも数年位はご無沙汰だったはず。大学時代は共に軽音楽部に所属し、彼が部長(ギター)、僕が副部長(鍵盤)であった。唯一、4年間続いたバンドのメンバーでもある。お互いに新宿に来たのは久しぶりということもあり、下手にウロウロしないで高島屋のレストラン街にある「Studio Fresco」というイタ飯屋へ。彼は米軍基地内での物流管理の仕事をしていて、今は遅めの夏休み(12連休!)の真っ直中だそうな。テロの影響で敷地内に入るにも警備が厳しくなっているという。ってな感じで、気が付くと3時間も話し込んでいた(苦笑)。DVDプレイヤーなんて消耗品なんだから安いの買っちゃって良いと思うよ。
1081/25/09/2001
 ある程度、コーディングが上達してくると「こういう書き方で正しいのだろうか?」「もっと上手い方法があるんじゃないのか?」という疑問を持つようになる。そして自分の実力の無さを嘆き、気持ちばかりが焦ってしまうものだ。その気持ちは良く分かる。みんなそういう経験をするのだ。僕だってそうだった。でも、それはちっとも悪い事じゃない。その焦りは「もっと上手くなりたい」という向上心の表れなんだから。逆に焦りを感じないようではダメなんだと思う。今の自分に無い物が分かったのなら、それを身に付けて行けばいいのだ。もちろんいきなり全部は無理だ。できる範囲で少しずつ積み重ねていくことが大事。僕なんか10年もやってるのに、まだ納得のいくコードが書けないでいるんだよ。そんなもんだって。日々修行あるのみ。これでも少しは進歩してるんだから(苦笑)。むやみに焦るのはよくないけれど、その焦っている気持ちを忘れないで欲しい。
1080/24/09/2001
 掃除、洗濯などを片づけた後、再びMac OS X環境でのソフト開発のお勉強。今、僕がやろうとしているのはCocoa-Javaアプリケーション。Javaは開発言語、Cocoaってのはプラットフォームとでも言えばいいのだろうか。Mac OS X上でMac OS X用のソフト動作させるためのプログラム環境である。いろいろと試行錯誤を繰り返しながら、少しずつだけどいろいろな事が分かってくる。別にこれができたからって、どうなる訳じゃない。それでも、知らない事を理解したいという気持ちがそうさせるのだ。たぶん一生こんな感じだろう。そういう性格なんだから仕方ない。まだまだヨチヨチ歩きだけれど、どんな旅にも最初の一歩がある。その一歩にワクワクしたのなら、次の一歩を踏み出せばいい。なんてね(^_^;)。夕食は吉祥寺駅前の洋食屋さん「PUMPKIN PAPA」で美味しいオムライスにパク付く。ちっちゃい頃から何故かオムライスが好きなんだよねえ。
1079/23/09/2001
 ダイコンと豚肉の煮物を作ってみる。外食だとどうしてもコッテリした食事が多くなってしまう。煮物みたいな物って結局は自分で作るしかないのだ。まずはダイコン、豚肩ロース、しょうが、ネギを適当な大きさに切って鍋で炒め、そこに水をひたひたにして醤油、砂糖、酒、みりんで味を付ける。あとはアクを取りながら20〜30分ぐらい煮る。作り方自体は至って簡単。で、お味の方は・・・う〜ん、これはこれで良いような気もするけど、なんか違うような気もする。さじ加減は経験で修得するしかなさそうだ。
1078/22/09/2001
 三鷹の森ジブリ美術館が地元の招待客(抽選だったらしい)に向けてプレオープンしている。正式オープンは10月1日。美術館は家からあるいて3分の所にある。完全予約制と言うことで、大混乱になることは無さそうだけど、今日の段階でも美術館の周辺は自転車が多く停められていて、もう今までの公園の静けさは期待できないだろう。ま、それはそれで良い。願わくば、夢のある美術館だけにくれぐれも事故などが無いように細心の注意を払って欲しいものだ。友人に自宅の位置を説明するのがちょっと楽になるね。
1077/22/09/2001
 吉祥寺のT-ZONEへ。バックアップ用にMOドライブを購入する予定だったのだが、土壇場になって大いに迷う。一時凌ぎならUSBタイプの安い機種でも良いのだが、これからを考えるとFireWireの方が良いのだろうか?。640MBにするかGIGAMOにするかも問題だ。それならPCカードリーダーを買ってメモりカードを使った方が良いんじゃないか。いっそのことCD-RWを買った方が良いんでないの?。でも将来Macを買い換えたらCD-RWって標準装備されてるんだよなあ。そもそもMOドライブって本当に必要なんだろうか?。などの思いが頭を駆けめぐり、30分以上も店の中で考え続ける・・・。結局、その日は結論を出せずそのまま帰宅。店員さんはスゲー変な客だと思っただろうな(苦笑)。関係ないけど、駅前のTSUKUMOがいつの間にか閉店してた(もう店舗リストにも載ってない)。ビックリ。
1076/22/09/2001
 高校時代の友人(ハード屋)と吉祥寺で夕食。Nimdaウィルスの話題などでお互いに情報収集。その後、彼が持ち込んだPower Book G4をフル活用してMac OS X環境でのソフト開発のお勉強。Mac OS Xには無料で開発環境が添付されているのだ。最初はいろいろと勝手が違って戸惑うものの、広い意味での考え方はVisual C++なんかに共通するものがある。奮闘の末、ちっちゃいちっちゃいアプリケーションの作成に成功。面白いかも。
1075/21/09/2001
 夜も遅くなった頃、こないだ納品したソフトの評価報告が顧客先から届く。なんとバグが11個、うち僕の担当分が9個。こりゃ新記録だわ。わはははは(涙)。でもエイヤーッ!と1時間で全部直しちゃったもんね〜だ。わはははは。あ〜マジで焦った(汗)。まあ、こないだ出したのは評価用のβ版だったから命拾いしたよ。正式納品は来週末の予定。要は間に合えば万事OKなのだ。やるぞ〜っ。
1074/20/09/2001
 前々からの懸案だった、トップページの画像を全て掲載した「Gallery」を暫定公開!。単にiDisk(Macユーザーにはもれなく10MB)を使ってみたかっただけなんだけどね(苦笑)。内容も大したことないし、ページのナビゲーションにもいまひとつ納得がいってないけど、まあ良いでしょ。しかしiDisk。無料のディスクスペースは嬉しいんだけど、とにかくファイル転送の操作が重すぎる。何とかならんのか?。
1073/18/09/2001
 ポール・マッカートニーの新作が発表される模様。アルバム・タイトルは「ブルー・スカイズ」。前作はベスト盤(なぜか買った)、前々作はロックンロールのカバー集(なぜか買ってない)、その前はライブアルバム(やっぱり買った)ということで純粋な新作としては1993年の「オフ・ザ・グラウンド」以来。やっぱ新曲が聴きたいのだよ。あれからずいぶんと時間が経っているから良く分からないけれど、良い意味で力の抜けたやさしい作品集になるだろう。もうお爺ちゃんって感じだもんね。でもこないだ再婚したんだよな。ラブリー・ポール健在。
1072/17/09/2001
 コーネリアスの新しいサイトが稼動中。小山田圭吾という人に僕は同世代人としてのシンパシーをずっと感じつづけているのだが、4年ぶりに新作が出るそうな。作品の度に、あっと驚く新機軸(それも微妙な)を見せてくれるのだが、今回はどんなものだろうか。ジャケットのセンスもカッコ良いのか悪いのか良くわかんないし(苦笑)。そういう意味でも期待大。そう言えば、同世代のアーチストでコンスタントに聴き続けてるのはこの人ぐらいなんだよなあ。なんで?
1071/17/09/2001
 The Coupというグループの新作のジャケ。数ヶ月前から準備していたとは言え、さすがに販売を延期したみたい。そりゃそうだろうねえ。まんまだもの。
1070/17/09/2001
 朝起きて時計を見たら10:30を過ぎている!。目覚ましをセットしたはずなんだが・・・ほら、ちゃんと7:00にセットしてるじゃない何で鳴らないの・・・ああああっ!時間はセットしてるけどアラームをセットしていないじゃん。ガーン。そりゃ鳴らないわ。ドジだねえ。
1069/16/09/2001
 何とも言えない微妙な味を醸し出しているサイトをご紹介(ちょっと重め)。なんだろね、これ?。カッコ良い物を作ろうとしてこうなったんだったら笑える。狙いなんだったら鋭すぎる。作者は中国の人なんだろうか。「マトリックス」ネタが笑える。
1068/06/09/2001
 午前休。来週の月曜日に納品予定なのに、思うように頭が働かない。夕方になって大きなバグが三連発。必死で原因を探って分かったのは、全部自分のミスだったということ。即修正。結局、遅くまで残業。終バスを逃し徒歩にて帰宅。ほとんど完成したジブリ美術館の横を通り過ぎると、大きな窓からトトロがユーモラスな顔でこっちを見ている。ちょっぴり和む。午前様。
1067/05/09/2001
 今、玄関に飾ってある絵はMichael Sowaという人の作品(を印刷したもの)。柔らかい光の中を3羽のペンギンがゆっくりと飛んで行く。その姿を猫が窓辺でぼんやりと見ている。見ているだけで気持ちがホンワカしてこない?。淡いタッチなんだけど、どことなく不気味、でもユーモラスなんだよね。このバランスが絶妙なのだ。公式ページは無いみたいだけど、こことかこことかここなんかで作品の一部を垣間見ることができマス。
1066/04/09/2001
 電話機を注文した。携帯電話があるから家の固定電話は必要ないと思っていたけど、大事な電話の時に限って携帯の電源が切れていたりする・・・これじゃイカンよね。どうせならカッコいい電話をと言うことで、バング&オルフセン製のBEOCOM1401とその専用スタンドを奮発した。お届けは注文順とのことで、到着日は不明。はよ来い。
1065/03/09/2001
 先週のサジタリウスのあらすじ。パルバラ姫と共に追い求めてきた最終兵器スイード。ついにその獲得に成功し、マグロック星へ帰還していた戻っていたその時、パルバラ姫と共に追い求めてきた最終兵器スイード。遂にその獲得に成功。マグロック星への帰還の途中で突如として敵の戦艦が現れ、サジタリウス号ごと捕らえられてしまう。そして最後の懇願も空しく、マグロック星に向けてスイードが発射された。地表に激突し爆発するかと思われた瞬間、スイードは眩しい光を放出しながら大きく膨れ上がっていく。光を浴びたマグロック星には緑が蘇り、恵みの雨が降り注ぐ。そして人々の心からは争いの念が消え去っていった。戦争を終わらせるという最終兵器は強力な爆弾などではなく、平和をもたらす光だったのだ。宇宙便利社への報酬は花の首飾りだけだったが、仕事を終えた充実感はいっぱい。そして、いよいよ地球への帰途に付くのであった。久しぶりのラザニアが待っている。
1064/03/09/2001
 本当は3週間以上も前にやるべきだった事を、今必死で取り戻そうとしている。じっとなんかしていられない。とにかく今の自分にできそうなことは全部やる。
1063/30/08/2001
 午前中、下期に開発を始める次期製品の事をボンヤリ考えていた。どうしても改善したい機能と、どうしても切り捨てられない機能が複雑に交錯していて、ソフトウェアとしてのバランスを取るのが難しい状況になる。機能は増やしたい。でも操作は改善したい。開発期間も予算も限られている。どうすれば最も効率よく最大公約数を取りまとめられるのだろうか・・・と、そのとき閃いたのだ。モーツァルトではないが、一瞬にしてソフトウェア構成の全体像が頭の中にパッと浮かんだのである。その漠然としたイメージが本当に理にかなっているかを確かめるため、概要図を慌てて裏紙に書き殴り、全ての処理シーケンスをチェックする。これだ。これならほぼ全ての要件をエレガントに集約することができる。やった!。やったね〜っ!。いぇい!。我ながら絶妙なバランスだ。これのどこか一つが欠けても上手くいかない。とても美しい構成だ。取り急ぎ、この構想をリーダーに確認してもらう。結果はバッチリ。僕の構想を全面的に支持してくれた。この方針で詳細を詰めていけばきっと良い物になる。あとはこのアイデアを部長に説明しなければ・・・ああああ、急に気が重くなってきた。機能を追加することしか頭に無いあの人にはこのバランス感覚は理解できないだろうなあ。思いついたは良いが、先が思いやられる。ふぅ。
1062/29/08/2001
 これか?これじゃないか?。PSION 5mx Proの日本語版が発表されている。国内ではあんまり知られていないPDAだが、ヨーロッパ圏ではかなりメジャー。事実、Cebit 2001でドイツに行ったときも、多く見かけたものだ。とにもかくにも、デザインがカッコ良いのだ。液晶ディスプレイを開くとキーボードがスライドして出てくる、なんつーところがもう堪らない(笑)。内蔵ソフトもスケジュールやToDoリスト、ワープロ、メモ、表計算、アドレス帳、データベース、スケッチ、電子メール、WEBブラウザ、電卓、ボイスメモまで標準搭載していて、HP200LXの物足りない部分を補足して今風に仕上げるとこうなる、って感じ。潔い製品コンセプトには非常に惹かれるものがある。PDAにカラー液晶なんていらないのだ!。今までもPSIONの英語版をソフトウェアで日本語化したものが発売されてはいたのだが、今回は本体のROM上に日本語版OSと日本語入力ソフト「UniFEP Pro」を搭載しているからねえ。正真正銘の日本語版だ。SymbianのOS「EPOC」を日本語化した初めての製品でもある。これか?。僕の探し求めていた物はこれなんじゃないか?・・・(熟考中)。Mac接続キットは別売りなのね。とほほ。あるだけマシか。
1061/28/08/2001
 マイケル・ジャクソンの新作発表が近づく中、公式サイトにて新アルバム「Invincible」からの初シングル「You Rock My World」の試聴が開始された。早速、聴いてみると・・・おお、ちゃんとマイケル・ジャクソンしてるじゃないか!。ちょっと地味めだけど(苦笑)。ちなみにアルバム「Invincible」の発売は10月30日。
1060/28/08/2001
 7時間半も会議をやってどうしようってんだろうねえ。どうせ今日決めたこともすぐに忘れちゃうんでしょ。既に前回の話し合いの時とコンセプト変わってるし。仕事の中で一番エネルギーを使う部分が「部長を納得させること」ってのはどゆこと。だめだこりゃ。
1059/26/08/2001
 ExhibitionにFast Sync No.26 "ERASED"を掲載。これもTシャツのデザイン候補。
1058/25/08/2001
 CD「ASIA 「エイジア 武道館'83/ASIA」、「ヨーロッパのオーティス・レディング/OTIS REDDING」を購入。前者は、ジョン・ウェットン脱退直後の日本公演のライブ版(公式ページに載ってないのは何故?)。急遽加入したグレッグ・レイクがボーカルを担当した最初で最後のコンサートだ。当時、この模様はMTVで衛星中継されたのだが、リハーサル不足で演奏は散々の結果となり、レイクはこれ一回で脱退。そしてウェットン復帰、という経緯があり、ファンの間では半ば伝説化していた音源である。で、聴いてみると演奏はそんなに酷くないのだが、ウェットンの乾いたボーカルに比べてレイクのボーカルは湿っぽく、爽快感に欠ける。合わないのだ。逆に言えばASIAの楽曲群はウェットンのボーカルスタイルに最適化されていたという証明でもある。今更こんなこと証明されても仕方ないのだが・・・。後者はタイトル通り、1967年に行われたオーティス・レディングのヨーロッパツアーの実況録音版。ちなみにこの年の十二月にオーティスは飛行機事故によって死亡している。何となくフィジカルな音楽が聴きたくなって衝動買いしたのだ。この頃のライブ録音は変な小細工なし(つーか技術が無かった)なので、サウンドがダイレクトで、それが逆に躍動感を感じさせる。オーティスをきちんと聴いたのはこれが初めてなのだが、音楽のジャンルを越えた問答無用の良さがある。飾りっ気なし。仕掛けもなし。俺はこんな風に歌えるんだ!というストレートな提示に震えがくる。何度聴いても「TRY A LITTLE TENDERNESS」は名曲だ。ガッタ!ガッタ!。
1057/25/08/2001
 両親のために購入したiBook(新)のセットアップを行う。セットアップと言ってもインターネットの設定をするだけなのだが・・・。父親からクレジットカードの番号を聞いて、リムネットのオンライン・サインアップで申し込むと、ものの30分で全て完了。僕が入会した頃に比べるとだいぶ進化してるんだねえ。あとは両親にマシンを届けるだけだ(あ、パソコンの教育もやんなくちゃ)。ついでなので、自分のマシンもOSから再セットアップした。1年に一回ぐらいクリーンにしないと、精神衛生上なんとなく落ち着かないんだよねえ。こちらはOS、インターネット、アプリなどを含めて1時間程度で完了。やっぱMacは楽だわ。Windowsだと丸一日かかっちゃうもんね。
1056/24/08/2001
 映画「地球に落ちてきた男」を見る。1976年に制作されたデビッド・ボウイ主演のカルトムービーである。故郷の星に妻子を残して地球に落ちてきた主人公(異星人!)は、発明家として巨万の富を築き、ロケットを建造して故郷の星に帰ろうとする。しかし、直前で政府組織に捕らえられてしまう。数十年にも及ぶ軟禁生活からやっとのことで抜け出したのだが・・・という物語。はっきり言ってストーリーはよく分からない。難解なのではなく分かりにくいのだ。特撮も時代を感じさせる。宇宙船が墜落を表現するのに、小さな池の中でダイナマイトを爆発させるだけってのはいくらなんでも強引だろう。後半でボウイが自分の本当の姿(異星人)で登場するのだが、そのあまりのチープさには笑った(笑)。そういう意味では正にカルトムービー。センスだけで押し切っちゃう感じは、映画「007 カジノロワイヤル」と少しダブる。ボウイが主演じゃなかったらこの感覚は出なかっただろう。エレベーターの重力に耐えられなくて卒倒するシーンは見物。
1055/23/08/2001
 コラム「記録メディアの記録」を掲載。巷に出回っている小型記録メディアをまとめてみた。完全に自分のためだけの文章。これはもはやコラムではない。
1054/21/08/2001
 今、非常に気になっている先端テクノロジーにDLP(デジタル・ライト・プロセッシング)っていう映像技術がある。テキサス・インスツルメンツが開発したフルデジタルのディスプレイ技術で、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)っていうチップを使ったものなんだが、このチップが凄い。チップの中心部には約50万〜130万個の小さい鏡がビッシリと敷き詰めてあって、このひとつひとつの鏡が±10度ほど動くようになっている。映像に必要な部分の鏡は+10度、必要ない部分は−10度に傾けて、ここに光を当てると+10度の鏡に当たった光だけが投影用のレンズを通ってスクリーンに映像を映し出すのだ。±10度の動きは1秒間に数千回も繰り返されるので、人間の目には滑らかに動く映像として見える。で、これの何が優れているのかって言うと、今までのアナログ・プロジェクタよりも多くの光がスクリーン上に集まるので画像は非常に明るくなり、また解像度も高くなるってこと。映像をデジタルのままで管理できるってことは映画業界にとっては大いなる福音なのである。去年公開された「スターウォーズ・エピソード1」はこの技術を導入して撮影から編集、上映までの行程を全てデジタルで行った世界初の作品となった。この作品への貢献が認められ、DLPはデジタルシネマ技術のデファクトとして一歩リードした感がある。何しろあんな小さなチップの中に100万個の鏡が詰まっているのである。思い付いたとしても実際にやってみようとは思わないでしょ、普通。それをやっちゃうところがアメリカ人の凄いところなのだ。こういう虚仮威しっぽい技術が大好きなのだ、僕は(苦笑)。次に控えているのは家庭用の大型ディスプレイの可能性だろうか。液晶ディスプレイよりも明るく、プラズマディスプレイよりも大型のテレビが登場するのも、それほど先の話では無いかもしれない。
1053/19/08/2001
 TV映画「ブレーメン4 〜地獄の中の天使たち」を観る。手塚治虫が日本テレビの24時間テレビ(1984年)のために作成した、当時はまだ珍しかった2時間の長編アニメである。この頃の24時間テレビは毎回、手塚アニメが放映されていたのだ。ご記憶の方も多いと思う。小学生の頃、確かに「観た」という記憶はあるのだが、その内容については殆ど覚えていなかった。レンタルビデオ店でこのビデオを見付けた時にも、ぼんやりとしかイメージが沸かなかった。内容はドイツの古い童話「ブレーメンの音楽隊」を元にしたSFファンタジーアニメで、激しい侵略戦争の最中、宇宙からの使者より与えられた「変身器(葉っぱ型)」で、人間の姿に身を変えたイヌ、ネコ、ロバ、ニワトリの4人(?)が侵略者に立ち向かう、というストーリー。観終わったあとでも「あ〜こんなんだったけかなあ」という感じ。20年近くも前の話だ、無理もない。手塚氏亡き後にも続々と手塚アニメは制作され続けているのだが、それらはなんというかこの頃の「手塚オリジナルのアニメ」とは手触りが違うのだ。とにかく全体の雰囲気が全然違う。この「ブレーメン4」もストーリーは覚えていなくても、その手触りに懐かしさを感じるのだ。そういう意味では、ギリギリその感覚をリアルタイムで感じることができたのは非常にラッキーだったのだろう。もちろん今観ても楽しい作品であった。
1052/18/08/2001
 新宿のシアターアプルへ「小堺クンのおすましでSHOW(17)〜2001年孤島への旅」を観に行く。おすまし体験は去年に引き続き2回目。出演は去年と同じ松尾判内、坂井香代子に加え、ミュージカル俳優の本間憲一をゲストに迎えている。相変わらずどこからどこまでがアドリブなのか分からないスリリングなコメディ舞台であった。去年もそうだったのだが、小堺氏と絡む松尾判内の面白さはもっと評価されて叱るべきだと思う。涙が出るほど笑いこける事なんてなかなか無いもんね。坂井香代子も舞台向きの隠れた逸材だ。歌ありダンスありの3時間強。それぞれの個性が見事に融合した楽しい舞台であった。ちなみに、座席はなんと前から5番目!。出演者の細かい表情まで良く分かって楽しさ倍増だったのだが、如何せん会場の右端の方だったのでずーっと左を向いていた。首が痛い。できればまた来年も行きたいな。モレっ!
1051/17/08/2001
 相変わらず筋肉痛の今日この頃。腿の裏の筋肉が伸びると(即ち歩くと)痛いので、必然的にロボットのような歩き方(それも昔の)になる。で、昨日のスーパーSE氏の件。取りあえず、何かしらは作り終えた様子。ただでさえ多忙な先輩がそのテストをやることになった。恐る恐る「どうすか?動いてます?」と訪ねると「まあ、取りあえずはね」との事。取りあえずは一安心。がしかし、話を聞いているうちに何かがおかしいことに気が付く。今回の仕事は、とある処理を一括で行うライブラリを開発することにある。納品するのはライブラリと、その使い方を示すサンプルプログラムだ(後者は僕が開発した)。で、先輩が動かしているサンプルプログラムをよくよく見ると、僕が作った物ではないのだ。「これなんすか?」「なんかもうひとつ作っちゃったみたいよ」んが〜っ、なんじゃそりゃ〜っ。忙しいから、間に合わないからサンプルは僕が作りますって話をしたじゃないかよお。奴は何をやってんのだ?。「でね、ソースを直接組み込んじゃってるんだよねえ」ん?、ソースを組み込む?。どういうことだ?。サンプルプログラムってのは、あくまでもライブラリの使い方を示すためのものである。なので、当然ライブラリを呼び出して処理を実行するんだが・・・よくよく見ると奴の作ったサンプルはそのライブラリの部分を直接(ソースレベルで)プログラムに組み込んでいたのである。つまりライブラリを呼び出していないのだ(しばし呆然)。何これ?。意味無いジャン。何のためのサンプルなのだ。つーか、サンプルになってないやんけ(苦笑)。アホか?。先輩の話では、最終的には僕の作ったサンプルを提出することになるだろう、との事。そりゃそうだろう。だってこれ「サンプル」になってないもの。何を考えているのか分からん。疲れる。非常に疲れる。(-_-;)
1050/16/08/2001
 うぉ〜っ、全身筋肉痛じゃ!。それはさておき、「営業と開発を取り持つことができる数少ないスーパーSE」氏。某銀行向けの小規模な開発(およそ1人月)を担当していたのだが、あちらこちらに手を出し過ぎて予想通り自滅(誰も頼んじゃいない。自分で「やります」って言ったのだ)。結局、一人じゃどうにもならないとリーダーが判断し、作業の3分の2を僕が助っ人する羽目になった。釈然としなかったが致し方ない。僕の担当分は一昨日までに完成させ、引き継ぎも完了している。残り3分の1はもう完成しているとのことで、あとはテストだけだと思っていた。ところが今日になっても、まだテストを始めていないことが発覚。来週の月曜日に提供するんだぞ。なにしてたの?。急遽、開発メンバーを召集して緊急会議を開き、どういうことなのかを問いつめた。「もう開発は済んでるんで、明日からテストできるよう準備します」とスーパーSE氏。まあ、コーディングが済んでるんだったら、取りあえず正常系だけでもテストできるし、なんとかなるだろう。とりあえずホッとする・・・と、いつもならこれで終わりなのだが、今まで何度と無く嘘の報告で翻弄されてきたのだ。ホントに開発は済んでいるのか?。どうも信用できない。で、失礼かとは思ったがサーバに格納されているその「開発は済んでる」というソースを覗いてみた・・・無い。何にも無い。関数の中に記述されているのはreturn文だけ。他にはな〜んにも無い。なんだこりゃ?(叫)。驚愕の事実にしばらく呆然とする。これのどこか「開発は済んでる」なのだ?。う、う、う、嘘じゃねーかよ!(憤)。これじゃテストどころじゃねーだろが。いったい何を考えているんだ?。マジで信じられないよ。明日の朝、彼がどういう対応を取るのか、しかと見届けてあげようじゃないか。何かもう、能力がうんぬんというレベルじゃなくて、人として信用できんよ。
1049/15/08/2001
 急遽、会社をお休みして朝から庭の草刈りに勤しむ。昨日の夜、自宅に戻ると郵便受けに一通の封筒が入っていた。マンションの管理組合からの手紙で「庭の草及び芝が伸びて蚊が発生しており、階上まで来ると苦情がありましたので、早急に除草してくださるようお願いします」とあった。ガーン!。マンションの一階は全部で3部屋なのだが、草が伸び放題になっているのは明らかに僕ん家の庭だ。とうとう苦情が出てしまったか・・・トホホ。週末までまだ3日もあるし、また天気が悪かったらさらに先延ばしになってしまう。さらに突っつかれるのは避けたかったので急遽、会社を休んで草刈りをすることにしたのだ。先輩夫婦(ここの前の住人)が残していってくれた電動草刈り機を充電し、虫よけスプレーを体中に噴霧、朝の10時から黙々と庭の草を刈る。決して大きな庭ではないのだが、隅から隅まで一人でやるとなると、これがかなりの重労働。刈っても刈ってもなかなか作業は捗らない。汗はダクダク。膝はガクガク。草の陰からありとあらゆる虫が逃げ出していく。彼らにとってはパラダイスだったんだねえ。すまぬ。スプレーをしたにも係わらず、こんなに刺されたことはないぞ!と言うぐらいに虫に刺される。結局、一段落したのは5時間後。刈った草は70リットル袋で3つ分。体はボロボロである。芝刈り機の電池も切れてしまった。マンション暮らしも大変なのであった。
1048/13/08/2001
 コラム「ロック老年期」でも登場してもらった大学時代の友人からメールが来ていた。彼も僕と時を同じくしてTシャツ用のアイロンプリント用紙を買ったのだという。どうしてこうタイミング良く興味の対象が一致するかねえ(笑)。彼の質問は、どういうTシャツにプリントしたの?、無地でしっかりとした(丈夫そうな)Tシャツって売ってる?ってこと。で、解答。僕の場合は正に「無印良品」の無地のTシャツで作ったのであった。ヘインズのTシャツとかでも問題は無いと思うけど、あれはどちらかというとアンダーウェアっぽい感じだね。ブルース・スプリングスティーンみたいなやつ、と言えば分かるかな?。自作Tシャツ用のTシャツ用(?)なんつーのも市販されてるので、そちらもご検討あれ。自作Tシャツブーム来る!?。
1047/13/08/2001
 突然だが、航空会社のロゴマークってカッコイイなあと思うのだ。様々な国の様々な会社が、それぞれ固有のロゴマークを持っている。空港へ行ったときなどは、各社のロゴマークを見比べてみるのが僕の密かな楽しみだったりする。会社のロゴマークってある種、デザインの究極だもんね。で、シアトルにある航空博物館(Museum of Flight)のページでは世界各国の航空会社のロゴマークを見ることができる。すっかりお馴染みのものから、初めて見るようなものまで様々。「航空会社のマーク」という同じスタートラインに基づくデザインなのに、こんなにユニークなバリエーションがあるんだねえ。楽しい。
1046/12/08/2001
 特に何の予定もない休日。2週間振りに部屋の掃除、洗濯などを徹底的に行う。ずーっとやりたかったんだよねえ。きれいサッパリ。珍しく時間が余ったので、前々から構想を練っていたオリジナルのTシャツ作りに着手する。自分の気に入るデザインのTシャツを見付けるのって以外に難しい。だったら自分で作っちゃえってのが事の発端なのであった。記念すべき最初のデザインは、ドイツ出張時に空港で買い求めたニワトリ君のぬいぐるみ。こいつが何とも言えない愛嬌のある顔をしているのだ。ドイツじゃ人気があるのだろうか?(名前が分からないので我が家では「ベンツ」と呼んでいる)。Illustratorで描いたニワトリ君のイラストを専用の紙に印刷し、必要な部分を切り抜いてアイロンでTシャツにプリントする。シューッ(アイロンをかける音)。ちょっと時間をおいて冷ましたら、プリントシートをゆっくりと剥がしていく。ペリペリペリ(シートを剥がす音)。わーい、できたできた。思ったよりも綺麗に印刷できるではないか。こりゃ楽しいぞ(笑)。早速、第二弾の構想を練らなくては・・・。と言うわけで、ExhibitionにFast Sync No.25 "HARMONY"を掲載。Tシャツのデザインに使用したニワトリ君の雄志である。どことなく間の抜けた感じがGood。
1045/09/08/2001
 5日ぶりに出社。まだ頭は休みボケ状態である。今週はノンビリ行こうと思っていたのだが、出社早々に事件が発覚する。例の「営業と開発を取り持つことができる数少ないスーパーSE」氏。自分の作業が忙しくなったとかで、担当していた作業を他の人に投げているではないか。そもそも、その作業は彼自らが「僕がやります」「大丈夫です」「すぐできます」とか言って、勝手に抱え込んでいたものだ。そんなに抱え込んでホントにできんのかね?と当初から思っていたが・・・やっぱりね。おまけにピントのぼけた仕様を勝手に策定して、それを顧客に提示しちゃってるときたよ。その仕様の何処が駄目なのか何度も説明したのだが、ちっとも理解してない様子。で、納品が2週間後だって?。アラーム挙げるのが遅すぎるんだよ!。人の制止を振り切ってまで「やります」って言ったんだから、最後まで面倒を見ろっつーの。暴走するのは勝手だけど、結局どうにもならなくなって、最後は他人に迷惑をかけてるんじゃお話にならないよ。「やる気がある」ってのと「仕事ができる」ってのは全く関係無いのだよ。できなくっても良いから邪魔だけはしないでおくれ。
1044/08/08/2001
 夏休み3日目。この7月に開館したばかりの日本科学未来館に行く。最先端の科学技術とそれに携わる技術者に出会うことができる新しい施設だ。ゆりかもめから見えるその建物は如何にも「科学」って感じで面白い。やっぱりここもチビッ子が多くて少し照れくさかったのだが、好きな物は仕方ない。超伝導の実験なんかを「よく見えないよ〜」なんて思いながら見ている自分が好きなのだ(苦笑)。インターネット通信の物理モデル(ビットを小さなボールに模した装置)や、衛星から送られてくる画像が映し出される大きな映像地球儀、ロケットエンジンの実物なんかが展示されていて、とても興味深かった。開館したばかりと言うことで、まだこ慣れていない感じもあったが、きちんとした形でこういう施設が誕生したのは嬉しいことだ。もう少し、実際に触れられる物があったら良いなと思うけど。でも魔法のようにみえる科学技術ってのは、非日常に近づく最短距離なんだよねえ。子供にとっては、どんなに影響力があるか計り知れない。僕は大人になっちゃったので、仕掛けが見えちゃうことが少し寂しくもあったけど。でも、楽しかった(笑)。あ〜あ、夏休み終わっちゃった。
1043/07/08/2001
 シネマメディアージュで映画「千と千尋の神隠し」を見る。「もののけ姫」で引退を宣言していた宮崎駿が満を持して送るファンタジー巨編である。全編が紛れもない宮崎ワールドである。両親と一緒に廃墟のような不思議な町に迷い込んだ千尋という少女が、魔法で豚にされてしまった両親を救うため、魔女の経営する風呂屋で働くという話。この風呂屋というのが各地の神様が疲れを癒しに来る湯場という設定なのだ。これが面白い。何とも言えない不思議な神様達のキャラクターを見ているだけでもワクワクする。こうした物語の上でのエピソードに加え、この作品は過去の宮崎作品からの引用やイメージのオーバーラップが多い。全身どろどろのクサレガミはの巨神兵だし、千尋が配水管の上を疾走する感じは「カリオストロの城」、エレベーターで最上階まで連れていってくれる大きな怪物は明らかに「トトロ」の引用だろう。湯婆婆や釜爺は「天空の城ラピュタ」に似たような顔の人物が登場していたし、可愛い煤の虫(?)は明らかに「となりのトトロ」のまっくろ黒助だ。こういう手法は賛否両論だろうが、こういう顔ぶれが揃うことで手塚治虫が築いたような「宮崎駿ワールド」になっているのだと思う。辻褄が合わない歪なところが目に付くこともあるけれど圧倒的な絵の力と演出力により、そんな思いはどこかへ飛んでいってしまうのだ。全編2時間強の長丁場をまったく飽きさせない作品に仕上がっている。「もののけ姫」で試みた「おどろおどろしい」怪物の表現手法がここに来て見事にファンタジーの要素として消化されている。こういう映画が見たかったんだよ!。少なくとも「A.I」よりはよくできた映画だと思う(苦笑)。強く推奨。太鼓判です。しかし、こうしてみると「もののけ姫」って一体何だったのかねえ。関係ないけど、青蛙の声を担当している我修院達也って若人あきらの事だよねえ?
1042/07/08/2001
 夏休み2日目。今日はパレットタウン内のVenusFortを徹底探索。たっぷり買い物をするつもりだったのだが、8月10日にリニューアルオープンするとの事で閉鎖中の店舗が多く目に付く。ちょっと残念。また、女性向けの店が圧倒的に多い、特に欲しい物がなかった(ということに現場で気が付いた)こともあり、結局は何にも買わなかった。経済的にはこれで良かったんだけど(苦笑)。それでも人工的な異空間をただただ徘徊するだけでもかなり楽しい時間を過ごせてしまうのだ。平日の午前中でも、それなりにお客が入っているのはどういうことなのだろう。不思議だ。驚いたのはNEO GIO World が閉鎖されていたこと。いつかはこうなると思っていたが・・・やっぱりなあ。個人的には穴場っぽくて好きだったので残念。時間が余ったので近くにある東京都水の科学館に行く。水道に関する知識を遊びながら学ぶことが出きるという至って真面目な施設である。パレットタウンから夢の大橋(都市博の置き土産、誰も使わない橋として有名)を渡ってすぐの場所にあるのだが、その存在すら知らない人が多い。また、知ったところで敢えて行こうとも思わないだろう。ところがどっこい、僕はこういう施設が大好きなのだ。楽しみながら学べるなんて最高じゃないか(自己弁護)。案の定、館内の人影はまばら。それも殆どが親子連れという状況で、かなりこっ恥ずかしかった(苦笑)。チビッ子達に混じりながら、水の実験を見学する。気圧が下がると沸点が下がって常温でも水が沸騰し、最後は固化しちゃうんだねえ。知識として分かっていても実際に見るとやっぱりインパクトがある。渋谷の電力館なんかに比べると明らかにボリュームに欠け、ちょっと寂しい感じは否めないのだが、こういう場所が好きなんだから仕方ない。楽しい。
1041/06/08/2001
 シネマ・メディアージュで映画「A.I」を見る。メディアージュは都内でも珍しい完全予約制の映画館。午前中に予約を済ませておき、一日中遊び回って、夜にはゆったりと映画を見る、なんて離れ業ができるのだ。他の映画館も見習って欲しい。で、問題の「A.I」なのだが・・・う〜ん、困った。この作品はどう受け止めれば良いのだろう。御存知の通り、「アイズ ワイド シャット」の次の作品としてキューブリックが準備していた作品を、スピルバーグが引き継いだ形で制作された物だ。完成した映画は紛れもない「スピルバーグ作品」となっている。映像的には完璧。配役もベスト。ハーレイ・ジョエル・オスメント君、あんたは天才だ!。今後も酒に溺れないで頑張って欲しい。しかし・・・何かしっくりこないのだ。キューブリックの遺稿、最高の映画監督、最高の配役、最高の映像技術。これらが見事に集約して完成された作品には間違いなく最高なのだが、僕が率直に思ったのは「ひょっとして、この作品は作られなかった方が良かったのでは」という懐疑的な思いだ。何とも表現が難しいのだが、ビートルズの再結成シングル「フリー・アズ・バード」を聴いたときと同じ様な気持ちである。内容が悲しすぎるというのも、こう思った一因かも知れない。とにかく、悲しくて見ていられないのだ。大のキューブリック信者としては複雑な思いだ。う〜む。
1040/06/08/2001
 今日から3日間の夏休みに突入。今年は二泊三日のお台場豪遊ツアーである。宿泊先はフジテレビ横のホテル・グランパシフィック・メリディアン。映画に出てくるような綺麗で豪華なホテルだ。やっとのことで死守したお休みなのだ。このぐらいの贅沢はしなくちゃねえ。初日はホテルの目の前にあるAQUA CITYDECKS TOKYO BEACHでお買い物。帰宅の時間を心配しなくて良いというのは、やはり心持ちが違う。のんびりたっぷり店舗を巡る。平日とは言え夏休みシーズンなので家族連れが意外に多い。パソコンなどに使われる部品で作ったロボット型のアクセサリーと、脱力するほど脳天気な犬の絵がプリントされているTシャツを購入。思ったほど買い物はしなかったが気持ちはたっぷり満たされた感じ。
1039/04/08/2001
 毎年恒例、戸田市の花火大会に行く。近所に住む高校時代の友人がいつも場所取りをしてくれるのだ(感謝)。なんでも、年々競争率が高くなってきているようで、今年は一週間前に場所取りをしたという。板橋区と戸田市の合同開催と言うことで、都内でも有数の花火大会には違いないのだが・・・凄すぎ。例年の如く早めに集合し、買い出しや料理の支度を整え、そそくさと土手へ向かう。相変わらず、戸田市は力でねじ伏せる花火、板橋は小技を利かせた花火であった。恒例とは言え、この対決(?)が面白いのだ。夜の空に火薬を打ち上げて爆発させようってんだから、やっぱ凄いのだ。花火は。その日はそのまま友人宅にお泊まり。持ち込んだPS用のゲーム「ポイッターズポイント2」で盛り上がる。クタクタになって就寝。
1038/01/08/2001
 定時退社日だったのだが、ちょっと(無許可で)残業。なんだかねえ。そろそろ帰ろうかと思っていたところに、部長がやってきて「さ、飲みに行こうか(小笑)」とお誘いが。いつもだったら120%断っているところなのだが、なぜか今日に限って「そういうのもありかな」と思い部長、リーダーの3人で飲みに行った。なんでそう思ったのか自分でも良く分からない。話題は「来月の中旬にβ版を提供しなきゃいけない案件」に集中する。部長は取り立てて思い詰めているわけでもなく、未だに何とかなるんじゃないかと思っている。オプティミズムもここまで来ると笑うしかない(笑)。それでも「うちも顧客も何とかしたいと思っているのは同じだから」という意見には賛成。向こうだって断るに断れない状況なんだものね。妥協点を探るしかないんだろうなあ(妥協点があればの話だけれど)。話を聞いているうちに、僕一人だけが慎重論を唱えていることがバカらしくなってきた。ただ「前の版だってギリギリになって完成したんだから」っていう意見は聞き捨てならなかったね。誰が完成させたと思ってるんだよ!。ちっとも懲りてない。それにしても、こんな反抗的な堅物(僕)を何事も無かったかのように飲みに誘う(それも飲めないのに)なんて、この人の考えていることはやっぱり分からない。面白いっちゃー面白いのかも。
1037/31/07/2001
 どもども、「オレは悪くない!」「アイツが悪い!」ででお馴染みの負け犬で御座居ます。ワォーン!。人の思いは様々で、どれが正解などと恐れ多いことは申しません。しかしながら、簡単に「出来ません」等と言った覚えはないし、逃げているという意識もないし、これが負けだとも思わない。知恵も絞って、今出来る最善の策を考えた末の、僕なりの結論なのだ。「なんとかするのがSEの仕事」なのは間違いないが、それは必ずしも「完成させる」ことを意味するとは限らない。少なくとも、顧客に嘘を付いてまで「なんとかします」なんて僕は言えない。くどいが、これはあくまでも僕の姿勢だ。単に腰抜けなのかも知れん。もはや僕が騒いだところで誰も耳を貸さないだろう。黙って見ているしかない。ま、今日になって光明(らしきもの)が見えてきたようで、それは本当に良かったよ。僕がいまいち素直に喜べなかったのには理由がある。それは、この光明が「終わり」ではなく「始まり」なんじゃないかと思ったからだ。扉を開けてしまったら最後、もう後には戻れない。僕がそうだったように。もう、この話はこれでおしまい。
1036/30/07/2001
 例の「来月の中旬にβ版を提供しなきゃいけない案件」。今日の午後、お偉いさんが雁首揃えて顧客先に打ち合わせに行った。代案が何もないんだから、間違いなくポシャると思っていたのだが、のらりくらりと上手いこと言い訳してきたらしく、結局「未完成版」を取りあえず提供するという事になったらしい。要は問題を先送りしてきただけだ。な〜んにも解決してない。バッカじゃないの!。アホさ加減にグウの音も出ないよ。何を考えればそういう事の運びになるんだ。顧客をダマしてるのと同じ事じゃないか。どゆこと?。おまけに納品日は僕の夏休みとピッタリ一致する。あと一週間で何とかしろってか?。こうなったら意地でも休んでやるからな。どうなっても僕は知らん。
1035/29/07/2001
 午後からヘアカットに行ったぐらいで、特に何もせずヘナヘナと過ごす。最近、時間が経つのが凄く速く感じる。さっきまでお昼過ぎだと思っていたら、あっというまに夜である。ちょっとしたやりたいことがたくさんあるのに、また次の機会にでも・・・と思ってしまう。小学生の頃は週休1日にも係わらず、日曜日があんなに長く感じていたのに。学生時代は如何に暇な時間を潰そうかという事ばかり考えていたのに。今は平日も休日も無意識に時間に追われているような気がする。あの頃の時間の流れ方を感じることはもうできないのだろうか。歳を取ったということなのだろう。これからの30年は今までの30年よりもずっと短いことを意識しておこう。
1034/28/07/2001
 大学の先輩&同期の仲間による恒例の夏会に出席。先輩ん家のお子さんは1.5才の女の子。何かを喋ろうとしているのだが、何を言っているのか誰も理解できないのだ(笑)。このもどかしさが愛らしいんだよねえ。すっかり今日の主役であった。先輩の奥様が作った美味しいカレーに舌鼓を打ちながら、取り留めの無い会話に花が咲く。BGM(?)はラトルズの映画「オール・ユー・ニード・イズ・キャッシュ」。ビートルズのドキュメンタリーを模したパロディ作品なのだが、これが非常に秀逸なのだ。何故か2回もループで見てしまった。いつものことだが、こういうヘナヘナな雰囲気が好きなのだ。キングクリムゾンの話とか他ではできないもんねえ。気楽。帰宅は午前3時。車で来ていた先輩に最寄りの駅まで送って貰った(ありがとうございました)。気が付けば外はもう明るくなっている。寝よっと。
1033/27/07/2001
 それはちと違うと思うのだ。確かに開発困難な状況下において、何が何でもソフトウェアを完成させやる!という思いは「開発者のプライド」という括りで語ることができるように思える。しかし、完成させれば万事OKという結果に直接結びつくかと言えば、僕はそうでは無いと思う。一発勝負で賭けに出る気持ちは分からないでもないが、致命傷を負ってしまったら再戦のチャンスはなくなるのだ。最悪のシナリオとはやり直しが利かなくなるから最悪なのである。ものつくりは感情を優先させてはイカンのだ。あくまでクオリティーで判断すべきなのである。これはソフト開発者として絶対譲ってはならないものだと思う。整備が不十分なまま時間通りにフライトする飛行機と、十分に整備されるがフライトが10時間遅れる飛行機と、自分が乗客だったらどちらに乗りたいか?。結論は人それぞれだと思うが、僕はあくまでも後者を選びたい。墜落するぐらいだったらね。社長が何と言おうとも乗客の安全を最優先に考えて頑なにフライトを拒否する姿勢が、プロの整備士としてのプライドではないだろうか。ま、これはあくまでも個人的な意見だ。そう思わない人がいたとしても強行に否定はしない。ただ、取り返しがつかない状況になった場合には自分の問題だけでは済まなくなるということを覚悟して欲しい。僕にも、他の誰にもそれを救うことはできないのだから。
1032/26/07/2001
 トップページの画像をルパンのGIFアニメーション(しかもスケッチ画だ!)にしてみた。どうすか?。颯爽と走り抜けるルパンはやっぱカッコいいのだ。
1031/26/07/2001
 例の「来月の中旬にβ版を提供しなきゃいけない案件」について。その後、部長を交えた会議にて今週の月曜日に最終判断を下すという結論に至った。で月曜日。予想通り、納期までには提供は不可能という正式な見解が出た。完全にゲームオーバーである。あとは上の人に責任を取って貰うまでだ。そもそも開発サイドの意見に耳を貸さず、勝手に見切り発車したアンタが悪いのだ。同情の余地などない。雁首揃えて謝りに言って貰いましょう。ミスを犯した者はそれなりにペナルティーを課せられるべきなのだ。やれやれ・・・と思っていたら、顧客に連絡するどころか未だジタバタしていることが発覚した。なにやってんだよおぉぉぉぉ!。「何とか代案を検討してくれ」って、そんなことができるんならとっくにやってるっつーの。アホか。開発者として最もやってはいけないこと。それは納期直前になって「やっぱりできませんでした」と報告することだ。この業界における最低限の常識、というか社会人としてのマナーなんじゃないの?。ヌルい。ヌルすぎる。もう知らん。
1030/24/07/2001
 CD「ルパン三世'71 ME TRACKS」を購入。ルパン関連のCDは山ほどあるのだが、なぜかファースト・シーズン(キャラが劇画っぽいあれね)の純正サウンドトラックが無いことが気になっていた。音楽担当は山下毅雄。セカンド、サード・シーズンの都会的でスタイリッシュナ作風とはちょいと異なる、ファースト・シーズン独特のギラギラしたジャジーなサウンドはとても印象的だった。で、やっと発表されたのがこのCDである。解説にはこう記されている「作品中でふんだんに流れた山下毅雄による極上のサントラ音楽は、そのマスターテープが紛失したことからレコード、CD化は不可能と言われてきた」。なるほど、マスターテープが見つからないのではCD化したくてもできないわけだ。今まで発表されなかった謎がこれで解けた。さらに解説は続く「旧ルパンはテープそのものが紛失されているため、制作行程において作られた作られた音素材である全23話分のMEテープ(場面に合わせて選曲された音楽と効果音だけで、台詞が入っていない音素材テープ)から復元作業の上、CDの制作を試みました」。当然、音楽は場面の尺や時間に合わせて切ったり貼ったりされるのだが、そこから元の一つの楽曲であろうと推測される所まで繋ぎ合わせて修正したという。気の遠くなりそうな話である。製作陣の熱意に敬服する。ただし、音源が音源なので付随する効果音までは除去できなかった。よって曲中に銃声やら足音やらが被っているのだが、まあそれはそれ。個人的には逆に臨場感があって良いとも言える。MEテープゆえ、エンディングテーマの「ワルサーP38」などはテレビ放映用のショートバージョンになっている。とにもかくにも現時点ではこれが決定版だろう。ルパン三世のサウンドトラックに魅了された方々にはお勧めである。あの殺伐としたオリジナル・ルパンが蘇る。
1029/24/07/2001
 先日の「ワークパンツ寸足らず問題」。恐る恐るお店へ持ち込んでみたら「ある程度なら裾を長く戻すことができるのでやってみましょう」と快く引き受けてくれた。いぇい!。1時間後、修正したパンツを試着。おー、これならギリギリOKって感じ。良かった良かった。いつもなら絶対に諦めてたけど(何せ小心者なので・・・)、このパンツは諦めるには惜し代物だったのだ。それにしてもここの店員さんは非常に感じが良い。今後もご贔屓にしよう。
1028/24/07/2001
 体調不良のため一回休み。夏バテか?
1027/23/07/2001
 The iMacAquarium。もう名前の通り(笑)。夏向きかも。
1026/23/07/2001
 先週購入したワークパンツなのだが、今朝穿いてみたらやけに裾が短いのだ。裾上げしてもらった時には、かかとスレスレぐらいだったはずなのだが、いざ穿いてみるとくるぶしの上あたりまでしかない。あれれ、なんでじゃ?朝からいろんな人に「変じゃない?」と聞き回ったのだが、概ね「そういう物だと思えば変じゃない」という意見に集約される。これって「変だけど、わざと丈の短いパンツを穿いていると言われればそういうものかなあとも思えなくも無い」って事だよね。やっぱ、変なんだ〜っ(涙)。短くしちゃったものは長くできないからねえ・・・どうしよ。
1025/22/07/2001
 映画「アベンジャーズ」を見る。60年代にイギリスで製作された同名テレビシリーズの映画版である。首相直属の秘密スパイ組織が常気象で世界転覆を図るマッド・サイエンティストの野望を食いとめるというお話。主人公のスパイを演じるのは映画「クイズショウ」や「イングリッシュ・ペイシェント」でお馴染みのレイフ・ファインズ。彼とコンビを組む気象学博士を演じるのはユマ・サーマン。悪の組織のボスが本家007のショーン・コネリー(笑)である。陰謀の規模は大きい割には悪玉は一人、それに立ち向かうのがたった二人。背景の立派さに比べると人物が貧弱なのだが、この作品ではそのギャップを逆手にとって、荒唐無稽なスパイ作戦の様子を面白く見せている。興味深いのは、この映画には主人公とその周辺の人々以外に、一般人が全く登場しないこと。この作品の世界では正義と悪が絶対的に二極化されていて、それを相対化する第三者がいないのだ。子供だましのような単純明快な設定ではあるが、それに大金をかけて映画化しちゃうところがお洒落なのである。この遊び心が分からない人には辛い映画かも知れない。どこかで観たような場面も多いのだが、多少の事には目をつぶって、バカバカしいまでにお洒落ぶった世界を堪能するのがこの作品の正しい見方だと思う。僕は好きなんだよね、こういうの。
1024/21/07/2001
 3連休3日目。三鷹のDAILIES CAFEで昼食。すっかり行きつけの店になりつつある。食後、併設されている雑貨屋さんで白い食器を購入。DAILIES CAFEでカレー用として使われているのと同じ食器なのであった。ちょっと朝底で細長くて、これがなかなか良い感じなのだ(食器はもう足りてるんだけどねえ)。ついでなので三鷹駅周辺を散策。ありがちな日用雑貨の店に何となく足を踏み入れる。すると、いきなり入口の所で良い感じの畳地のラグを発見。リビングの絨毯が暑苦しいなあと思っていたところなのだ。夏はやっぱり畳の上で昼寝だよねえ。なんて事を思いつつ、殆ど即決にて購入。自宅に戻ってさっそく敷いてみる。う〜ん、やっぱり良いねえ。見た目も涼しげで気持ちがいい。
1023/21/07/2001
 3連休2日目。午後から吉祥寺へ買い物。探し求めていた夏物のワークパンツを購入。薄地で細身のワークパンツってあんまり無いんだよね。良いのが見つかってラッキーだった。夏物の服を買うのはこれで終わりにしよう(この夏、何回目の誓いなのだろう?)。夕食は近所の焼き肉屋さんへ。このところ、あまりしっかりした食事を取っていなかったので、ここは一つガツンとスタミナの付く物が食べたかったのだ。1時間以上待たされたけど、店が近所なので予約を入れたあと自宅で待機できるというメリットがあるのだ。午後8時過ぎ、やっとの事で焼き肉にありつく。美味いんだよねえ、これが。お腹いっぱい。シアワセ。
1022/20/07/2001
 3連休初日。早起きして、よみうりランド内にあるプールへ行く。ここへ来たのは小学生以来だから、え〜と・・・20年位前の話か(苦笑)。当時ですら「くたびれた遊園地」という趣が強かったのだが、果たして21世紀をどのように迎えているのだろうか。京王よみうりランド駅を降りてすぐの所に高速ゴンドラ乗り場がある。このロープウェイで園内を空中から横断して、反対側の正門まで向かうのだ。昔は巨大なエスカレーターのような動く歩道があったのだが、様子がすっかり変わっている(20年前とは違って当たり前か)。ゴンドラから見た限りでは、当時のくたびれた雰囲気は残しつつ、大がかりなアトラクションなどが幾つも追加されていて、取りあえずは一端の遊園地として成立している感じである。謎のインド寺院などが点在する「聖地公園」は相変わらず健在であった。いろいろ興味は尽きないが、今日の目的はプール施設「WAI」なのだ。お天気も上々で、絶好のプール日和である。お昼前に到着したのに、既に大勢の人々で賑わっている(ちなみに遊園地の方は閑散としている)。このプールの目玉はウォータースライダーでも波の出るプールでもなく、その名も「アンパンマンプール」である。道理で親子連れが多いと思ったよ(苦笑)。お昼過ぎに突然、プールサイドにアンパンマン(のぬいぐるみ)が登場した来たのには驚いたけど・・・。で、このプール。ありがちな流行に流されることなく、押さえるところはちゃんと押さえた手堅い作りで好感が持てた。レストランのメニューも定番のラーメンとカレーがメイン。やっぱこうでなくっちゃね。下手にお洒落な所は苦手だよ。たっぷり泳いで(というか浮かんで)楽しんで、プールを満喫した。日焼けしたところがちょっとヒリヒリするけど・・・。
1021/18/07/2001
 例によって例のごとく、MACWORLD/NY 2001でのスティーブ・ジョブズの基調講演をストリーミング中継で見た。結局、噂の新iMacは発表されなかった(涙)。1時間半もネットに繋ぎっぱなしにしてたのにねえ。ガックシ。でもグレードアップしたiMacはやっと時流に即したラインナップになった感じだ。お値段もお手頃。Macにデジカメを繋いだらつないだら,それを自動的に認識してImageCaptureが起動して画像を転送してブラウズするというデモをやったのだが・・・これがデジカメをつないでも認識しない(苦笑)二進も三進も行かなくなって、ジョブスはデジカメを放り投げたのであった。実際は受け取りに来たスタッフに投げたんらしいのだが、その人は受け取れなくてカメラは床に落ちた。わははは。新しいデスクトップ、高速化されたMac OS Xなんかも発表された。地味ながら堅実な前進だろう。でもサプライズが無かったのはやっぱ残念。
1020/17/07/2001
 午後から長い長い会議が二つ。前半は無味乾燥な進捗報告。後半は下期に開発する新製品のコンセプトを練る。新製品、って言われてもねえ。まだコア技術が確立していないのに、何を検討するというのだろう?。それでも営業さんから幾つか面白そうなアイデアが出たのは良かった。実現できるかどうかは別にして調査してみる価値はあるかも知れない。部長は偉そうに「今後のロードマップ」なるものを見せていたけれど、それってかなり前に僕が作った資料じゃん。そんな事すら忘れているのね。散々、勝手な思いこみと無謀な計画で振り回した挙げ句、結局は僕のイメージしていた所(しかも提案したのは去年だ!)へ軟着陸するんだね。ふぅ。ようやく今の技術じゃダメだってことを納得したみたいだけど、それもいつまで覚えていることやら。疲れる。
1019/16/07/2001
 来月の中旬にβ版を提供しなきゃいけない案件がある。しかしながら、ソフトウェアのコア部分がまだ完成していない(ちなみに僕の担当では無い)。完成していないどころか、そもそも実現可能かどうかの見通しさえ立っていない状況だ。デッドラインまで1ヶ月を切っている。今日になってやっと上の方がジタバタし始めた。対策を練る、とか言うので会議に出席してみたが・・・まるで現実的は話ではなかった。本気でそんな方法で何とかなると思っているのかね?。ぬるい。ぬるすぎる。もう数ヶ月前からダメだって分かっていたのに、今更慌てたって遅いんだよ。誰が営業と開発を取り持つことができる数少ないスーパーSEだって?笑わせるんじゃないよ!ここまでの展開は(残念ながら)僕の予想通りだ。そしてこの予想は的中し続けるだろう。その結末は「このプロジェクトはポシャる」って事だ。ま、今日の会議で言いたいことは言ったし、この先の事は知ったこっちゃない。もうどうなっても知らんぞ。今までの貴方達の失態をカバーしてきたのは誰なのか、これではっきりするだろう。もう僕にもどうすることもできない。落ちるところまで落ちればいい。
1018/14/07/2001
 夕方から高校時代(ブラスバンド部)の同窓会(と言うか飲み会)に出席。会場は西麻布にあるChandelleというWINE PUB。ここはブラバン仲間のT氏(Sax)が経営している店なのだ。今回、初めて行ったのだが、大人の隠れ家風でなかなか良いお店であった。自分の同級生がこういうお店を経営している・・・当時の彼を知る者としてはちょっと不思議な感じがする。二階の部屋(なぜか英国風)を借り切って、気の置けない仲間達と懐かしい会話に花を咲かせる。急に開催が決まったにも係わらず、最終的に9人も集まったのは奇跡的ですらある。う〜む。当たり前なのだが、ブラスバンドという同じ組織に属していた仲間達は、皆それぞれの自分の人生を歩んでいる。就職した業種も様々だ。システム・エンジニア(Fl:僕)、ワイン・バーの経営(Sax)、水泳のコーチ(Fl)、保険会社(Fl)、アパレル関係(Sax)、電柱の部品の開発(Tp)、人工衛星の開発(Cl)、公務員(Per)、建築関係(Per)。いやはや、みんなすっかり大人である。卒業以来十数年ぶりにフルート・パートのメンバー(3人)が全員揃ったのは画期的だった。今度はいつ揃うのだろうか・・・。最初はお互いの雰囲気を探りながら少しずつ和んでいくという感じだったのだが、30分も経つと高校時代の感覚が蘇ってくるの。なんつーのかなあ、スリープ状態からの立ち上がりが速い、って感じだ。3年も一緒に過ごしていたんだもんねえ。やっぱりこの面子は特別な存在なのだ。こういうグループのワン・オブ・ゼムである自分という存在がとても居心地が良い。10年の歳月を経て、また良い関係になっていけば良いなと思う。結局、終電ギリギリまで盛り上がった。もう少し、頻繁にこういう集まりができると良いんだけどね。アンコール希望。
1017/13/07/2001
 映画「グラディエーター」を見る。オスカーを総舐めにしたリドリー・スコット監督の最新作である。主人公マキシマスを演じるのは今が旬のラッセル・クロウ。やっぱこの人、上手いのだ。見どころは何といっても、スコット監督一流の映像演出テクニックを駆使した大規模戦闘シーンの数々。映画の冒頭ではローマ大軍団とゲルマニア人戦士たちが画面一杯に入り乱れての肉弾戦が描かれる。その緻密さとボリュームにはグウの音も出ない。映画「プライベートライアン」の冒頭シーンのローマ帝国版といった趣だ。ドラマ的には様式的で芝居がかってはいるが、それでも2時間半、全く飽きさせないのはさすがである。映画「ブレード・ランナー」で見せたような美術やデザインへの情熱もこの作品には見事に映像化されていて、迫力満点、完成度も高いのだが、リアルな殺しのシーンの連続でちょっとお腹一杯って感じではある。見る側に膨大なエネルギー消費を要求する作品。
1016/13/07/2001
 で、やはり北京に決まったようだ。ちなみに大阪は最下位。たった6票とはねえ・・・
1015/13/07/2001
 2008年のオリンピック開催地が、今日のIOC総会で決議される(これを書いている時点ではまだ決まっていない)。ゲバ評では北京が最有力(大阪はイスタンブールを最下位争い)ということなのだが・・・さ、どうなるか。しかし、さすがはインターネット全盛期。立候補している各都市の誘致委員会は全て公式ページを開設している。ここでは勝手にそれぞれのページをデザインの観点から批評し、独断と偏見で勝手に候補地選定をしてみたいと思う。まずはパリのページ。いかにもフランスらしいキッチュなデザインに好感が持てる。レイアウトもシンプルで分かりやすく、無駄な画像が極力配されていて動作も軽い。いいねえ。でもちょっとシンプル過ぎやないか?お次はトロントのページ。プレゼンテーションのページはFlashバリバリ(笑)。ちょっとやり過ぎの感も無きにしも非ずだが、まあギリギリOKでしょう。メインサイトの方は非常に洗練された内容でコンテンツも充実している。ロゴマークのデザインはこれが一番好きかな。そして北京のページ。よく考えてみると中国のサイトってあまり見たことないんだよね。ちゃんと中国っぽいのが妙と言うか面白いと言うか・・・(苦笑)。デザイン的にはトロントのページをシンプルにした感じ。合格です。このロゴマーク、激しすぎ。次は(飛んで)イスタンブールのページ。何つーか・・・大味。こ慣れてないってんですか。取りあえずデザインの基本は踏襲してるんだけど、どことなくドンくさい感じがするねえ。でも、こういう辺鄙な(失礼)場所で開催されたら面白いかもね(夜だけのぉ〜パラダイ〜ス)。最後は大阪のページ。トップページの陽気さとは裏腹に、一歩中に入ってみるとちょっと地味。いや、かなり地味だ。他のページは電子化したプレスキットとかポスターとか壁紙とかスクリーンセーバとか、それなりにコンテンツの充実を図っているのに、ここだけは何というか・・・お役所仕事って感じだねえ。無味乾燥。おまけに「SPORT PARADISE」ですか?(苦笑)。だめだこりゃ。という訳で、個人的にはロゴマークがカッコいいトロントを選定!次点はイスタンブールかな。だって面白そうじゃん(恨まないのがルール)。
1014/13/07/2001
 「世界が祝っちゃうマイケル30周年 」って見出しが楽しいけれど(笑)、例の記念コンサートがいよいよ本格的になってきた。ここまで来ればもうドタキャンは無いよね。ゲスト陣の豪華さはもちろんのこと、新作「Invincible」(「無敵の」とでも訳すか?)からの曲もお披露目されるようで、楽今からしみだ。ワクワク。マイケルって42歳なんだ・・・分かっちゃいるけど、やっぱり驚いちゃうよ。
1013/13/07/2001
 やっとソフトウェアの新製品が完成。もうとっくの昔に一通りは完成していたのだが、あれやこれやといろんな注文を付けられてズルズルと今日まで引っ張られた感じ。ま、おかげで少しだけ良くなったけどね。あんまり売り上げは期待できないけれど、個人的には愛着のあるソフトに仕上がったよ。来週から何やるんだろ?
1012/11/07/2001
 MFCのCComboBoxExクラスってCComboBoxの派生のくせしてSelectString関数とかインプリメントしてないのね。散々デバッグして、MFCのソースまで追ってやっと"this function is not support"って記述に辿り付いたよ。サポートしなくても良いからヘルプに書いとけっつーの。
1011/10/07/2001
 気になる男、平井堅が童謡「大きな古時計」をCD化するという。モデルの古時計が実在したのね。知らんかった。知ってる人は知ってるけど、実は感動の名曲なんだよねえ。お爺さんの行なんか涙ちょちょぎれちゃうよ。この曲にひっかかった平井堅という男、やはり根はポップ職人なんだろう。ただ者ではない。
1010/10/07/2001
 ビデオ「X−ファイル:セブン/第六の絶滅Part1、Part2」を見る。やっとX−ファイルを見ることができるようになったのだ。ふふふ。冒頭からいつもの謎めいた雰囲気。うおおおっ、巨大な宇宙船があああ。うひゃ〜っ、虫の大群だあああ!この後、元政府職員に助けを求めるんだよな・・・ん?どうして筋の先が読めるんだろ。このエピソード、見たことあるよーな無いよーな。う〜ん、思い出せん。こういう時のために日記を書いてるんだよな。さっそく検索。え〜、X−ファイルっと・・・あ、このビデオ見てるじゃん。去年の9月24日だ。ありゃま。そりゃ筋が分かって当然だわ。ションボリ。日記によると10月24日に「Xファイル・セブン:オリソン/偉大なるマリーニ」を見たのが最後になってる。ここから続ければ良いんだな。なるほどなるほど(始めに確認しとけって・・・)。
1009/08/07/2001
 映画「太陽がいっぱい」を見る。貧乏な青年リプレイは、金持ち放蕩息子フィリップを連れ戻すためナポに来た。美しい恋人がいるにも係わらず、浪費と女遊びを尽くすフィリップにリプレイは怒りと嫉妬で殺意を抱く。2人でヨットに乗りフィリップを殺してしまったリプレイは身分証明書を偽造してフィリップに成りすまそうとする・・・という物語。主演のアラン・ドロンはルックス(当時24歳、若い!)も然ることながら、自信過剰なようで、少し臆病という両極端で複雑な性格のリプレイを見事に演じている。パスポートの偽造やサインの練習などのシーンも淡々とした中にも緊張感があって良い。意外かも知れないが、この作品で面白いのは食事のシーンである。美しいイタリアの夏、というイメージの作品として有名なのだが、何度か見られる「食」のシーンにユニークな心理描写を見ることができる。フィリップたちがキスしているのを横で見ながら頬張るハム、第一の殺人の後にかぶりつくフルーツ、第二の殺人の後に食べるチキン。リプレイが何を考えているのか、その食べ方だけで一目で分かる。こういう些細な行動でさえ、見事に演出されているのである。お見事。フランス映画のサスペンスらしく、美しい海をバックに成功の美酒に浸る男の結末は観客の想像に委ねられている。そしてニーノ・ロータの郷愁のメロディ・・・美しい。夏になると「太陽がいっぱい」を見たくなる。
1008/08/07/2001
 午後からマンション管理組合の臨時総会に出席。なんでも管理規約の見直しをするとかで召集されたのだが、あんまり小難しい事は良く分からないのであった(苦笑)。新しい規約(どこが新しいのかさえ理解できない僕)の内容をじっくり確認し、満場一致で承認された。その間、一言も発言をしなかった僕。これで良いのか?(笑)。
1007/07/07/2001
 何でも揃っている吉祥寺なのだが、なぜかレンタルビデオ屋が極端に少ないのが玉に瑕なのである。つい最近、三鷹駅前にTSUTAYAがオープンしたというので、夜中に自転車漕ぎ漕ぎ見に偵察に行ったのであった。到着して暫し唖然。思いの外、小さい店だったのだ。ま、せっかく来たのだから取りあえずは入会。夜も遅いと言うのに入会希望者は次から次へとやってくる。30分ぐらい待たされて、やっとのことで僕の順番が回ってきた。入会の説明をしているお姉さんは朝からずっと同じ内容を喋っていたのだろうか?可哀想に葛城ユキも真っ青のガラガラ声になっていた。入会完了。さっそく映画を物色である。ホントはビデオではなくDVDを借りたかったビデオはかさばる&画質悪い)のだが、その品揃えは惨憺たる有様であった。ま、仕方ないんだろうねえ。落ち込んだままビデオコーナーへ。まずは、引越しのどさくさで見逃していた「Xファイル・シーズン・シックス」の第一話をゲット。さらに新作の「グラディエーター」、夏と言えばこれ!「太陽がいっぱい」をチョイスする。新作+旧作+α。一週間レンタルならこんなもんだろう。さ、さ、さ、これでやっと映画生活が復活できるかな。もう少し近所にレンタル屋さんがあれば良いんだけどねえ。
1006/07/07/2001
 早起きして、多摩動物公園へ行く。僕の記憶が定かならば、最後にここへ来たのは10年前。日本で初めてコアラが来日し、ん億円もするコアラ用のお屋敷(厩舎)が話題になっていた頃だ。延々と続く長蛇の列に並び、やっとのことで目にしたコアラ君はお昼寝中だったっけ(苦笑)。まずは正門前。10年前には無かったモノレールの駅がドーンと建っていてビックリ。広い広い園内をガイド片手に順路通り進んでいく。土曜日だというのに人影も疎らで、殊更に広さを感じてしまう。動物園にとって斜陽の時代なのだろうか?。楽しいのにねえ。たくさんの親子連れ(それも幼稚園ぐらいの子供)に混じって、名物の「ライオンバス」に乗る。檻の中のライオンを見るのではなく、バスという檻に人間が入って放し飼いになっているライオンを間近で見るのだ。窓を突き破らんばかりに接近してくるライオンの迫力に圧倒される。ガオーっ!(ライオン)。でけ〜っ!(驚)。恐え〜っ!(涙)。ライオンの他に印象に残ったのは、孤独のヒーロー的な虎、愛くるしいレッサーパンダ、やっぱり昼寝していたコアラ、貫禄のあるオランウータン、園内最年長の像、ホントに水に浸かっていた水牛。東京でも有数の動物園だけあって、本当にたくさんの動物に会うことができる。おまけに広い園内は緑いっぱいでとても気持ちがいい。上野動物園より数段良いね。僕にとって動物園ってのは大人になってもワクワクする所なのであった。あー、楽しかった(ライオンは恐かったけど・・・)。
1005/05/07/2001
 帰宅途中、渋谷駅の連絡通路を歩いていると向こうの方から見覚えのある顔の人がこちらに向かって歩いてくる。はて、誰だっけかなあ・・・と思いながら次第に距離は縮まっていき、1メートル位のところでやっとその人が鴻上尚史であることに気が付いた。そう言えば木曜日はラジオ「鴻上尚史の博愛ライダー!」の日だったっけ。これから出勤なのだろうか?
1004/04/07/2001
1003/03/07/2001
 イギリスはリバプールの国際空港がジョン・レノンにちなんで「リバプール・ジョン・レノン空港」と改称されることに。で、そのロゴが公開された。最初に聞いたときは「ジョン・レノン空港?変なの・・・」って感じだったが、ロゴを見るとそんなに悪くない気もしてきた。でもジョンは飛行機嫌いだったんじゃなかったっけ?
1002/02/07/2001
 何だか知らないが、突然に振って沸いた案件の為に急遽打ち合わせ。帰ろうと思ってたところなのにい。開発スケジュールを無視して勝手に顧客と話されてもねえ。はっきり言って知ったことでは無いよ。で、結局やるんですか?やるんですか、そうですか。すっかり遅くなってしまったので、先輩、同期と共に夕食へ。よくよく考えてみればこの3人で飲みに行くのは初めてのパターン。何か妙な感じである。ついつい話題は仕事の話になってしまう。気が付けばすっかり愚痴大会になっていた。どうもスイマセン<(_ _)>。頼りになる人が周りにいないもんでつい、ベラベラ喋ってしまいました。でも、意志の疎通ができたようで少しホッとしました。とりあえず自分の領分はしっかりやりますんで・・・・。
1001/02/07/2001
 突然ですがハッブル望遠鏡の公式サイトをご紹介。地球上では大気が邪魔して星がクリアに見えない。だったら宇宙へ持って行っちゃえ!という短絡的な考え方。好きです。それまででは考えられない程に綺麗な宇宙の写真はそれだけでロマンですな。ちなみにハッブル遺産と銘打ったページもあります。サジタリウス星雲ってのがあるんだ。むむむ。
1000/01/07/2001
 映画「ブラックレイン」を見る。この作品は松田優作のハリウッド進出第一作かつ遺作であることが一部の人々によって伝説化されている。松田氏の鬼気迫る演技はこの作品でも有効であり、ワン・アンド・オンリーの役者であったことを再確認できる。この作品には見所がたくさんある。高倉健がトロピカル・ドリンクを飲み、カラオケでレイ・チャールズを熱唱するシーンもそのひとつだが(笑)、やはりリドリー・スコットの手による「ブレードランナー」的手法で撮影された大阪の映像が一番興味深いところだろう。おなじ大阪でも撮る人が撮ればこうなる、という良い実例である。あまりにもブレードランナーっぽくて思わず笑ってしまう部分もいくつかあるのだが、逆に撮影手法のエッセンスが良く分かって面白い。作品自体は・・・う〜ん。
999/01/07/2001
 神代植物公園へ行く。自宅からバスで15分ぐらいのところにあり、前々から一度行ってみたいと思っていたのだ。園内は日曜日だというのに人影は疎ら。それも年輩の人ばかりである。とっても静かで心が和む。数々の花がメインの場所だけに、立派なカメラを携えたご老人が多い。今の季節はバラが見頃。「名曲アルバム」に登場しそうなイギリス風の大きなバラ園には、いろんな国のいろんな種類のバラが咲き乱れている。抑制の利いた噴水なんかもあって、日本にいることを忘れてしまいそうだ。意外に穴場かも。しかし今日から7月とはいえ、日差しはもう真夏である。暑いよ〜。
998/26/06/2001
 ムーミンの作者、トーベ・ヤンソン氏が亡くなった。享年86歳。ムーミン谷に住むムーミンはムーミンパパ、ムーミンママと平和に暮らしている。同じムーミン族(?)で友達のノンノ、流れ者でムーミンの良き理解者であるスナフキン、ちょっと意地の悪いミー、植物を研究しているヘムレンさん、不思議な生き物のニョロニョロ、「むだじゃむだじゃ」が口癖のじゃこうねずみ。僕と同じ世代の多くの人がそうであるように、初めて接した純然たるファンタジー作品がムーミンであったと思う。幼稚園の時にアニメーションを見て、中学生の時に小説を読んだ。どちらも、その幻想的な雰囲気は他では見ることができない独特の物であった。あの時の感覚は今でも忘れることができない。もう一度、昔を偲びたい方は公式サイトへどうぞ。合掌。感謝と追悼の意を込めてフロントページを変更。
997/26/06/2001
 CNNの記事「マイケル・ジャクソンはまだ売れるのか? 」。そうか、最後のアルバムが出たのはもう10年前なんだねえ。確かにブランクとしてはデカイかも。でも2700万枚を売り上げたアルバムを評して「パッとしない結果に終わっている」は無いんじゃないの?。ベスト盤「ヒストリー」に至っては「1500万枚しか売れていない」だって。 1000万枚アルバムを売れるアーチストが世界に何人いるんだよ?(笑)。売れる価値(なんか記事中の意味が不明瞭だよねえ。「商品価値」って事だとは思うけど)があるかどうかは別にして、マイケルは新作の度にその時点での最高のミュージシャン、最高のテクノロジーを見事に消化した傑作を発表し続けてきたわけで、今回もその部分に一番期待をしている。マイケル・ジャクソンという素材をマイケル自身がどう料理するかが見物なのだ。あ、あもちろん斬新なプロモもね。
996/25/06/2001
 都合により、一回休み。
995/24/06/2001
 映画の帰りにちょっと買い物。ボーナスも出たことだし、ここはひとつ夏物のシャツでも買おうかなあ、という感じである。吉祥寺PARCOをウロウロと物色していると、カッコ良いバッグが目に飛び込んでくる。そうだ、そろそろ新しいバッグが欲しいところだったんだよねえ。背負ってみたら、これがなかなか良い感じ。お値段もお手頃。あぁぁぁぁ。購入(苦笑)。次に駅前の丸井へ。やはりウロウロしているとJUNMENのこれまたカッコ良い靴が目に飛び込んでくる。「これ、履きやすいんですよ〜」と店員さん。むぐぐぐぐ。「ちょっと他にも見てまわりたいんで・・・」と一旦は店を離れるも、結局は戻って試着することに。うわっ!ぴったりだぁ。お値段はちょい高め。う〜む。購入(苦笑)。このままじゃ買い物欲の歯止めが利かなくなると思い、そそくさと帰宅する。あれ?夏物のシャツを買うんじゃなかったっけ?
994/24/06/2001
 映画「みんなのいえ」を見に行く。言わずと知れた三谷幸喜が「ラヂオの時間」以来4年ぶりに撮った映画監督第2作である。ある夫婦が家を建てる。土地を買って新居を設計し、建設が進んで最後に完成する。要はそれだけの話である。何でも、三谷氏自身が家を建てたときの経験が元になっているとか。結論から言えば、とても面白い映画だ。前作に比べて、話の展開やギャグを挿入するツボなど、かなりこなれた感じになっていて、全編を通して気楽に安心して見ていられる。朝早く見に行ったにも係わらず映画館は大入り満員で、特に親子連れの姿を多く見ることができた。そういう映画である。また、前作もそうだったが、キャスティングの妙にはいつも感心させられる。脚本家で気の弱い夫役にココリコの田中直樹、しっかり者の奥さんに八木亜希子その父親で大工の棟梁役に田中邦衛、奥さんの後輩でアメリカかぶれデザイナー役に唐沢寿明。これ以上はちょっと考えつかないという感じの見事な配役で、それぞれの持ち味が満遍なく発揮されている。面白いのは、脇を固める「チョイ役」の存在。前作「ラヂオの時間」とリンクする形で登場する戸田恵子、布施明を初め、中井貴一、明石家さんま、真田広之などは本当に一瞬しか登場しない。往年の名作コメディーにきちんとリスペクトしている秀作である。お勧め。
993/21/06/2001
 コラム「われさえよきゃええねん」を掲載。我ながら蒼い。蒼すぎる。この歳になってまだこんなに蒼いのか。ふぅ。でも本当に蒼いんだから仕方ない。こういうのを達観しないと大人になれないのだろうか。あぁぁぁぁ。修行の道はまだまだ続く・・・
992/19/06/2001
 電通と宇宙開発事業団が世界初の「宇宙CM」を制作する模様。CMの内容を公募するそうだが、個人的には武田鉄矢の「赤いきつね」をやって欲しい。ヘルメット越しに「食べれましぇ〜ん」ってやつ。もちろん武田鉄矢には宇宙に行ってもらうということで・・・
991/19/06/2001
 カルロス・ゴーンのリバイバルプランにゆれる日産が満を持して発表した新型スカイライン。車のことは全く分からない僕のような人は見た目で判断するしかない。で、感想:町中で見かけたときに「おっ!」と振り向く感じは無いね。
990/18/06/2001
 新人君の勉強期間は今日でおしまい。最後に次の仕事の説明とこれまでの総括を行った。気が抜けたときに敬語がおざなりになる、人の話を聞くときの態度が悪い、など少々キツイことも言ったが悪びれる風もなく、それなりに理解してくれたようだ。実の所、本当に右も左も分かっていない状態らしく、どういう風に振る舞えばよいのか迷っていたようだった。要は「どこまで許されるのか?」ってことね。結局のところ会社は人の集まりだからねえ。とにかく礼儀には気を使って欲しいものだ(冷汗)。最も念を押したのは、例えば「来週月曜日までにこれをやってくれ」という指示に対して月曜日になってから「できませんでした」というのは絶対にダメだということ。できないならできない理由を明確にすべし。それができないのなら徹夜をしてでも完成させなければならない。それが責任というものだ。あ、あと居眠りは絶対にダメね。
989/17/06/2001
 午後から中野へ散策に行く。中野という街。名前は良く聞くし、いつも中央線からボンヤリと眺めているのだが実際に行くのはこれで3回目ぐらいだろうか。最初は中野サンプラザ(キングクリムゾンのコンサート)、2回目も中野サンプラザ(知人の結婚式)という有様で、中野という街がどのような所なのかは全く知らないに等しい。買い物客でごった返す商店街を抜けると「中野ブロードウェイ」という雑居ビルに行き着く。入り口は立派だが、中は酷くロートルな雰囲気。とにかくいろんな古臭い店舗が所狭しと並んでいる。バーゲン用のワゴンには"女性用ブラウス500円"などの文字が躍っている。昔ながらの商店街をそのままビル化したような感じだ。もちろん"女性用ブラウス"などに用はなく、階上にはアンティークな時計や玩具のお店が主な目的である。あちこちに点在している怪しげで面白そうな店をランダムに見て回る。その存在のピークを過ぎたかつての品々たちは、狭いスペースに混雑しながら鎮座している。楽しいのは、普通この手の店は貴重なアンティークをあえて集めて陳列しているのに対し、ここでは最初っからそこにあったかのように見えることである。店の端っこに置かれたスヌーピーの人形は十年後も同じ場所にあるのだろう。そういう雰囲気である。2〜3時間程ブラブラして帰宅。今日の戦利品は昔の飛行機の写真が印刷されたポストカード5枚。はて、どこに飾ろうか。
988/15/06/2001
 仕事帰りに会社の先輩方と夕食へ。某先輩が来週から桜木町に常駐になるということで、その送別会(?)であった。「いつのまにか僕らも若いつもりが歳を取った(by 奥田民夫)言うことで、若手の集まりだったメンバーも今や中堅クラス。どうしても話題は会社の不満になってしまうのが悲しいところ。僕が面倒を見ている新人君に関して「教え方が甘いんじゃないの?」「もっと厳しくした方が良い」など、先輩方からいろいろと指摘を受ける。個人的には、新人君は未だ右も左も分からない状態なのでその助走を助けるのが先輩(つまり僕)の仕事だと思っている。これに関しては努力を惜しまないつもりだ。でもこれはあくまでもサポートでしかなく、やはり一番大事なのは本人のやる気である。こればっかりは先輩がどんなに「やる気を出せ!」って言ってもダメ。本人が自主的にに自覚を持って動いて貰うしかないのだ。新人とは言え年齢的には立派な大人なんだから、自分のモチベーションは自分で奮い立たせて貰うのが筋ってもんである。やる気の無い人間に対して僕から働きかけるつもりは毛頭ない。新人君の「態度が悪い」っていう指摘もあったが、これも基本的な考え方は同じである。もちろん最低限の注意はするが、細かい礼儀作法(業界特有のビジネスマナーは別)まで手取り足取り教える気は無いし、それは会社の先輩の仕事ではない。親の仕事だ。もう子供じゃないんだから、そんなところまで面倒見切れない。態度が悪いことで本人がどんな不利益を被ろうとも知ったことではないし、その不利益が僕にまで及んだ場合はその責任を取って貰うまでだ。自分の問題点は自分で検証して自分で正して貰う、というのが僕の基本的なスタンスである。僕だって自分の問題点を正すのに必死なのだ(まだ完全では無いけれど)。職制の中にだってろくに挨拶もできない輩がいるではないか。それをいちいち正さないのと同じ事。問題のある人間は自然に淘汰されていくし、問題を直す気が無いのなら淘汰されてしまえば良いのだ。それを救ってあげるほど僕はお人好しではない。
987/13/06/2001
 相互リンクしてくれと強く要望されたので、会社の同期のホームページ「OSG HP」をご紹介する。奴との付き合いは長いのだが、性格はまるで真逆。僕が計算高い「イチロータイプ」とするならば、彼は正しく「新庄タイプ」だ。可能性は未知数なのだが、人の良さが災いしてか未だプラスに転じていない模様(苦笑)。日々の思いを綴った「宮原ダンディズム」(このネーミングだけ見ても彼のセンスが伺える)には、良くできたコントのような実話が山のように掲載されている。どうしてこう面白い事件(もちろん他人から見ればの話だが)が次々と起こるかねえ。良い意味でも悪い意味でも、僕の人生とはまるで違う。というわけでリンクに追加。
986/13/06/2001
 徳川家康の死因が鯛の天ぷらだったという説は有名だが、ここに来てモーツァルトの死因がトンカツだったのではという説が浮上している。なんでも末期症状が酷似しているという事らしいのだが・・・。そういえば、映画「アマデウス」でのサリエリの嫉妬の描写は面白かったなあ。あそこまで変人だったとは思わないけど、天才と言うよりは間違いなく奇才の部類だったのだろう。
985/13/06/2001
 相変わらず新人君の教育に追われる。誰しもそうなのだが、覚えなければならない事が山ほどあって混乱しているようだ。研修でC言語に初めて出会い、配属されてからはC++、Windows、Visual C++、MFC。パソコンの操作すらおぼつかないんだから、こりゃ大変だわな。質問する側は自分が聞きたいことを上手く表現できず、教える側は説明している内容が上手く伝わらない。この状況を乗り切るのに必要なのは、とにもかくにも「理解したいという意欲」なんだが、どうもねえ・・・。どことなく受動的なんだよなあ。ま、お互いに我慢の日々だ。
984/12/06/2001
 いつも通りに通勤していると、何やらJR渋谷駅が人でごった返している。どうやらこの人混みは駅のホームから改札の外まで延々と続いているようだ。ってことは山手線が動いてないのか?、と周囲を見回してみるも駅員からお知らせは何もない。とにかく前にも後ろにも動けそうに無かったので、ちょっと離れたところから様子を見ることにした。僕はこういう混乱が恐いのだ。たまたま隣にいたオジさんが携帯電話で「いや〜山手線が止まってるんだよ〜っ」と話している。ここで初めて山手線が正常に運転していないことを知る。このこの時点でも駅員からの説明は全くなし。何も知らない人々はどんどん改札に向かって歩いていく。当然、混乱はますます酷くなる。数十分後、渋谷警察の人達(オジさんばっかりだったが)がやってきて、拡声器で「え〜、危険ですから押さないでくださ〜い」と混乱した駅を整理し始めた。遅すぎる。その他十数人の警官達は呼び出されたは良いものの、どうやって取り仕切って良いかを現場で相談している始末。だめだこりゃ。朝のラッシュの時間帯だ。ヘビーなスケジュールで運転している山手線だからたまには事故が起こっても仕方ないだろう。それに文句を言うつもりはない。でも、事故が起こったのならそれをいち早く人々に知らせなければ。オートメーション的に混雑が酷くなっていくのが分からないのだろうか?簡単な事だ。改札の前で「只今、山手線は事故の影響で運転を停止しています」と言えばよいのだ。張り紙でも良い。一時的に入場制限をするのも良いだろう。たったそれだけのことで全然違うのだ。明らかに怠慢である。駅構内の混雑で事故が起こったら、それは間違いなく人災だぞ。JRは昔からこうなのだ。猛省を求む。
983/11/06/2001
 最近すっかり「イケてる男性ボーカリスト」として定着した平井堅という人物。この名前、どこかで見たことあるんだよなあ・・・と随分長いこと(でもボンヤリと)思っていたのだが、遂にその謎が解けた。三谷幸喜が脚本を担当したフジテレビ系ドラマ「王様のレストラン」(このドラマ好きだったんだよねえ)の主題歌「Precious Junk」を歌っていたのが平井堅その人だったのだ。この作品が彼のデビュー曲(作曲も担当)である。うる覚えで申し訳ないのだが、この曲に関しては「可もなく不可も無い順当な和製ポップス」という印象を持った記憶がある。昔で言えば稲垣潤一、最近ではKANとか(最近じゃないって?)に代表(?)される、いわゆる男性シンガーソングライター系のポップな作風である。なぜか僕は「王様のレストラン」のサントラCDを保有しているのだが(なんで持ってるの?)、残念ながら同曲はオーケストラバージョンでしか収録されていない。なので歌声を聴くことはできなかったが、当時の彼の作風は十分に伺える。やはりポップだ。デビュー当初は普通のシンガーソングライター系アーチストだった可能性が高い。デビューが1995年でブレイクしたのが2000年(「楽園」で紅白に出てたっけ)である。昨今のソウル系ポップスの流行を意識して、曲のアレンジや売り出し方、CDジャケットや髪型までも「ソウル系」に整え、絶妙のタイミングで方向転換(イメージチェンジ)をしたのだろう。もちろんチャゲ&飛鳥の例を出すまでもなく、この変化はレコード会社の意向だった可能性が高い(わざわざ検証する気は無いけれど・・・)。公式ファンクラブのページにプロフィールが掲載されている。デビューが1995年か・・・この人もゴスペラーズ同様に苦労の時代があったのね。ま、売れて良かったよ。僕はこの人、嫌いじゃないよ。恐らく本人も自分の売れ方、受け取られ方に戸惑っていると思う。
982/11/06/2001
 丸一日かけて開発マシンのセットアップ作業。ハードディスクのパーティションを切ってWindows 98と2000をマルチブートにした。やってみて初めて分かったのだが、MBRをパーティション毎に設定するとWin 2000のパーティションからWin98のパーティションが参照できなくなるのね。ガックリ。セットアップの合間を縫って新人さんの教育。物怖じし無いというか、緊張感が無いというか、態度がデカイというか、今どきの若者という感じ。やる気が無い訳じゃないんだろうけど、言葉使いの端々とかが妙に気になる。礼儀の基準が僕とは違うんだろうねえ。僕はもうオッサンなのだろうか?どっちにせよ、人が説明しているときぐらいは眠らないように。
981/10/06/2001
 予約して置いた整体院へ行く。最近どうも体のバランスが良くないような気がしていたので前々から行ってみたかったのだ。駅前の古いビルの7Fにあるその整体院は、あきらかにマンションの一室という感じでちょっと怪しげ。とりあえず全身整体60分コースをお願いする。駅前の喧噪がほのかに聞こえてくる院内は、どことなく無国籍な雰囲気である。もっとバキボキ激しくされるのかと思ったが、念入りなマッサージという感じで無難に終了。ま、ちょっとした贅沢ですな。たしかに気持ちよかったしね。こういうのは続けて通わなければダメなのかなあ。帰宅後、重い腰を上げてiBookのセットアップをする。厳重に梱包された箱の中から真っ白な筐体が姿を現す。そう言えばノートパソコンを買ったのって初めてなんだよねえ。時期的にどうなるかと思ったが、きちんとMac OS Xもインストールされていた。ま、両親が使うことは無かろう。しばらく触ってみたものの、プロバイダ契約をするまでは特に設定することも無いのであった(苦笑)。
980/09/06/2001
 午前中、両親にプレゼントする為に注文しておいたiBookが到着。何となく気が向かないので箱から取り出すこともなく、そのままの状態。セットアップしなくちゃなあ。午後、食料品の買い物ついでに近所のうどん屋さんへ。麗らかな昼下がりに冷やしうどんを啜るのも悪くない。スーパーで買い物を終えると、サービス期間中ということで抽選券を貰う。早速、くじ引きしてみると二等をGet!景品を見ると「二等:情報端末」と書いてある。期待して商品の説明を聞いてみると、何のことはない携帯電話(J-Phone)の加入権であった。要らないのでやんわりとお断りした。その後、録り貯めておいたビデオを見ながら一日中ダラダラと過ごす。
979/08/06/2001
 退社直前、開発マシンがお亡くなりになった(涙)。再起動したら「システムが見つかりません」のメッセージが・・・。起動ディスクを使ってブートしてみると、見事にCドライブが空っぽである。ああああああ。やっぱマルチブートは危険なのかねえ。少し前にバックアップは取ってあるので恐らく大丈夫だとは思うのだが、やっぱりガックリくる。週明け最初の月曜日はインストール&セットアップの日に決定。ふぅ。会社の新人歓迎会に出席。今年の新人さんは男2名女1名の計3人。当たり前だが、無垢というか初々しいというか・・・期待と不安が入り交じったような表情がやはり「新人さん」っぽいねえ。僕にもこんな時代があったかと思うと気が遠くなりそうだ。ふぅ。隣に座った新人君。「先輩は何か会社に不満があるんですか?」と突然に質問してきた。ありゃりゃ、表だってそういう素振りを見せている気はないんだけど、どこか態度に出てるのかなあ。取りあえず「そういう質問をするんじゃない」と答えておいた。ふぅ。
978/07/06/2001
 BSで放送されていた「ハリソン・フォード自らを語る」を見る。この人のプライベートな姿って、もう十数年前に映画の宣伝で「笑っていいとも」に出演したのを目撃した程度(映画「目撃者」の公開に合わせたものだったっけ)。その時も、物静かな人だなあという印象だったが、今回の番組でも全く同じであった。偉くなっても謙虚な人ってのは良いもんだ。「物語を伝える手助けをすることが俳優の仕事だ」ってのは浸みたね。職人気質(さすが元大工)。最も好きな卑語は?という質問(この質問自体どうかと思うが・・・)には、渋い面持ちのまま間髪入れずに「マザーファッカー!」と答えていたのは面白かった。もちろん場内バカ受けだったけど(笑)。プロ意識が明確な人ってやっぱりカッコ良いんだよね。こういう人になりたい。
977/06/06/2001
 「再び深刻化? ITプロフェッショナルに迫る“心の健康”問題」。うわさ話レベルになるのは、誰かがそれを隠蔽しようとするからだ。人を大事にしない企業は勝手に滅びる。
976/05/06/2001
 新人さんに簡単な質問を受け、エクスプローラでファイルを操作していたら「さすが、良く知ってますね」と真顔で言われた。 「ま、まあ仕事だからねえ(苦笑)」と答えるのが精一杯。退社直前、先輩から夕食のお誘い。二つ返事で合流し、会社近くの焼鳥屋へ行く。ここは数年前まではどんよりしたコーヒーショップだった。20人も入れば満員の小さなお店だったが、焼き鳥はとても美味しかった。空腹だったこともあり、ほんの1時間程で満腹状態。遅れて某先輩が合流。駆けつけ三杯で好調な滑り出し。好調なのはお酒だけでは無かったようで、饒舌(毒舌?)の方も絶好調。釣りの話や仕事の話で、一気に場をかっさらっていく。テンション上がってますねえ。こういう何でもない飲み会って割と好きだったりする。結局、3時間強も居座り続けて店を出たのは23:00過ぎ。ポツリポツリと雨が降り始めている。何とか家まで保ってくれとの願いもむなしく、ずぶ濡れになりながら自転車を漕ぐ僕なのでした。あああああ。郵便受けに宅配便の不在連絡票が入っている。iBookだ!。しかし平日は受け取れそうも無いので、再配達は週末にお願いした。最近の宅配便は再配の指定も自動受信電話でできるのね。便利になったもんだ。ビデオに録っておいた「宇宙船サジタリウス」をボンヤリと鑑賞。あんまり知られていないけど、純粋にSF作品としてのクオリティーが妙に高いのだ。
975/04/06/2001
 米国ピザハットが史上初、国際宇宙ステーションにピザを宅配だそうで。「我々はピザ配達ビジネス・リーダーとして、それが宇宙であろうとも希望の時間、希望の場所にピザを届けることを決意している」わはははは。アメリカ人は面白いねえ。
974/03/06/2001
 誕生日。久しぶりに渋谷まで出かけて映画「メトロポリス」を見る。手塚治虫が昭和24年に発表した長編SF漫画を、「AKIRA」の大友克洋の脚本と、映画「銀河鉄道999」「幻魔大戦」のりんたろう監督が映画化した長編アニメーション映画。予告編を観たときから(というかこの豪華な製作陣を知ったときから)かなり期待していた作品である。21世紀における手塚作品の具現化をどう料理するんだろうと思っていたけれど、結果から言えばそれは成功している。というか「手塚治虫+大友克洋+りんたろう」としか言いようのない作品に仕上がっているのだ。そういう意味では期待通り。手塚治虫の初期作品に特有の丸っこいキャラクターがきちんとアニメーション化されている。物語の背景となる世界観はかなりしっかりできているし、人物配置もそれぞれしかるべき場所にしかるべきキャラクターが置かれている。そういう手堅さはさすが日本アニメ界のビッグネームが手を組んだだけのことはあると納得できる。しかしながら、そのスケールの大きなドラマに対して個々のエピソードの描写がいまひとつ弱いのが気にかかる。これだけの作品であるにも係わらず、物語を引っ張る芯になる主人公が不在なのはちょっと致命的かも。クライマックスでレイ・チャールズの「愛さずにはいられない」が流れるシーンも、狙いは分からんでも無いが、その効果が最大限に生かされているとは言い難い。このシーンに至るまでに物語の緊迫感を最高潮にまで持っていっておかないと、歌が流れた瞬間に感動がドッと押し寄せる感じにはならないと思う。全体を通しての雰囲気は非常に秀逸なだけに、ちょっと残念であった。それでも十分に秀作ではあるのだが・・・。関係ないけど、渋谷のQ-FRONTでこの作品を見たのだが、ここの係員の対応には閉口させられた。予約した席を向こうの不手際で勝手にキャンセルした挙げ句、席を改めて「取り直してあげました」って態度はなんなのさ?
973/01/06/2001
 「ソフトウエア開発のどこまでを設計と呼ぶか?」。もう、おっやる通りでございます(涙)。なかなかこういう視点から物を見られる人って少ないんだよね。僕が思っていたことをズバリと言い当てている。感動。さらに「良いコミュニケーションが質の高いソフトウエアを生む」。正にその通り!参りました。どんなに才能があろうと、最後はやっぱりその人となりなんだよ。これはどんな職業でも同じ事だ。人に敬意を払うことができない人に、やっぱり敬意を払うことはできないよ。チームワークなんて陳腐な言葉は使いたくないけど、とどのつまりはそう言う事なのだ。それに気が付かない勘の悪い人は、この職業に向いてないって事だと僕は思うぞ。
972/01/06/2001
 後輩の(2回目の)送別会に出席。一回目は退社時に送別会が催されたのだが、その数ヶ月後にアルバイトとして一時的に職場復帰。で、今日いよいよ最後の日となったわけだ。彼女は来月早々に、病院の受付に携わるための資格(正式な名称を失念)の試験を受ける。宴は出だしから激しく盛り上がりを見せる。ふと、出席者の中において僕は既に年輩組に属している事に気が付く。後輩の方が人数が多いのだ。あわわわわ。年取るわけだよ。僕も数年前はこうだったのかなあ・・・と盛り上がっている後輩達を眺めてみる。う〜ん、こうではなかったような気がする(笑)。かなり変わった存在だったからねえ、僕って(今でもか?)。なんとなく予感はしていたが、二次会は(一次会と同じく)大カラオケ大会に突入。各人の持ち歌(笑)を次々と熱唱するという紅白歌合戦状態。ある意味で豪華だわ。11:30頃、僕を含めた老年組の数名は退散。残った面々はその後、どうしたのでしょうか?彼女が退職すると聞いたときは正直ショックだったけど、ちゃんと新しい目標を見据えての事と聞いて妙にホッとしたんだよねえ。自分のやりたいことが見えているって大事なことだよ。これから試験に向けて最後の追い込みで大変だろうけど、無理せず頑張って欲しい。今日の出席者は間違いなく全員が同じように思ってるだろう。頑張れ〜っ!。寂しくなるけど、また会えるさ。
971/01/06/2001
 井上陽水の新作アルバム「UNITED COVER」を購入。突如として発表された衝撃のカバーシングル「コーヒー・ルンバ」、聞茶のCMでお馴染みの「花の首飾り」など、カバー曲ばかりを収めた異色の作品である。オープニングがいきなり「蛍の光」だったりして遊び心いっぱい。音楽に対する愛をひしひしと感じる。コンセプトや陽水氏の確信犯的な姿勢は興味深くて面白いのだが、如何せんそれを具象化するためのサポート陣の非力さ目立つ。まず、アレンジが酷い。頑張りは分からないでもないが、それが空回りしてせっかくの見事な素材を台無しにしているトラックさえある。ギター一本で弾き語りした方がマシだったのでは?アレンジャーは誰なんだろ・・・星勝?。あれれ、名作「氷の世界」もこの人がアレンジヤーだわ。およよ。次に音の悪さ。奇をてらったのか、変なエフェクト効果か随所に施されているのだが、それが却って音像をボケたものにしてしまい、何とも味の無いサウンドになってしまっている。マスタリングの問題なんだろうが、どうしてこうノッペリした音なの?概して日本のCDは音が悪い。面白い企画なだけに非常に残念である。
970/31/05/2001
 体調不良でお休みした。最近どうも体調が不安定。何でだろ?もう5月も終わりだ。
969/30/05/2001
 コラムに「気になるあいつ」を掲載。近年希にみるスピード更新(笑)。気になるキャラクターを徹底追跡。
968/29/05/2001
 ブロードバンドの先駆者、東京めたりっく通信が経営危機に陥っているという。散々NTTに営業妨害された挙げ句、フレッツADSLに潰されてしまうのか・・・ムカつく。この報道に関する公式見解が掲載されている。がんばれ〜っ。
967/29/05/2001
 コラムに「もう今世紀に用はない」を掲載。映画「マトリックス」の素朴な疑問についてのやりとり。最近、こんなんばっかだな(苦笑)。
966/29/05/2001
 「発破をかける」なんだ!今日の今日まで「葉っぱをかける」だとばかり思っていたよ。ああああ。なんで「葉っぱ」なのかって?たぬきが頭に葉っぱを乗っけて化けたりするでしょ?変わらぬ現状を劇的に変化させる様を表現してるんだと勝手に思ってたわけ。はずかしーハッパフミフミ。
965/27/05/2001
 ExhibitionにFast Sync No.24 "EMERGENCIES"を掲載。涼しげ。
964/26/05/2001
 お昼前までゆっくり眠る。昼食を取りに吉祥寺へ。以前から気になっていたピザの店「TONY'S」へ行ってみる。店の主人が30年前に現地で習得したというニューヨーク・スタイルのピザが売り物である。とにかくたっぷりとしたチーズが最大の特徴。これが抜群に美味い。トローリ、こってり、ホクホクである。店は家族4人で切り盛りしているようで、ご主人はワイルドワンズのような縦縞のシャツを着ている。何とも言えないローファイな雰囲気は許されるギリギリのラインか。美味しいから良いんだけど(苦笑)。その後、PARCOのブックセンターへ。小学生の頃に読んでいた学研のひみつシリーズを発見。装丁が変わっていたので(20年以上も前だものねえ)なかなか見つけられなかったのだが、内容は全くと言って良いほど変わっていなかった。「できる・できないのひみつ」とか「コロ助の科学質問箱」。好きだったんだよねえ。何度も読み返していたっけ。懐かしさと購買欲を必死に押さえる。続いてLAOXへ。とにかくクーラーを買わなくちゃいかんのだ。偶然「エアコン祭り」みたいなやつをやっていたので、あれこれと物色する。あんまり深く考えずに、店員さんお勧めの品に決定。57000円也(限定5台)。いつもなら工事費9800円なのだが、サービス期間中なので4800円になるという。おまけに粗品(水筒、クレラップ)まで貰っちゃった。ラッキーである。東急の地下にできたKIHACHIでバナナサンデーを食す。思っていたよりもデカい。でもきっちりと完食。夕食はあっさりした物が食べたかったので素麺にする。ツルツル。もうすぐ夏だねえ。
963/25/05/2001
 一日中、会議漬けのヘンテコな日。ヘンテコその1。朝、会社に着くなり後輩が飛んできて「なんでスーツ着てるんですか〜っ?今日は雨が降ってもらっては困るのに〜!」と言われた。僕がスーツを着ると雨が降るという通説はかなり強力なのだが、今日は大丈夫だった。ヘンテコその2。午前中の会議。例の裸の王様は急用(?)で欠席。言いたいことをまとめた(まとまっちゃいないが)ヘンテコな書類を置いていった。どうすればこんなに憎たらしい文章が書けるのかという呆れた内容。もちろんムッときたのだが、それ以上に例の営業課長がムッときたらしく、あからさまに不快感を公言していた。この二人、そのうち絶対にバトルするね。ま、関係ないけど・・・。ヘンテコその3。下の階にいる後輩に数カ月ぶりに遭遇。「あ、お久しぶりです。こんなところで何してるんですか?」って、仕事しに来てるんだってば。ヘンテコその4。昔、同じ課にいた先輩に数年ぶりに遭遇。新人としてその課に配属された初日、誰も相手にしてくれずポツンと座っていた僕に初めて話しかけてくれた先輩である。緊張でカチンコチンになっていた僕にとっては嬉しいことこの上なかった。ちなみに最初の言葉は「新人さんでしょ?お昼どうする?」だった。ヘンテコその5。午後の会議。主要メンバー二人が1時間半も遅刻。この二人が来なくては打ち合わせにならない。かといって席を離れるわけにも行かず、1時間半雑談に付き合わされる。ヘンテコその6。主要メンバー二人が到着。そのうちの一人がタバコを吸い始める。手にしていた100円ライターに記されていたのは「理容室サトウ」。地元の床屋さんなのだろうか?渋い。ヘンテコその7。やっと会議が始まる。ふと部長を見ると、不自然に右斜め前に体を傾けている。変だな〜と思った瞬間「ブッ!!」と鈍い音。屁だ。ヘンテコその8。今度は左斜め前に体を傾けている部長。まさか、と思ったその瞬間「ブッ!!」と鈍い音。また屁だ。おまけに今度は部長と目があってしまった。敢えて突っ込まないでおいた。取り留めのない会議は5時間以上も続いた。ヘンテコな日だった。
962/22/05/2001
 朝、起きてみたらなぜか胃が重い・・・う〜ぐ。それでも着替えを済ませ、出社の準備まではしたのだが、やはり胃の重みは解消されない。こりゃだめだと思い、急遽AM休を決意。胃薬を飲んで寝る。3時間後、胃はまだ少しおかしいが取りあえず出社。昼間の山手線は空いている。なんとなく調子の悪いまま仕事を続ける。夜は、こないだ他プロジェクトへ移動になった後輩の歓送迎会。といっても出席者のうち送迎する立場なのは僕だけなのだが・・・乾杯のときに「頑張ってね〜」と一声あっただけで、それ以外は普通の飲み会だったのは気のせいだろうか?まあ、良いんですが(苦笑)。この頃には幾分お腹の調子も戻りつつあり、それなりに楽しい飲み会であった。やっぱり、一緒に仕事をしてきた仲間がいなくなっちゃう(と言っても同じ部署なのだが)のは寂しい物がある。新しいプロジェクトは(今までと違って)風通しも良さそうだし、後輩にとっては良い道筋だろう。さて、残された僕のプロジェクトはどうなる?
961/21/05/2001
 「ばかうけ」というお菓子があることをご存知だろうか?細長い形の所謂お煎餅で、特に箆棒に美味いと言う訳でなく、どちらかというと無難な米菓子って感じなのだが、目の前にあるとバリボリと食べちゃうんだな、これが。スタンス的には「カール」とか「かっぱえびせん」に近いのかも。で、今日の夕方、先輩から「ばかうけ」を一個貰ったのだが、その包装紙にURLアドレスが・・・なんとwww.baka.ne.jpだ!(笑)。早速、見てみたところ、これがなかなかしっかり作られたページなのだ。デザインとかは垢抜けないけど、下手な企業のページよりも楽しいコンテンツが充実している。「あの人気キャラクター「バリンボリン」がメインに!」とか「待望の「チーズ味」新登場!」とか「「カレー味」をレギュラー化!」とか興味をそそる見出しのオンパレード。どうせ公式ページを作るんだったら、このぐらいしっかりやって欲しいもんだ。感心。ちなみに現在「ばかうけフェスタ」を開催中(笑)。ばかうけスクリーンセーバも有ります。
960/21/05/2001
 X-ファイルでモルダー捜査官を演じていたデビッド・ドゥカブニーが同番組を降板する模様。現在、放送中の第8シーズンが最後の出演となる。ちなみに第9シーズンは引き続き作成され、スカリー捜査官を演じる女優ジリアン・アンダーソンは契約を更新している。ってことは別の役者が起用される可能性が極めて高いわけだ。X-ファイルの顔とでも言うべきモルダー捜査官がいなくなると今後の展開は厳しくなりそうだ。あの飄々とした佇まいが見られなくなると思うと、こちらもちょっと寂しい。莫大な出演料を蹴ってまでやりたいことがあったんだろうねえ。今後の活躍に期待したい。
959/21/05/2001
 隣に座っていた後輩が今日付けで別プロジェクトへ移動となった。彼女の入社当時から一緒に仕事をしてきた身としては寂しい物がある。座席の都合上、しばらくは隣に座っているという話だったのだが、午後の進捗会議を終えて戻ってみると・・・いない。パソコンも何も無くなって蛻の殻である。なんでも急遽、席の都合が着いたので早々に移動したとか。いっきに寂しくなってきた。ふぅ。今思えば、先輩としてあんまり貢献できなかったかなあ。場繋ぎ的で楽しくない仕事ばかりを振る結果になってしまって申し訳なく思う。寒々しいプロジェクトの中にあって、いつも明るさを振りまいてくれていただけに、ことさら残念である。新天地でも今までのように頑張って欲しいと切に願う。お疲れさまでした。
958/18/05/2001
 ちょっと遅めに起床。いい天気なので敷き布団を干す。暖かいと通り越して熱いぐらい。良い季節だねえ。またもや三鷹のDAILIESにて朝食。ここのオムライスが美味いんだ。そのまま自転車で吉祥寺へ。アクセサリーの部品を探しに駅前のユザワヤへ。殆ど足を踏み入れたことが無かったのだが、お裁縫や革製品、園芸、陶芸、絵画、日曜大工など、なんかもう「専業主婦が欲しがりそうな物」が山ほど置いてある。もちろんお客も主婦層ばかり。男性客は数えるほどしかいない。ぽつ〜ん。テーブルに飾るドライフラワーを購入。ドライフラワーって意外と高いんだね。知らなかった・・・おまけに、せっかく買ったドライフラワーをトイレに置き忘れてくると言う大失態を犯してしまう。慌てて取りに戻ってあちこち聞いて回り、無事に戻ってきた。ふぅ。天気が良いせいかボーっとしちゃうんだよね。夜はDVDの「ブルースブラザース2000」を見る。とにかくゲスト人が凄い。豪華さだけで言えば、前作を遙かに上回っている。対バン相手のリーダーがBB.KINGってのがねえ(笑)。クラプトンなんかチョイ役扱いだもの。強烈。全体の作りも「2000」の方が丁寧なんだけど、やっぱりジョン・ベルーシーの不在は大きいかも。あの人が画面に登場する絵だけでドタバタな雰囲気があるもんね。十分に面白かったけど、そこに無い物のことを強く印象付けられた感じ。ああいう人を天才と言うのだろうか。
957/19/05/2001
 友人とテニスに興じる。せっかく良い天気だったのに、風が強くて残念。目が開けていられないんだもんね。プレーに集中できないよ。う〜む。夕方になって雷も鳴り始めたので早々に退散。この頃のテニスはどうも天候に恵まれない。夕方からは友人宅で宴会。またもや食べ過ぎで苦しい・・・うぐ〜。どうにも居心地が良いのでなかなか重い腰が上がらず、結局は終電ギリギリになってしもうた。未開封のポテチが心残り。どっと疲れてグッスリ眠る。
956/18/05/2001
 会社をお休みして固定資産税の支払いへ行く。三鷹市から一通の封筒が届いて「なんだろな〜」と読み進めていくと、要は税金払ってね!という内容だった。そうか、マンション買ったらそれに税金がかかるのね。すっかり忘れてた。年間8万円強。痛い出費かも・・・手続きを済ませた後、久しぶりにヘアカットへ。思い切り短く切って貰って、とっても涼しい(笑)。洗髪がぐっと楽になった。経済的。
955/15/05/2001
デュランデュランがオリジナルメンバーで再結成する!(解散してた訳じゃないので再結成ってのは変か?)。地道に活動を続けていたんだが「デュランデュランよお前もか!」的な元の鞘に戻ります現象がここでも勃発。確かカルチャークラブも再結成してツアーしてるはず。80年代の人気グループ揃い踏みって感じだなこりゃ。どうせならカジャ・グー・グー(シャ〜イシャ〜イ)とかトンプソン・ツインズ(なぜか3人)とかも再結成して同窓会でも開いちゃえば良いのにね。ワム!(なぜかビックリマーク)は再結成する意味が無いかも・・・(アンドリューの役割って最後まで分からなかった)。ちなみにデュランデュランの公式サイトもちゃんとありますです。
954/13/05/2001
 ビートルズの公式ページが正式にスタートしてもう久しいが、ここへきてジョージ・ハリスンのページが(いつのまにか)公開されている。むむむ。随所にジョージっぽい演出が施されていて楽しいのだが、如何せん重い。あの〜新作の方は・・・ポールマッカートニーのページはどうしてこんなに地味なの?
953/13/05/2001
 久しぶりに下北沢へ遊びに行く。吉祥寺からだと20分ぐらいだもんねえ、近くて良いよ。こうやって昼間、きちんと下北沢を徘徊するのは本当に数年ぶりである。学生時代は良くレコード・ハンティングに来たものだが・・・そのレコード屋はもう無かった(苦笑)。まずは駅前の定食屋「千草」で昼食。ピーマン肉詰め定食でお腹いっぱい。それにしても、ちょっと前では人っ子一人いなかったような裏通りが、いつのまにか一端のお洒落ストリート(笑)に変貌しているのにはマジで驚いた。ピーコックの裏の通りなんて何にも無かったのにねえ。ビックリだよ。特に宛もなく気になった店を回りながらブラブラする。洋服なんかも吉祥寺とは明らかに品揃えの方向性が異なる。よりチープな感じとでも言えばよいだろうか?ただし値段もチープとは限らない。布団叩き、シンプルなゴミ箱、アーティスティックなペンダントを購入。週末2日とも歩き通し。ちっとも休んでないかも。
952/12/05/2001
 大晴天。ちょっとだけ早起きして、念願の布団干しを実行。眠い目を擦りながら布団を庭へ搬送、先日購入した大きな物干しに布団を掛ける。3時間後に取り込み。もう冗談のようにふっかふかになっている。当然、できたてのふわふわ布団に飛び込み、暫しその快楽を堪能する。ふが〜。午後から吉祥寺へ買い物へ。駅前の新星堂でCD「ZERO LANDMINE/N.M.L」、「GIMBO/DR JOHN」、「WINGSPAN/PAUL McCARTNEY」を購入。ZERO...はやっと在庫が潤沢になった模様。あまりの反響の大きさに生産が追いつかず、慌てて50万枚をプレスしたという。DR JOHNは単なる衝動買い。今なぜニューオリンズ?という話もあるが、この手の音楽の良さは若造には理解できんだろう。僕もこの年になって「お気楽な格好良さ」がやっと楽しめるようになった。PAULの新作は先日お伝えしたWingsのドキュメンタリーに併せて編纂されたもの。2枚組のCDはHITSとHISTORYに分かれているのだが・・・なぜこの曲がHITS側に?なんてのもある。Wings以前のソロ時代の曲が収録されているのもご愛敬。ま、要はベスト盤ですな。24bitリマスターが非常に良い結果をもたらしている。Live and Let Dieのオーケストラ・パートなんか物凄い迫力。ポールの作品群は元々音が良いことで評判だったのだが、今回のリマスターでは殊更の効果があったようだ。殆どの曲は既に持ってるんだけどね。それにしてもこのジャケはなんとかならんかったのか・・・
951/11/05/2001
 例のチェコ製のソフトウェアの調査を進めている。何だか知らんが、偉そうな裸の王様も調査をしているそうで・・・操作している途中でOSがダウンしたらしく、「うわぁ〜落ちちゃったよ!」とこれ見よがしに騒いでいる。たまたま通りかかかった僕に向けたものだったらしいが、もちろん無視。あなたがやっているのは調査と言えるんか?で、僕の方はソフトのマニュアルの翻訳がやっと完了。その文書はA4で100ページを越えた。ふぅ。関係者にメールで送りつけて退社。さあ、読んで貰いましょうか。って言うか、どうして僕が翻訳してるんだろ?その後、諸先輩方と仕事帰りに会社近くのハンバーグ屋へ。よく考えたら、特にイベントでも無いのに飲みに行くってのは久しぶりかも。このところ、そういう気分でも無かったしねえ。まだちょっと尾を引いている。もうオーダーストップだしそろそろお開きか?というときにやっと到着した後輩のN君。ごくろうさんです。何だか大変なプロジェクトに配属されたみたいだね。忙しいのかと聞いたら「たぶん忙しいんだと思う」だって。分かる、分かるな〜その気持ち。自分の作業は順調なのにプロジェクト全体が何故か遅れていて、いつの間にかその泥を被っちゃうってのはこの業界(会社?)では良くあること。「たぶん」ってのはそういう事だろう。そういうプロジェクトには必ず足を引っ張っている人物がいるもんなんだが、それが上の人でないことを祈る。今の僕の現状がそうなの。
950/09/05/2001
 偶然に見つけた「世界の文字」のサイト。世界の現用文字28種すべてと、歴史的文字89種を集めている。いろんな文字があるんだねえ。
949/08/05/2001
 この夏公開予定のスピルバーグ監督作品「A.I.」をめぐってウェブサイトを使った巧みなキャンペーンが進行中の模様。各サイトはそれぞれ謎解きのようにリンクが張り巡らされ、日を追って増殖し続けている。この企画にキューブリックがどの程度関与していたかを知るすべは無いが、如何にも考えそうなことではある。で、公式サイトの方では"CHATBOT"なる謎の相手とチャットができる。いわゆる人工知能風のソフトウェアなんだろうが、これが実際に人と話しているかのように回答が返ってくるのが楽しい(本当に人がいるのかも・・・あり得る話だ)。彼(彼女?)は自分が人間なのかロボットなのか分からないそうだ。こちらもなかなか手が込んでいる。
948/07/05/2001
 チャリティーに関する僕の思いを、NGO/NPOの側面から見事に言い当てている文章がこれだ。チャリティーというものを突き詰めて考えれば考えるほど、それは究極的には金持ちのエゴに過ぎないことが分かってくる。アメリカのアーチストが集結したUSA for Africaによる"We are the world"の録音中に、ティナ・ターナーが「フィシュバーガー食べたい〜っ!」って叫びながら踊りだしたことを思い出す。どんなに本気になったところで、最後の最後は対岸の火事なんだよ。ユニセフ大使の黒柳徹子はン億円の豪邸に住んでいる。そんなもんなんだって。かつて新宿駅前で如何にもという感じの女性に「私、明日からバングラディシュに青年海外協力隊として行くんです。寄付をお願いします」と迫られたことがある。あまりにもしつこいので財布から小銭を出そうとしたら「お兄さん、お札でお願いしますよ」と平気な顔して言い放った。あまりの無礼さに呆れてその場を立ち去ったのは言うまでもない。ボランティアという言葉を免罪符として、何の臆面もなく正義の味方面する奴の何と多いことか!。もちろん立派に活動している人もいるだろう。しかしチャリティーとかボランティアとか言うものは、その根本的な部分に金持ちのエゴや胡散臭さを内包していることを忘れちゃいけない。それを覚悟の上でチャリティーをする人はすればいい。寄付をすることは悪いことじゃないかもしれないが、寄付をしない者を悪人呼ばわりするのは立派な脅迫だと思うぞ。
947/07/05/2001
 連休明けてしもうたがな。「ZERO LANDMINE」が品薄だったからではないが、坂本龍一の新作CD「IN THE LOBBY AT G.E.H IN LONDON」と「L.O.L」を購入。「IN THE...」はヨーロッパツアー直後にGreat Eastern Hotel のロビーで行ったシークレットライブの模様を収録したもの。聴けば分かるが、非常にプライベートな感じの音である。かつてジョン・レノン家のクリスマスパーティーの模様を収録したブートレグがあったが、それを思い出した。本人たちが楽しんでいる雰囲気は伝わってくるが、その楽しい気持ちを共有できる訳ではない。悪くはないよ。「L.O.L」はドリームキャスト用の同名ソフトのために書き下ろしたゲーム音楽。坂本氏はゲームの製作にも一枚噛んでいるらしい。ゲームらしくない音楽を目指したそうで。ブレードランナー風
946/06/05/2001
 吉祥寺の「名菜酒房」にて夕食。入り口が地下にある上、恐竜の骨を模した入り口に抵抗を感じていて、どうも入りにくかった店なのだが、これが意外に雰囲気の良い店であった。ちょっと薄暗い隠れ家風の店内は予想以上に広く、地下なのに小さな川が流れていて、水の音が心地良いBGMになっている。値段の割には料理も美味しくて、僕はこの店がすっかり気に入ってしまった。また来よう。食事の後、映画「トラフィック」を見に行く。アメリカにおける麻薬戦争の実態を、麻薬の輸出側、流通業者、麻薬を取り締まる側、麻薬の消費者という複数の立場から描いた作品である。登場人物の多さに加え、個々のエピソードもかなりの数であるにも係わらず、見事な脚本で2時間半にまとめ上げている。これは脚本の勝利だろう。それぞれのエピソードを分解し、相互に微妙に織り交ぜながらひとつの共通的なイメージを浮かび上がらせることに成功している。監督は本年度のアカデミー監督賞を受賞したスティーブン・ソダーバーグ。彼は撮影監督も兼任しており、手持ちカメラを多用し、場所やキャラクターによって色調や画質を変えるというかなり大胆なスタイルを導入している。場面によって色使いを変えてしまうと、普通は散漫になってしまうのだが、それを逆手にとって分かりやすく、飽きさせない映像を作り上げている。ひょっとしてこの人は天才かも・・・。麻薬を描いた作品は、とかく勧善懲悪的なパターンに陥りがちだが、ここまでドキュメンタリーっぽく(それも極めて自然に)現実のアメリカの姿を描ききった作品も珍しい。麻薬の末端ではなく、その流通経路がメインになっているもの興味深い。秀作。それにしても「マグノリア」、「アメリカンビューティー」と並んで、こういう良い意味で盛り上がりの少ない、クールで淡々としたオムニバス形式の手法が、今のハリウッドでは流行っているのかねえ。楽しい。
945/06/05/2001
 連休最後の日。は〜ぁ。坂本龍一がプロデュースしたN.M.LによるCD「ZERO LANDMINE」を探しに行ったのだが、なんと品切れ!地雷問題は前々から気になっていた。狂ったように地面にばらまいた無数の地雷を、根本的に撤去する方法が無い(どこにどのぐらい埋まっているかということすら良く分からない)という事実は、如何に人間が愚かな生き物であるかを見事に証明していると思うのだ。原発事故やタンカー座礁による原油流出も同じ事が言える。もう呆れるしかないのだ。CDを買ったところで、本質的な解決には何ら役に立たないことは明白だし、おまけに昔からこの手のチャリティーには懐疑的(チャリティーする人は正義、しない人は悪というレトリックにはウンザリ)ではあるのだが、そういう協力云々を抜きにしたところで、ひとつの音楽作品としてこのCDを購入しようと思っていたんだけどねえ。こういうものはタイミングが大事だと思うので、品切れ状態ってのはとにもかくにも残念だ。
944/05/05/2001
 子供の日。友人達を自宅に招いてのホームパーティー(?)。吉祥寺駅前で待ち合わせをして三々五々に食材を買い出し。この連休はこんなことばかりやってるなあ(笑)。友人が持ち込んだPower Book G4をいじり倒す。薄い。画面がでかい。そして、やっぱり速い。それでもこのマシンですらMac OS Xをメインで使うのはちょっと厳しいかも。う〜む。僕のMacとPower bookを接続してみる。Mac同志を繋ぐのはこれが初めてかも。試行錯誤の結果、Web共有で簡単に繋がった。仕組みが良く分かっていなくてもなんとかなっちゃうのがMacの良いところ。関係ないけど、新しいiBookが発表されていたので、両親の為にオンラインストアで注文した。CD-ROM仕様の一番安い機種。まだ現物を見ていないのだけれど、インターネットをするだけならこれで十分だろう。3〜5週間後に到着するとのこと。まずは僕の気の済むまで触ってみて、それから実家に持ち込むつもり。ふふふ。夜になって、これまた友人が持ち込んできたDVDソフト「ルパン三世 カリオストロの城」をみんなで鑑賞。この作品。以前にもこの面子で鑑賞したことがある。男性陣は全員が何度も見ている強者。友人の奥さんだけが見たことが無いというので深夜に車を飛ばしてわざわざレンタルしに行ったのであった。で、さっそく見始めたのだが、強者連中(僕も含め)は次に来るセリフを先に言ってしまうのだ。「どっちに着く?」「おんな〜っ!」とか「き〜ちゃった♪き〜ちゃった♪お宝目当ての結婚式?」とか「ルパンを追ってて、とんでもないものを見つけてしまった。どうしよう」とか「なんと気持ちのいい連中だろう。」とか(笑)。それに嫌気がさした奥さんは早々に就寝してしまったのであった(ま、無理もない話だが・・・)。そういう契機もあり、今回はセリフを先に言わないようにしてじっくりと鑑賞したのであった。この作品。改めて静かに見てみると、如何にしっかりした作りであったかが如実に分かる。中弛みの無い完璧な構成は、他のルパン作品の追随を全く許さない。見れば見るほど、その完成度に驚かされる。凄いねえ。感心。映画を見終わった後、解散。だらけた休日の過ごし方かもしれないけれど、今の僕にはこういう時間が一番楽しい。またやりましょ。
944/04/05/2001
 朝から掃除、洗濯などに追われて一日を過ごす。夕方から洋服ダンスの整理を始めたのだが、これがやってもやっても終わる気配を見せない。すっかり忘れていた服が次から次へと出てくる・・・結局、全部終わったのは深夜になってから。ふぅ。
943/03/05/2001
 友人とテニスの予定だったのだが、朝からシトシト雨模様。急遽予定を変更して、友人宅で理由無き宴会と相成る。近所のスーパーで食材を買い込み、お昼過ぎから準備開始。僕の提案で「焼きそばパーティー」となった。焼きそばって下らない食べ物だけど、作るの簡単だし皆でワイワイしながら食べるのには丁度良いよね。個人的には割と好きかも。友人宅はケーブルテレビに加入している。お昼時の民放はつまらん番組しか流していないので、勝手にケーブルテレビのチャンネルをザッピングする。MusicAirというチャンネルは音楽専門チャンネル。JazzやRock、Classicなどをランダムに放映している。取りあえずここに着地。食後、トランプ(なぜ今トランプ?)に興じながら番組を横目で見ていると、Wingsのカンボジア難民救済コンサートの映像が突然画面に現れる。おおおおおおおお!Wingsのラストステージだぞ!これって映像が存在したのか!あまりに素っ気なく放映されたので、目が点になってしまった。いいなあケーブルテレビ・・・。トランプは大貧民で予想以上の盛り上がりを見せ(こんなに戦略的な思考をしたのは久しぶりかも)22:30過ぎに解散。テニスは残念だったけど、こういうホーム・パーティー(?)も良いんじゃない。とってもリラックスした時間を過ごせたよ。休日っぽい。
942/02/05/2001
 旅館の朝食ってどうしてこんなに美味しいのだろうか。パクパク。完食。お腹いっぱい(苦笑)。朝の温泉は完全に貸し切り状態。こうして風呂に浸かってノンビリする時間って必要だよね。時間の流れがとてもゆるやかに感じる。ポカポカ。旅館をチェックアウトし、バスで30分ぐらいの一碧湖へ。眺めの良いお散歩御用達系の湖なのだが、悲しいことに今日も肌寒い。天気が良ければ最高だったんだけどねえ。湖を半周ほど歩いてみる。お尻の大きなアヒル君がヨタヨタと歩いている。なかなか愛嬌のある奴だ。お昼は湖畔の店で釜揚げうどんを食す。意外に美味い。お腹いっぱいの状態はまだまだ続く。お土産に新茶饅頭と漬け物を購入。バスで伊東駅へ。駅前の売店にはたくさんのお土産品が並んでいる。中でも目に付くのはホカホカの温泉まんじゅうだ。食べたい〜、でもお腹いっぱい〜、でも食べたい〜、ってな葛藤を散々繰り返した挙げ句、やっぱり饅頭を食べることにする(苦笑)。美味しい!でも、もう本当にお腹いっぱいで御座います。なのに帰りの列車でもお菓子を食べちゃうんだなあ。僕の消化器官はとっくにオーバーヒートしている。1泊2日のコンパクトな旅だったけれども、こういう大人の遠足はやはり楽しい。また行きたいな。
941/01/05/2001
 会社の先輩諸氏と伊東温泉へ。東京駅からスーパービュー踊り子号に乗り込み、楽しい大人の遠足を満喫する。スーパービューってぐらいなので、列車の窓は天井まで広がる大きなもの。流れる景色をボーっと眺めながらあっというまに伊東駅に到着。しかしなぜ?どうして?あんなに暖かかったのに今日は気温がグッと低くなって寒い寒い。残念。そのまま山平旅館になだれ込み、早速温泉へ。伊東の温泉って思ったよりも熱くないんだね。おかげで長湯しても全くOK。温泉のあとは待望の夕食。食卓に所狭しと並べられた料理の数々。僕は「出された物は全部食べる」という方針なので、黙々と美味しい料理に舌鼓を打つ。夢中でパクパク食べて続けること数十分。見事に完食である(笑)。うぐ〜苦しい。だって美味しいんだもの・・・。部屋に戻ってもお腹一杯で動けず、そのまま眠りこける。グー。2時間ほど眠った後、隣の先輩の部屋へ。あーお菓子があるぅ。パクパク。ちょっとこなれたお腹はまたもパンポコリン。動けません。再度、温泉に浸かった後、就寝。
940/30/04/2001
 せっかくの休日なのに朝から雨模様。そんなことにはお構いなしに電撃買い物作戦は速やかに進攻される。キャサリンのパンツを2本、長袖・半袖のTシャツを数枚。靴下3足、芳香剤、体温計、ゴミ袋を購入。いくらなんでも、これでは買いすぎだ。もうやめよう(苦笑)。
939/29/04/2001
 朝から庭の草むしりに励む。もう1ヶ月くらい前から草むしりをしなくちゃと思い続けていたのだ。最初は可愛らしいタンポポなんかがチョビっと生えてただけだったのにそれがあっという間に大増殖し、今やジャングルの様である。トトロが住んでいてもおかしくない。で、やっと本腰を入れての草むしりである。買ってきた軍手を装着し、淡々と雑草をむしりつづける。可愛かったタンポポは大成長を遂げた挙げ句、宇宙から来た謎の植物のようにズッシリと根を張り巡らせている。その茎の根本をしっかりと掴み、しゃがんだ状態でゆっくりと体重をかけ、息を止めて「エイヤー」と上に引っ張り上げる。恐ろしく太い根っこが地上に姿を現し、その付着した黒い土の破片が塵じりと大空を舞う。その光景はまるで大根の収穫のようである。もはやこれをタンポポなどという健気な名称で呼ぶのには違和感を感じる。強いて言えばダンボボか・・・。最初は30分もやれば片づくと思っていたのだが、気が付けば1時間半もかかってしまった。集まった雑草は実にゴミ袋2袋半。腰が痛い。午後からは昨日に引き続き、ストレス解消激烈買い物スパークである。Tシャツ、クッションとクッションカバー、バスタオル、無印良品の部屋着セット、コリアンチャーハンの元を購入。GAPやユニクロなんかより、僕は断然「無印良品」なのである。素材が良い、作りがしっかりしている、デザインもなかなか。
938/28/04/2001
 連休突入!早速、ストレス解消買い物三昧と相成る。パンツとTシャツを各4枚、食器トレー、枕と枕カバー、夏用のシーツ、草むしり用の軍手、無印良品のクローゼットBOX、フライパンの蓋、布団干し、靴べらを購入。両手に持ちきれないぐらいの荷物を持って、ヨロヨロと帰宅する。 麗らかな天気の中、休日の吉祥寺はもの凄い人出だ。
937/25/04/2001
 衝動買いしたDVDソフト「ブルースブラザーズ」を見る。何だか無性に「笑える映画」が見たくなったのだ。そんなとき、真っ先に思いついたのがこの作品。僕の中では史上最強のコメディー映画なのだ。恐らく20回や30回は見てるはず。それでもまだ見たいのだ。とにかく、狙っているのか狙っていないのか良く分からないようなギャグのオンパレード。豪華ゲスト陣(そして素晴らしい音楽!)に引けを取らないブルースブラザーズの迷演技は何回見ても素晴らしいし、何回見ても同じところで笑ってしまう(笑)。こんなにパトカーが出てくる映画も珍しいだろう。こういうオバカな作品がもっとたくさん登場すれば良いんだけどね。あー面白かった。
936/25/04/2001
 ハード屋からソフト屋への回答。「良い質問だね!俺も昔からそう思っていたけど、実際に測定したことがないのさ。考え方はあっていると思う。今度計ってみようかな>電流(^^;)。君の言うとおり、モニタはちっちゃい粒(電子線)の集まりです。いっぺんに画面を表示しているわけではなく、実は1ドットづつ表示しています(R,G,Bで1ドット)。あまりにも1ドットづつの描画が速いので人間の目には全ての点(画面全体)がずぅ〜っと表示しているように見える。よく、テレビでコンピュータの画面を映すと、上から下に線が移動しているのみたことない?あれは、人間の目ではなく、一度カメラがディスプレイの表示を画像としているため、ああなるみたい。1秒間に何回画面を書き換えるかっていうのが「リフレッシュレート」といわれているやつ。1秒間の書き換えが遅ければ画面がちらちらする。速ければちらつきがない。理論的には『黒い点』はRGBそれぞれの電子線の出力がいらないわけだから、消費電力は下がると思う。ただし、電子線1つ1つの出力に要する電力がどの位の物かが疑問。電子線を出力する部分が、出力した場合と出力しない場合でどのくらいの消費電力差がでるのかで決まると思う。それよりは、低解像度←→高解像度の方が消費電力差が大きいんじゃないかな?(リフレッシュレートの問題もあるけど、レートが一緒であれば、1秒間に描画しなければならない『点』の数がぜんぜん違う)。ただ、液晶の構造はよく知らないんだよね・・・(^^;)。カラー液晶は、確か白色のバックライトに対して、各色のフィルタをかけているんじゃなかったかな。確か昔はそうだったはず。(今のは違うかも)なので、液晶はよくわかりません。」
935/25/04/2001
 ソフト屋からハード屋への質問。「うぃっす。ふと思ったんだけどモニターってちっちゃい粒々したライト(何て言うの?)の集合体だよね。RGBのライトが電気を点けたり消したりしていろんな色を出している。ってことはだよ、黒を表現するときは3つの全てのライトが消えてるってことなのかな?だとすると壁紙とかウィンドウの背景を黒にすればその分だけ電気消費量が少なくて済む、ってことなのかな?例えばノートとかって液晶がかなり電気を食うじゃない。色を設定できる部分を全て黒にすればかなり省エネ(死語?)になるんではないかなと」
934/23/04/2001
 ジョージ・ハリスンで思い出したけど、昔MTVでアンプラグドっていう番組があったのを覚えているだろうか?ポール・マッカートニーが海賊版対策としてその音源をCD化したのを皮切りに、エリック・クラプトン、スティング、イーグルス、ベビー・フェィスなど豪華なメンバーが次々とCDを発表、アコースティック・ギターの売り上げが急増するなど、一大ブームを巻き起こしたのであった。で、前々から「この人がアンプラグドに出演したらいいのになあ」と思い続けている人が3人いる。一人目はジョージ・ハリスン。この人の枯れた味わいはアンプラグドにはもってこいだ。きっとクラプトンも客演してくれるだろうに。二人目はデビッド・ボウイ。ジギー時代の作品はアコースティックでこそ、その輝きが色褪せていないことを証明できるはずだ。「スペース・オディティ」とか是非とも聴きたいねえ。噂では度重なるオファーを頑なに拒否しているのだそうで。残念。三人目はマイケル・ジャクソン。ダンサブルな曲に注目が集まりがちだが、実は初期のバラード群には秀作が数多くあるのだ。アンプラグド・バージョンの「彼女が消えた」とかスゲー聴きて〜。ダンスをしないマイケルも良いと思うのだが。
933/23/04/2001
 先日、お伝えしたジョージ・ハリスンの自宅売却の話。どうやらデマだったらしい。英国の新聞報道に関して正式に否定のコメントを出したそうな。ここで興味深いのは報道がデマだったということよりも、ビートルズが解散して早30年以上、ソロ活動を休止してからも10数年、表舞台から完全に姿を消していた元ビートルに対して未だにデマが流布され、それが世界的に報道されるという事実。メンバーの中で一番地味な存在だったにも係わらずだ。大変だと思うぞ。てな事を言いつつも・・・あの〜新作の方は・・・(苦笑)。
932/22/04/2001
 翌朝、やっぱり筋肉痛であった(苦笑)。右膝がやっぱり変な感じ・・・もうちょっと運動しよ。
931/21/04/2001
 珍しく早起きをする。今日は本当に久しぶりのテニスをするのだ。ラケットなどの荷物を抱えながら、戸田公園駅前に集合。友人が車で迎えに来てくれる。途中、別の友人とも合流し、そのままテニスコートへ。テニスをするのは何年ぶりだろうか?よく考えたら、運動らしい運動も、ここ最近はさっぱりしていないことに気が付く。少なくとも今世紀に入ってからは初めてだ。いかんねえ。1時間も走り回っていると、もうヘトヘトになってしまう。それも以前とは違う疲れ方だ。体が軋むような感じ。膝を動かすとモヤモヤした痛みが走ることに気が付く。それでもやっぱり体を動かすのは楽しいので自分を「なんて気持ち良いんだ!」と騙しながらテニスを楽しむ。朝から曇天だったお天気は、お昼過ぎからとうとう雨になってします。チェッ、せっかくの休日なのにい。心残りではあったが、そのまま撤収。その後、友人宅での宴会になだれ込む。美味しい寿司(理由によりサビ抜き)、焼き鳥、手作り餃子などに舌鼓を打つ。こういう和やかな集まりも久しぶりだねえ(忘年会以来か?)。今後の予定として、月2回ペースでのテニス、僕の新居お披露目会(もう半年以上経っちゃってるが・・・)をやろうということで話がまとまる。もっと遊ばなくちゃね。仕事する為に生きとるんじゃないのだよ。夜も更けてきた頃、僕はその日のうちに帰宅。一緒に帰宅しようと、わざわざ前日に電話で確認してきた友人は美酒の誘惑に対抗できず、そのまま宿泊(笑)。ま、気持ちは分かります。
930/20/04/2001
 隣の部署から助っ人に来て貰っていた2人のお疲れさま会に出席。前述の会議のおかげで1時間以上の遅刻である。会自体は楽しく盛り上がっていたのだけれど、僕は不甲斐ない会議のガックリさが尾を引いててちょっと疲れ気味。別に僕が心配したところでどうしようも無いことは重々分かっているのだが、どうしてもその不安感が頭から離れない。もう何ヶ月もこんな状態。こういうのが一番疲れる。それはさておき、助太刀してもらったお二人には心から感謝したい。そして酷いプロジェクトだったことを申し訳なく思う。まあ、良い経験になったかどうか分からないけど、きちんと仕事ができる2人だったので、新天地でも今まで通り頑張って欲しい。会は9時過ぎに終了。明日の予定があったので、僕は早々に退散。ごめんなさい。
929/20/04/2001
 何とか踏ん張って午後から出社。昨日の会議でまたもやアホな計画が決定されていた模様(ま、休んだ僕が悪いんだが)。で、部長にその決定に至る根拠を聞き(案の定、何の根拠もなかった)、その計画の無意味さについて説明。このプロジェクトがこの先どうなろうと、もう知ったこっちゃないのだが、その無意味な作業の担当として僕が割り振られていたのである。頑張って作業したところで何のメリットもなく、おまけに後からウダウダと文句を言われるのも嫌だったので渋々説明した、って感じだ。反対するだけでは芸がないので、それに変わる代案(っていうか、今の状況ではそれしか選択肢が無いのだ。それにすら気が付いていない上層部のお気楽振りには・・・)を提案する。聞いた話では、昨日は5時間以上も会議をしてたらしいのだが(休んでよかった・・・)、それをものの15分で覆した。なんで僕がプロジェクトの方向性を調整しなくちゃならんのかねえ。で、夕方から他のメンバーへその内容を説明する会議に出席。もちろん誰も文句は言わない。僕の提案が優れていたからではなく、ちゃんと考えればそれしか方法が残されていないことは明白だったからだ。何やってんだかねえ。開発メンバーを入れ替えたところで、それを管理する人が変わってないんだから、やっぱりダメなんだよな。残念ながら。
928/19/04/2001
 体調不良によりお休み。何もせず一日を過ごす。
927/19/04/2001
 コラム「ハノーバーより愛を込めて」を掲載。Cebit 2001の悪夢をJournalから抜粋、後日談を追加した。もうこの件については忘れたい。
926/18/04/2001
 Max OS Xで個人的に一番気に入ったのは、Aquaの美しいインターフェィスでも、PDFを基本としたグラフィックアーキテクチャでも、Docからウィンドウがニョキニョキ飛び出してくる機能でもない。それはDockに登録したアイコンをDockから削除するときの操作である。アイコンをドラッグしてDockから離した状態でドロップすれば良いのだが、そのときにドロンパが変身するときみたいに白い煙が「ボッ!」って感じで出る。これが何とも形容し難く良いのだ!AppleのサイトにDockのビデオクリップがあるので、ドロンパの煙が見たい方はどうぞ。
925/18/04/2001
 マイケル・ジャクソンが15年ぶりに米国でコンサートを行うことが決定。 ジャクソン・ファイブの再結成や自身のニューアルバム(6月初旬発売予定?)、映画「エドガー・アラン・ポーの悪夢」への出演など、このところ俄に活動が活発になってきた。いよいよ本格的に再始動か?しかしマイケルって42才なんだ・・・そうだよねえ。スリラーとかって僕が中学生の頃の話だもんな。
924/18/04/2001
 もひとつ電子書籍の話題。電子書籍の大本命と目されるAdobeのeBookがいよいよ日本上陸である。イーブック イニシアチブ ジャパンがeBookのコンテンツサービスを夏より開始するとのこと。記者会見では漫画家のモンキー・パンチ氏や里中満智子氏が同席。で、里中氏の発言「デジタル化は、紙と違い永遠に残せることが重要であり、100年200年後、日本の漫画のルネッサンスというべき過去30年くらいの漫画が残るようになればいい」。う〜ん、これはちと違うと思うのだ。電子化すればその内容が永遠に残されるというのは明らかに幻想である。理由その1。電子化と言っても、それを保存する媒体はどう転んだって物理的な何かなのである。フロッピーでもMOでもハードディスクでも、まあ何でも良いんだが、これが永遠ににデータを保存してくれるなんてあり得ない話だ。形あるものは全て壊れる。これ常識。読めなくなったフロッピーに泣かされた人も多いだろう。最も典型的なのは音楽CDだ。発表当時は半永久的に高音質な音楽が聴けるって話だったが、実際はCDの中のアルミだか何だかが時と共に劣化していき、事実上の耐用年数は20〜30年だと言われている。20〜30年ってのは半永久的とは言えないよね。理由その2。eBook形式でコンテンツを保存したとする。100年後、eBookを読むためのソフトは手に入るだろうか?そもそもAdobeという会社は存在しているのだろうか?Windowsは?Macは?理由1と被るが、eBookをフロッピーに保存していたとして100年後にフロッピードライブが存在するのだろうか?例えば今現在、IBMフォーマットの5インチフロッピーを読むためにはどうすれば良いか即答できますか?(もちろん方法が無い訳じゃないけどね)電子化されたデータが奇跡的に残されたとしてもそれを読み取る手段が無くなっていたのではどうしようもない。そういう意味では紙で保存していた方が生き残る確率が高い場合もあり得るだろう。もちろん電子化することによるメリットはたくさんあるが、「永久に保存される」なんて幻想を持っちゃいかんぜよ。悪いことは言いません。空調設備の整った部屋できちんと原稿を管理してください。
923/18/04/2001
 俄かに騒がしくなってきた電子書籍関連の話題。今度は角川書店とシャープが書籍目録ソフトと電子書籍ビューワーを共同開発した。特徴としては文字情報だけでなくフルカラーのスキャン画像もそのままサポートされる点か。コミックスへの対応に注力している点が面白いかも。当然、ファイルサイズが大きくなる(192ページのコミックスで15MB)ってのは今後の検討課題だろう。PDAへの展開が不透明なのも?だ。これだけ電子書籍のフォーマットが乱立する中、角川だけで孤軍奮闘したところでどうしようもないのは明々白々。せめて日本国内だけでも他社を巻き込んだ戦略が欲しいところだ。それにしても、またもやMaintosh版の予定はないのね。とほほ。
922/17/04/2001
 Mac OS Xでモデムに繋がらない話の続き。いろいろ調べてみたのだが、結局どうにもこうにも打つ手が無い。仕方がないのでディスクをフォーマットし直し、OSの再インストールを行った。これがドンピシャ。何事も無かったかのように、すんなり繋がったのだ。なぜ?
921/16/04/2001
 Mac OS Xをインストールしてみた。巷では賛否両論のようだが、僕が第一印象として感じたのは、今現在存在するUnix系クライアント環境としては最上の出来である、ということだ。純粋にOSという側面から見た場合、根本的にはUnixであるにも係わらず、よくぞここまでMacっぽくしたものだと感心するばかりである。逆に言えばUnixとして初めてクライアントPC業界に殴り込みをかけたOSとも言える。これは気が付かなかったけど、実は凄いことなんではないだろうか?Linuxが逆立ちしたってこの操作感は当分実現できないだろう。普通に使っている分には、それがUnixであることを殆ど感じさせない。もちろん、ボタンの反応の仕方やウィンドウの動き方なんかをじっくり観察するとそれがUnix系のOSである名残が垣間見えるのだが・・・それでも悪評の高かったDocも慣れてしまえばそういうもんかと思うし、PDF技術を全面に押し出した画面表示も思っていたほどの違和感は無い。いや〜、大したもんである。しかし、これはあくまでも純粋にOSとして見た場合の話。これがMac OSの最新版であるという側面から見れば、どうしても厳しい意見を言わざるを得ない。予想していたとは言え、やっぱりG3マシンでは動作が思い。おまけに、今のところApple内蔵モデムでのネット接続ができないでいる(原因不明)。サードパーティーのモデムならいざ知らず、純正モデムぐらいはきちっとサポートして欲しかった。それに話題のOS 9エミュレーションだが、内部的にOS 9をブートする仕組みなようで、例えばPhotoshopを起動すると「OS 9起動->Photoshop起動」ってな感じで、これがあまりにも遅い(苦笑)。ソフトウェア的に見れば動くこと自体が奇跡的なんだが・・・ちょっとねえ。実用的ではないな。まあ、今後はX対応ソフトが出揃ってくるだろうからこの問題は徐々に解決されていくだろう。あ・・・ってことは、またまた家計が苦しくなるって事なのね。とほほ。
920/15/04/2001
 朝から頑張って部屋の掃除。ずーっと気が済むまで掃除がしたかったんだよねえ。綺麗な部屋はやっぱり気分が良い。午後からまたもや吉祥寺へ。天気が良かったので、敢えて井の頭公園ノンビリ散歩しながら行く。やっと春が来たんだねえ。ポカポカ陽気の中を歩けるなんて幸せだわ。機会があったら、コーヒーとドーナツと読みかけの本を持って、芝生に寝転がってボンヤリと一日を過ごそうと決意。その後、無印良品の中にあるEuro-Cafe Le Paradisで遅めの昼食。その後、T-ZONEでMac OS Xを購入(この店のレジはいつも遅い!)。西友で食材を大量に買い込む。なんだかんだで気が付いたら、もう夕方。あんまりお腹も空いていないので、近所のそば屋「ふじや」で軽い夕食。こういう緊張感の無い時間が欲しかったんだあ。明日からまた仕事か・・・(今日聴いたCD:大滝詠一「ロング・バケイション」、矢野顕子「エレファント・ホテル」、ポール・マッカートニー「フレミング・パイ」、エリック・クラプトン「スローハンド」)。
919/14/04/2001
 お昼過ぎから吉祥寺へ。まずは時計の電池交換へ。ずいぶん前から止まっている時計か2つもあるのだ。丸井の中にある修理センターにて待つこと20分。Paul Smithの時計はOKだったのだが、問題はPulsarのLEDの方。表示が00:00になったまま、ウンともスンとも言わない。あわわ、電池切れだけじゃなかったのね。故障。なんてったって30年近く前のアンティーク・ウオッチだ。そこらの店じゃ修理できないよなあ。どうしよ。続いて、新しくできたNIKEショップへ。テニスするときのパンツを物色したかったのだが、これが思いの外に品揃えが薄い。期待外れ。仕方がないので、PARCO内のMINAMIスポーツへ。なぜかNIKEショップよりも品揃えが多い(苦笑)。グレーのパンツとシャツを購入。一端、自宅に戻ってから、今度は新宿へ。リバイバル公開されている映画「ハード・デイス・ナイト」と見に行く。30年以上も前に製作された、言わすと知れたビートルズのスクリーンデビュー作品である。今回の公開ではMIRAMAXが本作品をオリジナルフィルムまで遡ってネガを完全修復し、サウンドトラックもデジタルリマスターしたというもの。内容は、ビートルズがビートルズ自身を演じ、その周辺のクレイジーなビートル・ファンと自然体のビートルズの姿を見せ、時代を超えたおとぎ話であると同時に文化的な現象を歴史ドキュメンタリー風のフィクションとして描いている、という物。ストーリー自体はたわいのないものだが、ビートルズの最大の魅力の一つである独特のシュールさやウィットに富んだ会話などが存分に盛り込まれている。アメリカ映画では絶対に考えられない、素っ頓狂なギャグ(?)のオンパレードは逆に新しささえ感じさせる。もちろんビートルズの演奏シーンもたっぷりあることは言うまでもない。あるバンドの歴史的な一場面を、こういう風に捉えることができたというのは面白い。大満足。関係ないけど、土曜日の最終上映とは言え、お客は全部で20人もいなかった(苦笑)。新宿のど真ん中の映画館で、この空き具合ってのもなかなか良いもんだ。ちょっとベスト盤が売れたぐらいで、そんなに調子良く映画がヒットする訳ないじゃん。僕にとってはラッキーだったけど。
918/13/04/2001
 井の頭公園近くの「舎人(とねり)」にて夕食。表からはちょっと見つけにくい、雰囲気のある隠れ家風の店だ。 和食を中心とした食事に舌鼓を打つ。あー、落ち着く。 しかし、しばらくすると二次会風の酔っぱらい軍団が大量に押し掛ける。あああ、せっかくの雰囲気が台無し・・・。 こういう店にピッチャーなんかある分けないでしょ!うるさくなってきたので、早々に退散。でも良い店だったよ。 ExhibitionにFast Sync No.23 "SHINE"を掲載。文章が強いので敢えてシンプルにしてみました。手抜きではありませぬ。
917/12/04/2001
 いつの間にやら、部の新体制が決定していた。それの話し合いって昨日やるはずだったんでは?またもやお偉いさんだけで密室で決めたのね。ふ〜ん、そうすか。数日前、課長とサシで話したときに「君にばかり負担が集中している現状は分かっているつもりだ。何かあるにつけ、君が動かなきゃならないのは前々から何とかしたいと思っている。それを軽減するような新しいチーム体制を検討しているところだから、もう少し待ってくれないか」って言われたんだよねえ。で、新体制を見た感想・・・「どこが?」。こういうやり方で決まったことに対して、どうして誰も意義を唱えないの?
916/12/04/2001
 個人的にずっと動向を追っている電子ペーパー関連の話。米イーインクが発表した新しい電子ペーパーは12.1インチ。ディスプレイの電源を切っても画面に表示が残るってのは面白いねえ。通常の使い方なら明るいバックライトが不要なので消費電力は標準的なノート・パソコンと比べ1/1000以下で済むという。 写真で見る限り、かなり良い線を行ってるんじゃない。実用化はもう目の前だ。
915/12/04/2001
 昨日に引き続き、映画サイトのご紹介。現在、撮影中と伝えられるティム・バートン監督の話題作「猿の惑星」の公式サイトがプレオープンしている。もちろん伝説の名作「猿の惑星」(実は僕が生まれて初めて映画館で見た作品なのだ。しかし広くて暗い部屋というのが怖かったのか、ただただ泣き叫んでいたことしか覚えていない。たぶん両親共々、途中で退席したはず・・・)のリメイクなのだがこの素材をティム・バートンがどう料理してくるかが見物だ。既に公開されている予告編を見る限り、意外にもアクション巨編のような雰囲気を感じる。どうなるんだろ。楽しみ楽しみ。
914/12/04/2001
 こういうのが一番下らない話だ。ウッドペッカーとスヌーピーの2ショットはダメって言われてもねえ。「互いのキャラクターのイメージが損なわれる」って、何が損なわれるんだ?損なわれるのは子供の夢なんじゃないの?アホくさ。
913/11/04/2001
 50年前に描かれ「鉄腕アトム」の元となった手塚治虫の「メトロポリス」が脚本:大友克洋(AKIRA)、監督:りんたろう(銀河鉄道999)、の手により映画化されるのは以前にお伝えした通り。で、いよいよオフィシャルサイトがプレ・オープン。映像化不可能と言われながら、5年の歳月と10億円を投じて製作されたこの作品は、未来都市メトロポリスを舞台に、自分自身をロボットとは知らない少女、ティマが主人公となる物語である。本作は手塚治虫に影響を受けたティム・バートンやデイズニー・スタジオのアニメーター、さらには大友克洋の支持者であるジェームズ・キャメロン、リュック・ベッソンらに向けて海外でも試写会を行う予定だとか。期待大。しかし、挿入歌がレイ・チャールズの「愛さずにはいられない」なのはなぜなの?
912/11/04/2001
 夕方から客先にて打ち合わせ@新宿。結局なんだかんだで、このプロジェクトにも僕が顔を突っ込まざるを得ない羽目になったようだ。ふぅ。帰り道に営業さん、外注さんと共にコーヒーを飲む。現状の体制のここが悪いそこが悪いこうすれば良いああしなきゃ駄目だという話が繰り広げられる。アホな職制と違って現場の人間ならではの最もな内容ではあったのだが、今の僕の精神状態ではどんなに頑張っても前向きな考えはちっとも浮かんでこない。だって同じような話を3年以上も繰り返してきて、結局は何も変わらないんだもの。そりゃ気力も萎えますがな。僕のいない席で部長が「(僕が辞めるかもって話題になったときに)辞めればいいんだ」って言ってたそうな。ああそうですか。
911/10/04/2001
 イーブック・イニシアティブ・ジャパンが発表した電子書籍閲覧端末「イーブック端末」のコンセプトモデル。これだよこれ。僕が抱いていた電子書籍のイメージは正にこういう感じだ。ハードウェア仕様については未定というのが残念だが、こういう具体的なプロトタイプが出てくるのは楽しいね。同じくイーブック・イニシアティブ・ジャパンが運営する10 days bookでは早くも電子書籍の購入が可能である(なんとWEB上で立ち読みもできる!)。まだまだコンテンツは少ないけど。
910/09/04/2001
 暴漢に襲われたジョージ・ハリソン。嫌な思い出が消えないらしく豪邸を売り払う模様。まあ、引っ越ししたくなる気持ちは分からないでも無いねえ。でも売却価格が購入時の10倍以上ってのはちょっとした財テクだね。それにしても120室って・・・あの〜、ソロアルバムの方はどうなってるんでしょうか?
909/09/04/2001
 昨日も昼食に行ったお気に入りの店、デイリーズカフェの情報を発見。とっても良い店なのでご紹介まで。ふかふかソファーの席なんかもあって、麗らかな休日の午後なんかはゆっくりとくつろげるのです。お洒落な雑貨屋と併設されているので帰りにちょっと立ち寄ったりするのも一興。夜もやってるんだ・・・
908/08/04/2001
 お昼過ぎまでグッスリ眠る。やっとのことで起き出した後、三鷹まで足を延ばしてお気に入りの店「DAILIES」で遅めの昼食。そのまま吉祥寺へ向かい、宛もなくブラブラする。なんとなく買い物をしたい気分だったので、丸井のキャサリンで春物の服を即決で購入。ま、自分へのご褒美ですな(^_^;)。夕方まで散策した後、米を買って帰宅。夜はのんびりTVでアカデミー賞授賞式を見る。今年のオスカーはそれほど波乱もなく、無難な人がきちんと受賞している感じ。去年の授賞式が時間を大幅にオーバーしたせいもあり、今年はみんなスピーチが短くて、ちょっと物足りなかった。それでもジュリア・ロバーツが大きな口を開けてはしゃいでいるシーンは面白かったなあ。スティーブン・ソーダーバークの2作品は是非とも見てみたい。あ、その前に「スナッチ」を見に行かなきゃね。来週まで上映してるかなあ。
907/07/04/2001
 会社の先輩後輩を交えての毎年恒例のお花見に参加。吉祥寺在住の身となった今年は、僕が場所取りの役となった。朝8時頃に井の頭公園へ出向き、場所取りを開始。いつもならグッスリ寝ている時間なのでさすがに眠いのだが、麗らかな春の日差しの中、桜の花びらが散るのを身ながら寝っころがってウトウトするのも悪くはない。こんなに緊張感が無い状態ってのも久しぶりのような気がする。お昼頃に他の参加者と合流。各自、食料の調達に奔走する。僕は3年連続でたこ焼き&やきとりの担当(苦笑)。で、1時頃にやっと乾杯。総勢13名の大所帯である。井の頭公園の桜は先週がピークだったとは言え、風に吹かれて舞い散る桜吹雪(正に「サライ」的な景色であった)を見るのも良いもんだ。そのまま夕方まで宴会は続く。その後、二次会へ。場所は僕の家(これも吉祥寺在住の使命なのだ)。まあ、何人かはそのまま家へ来るだろうと思っていたが、まさか全員来るとはねえ。3LDKに13人は凄いものがある(苦笑)。デリバリーのピザを信じられないスピードで食べ尽くした後、解散。みなさんお疲れさまでした。かなり疲労困憊だけど、また来年もやりたいもんだ。
906/06/04/2001
 無性にやさしい音楽が聴きたくなった。吉祥寺の新星堂で「Tug of war/Paul McCartney」と「Cold Spring Harbor/Billy Joel」を購入。僕が言う本当にやさしい音楽というのは、曲調がそうなのではなくて、音楽に対する愛情が溢れている作品を指す。この二人の巨匠の作品は、それぞれのやさしい側面が十二分に表現されているのだ。大事に大事に育てられたこれらの曲を、ありがたく拝聴しよう。
905/06/04/2001
 午後から課長と二人で客先へ打ち合わせへ。早めに出発して途中でノンビリと昼食でもと思い、課長に「先に行きますので駅前で待ち合わせしましょう」って言ったら「もう行く?途中でお昼食べるの?一緒に行こうか?」だって。無碍に断る理由もないので、そのまま一緒に会社を出発。なぜか遠回りして品川駅へ。妙に明るく話しかけてくるのはなぜ?昨日の件について弁明でもしたいのだろうか?別にいいっす。川崎で冷やしうどんを食べた後、客先へ。相変わらず、課長は誰かの意見をそのまま繰り返すことしかできない。まあ、もう頭にも来ませんけど。妙にやさしく接して来る方が気になる。その後、連続で2つ目の会議へ出席。川崎と明石を結んでのTV会議であった。TV会議ってなんかこう、もっとハイテクなイメージがあったけど実際にやってみるとそうでもないねえ。やっぱ動きがカクカクしてる(笑)そんなところへ部長が合流。あひゃ、会いたくない人に会っちゃったよ。殆ど議題に関係ないにも係わらず、Cebitで見つけてきたチェコの競合製品について延々と語り出す。は〜ぁ。どうぞ御勝手に。会議終了後、そのまま直帰。
904/05/04/2001
 「信じらんない。失礼します」と言い残してアホな会議を去る。
903/03/04/2001
 出張中にひいた風邪がそろそろ動き始めた感じ。鼻水ジュルジュル、頭がクラクラ。それでも長くのびた髪に我慢できなくて、午前中にヘア・カットに行く。運の悪いことにいつもの店は定休日だったので、飛び込みで別の店へ。平日の午前中はさすがに空いている。西友で当座の食料品を買い込んだ後、すぐに帰宅。体調は良くない。夕食を作る元気もなく、コンビニ弁当でお茶を濁す。明日からまた仕事かぁ。だる〜っ。
902/02/04/2001
 お昼過ぎまで漠睡する。これが時差ボケってやつだろうか?夕方から出社。旅費精算をしようと思ったら、システムがメンテナンス中で停止していた。なんでこんな時期に・・・。二週間分のメールを読む。総計171通。思ったよりは少なかった。取りあえず稼働時間の入力を済ませ、早々に退散。風邪をひいているせいか頭がボーっとしている。夕食は吉祥寺の「もんくす・ふ〜ず」へ。前々から気になっていた店だ。店名の意味がさっぱり分からなかったのだが、どうやらジャズピアニストのモンクの事らしい。ちょっと暗めの照明で枯れた味わいの店内は、落ち着いたジャズが静かに流れている。料理はなぜか無農薬野菜を使った健康食でご飯は玄米。食器を洗う洗剤にも気を使っているという。久しぶりのあっさりした夕食に満足。こういうのが食べたかったんだよお。明日はお休みを貰ったのでノンビリするつもり。
901/01/04/2001
 総評:仕事とは言え酷い旅だった。ドイツは寒かった。ハンガリーは楽しくなかった。でも一番嫌だったのは、2週間ず〜っと拘束され続けたことだ。今回の旅で少しは営業課長と打ち解けるかと思っていたが、結果はその逆。自信が確信に変わったのをはっきりと感じ取った。とにかく、こんなに調子のいい人だとは思わなかったよ。計画性はまるで無し。一日中、駄弁ってる&食ってる。相変わらず、すぐに切れる。自分が海外で活動していることに陶酔しきっている感じで、挙げ句の果てには僕を教育しているつもりらしい。いい歳して、はしゃぎすぎなの。もうちょっと頭の良い人かと思ってたけど、冗談じゃない。もうはっきりと見切りました。もっと大人になりましょう。また、Cebitへの出展もここまで意味のない物だとは思わなかった。はっきり言って観光チーム(事業部長&部長)は会社の金で遊び回ってるだけだし、現地でコンタクトを取った企業とも、これから実のある方向へ進むとはどう考えても思えない(ちなみに去年の分は未だに全く実を結んでいない、今年の分もそうなるだろう)。結局「Cebit 出展している」という名目が欲しいだけなのであって、誰も本気でビジネスに結びつけようなんて考えてないことがはっきりと分かった。だって戦略的な価格設定も今後の開発計画も何にも無いんだよ。これで「いや、考えてる」なんて言い張るんだったら、相当のお気楽極楽バカだね。説明員としてブースにいるのが恥ずかしかったよ。あほくさ。一方、同行したアシスタントさんが話が分かる人で本当に良かった。海外慣れしてるし、頭も良いし、強気だし(笑)。この人もお調子者だったら僕は今頃どうなっていたことやら・・・いろいろお世話になりました。心から感謝します。ま、全体を通して良い経験にはなったけど、こんなことなら二度と行きたくはないね。もうコリゴリ。今度は暖かい所へ観光で楽しく旅したいもんだ。そうそう、たくさんの激励メール、ありがとうございました。どんなに心の支えになったことか・・・ダンケシェーン。
900/31/03/2001
 6:30-起床、朝食。8:00-専用車にて空港へ出発。ガイドさんの話によれば、昨日の検札員は本物(赤い腕章が目印)で、回数券を切り離して使ったのが良くなかったらしい。金を払え!というのは罰金のことで、請求額も正当な値だそうな。まあ、確かに分かりにくい切符のシステムだし、ガイドさんもそういうことはちゃんと説明すべきだったとは思う。しかし僕らはそういう国へ来ている身なんだから、現地のシステムに従うのが大原則な訳で、そういう意味ではこっちにも非があるのだ。切符の使い方を理解していなかったんだから。郷に入っては郷に従えってね。検札員が英語が話せないということも、外国人に対する配慮に欠けるとは思うが別に罪ではない。外国人が日本に来たときにどういう状況になるかを想像してみれば、昨日の件は(もちろん頭には来るけど)お互い様だろうと思う。こっちはハンガリー語を話せないんだしね。切れちゃいかんよ>営業課長。と、個人的には思うのでそれなりに自分の中で消化したのだが、営業課長を含めた僕以外のメンバーは納得がいかない様子。この後、帰国するまでハンガリー大罵倒大会が続くことになる。そんなに卑下しなくても良いと思うんだけど・・・。血の気が多い人達(苦笑)。9:00-ブタペスト空港着。9:55-フランクフルトに向け出発。一刻も早くこの国を離れたい。11:40-フランクフルト着。14:30-ちょっと送れて成田に向けて出発。機内で映画「ミート・ザ・ペアレンツ」、「キッド」を見る。どちらもまあまあ。8:00(現地時間)-成田空港着。晴天。思ったよりも暖かくない。やっとのことで日本に帰ってきた。嬉しい。もう一ヶ月ぐらい行ってたような気がする。荷物の配送を申し込み、成田エクスプレスで新宿へ。お昼前に帰宅。思い出したようにどっと疲れが出る。そのまま夜まで就寝。
899/30/03/2001
 7:00-起床。8:00-朝食。ロビーで待ち合わせをしたはずが、例の営業課長がいつまで経っても現れない。まさかと思ってレストランを除いてみると・・・もう、食ってる(苦笑)。あんたフード・ファイトに出場できるよ。相変わらず美味しくない食事を済ませた後、専用車に乗り込み、いよいよブタペスト観光へ。まずは観光客なら誰でも一度は行くという英雄広場へ。ハンガリー建国から現在までの英雄の像が建てられている大きな広場なのだが、現在は改装中ということで英雄は一人もいなかった(涙)。その後、大きな教会や王宮、城壁の跡、世界遺産に指定されている町並みなどを見て回るが、どれも「ふ〜ん」という程度のもの。とにかくこの国は経済的に貧しいので、どんなに汚れようが壊れようが建物を改修しないのが普通らしい。ボロボロの街の中のボロボロの観光名所を見せられてもねえ。はっきり言ってわざわざ休みを取って観光に来るような所じゃないねえ。昼食は現地では高級と言われているレストランへ行く。もうここまで来ると何にも期待はしていなかったのだが・・・案の定、美味しくない料理。個人的にはそれほど味にうるさい方では無いつもりなのだが、ここの料理は味が合わないというレベルではなく、間違い無く美味しくないのだ。特に最後にデザートで出てきた洋梨のタルトは筆舌に尽くしがたい不味さ。一口食べてこりゃだめだと思った経験はこれが初めてかもしれない。ハンガリーの皆さんゴメンナサイ。午後は、市内でも最も華やかだという触れ込みの大通りでお買い物。ドイツでは殆ど買い物することができなかったので、お土産はここで全て揃えるつもりだったのだが、とにかかう通り自体がとても短くて30分もあれば往復できるような有様。おまけにお土産になりそうなものが全くと言って良いほど見つからない。それでも何とか見繕ってチョコレート、小物入れ、ペンダントを購入。お土産こんなんで良いのだろうか・・・。通りのカフェで一服(ここで初めてまともなコーヒーにありつく)、近所のスーパーで水を買ってからホテルに戻る。夜はJPSAの方の尽力で、国立劇場へオペラ鑑賞へ行くことになった。最後ぐらいは良い思いをしたいもんねえ。オペラ劇場は建物の概観はやはり古くてボロボロだが、内部はお城のような美しさ。映画に出てくるような正に「オペラハウス」という感じだ。ここにきてやっとワクワクしてきたよ。と、さっそく座席に行ってみると4人分予約したはずのチケットは、実は2人分だったことが判明。チケットの文字は全てハンガリー語なので誰も読めないのであった。僕は女性2人に譲っても良かったのだが、受付に聞いてみると席自体はまだ余っている模様。追加で買えば全員が見ることができるのだが、この時点で誰もフォレント(ハンガリーの通貨)を持っていないことに気が付く。どうしようかと相談している中、営業課長が「俺がひとっ走りして両替所へ行ってくる」とダッシュで行ってしまった。あああああ。しかし、オペラの開演間際になっても戻ってくる気配が無い。誘拐でもされたか?心配しながら待っている間、機転を利かせてくれたJPSA担当の方が他の来場者から余っているチケットを直接譲り受けてもらうことに成功。わ〜い、ありがとうございます。さすが旅慣れていることはあるねえ。お見逸れしました。あ、そうそう課長はどうなっちゃったんだろ・・・ま、別にいっか、なんて思っているところにヘトヘトになった課長が戻る。結局、両替所は見つからなかったようで・・・ごくろうさま(苦笑)。オペラの演目はモーツアルト(の何からしいのだが・・・ハンガリー語は読めない)。いわゆるバルコニー席で3時間たっぷりとオペラを楽しむ。もちろん内容はボンヤリとしか分からなかったけど(苦笑)。でもねえ、本物のオペラハウスの雰囲気は十二分に味わえましたよ。やっと良い思い出ができたかも。JPSAの担当の方に大感謝。終演後、地下鉄を乗り継いでホテルに向かう。乗り換えの途中、女性の検札員に呼び止められる。チケットをまじまじと見ながら何かしきりに言っている。どうやら「このチケットではダメです。お金を払ってください」ってことらしい。「?」と思っていると、隣ではJPSAの担当さんが回数券の全てを没収されている。さらに「?」と思っている中、今度は営業課長が検札員と話している。ニセ検札員か?ブタペストにはニセ警官が多いという話は聞いているが・・・しばらく話し合っていたようだが、突然に「レッツゴーポリス!」と叫びながら激しく切れ始めた。あぁぁぁぁ。もう切れたら回りのことなんかに注意を払う人じゃない。真っ赤な顔をしながら「もういい!もういい!戻ろう是!」と一人で来た道をどんどん戻っていく。仕方が無いので残った3人も付いていく。戻ったは良いけれど、回数券を全て奪われていることに課長は気が付いていなかった。チケットはない。お金もない。ど〜すんだよ〜っ。どうやって帰るのさ。未だ怒り狂っている(マジで狂ってるって感じ)課長は検札員の所に戻って警察に突き出してやると鼻息が荒い。もうやめましょうよ面倒なことになりますよ被害額はたかが700円ぐらいですよと残りの3人で営業課長をやっとのことで説得。ホントに瞬間湯沸し機だねえ。大人なんだからもうちょっと冷静に状況把握をしろよな。あんたが勝手に戻っちゃうから悪いんだろうが。頼りにならんわ。結局、近くのホテルでドイツマルクをフォレントに両替。信用できるタクシーを呼んでもらい無事にホテルに戻る。最後の最後まで良いこと無い。まあ、ここまで散々にブタペストを卑下してきたことに対するバチが当たったんでしょう。この程度の授業料で済んだことに感謝しましょう。もう、ハンガリーには二度と来ないけどね。いよいよ明日は日本に向けて出発だ。早く帰りて〜。
898/29/03/2001
 いつも通り6:30に起床、7:00に朝食、荷物を持って7:45に出発。これでさようならというときに、民宿の奥さんから「スプーンが一本足りないんですけど」と困惑される。あれれ、昨日返したはずなんだけど・・・出発直前だったのでそのままうやむやに終わる。後味が悪い。ハノーバー空港まで民宿のご主人の車で送ってもらう。なんでも先週の土曜日に車を買い換えたばかりだそうで、ワイパーを動かそうと思ったらラジオが鳴ったりで面白かった。「ハノーバーはどうでした?」の質問に一同沈黙。とりあえず営業課長が「Good」って答えてたけど・・・まあ、ハノーバーには罪は無いんだけどね。途中、奥さんから携帯に連絡が入り「やっぱりスプーンありました」との報告。そうでしょうそうでしょう。スプーンなんか盗んでもしょうがないもんね。妙なシコリが残らなくて良かったよ。空港にてJPSAの方と合流。10:50-ハノーバー発ミュンヘン経由ブタペスト行きに乗る。ミュンヘンで乗り換えた飛行機があまりに小型なので驚く。50人も乗れないんじゃないか?ちょっとした金持ちが保有しているような小さなジェット機だった。みんなで記念撮影。16:30-予定よりちょっと送れてブタペストに到着。現地のガイドさんが迎えに来てくれている。専用のバスに乗ってホテルに向かう。バスの窓から眺めるブタペストという街は想像以上に退廃的である。道路はガタガタ、走っている車はどれもポンコツ(東ドイツ製のトラバントが現役バリバリ)、廃墟になったビルがあちこちに見られる。街全体が色落ちしてしまった写真のよう。地味で悲しげな風景がどこまでも続く。もっとシンプルで美しい町並みを期待していた僕はちょっとブルーになる。なんでこんなところに来たんだろう。しかし僕を除く三人はすっかり観光モード。ガイドさんを交え、明日の観光ルートの検討に余念が無い。昨日まで意気消沈していたアシスタントさんもすっかり元気になっている(苦笑)。ホテルのレストランにて夕食。四つ星ホテルということで期待していたのだが、そこはやはり東ヨーロッパ。粉っぽいスープ、パサパサの肉、大味なケーキ、エスプレッソを目指して作ってみたがそこには到達しなかった何か、正直言ってあまり美味しいものでは無かった。ハンガリーではこれでも贅沢な食事なんだろうねえ。明日は一日、ブタペスト市内を見て回る予定。観光にめちゃ乗り気の3人と、ブルー入っている僕。どうなることやら。
897/28/03/2001
 というわけでCebit 2001は無事に(無事でもないのだが)終了した。日本からの出展者で集まって打ち上げをするとのことだったが、もうこれ以上、一緒の席で顔を会わせるのはウンザリだ、ということでアシスタントさんと意見が一致(^_^;)。早々に不参加を決め、二人で中央駅のバーガー・キングにて夕食。とっとと帰宅し明日の出発に備える。あー、やっと終わったよ。ドイツって国はシンプルで嫌いじゃないけど楽しい思いでは全くといって良いほど無かったかも。明日はブタペストだ。
896/28/03/2001
 いよいよCebit最終日。外は大雪だけど、これで終わりだと思うと少しは力が沸いてくる。あ〜早く帰りたい・・・ドイツからの更新はこれが最後。明日の早朝、ミュンヘン経由でブタペストに飛ぶ。天気予報によるとハンガリーは明日、明後日、明々後日とも雨の模様(涙)。それでも、今夜限りで民宿ともおさらば。やっぱホテルでしょ。お風呂の時間を気にしなくても良いだけで精神的にかなり楽だもの。でっかいベッドでしこたま眠りこけてやる!帰国は4月1日の早朝の予定。しかしルフトハンザ航空がストライキをやっているという噂が・・・どうなることやら。あ、そうそうCebit2001の公式ページで定点カメラによる会場の生の映像を見ることができます。カメラが設置されているのはHall 2。僕がいるのはHall 4。隣の隣のパビリオンですな。ま、雰囲気だけでもお楽しみください。それではみなさんごきげんよう。アウフタービーゼン!
895/27/03/2001
 アシスタントのユリイカさんと立ち話し。ドイツで有名な日本人は誰かと尋ねたら、しばらく考えた後「ジャッキーチェン!」だってさ(苦笑)。彼はチャイニーズだよと教えると、またしばらく考えて「ミッション・ミッションインポッシブル2の監督は・・・え〜と」はいはい、それはジョン・ウー監督ですね。彼もチャイニーズなのよ(苦笑)。西洋人は東洋人をごっちゃに認識しているとは聞いていたけど、予想以上にそうなんだねえ。逆にこちらから有名そうな日本人の名前を挙げてみる。小野洋子は知ってた。坂本龍一は知らなかったみたいだけど戦メリの作曲者だと言ったら分かったみたいだ。さすがにイチローは知らなかった。ドイツでは野球は人気が無いようだ。続いてお国文化の考察。日本では4月頃にお花見をする(「チェリーブラッサム・パーティー」って言ったら通じたみたい)って教えてあげた。ドイツでは同じ頃にイースターというお祭りがあるらしい。キリストの復活を祝う日(って言ってたと思う)で、卵に綺麗なペイントをして、たくさん木に吊るしたり、庭に隠して子供たちが探しっこしたりするんだって。イースター・ラビットってのがお祭りのシンボルになってる。そしてドイツでは「日本人は良く働く国民」だって思われてるらしい。ぐうたらサラリーマンでごめんなさい(苦笑)。笑ったのが「日本人は早朝に公園に集まってシャドーボクシングをするんでしょ?」って聞かれたこと。最初は何のことかわからなかったけどどうやら大極拳のことらしい。それも中国だよって教えてあげた。少しは日本の事を分かってもらえたかな?
894/27/03/2001
 ドイツに来て初めての快晴。しかし寒さは昨日よりも厳しい。いつもの通りに起床&朝食&会場入り。午前中はまたもや営業課長に連れられて他社製品の視察。もういいんでないの?あちらこちらと3件ほど連れて行かれたのだが、ものの見事に全て期待はずれ。「下調べ」って言葉、知ってます?>営業課長殿。なんかこの人、やることなすこと全て無計画なんだよねえ。ちょっとトイレへって行ったきり、一時間も帰ってこないし。どこで仕入れた知識なのか、CD−Rへの書きこみ処理についてああでもないこうでもないとチンプンカンプンな話しを延々とした挙句、僕がちょっと強い口調で間違いを指摘したら「俺は技術じゃないから分からない!」って吐き捨てて怒って行っちうし。なんなのそれ?着いて行けないっす。暇さえあれば駄弁ってる。もしくは何か食ってる。観光チーム(事業部長&部長)が帰国した途端にこれだもの。分かりやすい人だねえ。午後2時から、ドイツの某販社との打ち合わせに参加。直前になって営業課長から「出てくれ」って言われたんだけど、販社との打ち合わせになんで開発が同席しなきゃならんのだ?向こうは社長と販売部長だぞ。何しろってんだよ?結局、2時間半の打ち合わせ中、僕は一言も話さなかった。今思えば、自分の威厳を保つために誰かしら部下を引き連れて会議に臨みたかっただけのような気がする。私は海外でこんなにも活躍してる営業課長です、ってか?っつたく「俺は営業じゃないから分からない」って逆に言い返してやりたいよ。6時に閉場。ハンブルグ観光の3人でクルプケの街を散策する予定になっていたのだが、いつのまにか営業課長が着いてきている。ったく分からん人だなあ。僕らにとって上司と一緒にいる時間がどういうものかってことをまるで理解してないね。ひょっとして自分は好かれてるなんて思ってないよな?今日もサクっと軽い夕食を取って、早めに帰ろうと思っていたのだが、調子の良い課長はそんなことお構いなし。「そうそう、こっちに良い店があるんだよ。あれ〜、混んでるなあ。じゃあこっちを見てみようか。それとも反対側に出てみるか?ここから通りぬけできるんだよ。あれ、できないな。ここじゃないんだっけ。あ〜戻って戻って。あっちの方は何かあるかな?う〜ん、席が空いてないなあ。何か食べたいものある?それとも、さっきのところに戻って並ぶか?」1時間も連れ回すな!ただ単に頭の悪い奴より、自分は頭が切れると思いこんでいる頭の悪い奴の方が性質が悪い。
893/26/03/2001
 朝起きて外を見ると、辺り一面は銀世界。びっしりと雪が積もっている。シンプルな町並みの雪景色はなかなかに美しい。これで寒くなければもっと良いんだけど・・・3月末なのになんでこんなに寒いんだろう。いつも通りの朝食を取り、いつも通り9:00に会場入り。午前中は営業課長に連れられて他社製品の視察へ。気は進まない・・・。パッと目に付いたセキュリティー製品を展示しているブースへ飛び込む。チェコスロバキアの会社だったのだが、これがかなり強力な製品だった。うちの会社がやろうとしている機能を殆ど全て実現している。実装方法もかなりエレガントだ。こりゃまいったね。本国では軍事施設や警察などに導入された実績があるという。これをそのまま日本に持ってこれないかなあ。14:00頃に遅い昼食。またもやジャガイモ&ソーセージ(涙)。午後に入ってから矢継ぎ早に訪問客がやってくる。今日一日でベラルーシ、スロベニア、台湾の人と会話。他ではありえない国の取り合わせもCebitならでは。英語での説明も少しずつだが慣れてきた感じ。取りあえず知ってる単語を並べれば意外と通じるもんだ。向こうも英語圏の人とは限らないからね。お互い様です。ふと気がつくと課長の姿が見当たらない。あれれれ、どこいったんだ?ま、いっかとタバコを吸いに行くと、横のコーヒー・スタンドでドーナツをパクついている課長と目が合う。はぁ?また食ってんすか?僕のことを「なんでそんなに小食なの?」と訝しがる前に、もっと自分という人を理解しましょうね。ま、いいけど。夕方になってもお腹が空かないので、駅前のスーパーでヨーグルトなどを買い、そのまま帰宅(課長は一人で夕食へ・・・)。時間は19:30だったが、夏時間のおかげで空はまだ明るい。はあ、まだあと2日もあるのか。さすがに飽きてきた。お茶漬けが食べたい。
892/25/03/2001
 待ちにまったOFFの日。ハノーバー駅に9:00集合して、アシスタントさん、JPSAの方と共にハンブルグまで観光。もちろん自腹で(-_-)。朝から寒い寒いなんなんだこれはと思ってたら、またもや雪が降っているではないか。そりゃ寒いはずだよ。今日から夏時間なんだけどねえ。9:55発のハンブルグ行きの特急に乗る。30分もすると景色は見渡す限りの畑になる。空は鉛色。地面は土の色と暗い緑色。冷たい感じが何ともドイツっぽいんだけどね。11:20-ハンブルグ着。こっちは雪は降っていなかったものの、それでもかなり厳しい寒さ。普通に歩くだけでもかなり辛い。ドイツの日曜日は国中が完全に休養日となる。よって、デパートも何もかも全て閉まっているのだ。辛うじて観光客向けの店だけが営業している程度。大通りでも人影は疎らだ。日曜日に観光しちゃいかんのね。悲しい。とりあえず、立派なハンブルグ市庁舎の前で記念撮影。運河沿いのレストランにて昼食にありつく。またもや大量のジャガイモ(苦笑)。体が暖まったところで、近くのSt.Michaelis教会へ。礼拝堂の上にある高い塔に登る。展望台(?)からの見晴らしは最高。ハンブルグ市街を一望することができる。がしかし、それどころではない厳しい寒さと強風。写真を数枚撮ってすぐに降りる。その後、遊覧船で市内の運河を一周するツアーに参加。、暖かい船内ではんなりと景色を眺める。水辺に立ち並ぶ高級住宅にうっとり。いいねえ。案内人のおじさんがいろいろと説明してくれるも、それらは全てドイツ語。ときどきジョークを言ってるらしく、他のお客さんが笑っているのだがまったく理解できず。とりあえず連られて笑ってみる。あは、あはは、あはははは。その後も特に行く所も無いのでハンブルグ駅構内を散策。映画に出てきそうなかっこいい発着所が印象的。18:01-ハノーバー行きの特急に乗る。なんと座席は先頭車両の最前列。かっこいい運転席にかぶりつきである。19:25-ハノーバー着。ここで営業課長と待ち合わせの予定。民宿から渡されている鍵が1個しかない(家の玄関の鍵)からだ。ところが待てど暮らせど課長はやってこない。寒い駅構内でアシスタントさんとイライラしながら待ちつづける。風呂に入る時間がなくなるじゃんかよ!結局、一時間遅れでやっとこさ到着。曰く「食事に誘われて、そのまま行ったら盛り上がっちゃって!」だそうな。集合時間を決めてんのに誘われて着いて行くか、普通。さらには「待たせるのも一時間が限界だと思ってさ」ってことは待たせてるって意識はあったんだ。忘れてたんじゃないのね。意図的に僕らを待たせた訳ね。ふーん。無責任男。もう知ってるけど。21:00-帰宅。22:30-就寝。雪が積もり始めている。
891/24/03/2001
 事業部長、部長、課長は朝からボンへ観光(もちろん会社のお金で)に行ったので,アシスタントさんと二人でブースの留守番。上司もいないことだし、開始時間を少し遅らせて自由に会場を見てまわる事に。とにかく会場は広い広い広い。出展企業は8000社をこえるそうな。すげー。目当てのブースへ辿り着くだけでもひと苦労である。今年のCebitはNTT Docomo がi-modeを大規模に出展するのが地元でも話題になっているそうな。しかしあまりに広すぎて最後までそのブースを発見できなかった。どこにあるんだろ。目に付いた大手企業を急いで周るのが精一杯だった。10:00-自分のブースで留守番を開始。今日は比較的に来客が多かった。来訪者が口をそろえて聞くのは「これはいくらだ」ってこと。うちのお偉いさんは何の方針も無いまま、とりあえず目先の製品をむりくり英語化して、とりあえず出展したってだけなので、今後の予定なんて何にも決まってないのだ。営業課長から指示された解答例は「市場の反応を見てから決定する」だって。その反応ってやらは誰が見てんの?ちゃんちゃらおかしいぜ!出展する事自体が目的になってんじゃんよ。あほくさ。あほくさいので終了時刻を少し早めに切りあげてとっとと撤収。クロプケにてシンプルな夕食を取り、帰宅。うぉおおお。20:00だよ。ゆっくり風呂に入れる!久しぶりに湯船に浸かってリラックス。ふぅ。ついでに溜まった洗濯物をまとめて洗濯する。あああ、すごい量だ。22:30-営業課長帰宅。おつかれさんでした、つーか、あなたは観光してきたのよね。23:00-就寝。明日からサマータイムが始まるので時計を一時間早めておく。日本との時差は9時間になる。
890/23/03/2001
 メール開通!
890/23/03/2001
 Cebit2日目。ブースがホールの一番端っこにあるからか、相も変わらず来客はまばら。商品よりも展示用のノートPCに興味が集まるほどだ。昼食は一人で会場内のレストランへ。生まれて初めての外人との相席。取りあえず、それっぽい英単語を並べればそれなりに通じるもんだねえ。だいぶ慣れてきたよ。うちのブースのお隣はアルメニアのブース、向かいはヨルダンとバングラデシュのブースだ。立地条件はかなり地味。夕方は「Japan Night」と銘打って招待客(ダイレクトメールを発想したらしい)にビールと軽食が振舞われた。ほんの一時間の間にドイツ、スウェーデン、アメリカ、アルメニア、バングラデシュの人と会話を交わす。ごった煮的な国際交流ではある。夕食は部課長やアシスタントなど大勢で、高級ドイツ料理の店「LandHaus」へ行く(また飲み会かよ〜)。なかなか歴史的な高級感あふれるお店であった。ドイツ人コンサルタントのB氏に「クラフトワークって知ってます?」と質問してみる(もちろん英語で・・・何とか通じた)。やっぱり知ってました(笑)。一般人がクラフトワークを知ってる国なんだねえ。変なの(笑)。いろいろとドイツの話を聞きながら楽しく歓談するも、我が豪傑部長はそんなことはお構いなし。ビール、シャンパン、ワインと飲み続け、静かな店で吠えまくっている。比喩ではない。本当に「ワォーン」と吠えているのだ。ここは田町か?その他大勢はただただ苦笑するのみ。大顰蹙。ふと、静かになったと思ったら完全に潰れてた(^_^;)。事業部長殿、あとはよろしくお願いします。結局、帰宅したのは22:30。お風呂にはもう入れないので、とっとと就寝。ふぅ。
889/22/03/2001
 Cebit 2001の初日。6:45-起床(結局、正確な説明は無いまま何となく集合。リーダー性の欠如)。7:30-民宿を出発。8:30-会場着。出展の準備。9:00-会場。パラパラとお客が来る。11:00-事業部長&部長の観光チームが余裕の到着。商談のアポが予定されていたのだが、どうやらすっぽかされた模様。何しに来たの?13:00-交代で昼食。巨大なサンドイッチにパクつく。有名企業のブースは物凄く混雑しているのだが、うちのブースは午後になってもお客さんは疎らだ。ブースのサポートをお願いしているドイツ人に、僕の英語でのデモンストレーションをチェックしてもらう。評価は「エクセレント!」だそうな。かなり採点は甘い感じ。18:00-初日の展示は終了。結局、来客は5名程度・・・。こんな調子でわざわざ出展している意味あるのか?18:30-会場内に併設されている巨大なビアホール「ミュンヘナー・ホール」にて出展者の親睦会(今日も飲み会かよ・・・)。まさにドイツのビアホールという感じ。小学校の体育館よりも大きな建物に、びっしり座席があって、東西それぞれの壁際に生バンドが鎮座している。これらが交代で陽気な演奏合戦を繰り広げるのだ。もちろんビアホール的に大量のビールが次から次へと運ばれてくる。シチュエーション的にはかなり楽しい雰囲気。しかし、昨日に続いての飲み会である。いい加減、早めに切り上げたいのが本心である。同行しているアシスタントさんも同意見。さすがに調子の良い営業課長も、会の始まる前には「まあ、今日は早めに切り上げましょ」と豪語していた。実は滞在している民宿には「お風呂は22:00までに」というお約束があるのだ。もちろん3人交代で入浴するから、どんなに遅くても21:00には帰り着いてないとマズイ、ってなことはちょっと考えれば分かるはずである。当然、今回の出展を仕切っている営業課長なら考えてしかるべきだ。ところが、飲み会が始まった途端、いつの間にやら子供のようにはしゃぎ出して、観光チームのご機嫌を伺いながら一人で盛り上がっている。そんなに点数を稼ぎたいのか?サラリーマンは悲しいねえ。で結局、店を出たのが21:00ちょっと前、民宿に着いたのが21:45。中途半端に酔っ払った営業課長曰く「俺は明日の朝にゆっくり風呂に入るから君たちお好きにどうぞ」・・・って何それ?どうしろってんだよ?馬鹿じゃないの?あんたがあまりに無計画で自分勝手で口先だけのお調子者なおかげで、こちとら風呂にもゆっくり入れねえんだよ。「俺は上司のご機嫌撮りに頑張ってるんだから、部下のお前らも我慢しろ」っとでも言いたい訳?ふざけんじゃねえよ!なんでこんなにも拘束されにゃならんのだ。もうちょっと頭の切れる人かと思ったけど全く大間違いだね。シミュレーション下手すぎ。あ、うちの職制って全部ダメなんじゃん。はっきり言って観光チーム(事業部長&部長)邪魔なんですけど・・・。こんなことしてまで、わざわざCebitに出展しなきゃならない根拠が不明。会社の金を使って観光してるとは知ってたけど、ここまで露骨だとは思わなかった。良心の呵責とか無いのかねえ。信じられねえよ、マジで。怒りを通り越して、呆れるを通り越して、再び怒りに戻って来る感じ。
888/21/03/2001
 7:30-起床。会場入りはお昼からなのに、なんでこんなに早く起こされるんだろ?8:15-民宿の食卓で朝食。ドイツのパンはとっても美味しい。9:00-出発(あれれ、お昼に集合のはずじゃ・・・)。そうそう、やっと自分が滞在する所の状況が分かってきた(事前に何の情報もくれないんだもの)。場所はハノーバー市内のアルテハイドという町。とっても静かな住宅地である。ここからUバーンと呼ばれる電車に揺られて約一時間、会場のあるメッセ駅まで通うのだ、ってなんで今ごろ知るんだよ。もっと早く説明しろっつーの。9:30-なぜか途中の街、クロプクにて下車。ウロウロと一時間ほど、あても無く市街観光と相成る。観光するのは別に構わないけど、行くなら行くで事前に説明してくれっつーの。11:30-メッセ駅着。会場入り。どこもかしこも突貫工事の真っ最中。こんなんで明日までに間に合うんだろうか?とにかくものすごく寒い。会場にて事業部長、部長と合流。12:30-会場内の展望レストラン「パノラマ」にて、他の日本人出展者の方々を交えてのキックオフ・ランチに出席。14:00-会場のセッティング。思ったより早く完了する。取りあえずこれでソフトウェアのデモは問題ない。がしかし、幾らやってもダイアル・アップによるネット接続ができない。どうも会場内の電話回線が特殊らしい。メールが読めない。この文章もアップされない。悲しい寂しい。17:00-会場を出発。寒い寒いと思ったら雪が降っている!17:30-クロプク駅着。再び、事業部長、部長と合流しレストランで夕食。お気楽な観光チームの事業部長と部長。そして調子良くそのお相手をする営業課長。普段はカッコイイこと言ってるけど、やっぱ上司の前ではサラリーマンなのね。ま、仕方ないか・・・。20:30-レストランを出る。観光チームがもう一軒行こうと盛り上がっている。ジャズの生バンドがいてカラオケができる店!って言われてもねえ。あの〜、明日は早いんで帰って休みたいんですけど・・・しかし、言われたまんまの店を探そうとしている営業課長も如何なものかと思うぞ。結局、店は見つからずそのまま解散。ふぅ。21:00-民宿着。怖いくらいに静かだ。さあ寝よう・・・って明日は何時に集合するんだ?ちゃんと予定を説明しろっつーの。
887/20/03/2001
 5:00-起床。5:30-出発。7:30-東京駅から成田エキスプレス5号にて成田空港へ。10:50-ルフトハンザ711便にてフランクフルトへ。スチュワーデスさんが外人であることにビビる。当たり前か(苦笑)。飲み物で「Water」を注文したら、コーラが出てきた。機内でアーサー・C・クラークの「失われた宇宙の旅2001」を読む。2001年宇宙の旅の製作過程が分かってなかなか興味深い。結局、12時間もの空路にも殆ど眠れずかなりバテる(以下、現地時間で表記)。14:45-フランクフルト着。曇天。空港にて両替。喫茶店でエスプレッソを注文。メニューの中で判読できたのはそれだけだったので。17:30-フランクフルト発。18:20-ハノーバー着。猛烈に眠い。日本時間だと真夜中である。20:00-タクシーにて滞在先の民宿に到着。何のことは無い。ドイツの標準的な一般家庭の家だ。優しそうなご夫婦と3人のチビッコたちに温かく出迎えられる。滞在する部屋を紹介されてビックリ。絵に描いたようなとっても可愛い子供部屋なのだ。絵本やぬいぐるみがたくさん置いてある。車のポスターが貼ってあるので男の子の部屋だろうか。要はシーズン中は子供部屋を来訪者に開放している、ってことらしい。そういう意味では「民宿」って表現は間違ってないけど・・・イメージはかなり違うね。思っていたより綺麗な部屋だったので少しホッとした。それよりも、とにかく眠い。いったい何時間起きてるんだろう。今日は早めに就寝する。
886/19/03/2001
 いよいよ明日の朝早く、ドイツに向けて旅立つ。12時間も飛行機の中なのだが、いったいどうなっちゃうんだろ?あまりの退屈に発狂して操縦桿を奪って落下してくるミールに追突してみるか・・・8時間の時差ってことは、僕にとっての2001年3月20日は8時間余計にあるってことだよな。だからどうしたってのはあるけど。あれ、文章に脈略が無くなっている・・・あぁぁぁぁ、落ち着かね〜っ。面倒くせ〜っ。朝起きたら、自衛隊がクーデターを起こしてて、日本中に戒厳令が敷かれて、戦車とかが道路を走り抜けて、陸海空とも交通封鎖されたりしないかな。しないか。クーデターがダメなら富士山大噴火とか宇宙人の来襲でも良いぞ。もっとないか。あ〜あ〜あ〜、普通の人には何の変哲もない休日なんだろうなあ。はぁぁぁぁぁ。それではみなさんさようなら。次の更新はいつになることやら。
885/19/03/2001
 友人からの寄せられたリンゴ・スターのツアーバンドの話題。「鼻息荒くしてお知らせする程のこっちゃないんだけど、なんと、リンゴ(元ミュージシャン)のオールスターバンド(選考基準:かつてスターだったこと)にグレック・レイク(元スリムな美青年)が参加するぞっ!でも、記事書いた人はあんまり興味無さそうだ。レイクはギタリストか(間違いではないが)?ハワード・ジョーンズ(元髪の毛を立たせてた人)はニュー・ウェーブか?」なんか、過去の栄光しか売り物がない後ろ向きなバンドではあるなあ。そんな僕はリンゴが初来日したときに武道館まで行った経験がある。マイク片手で陽気に歌うリンゴ・スターは新橋によくいる酔っぱらいオヤジのようであった。
884/17/03/2001
 おお、ちゃんとアップロードされたみたいだ。これで一応は通信環境の準備はOKかな。海外から接続・・・っーかモバイルで接続するなんて初めての事だから、どのぐらいの確度でアクセスできるのか見当も付かないや。なんでこんなことをしてるかというと、3月20日〜4月1日までドイツのハノーバーに出張するのだ。業界人にはCebit 2001の出展要員として借り出されるって言った方が分かるかも。どういう訳か外人相手にソフトウェアの説明をしなくちゃならんのだ。なんで僕が・・・って疑問は未だに解決されないけれどね。悲しい・・・おまけに、ドイツ滞在中はホテルではなく民宿(?)に泊まることになっている。ドイツの民宿ってどんなんだろ?取りあえずテレビも何にも無いよ、ってことは聞いたけど・・・想像も付かない。Cebit 2001の開催期間は22日から一週間。その後、ブタペストに立ち寄って帰国する予定になっている。ブタペストって・・・ハンガリーの首都だよな。F1でハンガリー・グランプリってのがあったと思うけど、僕が知ってるハンガリーの知識ってその程度だよ。大丈夫なんだろうか?某後輩には「ドイツに行くんすか?いいっすねえ〜」って言われたけど、そんなに良いかねえ?こちとら、ここ数週間ずーっと気が重いよ。はぁ〜っ(タメイキ)。滞在中は可能な限りHPをアップしていくつもり。同じくメールもやるつもり。どこまでやれるか分からないけれど、こんな目標でも持たなきゃ気が滅入って潰れちゃいそうだよ。返事が出せるか分からないけれど、激励メール待ってます。
883/16/03/2001
 本日は晴天なり。ただいまCebit2001にむけた通信環境を構築中。この文章が正しくアップロードされるかな?
882/13/03/2001
 コラム「電子書籍を考える」を掲載。最近は執筆の時間がなかなか取れなくて・・・約一ヶ月ぐらいコツコツと書き進めたもの。にしてはそれほど面白くない(苦笑)。
881/13/03/2001
 「マイケル・ジャクソン、超能力者ユリ・ゲラーの結婚式でまた遅刻」って、マイケルとユリ・ゲラーが友達だって事の方がニュースだよ(笑)。スプーン曲げを見て楽しんでるマイケルの姿が目に浮かぶ。あの〜、新作の方は・・・
880/13/03/2001
  こんな夢を見た・・・僕はこれから就寝しようとしているところ。ベッドに入ってさあ寝ようという時、隣のフロアでは会社の新人教育が始まろうとしていた。そこへ講師として呼ばれたのは、僕と同じ部署の「風船だんご」君。割腹の良い体を揺らしながら、すました顔で登場。「皆さんには分からないだろうが会社は今、緊急事態なのだ!」ってな感じで偉そうに講釈を垂れている。相変わらずだねえ。そんなことより僕はこれから就寝するのだ。知ったこっちゃない。おやすみなさい・・・グゥ。しばらくすると教室は静かになった。新人さん達に何か課題でもやらせているのだろう。風船だんご君はゲシュタポのように教室内を見回っている。そして遂には僕のベットの横までやってきた。あーあ、来ちゃったよとウンザリしていると、風船だんご君は何を思ったか、僕の瞼を指でこじ開けようとしてきたのだ。な、な、な、な、なんだよ!無理やり起こそうって気なのか!僕はガバッと飛び起き叫んだ。「人が眠ろうとしているのに何をしとるんだ、バカモン!」風船だんご君は怒られた子供のように恐縮した様子で「ごめんなさい」と呟いき、慌ててその場から離れていった。すっかり気分を害した僕は、冷たい飲み物でもと思いベッドから出る。ふと気が付くと、部屋を出たすぐそこに風船だんご君がポツリと立っていた。彼は上目遣いで僕の方をチラリと見て「ホント、ごめんなさい」と頭をペコリと下げている。まあ、謝ってるんだから許してやろう。罪を憎んで人を肉まず(笑)。
879/12/03/2001
 先日、紹介した「CAPSULE」について友人からのコメント。「飛び抜けて凄いよ!センスなんだろうな〜「昔なつかし、淡き儚き、恋焦がれたチョコミント」って感じ!やっぱ凄いよ・・・「凄い」って言葉でしか表せない・・・凄いねぇ〜(^^)」。なるほど、チョコミントかぁ。彼はいつから詩人になったんだろう(笑)。
878/12/03/2001
 退社後、諸先輩方を交えて「1000円でビール飲み放題サービス中の店」でお食事会。このサービス、僕には何のメリットも無い(苦笑)。相変わらずボンヤリと気が重いままの状態だったのだが、他の方々もそれなりに悶々としているようで、人それぞれ自分の立場があるんだなあと今更ながら考える。ま、大変なのはみんな同じって事ですな。救いだったのは、誰がA級戦犯だか全員がちゃんと分かっていたこと。そうそう、そうなんすよ。どんなに責任逃れをしたところで、周りはちゃんと見ているのだよ。何となく複雑な気分だったが、同じ気持ちを共有できていることを確認したことで、ほんの少し気が楽になったような感じ。まあ、考えたって仕方ないもんね。
877/09/03/2001
 開発チームの親睦会に出席。幹事の独断にてまたもや焼き肉であった。まあ、別に構わないけどね。相変わらず出だしは静かだったんだけど、お腹もいっぱいになってくるとなぜか盛り上がってくるのだ。まずは「目前の肉を食す」って感じなんだろうなあ。分かりやすい。今回のハイライトは後輩がプロポーズした時の話。ディズニーランドで花火を見ながらプロポーズするつもりだったのだが、その日は強風のために花火は中止。気を取り直してシンデレラ城の最上階に場所を変えようと「景色の良い所に行こう」と言ったら「ディズニーランドはどこでも景色は良い」と言われ挫折。さらに気を取り直してベンチに座ろうとしたら「そこは暗くて嫌だ」と言われ挫折。で、最後はエレクトリカル・パレードを見ながらやっと告白、と相成ったそうな。そういう大事なシーンに限って、予想外の展開になるんだよねえ。凄く良く分かるよ(笑)。
876/09/03/2001
 ソフトウェアのファイナルマスターが完成。助っ人にお願いしていたマニュアルも予想以上の出来映えで言うこと無し。なんとか間に合いそうだ。そんな喜びも束の間。またもや僕の知らないところで重要な決定がなされたようだ。「ようだ」ってのは周囲の慌ただしさから僕が勝手に認識しただけで、最後の最後までその決定について誰からも正式な報告を受けなかったからだ。なにそれ?どんな理由があるのか知らないけれど、方向転換せざるを得なくなった事に対する責任の所在は問われないの?そうかダメなのか仕方ないなあじゃあこうしようワッハッハ・・・で終わりなの?任命賢者はお咎めなしかい?なんじゃそりゃ。必死こいてやってた僕はなんなのだ。バカみたい。はぁ、もう疲れた。この件は無かったことにする。考えたくもない。
875/08/03/2001
 開発中ソフトウェアのローカライズ作業(英語化)がほぼ完了。あとは最終テストとマニュアルをまとめれば完成だ。ギリギリの行程ながらも、それなりに順調に進んでいる。何とか間に合いそうだ。にも係わらず、やはり何となく頭がスッキリしない。まあ、そういう時期なんだろうな。気が重いのにも慣れてきたし(苦笑)。結局は、考えてどうなるもんでも無いことを考えても無駄だってこと。子供の頃、大人になったら絶対にやりたくない仕事として「ベルトコンベアで運ばれてくる部品を次々に組み立てる流れ作業」というイメージがボンヤリとあった。なんだかロボットみたいだし、一日中そんなことをやるのは嫌だなあと。そういう仕事を無意識に軽蔑していたんだと思う。しかし今思うのは、そういう単純な仕事にもそれなりの美学があるに違いないってことだ。考えてみればサラリーマンだって似たようなもんだしねえ。先々の展望を考えるのも結構だけど、今目の前にある仕事を確実にこなしていくってのは、簡単なようで実は難しいことなのだ。他人の無責任を卑下したところで、そこからは何も生まれない。同じロボットなんだったら高機能でバグがあるやつよりも、地味だけど完璧に動くやつがいい。
874/07/03/2001
 かなり良い感じになってきた。東京めたりっく通信のADSLサービスの事だ。初期費用27000円はまあ良しとして、月額5500円は妥当なラインじゃなかろうか。嬉しいのはWWWサーバスペースの容量。つい最近までたった2MBだったのにドーンと100MBまで拡張された。これは嬉しい。NTTへの回線利用料も187円(NTTタイプ1回線の場合)とちょっと安くなってる。つまりNTTへ支払う金額は「月額基本料金+回線使用料」だけという事になる。かなり気持ちがぐらついてきた。むふふふふ。
873/06/03/2001
 さらにリンク。つい最近、模様替えをしたばかりの「CAPSULE」は、ほぼ毎日更新のデイリーを筆頭に、実力派の楽しい(あえて「楽しい」と表現したい)イラスト、シリアスな自作詩のポエチック、隠れファンの多いネコマンガなどコンテンツが盛りだくさんのページ。ただ単に可愛いとか絵が上手いというだけに留まらない、独特の雰囲気を持っている。上手い表現が見つからないが、いろんなパーツが寄り集まってボンヤリと醸し出しているイメージ、とでも言えば良いだろうか。独断的でもなく、ファンシーでもなく、硬派でもない、まるで架空の小さな国のようなサイトだ。メニューの横で首を回しているロボットの名前を募集中だそうです。未だ作品が掲載されていないウゴクモノに期待大。
872/06/03/2001
 気が重い。自分の作業は順調なのに、なんだか落ち着かない。理由もなくピリピリしている。そして、そういう自分に疲れる。まわりに人はたくさんいるのに、一人ポツンと取り残されているような気分。なんだろ、これ?細かいことを言ったらきりがない。どうしてそんなに段取りが悪いんだ。そんなことそっちで勝手に決めてくれよ。あんたが仕切らないで誰が仕切るんだ。自分勝手なことしてんじゃないよ。いつまでやってんだ。僕を頼るな。いろんな小さな不満やが蓄積してくると、そのあまりの不自然さからかそれらは不安となり、その原因は自分にあるんじゃないかという疑念が沸いてくる。いろんな人がてんでバラバラな方向へ向かって進んでいる中、その危なっかしさにハラハラする。気が重い。
871/05/03/2001
 そろそろリンクのページを埋めていくかな。まずは友人のページ「Rhapsody in Blue」をご紹介。彼こそは、コラム「ハード屋の視点、ソフト屋の視点」に登場するハード屋の友人その人である。釣り、車、パソコン、ダイビング、スキーなど、一見するところ普通の趣味人のような感じだが、その心意気たるや一筋縄では行かない。釣りが好きで釣り竿を買う人は多いが、は釣り竿を立てかける為の「釣り竿台」を買う人は少ない(曰く「母親が釣り竿を倒すから」)。車が好きで車を買うの人は多いが、車のブレーキを交換する人は少ない(理由は「良く利くから」だそうで・・・)。数台あるパソコンには古今東西のあらゆるOSがインストールされていて(されてるだけって話もある)、PDAを買っては改造に勤しみ、そして破壊していく(笑)。挙げ句の果てにはPowerBook G4を衝動買いした強者なのである。一番びっくりしたのは僕の目の前でテレビを見ながら、いとも簡単に液晶テレビを組立ちゃった事。曰く「こんなの部品を買ってきて繋げるだけだよ」。ハード屋恐るべし・・・。
871/05/03/2001
 今頃になって気が付いたのだが、MFCを使わないでWindowsアプリを作成する場合(WinMainからゴリゴリ作るやつ)、ウィンドウ上でコモンコントロール(プログレスバーとか)を使うには、専用のLIBをリンクして、コントロールの初期化をしなくちゃいけないんだね。どうして気が付いたかというと、英語版Windows98で前述の処理をしないアプリを動かしたらダイアログの作成でエラーになっちゃったから。ところがこれ、日本語版Windows98だと動いちゃうんだ(苦笑)。丸一日、考えちゃったよ。ふぅ。
870/03/03/2001
 映画「ギャラクシークエスト」を見に行く。かつての人気TVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」が打ち切られて20年。今でも5人のスターが舞台に立つコンベンション会場は熱狂的なファンで超満員だった。しかし、そのファンの中には本物の宇宙人が紛れ込んでいた。彼らはTVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」の電波を宇宙で傍受し、それを歴史ドキュメンタリーと勘違いしていたのだ。宇宙人達は宿敵エイリアンの攻撃を受けて滅亡寸前。真の指導者と勇気あるヒーローを求めて地球へやって来たのであった。かくして、今では営業まわり専門の5人のTV俳優たちは、監督も脚本も心の準備も全くないまま、本物の宇宙空間へと飛び出して行く・・・という物語。明らかに「スター・トレック」とその熱狂的なファン「トレッキー」をの関係を意識した、パロディ色の強いSF作品である。まず笑えるのが、そのファン達の熱狂ぶり。「弟16話のあのシーンのは量子力学的に辻褄が合わない」なんて会話が平気で交わされているのが可笑しいし、そういうファンたちに(嫌々ながら)愛嬌を振りまく元出演者たちの姿は哀れだけど、それが滑稽なのだ。発想はB級作品っぽいんだけど、内容は超一級品。「かつてのスター俳優」を演じているのが、ティム・アレン、アラン・リックマン、シガニー・ウィーバーなど現実には本物の映画スター達。これが本当の「かつてのスター俳優」だったらかなり悲惨だっただろう(見てる方は面白いけど)。SFXも手抜き一切無し。現状、考えられる最高の技術が惜しみなく注がれている。こんなオバカな映画であるにも係わらず、抜群のクオリティーを達成している(その無駄さ加減がまた可笑しい)。テレビ番組の中にだけ存在する架空のヒーローを演じる役者が、自らをフィクションだと知りつつ、自分に声援を送り応援してくれる善良な人々のために戦う。見終わった後には、感動すら覚える驚異の作品。これは見なきゃ損だ。超お勧め。
869/02/03/2001
 昨日の一件のせいか、営業さんはかなり沈んでいた。良く分からんけど、ちょっとした自己嫌悪なんすかねえ。疲れた顔して「ふぅ。まあ、気楽にやろうよ」って言われてもねえ。その言葉、そのままお返しします。Cebit 2001の準備で忙しいし、ピリピリするのは分かるけど、人に当たっちゃダメダメ。
868/01/03/2001
 営業と開発が仲が悪いってのはどこの会社でもそうなんだろう。あ〜あ、またケンカしてるよ。あの二人。って言うか今日のはケンカじゃないな。全体会議における開発リーダーいじめって感じだった。営業の偉い人は言いたいこと言った挙げ句にブチ切れて途中退場(途中退場ってありなんだ?)。僕は開発サイドの人間だから現場がどういう状況か如実に分かるんだが、何でもかんでも開発リーダーに押しつけといて、外野が文句を言うってのはちょっと筋違いじゃないか?勝手にスケジュールを勘違いしといて、自分の思いと違うから怒り狂うってのはどうなの?とどのつまりは「意識合わせもしてないのに意識が合うわけないじゃん!」ってことじゃんか。まずは開発と営業のコミュニケーションを密にすること。嫌いだからってろくに話もしないんじゃ、いつまで経っても何も進展しませんぜ。みんなが迷惑してるってことに気が付かないようじゃダメだね。それと開発の課長。個人的には全てあなたに原因があると思ってるんだよ。例のプロジェクトを火の車にしたのは、誰が何と言おうとあーたなのだよ。あんな状態になるまで放っておいて、にっちもさっちも行かなくなった途端に開発リーダーに責任転嫁してさ。おかげでこちらのプロジェクトは回る物も回らなくなってるんだよ。かつて同じ立場にいたんだから、ここの開発リーダーってどんなに大変だか一番分かってるはずでしょ?それが上手い具合に長い物に巻かれちゃってさ、口から出てくるのは「オレは知らない」ばっかりじゃん。まるで責任を感じてないでしょ?あーたは開発部隊の長なのだよ。「だったらオレがやりましょう」ぐらい言えんのかね。情けない。反面教師が多すぎるんだよ。あー、もうウンザリ。
867/28/02/2001
 吉祥寺パルコの中にある白山眼鏡店で新しい眼鏡を2つ注文した。会社用には今までと殆ど同じデザインの小さくて軽い縁無し眼鏡、自宅用には丈夫で少し大きめの縁あり眼鏡を選んだ。思い起こせば5年前、今まで使っていた眼鏡もこの店で注文したのであった。ここの眼鏡はデザインがすっきりしていて装着感も良い。総額8万円弱ということで経済的にはかなりの打撃だが、これから何年も付き合うことになるんだから、これぐらいの出費は致し方ないか・・・受け渡しは来週の週末。
866/28/02/2001
 会社を休んで税務署へ確定申告に行く。去年、購入したマンションについて住宅ロ−ン控除(15年間、ロ−ン残高の1%から0.5%相当が所得税から控除される制度)を受けるためだ。準備した書類は、登記簿抄本、.売買契約書、住民票、ロ−ンの年末残高証明書、源泉徴収票の5点。さらに預金通帳(還付金の振込先を指定するため)と実印を抱えて、いざ税務署へ。三鷹駅から徒歩10分ぐらいのところに武蔵野税務署がある。おそらく普段は駐車場であろう場所に、大きなプレハブ小屋が臨時に設置されていて、たくさんの机と椅子が並べられている。ここで署員から確定申告に必要な書類を作成するための指導を受けることができるのだ。さすがに税務署シーズンたけなわ(?)という感じで、既に大勢の人でごった返している。さながら学食のような雰囲気だ。あー、こういう場面ってニュースとかで見たことあるなあ。ドキドキしながら中にはいると、署員の人から手慣れた感じで「何の申請ですか?」と聞かれる。「は?あ、あの〜、住宅ローンの・・・」という僕の言葉を遮るように「はいはい、ロ−ン控除ね。この紙を持って空いている席に座ってください、あ、あそこが空いてますね、どうぞどうぞ」と矢継ぎ早に先を進められる。あわわわわ。元気なおばちゃん達に挟まれてポツンと孤立する僕。そこへ見るからに優しそうな初老の担当者が声をかける。「住宅ロ−ン控除ですね。ここにこの金額を記入してください」「はい」「じゃあ次はこれをここに」「はい」「こことここにこの数字を」「はい」「この数字をここに書いて」「はい」ってなやりとりを30分ぐらい繰り返し、何が何だか分からないうちに書類は完成。出口付近に設置されている窓口に書類を提出して確定申告は終了した。う〜ん、こんなもんなんだろうか?気張って行った割には何だか拍子抜けって感じ。本当にあれで大丈夫なのかなあ。大人の世界ってよく分からん。帰り道、NTTの窓口に立ち寄り電話料金を支払う。これで取りあえず電話は止められずに済んだ。ほっ。
865/27/02/2001
 帰宅するとポストに何やら入っている。差出人はNTT東日本。綴じ込みのハガキをペリペリと剥がしてみる。「料金お支払いのお願い−先にご請求しましたお客様の左記料金は、お支払い期限を過ぎておりますので、お手数ですが左記指定期日までに最寄りのNTTお客様窓口へ請求書をご持参の上お支払いいただきますようお願いいたします」うわぁぁぁぁ、これは電話料金の催促ではないか!左側を見てみると「1月分−1312円」とある。そうか、1月分はまだ銀行の自動振り込みが有効になっていなかったんだ。ガーン!このまま放っておくと3月6日で電話が止められてしまう。ガガーン!って言うか、請求書なんか届いてたっけ?1月分だろ?届いてたとしても捨てちゃってるよなあ、きっと。いや、間違いなく捨てているはずだ。気付いたら取って置いてるはずだもの。請求書が無いと料金が支払えないじゃないか。ガガガガガーン!たった1321円を滞納しただけで、電話が止められちゃうのか?どーするどーなる?。
864/27/02/2001
 評判の良い検索エンジンのGoogleだが、その中核要素技術である PageRank を解説したページを発見。え〜と・・・小難しい解説は置いといて(^_^;)、要は「多くの良質なページからリンクされているページは、やはり良質なページである」という概念に基づいたシステムだってことだ。これはハイパーリンクの世界ならでは、って感じで面白い。もちろん単純にリンクされている数が多いだけじゃダメなわけで、そのリンクを張っているページについても分析している。「重要度」 の高いページによって張られたリンクはより高く評価されて、そうじゃないページのリンクは(無いよりはマシなんだろうが)低い評価がなされていく。こんな感じで分析していって、より高い評価を得たページには高い順位が与えられ、検索結果内の順位が高くなるという仕組みだ。もちろん、どんなに重要度が高いページでも検索語句にヒットしなければ意味が無いわけで、ページの評価+テキストマッチングで賢い検索結果を導き出すんだけどね。う〜む、なるほど。こりゃ賢いわ。実際、Googleを使い始めたら、他の検索ページには戻れないもんね。お見事。
863/26/02/2001
 旧ソ連の人工衛星ミールが来月早々に地球に落ちてくる。着水前に最後に通過するのが日本上空だとか。専門家が言うには日本に落下する確立は1000分の1。これって意外に高い数値なんじゃないだろうか。ちなみにミールの現在位置は米航空宇宙局(NASA)のページで確認することができる。「やばい!」と分かるのは落下30分前なんだって。どうしようもないじゃん。
862/26/02/2001
 いつも通りの月曜日。普段と何ら変わりのない作業を進めているだけなのに、ちょっと作業が上手く運んだりすると、もう機嫌が良くなったりする。単純なもんだ(苦笑)。今日は「Install Shield 6.0」を使って、開発中ソフトのインストーラーを作成。最初はトラック野郎のようにゴテゴテと機能が付いていて取っつきにくかったのだが、いろいろ調べてみれば実際に操作しなくちゃいけない部分は極わずかだった。ソフトウェアの肥大化と共にインストーラーに要求される機能も多岐に渡ってきて、結局こうやってブクブク太っちゃうんだねえ。まあ、それでも以前のバージョンに比べたら格段に使いやすくなっているよ。4.0なんて酷かったもの・・・開発者の苦労が目に浮かぶ。開発中のソフトは日本語版・英語版が存在するので、それぞれのインストーラーを作成しなければならない。いろいろと奮闘した結果、日本語版・英語版のインストーラーを統一化することに成功。インストーラーが起動されると、そのマシンの環境(OSが英語版か日本語か)を自動的に判断してそれぞれの動作に必要なモジュールのみを転送することができるのだ。我ながらこれは便利だ。英語版の動作確認をしたくて、先輩に「英語版のWindowsが入ってるマシンってありましたよね?」とメールで質問したら、5分もしないうちに直接そのマシンを抱えて席までやってきたのには驚いた(笑)。動作確認が完了した後、今度は僕がマシンを抱えて先輩の席まで持って行ったのは言うまでもない。どーでも良いけど、英語版のWindows上だとフォントの関係でダイアログ関連が縦長になっちゃうのね。画面のレイアウトを英語版用にやり直さなくては。
861/25/02/2001
 のほほんとした日曜日。久しぶりに吉祥寺をブラブラする。東急デパートの裏にある、本屋と雑貨屋が融合したような不思議な店(店名失念)で時間を潰す。この店は以前からのお気に入り。本当は本屋らしいのだが、様々な雑貨やキャラクターグッズ、CD、ポスター、スナック菓子などが所狭しと陳列されている。もちろん書籍も置いてあるのだが、その品揃えはかなり偏っている。まあ、その偏り方が僕の好みだったりする訳なのだが・・・で、気ままに店内を読み歩きしていく。1冊目。「ノッポさんがしゃべった日」はNHK教育で24年間続いた幼児向け工作番組「できるかな」のノッポさんこと高見映が、自分自身のこと、番組のこと、ゴンタ君や仲間たちのことを綴ったエッセーである。ノッポさんと言えば、僕らの世代にとってはカリスマ的存在。前々からこの本の存在は知っていたのだが、なかなか手に取る機会が無くて今日に至る。興味津々、即購入(苦笑)。2冊目。「1・2&3色デザインコレクション」というこの本は、限定された刷り色で効果的にデザインされた作品をまとめたものだ。デザイン本は数あれど、使用する色数という観点から編集された物は珍しい。「禁欲的な制約の中で最大限の効果をねらう」という姿勢は、僕の好みにドンピシャである。即購入。ああ、予想外の出費・・・
860/22/02/2001
 別に何つーこともないのだが、トップページの画像を定期的に変えていこうと思う。まずは週1ぐらいで。予定は未定。
859/22/02/2001
 営業と開発が仲が悪いってのはどこの会社でもそうなんだろう。その要因として良く語られるのが、開発の「良いソフトはじっくり時間をかけて作らないとダメだ」という主張と、営業の「早く作って早く売らないとビジネスチャンスを逃しちゃう」という主張が衝突するから、というものだ。もちろんそれも一理あるだろうが、僕が身近で感じ取った主な要因とは、開発と営業では普段話している「言語」が違うということだ。例えば「開発スケジュール」という言葉ひとつを取ってみても開発にとっては「ソフトの仕様が決まらなければ何も決まらない」ものであり、営業にとっては「方針が決まれば自ずと決まってくる」ものである。話の行き違いに後になって気付いて「なんで決まってないんだ?」「決められるわけがない!」の押し問答になる。それが繰り返されるうち、お互いに「あいつの話はおかしい」ってことになり、挙げ句の果てには「あいつ嫌い」という感情的なところに行き着いてしまう。子供じゃないんだからさあ。で、今日もケンカが始まるのだ。やだねえ。お互いの言語を共有するにはコミュニケーションを深めるしか方法はない。相思相愛になれとは言わないけれど、ろくに話もしないってんじゃダメだなこりゃ。またこれが運の悪いことに、双方とも適度に「切れ者」だったりするから手に負えない。同じ目標に向かってるんだから「切れ者」同志で共同戦線を張れば良い線行くと思うんだけど・・・無理だろなあ。勿体無い。まあ、別にケンカしよう何しようが一向に構わなんだが、僕を介して話をするのはやめて欲しいんですが・・・こんな二人の間に入るのはウンザリ。直に話をしろっつーの。仕事がやりにくくって仕方ない。
858/22/02/2001
 こんなの嫌だぁ〜っ!(涙)。Macworld Conference & Expo/Tokyo 2001で新しいiMacが発表された。懸案であったCD-RWの搭載、FireWire,iTunes,iMoview 2をバンドルなど予想通りのグレードアップ版なのだが、問題は新たに追加された2つのカラー。今までのインディゴ、グラファイトに加えて、スノウをベースに花模様が盛り込まれているFlower Power(笑)と 青地に白ブチのBlue Dalmatian(101匹?)なんだそうな。あああああああ・・・(-_-;)。
857/20/02/2001
 あやっ、気が付いたらカウンタが5000を越えている・・・これといってイベントも何もないです、はい。
856/19/02/2001
 宮崎市の大型リゾート施設「宮崎シーガイア」の親会社フェニックスリゾート社が倒産した。ここって確かバブル絶頂期に鳴り物入りでオープンしたんだよな。海沿いに巨大なホテルやらプールやらをぶち建てて、当時の僕でさえ「こんなんで採算取れんのか?」って思ったけど・・・まあ、言わんこっちゃないって感じだわな。一番記憶に残ってるのがシーガイアのオープン当時、CMキャラクターがスティングだった事だ。確か「レッツゴー、ミ・ヤ・ザ・キ!」とか何とか満面の笑顔で言ってたっけ。そんでもって自らキャンペーンソングも作ってたような・・・え〜と、何て曲だっけかなあ(ゴソゴソ<-CDを探している音)・・・おーあった、あった、ありました。その名も「テイク・ミー・トゥー・ザ・サンシャイン」(笑)。かつて発売されたスティングのベスト版「THE BEST OF STING 1984-1994」に日本版だけのおまけCDが付いていたのが、それがこの曲なのだ。袋には「スティングが宮崎シーガイア・キャンペーン・ソング用に書き下ろしたオリジナル曲」とある。別に宮崎に巨大ホテルが建ったところで、そんな事はどうでも良かった。悲しかったのは、金を積まれたスティングがお気楽なCMに出演したってことなのだ。アルバム「シンクロニシティ」に感激した世代としてはショックだったなあ。おまけにこのキャンペーンソング。まあ酷い曲なんだ(苦笑)。しかし、こんなCDも持ってる僕って何?
855/19/02/2001
 ポール・マッカートニーが、ビートルズ解散後に結成した「ウイングス」を題材にした映画を公開するらしい。製作に3年を費やしたというこの作品ではビートルズ訴訟、日本での大麻所持事件などが描かれるようだ。Wingsでの大成功があったにも係わらず、ポール・マッカートニーと言えば今でも「元ビートルズ」としての呪縛が付きまとうのは周知の事実。自他共に認めるポール・ファンとしてはあまりの過小評価に閉口するばかりであった。ジョン・レノンは隠遁生活に入り、ジョージ・ハリソンは徐々に失速、リンゴ・スターはハリウッドを目指す中、唯一ポール・マッカートニーだけが常に最前線で活躍してきた事実を忘れてはならない。「Band On The Run」を初めとするクオリティーの高いアルバムを次々と発表しつつ、夥しい数のコンサートツアーを成功させてきた(そんな中、大麻不法所持で日本公演がキャンセルされたのは御存知の通り)。バンド全盛期に発表されたライブ版「Wings Over The America」は僕の中では未だに最強のライブ・レコードである。これだけの成功を収めながら、Wingsは「ビートルズ解散後にポールが作ったバンド」という側面からしか語られないのは明らかに怠慢である。この作品が公開されることで、Wingsが正当に評価されることを強く期待する。
854/18/02/2001
 DVDで映画「マトリックス」を見る。う〜ん、こうやって見直してみると「莫大な予算を投じたB級映画」って印象がさらに強く感じられる。以外にオーソドックスなのだ。「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「ブレードランナー」などのエポックメイキングな作品と最も大きく異なるのは、これらが「見たことも無い映像」の映像化に成功したことだ。その点「マトリックス」は予想通りというか、古典的な手法を上手く消化しているというか、良くも悪くも総決算的なニュアンスが強い。90年代最高のSF作品がこの程度ってのも寂しいものがある。もちろんクオリティーは高いんだけどね。現在製作中と伝えられる「マトリックス2」、「マトリックス3」の出来映え如何によってはスターウォーズ級の足跡が残せる可能性はある。
853/16/02/2001
 テレビでドラえもんを見る。今や伝説と化している不朽の名作「おばあちゃんの思い出」が放映されたのだ。ボロボロのクマのぬいぐるみを見つけたのび太は、優しかったおばあちゃんのことを思い出す。それは大切な思い出の品だったのだ。おばあちゃんに会いたくなったのび太は、ドラえもんとタイムマシンで子供時代へ向かう・・・という物語。いつもの「のび太いじめられる>ドラえもん道具を出す>のび太仕返しをする>のび太悪のりする>ドラえもんのび太を叱る」というパターンから大きく逸脱した、短いながらも叙情詩的な作品なのである。特にひょんなことからおばあちゃんと対面するシーンは秀逸。男30才にして、今回も見事なまでに涙したのであった。誰が何と言おうと「母を訪ねて三千里」の再会シーン、「アルプスの少女」のクララ歩行シーン、「フランダースの犬」の最終回、などに匹敵する感動がここにはある。ドラえもんで泣いて悪いか!
852/16/02/2001
 駅前の本屋で奇妙な絵本に眼が止まる。作者はEdward Gorey。ナイトメア・ビフォア・クリスマスと小説版ムーミンの挿し絵を足したような、とでも言えば良いだろうか?ちょっと不気味で可愛らしい絵柄が特徴だ。さっそくWEBで調べてみると、どうやらアメリカでは古くから有名な絵本作家らしく、数は少ないながら日本人によるページ(このページ、著作権的にはNGなんだろうけど・・・心情的には支持したい)も存在する。アメリカのそれに比べて日本での知名度はかなり低いようだ。なるほど、あまり目にしたことが無かったわけだ。最近の「大人の絵本」ブームに少し食傷気味だったのだが、それに乗じてこういう本が日本でも出版されるんだから、悪いことばかりじゃないかも。
851/16/02/2001
 確定申告についてWEBでいろいろと調べてみた。概要は何となく理解できたのだが、細かい部分でどうしても分からない部分がある。税務署に行って聞いてくれば済む話なのかもしれないが、それでは二度手間になってしまう。やっぱり誰か詳しい人に話を聞かなければダメだ、という結論に至った。そんな折り、電車の釣り広告で財団法人の日本財務協会が電話相談窓口を開設していることを知る。この際、利用できる物は何でも利用してみるべし。早速、連絡を取ってみたのだが、これが大当たり。僕のような全くの素人でも分かりやすく、親切丁寧な説明を受けることができた。話によると、必要な書類を持って税務署に行けば後は担当者が手続きを行ってくれるらしい。ホッ。電話して良かったよ。という訳で書類集めに奔走。まずは武蔵境にある法務局の出張所に登記簿謄本(抄本)を取りに行く。いわゆる「住所」の他に住宅の所在地を示す「地番」ってのがあるんだねえ。知らんかった。その後、三鷹駅前の市役所出張所で住民票を取得。あとは売買契約書のコピー、ロ−ンの年末残高証明書(銀行からもらう)、源泉徴収票(会社からもらう)を持って税務署に行けば良いはずだ。着々と準備は整っていく。しかし、こういう「国民生活のためのシステム」みたいな事をどうして学校じゃ教えてくれなかったんだろう。子供が産まれたら出生届を出す。結婚したら婚姻届を出す。引っ越したら住民票を移す。印鑑を作ったら印鑑登録をする。家を買ったら確定申告をする。他にも僕が知らないシステムがまだまだたくさんあるはずだ。微分積分なんかよりよっぽど役に立つと思うんだけどねえ。あと銀行の仕組みとか飛行機、新幹線の乗り方なんかも教えて欲しいなあ。みんなどうやって知るんだろう?
850/15/02/2001
 比較的、落ち着いた一日。しかし昨日のヘンテコ会議の余韻が未だ体に残っていて、終始ドヨ〜ンとしている感じ。あんまりやる気無し。それでも、開発中の新作ソフトは概ねコーディングが完了。来週から何とかテストに着手できそうだ。テスト期間は2週間しか無いけど・・・(苦笑)。明日は休暇を取って確定申告の為の書類を揃える予定。まずは法務局に行って登記簿を、そして税務署に行って住宅ローン控除の申請用紙、さらに住民票も必要。他にも源泉徴収票やローンの年末残高証明書(なにこれ?)、売買契約書など、しばらくは大嫌いな事務手続きに苦しみそうだ。やだねったら、やだね。
849/14/02/2001
 7時間もかかる会議ってのは、いったい何なのだ(苦笑)。確かに議題は山盛りだったし、各自で言いたい事もいろいろあるんでしょう。でもね・・・7時間ってのはどう考えても異常だよ。時間の無駄だとは言わないけど、それだけ労力を費やして話し合わなきゃいけない事って何?どんなに大目に見ても「実り多き話し合い」って感じじゃなかったなあ。喧嘩が始まったと思ったら、結局は同じ事を言ってたり。なんだろ、これ。どっちでも良いような話を延々と聞かされるのは苦痛以外の何物でもない。まあ、別に内容が無いっつーのはいつものことだから驚きもしないけど、なにも定時退社日にやらなくってもねえ。開発中ソフトのデモが概ね好評だったのが唯一の救いか。ふぅ。あまりに遅くなったので、開発チームで簡単な夕食。ざっくばらんな話で盛り上がる。会議でもそれぐらいの勢いで発言して欲しいんだが(苦笑)。おかげで帰宅は午前様。疲れる。
848/13/02/2001
 ダウナーな日。これと言って理由も無いのに、時折ダウナーな気分になることがある。悲しい日とかイライラする日なんかは、割と理由がはっきりしていることが多い。しかしダウナーな日というのは、とにかく「うんざりした気持ち」としか言いようがないのだ。多分、身近に存在するボンヤリとしたFUD(Fear:恐怖、Uncertainty:不確実性、Doubt:疑い)から総合的に発生しているのだろうと思う。気は進まないが、やらなければいけないという事が山積みになっていたりすると、こういう症状に陥りやすい。要は極端に心配性なのだ。ひとつひとつは大した問題ではないのだが、それらが複合的に押し寄せてくると、いわゆる「うんざりした気持ち」になる。逆に考えれば、自分の思い通りにならない事に対して極端に不満を募らせるという「自分勝手」な性格の表れなのかも知れない。お酒が飲める人ならば、こんなときは一杯やって憂さ晴らしをするのだろうか。う〜む。こんど生まれ変わるときにはもう少しシンプルな思想の持ち主になりたいなあ。ふぅ。
847/12/02/2001
 「スーパーボウルで観客全員の顔がスキャンされていた」・・・マジで? 何かもう、ただただ驚くしかない。壮絶な世の中に成りつつある。
846/12/02/2001
 御存知の通り、SEGAが家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」の製造を中止するそうな。国内28万台,米国135万台,欧州56万台,アジア13万台の合計232万台も出荷されてるのに、それでも撤退しなくちゃならんってのも、ゲーム業界が如何に厳しい所なのかを物語っている。公式ページに掲載された声明文「SEGAを応援してくださるみなさんへ」には、ドリームキャスト戦略の撤退に至る現状と、これからのセガについてが赤裸々に綴られていて、もはや涙無くしては読むことができない(涙)。まあねえ、仕方ないっちゃー仕方ないんだが・・・個人的に、あまりゲームのことは詳しくないのだが、心情的に苦境に立たされたSEGAを応援したくなる。頑張れ〜。あれ?「シェンムー」ってどうなったの?
845/11/02/2001
 音楽には、その作品とプレイヤーとの間に発生する「化学反応」とでも呼ぶべきものが存在する場合がある。どんなに曲が良くてもプレイヤーに合っていなければ、その効果は激減する。その逆もしかり。以前、NHKのとある音楽番組で007シリーズの主題歌特集をやっていて、尾崎紀世彦が「ロシアより愛を込めて」を、マリーンが「ゴールドフィンガー」を熱唱していたのを見たのだが、これぞ正に「あの人がこの曲を歌うのを聴いてみたい・・・」という願望を見事に実現したベスト・キャスティングだと関心した覚えがある。組み合わせというのは難しいもので、安直に曲とプレイヤーの相性が良ければ良いという物ではない。数年ほど前、NOKKOがロネッツの「BE MY BABY」をカバーしていたが、あまりに当たり前すぎて逆にインパクトが無かった。曲とプレイヤーが結びつくことによってそれぞれの魅力がブーストされるような組み合わせでなければならないのだ。で、その「化学反応」を確信犯的に実現させたのが井上陽水の最新シングル「コーヒールンバ」である。この組み合わせを耳にした時から、その成功は約束されたも同然である。今日、その作品をきちんと聴いてみたのだが、予想通り・・・いや、予想を越えた見事な「化学反応」を確認することができた。さらにカップリングの「星のフラメンコ」は、その起爆力にさらに拍車がかかっている。壮絶なまでに格好良い仕上がりであった。井上陽水という人の懐の深さは計り知れないものがある。是非ともこの路線でアルバムを作成して欲しい物だ。美川憲一の「さそり座の女」、越路吹雪の「ろくでなし」なんかはどうでしゃろ?
844/10/02/2001
 療養中にネット通販で購入したDVDソフトの映画「ライトスタッフ」を見る。米国の宇宙開発の再初期、危険を顧みず過酷な実験に参加したパイロットたちの夢と苦闘を描いた、オスカー3部門を受賞の実録ドラマである。1947年。それまで破れないといわれていた「音の壁」を、X−1という飛行機で超えた男がいた・・・というシーンから始まるこの映画、空軍、海軍、海兵隊などのパイロットが集められて、有人衛星の打ち上げ計画「マーキュリー計画」が実行されるまでを描いている。宇宙飛行士を描いた作品の中ではこれが最高だと個人的に思っている。あれだけ話題になった映画「アポロ13」でも、この作品に比べたら屁の突っ張りにもならんのだ。とにかく素晴らしいの一言に尽きる。この作品を久しぶりに見て気が付いた事が2つ。英雄となる7人の宇宙飛行士役の一人が、アメリカのTVシリーズ「ミレニアム」の主役、ランス・ヘリクソンであった。う〜む、若い。そして、宇宙飛行士をスカウトして歩く政府の役人の一人が映画「ジュラシックパーク」「インデイペンデンス・デイ」の主役、ジェフ・ゴールドバームであった。こういう地味な役をこなしてきてこそ、後の活躍に繋がるんだねえ。いろいろ映画を見ていると、こういう楽しみ方もできるんだねえ。一興。
843/09/02/2001
 先輩夫婦と共に下北沢の焼き肉屋「牛鉄」に行く。下北沢に行くのは数年ぶり。最後に行ったのがいつだか思い出せない程に昔の話である。今週は仕事の都合で、それは酷い食生活であった。昨日はケチャップ・スパゲティー(ナポリタンを作ろうとして失敗)、一昨日はコンビニの海苔弁当、一昨々日はカレーチャーハン。ここらでバシッと栄養を付けたいと思っていた矢先、突然に焼き肉に誘われたのであった。もちろん二つ返事でOKである。20時頃、店に到着するも既に待ち客の列ができていた。せっかく来たのだから待つことにしたのだが、これがなかなか進まない。結局、一時間以上も並ぶ羽目になった。食べ物目当てに並ぶ事なんて初めてかも知れない。しかし、その甲斐あってかお腹はペコペコ。美味しい焼き肉を鱈腹食す。たっぷり栄養を付けて、明日からの三連休に備えるのだ(笑)。
842/08/02/2001
 もう数ヶ月ほど前の事、某顧客からソフトの機能について質問があった。その時に対応をしたのが僕らしいのだが、あんまり記憶にない。電話での問い合わせって山ほどあるからねえ。で、今日その顧客先に営業さんが行ったらしく、そこの担当部長さんから「御社の大変に丁寧な対応に感激しております」と言われたそうな。導入したソフトもすこぶる評判が良いとのこと。う〜ん、誉められればそれは嬉しいんだけど、どんな対応をしたか殆ど然覚えてないんだなあ、これが(苦笑)。ま、いっか。新作ソフトの開発もやっと軌道に乗ってきた。何年も前から実現したかった 機能も実装できたしね。来週にはβ版が公開できるかも。総合的にはちょっとプラスの一日だった。
841/07/02/2001
 定時退社日なのに、夜の7時から打ち合わせ・・・悲しい。実現困難な機能を保管すべく検討を重ねた結果、当座を凌ぐ為の補助ツールの悲しい仕様が固まる。仕事が終わって外に出ると悲しい雨が降っている。吉祥寺に着いた頃、悲しい雨は悲しい雪に変わっていた。待てど暮らせどバスがやって来ないので徒歩で帰宅することを決意。とぼとぼと悲しい家路。降りしきる雪が歩道を白いベールに包み始めている。家に辿り着くまでに3台ものバスに追い越される・・・悲しい。夕食はコンビニで買った悲しい海苔弁当。入浴後、こうして悲しい日記を書いている。悲しい事だらけだったのに、気持ちはそれほど悲しくないのは何故だろう。いよいよ達観したか?
840/06/02/2001
 デザインの基本。最初の色は白。白というのは印刷においては全ての色が存在しない部分であり、ビデオにおいてはすべての色が最大出力になっている状態である。白は最も明るい色であり、よく使われる色であることは言うまでもない。そして、WEBではさらに重要な色と言える。白は最高の背景となる。次の色は黒。黒は白に対して最も高いコントラストを持つため、白い背景に重ねる文字色として最高の色である。WEBや印刷物では、デザイナーが自制心を失ってオレンジ色の背景に黄色の文字といった見づらいデザインが未だに増え続けている。文字と背景の色に十分なコントラストがないのだから、そんなデザインでは読めないのに。第三の色として最も有望なのは赤である。赤は自然界の危険色であり人間の視覚的な反応として確かに備わっている特性である。赤は黒と白のページにアクセントを付けるための最高の色と言える。次点は黄色だ。黄色の最大の弱点は白地の上では見づらいと言うことだ。しかし、黒との相性においては白の次にコントラストが高い色だと言える。黄色は諸刃の剣なのだ。と言うわけで、今回のサイトデザインは敢えて黄色を採用してみたのだが、その感想を何通か受け取った。その1「かっこいい〜!」てへへ(^_^)>。その2「工事現場?」ここは工事現場ではありません。なぜに疑問系?。その3「コードウォーリアーみたいだな」ふむふむ、なるほど。その4「阪神カラーになっていたので、びっくらこきました」黒と黄色を評して「阪神タイガース」を連想するセンスに同世代のシンパシーを感じる。みなさまからの感想をお待ちしております。
839/05/02/2001
 一週間ぶりに出社。想像通り体力がかなり落ちている。行って帰ってくるだけで相当に疲れる。もちろん、やる気など起こるはずもなく、まだ痛みが引かない右半身を庇いながらの作業。休んでいる間に問題が片づいているはずもなく、早々に対応をしなければならない。分かってはいたが、助走期間ってのはあんまり無いみたいだ。ふぅ。しかし、上司が揃いも揃って「腫れ物に触るような優しい対応」だったのが妙に気色悪かったなあ(苦笑)。気を使って貰ってるんだろうけどね。
838/04/02/2001
 ExhibitionにFast Sync No.22 "OUTRUN"を掲載。
837/04/02/2001
 午後からリハビリを兼ねて散歩に出かける。自宅から井の頭公園を抜けて、丸井の横の通りのスターバックスまで、という目標を立てた。服に着替え、一週間ぶりに娑婆に出る。ぷはーっ、やっぱ外は気持ちが良いねえ。未だ患部の痛みは消えていないけれど、それでもまあ何とか歩ける程度にまで回復した。歩行速度はいつもの半分だが・・・コーヒー飲んで一服した後、来た道をそのまま帰っていく。ほぼ一時間ぐらいの行程だったが、案の定疲れた。ふぅ。明日は何とか出社せねば。
836/03/02/2001
 ほぼ1年半振りにサイト全体を模様替え。本当は新年を迎えると同時に公開する予定だったのだが、アイデアはちっとも煮詰まらないし、引っ越しやらなんやでなかなか手を付けられなかったのだ。こりゃ当分ダメだなあと思っていた矢先、突然の病気で自宅療養を余儀なくされてしまう・・・予期せぬ空き時間がドーンと手に入った(ちっとも嬉しく無いけど)おかげで、一部未完成ながらもこうしてリニューアルオープンと相成った訳です。はっきり言って内容は今までと同じ。できることは限られてますので・・・。今後もご贔屓の程、よろしくお願いします
835/02/02/2001
 今日で療養生活5日目。ボンヤリとした痛みは未だ引いてはいない。体を動かす度に不快な電流が体を流れてくるようなものだ。当然、動くことを放棄するようになる。この数日間、日に日に食事のクオリティーが下がっているなあ。まあ、致し方ない事なのだが・・・こんな調子で月曜日までに完治するんだろうか?だんだん不安になってくる。運動能力にはそれほどでも無いのだが、体力だけには自信があったのだ。学校の朝礼で倒れたことも、入院したこともない。風邪以外で会社を休むなんてことも無かったしなあ。それなりに凹むよ、やっぱり。1週間も休めば飽きるかと思っていたのだが、未だにそんな感情は抱かない。「暇だなあ」って状況は「何かやりたいんだけどやることがない」って事なんだと気付く。何にもやりたくない(できない)からやらない、ってのはちっとも暇を感じないんだ。ただ、強烈につまらない時間だけどね。関係ないけど、昨今のTVって救いようの無い程につまらないねえ。全然、見てない。
834/30/01/2001
 療養2日目。症状はあまり改善されない。相変わらず体を動かすと患部に痛みが走る。思うように寝返りを打てない(仰向けか左を向いて寝るしかない)のが意外に辛い、というか至極面倒。確かお医者さんの話では3日位でピークを迎える、って言ってたから本番はまだこれからなのかもねえ。激痛って程ではないけど、油断してると「イテテ」って声を出してしまう。悪戯で針をチクチク刺されてる感じとでも言えばいいだろうか?少し動くと痛みが走ってとにかく鬱陶しいのだ。かと言って一日中寝ていれば良いってもんでもないしねえ。ちゃんと食事も取らなきゃならんし。まあ、一人暮らしの良い訓練ではあるね。これからもこういう事が無いとは限らないし。イテテ・・・
833/29/01/2001
 参ったな〜。いや〜、マジで参った。今度は僕が病気になってしもうたよ。三日前から右側の腰、脇腹の辺りがヒリヒリしていた。最初は洗濯したときの洗剤が服に残っていて、それが体に触れて炎症を起こしていたんだと思ったのだが・・・今日になっても症状は良くなるどころか服が皮膚に触れるとかなり痛みを伴うようになった。体を動かす度に痛いんだから、鬱陶しいことこの上ない。鏡で見てみると胴体の右半分が斑に赤く腫れている。こりゃダメだと早朝から病院へ行って診察を受ける。診断結果は「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」。なんでも、水ぼうそうのときのウイルスが死なずに知覚神経の節に長い間生き続け、風邪など体カの低下したときにウイルスが再び活動を始めて神経を通って皮膚に到達し水ぼうそうと同じ水疱を作るんだそうな。神経に沿って出てくるので、体の片側の部分に帯状に紅斑と小さな水疱が出現する。なるほど、右側だけにしか症状は見られないのはそのせいなんだな。若い人は痒みだけですむ場合もあるそうなのだが・・・僕はもう若くないって事なのだろうか。お医者さんによれば特に珍しい病気ではなく、薬物療法でほぼ完治することができるそうだ。ただ僕の場合、帯状の部分が人よりも広範囲に渡っているので注意が必要。一週間(!)は安静にして、きちんと治療してください、と念を押されてしまった。酷くなると入院しなくちゃならんそうだ。 あーあー、仕事がぁぁぁぁ。偶然か必然か、母親もつい最近まで僕と同じ病気になっていたらしい。後輩はバイクで自滅ったし、先輩は車に轢かれてるし、そして今度は僕の番なのね。新世紀早々、よろしくない事が続くなあ。やな感じ。ふぅ。
832/28/01/2001
 別にこのページを反NTT、反ドコモという風潮で塗り固めようという意図は無いのだが、普通にニュース記事を読んでいるだけでも「アンタ何様のつもりじゃい!」という気持ちがムクムク沸いてくる。特にブロードバンド通信の導入を諦めた僕にとっては、なおさら腹立たしいのである。「NTTに独禁法違反の疑い、“郵政省離れ”の通信業界 」、「需要を根こそぎ?〜東西NTT、ADSL本格参入の波紋 」、「遅いISDNはもう要らない?〜NTTに見直し論浮上 」。ちょっと見かけた記事を並べただけでも、もうお腹いっぱいって感じだ。別に誰が通信業界の覇権を握ろうと、そんなことは知ったこっちゃないけど、その泥試合に一般ユーザーを巻き込むなっちゅーの。で、渦中のブロードバンド通信の先駆者である東京めたりっく通信の公式見解、「12月12日の「NTTのADSL事業の展開」記事並びに一連のNTT報道に関する弊社見解」を見ると、その怒りがヒシヒシと伝わってくる。がんばれ〜。
831/28/01/2001
 マンションの管理組合の会合に出席。一人暮らしが初めてならば、こういう会合に出席するのも当然の如く初めてである。近所の公民館のような所に、マンションの住人の方々が三々五々に集合。お隣のご主人と初めて挨拶を交わす。内容の殆どは管理費の収支に関するもの。「承認される方は挙手をお願いします」と言われて黙って手を挙げていたのだが、実の所あんまり内容は理解していない(苦笑)。まあ、なんとかなるしょ・・・
830/27/01/2001
 本来ならば、会社の方々を招いて「新居お披露目会」を催すはずだったのだが、来賓の一人であった先輩が、足の甲を車に轢かれるという事件が発生、急遽延期になった。話では骨折はしていないと言う事なのだが、歩けないぐらいに腫れ上がっているという。大丈夫なんでしょうか?お大事に。さらに僕一人が過敏に心配していた天候だが、想像していた以上のドカ雪となった。朝から夜まで大粒のしめった雪が降り続いていた。こりゃ中止にして良かったよ(苦笑)。ぽっかりと予定の空いた休日を、何をするでもなくグダグダと過ごす。今日付けで父親は退院し、自宅に戻った。
829/23/01/2001
 NHKハイビジョンで放映された「細野春臣イエローマジックショー」を見る。細野氏の歴史と音楽を多彩なゲストを交え辿っていく特別番組である。取りも直さず、ゲスト陣の顔ぶれが凄まじい。初っ端にあっさりとはっぴいえんどが再結成(大滝詠一は欠席)したかと思うと、シーナ&ロケッツ、あがた森魚、小坂忠、矢野顕子、コシミハル、中村一義、高野寛、東京スカパラダイスオーケストラなどが次から次へと登場し、それぞれお気に入りの細野の楽曲を演奏する。圧巻は坂本龍一、高橋幸宏を交えたYMOの再結成だろう。コント仕立てでお爺さんに扮した三人が、簡素な楽器で「ライディーン」を演奏。企画意図としてはシリアスになりすぎないように配慮した結果だろうが、やはり3人が揃うとどうしてもYMOになってしまうのが凄まじい。細野って本当に教授と和解したみたいね(笑)。2月頃にBSでも放送されるようなので、ハイビジョンが見られない方はそちらでどうぞ(ちょっと自慢)。
829/23/01/2001
 昨晩の遅く母親からの電話で、父親が職場で意識を失って倒れ、そのまま入院したことを知る。病院に着いた時点で既に意識は回復していたようだが、念のために精密検査を行うことにし、今週末まで入院することになったと言う。母親(職業:看護婦)は、命に別状は無いから大丈夫と言っていたが、やはりそれだけでは事の程度が分からないので会社を休んで病院に行くことにした。場所は高麗川。電車に揺られること3時間。やっとの事で病院に辿り着く。父親は意識もはっきりしていて、思っていたよりは元気そうにしていたが、やはり体調は優れない様子。明日から本格的な検査に入るとの事。まあ、長年あくせく働いてきたのだから、ここらでオーバーホールするのも悪くないだろう。2時間ほど滞在した後、帰宅。夕食にカレーを作るも鍋底を真っ黒に焦がしてしまう。
828/22/01/2001
 なんとジャクソン5が再結成するらしい! 記事によればマイケルも参加する見通し、アルバム完成後にツアーに出るという噂もある。最近のマイケルは精彩を欠いてるなあと思っていたら、こんなことになってたのか。どういう作品に仕上がるのか興味津々。
827/22/01/2001
 噂には聞いていたのだが・・・、任天堂のGAME BOYで往年のゲームウォッチのゲームが出てるんだね。「ゲームボーイギャラリー」ではマンホール(友達が持ってた)、ファイア(あー、これ欲しかったんだよ)、オクトパス(持ってたぞ!ふふふ、ワイドスクリーンだったよな、確か・・・)、オイルパニック(こいつはマルチスクリーンだったはず)を、「ゲームボーイギャラリー2」ではパラシュート(うんうん、そんなのあったあった)、ヘルメット(これも持ってた。ふふふ)、シェフ(ひゃ〜、すっかり忘れてたよ。確かにありましたな)、バーミン(かすかに覚えてるような気が・・・)、ドンキーコング(こいつもマルチスクリーン。従兄弟が持ってた)、そしてボール(持ってる奴を見たことが無い、渋すぎ)が収録されている。ひゃ〜、懐かしいねえ。ちょっと惹かれる・・・
826/21/01/2001
 昨日の大雪が嘘かのような晴天。近所のモスバーガーで昼食を取った後、思い付きで井の頭自然文化へ行く。ここへ来るのは小学生以来、もう10数年も前の事である。頭の片隅に僅かに残る記憶を頼りに園内を散策する。人影も疎らな動物園は、一面の雪景色と相まってしんと静まり返っている。吉祥寺に引っ越して来てからというもの、気持ちのどこかで雪が降るのを待っていたのかも知れない。そう、雪が積もった動物園に行きたかったのだ。寒さは相変わらず厳しいけれど、今日ばかりはそれすら心地よく感じる。さすがに動物達の動きは鈍かったけれど、それでもこの雰囲気を楽しめただけで十分であった。今度は桜の咲く頃にでも、また来ることにしよう。動物園って癒し系の元祖だね。園を後にして、井の頭公園内の古い休憩所で名物(って書いてあったけどホントなの?)のお汁粉を食す。どうも今一つ、味が薄いような気がする(苦笑)。駅ビルで今週の食料を調達して帰宅。来週はもう少し規則正しい生活をしたいなあ。何と言われようとも、自分の時間を削ってまで仕事をする理由は見当たらない。
825/20/01/2001
 午後まで漠睡した後、のっそり起き出す。壮絶に体が怠い(苦笑)。夕方過ぎまで、そのままダラダラと過ごす。待ちに待ったお休みだもんね。今週はホントにヘビーだった。雪が舞い散る中を吉祥寺に出かけ、駅前の「吉祥菜店」にて中華の夕食を取る。天候のせいか異常に空いている。最後には貸し切り状態になった程。その後、映画「13デイズ」を見に行く。1962年10月、キューバにソ連のミサイル基地があると報告を受ける。軍部が空襲を主張するなか、戦争回避を願うケネディ大統領と、その弟の司法長官ロバートが危機に立ち向かう。第3次世界大戦の危機をはらんだ、緊迫の13日間を大統領補佐官の視点から描く問題作である。大統領補佐官の役をケビン・コスナーが優等性的に演じる。昔はあんまり好きな役者じゃなかったのだが、年食って少ししょぼくれた顔になってたのが良かった。歴史的事件の裏舞台をドキュメンタリー・タッチで克明に描いており、それなりに緊張感もあって映画として非常に良くできている。ただ史実を忠実に追うあまり、人物描写が今一つ手薄になっている印象を受けたのも確か。作品自体のクオリティーは高いだけに、ちょっと勿体ない気もする。それでも十分に秀作。
824/19/01/2001
 後輩の送別会に出席。彼女が入社して最初に配属されたのは、僕が所属するプロジェクトであった。その時の服装がチャーリーズ・エンジェルみたいだったのを懐かしく思い出す。一緒に出張に行ったりもしたなあ。その後、部署の事情により別のプロジェクトへ移ったのだが、それからも先輩、後輩として親しくしていただけに感慨深いものがある。部の人気者だった彼女らしく、二次会の盛り上がり方は尋常ではなかった。「尋常ではない」という表現はよく見かけるが、今回の場合は本当に尋常じゃなかった(苦笑)。ある意味では「修羅場」と言っても良いかも知れない。酒が飲めない僕なのだが、大抵の飲み会の雰囲気には順応できる自信があるのだが、今回ばかりはそのテンションに付いていくのがやっと。まるでバトルロイヤルのようだった。まあ、それだけ皆に親しまれていたという証拠だろう。とにかくいつも明るく元気に振る舞う、頑張り屋さんであった。退社してしまうのはとても残念だが、新たなる目標を見据えての事なので、ここは感情を押さえて元気に送り出してあげたいと思う。きちんと挨拶をしなくて申し訳ない。面と向かって挨拶をすると泣き出しそうだったので・・・とにかく体だけは大切にしてください。見た目ほど丈夫じゃないんだから。
823/18/01/2001
 目まぐるしく動いた一日。すっと会社にいたのに、あっちこっちのプロジェクトに携わってるおかげで本気で疲れた。さらに、昨日と同じ理由で遅くまで会社に待機する羽目に・・・忙しいって言うより「何なのこれ?」って感じ。おまけに明日は早朝から客先に出向かなければならん。ふぅ。
822/17/01/2001
 今日は定時退社の日。終業時刻も近くなってきて「さあ、今日の夕食は何にしよう・・・」と思いを巡らせている時に電話が鳴った。またもや某携帯電話会社のDの件である。「ソフトを起動したらエラーが出た。なんとかしろ」と言われ、腐りながらも会社で再現テストを行ってみる。エラーは再現しない。あらゆる可能性(それも操作方法の誤りについてである。ソフト側のバグでは無いことは明らか)を検討してみる。思い当たったのは、やはりこちらが想定していない形での運用だった。現場に問い正してみたところ、やはり予想は当たっていた。こちら側に非は無いことが分かったにも係わらず「正常に動作することが確認できるまで、待機していてくれ。確認作業はいつ終わるか分からない」との要請。あ〜あ、また始まったよ。いつもこうだ。そもそも、ユーザーへの納入当日に初めてソフトを動かしているっつーのが間違っているのだ。どうして事前に確認しないのだ。それでもSEなのか!おまけに、こちらには動作条件もソフトの仕様もろくに提示されていない。動かしてみてからあーだこーだ言われたって、どうしようもないのだ。ユーザーはカンカンに怒っているということらしいが、文句があるなら最初からきちんと仕様固めをすればいいのだ。やっつけ仕事なんて生易しい言葉じゃ表現できないよ。狂ってる。結局、そのまま3時間以上も会社に足止めを喰らった。別に何か作業がある訳じゃない。ただボーっと待ってるだけ。アホくさ。日本最大手の通信企業が聞いて呆れるよ。マジで携帯、乗り換えようかな・・・
821/16/01/2001
 久々にコラム「ハード屋の視点、ソフト屋の視点」を掲載。こんなことやってる暇があったら仕事しろってば!(苦笑)。
820/14/01/2001
 お昼過ぎまでゆっくり眠った後、吉祥寺へ買い物へ。自分用の食器は取りあえず揃ってはいるのだが、お客さんが来たときに使う皿が無いと言うことで、無印良品でシンプルな小皿&小鉢を購入。西友で、鉛筆立て(自宅用)、2穴パンチ(会社用)、机に飾る為のポプリ、オリーブオイル、縦横2m青いラグを購入。丸井でHELMUT LANGのTシャツを4点購入。いろいろ試してみたがTシャツはHELMUT LANGが最も肌に合う。ちょっと高いのが難点だが、丈夫で着心地が良い上に、インナーとしてもアウターとしても使える優れ物。これを一度着てしまうと、他の物は着られなくなってしまう程に快適なのだ。ここ数年はずっと愛用している。家に戻って、洗濯して床を磨いて・・・気が付いたらもう夜だよ。
819/13/01/2001
 午後からヘア・カット(こういう言い方は照れくさい。やっぱ「散髪」だよなあ)に行く。引っ越してから髪を切りに行くのは初めて。吉祥寺という街は正に美容室の超激戦区である。5分も歩けば2〜3店は見つかるだろう。とにかくあちらこちらにお店があるのだ。何のリサーチもしていなかったのでパルコの正面にある「SHIMA」という店にしてみた。地下にこんな空間があるのかと思うほど広々とした店内は白で統一された綺麗な内装で、壁に向かって椅子が15個ほど並んでいる。あまりにアカ抜けていたので一瞬「ゲゲッ」っと思った。どの美容師さんたちも明らかに僕より若い人ばかり。当然、そこに来る客もだ。気が付けばその場の最年長者だ。再び「ゲゲッ」である。僕の担当になったのは見るところ20代半ばの体の線の細い、ドレッドヘアーの男性だった。どうなることかと思ったが、終わってみれば結果オーライであった。まあ、単純に短くして貰っただけなのだが・・・カットだけで6500円ってのは高いの安いの? 帰りにパルコに寄ってPaul Smithのダッフルコートを衝動買い。昔、何かの本に書いてあった貧乏人の定義として「安くなってれば高くても買ってしまう」というのがあったが、僕は正にそれだ(苦笑)。
818/11/01/2001
 というわけでマイラインのページを良く読んでお勉強しましょう。
817/10/01/2001
 フロントページを変更。特に意味はない(苦笑)。
816/10/01/2001
 NTTが民営化されて早15年。電話機がここまで安くて高機能になったのは、民営化におけるサニーサイドと言えるかも知れない。しかし、1997年に分割された後も未だに通信分野全般での東西NTTの売上高シェアは92.3%(1999年)、トラフィックシェアは93.7%(1998年)と明らかに独占状態。これによる弊害が随所に現れている。例えばISDNの約10倍の高速アクセスが可能なDSL(デジタル加入者線)に変更するためには、もう一度一般回線に戻す必要があるのだが、NTT東西2社はこ変更の際に電話番号の変更を要求していた。一般回線からISDNに変更する際は電話番号の変更がないのにも係わらずである。この状況を重く見た郵政省は2000年11月13日付けで、NTTに通達を出し、引き続き同一番号が使用できるようにと指導した。電気通信事業法で定めた「番号の公平な使用」に反するからである。これに対しNTT東西2社は11月30日、ソフトの開発で対応するとの改善計画を郵政省に提出したが、開発費が68億円かかるとした上で、この費用を他事業社に負担を求め、しかも新ソフト導入に最大18ヶ月もかかると回答している。18ヶ月? マジで? IT革命が叫ばれるご時世に18ヶ月かよ? いくらなんでもそりゃないでしょ?っつーか、一般回線からISDNへの変更は電話番号は変えなくて良いのに、その逆はなんでダメなんだ? 既存のシステムがそういう仕様なのか? だとしたらそのシステムを考えた輩が信じられないぐらいにアホだったか、確信犯的にあえてそういう仕組みにしたかのどちらかだ。ISDNに投資した分を取り戻すために時間稼ぎをしてるってことは、もうバレてんのよ。 おまけにそのISDNさえ安定運用できないくせに〜ぃ。酷い。酷すぎる。今日からマイラインの受付が開始された。さあ、どこの電話会社にしようか・・・
815/08/01/2001
 長い正月休みも今日で終わり。ふぅ。お昼過ぎから再び吉祥寺へ。今年のカレンダーと床磨き用の洗剤、消臭剤、シャンプーなどを購入。一人暮らしって常に買い物をしなくちゃならないのね。大変なのだ。ついでにPS用ゲーム「ポイッターズポイント2」を購入。このゲーム、どこを探しても見つからなかったのだが、ふらっと立ち寄った小さなゲーム屋さんにひょっこり置いてあった。もちろん即購入。人気が無いのか2000円にまで値下げされていた。ゲームの内容は「ステージ上のアイテムを拾う」、「それを他人にぶつける」、これだけである(笑)。この単純さが痛快で楽しいのだ。僕がゲームに求めるシンプルさが凝集されている。にも係わらず、コナミ本社のページからは遂にこのゲームの情報には辿り着くことができなかった。なぜ?無かったことになってるのだろうか?(苦笑)。
814/07/01/2001
 早起きして吉祥寺へ買い物に行く。まずは駅前の「CAFES SUAVOR」で一服。ヘアカットの予約を入れた後、LOFTへ。前々から欲しかったパスタポット、小鍋、小さいタッパ、竹製のしゃもじなど細々した物を購入。さすがに午前中は店内も空いていて気持ちが良い。そのまま続けて西友へ。ここで目覚まし時計を衝動買い。今使っている奴は前々から調子が悪いのだ。新しい時計は自動的に電波で時刻調整を行うという優れ物。厳ついデザインも気に入った。西友もまだまだ空いている。ここで買い物は終了。近所のそば屋で昼食。数年ぶりにマガジンを読む。早々に自宅に戻り、新年初の洗濯&掃除。心地よい疲れの中、そのまま昼寝。やっと正月休みらしくなってきた(笑)。夕食は冷蔵庫の残り物で簡単に済ませる。台所の床が心なしかベタベタしている。床磨きを勝ってこなくちゃなあ。
813/06/01/2001
 彼女の家に遊びに行く。お正月に家族がみんな集合するというので、紹介するには手っ取り早いということだった。確かに良い機会なのではあるが・・・こういう経験は初めてなのであった。どんな顔をしてれば良いのかさっぱり分からない。寒さのせいもあってか、家に近づくに連れ軽い頭痛がしてきた。バスの中、気が付くと口が開いている。プチ放心状態。緊張の面持ちで玄関に足を踏み入れる。あ、お父さんだ! 体中の細胞が直立敬礼状態になる。「(弱々しい声で)こ、こ、こんにちは〜」と言うと奥の方から「どうぞ」という低い声が。ひゃ〜、なんか恐いかも・・・。なぜか抜き足差し足で二階に上がり、部屋の隅にちょこんと座る。部屋にはお姉さんの旦那さんがドッシリと座っていた。「(弱々しい声で)おじゃまします〜」と言うと「あ、どうも」と言ったきり部屋を出ていってしまった。あ〜あ〜あ〜、僕はどうすれば良いのだあぁぁ。5分ぐらいポツンと座っていると、お父さんがやって来て正式な挨拶を交わす。前々から彼女から聞いていたお父さんの話から、「大沢啓二(元日ハム監督、親分)牟田悌三(俳優)」みたいなイメージを勝手に膨らませていたのだが、これが恐ろしいぐらいに的中している。人間の想像力という物は恐ろしいもんだ。どぎまぎしながら会話をしていくと、そんなに嫌われてはいないようだ。積極的にお父さんの方から話かけられる。が、あまり気の利いた受け答えができない僕がいる。あ〜あ〜あ〜、ほんとにもうすいません。申し訳ないっす。その後、お姉さん、お兄さんが到着。挨拶をしなくちゃと思っていた矢先、お父さんの口から「ああ、こちらはサチコのボーイフレンドだよ」と紹介される。あ〜あ〜あ〜、僕はもうとっくに「ボーイ」では無いのですよ。とほほほ(苦笑)。お姉さんの旦那さんも何て事はない、実は典型的な「覚めた笑いを好む関西人」で、面白い人だった。あーよかった。お兄さん、お姉さん夫婦の子供達がはしゃいでいて場の雰囲気が和む。いや〜、君たちがいて良かったよ。子供が家のあっちこっちに散らばり、それを追って行く両親。ふと気が付くと、部屋にはお父さんと僕だけになってしまった。再び体中に緊張が走るが・・・ちらっと横を見るとお父さんは酔っぱらって眠っていた(笑)。結局、帰るまでお父さんはそのままだった。せっかくの家族団らんの席に部外者が潜り込んでいるようで何となく気が引けたのだが、みなさん暖かく迎えてくださってホント、感謝感激です。でも、スゲー緊張した(笑)。
812/05/01/2001
 どうしようもなくだらしない正月休みが続く。食っちゃ寝、食っちゃ寝の毎日。こりゃ太るな〜。夕方頃、ふと思い付きで布団乾燥機を買いに行く。ここのマンションは午前中は日当たりが良いのだが、午後はさっぱり。そんな朝早くに起きられる訳もなく、引っ越してから一度も布団を干していない。ここはやっぱり布団乾燥機だろうという判断だ(単に家電が好きだって話もある)。布団乾燥機の値段など、皆目検討も付かないので取りあえず2〜3万ほど用意していったのだが、店頭で見てビックリ仰天、なんと5800円なのだ。安い。安いねえ。こんなに安いんだ。ふふふ。どのメーカーとも値段も機能も大きさも殆ど変わらない。布団乾燥機って進化しきった家電なのかもしれない。確かにこれ以上、どんな機能拡張ができるかって感じはする。
811/03/01/2001
 あー、もしもし。今年の年賀状に描かれているのは「鳥の足」ではありません(苦笑)。今年は2001年。2001年と言えばやっぱ「2001年宇宙の旅」ですな。この作品のオープニングでは、人類の祖先(類人猿っぽい感じの方々)が動物の骨を初めて道具として使い「骨でぶっ叩くと破壊力がスゲーじゃん」という事に初めて気が付くというシーンが描かれている。この骨は長い年月を経て、最後には宇宙船にまで発展する(この進化の飛躍の表現が見事なのだ)。良い面ばかりではない。道具という概念は、その登場の直後に人類史上初の殺人事件をも引き起こす。「道具によって導かれた死」という伏線は、この作品のメインテーマであるHAL9000による殺人行為を暗示しているのだ。ってな感じで、「人類の祖先が大空に振りかざした動物の骨」というのは重要且つ感動的なシーンなのである。で、その重要なシーンを今年の年賀状にデザインしてみたのだ。まあ、この映画を見たこと無ければ「なんじゃ、この毛むくじゃらのやつは?」って感じなんだろうなあ。しゃーないっちゃーしゃーない話だ。今年こそは「2001年宇宙の旅」を見ましょうね。これをきちんと見るためにDVDプレイヤーを買ったようなもんだもの。トップページに年賀状のデザインを掲載。
810/02/01/2001
 毎年恒例、先輩宅での新年会に出席。去年、誕生した先輩のお嬢ちゃんと初対面。やっぱり赤ちゃんはどう転んだって可愛いもんだ。思いの外愛想が良い子供で、時折みせる柔和な笑顔にこっちまで頬が緩んでしまう。この子が成人になるのは2020年。気の遠くなるような先の話だが、ボーっとしているとあっという間に大きくなっちゃうんだろうなあ。年を取るってそういうことか?いつもの通り、新年会というお題目はそっちのけで、たわいのない話で盛り上がる。これが楽しいんだよねえ。プレステの「ポイッターズ・ポイント」っていうゲームは、この家でしか遊んだことがないのだが、個人的には隠れた名作だと思う。既に入手困難の可能性あり。なんだかんだで、翌日の朝までぶっ通しで遊び、そのまま帰宅。どうして毎年、正月のスケジュールってこんなに厳しいんだろう。眠い。
809/01/01/2001
 本当にに2001年になってしまった。中学生の頃に映画「2001年宇宙の旅」に感動してから早15年。「2001年には僕は30才だなあ」なんて思っていたのが、ついこないだのように思い出される。本当に30才だし、本当に2001年なのだ。あの頃は2001年なんて何か現実味のない特別な年だと思ってた。で、いざ明けてみれば去年の正月となんら変わりはないんだな、やっぱり(笑)。お雑煮は去年と同じく美味しいし、初詣に行った氷川神社は去年と同じく混雑してる。TVでは正月でしか見ることができないベテラン漫才師が去年と同じネタをやっている。「21世紀」という未来的な言葉の響きからは程遠いね。まあ、分かってはいたけど。今年をもって、僕の中での具体的な未来ってイメージが無くなっちゃったような気がする。ちょっとつまんないかも。でもまあ良い。今年は去年よりもちょっぴり多めに良い事がありますように。