2079/31/12/2005
 大晦日。友人宅から実家まで車で送ってもらう。友人と二人のこの道中が僕の中では「年の瀬」を感じさせるのだが、その会話の内容がヒジョーにくだらなくて、とてもじゃないがサイトには掲載できない程なのだ。たぶん文字で読んでも笑えない。この感覚が僕の年の瀬のイメージ。いいのか。

 で、実家。年越しそばを食しながら紅白を観る日本の大晦日。NHKのギャクセンスというか、あの記号的な「はっちゃけてますよ(NHKなのに)」的な笑いの感覚は何とかならんのだろうか。やっぱ前川清は良いねえ。プロデュースしてみたい。

 なんて事を思いつつ、無事に年の瀬を迎える事ができた。実は今年はあまりに不運な事が続いていたので、ひょっとして大晦日に死んじゃうんじゃないかと思ってたのだ(苦笑)。生きてて良かった。

2078/30/12/2005
 友人宅で毎年恒例の忘年会。いつもいつも、美味しい手料理を用意してくれる奥様に感謝。料理の腕が着実に進歩してるのがスゴい。とにかく楽しくて和やかで、これをやらないと新年が迎えられないって程にポイントの高い集まりなんだけど、後で思い出すと「何を話してたっけ?」となる力の抜けた感じがこれまた良い。あ、そうそう、毎年スキー・ツアーを計画するんだけど、さすがに北海道も飽きて来た?って感じなので、今年はどっか食い倒れツアーにしようって話が進んでいる。ふとした事から「海外は?」ってキーワードを出したのが運のツキ、どうやら韓国焼き肉ツアーと相成る見込み。珍道中に乞うご期待。

 夜中の2時頃に何となく流れ解散。そのまま就寝。

2077/29/12/2005
 To) 関係者各位。手持ちのプリンタが正常に動作しない事に今日気が付きました。故障、というか寿命みたいです。電源を投入すると「ガゴーッ!、グギーッ!」というもの凄い異音を放ったかと思うと、そのままウンともスンとも言わなくなります。つきましては、来年の年賀状はお休みとさせて頂きます(少なくとも正月には届きません)。ご了承ください。
2076/28/12/2005
 鞄が出て来た!。夕方頃、駅の落とし物センターから電話があって、会社帰りに受け取りに行った。財布の現金はキレイさっぱり盗まれていたが、それ以外のものは全部無事だった。まあ、この際これで良しとする。あぁぁ、良かったぁ〜。今年の厄はこれで打ち止めだよね。

 仕事も今日で打ち止め。ホント、今年はキツかったっす。皆さんお疲れさまでした。

2075/27/12/2005
 また鞄を無くした。電車に置き忘れた。財布、キャッシュカード、クレジットカード、実印、携帯電話、眼鏡が無くなってしまった。慌てて戻ってカードと携帯を止める羽目に。その後、駅の落とし物センターに連絡するも、やはり届け出は無し。本格的に無くなってしまったようだ。がっくし。
2074/26/12/2005
 今年最後(?)の散在。DVD「007 製作40周年記念限定BOX」を購入。「ドクター・ノオ」から「ワールド・イズ・ノット・イナフ」まで全19タイトル。最後ぐらい、ドーンと大人買いしたってイイーじゃん!。

 そう言えば次のボンド役がDaniel Craigに決まったとか。なんつーか・・・う〜ん、ピンと来ないな。あんまカッコ良くないかも(苦笑)。

2073/25/12/2005
 今年の十大ニュース(超個人的)。
  1. 自宅が床上浸水。記録27cm。これを超えるトラブルは当分無いんじゃないの(あったら困る)。結果的にリフォームする羽目になったのだが、金銭的な事はさておき、どーしても捨てられなかったモノも含めて、かなりのモノを捨てたので、取りあえず部屋がスッキリはした。ついでに部屋の壁をぶち抜いて1つの部屋にしたので、かなり広々とした感じになった。こんなことでも無ければこうはならなかっただろう。結果オーライ・・・では無いが、いろいろと教訓になったし。なかなかできない体験ではあった。
  2. 仕事でハマる(ハメられる)。MAX5連徹。それ以外でも断続的に徹夜、休日出勤の日々。これは酷かった。何が酷かったって、これを乗り越えた所で会社として何の得にもならないってことが明白だったからだ。ハメられ方も酷かった。マジ、仕事辞めようかと思った。辛いとかじゃなくて、あまりにもアホくさかったので。あんまり思い出したくない。でも一生忘れない。いつかギャフンと言わせてやる。
  3. OBライブに出演。半ば拉致される状態でバンド加入を強いられたのだが、前期2つのトラブルが続いたので、ちょっと気分を変えたかったという思いも強かった。困ったのは数年に及ぶブランクを克服する事。最初の数日間はシンセの使い方すら思い出せなかったのだが、2週間の特訓でなんとかかんとか「演奏してる」って状態まで持って行けた。本番ではあまりの緊張に客席を観れなかったけど。イイ想い出。
  4. iPod nano買った。床上浸水から復帰、パソコンを復旧させたその日に発表になってて、一目見てそのままワンクリックで購入。オーディオ・プレイヤー数あれど、これが一つの区切りになったと思う。音楽を聴くためのiPodの究極形。Appleの本気度が伺えた。その後、新しい進化フェーズとしてVideo iPodが登場したのはご存知の通り。行く末を見守りたい。
  5. 携帯電話を買い替えた。遂に登場したauのおさいふケータイ。通常の電子マネーと違うのはオンラインでチャージできるという点。これは大きい。来年から始まるモバイルSuicaにも対応!と謳っていたのだが、なんでも僕の保有機種はJRの審査に通らなかったらしく、ソフト/ハード共にアップグレードが必要だそうな(改造に約1週間)。ちょっと拍子抜けだが、確実に時代は変化している。
  6. iTunes Music Storeで音楽をオンライン購入。まだまだ痒い所に手が届くラインナップでは無いけれど、それも時間の問題なのかも知れない。登場と共に国内市場No.1を奪取したのは、それ以外のサービスが如何にタコだったかの証明でもある。こちらも確実に時代は変化している。
  7. Podcastingにハマる。所詮、RSSの拡張機能なのだが、そこに音声データが乗ることの意味は大きい。音声コンテンツは音楽だけでは無いことを再認識させられた。おかげで音楽を聴く機会が減ってしまった程だ。その中でも、やっぱラジオ局は強い。音声コンテンツのプロだもんね。もっともっと既存の番組をキャストして欲しい。
  8. Apple Cinema Displayを購入。購入理由は後ろ向き(仕事でムシャクシャしてたから)だったが、この買い物は正解であった。単純に大きい事はイイ事だ!である。ちょっと値は張るが、それ以上のバリューはあると思う。
  9. 風呂が壊れた。年末にこれは厳しかったなあ。おかげで2週間の銭湯通い。最初は楽くもあったけど、それも最初の3日だけ。入浴料が400円(都内共通)、夕方からしか営業してないなど、いろいろ分かったのは収穫(?)。まあ、たまにだったらデッカいお風呂も悪くない。でも、やっぱ家のお風呂が最高。
  10. 電車に鞄忘れた(それも2回)。1回目はお気に入りのボストン・バッグ。中身の衣類諸々と眼鏡がそのまま行方不明に。中身は要らんからバッグだけ返してほしい(マジ気に入ってた)。2回目は通勤用の手提げ鞄。こっちはすぐに気が付いたので無事に発見。財布やカード、印鑑、ケータイなんかが入ってたので、危うく大騒ぎになるところだった。今年はこの手の小さいトラブルも多かった。
 不幸な出来事が4つ。それ以外は何か買ったとかそんなんばっか。なんだかねえ。
2072/20/12/2005
 また腰をヤッてしまった(涙)。病院で看てもらったら「神経性かも知れませんねえ」との事。なんでも、気持ちや体が疲れていると、大した事無い症状でも自分の中で意識がソコに集中してしまって、より悪化してしまうんだとか。とにかく休むように言われたので、今日は一日横になってた。横になり過ぎて疲れてしまったけれど(苦笑)。

それにしても今年は散々だったねえ。いろんな事があり過ぎた。来年はもう少しマシな・・・というよりは平穏無事に過ごしたいねえ。

2071/15/12/2005
 映画「バットマン・ビギンズ」を観る。バットマンの起源とゴッサム・シティの善なる力としてのダークヒーローになるまでを描く。監督は「メメント」で注目されたクリストファー・ノーラン。主演にクリスチャン・ベイル、競演(これが凄い)マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン、渡辺謙、ケイティ・ホームズ。

 アイコンとしてのヒーロー像や豪華な競演陣に目を奪われがちだが、ストーリーは実にしっかりしており、ヒーローなのにダークであり、どことなく悲しい空しい・・・バットマン独特のあの雰囲気の成り立ち、バットマンが如何にしてバットマンになったのかを見事に映像化している。

 キャスティングも非常に見事で、これだけ豪華な布陣を組んだ意味がキチンと見出せる配役。そういう意味を含めて正にオールスターキャストである。マイケル・ケインとモーガン・フリーマンが同じ画面に登場するだけで、こっちは盛り上がってしまうのだが(笑)。

 これまでのバットマンはアメコミ的な部分、ある種のファンタジー的な要素が強かったのだが(その短絡的な世界をあそこまで異質に変容させた第一作のティム・バートンの才覚は凄いんだが)、この作品はバットマンの映画化というよりは、とある男が自分の存在意義に目覚めるまでの過程を「バットマン」をモチーフに描いた、という感じですらある。テーマの逆転現象。この視点は面白いねえ。一方、アメコミの過剰さ(主人公は異常な金持ち、秘密兵器など)もちゃんと網羅している。バランス感覚が絶妙。ノーラン独特のアップテンポな展開も心地良い。お見事。シリーズ最高傑作か。★★★★☆。

2070/14/12/2005
 やっとお風呂が直りました。好きな時間に好きなだけノンビリと湯船に浸かれるこの至福の時。修理の兄ちゃん曰く「連絡を受けてた部品は交換したんですが、実際に調子が悪かったのは別の部分だったみたいです」。え?・・・その部品が無いってんで、この2週間、銭湯通いながら待たされたんですけど。ぶー。
2069/13/12/2005
 最近観た映画をまとめて記録。

 「スチームボーイ」。監督:大友克洋 。すんごい細かいリサーチの結果というのは分かるのだけれど、独特の世界観に注力し過ぎて、それに溺れちゃってる感はある。ストーリーがねえ・・・。ひょっとして駄作?。第二のAKIRAを期待してはいかん。★★☆☆☆

 「宇宙戦争」。スピルバーグ&トム・クルーズによる「マイノリティー・リポート」のドル箱コンビ再び。すんごい駄作。ビックリした。なにこれ?

  1. 宇宙人が攻めて来た!
  2. 人間をバンバン食った!
  3. おなか壊して死んじゃった!
こんなの。この映画はネタバレしてもいいだろ。この駄作っぷりは、宇宙人をバットでやっつけちゃう「サイン」を超えてる。★☆☆☆☆
2068/10/12/2005
 頑張って週末の休みを奪取したけど、なにせ朝帰りだったもんで今日は丸一日ずーっと眠りこけてた。土曜日棒に振るの巻き。
2067/09/12/2005
 大阪出張。想定外の人も来ていてドッキリ。顧客先、準備をお願いしておいた環境、情報がやっぱり用意できてない。おまけに担当者、会議だかなんだかでちょくちょく退席、パソコンのパスワード分からずただじっと待つ事1時間とか。やっとのことで掻き集めた情報を持ってそのまま会社へ。夜の23時。そこから調査のための準備と書類作成。会社出たのは朝。
2066/04/12/2005
時間がないので、最近に観た映画をまとめて列挙。

クライシス・オブ・アメリカ」。かつての名作「陰なき狙撃者」のリメイク。デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープなど豪華出演陣、監督ジョナサン・デミ。今風にはアレンジされているものの、オチが割に使い古された「洗脳モノ」なので衝撃度は今ひとつ。★★★☆☆。

ミリオンダラー・ベイビー」。クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン。去年のオスカー作品。ボクシングはストーリーの主軸ではあるがメインテーマではない。全米で賛否両論なのが納得。とにかく、イーストウッドは映画人に愛されているのだな、理由は分からないけれど。★★★☆☆。

ザ・インタープリター」。出演ニコール・キッドマン、ショーン・ペン。監督シドニー・ポラック。国連本部の建物内部で初めてロケが行われた、という事以外はまったく注目すべき所がない作品。出演者の誰しもがお仕事としてしかこの作品に向き合ってないような気がする。あまりにも平均点。観る必要なし。★★☆☆☆。

スーパー・サイズ・ミー」。噂の一ヶ月間マクドナルド漬け映画。展開それ自体は割と想像していた通りに進行していく。思いの外、強い主張があるという感じではなくて、あくまでも実証実験&リサーチがメイン、作者が最後に提示した改善案も非常に現実的(そして実際に現実化した)。彼女が強硬なベジタリアンという事実が(偶然だったのだろけど)面白い。★★★☆☆。

2065/01/12/2005
 「iCon - スティーブ・ジョブズ-偶像復活 」を読了。スティーブ・ジョブズ氏の半生を描いた本はたくさんあるけれど、こちらはAppleの復帰以降、例えばiPodの誕生秘話なんかも記述されていて、より最新の内容と言った感じである。Apple関連の話題に目新しいものは無いのだけれど、Pixar vs ディズニーの攻防の部分は、ここまで具体的な内容に踏み込んだものは見かけなかったので、なかなか興味深かった。どうせ、興味がある人しか読まないのだから、興味のある人は必読。楽しめます。
2064/29/11/2005
 例の件でまた徹夜。いや、別にね、他のプロジェクトが大変な状況だからその手伝いをする、ってのはイイんだよ。ちっとも吝かじゃない。問題なのは、ボケーット朝までただただ待機させられたって事なわけ。状況が分からない、指示が出ない、なんかあるかも分かんないから取りあえずいてくれ、みたいなのはやっぱ納得いかないよね。部長は帰っちゃった、課長は気が付いたら仮眠室で寝てた、って状況、どう?。
2063/26/11/2005
 吉祥寺の駅前のクリスマス・ムード。いまひとつ垢抜けない感じがイイ(笑)。

 スゴ録を買ったせいもあって、今度は新しいテレビが欲しくなった。BRAVIA。ウチの部屋の大きさから言って、たぶん40インチが妥当なんだと思う。問題はどのシリーズ(X,S,V,E)を選択するかだ。Xはフルスペック。SとVは標準スペックでデザイン違い。Eは液晶プロジェクションTVだ。XとS&Vの価格差は約10万円。さあ、どうする。

 取りあえず、近所の電気屋で実物を観て来た。Xの画像はS&Vシリーズと比較すると確かに奇麗だ。ごまかしが無いというか、これがソニーだ出して来た液晶TVの回答って感じはする。がしかし、その差はあくまでも「比べてみれば分かる」って範囲とも言える。確かに差異はあるのだが、それが大騒ぎするほどのモノか?って言われると微妙ではある。S&Vの画質が悪いって話ではない。

 さて困った。いろんな友人、知人にアンケート。あなたならどのBRAVIAを選びますか?。

 回答1:テレビなんてどれも同じ。安い方を買えば良いの!。

 回答2:テレビってそう何度も買い替えるものじゃないんだから、この際イイ奴を買っとけば。ヤマダ電機でポイント増量キャンペーン中だから10万円の差は少し埋められるかも。

 回答3:Xはアホみたいにチューナー内蔵してますが、ここまで必要ですか。「S-Master,S-Forceアンプ」と「TrueSurround 5.1ch」はどっちが良い?。VとSはアナログ番組表がとれないんですね(もうアナログなんて見ないかな)。

 回答4:待ちだと思う。テレビはもっと安くなる。テレビの技術はもっと進化する。だから今は待ち。

 う〜ん、ばらけた(苦笑)。

2062/23/11/2005
 スゴ録が到着。あくまでビデオの代替って事で標準的スペックのRDZ-D70を選択。HDDは250GB。

 さて、いきなりだが接続方法が分からない。我が家は共同アンテナの代わりにケーブルテレビの回線(アナログ放送用)がアンテナの接続口に設置されているのだが、「ケーブル回線+アナログ放送」の接続方法がマニュアルに記載されていないのだ。そんなに珍しい環境か?。 デジタル放送系の接続方法は6パターンも掲載されているのに・・・。もはやアナログは風前の灯なんだな。

 結局、地上波は映るけどBSアナログが映らない、とか試行錯誤を何時間も繰り返した後、やっとこれまでに使えていた環境まで復帰できた。BSアナログを観るためにもB-CASカードが必要だなんて誰が分かりますか?。BSアナログの回線を衛星デジタル用の口に接続しなきゃいけないなんて誰が想像できますかね?(怒)。

 さて、接続はできた。今度は録画の方法が分からない。まだまだ先は長そうだ。いつの間にテレビはこんなに複雑な装置になってしまったのだ?。

2061/23/11/2005
 朝から後輩が仕事でバタバタしていて、いろいろと協力(って程でも無いのだが・・・)。がしかし、事態はなかなか収束に向かわないようで、会社と顧客先を行ったり来たりしている。で、夜の10時頃に上司より「たぶん夜中の1時ぐらいまで」の待機命令。担当プロジェクトでは無いので、なんかあったら対応してもらうかも、ってレベル。どのみち片付けなきゃいけないタスクが詰まってたし、当事者では無いので「まあ、別にいっか」って感じではあった。ところが、1時を過ぎると3時まで、3時を過ぎると朝まで、朝を過ぎると昼まで、と待機要請が次々と延長される。その間、いろいろな調査や情報提供などで対応する(なにせ担当じゃないんで勝手が分からないのだけれど)。結局、解放されたのは次の日の昼1時(そっちの1時かよ!)。帰って怒濤のように眠る。夜、後輩から連絡、取りあえず急場は凌げたようである。良かった良かった。
2060/22/11/2005
 街角にEdyのチャージ機を発見!。コンビニ各店に、とは言わないまでも、もうちょっと台数が増えないとねえ。
2059/21/11/2005
 携帯電話のカメラで撮影のモードを夜景(つまりシャッター速度を遅く)に設定し、セルフタイマーをONにして、タイミングよくカメラを空中に放り投げると、こんな不思議な写真が取れてしまう。光源の位置やカメラの回転具合でランダムな結果になるのが面白い。
2058/20/11/2005
 注文していたカーテンが到着。カーテンがあると無いとでは、暖房の効きが全然違う。
2057/19/11/2005
 悲しいかな、志の夫湯は土曜日は定休なのであった。仕方なく隣町の春の湯まで遠出する。その後、ガス屋から連絡があり、修理用の部品は既に絶品になっているとの事。早く言えってば!。なんでも、近々に新古品が入手できる予定があるそうで、その部品を使えるんじゃないかって話。一応、お願いはしておいたけど、いつになったら我が家の風呂が使えるようになるのだろう。銭湯も悪くないけどねえ。
2056/18/11/2005
 お台場はもうクリスマス待ち状態。
2055/17/11/2005
 デジタルな日々。その後、携帯電話のモバイルEdyをごく自然に利用するようになった。Edyが使えない店を見ると「ケッ、Edy使えないのかよぉ」と思ってしまう位だ(笑)。鞄から財布を出して、財布を開けて、四角い紙とか丸い金属を数えつつ出して、ぴったりで無い時は釣りを貰って、またそれを財布にしまって、財布を閉めて、鞄に財布を入れる・・・って作業と、携帯電話のボタンを押して受信機にかざす、以上!って作業の方が圧倒的に楽だよね。EdyでもSuicaでも良いからとっとと普及してください。そもそも、お金なんて価値をやりとりするための記号なんだから。

 デジタルな日々。遅まきながらiTMSでアルバムを購入した。記念すべき最初の一枚はSergio Mendes & Brasil '66のLook Around。AmazonでCDを買っても良かったのだが、物理的な通販は購入した品そのものよりも、それを梱包している箱の処置が面倒なのだ。数枚をまとめて購入したりすると、ちょっとした小型ダンボールで届けられる。ダンボールを捨てられるのは2週間に1回@三鷹市。セルメンの今イチ洗練し切れてない異端ボサノバを堪能してみよう。

 アナログな日々。お風呂が壊れちゃったので近所の銭湯に行って来た。なんと入浴料が400円。高い!。ナンジャタウンの入園料より高い(比較対象としてはナンですが)。東京都が定めた共通料金なんだそうな。こりゃ毎日行くのは結構辛いものがある。うむ〜・・・でも、やっぱ広くて天井が高い空間でゆったり風呂に浸かるのは気分がイイのだ。これは間違いない。なんかもうひと工夫あれば銭湯も生き残れると思うんだけどなあ。スーパー銭湯みたいなやり方じゃなくて。

 布施明な日々。友人からCD「布施明ベスト・セレクション」を借りた。しばらく愛聴しそうな予感。日本語版のマイ・ウェイにしびれる。

2054/15/11/2005
 今度は風呂が壊れました(涙)。正確には「5分位お湯を出してると止まる」。なので浴槽にお湯が張れない、シャワー中に冷や水になる、とかなり過酷な状況。よりによってこの寒い時期に・・・。ガス屋に電話したら「あ〜、恐らくバーナー・コントローラーがいかれちゃってるんでしょうねえ〜」って、そのバーナーなにがしってのは何者ですか?。結局、部品取り寄せで修理は早くて土曜日。今はまだ微妙にお湯が出るので何とかなるんだけど、これが完全に動かなくなる日もそう遠くないような気がする。予感がする。

 携帯電話をW32Sに買い替えてから数ヶ月。そろそろ手に馴染んで来たところで、当初の目的だった電子マネー(Edy)を利用してみた。初体験(笑)。職場のあるお台場はEdyで支払い可能な店が多いので、まずは昼食の代金を支払ってみた。使い方は簡単。携帯の横っ腹にあるFelica Lockのボタンを押して、あらかじめ登録されているパスワードボタン(ここは詳しく書けない)を押して、Edyの支払い機に携帯をかざすだけ。シャリーン!(この音もどうかと思う)というメロディが鳴ったら支払い完了である。うん、これなら使えそうだ。

 モバイルEdyを利用できるようになるまでの不満を少々。そもそも、クレジットカードからの引き落としが(オンラインで)できるってのが大きな売りの一つなのだが、自分の保有している2枚のクレジットカードのどちらも登録ができなかった。理由は不明。これ以外でモバイルEdyにチャージする方法はあと3つ。その1: 街角に設置されているEdyチャージ機を使う(残念ながら殆ど見かけない)。その2:Edyが使える店舗でチャージできる場合がある(場合がある、ってのがビミョー)。その3:三井住友銀行のOne's ダイレクト(ネットバンキング)に加入すると携帯用の専用アプリから銀行引き落としでオンライン・チャージが可能。三井住友銀行に口座を持ってて且つOne's ダイレクトに加入してなきゃならんのだが、なぜか僕はこの条件に合致していた(苦笑)。僕はこれで良かったのだけれど、合致しない方がフツーだと思うので、もうちょっと簡単にチャージできるようにして欲しいなと。

 そうそう、来年からモバイルSuicaも始まるんだよね。そうなればEdyとSuicaという国内のメジャーな電子マネーを携帯ひとつで網羅できる。これがやりたいんだよ(笑)。だがしか〜し、モバイルSuicaは券売機などでのチャージができず、本人名義のビュー・スイカカードが必要とのこと。う〜ん、こっちもチャージがネックのなってる・・・。

2053/14/11/2005
 終電で帰宅。そろそろ盛り上がって来たかも。

 アップル、「iPod nano」にケースの同梱を開始--キズ問題を回避へ。発売日に嬉々として購入しちゃった僕みたいな人はどうなっちゃうんでしょうか?。やっぱタダじゃくれないか。

2052/07/11/2005
 ガスストーブ到着!。今年の冬はこれで乗り切るぞ。

 なんか案を出してくれって言われたんで、それなりに考えて取りあえず案を出した。それなりとは言うものの、現状の良い所を押さえつつも、できるだけ要望に近づけるような、そしてリスクとのトレードオフも考慮した、我ながら非常に現実的な解であったと思う案だ。しかし、それは気に入らないと言う。なんでアレはできないんだ、コレはできないんだとイジめられる。何か対案は?と問いただすと、やりたいことは出てくるんだけど、肝心の「解」が出て来ないんだな。確か前もこんな感じだった。そしてその結果どうなったか・・・思い出したくもないね。

2051/05/11/2005
 大学時代のバンド・サークルのOBライブ@新宿SUZUKAN。1階がお粥屋さんで、2階がライブスタジオ。これが正直、かなり狭い(苦笑)。客席よりステージの方が広い、部屋のど真ん中に鉄柱があったりかなり特徴的。サークル時代にやってた会場(サークルセンター)の方が広いかも。でも、実際に演奏してみると、そんなに酷い感じでも無かったりして。まあ、こんなもんかなあ・・・って感じ。3階はバーっぽい空間になってて、2階のステージ映像が大きなスクリーンに映写されている。

 OBライブっても、僕はもうかなりのOBな訳で、今回の参加メンバー中に知ってる人が殆どいなかったりする。ここに現役のメンバーも混じってくるので、会場は知らない人だらけになる。この中で演奏するのは少し複雑な気分ではある。それもDavid Lee Rothのコピーっつう能天気な演目だから、その引け目感も一入。他のバンドは、若い世代はパンク系&メタル系の若さ故の弾ける感じ、OB世代はキチントPops系、Jazz系の大人な感じ。80年代ハードロックの居場所はどこだ?(苦笑)。

 で、ライブ。これが緊張したんだねえ。知らない人ばっかりだから、ってのもあったけど、よく考えたらライブ自体がかなり久しぶりなんだな、これが。いろいろ想定していなかった、と言うか忘れていた「ステージ上で気を付けなきゃ行けない事」を演奏中にいろいろ思い出させられた。キーボードは練習時と同じスタンドがある訳じゃない(故に演奏時の楽器の高さが変わる可能性がある)、ステージ上の照明は刻一刻と変化する(故にカンペが見えなくなるタイミングがある)とか。あー、そうだったなあーという事がいろいろ思い出された。思い出しつつ、気が付いたら1曲目が終わってた。コーラスするの忘れた。

 2曲目、3曲目とステージが進むうちに、いろんな意味で開き直り気味になってきた。でも、これが良かったのか演奏内容はともかく、最後まで楽しくステージを過ごせたのだった。20分があっと言う間。個人的には、久しぶりのライブにしてはなかなか良かったんじゃないだろうか。演奏内容はともかく(苦笑)。

 ライブ終了後、打ち上げに参加。SUZUKANのある南口から、打ち上げ会場の東口まで13Kgもあるキーボードを担いでの大移動(涙)。体力的に限界に近づき、帰宅はタクシーを使ってしまった。これ担いで通学してたんだもんなあ、物好きだよねえ(笑)。という訳でライブは無事に終了。みなさんお疲れさまでした。

2050/02/11/2005
 飲み会参加で午前様。テレビを付けると「Char meets????」っていう番組が延々と放送されていた。どうやらCSの番組を地上波で特番として放送しているっぽい。内容はタイトルそのまま、ミュージシャンのCharとそのミュ−ジシャン仲間(1名)との緩やかな会話&セッション、という内容。僕が観たタイミングでは鮎川誠、清志郎、野村義男といった流れで、同じセッション(といってもギターのみのブルース進行程度なのだが)でも各人の個性が如実に現れてて面白い。

 誤解を恐れずに言えば、鮎川誠は何度観てもカッコ良いのとカッコ悪いの間で揺れ動いているような、なんとも微妙なギタリストであると感じる。その独特な感じが鮎川誠スタイルそのものであり、これを極めちゃったスゴい人なんだと思う。ギターの奏法としては、自分自身でも結果的にどんなサウンドになるか予想がつかない「出たとこ勝負」的な奏法であって、それが上手いんだか下手なんだか良く分からない印象を受ける理由であり、これこそが確立された鮎川誠スタイルなんだと思う。危うさがカッコいい(かも)、ちょっと荒いのが渋い(かも)、みたいな。

 例えばCharの弾くギターは、Charが頭でイメージされているサウンドを忠実に具現化してるような奏法であって、「こういう風に弾こう」と思って殆どその通りに弾ける人なんだと思う。ちなみに。僕は日本におけるベスト・ギタリストとして迷うことなくCharを推すのだが、その理由は「カッコいいサウンドをイメージできて」且つ「それを具現化できる技術を持っている」という2点に尽きるのである。彼のギターは世界的に見ても高水準であると思う。

 などと駄文を書き散らして・・・寝る。

2049/29/10/2005
 バンド練習(その2)。やっぱ朝練は辛い。1週間前に会得したいろんなモノが、すっかり抜けていたのは我ながらビックリした。年なんだろうか・・・1時間ぐらい音出してたらだいぶ戻ったけど。協議の結果、当日の朝に1時間位、音出ししましょうって事に。正しい選択だと思う(苦笑)。それまでにもう少し自己練習せねば。
2048/28/10/2005
 東京ビッグサイトで開催されていたSecurity Solution 2005を見学。会場の規模も大きくなって、展示ブースも増えて、益々セキュリティ市場は活気づいている・・・かに見えるが、その内容は去年からさほど大きく前進したものは無く、アイデアというかコンセプトとして目新しい物は皆無だった。熟したと言えば聞こえが良いが、目新しさが無くなったって事は、あとは萎んでいくだけだから。僕が社長だったらココの市場に投資なんかしないね。

 ついでにお隣で開催中だったWPC Expo 2005も見学。会場スペースはとても広いのだが、展示ブースの配置が妙にスカスカだったんだよねえ。あれは何なのだろう。一応、PCと銘打ってあるが、実際にはテレビや電話などなんでもあり状態。そういう意味ではサラっと会場を歩き抜けるだけで、市場の動向っぽいものがちょっと分かったりして興味深い。今はワンセグ携帯とW-ZERO3か。

特徴的なのが客層。サラリーマン風(Security Solutionから流れて来た人々)のスーツ系ビジネスマンとデッカいカメラを持ったカメラ小僧(というには年齢が高いのだが・・・)の2種類に集約されている。PCオタク系はもはやWPC Expoなんかには来ないという事か。

 スカスカな会場にあって、異様に人だかりができているイベント広場があって、なんだろうと覗いてみたら、500人位の地味な男子が舞台上の一点を固唾を飲んで見つめている図。その視線の先にいたのは小倉優子。非常の分かりやすい世界(苦笑)。

2047/26/10/2005
 久しぶりに定時退社して新宿で友人と夕食。Mac用の無線アンテナを譲ってもらう。やったー!持つべき者は友達だねぇ。サンキュー。

 いろんな話で盛り上がったのだが、中でも興味深かったのが八木・宇田アンテナの話題。テレビ用のアンテナ、民家の屋根の上に立ってる「横棒、横棒、Uの字、縦横」的なアレである。なんでも、あの棒の配列の仕方が重要ポイントであるらしく(遠くの電波でも増幅して受信できる等)、あのフォームそれ自体が電気的に絶妙のバランスなんだそうな。後にこの形状(による仕組み)のアンテナは世界中で利用されるようになったのだ。スゲー。こういう「ちょっと工夫でスゴい効果」的な発明が一番スゴいような気がする。

 もうひとつが駅の改札の話。Suicaの普及で以前に比べてかなりスイスイ通過できるようになったのだが、うっかり期限切れだったのかバーが閉じちゃってる人がたまにいる。それはそれで仕方ないのだが「バーが閉じる」という仕組みだと、その後ろに待ち行列ができちゃって仕組みとして良くないねえ、と言うことで友人と意見は一致した。では、どうすれば良いか。うっかり引っかかった人は仁君人形のボッシュート的に地下に落っこちてもらうと。これも意見が一致した。

 問題はここから。僕の案は、改札の地下に「ウッカリさん待合室」ってのがあって、改札で引っかかった(そして落っこちて来た)ウッカリさんは、その小部屋で待機させられる。程なく駅員さんが来て「ウッカリしないでくださいね」という有り難いお説教を賜った後、三々五々に解放される、というもの。ある意味でのペナルティー方式である。改札で流れを止めちゃう人、結構イライラするもんねえ。

 で、友人の案。改札の地下にはもう一つの改札を用意しておく、というもの。正規の改札が10個なら地下の改札は2個程度か。ボッシュートされた人々は緩やかな滑り台を下って行き、もう一つの改札に行き着く。そして改札をやり直せるのだ。救済措置。素晴らしいアイデア。この案には完敗したと思った(笑)。

2046/24/10/2005
 御門屋の揚げまんじゅう。旨いんだなこれが、どちらかと言うと、あんまり和菓子は食べない方なのだが、つい最近これを知ってから、ちょくちょく食べてる。結構、あちこちにお店があるので興味のある方は是非(吉祥寺のロンロンにもあった。知らなかった・・・)。1個からのバラ売りしてるのが嬉しい。
2045/23/10/2005
 ソファーの物色のため、SO-FA-Sのショールームに行って来た。ネット販売を主に行っている自社デザイン&製作のソファー屋さんなのだが、この手のソファーの割には価格がお手頃なのが良いのである。あれこれ迷ってたので、実際に見て来た方が早いと思ったのだ。いくつか目を付けていたソファーがあったのだが、実際に座ってみると「???」な感じだったりして、より迷いが深まったような気はする(苦笑)。

 ソファーを購入するにあたり、自分の中での決定事項として、

 は決まっているのだが、これだけ条件を付けてもまだまだ選択肢は多いのであった。ソファーじゃなくて、上質のカーペットを敷いて大きめのクッションを2〜3個転がしておく、という案も未だ捨てがたく、迷いは一層に深くなって行く・・・。

 iPod nano用の保護ケースが今頃到着。遅すぎます。もうnanoはすっかり傷だらけです。

2044/22/10/2005
 久しぶりのスタジオ入り。各人の予定が合わなかったのか、予約が取れなかったのか、史上初の朝練(9:00〜13:00)と相成る。ウィークデーは殆ど自己練習の時間が取れず、最後の夏休みのように駆け込みで前日3:00まで練習してたんで、これがもう眠い眠い。それでも、まあ何とか形になって来たかなあ・・・ぐらいのレベルには達してたんで、ちょっとホッとしたり。問題はこのレベルを来週の練習まで保っていられるかだな。思い出すのは遅いくせに、忘れんのは早いからなあ。たぶん年齢的な問題。
2043/18/10/2005
 夜中にシンセサイザーをイジってみる。シンセの目的はもちろん「音を出す」事なのだが、それと同じ位に重要なのが「音を作る」という作業。プリセット(最初から登録されている音色)をそのまま使っても良いのだが、シンセの醍醐味は何と言っても音作り。これにハマるかどうかでシンセにハマるかどうかが決まると言っても過言ではない。

 で、久々にイジってはみたのだが・・・音の作り方を忘れてしまった(苦笑)。パラメータがいっぱいあるのだが、それぞれがどんな意味を持つのか、何をどう操作するとどう変化するのか、という根本的な操作の多くを忘れちゃってるのだ。このブランクは大きい。う〜む。しばらく触っているうちに「時間的音色変化」と「時間的音量変化」みたいな概念を思い出してきたのだが、全盛期はこれは楽々と制御してたんだよなあ・・・スゴかったんだな、僕って(苦笑)。少しずつ、思い出しますか。

2042/16/10/2005
 映画「チャーリーとチョコレート工場」を観に行く。かつての名士、ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする・・・という物語。監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップ。このコンビで4作目である。バートン特有の狂気&ドリーミな作風は相変わらず。宣伝の雰囲気から、ファンタジーの味付けが優先するかと思っていたのだが、良い意味で期待を裏切られる結果となった。この作品、所謂ひとつの「おバカ映画」である(笑)。類似系で言えば「マーズアタック」とか、あの辺りの感じ。マイケル・ジャクソン張りの白塗りメイクで登場のジョニー・デップは、「バットマン」におけるジャック・ニコルソン的な位置づけ。その心は「技量のある俳優にしか演じきれない異様な主人公」。申し分の無い組み合わせなのだが、実は本作のメインキャストは工場内で働く小さな人々「ウンパ・ルンパ」。観てない人には?だろうが、結局のところティム・バートンはこの「ウンパ・ルンパ」が描きたかっただけなんじゃないだろうか?と思わせる程の強烈なインパクトを与えてくれる。スゴくお金のかかった、品のある「おバカ映画」である。セットデザインも最高。でも、子供に観せたらダメでしょ、これ。★★★☆☆
2041/15/10/2005
 昼まで爆睡。起きてからベランダの掃除。ずっと掃除したかったのだけれど、休日(日中)じゃないと難しいのと、掃除道具(ホウキとチリトリ)が流されちゃってたので、これまでやれなかったのだ。道具はこないだ買って来たので、いざ!って感じ。やっとスッキリした。あと残っているのは玄関だけ。もう少し。

 夕方からこれまた念願だった髪を切りにいく。2ヶ月以上も放ったらかし、伸び放題だったので、ずーっと切りたかったのだ。やっとスッキリ・サッパリ。帰途の途中で雨に降られる。

 久々にシンセを引っ張り出して試奏してみる。試奏にならない。ビックリするぐらい全然弾けない。昔は目を閉じてても弾けたような曲が、今では全く弾けないのだ。こんなに忘れちゃうんだ〜。やっぱ楽器は継続しなくちゃダメなんだよ。それにしても、どうしよ。こんなに弾けないんじゃコピーどころじゃないな。リハビリ。

2040/14/10/2005
 組織変更に伴った、新しい課の決起会に参加。いつもの事だが、組織変更とは名ばかりで、メンバーも仕事も体制も殆ど何も変わっちゃいないのだが。それはさておき、飲み会は微妙に盛り上がったような、そうでないような感じで、それでもナンだカンだで終電まで居残ってしまった。疲れた。
2039/12/10/2005
 なんかアレもコレもとマルチタスクで仕事してたら夜になっちゃった。やっぱ会社に12時間以上いたらダメだね。たぶんそこが「やる気を持ちつつ仕事ができる」という限界ラインのような気がする。そんなこと言ってられないのが現状なのだけれど。

 預金通帳みたら保険金がドバっと入っていた。もちろん修繕費の全額では無いため、数日中にこれ以上にドバっと出て行く。う〜ん、まあこれは明らかなる必要経費だからねえ。

 カセットデッキが壊れてた。TEACの名機。水害の影響じゃなくて、たぶん寿命。ナニせ高校生の頃にバイトして買った奴なのだ。それも当時の中古品だから、かれこれ20年近く経ってるはず。再生ボタンを押すとウィーンと考え込んでしまう。なぜか早回しは順調に動作する。なんじゃこりゃ。さすがにこれは引退してもらうとして、問題は代替機をどうするかだ。ただでさえ5年ぶり位にカセットテープを聴こうと思って、やっと故障に気が付いたのだ。更に5年後のために買い直すのはなんとも・・・。

2038/10/10/2005
 つー訳で、工事完了でございます。あー長かった。フローリング新品(当たり前)。畳の青い香りがいい感じ。リフォームついでにリビングの2部屋をぶち抜きにして貰ったので、この1部屋が無駄に広い。おまけに家具が無いもんで、妙にガランとしていて変な感じ(苦笑)。少しずつ家具を揃えてかなきゃなあ。またまた出費が続く。

 で、新しい部屋のインテリアを考えているのだが、A案)質実剛健のソファーを中心としたミッドセンチュリー風(笑)、B案)ふんわりソファーの北欧系ほんわか風、C案)ちょいリッチなラグ&ジャンボ・クッションの床べた生活風、の3つで揺れている。ソファーに寝そべって自堕落な時間を過ごすのが大好きではあるのだが、せっかくのこの無駄な広さを生かすんだったら、地べた座り系でまとめちゃうのもありかなと。どっちも良いんだよなあ・・・悩む。予算面でも悩む。むむむ。

 あ、そうそう、携帯変えました。W32S。話は長くなるのだが・・・工事の影響で自宅に住めなくなって来たので、外泊の荷物に鞄に詰めて電車に乗ったのね。その中に携帯の充電器が含まれてたんだけど、電車の中でグッスリ眠り込んでしまって、駅に到着してたことに気付いて慌てて飛び降りたわけよ。そして、その鞄だけが電車の網棚に残されて行ってしまったと(涙)。すぐに気付いて駅のセンターに連絡したのだけれど、結局その荷物は出て来なかった。携帯の充電器だけ買い直すのも癪だったので、携帯を乗り換えたちゅー訳ね。後ろ向きだよねえ。でも、なかなか快適。でも、なぜかEdyの登録が上手くできないんだよねえ。なんでだろ。

2037/26/09/2005
 自宅に戻ったら、廊下と奥の部屋の床がすっかり剥がされてた。そうそう、今日から工事開始なのです。夜分に建築屋さんから電話「台所に食器棚あるでしょ〜。中の食器、全部出しといて貰えませんかねえ」。つーわけで今日中に食器を全部、外に出さなきゃイカン。はぁ。

 携帯電話を買い替えたい。そもそも、今の機種(A5405S)に買い替えたのも、その前の端末を水没(ムムム・・・)させてしまったからであって、決して気に入って選択した訳じゃない。

 ずっとソニエリの端末にこだわり続けて来たのはジョグ・ダイアルの使い勝手に惚れ込んでいたからだ。しかし、ここ最近の最新機種にはジョグ・ダイアルは搭載されていない。公式見解としては「廃止した訳じゃない」などと言っているが、少なくともWIN端末(au)では2回のモデルチェンジ(これがまたダサいんだ・・・)で連続して搭載が見送られている。これは事実上の廃止だろう。それでも日本語変換が賢いとか、メーカーを替えてインターフェィスに戸惑ったりする懸念を考えて、「超カッコいい」とまでは言わないが、これなら毎日持ち歩いても良いかなと思わせるような「マシ」な端末をソニエリが発表するのを首を長くして待ち続けているのだ。

 で、最近出たのがW32S。EZ FeliCaとEdyに対応した野心的な「おサイフケータイ」端末である。いいんじゃないの、これ。少なくとも、この「おサイフケータイ」以外でFeliCaとEdyを一つの装置で利用できる手法を僕は知らない。この携帯(FeliCaとEdy)とクレジットカードを持ち歩けば、都内ではギリギリなんとか現金を持ち歩かなくても大丈夫なんじゃないだろうか。駄菓子屋とか行くんだったら別だけど。電子マネーは物珍しさじゃなくてマジで熱望しているので、このファクターは僕にとってかなりインパクトが大きい。

 がしかし、やっぱりガックシなのがそのデザインだ。形はまだ許せる。なんなのだ、このカラーリングは?。ピンクは論外、今更ながら無難過ぎるシルバーはパスするとして、残るのは「フレームオレンジ」と呼ばれるオレンジと黒のツートンなのだが、実際に端末を手に取ってみると、この黒の部分が趣味の悪いラメ光沢ギラギラなのだ。もっと最悪なのがフリップをオープンした時の内装。とにかくオレンジが喧しいのだ。毎日、これを眺めるのかと思うとウンザリした気分になってくる。なんでもっとシンプルにしなかったのかねえ。オレンジは嫌いじゃないんだけど・・・。

 下手にデザインに凝るんだったら、単に真っ黒な端末を出してほしかった。そっちの方がよっぽどマシである。シルバー買って、自分でカラーリングしようかな。機能的には申し分ないだけに残念。つか、まだ迷ってる(苦笑)。

 一時期、デザインと言えばau見たいなイメージがあったけれど、DoCoMopreminiとか(ソニエリじゃないか!)、Vodarfoneの802SEとか(これもソニエリじゃん!)、いわゆる「持ち歩きたくなる」デザインの端末がポツポツと出始めて来ている。これのどちらかが、まんまauで発表されたら即買い替えるんだけどなあ。明らかにauだけラインが違うのは何故なんだろう。この先の深い闇にとてつもないなにかが潜んでいるような気がする(こればっかりだな)。

2036/25/09/2005
 とってもリラックスした休日。良い一日だった。

 愛・地球博が今日で閉幕。2002年の10月中旬、初めて愛知万博の開催の報を知った僕はこう書いている。

ただでさえ万博の存在意義みたいなものが希薄になりつつある今日この頃だと思うのだが、そんな中でも開催に踏み切る意義みたいなものはあったのだろうか?。公開されている文書をいろいろと読んでみたが、僕には見えてこなかった。事業計画が笑える。とにかく「自然との共生」みたいな美辞麗句がふんだんにフィーチャーされている。<中略>それにもまして驚いたのは、こんな辺鄙なところに1500万人も集める気でいることである(事業計画を参照)。マジで?。海外からの集客予想、なんてものある。自然を生かした施設(即ち限りなく自然そのもの)を体験するために、わざわざ海外から人が来ると本気で思ってるのかしら?。つーか、国内だって行かないだろ!。この事業計画って既に通っちゃってるのだろうか?。スゲー。
 完敗である。結局、予想を大幅に越える2200万人以上の入場者があったのだ。大成功だ。どうしてここまで成功したのだろう。冷凍マンモス?ロボット?フミヤが作った巨大万華鏡?いや違う。誰も万博批判をしなかったからだ。僕の知る限り、万博へのネガティブな報道はひとつも無かった。この先の深い闇にとてつもないなにかが潜んでいるような気がする。

 明日から部屋の大工事が始まる。

2035/24/09/2005
 大学時代の友人に誘われて、久しぶりの飲み会。現場に到着してみると、友人の他バンド・サークルの諸先輩が2名、iPodを聞きながら相談している。開口一番「いよぉ、久しぶり。今度、この曲やるから」。要は11月に開催されるサークルOBライブのための選曲会だったのだ。結局、一回も「やります!」とは言っていないにのに、いつの間にか僕、メンバーになってるし。とほほ(苦笑)。そうそう、僕のシンセサイザーのうち一台は先輩ん家に預けっぱなしにしてたお陰で偶然にも水害を免れたのであった。

正直、参加するのは吝かではないのだけれど、仕事の都合とかで直前に参加できなくなったりして迷惑かけちゃうんじゃないかなあ、というのが気がかりなのだ。あと、技術的にも当時とは比べ物にならない位に腕は落ちてるからねえ。心配の種がまた増えちゃった。

2034/23/09/2005
 おかげさまで幾分、落ち着きを取り戻してきました。次のイベントは部屋の改装。開始時期は未定(たぶん来週あたりかと)。

 映画「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」を観に行く。言わずもがな、アナキンが如何にしてダースベーダーになっていくかを描いた、スターウォーズ・シリーズの完結編である。事前情報として、シリーズ中で最もヘビーで悲しい物語であると聞いていたのだが・・・う〜ん、確かに悲しい。嫌が上にも、これまでに張られた謎や伏線がきちんと解決していくのを確認しながらの鑑賞になる訳なんだが、やはり終盤のオビワンvsアナキンの決闘シーンに、この作品の全てが集約されている感じ。いやはや、これが壮絶。結末も結構ヘビー。前の席に家族連れが座っていたのだが、ヘビーなシーンになるたびお母さんが子供の目を隠していたの分からんでもない。完結編というか、旧三部作へ如何にスムーズに繋げるかというのが本作の目的なので、この作品だけ捉えてどうこうって感じではない。スターウォーズ・ファンであれば必見。そうでない人は見る価値なし。そういうデジタルな作品。現在のテクノロジーで映像はここまでできる、という確認作業に近い物もある。★★★☆☆。

2033/20/09/2005
 部屋の工事費の見積もりが来た。愕然。こんなにかかるのか!。取りあえず保険は下りるんだけど、これじゃ全然追いつかないナリ。家具とか家電も少しずつ揃えてかなきゃならんし・・・一体幾らかかるんだろう(- -;)。まあ、リフォームすると思うしか無いな。
2032/19/09/2005
 つーわけで、貰った野菜でカレーを作ってみた。上出来。
2031/18/09/2005
 友人から野菜が届く。何だか、気を遣ってもらって申し訳ない。ありがとさん。
2030/11/09/2005
 iPod nano、買ったの。
2029/09/09/2005
 4日夜の記録的な大雨により、自宅が床上浸水しました(涙)。以下、記憶を辿りながら、その時のドキュメント。

 その日の夜、のんびり部屋でテレビを見ていたのだが、いつしかBSが全く視聴不可な状態になっていることに気が付く。今までも天候の条件によって映りが悪くなる事はあったが、まったく観られなくなったのは初めて。それぐらい強烈な豪雨だったと言う事だろう。今から思えば、これが最初の予兆であった。

 続いて、台所から異音が聞こえてきた。流し台の下からボゴボゴっ、ボゴボゴボゴっ、という今まで聞いた事の無い音。水を流してみたが全く流れない。後で分かるのだが、この時点で排水の許容量を超えていたらしく、配管の水が逆流していたのであった。

 その後、あまりの豪雨の音に外の様子が気になり、カーテンを開けて外を覗いてみた。そしてビックリ。既にベランダ一面に水がたっぷり溜まっていて、底面が見えない状態になっている。水位はサッシの敷居の高さに迫っていて、隙間から水が少しずつ染み出してきていた。慌ててタオルで蓋をするも、これが何の役にも立たなくなるまで、そう時間はかからなかった。

 さすがにビビって、玄関から外の様子を確認してみる。ドアを開けてみると、マンションの廊下は川のような状態。偶然、隣のご主人もドアから顔を出していて「いやぁ、大変な雨だねえ」と会話を交わす。僕にもそのご主人にも、この後に起こる惨劇のイメージはまだ頭の中には無かった。

 部屋に戻ってみる。サッシの隙間から水がシトーっと侵入している。かなり不気味な状況。慌ててパソコン(床置き)を奥の和室に移動。モデム、ルータを取り外して机の上へ退避する。雑巾じゃ追いつかない範囲まで侵入していたので、バスタオルで水を拭き取る。この時点でも、まだ何とか乗り切れるんじゃないか(多少、部屋は濡れるかも知れないけど)と思ってたような気がする。

 再び玄関へ。かなりの勢いで水が浸入してきている。もうバスタオルなんかじゃ拭き取れない状況。家中のタオル、シーツなどをかき集めてダムを作る。しかし、あっという間に満水になる。そして決壊。水の流れが止まらない。止められない。

 洗面器で水をかき出し始める。かき出した水を洗面所に流そうとするが全く流れない。仕方なく浴槽に水をかき出す。あっと言う間にいっぱいになる。気が付くと、風呂の排水溝からも水が溢れ出てきていることに気が付く。風呂場から廊下に水が溢れ出す。もうどうすることもできない。

 部屋に戻ってみる。唖然。完全に水に浸っている。カーペットが浮き始めている。リビングはもうダメだ。和室だけでも救えないかと思い、今度は和室の入り口にバスタオル等でダムを作る。布団も畳んで押し入れに。リビングは和室よりも床が一段、低くなっているので、貯水池のようにドンドン水が溜まっていく。携帯電話とその電源を退避。

 ここで突然、停電になる。漏電遮断機が作動したのだ。コンセントの位置まで水位が達したと言う事だ。真っ暗。慌てて懐中電灯を探す。見付かったが電池が入っていない。暗闇の中、今度は電池を探す。d足の感触だけで水位がかなりの高さまで達している事を感じる。子供用のプールの中を歩いているようだ。

 電池が見付かった。暗闇に照らし出されたのはスリッパがプカプカと浮いている様であった。その他、CDやらライターやら細々したものが水面に浮いている。そして何処へとも無く流されていく。ベランダに溜まった水の水位が部屋の高さを超えている。水槽のようだ。状況が全く分からない上、真っ暗闇で殆ど何もする事ができない。椅子の上に膝を抱えて座り、煙草に火をつけた。悲しい笑いが込み上げてくる。後で気が付いたのだが、煙草を持ってた指を火傷してた。動揺してたんだろう。

 ふと、和室は大丈夫か?と気が付く。暗がりの部屋に一歩踏み入れると、もの凄く不安定な感触。畳が水に浮いているのだ。浮き島のようになった畳の上にパソコンが置き去り状態になっている。ヨロヨロと畳の上を渡り歩きながら、パソコンをテーブル上に退避。和室ももうダメだ。完全に部屋中が水没している。

 玄関の方から慌ただしい人の声。上の階の人がこの状況に気が付いて降りて来てたのだ。風呂場の小窓から外を覗く。マンションの廊下は腰の位置まで水位が達しているのが分かる。ドアを開ける事はできない。機転の効く人がいたもんで、デジカメで証拠写真をバンバン撮っている。

 何にもする事ができず、ただただ椅子に座ってじっとしているしかない。1時間ぐらい、そうしていただろうか。もの凄い不安。また煙草に火を付ける。ラジオを付けてみるが、これと言った情報は得られない。外はどうなっているんだろう。

 玄関の外から「もうドアを開けても大丈夫ですよ!」の声。ドアを開けてみる。もの凄い勢いで玄関に溜まった水が外へ流れ出て行く。マンションの廊下は電気が生きているようだ。外に出てみる。他の部屋の人も外に出てきていて。大騒ぎになってる。隣の奥さん、泣いちゃってる。そりゃ、泣くよな。お子さんを2階の部屋に避難させたようだ。

 時間の経過とともに徐々に水位が下がってきて、やっと部屋の電気が復活。被害の全貌を見て愕然。浸水していない部屋が無い。全部水浸し。トホホ・・・。とにかく部屋に溜まった水をかき出さなきゃならない。近隣の方々に協力してもらい、必死のバケツ・リレーを延々と続ける。消防団もやって来て、電動ポンプで掘りコタツの穴に溜まった水をかき出す。もうバケツじゃかき出せない、って状況になったのは朝の4時。全部屋、水浸し&泥だらけ。家財、家電の多くが壊滅状態。

 疲労困憊。ソファー(下の方が水に浸っているが、上の方は少し生き残ってる)に倒れて爆睡。朝9時。玄関からの呼び出し声で目が覚める。市の職員の人々が被害状況を確認しに来ていた。床上浸水の状況を説明する。以下、後始末の状況推移。

5日(月):会社に連絡。残っている水のかき出し作業。水没した家具、畳の搬出。ビデオ、DVDプレイヤー、スピーカー、掃除機、除湿器、布団乾燥機、アイロン、シンセサイザー、MTR、パソコンとモニター(昔のMac)の死亡を確認。その他、押し入れも含めて、地上30cmに置いてあったものは全滅。電気、ガス、水道局の職員が次々と訪れて、ライフラインに問題が無いかをチェックしていく。三鷹市の対応はかなり迅速であった。マンションのエレベーターも動かなくなってる。モーターがイカれたようだ。市が用意してくれた避難所に宿泊。実家に連絡。

6日(火):引き続き、残っている水のかき出し作業。水没した家財の搬出。殆どの家財を処分したので、部屋はガランとしている。かなり水は引いて来たが、もの凄い勢いで水っぽい&泥だらけである。近所の薬局でモップを買って来て必死に清掃。やってもやっても終わらない。生憎の天気なので乾燥も侭ならず。テレビ、冷蔵庫、ステレオは辛うじて生き残っていた。保険会社に連絡。どうやら火災保険のオプションに水害の条項もあるらしく、何かしらの保証は出るようだ。がしかし、担当員がてんてこ舞いらしく、いつ来訪できるか見通しが立たないとの事。

7日(水):市の職員の方に部屋の消毒をしてもらう。その後の拭き取り作業に追われる。建築業者による状況確認、工事費の見積もりを依頼。床と壁紙は全取っ替えが必要。除湿器を購入。最も被害の大きい和室を24時間体制で除湿&乾燥。ニュースを観て、三鷹市の降雨量は1時間に102mmという記録的なものだった事を知る。そりゃダメだろうて。杉並、荻窪辺りも被害が大きかったらしい。ウチみたいな半地下構造の建物は殆どダメだったらしい。あとで計ってみたら部屋の水位は最大で30cmを超えていた。避難所に宿泊。

8日(木):母親が様子を見に来る。差し入れのおにぎりにパクつく。コンビニ弁当で無い物を久々に食べた気がする。引き続き部屋の清掃&乾燥に励む。和室以外はだいぶマシになってきた。不必要な衣類を整理。工事のための引っ越しに備えて、要らないものはドンドン処分することにする。身軽にしとかないと後々、厄介だ。パソコン復活。

9日(金):避難施設の部屋の鍵を市役所に返却に行く。被災証明書の発行を申請。不必要な書籍をBOOK OFFに引き取ってもらう。弟が手伝いに来る。取りあえず、今できる事は殆どやった感じ。リビングルームの隅っこに寝床を確保。カーテンも捨てちゃったので、外から丸見え。

 この1週間、働き詰めだったのでクタクタ&筋肉痛なのだが、取りあえず和室とキッチン以外の部屋は(見かけ上)復旧した。ただ、全体的に湿っぽい感じはする(当たり前だが)。殆どの家財を捨ててしまったので、部屋はすっかり空っぽになってしまったが、保険会社の状況確認と工事の日取りが決まるまで、何とかここで生活するしかないだろう。清掃&乾燥作業もこのまま継続する予定。台所を片付けなくては。

 関係者各位にはご心配&ご迷惑をおかけしました。また、連絡してない方々には突然の報告で驚かれたとは思いますが、取りあえず無事にやってますのでご心配なきよう。思ったより落ち込んでないので大丈夫です。やらなきゃならん事は山積みですが、少しずつ立て直して行きます。月曜日から職場に復帰予定。この週末は・・・とにかく疲れたのでゆっくり休みます。おやすみなさい。

2028/02/09/2005
 軽〜くPodcastingにハマっているのだが、ハマればハマるほど、一般のラジオ放送が如何にリッチなコンテンであるかが良く分かってくる。誰も素人の発信する独り言など聴きたくはないのだ(そう言えば、個人のHPが一気に広まった時にも同じような事を思ったっけ)。ここ最近、休日の朝寝坊のお供は「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」。派手なゲストが出るでももなく、突飛な企画がある訳でもないのに、掛け値なしに面白い。つーか、内容が濃い。リッチコンテンツ。音声だけで時間を保たせるってのは技術がいる仕事なのだ。プロの仕事。こういうのをドーンとPodcastしたら世の中変わると思うんだけどな。
2027/01/09/2005
 なんだか日に日にやりにくくなるというか、せせっこましくなってくるよねえ。うちの職場。 フツーにフツーの事やっても面白くないじゃん。ソフトウェア開発におけるセンス的なものを排除し始めた時から、このプロジェクトは少しずつ死に始めたのだと思う。少なくとも数年前は厳しいながらも楽しくやってたもの。

 お昼に黒酢炒飯なるものを食す。何と言うか、黒酢風味の炒飯(笑)。

2026/31/08/2005
 8月も今日でおしまい。すっかり余裕ができて腑抜け状態の今日この頃。この平穏な日々がいつまで続くのやら。

 ピアソラのCDを大量購入。その1その2その3その4。秋の夜長にでも楽しもうかね。

2025/29/08/2005
 今日で一区切り。やっと落ち着けそうな感じ(ホントか?)。いや、落ち着いてもらわなきゃ困る。疲れたもん。
2024/28/08/2005
 噂のMighty Mouse到着。これまでの1ボタンと仮想的な2ボタンを上手く融合させているデザインはさすが。サイドのボタンはもう少しクリック感があっても良かったかもね。
2023/27/08/2005
 既に持ってるのにまた買ってしまったシリーズ。キューブリックの名作「博士の異常な愛情」のDVD。だってキューブリック作品には貴重なメイキング・ドキュメンタリーやピーター・セラーズのインタビューまで収録されてるんだもの。そりゃ買うでしょ。同じ所をグルグル回ってる気がする・・・
2022/25/08/2005
 つい最近、吉祥寺にオープンしたカレー屋さん「ジョ〜ジ海岸」(写真はその店のマッチ)。先週、行ってきたのだが、なかなかの味だった。今度はランチメニューのカレーバイキングに行ってみよう。
2021/23/08/2005
 なかなか時間が取れないのでしばらくPhotologにしてみる。第一回はお台場の夜景(雨上がり)。携帯電話のデジカメは性能がプアなところが良いのだ。このプアな性能を生かした撮影がやたらと得意になってる今日この頃。
2020/18/08/2005
 父親の三回忌。実家に戻って亡き父を深々と忍ぶのでした。時が経つのはとてもとても早いのです。あれから、母親から父親の若い頃の話をいろいろと聞いているのだが、父親の話を聞いているつもりが、それは自分の話みたいに聞こえてくる。やっぱり親子なんだねえ。もうちょっとマメに帰省できれば良いんだけど。
2019/13/08/2005
 休日出勤。もう、いちいち記録しても仕方ないのだが、今日はいつもとちょっと違った。それは会社のビルから東京湾花火大会がバッチリ見えたからだ。嬉しいやら寂しいやら。いつまでこんな生活が続くのだろう。いろんな意味で自分に飽きてきた。
2018/07/08/2005
 ノンビリと昼過ぎまで眠らせて貰って、これまた昼食までごちそうになっちゃった。もー、ホントに何から何まで申し訳ない。友人が持ち込んだ高級デジカメで即席ドッグ撮影会。やっぱ良いカメラで撮ると写真も違うね〜なんて話をしつつ、僕は相変わらず携帯のカメラで犬を追いかけるのであった。夕方頃、友人の来るまで自宅まで送ってもらう。なんつーか、マッタリ過ごした週末。
2017/06/08/2005
 恒例の戸田橋花火大会を鑑賞。仕事の状況がギリギリまで予断を許さなかったのと、今年は川辺の場所取りシートが撤去されたりで、どうなることかと思ったが、見事な隙間に場所を確保。毎年、準備をしてくれる友人夫妻に感謝。今年は天気も良く、丁度良い位の風も吹いていて、花火には良い日だった。やっぱ花火は良いねえ。夜はこれまた恒例、友人宅での飲み会。やっぱり今年も餃子&ビールなのね(苦笑)。こんな美味しい食事まで用意してもらって、奥様には頭が上がりませんな。感謝。深夜まで歓談し、就寝。
2016/05/08/2005
 待望のiTunes Music Store Japanのオープン。とにかく、こんだけ柵の多い国でオープンに漕ぎ着けたことを賞賛したい。開始早々に100万曲を準備したのは立派。個人的には新譜より旧譜の一早い充実を望む。
2015/02/08/2005
 ライブ盤の続き。数あるライブ映像の中でも傑作の誉れ高い、The Policeの「シンクロニシティ・コンサート」がやっとDVDで登場する。なにせ絶頂期で解散したバンドの絶頂期のライブである。ただし、メンバー間の仲の悪さもこの時が絶頂期。ドラムのスチュワート・コープランドはスネアのスキンに「Fuck Off You」と書いた紙を貼付けて鬼のように叩き付けていたとかいないとか。そういやPoliceって解散宣言してないんだよな、と思い出す。
2014/01/08/2005
 このサイトも殆ど備忘録になりつつある今日この頃。

 Live8での活躍の記憶も新しいPaul McCartneyの新作の情報をチラホラ聞くようになってきた。タイトルは「Chaos And Creation In The Back Yard」。なんでも、ソロ・デビュー作「ポール・マッカートニー」のように、主要な楽器はすべてポールが演奏しており、原点回帰的な内容だとか。嬉しいような悲しいような・・・。そしてまたしても国内版はCCCDなのであった。SMEもレーベルゲートCD2からの撤退を公表したようだし、東芝EMIだけが時代錯誤を続けているように見える。

 いつだったか、ライブ盤を集中的に買いそろえた時期があったのが、その時に全世界的に廃盤状態だったChicagoの「Chicago At Carnegie Hall(Chicago IV))」がデラックス・エディションとして遂に再発されるようだ。噂で聞いた限りではオリジナル盤は音質がいまいちだったとかで、今回は新たにマスターテープからのリマスタリングが行われるようなので期待してもイイと思う。中古盤に手を出さなくて良かった。

 ライブ盤と言えば、性懲りも無くKRAFTWERKのMinimum-Maximumを購入(CCCD回避でUS盤)。ライブだからってあんまりサウンドは変わらない(変わりようが無い)のだが・・・何となく。KRAFTWERKは音源そのものが貴重なのだから(苦笑)。それはそれとして、オリジナル・アルバムのリマスター盤がリリースされるってのはどゆこと。全部、買い直せってって事か?とほほ。

 更にライブ盤と言えばPaul McCartneyのDVD「ライヴ・イン・レッド・スクウェア」も購入。2003年5月にロシアの赤の広場で行われたライブ映像を中心のドキュメンタリー・タッチな作品。良いんだが、ライブ映像の途中に挟まるロシア人のコメント(曰く「ビートルズは革命のBGMだった・・・うんぬん)がとにかく鬱陶しい。あまりに細かいカメラ割りもウザい。困ったちゃん。まだ全部は観てないのだが。

2013/26/07/2005
 台風接近につき会社から帰還命令が出た。こんな時間に帰ってくるなんて久しぶり。台風様々ですな。

 最近見た映画をザッと記録。「2046」思ったほどデカダンでは無かった。この「なんか惜しい」って感じは、時間をかけ過ぎちゃったときに良くある傾向。★★☆☆☆

 「下妻物語」思いの外に面白かった。この土屋アンナって人はいい味だしてるねえ。声がスゴい。★★★☆☆。

 「茶の味」後から気が付いたのだが「PARTY7」の監督だった。この人、才能あるのかしら?。ここにも土屋アンナが。全然、佇まいが違う。★★☆☆☆

 「10億分の1の男」DVDのパッケージの解説に惹かれて観てみたが・・・イメージとちょっと違った。★☆☆☆☆

2012/06/07/2005
 いや、随分と前からこのサイトをやってるんだけど、他のサイトからリンク張らせてとか(友人関係は除く)、トラックバックが来たりとか(そもそも仕組みを用意していないので)、そういうの無いのね。広い広いインターネット界で孤立無縁なのですよ。ネット経由で知り合った人ってのほんの僅かだし・・・。

 つーことで、まさか来るとは夢にも思っていなかったMusic Batonイケダ氏から回ってきた。ちょっとビックリ。来るんだねえ。友達の友達はウンヌン。では以下に回答。

パソコンに入ってる音楽ファイルの容量
 今見たら49.12GBだった。

今聞いている曲
 Be Here In The Mornin' / The Beach Boys(from "Friends")。家ではiTunesをランダム再生している。たまたまこの曲。

最後に買ったCD
 David Bowieのライブ盤(リマスター再発)「Stage」と「David Live」。なんでも、以前からDavid Bowieはこの2枚のライブ盤の出来に不満があったらしく(レコード会社の要請でリリースさせられた、契約枚数の消化のため、曲順が勝手に入れ替えられた、音質が良くない等々)、今回の再発にあたっては、過去の汚名挽回の意味もあって、本人も大乗り気だったそうな。未だ見ぬBowieのライブを夢見つつ・・・

 もう一枚はGeorge Martinの引退記念作品「In My Life」。いろんなアーチストがThe Beatlesの作品をカバーしている。Phil CollinsやCeline Dionは無難な出来なんだけど、それよりもRobin Williams、Jim Carrey、Sean Connery等の(何故か)役者陣の健闘が楽しい。Jeff Beckの「A Day In The Life」は必聴(もちろんインスト)。

よく聴く曲、または自分にとって特に思い入れのある5曲
1:Please Please Me / The Beatles
 僕をこんな人間にしてしまった罪深い曲。ファーストコンタクトはTV番組の「ポンキッキ」だったと思う。この曲が収録されている所謂「赤盤」を貸しレコード屋で借りた時から、長い長い僕の音楽道が始まったのであった。それにしても、英国の4人の若者が20年以上も前(当時、僕は中学生だった)に作った音楽が、こんな極東の少年を狂わしてしまうのだから、音楽は魔物である。

2:Beat It / Michael Jackson
 The Beatlesに接したのとほぼ同時期(やっぱり中学生)に受けた音楽的な落雷。こんな強烈な音楽を目の前に突き出された僕は「あわわあわわ」と言うしか無かった。たぶん、リアルタイムでロック(的なもの)のカッコ良さに目覚めた最初の瞬間だったのだろう。PVの影響も大きかったかもね。レコーディング中、ギターソロを担当したEddie Van HalenにMichaelが一言「君、ギター巧いね」と言ったのは有名な話。アル・ヤンコビックは何処へ・・・

3:Karn Evil 9 / Emerson, Lake & Palmer
 大学時代の音楽サークルでは何故かプログレを聴いてる輩が多かったのだが、一曲を選ぶとしたらELPのこの曲か。人生で最も音楽を聴いていた時期を代表して選出。ホント、毎日浴びるように聴いていたっけ。同じプログレでもYesやKing Crimson、Pink Floydなんかはそれなりにシリアスさを内包していたのだが、ELPはその点「軽薄」なバンドだったと思う。そこが好きだ(言い切り)。再結成コンサートで一曲目にコレが来たのにもビックリしたが、それよりもGreg Lakeの変わり果てた姿に一番驚いた。

4:星の彼方へ / フリッパーズ・ギター
 YMO、ザ・フォーク・クルセイダーズとで悩んだが、同世代アーチストを代表してパーフリを選出。とっくに解散して、オザケンは隠遁生活に入っちゃったが、小山田(Cornelius)は今でも僕らの世代の音を出し続けていると思う。今でも続くシンパシー。

5:Je Te Veux / Erik Satie
今のところ、好きな曲No.1。完璧な曲。

 さて、バトンを5人に渡さなきゃいかんのだが、ネット経由で伝達できる人(HPを持ってる人)の知り合いって少ないんだよな。困った。

2011/04/07/2005
 何をどういじったのか分からないのだが、ここ2〜3日前からiChatが勝手に自動起動するようになってしまった。家に帰ってくるといつの間にか起動しちゃってる・・・。え〜、iChatでログイン状態になっていても、殆ど家にいませんのでチャットのお誘いを頂いても反応が無いと思います。スイマセン。

PinkFloyd、奇跡の再結成映像。

2010/03/07/2005
 休みたいんですが・・・

 いつの間にかLive 8。オープニングはPaul McCartney&U2の「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」だったらしい。ふむ。で、その音源が早くもiTunes Music Storeで売りに出されてる!。時間後には公開されてたっって言うから、チャリティーのための機敏性(タイムリー)って点では、既存の流通ルート(CD化とか)なんかよりインパクトがあるね。つか、PinkFloydの再結成はどうだったのよ?。

2009/27/06/2005
 またリセットだ。先週、頑張って作ったヤツがまたチャラになった。もう何度目だ?。また今週末も休みなしだとさ。
2008/26/06/2005
 休んだんだが、休んでみて自分がどれぐらい疲れてたのかってのがスゲー分かった。スゲーだるい。何もやる気せん。だる〜。

 いよいよスター・ウォーズ公開を控えて、究極のライトセーバーが発売に。これまでにも数々のライトセーバー(トイ)が発売されてきたけど、これが決定版かもね。あ、もうAmazonで売ってるし・・・むむむ。

2007/25/06/2005
 明日はやっとお休み。もう徹夜はやめようよ。少なくとも3連徹はダメだってば。

 この何とも言えない、奇妙で難儀な状況に置かれて、いろんな所にツッコミどころ満載なのだが、その数があまりにも多すぎて手に負えない感じ。取りあえず、主なものをピックアップ。

 何だろね、これ?。どうりで話が噛み合ない訳だよ。住んでる世界が全然違うんだもん。それにしても「リンクはしないんですか?」にはマイッタな。回答に困ったもん(苦笑)。

 あんまり言いたくないけど、僕が倒れたり逃亡しちゃったりしたら、このプロジェクトどうなるんだろ?。大きな流れは上の人が制御したとしても(してないけど)、実際のきめ細かいレベルは放ったらかしだもんな。「こう決まったから、あとはよろしく」みたいな。なんかスゲー、レベルの距離を感じる。

2006/15/06/2005
 う〜、そろそろ休ませてくれ〜。

 プログレネタ(その1):ピンク・フロイド、ロジャーを加え再結成。関係ない人には関係ないけど、関係ある人には大ニュ−スな再結成。(参照:ライブ8)。

 プログレネタ(その2):イエスの異色作『ドラマ』制作時のメンバーによるツアーが開催に。このニュースに反応できる人はどの位いるのだろう。あれ?トレバー・ホーンが参加してないってことは、ボーカルは誰?

2005/13/06/2005
 サイトの更新も侭ならない毎日。自分の時間が限られてるんで、できる事も限られてくる。このトンネルに出口はあるんだろうか?

 Billy Joelの紙ジャケ再発CDを一挙購入。殆どヤケクソ状態かも。

 世間的には「ストレンジャー」「ニューヨーク52番街」なんかに象徴される「ニューヨーク回帰時代」の作品が絶頂期とされているけれど、個人的にはそこに至る直前の「ストリートライフ・セレナーデ」がお気に入り。タイトル通り「街の吟遊詩人」といった趣がビリー・ジョエルの真骨頂だと思う。まさに才能の原石。現在は殆ど隠遁状態が続くビリー・ジョエルなのだが、過去の栄光を吹っ切った状態で、シンプルなシンガー・ソングライターとしてカンバックして欲しい。
2004/07/06/2005
Apple、Intelプロセッサ採用を正式発表。で?
2003/06/06/2005
 iTunes Music Store JAPAN、2005年8月オープン説

 日曜日に休出してやってた事、全部チャラにされそうな雰囲気。なんだいそれ?。おまけに夜中の23時前にメールだけ寄越して、明日の朝10:00までに資料作れとか言ってくるし・・・まあ、僕宛に来た訳じゃないけど、また明日は軽く一悶着ありそうだな。しかしこんなんで本当に良いモン作れると思ってるのかねえ?。物作りの姿勢じゃないよな。何かとてつもなく大きい力に振り回されてるだけ。また同じ事が繰り返される。やりたい事とやらなきゃ行けない事がどんどん乖離していく。僕として、一技術者として何ができるんだろう?。考える。

2002/05/06/2005
 うっかり35歳を通過。

 金曜日の深夜にまたまた不幸の電話が入って、今日も休日出勤。まあ、土曜日は久々に丸々休めたからまだマシな方か?。取りあえず、今日に決めなきゃ行けない事は一通り決まったんで、明日からまたアクセクやらなきゃならん。で、その後の話、そのまた後の話と延々と続くんだけど・・・いつになったら終わるのかねえ。

 帰りに会社の仲間とちょこっと寄り道して夕食。なんつーか、見方になってくれる人がいるってのは心強いね。ありがたい。

2001/31/05/2005
 もうあんまり記憶が定かじゃないのだが、あれからまた大問題が発覚して、25日から更に4連徹。土曜の夜(つか朝)にちょっとだけ帰宅して、会社に戻ってまた徹夜。昨日の深夜、半ばバックレ状態で帰宅。そのまま12時間以上もダウンしてた。この先、どうなっちゃうんでしょう?。何をどうして行けば良いのか全然分からん。
2000/24/05/2005
 遂に更新2000回達成!

 ・・・が、こんな日になるとは思いもしなかった。三連徹(3泊4日)明け。やっと解放された。明日も仕事。落ち着いたら連絡します、と言いっぱなしの皆様ゴメンナサイ。取りあえず寝ます。

1999/17/05/2005
 映画「ショコラ」を観る。古い慣習に固執した村長が治める小さな村に、北風とともにチョコレート職人の母子がやって来きた。二人はチョコレートで村人達の人生を変えて行く・・・という物語。監督は「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム。主演は「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュ 、共演に ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ、キャリー・アン・モスと非常に渋いキャスティング。とても穏やかで淡々とした作品なのだが、人物の描写がとても魅力的ですっかり見入ってしまった。美しい村の風景、音楽、衣装も非常に的を得ていて、オスカーに大量ノミネートされたのも納得。すべての要素が見事に結合した幸せな映画だ。強力にお勧め。★★★★☆。
1998/14/05/2005
 ダウナー・モード継続中。割と簡単なひらめきでスッキリしそうな気もするんだが、それが何だか分からないのが辛い。

 映画「コラテラル」を観る。ある晩、ロサンゼルスのタクシー運転手はヴィンセントという客を乗せる。彼は仕事の関係で今晩中に5ヶ所をまわるため、そのタクシーを一夜限りの「お抱え運転手」にする。ところがヴィンセントの正体は、冷酷非情な殺し屋であった・・・という物語。 監督マイケル・マン。主演はトム・クルーズ ・・・なのだが、非常な殺し屋という役所だからか表情も台詞も少なく、どちらかと言えば共演のジェイミー・フォックスがメインとなっている。映像の切り取り方なんかはセンスを感じさせるのだが、ストーリー中盤で少し緊迫感が薄れてしまう部分があったのが残念。娯楽作品としてはそれなりなんだけど、結局ヴィンセントがどういう人物だったのか分からずじまいで、ちょっと一貫性に欠けるかも。惜しい。★★☆☆☆。

1997/08/05/2005
 今日から職場復帰。ああ、気が重い。これは5月病か?

 KRAFTWERKのオフシャル・ライブ盤「Minimum Maximum」がリリース予定。ん?ライブ盤?。音よりも映像が欲しい。

 HISが復活。NHK放送80周年記念曲「oh,My Love〜ラジオから愛のうた〜」の製作に向けた再集結なのだが、記事にあるように是非ともアルバムを作って欲しい。言うまでもないが、1stアルバム「日本の人」は僕が未だに愛聴している名盤である。

 真心ブラザーズが復活。

「なぜ、今、再びやるのか」と問われても「やりたくなったから。」としか答えようがないのが本音です。
 う〜ん、楽しみ。サンボマスターのブレイクと結びつけるのは深読みし過ぎか?。

 良く分からないのだけれど、様々なミュージックビデオを公開しているページ。アーチストば妙に偏ってるのが気になるけれど、The DoorsのLight My Fireなんかが紛れ込んでたりしてウッカリ見入ってしまった。

1996/08/05/2005
 映画「ナショナル・トレジャー」を観に行く。秘宝の謎を追っていた歴史学者がアメリカ合衆国独立宣言書にその秘密がある事を知り、対立してしまった資金提供者から守るためにそれを盗む羽目に・・・という物語。話題作を連発するジェリー・ブラッカイマーのプロデュース作品。主演ニコラス・ケイジ。テンプル騎士団、フリーメイソン、一ドル札に隠された謎など、それなりに興味深い題材ではあるのだが「えっ、それだけ?」って感じで少々拍子抜けする場面が幾つかある。もうちょっと謎解きの楽しみが伝わってくれば良かったのだが、今ひとつ波に乗れなかった感じ。なんつーのかな、同じお宝探し系でも「ロマンシング・ストーン」みたいな痛快さが足りないのかなあ。米国で大ヒット、ってのが謎。相棒役のジャスティン・バーサは好演。★★☆☆☆。
1995/07/05/2005
 日常のこまごました物を買い物しに行く。そうそう、連休もそろそろ終わりなのである。準備をしなくては。春の井の頭公園を堪能するのも今日が最後か?。

 映画「アダプテーション」を観る。「マルコヴィッチの穴」で一躍有名になったチャーリー・カウフマン。彼の次の仕事は蘭の不法採取をしていた男について書いた本の脚本化だった。しかし、全くペンは進まず、話も進まず、ただ時間だけが過ぎてゆく・・・という物語。監督スパイク・ジョーンズ。脚本は主役のモデル、というか本人のチャーリー・カウフマンと弟のドナルド・カウフマン。主演のニコラス・ケイジがこの双子の兄弟の二役を演じている。この映画の独創性を文章で表現するのは不可能だ。現実のシーンと想像のシーンが入り混じり、おまけに脚本家の書き進めるストーリーが時間軸に縛られずに絡んでくるので、最初は何が何だか分からないうちに話は展開していく。連続撮影された写真をランダムに見せられて、そのイメージを膨らませていくような感じだ。普通なら混乱してしまいそうな演出なのだが「イメージの想像させ方」が見事なので、徐々に作品に引き込まれていくのが気持ちいい。面白いのはチャーリー・カウフマン、本当にこの脚本を書き上げるのに一苦労だったのね、という感じがヒシヒシと伝わってくるところ。自分の中の禁じ手を「禁じ手」として名言しちゃってるのが痛快。とにかく、こんな映画は他に無い。何をどうやったらこうなるのか?(笑)。★★★☆☆。

1994/06/05/2005
 映画「オールド・ボーイ」を観る。1988年、平凡なサラリーマンが何者かに誘拐、監禁され、何と15年もの歳月を経て突然解放された。なぜこのような仕打ちを受けたのか真相を突き止め復讐すべく、すぐさま彼は行動に移すのだが・・・という物語。2004年度カンヌ国際映画祭でグランプリ受賞作。監督は「JSA」のパク・チャヌク。主演はチェ・ミンシク。この人、どっかで見た事あるなあと思ったら「シュリ」の人、もっと言えば「クワイエット・ファミリー」の人なんだねえ。安直に「韓流」なんつー言葉だけが一人歩きをしているのだけれど、この三作におけるクオリティーの進化だけを見ても、韓国映画界の躍進振りが十二分に理解できる。「クワイエット・ファミリー」って安っぽかったもの(苦笑)。

 で、この作品。一言で言えば「濃い」映画だ。暴力シーンはもちろんだけれど、インパクトに満ちたシーンの連続は観ている者をグイグイと引き込んでいく。凄まじい。韓国映画界のひとつの到達点。ただ、ここまで濃い映画を作らないと突出できないのか、ってのは少しある。最近の韓国映画はどれも「濃い」ような気がする。近いうちにその反動がくると思うんだが。現在が日本のコミックだという話を耳にする度に、日本の映画界は何をやってるんだ?という気持ちにさせられる。とにかく観といて損は無い。★★★☆☆++

1993/05/05/2005
 すっかり春めいた、というよりもポカポカ陽気で暑い位だ。お休みって感じ。幸せな時間。とっても気持ちイイ。ずっと今日が続けば良いのに。
1992/02/05/2005
 久しぶりに帰省。のんびり過ごすはずだったのだが、父親の墓参りの後、母親との買い物に付き合って一日中埼玉のあちこちを巡る羽目に(苦笑)。母親の携帯も買い替えた。某大手量販店で機種変更をしたのだが、ここの店員が最悪。マニュアル通りの説明・・・と言うよりも、説明して理解してもらおうという気持ちが全くない。バーっと喋りまくって「って事でよろしいですよね?」ってな会話の連続。僕が理解できないって事は、母親のような人が理解できる訳が無い。あんまり頭に来たので途中で帰ろうかと思ったよ。なんなのだあれは。二度と行かない。ついでと言っては何なのだけど、明日から旅行に行くという弟のためにデジカメ&プリンタを買ってあげた(買わされた)。ちなみに僕はデジカメを持っていない。はて?(笑)。あ、買ったのはその量販店では無く、近所のコジマ電気なのであった。値段もコッチの方が安かった。デジカメ欲しいなあとは思うんだが「何を撮るんだろ?」という思いが過るたびに気持ちが削げてしまう。
1991/30/04/2005
 突然、友人から「これから井の頭公園に行くんだけど、一緒にボケーっとしない?」とのお誘い。特にコレと言った用事も無かったので、そのまま「いせや」で焼き鳥を買ってサタデー・イン・ザ・パーク。麗らかな日差しが気持ち良いねえ。一緒にやってきた愛犬くんも元気はつらつ。

 Tiger考察。思っていた通り、コレといってこれまでの操作性とあまり変化は無い。良い意味でも悪い意味でも・・・。最初につまずいたのはDashboardのWeather。ちっとも天気予報が表示されない、なんでだろ?と思ってたらココに回答が。Cityの入力欄にTokyoと入れたら、そこでReturnキーを押してAccuWether.comから情報を引っ張って来ないとダメなのね。そんなん分かるかっちゅーの。

 噂のSpotlightは確かにスムーズに目的の文書に辿り着く事ができるような手法を提供している。但し、仕事で使っているなら便利かも知れないけど、自宅で個人的に使っている人にはあんまり必要無いかも知れない(それなりに自分で探せる)。まあ、そのうち「Spotlightがあって良かった!」と実感する日が来るのだろう。今すぐって訳じゃないけど。

 Safari RSSは「だから?」って感じ。ブラウザ・レベルでのサポートってのは革新的なのかも知れないけど、何をどう使うとこの機能が便利なのかが今のところ理解できていない。RSSの機能をベタに使うんじゃなくて、これを使うとこんな便利な事ができるんですよ!という具体的な提案が欲しかった。ブックマークでの管理の仕方が今ひとつ良く分からんし。

 iChat AVの三面鏡チャットは、3人揃わないと試せないのね。当たり前だけど。

1990/29/04/2005
 これでもかって位に眠りまくった。まだ心がヒリヒリする。この状態は時間が経てば解消するんだろうか?。

 そうそう、今日はTigerが届く日なのだ。別にどうしても欲しい機能があった訳じゃないのだが、なんか目新しい事でも無いと気持ちが淀んでしまいそうなので。でも、この程度の変化じゃまるで追いつかないと思い、思い切ってApple Cinema Displayの23インチも購入。そう、今日は久しぶりのAppleの日なのだ。さっそくセッティングしてみた。心の準備はしていたのだが・・・デカい、やっぱデカい!(笑)。1920×1200。横に長〜い。表示は非常にクリア。良いんじゃない。ただ、せっかくの美しいフォルムに対して、これまで以上に気にかかるのがキーボードとマウスのケーブル。非常に美しくない。邪魔だ!。ってことはワイアレスのマウスキーボードを買えって事か?。う〜む。

1989/28/04/2005
 怒りと不安に震えて殆ど睡眠が取れないまま出社。昨日の部長経由の話を確認するため、親会社の担当者に連絡。「今日、ユーザ先に同行してもらえるんですよね?」。は?。また知らないうちに変な約束しちゃってるよ。慌てて準備して某ユーザ先へ。大阪からこのユーザの営業担当まで駆けつけるという。大騒ぎだ。

 某大手M電気の工場内の一室にて、ユーザより状況をヒアリング。この時点で、親会社の担当者が言っていた「今日の訪問目的」とは全然違うことを言われる。これは、調査のためにこちらが用意したデバッグ用のモジュールは全く必要が無くなってしまった事を意味する。一応の窓口は大阪から駆けつけた営業担当、その技術的フォローが親会社の担当者、その後ろに僕、という伝言ゲームみたいな歯がゆい状況が続く。名刺交換すら許されなかった。

 で、「障害」と言われた事象のヒアリングと再現確認。しばらく黙ってみていたが、営業担当も技術担当も異常に要領が悪く、ちっとも原因の切り分け作業に入れない。痺れを切らした僕は「こういう操作をしてもらえますか?」と技術担当に耳打ち。それが、これまた伝言ゲームのように営業担当に話が伝わって、やっとの事でユーザに話が届く。やってみたら僕の予想通りの結果が出て、原因を切り分ける事ができた。要は接続しているハードウェアの設定が正しく無かったのだ。操作はわずか30秒、ここに来るまで2時間を要した。この時点で初めて分かったのだけれど、ユーザが確認に用いていたのは1ヶ月前に提供したβ版であったのだ。数日前に完成した正式版マスターで同じ操作を試みてもらう。結果、こちらでは全く問題なく動作することを確認。つまり、原因1:ハードの設定が微妙だった。原因2:どちらにせよ最新マスターではちゃんと動作する。という呆気ない幕切れ。この程度の事ならわざわざ客先まで出向かなくても、きちんとヒアリングさえ出来ていればこんな大騒ぎをするこたー無かったのだ。なんなのこれ?。営業担当、技術担当のあまりの要領の悪さに閉口するしか無かった。まあ、解決したから良かったけど。

 今日で後輩が退職。数年前から、この仕事への適性などについて相談を受けていたのだが、いろいろ考えた末での決断であったようだ。次にやりたい事が(ボンヤリとではあるが)見付かったみたいなので、これで良かったのだと思う。正直、飛び抜けて仕事ができるというタイプでは無かったのかも知れないけれど、天性の実直さはうちの部内でもピカ一だったし、僕が最も評価していたのはその部分だった。その気質があれば何でもできるよ。大丈夫。頑張りすぎないよう頑張って欲しい。

 深夜に帰宅。もうクタクタ。限界。眠ります。

1988/27/04/2005
 何とかかんとかマスターフィックスの日を迎えた。これでやっとスッキリサッパリ・・・のはずだったが。

 親会社の技術担当から「顧客からこんな事象が起こってますよ」というメール。よくよく読むと、今回のリリースではサポートしない機能について言及している内容であった。はて?と思いつつ担当者レベルでメール&電話でやりとり。「この機能はサポート対象外なのに、なんで使おうとしてるんでしょうかねぇ?」ってな感じでその場はオシマイ。実際、その機能は全く動作確認をしていないし、ドキュメントにもその旨をキッチリ明記してある。

その後、再び親会社の技術担当から「サポート対象外なのは分かってますけど、どうしてこんな事象が起こってるのか推測で良いんで見解を貰えますか?」というメール。くどいようだが返信メールの冒頭に「サポート対象外」をこれまたキッチリ明記し、その上で発生している事象についての見解を述べた。述べた、って言っても何の動作確認もしていないので殆ど当てずっぽうに近い。だってその機能、動かした事すら無いんだもの。この辺りまでは、その技術担当とこちらの意識は「なんででしょうねえ?」というレベルで一致していた。

 問題はここから。突然、手の平を返したように技術担当から「この機能は今回のリリースで実装すると営業&技術レベルで合意済みのはずです。これは障害です。」とのメール。

 は?

 もちろん、そんな合意など有りはしない。つかアンタ、ついさっきまで「サポート対象外」という言葉すら口にしてただろーが!。何をどうしたら、こんなパラノイア的なメールを出せるんだ?。よくもまあ、いけしゃあしゃあとこんなことができるねえ。別件で別の技術担当と電話で会話した際にツッコンんでみた。僕「さっきのメールの件、あれ何ですか?」。担当者「いやあのその・・・」。僕「あの機能はサポート対象外って事で合意してますよねえ?」。担当者「いやでも、この機能はあの機能の一部として含まれるって話になってたような・・・」。僕「なってませんよ!。ドキュメントにも明記されてますし、打ち合わせの時も動作確認の時も一切、そんな話は無かったですよねえ?」。担当者「まあそうなんですが・・・」。僕「ちなみにユーザ提供はいつなんですか?」。担当者「明日、持って行きます」。僕「じゃあ今更どうこうって話でも無いんですよね?」。担当者「・・・」。僕「そちらがユーザにどのような説明をしたか知りませんが、少なくともこちらはそういう認識ですし、***さんも同じ意識ですよね?違いますか?」。担当者「そうなんですけど・・・@?#%$&’」。アホ臭くなったので、再度こちらのスタンスを明確にして電話を切った。今更、何言っとるねん。ムカツク。

 帰宅途中、部長から携帯に電話。僕の頭上を通り越して、向こうの上司からこちらの上司に話がエスカレーションしたらしく「少なくともNOという回答は無い」とのありがたいご指示。またこのパターンかよ。僕がこれまで必死にやって来た事、意味ないじゃん。明日の朝一で対策会議。もう怒りを通り越して何だか良く分からない状態。仕事って何だ?ビジネスって何だ?大人って何だ?ぐったり。

1987/26/04/2005
 DVDの半額レンタル、延滞2日で全く意味無し。

 King Crimsonのデビューアルバム「21世紀の精神異常者」。99年に発売されたリマスター盤は「本当にリマスタリングされたのか?」と疑ってしまう程、異様にモコモコしたサウンドであった。あまりにモコモコなので逆に「これは意図的なモノなのか?」と勘ぐったぐらいだ。それもそのはず、実はこの作品のオリジナルマスターは長らく紛失状態にあって、そのリマスター盤も69年に作られたジェネレーションの低いコピーを元に作成されていたのであった。モコモコしていて当たり前なのである。なるほどと言うかガッカリと言うか。

 月日は流れて2003年、ヴァージンの倉庫でこのアルバムのオリジナルマスターが発見される。それも曲間のクロスフェイドが作られる前の、カッテイング用マスターの前段階のマスターテープだったのだ。で、そのマスターが使われた最新CDがコレなのである。国内発売が待ちきれずにUS盤を注文してしまった(苦笑)。

 当たり前だが、一般的なリマスターによる音質向上とは分けが違う。今まで熱心に聴いていた「モコモコ」は何だったのか?と呆れてしまう程にクリアなサウンドである。「ムーンチャイルド」の幻想的なギターのイントロが、より幻想的に響き渡るのであった。練プ連の皆様、リマスター盤は数あれど、これこそ買いです。

 僕の好きなモノ:素晴らしい音楽に出会う瞬間、日常を忘れさせてくれる映画、会話のある夕食、「俺って天才かも」って思う瞬間(あっという間に消滅するけど・・・)、朝寝坊、天気の良い日に散歩、突然の「最近どう?」的なメール、自分の確信が他人と共有できた時、信頼できる人と過ごす時間、笑顔。

1986/24/04/2005
 丸一日、どろ〜んと過ごす。ちょっと散歩して、寝て、またちょっと散歩して、うどん食って、ゴロゴロしてた。この週末、ホントは実家に戻る予定だったのだが・・・ドタキャンが続いている。連休はどのぐらい休めるのだろうか?、つか休めるのか?。何の予定も立てられない。クリーニング屋に行くのを忘れた。映画観に行きたいなあ。
1985/23/04/2005
 予想通り休日出勤。僕が嫌いなモノ:小さな耳障りな音を延々と聞かされる事、つまらない事で待たされる事、時間的に拘束される事、怒号(自分に向けられたものじゃなくても)、答えを教えてもらえないクイズ、当たっているダメ出しを食らう事、他人のケツを拭く事、やる気を出せ!もっと上を目指せ!男だったら勝負しろ!お前ならできる!的な買いかぶり、そして休日出勤。
1984/18/04/2005
 久々に早く帰宅した。どうやら台風の目に突入した模様。21:00過ぎに自宅にいるなんて本当に久し振りだ。さて、何しよう。

 AdobeがMacromediaを買収。えっ!、マジですか?。コンテンツ作成ツールはAdobeの独占状態か。

 高田渡氏が死去。フォークには滅法疎い僕なのだが、記事中にもある「いせや」で午前中から一杯やってる姿を何度も見かけたっけ。ニュース23でインタビューを受けていた場所が、明らかに「いせや」の2階だったりね。フォークの神様、ほんとフツーに飲んでたからね。合掌。

 サンボマスターについて追記。音楽性とかサウンドとかは別段、これまでの他のバンドと取り立てて突出している訳じゃないのだ。ノリノリの今時ロックンロール。そんなバンドは星の数ほどいるのだけれど、なんつーか・・・真心ブラザーズに初めて接した時と同じような感覚とでも言えば良いだろうか。こいつらから放射されているこの異様なエネルギーは何なのだ!って感じ。言いたい事があって、出したい音があって、それを心の赴くまま、ダムが決壊するかの如くのパワーでグイグイ押しまくる。歌詞だって冷静に聴き返してみればこっちが恥ずかしくなるような照れくさい内容なのだけれど、そういうのも全部受け入れて、それでも尚ロックする。カッコ悪いのがカッコ良い。そんな姿が僕の何かを揺さぶったんだろうなあ。「ロックの初期衝動」なんつー言葉が頭を過る。

1983/17/04/2005
 なんとなくテレビを付けたらNHKの「トップランナー」って番組をやってて、その日のゲストはサンボマスターだった。新作の「サンボマスターは君に語りかける」はなかなか好盤で、ここ最近の僕のローテーションに組み込まれているのだが、実際の動く姿を観るのは今日が初めてであった。で、番組中のミニ・ライブで演奏された曲「歌声よおこれ」のイントロが始まった瞬間に、僕は不覚にも涙してしまったのだ。なんだろう、サウンドがどうこうとか、歌詞がどうこうって感じじゃなく、その佇まいと言うかロックする姿と言うか・・・何だろな、とにかくホロリと来ちゃったのだ。あれは何だったのだろう。最近の僕はどうかしている。

 映画「見知らぬ乗客」を観る。テニス選手として有名な青年が、列車の中で不思議な男に遭遇する。その男は互いに憎しい人物を殺すと言う「交換殺人」について語り始める。アルフレッド・ヒッチコックの秀作。ヒッチコックの映画はどれもそれなにの水準に達していて、映画的な魅力も満載なので基本的にハズレが無い。ただ、その作品から得る楽しみのレベルはどれもほぼ均一なので「予想通りに面白かった」というのが正直な感想。観といた方がイイとは思うのだが、急いでみる必要は無いって感じ。ふと、思い出したように「今日はヒッチコックでみ観るか」という接し方がベターかも。★★☆☆☆++。

1982/16/04/2005
 休日出勤。まったくもう。

 僕もイヤホンを購入。SHUREのE2cはカナル型(所謂「耳栓」タイプ)の中でもちょっとだけ高級品の部類に入る。音質はちょっと低音が上品かなと思うぐらいで、かなりのクオリティー。少なくとも僕が今までに使用してきたイヤホンの中では最高である。

 ただし、購入するまで気が付かなかったのだが、装着するためにはイヤホンを耳にはめて(突っ込んで)、コードを耳の前側から耳の上側に引っ掛けるようにして後ろに回して、コードが背中に来るようしなくちゃならない。これをiPodに接続するには背中から前にコードを回してこないといけない。要は凄く面倒くさいのだ(苦笑)。コンサートなどでボーカリストがモニタースピーカーの代わりにイヤホンを付けてるのを見かける事がある。そのコードは顎の下に来るのではなく、何となく背中を通して何らかの小型の無線機か何かに接続されてるだろうなあ、というアレ。とどのつまり、このイヤホンはアレなのである。プロ仕様。確かに音はイイんだが、使い勝手がねえ。困った。

1981/14/04/2005
 相変わらずヘビーな毎日。いや、帰りが遅くなるのはそんなでも無いのだけれど、空虚と言うか張り合いが無いと言うか、別に頑張ったってねえ・・・という感じ。イイもの作りたい!とか、構築美を極めたい!とかいう気持ちが衰えちゃった訳じゃないのだけれど。

 麗らかな春の日。せっかくお台場にいるんだからと、お昼休みに公園付近を散歩してみる。ベンチに座ってコンビニで買って来たハムサンドなどを食べながら、春の日差しを謳歌してみる。とそこへ、どこからともなく猫ちゃん登場。のそのそ〜っとやって来て、なついてくるでも無く。ニャーと泣く訳でも無く、眠そうな顔して昼食中の僕をジーっと見ている。腹減ってんのかな?とサンドイッチの切れ端を近くに放り投げてみる。すると、のそのそ〜っと近付いて来てムシャムシャと食べ、また僕をジーっと見ている。また切れ端をあげると、またムシャムシャと食べ、また僕をジーっと見ている。そんなことの繰り返し。そうか、お前も一人(一匹)か。仲間じゃないか。何も言わなくても分かるよ。一緒に春の日差しを楽しもうじゃないか。と思ったのも束の間、僕がサンドイッチを食べきると「なーんだ」という顔をして、のそのそ〜っと帰って行った。やっぱ目当てはそれかい。

1980/09/04/2005
 映画「モーターサイクルダイアリーズ」を観に行く。23歳の医学生エルネストは、親友アルベルトとともに中古のおんぼろバイクに駆って南米大陸を縦断する冒険の旅に出る。それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに10,000キロを走破する無鉄砲な計画だった・・・という物語。後のチェ・ゲバラとなる青年と友人の「並走する人生」を描いたロードムービーであって、行く先々での人々との出会いによって、その後の彼の未来を変えた重要な旅路ではあるのだが、一般的な「ロードムービー」というイメージで臨むと拍子抜けする。南米大陸の様々な風景はそれなりに旅のイメージを膨らませてくれはするものの、「痛快」とか「冒険」という感覚からは少し距離を置いた感じになっている。そういう意味ではかなり地味。悪くは無いけど、ドラマティックさは希薄だ。ちょいと尺が長いか。主役のガエル・ガルシア・ベルナルは「ラテンのブラピ」と呼ばれているそうな。確かにイイ顔をしている。★★☆☆☆
1979/07/04/2005
 記憶の為の記録。足掛け8年にも渡って携わって来たプロジェクトから(形式的にせよ)一端、外れる事になった。全く関連の無いところへ行く訳じゃ無いんだけど、これまで所属していたメインのプロジェクトは後進に任せて、今期からは(所属的には)別プロジェクトを担当することになった。それが例の「知ーらないっと言ってた件」の尻拭いである事はさておき、振り返れば8年、そう言えば8年、なのである。これはなかなか感慨深い。

 新しいチーム編成が発表されたその日から、各自それぞれが担当するプロジェクトに向かって動き出した。これまで僕が担当していた作業は、数人の若手リーダが引き継ぐ事になった(ってことは、これまでどんだけ働いてたんだ、俺?って話はある)。その夜、早速その若手リーダー達は今後の方針や作業の分担などのミーティングを遅くまでやっていたのだが、喫煙ルームに向かう僕がその横を通り過ぎたときに、これまでに感じた事の無い得も言われぬ複雑な心境になったのだ。それは「このミーティングに僕が参加していない」という事実を目の当たりにした瞬間なのであった。もの凄い喪失感、と言うか寂しさだなこれは、どちらかと言うと。助け舟を出すな、若いのにやらせなきゃダメだ、遠くで見守ってろ、と部長にも課長にも同じ事を言われた。それはもちろん理解できるのだけれど、答えが喉まで出かかっている状況をじっと耐え忍ばなければならない、という今の自分の状況を未だに自分の中で整理できていない。これは思いの外に難しい事なのであった。

 この8年間、それはそれは壮絶でドラマティックな出来事が山ほどあった。山のような英語のドキュメントを2ヶ月かけて翻訳し、初めてドライバが動いた時には腰を抜かし、スキー場で素晴らしいアイデアが閃き、 まだ動いてもいないのにパンフレットだけは着々と準備が整い、危うくパッケージのデザインがライオンがガォーの写真になりかけ、下に付いた後輩が女性ばかりでいつしか女学院と呼ばれ、やれ障害が出たと聞けば北の国まで飛んで行き、やれパッチを配れと言われれば山奥の廃れた列車に揺られ、米国では特許が成立し、西ドイツの展示会に出向き、中国でお腹を壊し、最初は2人で始めた小さなプロッジェクトが今や100名体制。何百本売れた、何千本売れた、何万本、何十万本、そして今年はいよいよ百万本の大台に迫る勢いである。とにかく、エピソードには事欠かない、もの凄く濃縮された8年間であった。

 気が付けば僕も30代半ば。いよいよこれまでの作業は後進に任せて、その上に立たなければならない立ち場になりつつある。外された訳じゃ無い、って事は重々承知しているのだが、それでもこうやって蘇ってくるいろんな出来事の数々が僕の感情を強く揺さぶるのである。バトンを渡した後輩達は皆、僕の予想以上に責任感を持って任された仕事に取り組んでいる。僕が彼らの立場だったら「え〜っ、できないよぉ」って言ってただろう。彼らのモチベーションというか、大きな仕事を任された責任感というか、スゲーなあって思う。もしもそれが、僕がこれまでに築き上げて来た何かに触発された結果なのであったら、それがホンの少しの部分であっても、こんなに嬉しい事は無いのだが・・・さて、どうだろう。

 そして僕はこれから何ができるのだろう。暫くは彼らの立ち上げに協力する立場なのだろうけれど、それが軌道に乗った後、僕は彼らを導くような人物になれるのだろうか?。分からない。全く自信は無い(カリスマ無いしなあ)。しかし、8年前の僕は今の僕を全く想像だにしていなかったのも事実。当面の僕の仕事は目の前で燃え盛っている大火事を早急に鎮火させ、そこに小さな花を咲かせる事である。そんなところに花なんて咲くわけないじゃん!ってところに花を咲かせる事ができれば、その喜びも大きいはずだ。行けるところまで行ってみよう。なんかあんだろ、そこには。嬉しい事と悲しい事は交互にやって来るのではない。同時にやってくるのだ。

1978/04/04/2005
 休日出勤。大した事してないんだが、凄く疲れた。なんで?。つか、こんな生活、いつまで続くんざんしょ?

 映画「ビッグ・フィッシュ」を観る。度重なる父のホラ話で親子関係が疎遠になっていた息子。だが、母から父に死期が迫っていると聞かされた息子は、気まずい思いで帰郷する。しかし、病床にあっても相変わらずの父の大ボラ吹き振りにウンザリするものの、幼い頃に聞いた父の冒険譚に、いつしか息子は引き込まれてゆく・・・という物語。監督ティム・バートン、主演ユアン・マクレガー 。息子は父親の姿を彼のホラ話でしか知らない。なのでそのホラ話に沿った形で父の人生を振り帰って行く、という設定が面白い。ホラ話を映像化するんだから必然的にファンタジーになる訳で、そこはティム・バートンの十八番なのね。なるほど。でも、単純なファンタジーと見せかけて、実は純粋な家族物語として現実に結び付いて行く様が非常に美しいし、とても共感できる。恥ずかしながら、終盤では久々に顔をクシャクシャにして涙してしまった。その人の人生の大きさみたいなものは、人生の最後のイベントで初めて明らかにされる事もあるんだよね。凄く素敵なお話である。必見。★★★★☆。

1977/04/04/2005
 今の気分を例えて言うなら、お伽噺に出てくる魔女がトカゲのシッポやら何やら、得体の知れない怪しげな物の数々を大きな壷に放り込んで、グツグツと煮込んでいるような感じ。最終的に完成するのは魔法の薬か?それとも毒薬か?ただの変な液体か?まだ誰にも分からない。もうちょっと煮込んでみよう。グツグツ。

 映画「ネメシス」を観る。劇場版スター・トレックの・・・第何作目だろう?(苦笑)。トレッキー以外にはお勧めできない感じ。映画としてはそれなりに良くできている。★★☆☆☆。

1976/02/04/2005
 と言う訳で久し振りにブチ切れモード炸裂なのだが、結局は「僕もそういう年齢になった」という事なのだと思う。はっきり言って、世の中賢い奴ばかりじゃない。情に深い人ばかりでもない。常識の範囲も人によって様々。昔だったら「ふざけんなバカ!」と一喝すればそれで済んだような事でも、いろんな事情があっての現在の状況である、という事実を受け止めなければならない。全く持って上手く言えないんだが、要はそういう事だ。大人として社会で生きて行くには、要求されるハードルの高さも、ヘビーなプレッシャーも、日に日に厳しくなっていくのだ。「責任」という言葉で括れるかどうかは微妙だけれども、ただ単にフツーに生きて行くという範疇にコレは含まれているのだろう。年齢を重ねると言う事は、受け入れなきゃいけない事の範囲が広がるって事なのかも知れない。

 会社始まって以来のビッグ・プロジェクト。その大争乱の中心に身を置いている。今の状況はこれまでの僕の思考パターンでは理解できないだろう。理解できないから「や〜めっぴ!」するのか、全く違う価値観を身に付けて行くのか、運命の分かれ道なのかも知れない。さっき母親と電話で会話したときに、かつての父親がどういうスタンスだったのかを、それとなく聞いてみた。仕事に対して非常に「どん欲」だったらしいのだ。これにちょっとした衝撃だった。僕が接していた父親の姿からは全く気が付かなかった事だからである。今、父親が生きていたら、僕にどうしろと言うだろう。

 全く持って考えはまとまっていないのだが、ともかく違うレベルへ移行しなきゃいけない時期である、って事は分かったような気がする。もう少し考えてみる。

1975/29/03/2005
 例の「知ーらないっと」と言ってた件、どうやら大人の論理で強行突破しちゃいそうな雰囲気。今となっては誰もその不条理さを指摘しなくなった。な〜んだ、間に合うんじゃん!的な感じになりつつある。 ドサクサに紛れてか、そのプロジェクトのフォローをしてくれという話になった。設計書も仕様書もなーんにもない、担当者の説明も無いモノをどうやってフォローしろというのだ。結局、ソースコードを眺めてエラーメッセージをちょこちょこっと修正しておしまい。こんな状況でどんな才能のある奴を投入したって何の力にもなりゃせんのよ。あほくさ。 そんな経緯でそのソースコードを見たのだが・・・もう、この状況を言葉で表現するのが不可能なほどヒドい内容。なんじゃこりゃ。こんなもんを人様のパソコンに入れようってのかね。罪の意識とか無いのかしら?。殆ど詐欺じゃんコレ。タイムリッミットは31日。結果的に強行突破してもしなくても、このバカなソフトを今後も面倒見て行かなくちゃならんという事実をどう考えているのかね。頭悪すぎて話にならん。

 仮に強行突破ができたとして、そのプロジェクトを担当してた人(元はと言えばこの人の煮え切らない態度が事の発端)は「ピンチを切り抜けたヒーロー」ってことになるんだな。で、その人はそこでサイナラ。この壮大な負の遺産を引き継ぐのは誰なのよ。って僕かよ!。マジ、暗くなって来た。責任取るべき人が責任取らない世界なんて真っ平ご免だ。辞めたろか?。潰したろか?

1974/28/03/2005
 映画「イノセンス」を観る。いや、観てない。途中で観るのをやめた。なんですかこれは?★☆☆☆☆
1973/27/03/2005
 映画「チャイナタウン」を観る。1930年代のロサンゼルス。水源電力局の最高責任者である夫の浮気調査に携わった探偵のギテスは、徐々に周囲に不穏な空気が漂い始めるのだった・・・という物語。監督は名匠ロマン・ポランスキー。主演はジャック・ニコルソン 、フェイ・ダナウェイ。1970年代にハリウッドが量産してきた所謂「フィルムノワール」系の退廃的なムードに満ちたハードボイルド作品である。DVDの特典映像で監督自身が語っているように、今の時代では絶対に撮れない種類の映画ではある。必要以上に説明しない・・・いや、逆に足りないんじゃないかと思う程の淡々を展開していくストーリ。派手なアクションなど一切なし、どこまでも落ち着いていて、ドキドキハラハラではない緊張感が作品全体を包んでいる。今、仮にこの作品を作ったとしても、絶対にヒットしないだろうし、最後はハッピーエンドにされてしまうだろう。そういう「巨悪の前には、一個人の正義とか感情とかは無力」といった流れを汲んでいる。なので今、改めて観ると物足りなさを感じる人がいても不思議じゃないだろう。僕もその一人。★★★☆☆
1972/25/03/2005
 映画「Kill Bill Vol.2」を観る。復習を続けるブライドの次なる標的はビルの実弟バド、かつてのライバルの登場、ブライドが中国で修行した日々も回想され、いよいよ真の敵ビルまでたどり着く・・・という物語。監督、出演はVol.1と同じ。前作よりもブライドとビルの関係がより深く描写されていて、よりストーリーに引き寄せられる。最後のビルとの決闘の素早さ(北斗の拳?)は意外だったが、それよりも印象に残ったのはダリル・ハンナ演ずる女殺し屋。これが異様にハマっているのだ。「スプラッシュ」の人だよねえ。なんでこうなっちゃうかな、女ってコワい。いろいろと紆余曲折があってVol.1とVol.2に分けたらしいのだけど、この英断は正解だったように思う。TVシリーズ的なキャラクター設定の妙と映画的なスケール感のめでたい結婚。ただ、やっぱり「レザボア・ドッグス」や「パルプフィクション」のようなクールさは非常に希薄で、どこまでも続くタランティーノの趣味の世界ではある。この路線はこれで打ち止めにしないと次はヤバい。★★★☆☆++
1971/23/03/2005
 映画「東京原発」を観る。東京に原発を誘致する!という都知事の爆弾発言に都庁は喧々囂々の大騒ぎ。推進派、反対派それぞれのもっともらしい意見が入り乱れて会議室は戦場と化し、議論が白熱する中、強引に原発誘致を推し進めようとするカリスマ都知事の真の狙いが明らかになる・・・という物語。主演に役所広司、段田安則、平田満、岸辺一徳、吉田日出子などが脇を固める。原子力発電所の必要性と、その安全神話を根本から覆して行くレトリックが面白い。どちらもそれなりに説得力があり、登場人物と同じく自分が「最初は推進派」その後「反対派」となっていく様がリアルに感じられる。前半の殆どが原発誘致に関する会議のシーンに費やされていて、密室劇っぽい雰囲気が楽しめる。がしかし、後半のプルトニウム輸送トラックがジャックされる辺りから俄に状況が怪しくなる。取って付けたようなどんでん返しのどんでん返しになっていて、せっかくのリアリティが台無しである。惜しい。★★☆☆☆。
1970/22/03/2005
 映画「Kill Bill Vol.1」を観る。 結婚式の真っ最中に襲われ、夫を殺され自らも頭部に銃弾を受け昏睡状態に陥った「ザ・ブライド(花嫁))」は4年後に蘇り、復習のために沖縄に住む刀匠・ハットリハンゾウから託された一振りの刀を手に孤独な戦いを挑む、という物語。監督&脚本クエンティン・タランティーノ、主演ユマ・サーマン 。相変わらず、タランティーノの日本映画(70年代のおバカ任侠作品)オタク振りが伺い知れる大仰で刺激的な作品である。ホント、好き勝手にやっている良い意味での「無茶苦茶」感、悪い意味での「寄せ集め」感が凄まじい。 

特筆すべきは、登場するキャラの設定が異様に濃いって事だろうか。ユマ・サーマン、ルーシー・リュー 、ダリル・ハンナ等の持つ女優的なイメージをことごとく破壊しているし、栗山千明が演ずるゴーゴー夕張も結構エグい事になってる。とは言う物の、ゲスト扱いのサニー・チバ(千葉真一)は、なんかフツーのオッサンみたいでオーラが無かったなあ。まあ、タランティーノの個人的なレスペクトなんだろうねえ。

 それと、とにかく最初から最後まで遠慮無しの暴力描写且つ流血のシーンが延々と続く。日本刀をバンバン振り回して、腕とか首とかがバンバンとチョンパされる。そういうのが苦手な人は全く受け付けないだろう(これ、テレビで放映できんのか?)。個人的に、タランティーノ作品では最初の「レザボア・ドッグス」のクールで且つ過激な作風が好きだったのだが、こちらはもっとマンガっぽい雰囲気だ。これが21世紀のタランティーノなのだろうか。インパクトはあるけど、深みは無いねえ。いや、そんなに悪くは無いのだが。

 ちなみに、この作品は故深作欣二監督に捧げられている。これもタランティーノのレスペクトなんだろうけれど、深作氏は任侠映画を撮った事は無いんだよねえ。はて?・・・(苦笑)。★★★☆☆。

1969/21/03/2005
 映画「インファナル・アフェア II 無間序曲」を観る。前作「インファナル・アフェア」のプレ・エピソードであり、この映画の最大のテーマである「ダブル潜入」の始まりが描かれている。ゴッドファーザーのパート1とパート2の関係、と言えば分かりやすいだろうか。

 主演は前作でほんの一瞬、回想シーンなどで登場していたエディソン・チャンとショーン・ユー。それぞれ後のアンディ・ラウとトニー・レオンになるのだが、この2人が必要以上に男前(笑)。それに負けない位に内容の方もスリリングで面白い。エンディング近くにキャストが全員集合する緊迫したシーンでは、マフィアのボス(No.2の暗殺を試みる)、かつてNo.2だった男(ボスの家族を監禁)、それを追う刑事(ボスの父親の暗殺を手引き)、ボスの異母兄弟で子分(実は潜入捜査官)、刑事の部下(実は潜入マフィア)、という何だか良く分からないけど凄い構図が繰り広げられる。ほんの1シーンでこれだけ複雑な関係を表現していて、「この先どうなっちゃうの?」感が怒濤の如く押し寄せてくる。。凄まじい展開である。

 このシリーズ、香港版ゴッドファーザーとの呼び声も高く、春には第3章「インファナル・アフェア III 終極無間」が公開される。さて、どうなっちゃうんでしょう。久し振りに、次回作が楽しみな作品。★★★☆☆++。

1968/20/03/2005
 ホリエモンより村上ファンドの村上世彰氏の方がキャラ的に断然、面白いと思うんだけどな。あの眼光は何かヤバいものを秘めているような気がする。

 「よく眠れる音楽」と聞いて思い出すのは、まずはThe KLFの「Chill Out」。なんつーか瞑想系。元を辿ればBrian Enoの「Ambient 1: Music for Airports」に行き着くのだろうか?。確かイーノ本人は「こんな音楽が空港で流れていたらイライラするだろうな」という皮肉を込めて作った、という話を聞いた事があるのだが、出張でドイツに行った時にハンブルグ空港でこの音楽が本当に流れていたっけ(苦笑)。所謂ひとつの環境音楽系。最近のお気に入りはGlobal Communicationの「76:14」。なんでも「アンビエント・ミュージックの大傑作」なのだそうで、「大傑作」と言われても内容はやっぱり「ほわ〜ん、ぽよ〜ん」ってな感じで、その差はあまり分からない。分からないけど良く聴いている。

1967/19/03/2005
 そろそろ春の足音が・・・

 サイトのレイアウトを変更。実は去年からシコシコと作り続けていたのだが、仕事がバタバタし始めちゃったので、ずーっと中断しっぱなしの状態だったのだ。かなりヤッツケ仕事っぽいので、今後も少しずつ微調整をして行く予定。ホントはMovable Typeとか使ってBlogっぽい事もやってみたい気もするのだが、原本を単純なテキストで管理したいのと、そこまでやるエネルギーも時間も無い、っつーのがある。誰か手取り足取り教えてくれないかしら。

1966/15/03/2005
 デスマーチの考察。曰く
デスマーチとは端的に言えば「もともと破綻する運命にあるプロジェクト」で す。開発期間がもともと必要量より少なかったり、必要な開発者がほとんどい なかったり、もともと無理な性能を要求されていたりする時に起きます。
 もう、これ以上でも以下でもないのである。最初っからダメだと分かっているのに、何らかの(とても奇妙な)要因によって、そのプロジェクトにGOが出てしまうのである。一端の大人であれば最初の時点で判断ができるもんなのだが、できない人に限って重要な役職に就いていたりする。大人の世界って不思議。
デスマーチが本当に恐しいのは、それが洗脳を伴うからです。軍隊で新兵をし ごいて根性を叩き直すのと同じです。軍隊は、人殺しが仕事であり、毎日が殺 すか殺されるかの瀬戸際にあります。まともな精神ではこんな特殊な状況に適 応できません。だから一種の洗脳をほどこして、軍隊の考え方を叩き込むので す。説得や理解ではなく、文字通り「叩き込む」のです。
 これはプロジェクトの渦中にいる人のそうなのだが、その周囲にいる関係者も「ああ、あそこのプロジェクトは火を吹きまくってるからなあ・・・(苦笑)」と、いつのまにかブラック・ジョークのネタにしてしまうのである。そういう僕も、当初のハラハラドキドキ感は次第に薄れて来て、お手上げ状態がずーっと続いていてそのまま手を上げっぱなし、みたいな感じになってきている。恐ろしいもんで、ずーっと手を上げていると、それが当たり前に思えてくるのだ。ふぅ。
デスマーチが進行すると、そこに適応できない人の士気が低下し、適応できた 人の士気は向上します。この差がトラブルを引き起こします。ハイになった人 にとって、なぜこの期に及んでやる気をなくしている人がいるのかが理解不能 なのです。
 ここ最近、僕の近隣で繰り広げられてるシーン。現場に近ければ近い程、状況に対してクール(諦めの境地)であるのに対し、上に行けば行く程「この状況を打破しなければ」的な悲劇のヒロイズムが某著に現れてくる。現場のムードを全く感じ取る事無く「全力で対処させていただきます」なんて回答を出しちゃうのは、この辺りの論に該当するのだろう。詐欺じゃん、それ。
 開発者に「無理だ」と言われたプロジェクトに対して「そこを何とかお願いし ます」と言ったとき、「わかりました。なんとかしましょう」とだけ言われた としたら、何かが根本的におかしいことに気がつくべきです。なんとかできる ということはつまり無理ではなかったということです。「わかりました。そのかわり・・・」と何らかの妥協条件がつかなくてはなりません。
 当たり前の話なのだが、求められている機能と提供までのスケジュールが噛み合ない時には、どちらかもしくは両方の一部をトレード・オフしなくちゃならないのである。人を増やすとか、倍の時間働くという解も無い訳ではないが、その場合はプロジェクト管理の難しさと品質的なリスクを背負わなければならない。この解を選択したプロジェクトで成功した例は、少なくとも僕が見て来た範囲ではひとつもない。男だったら断る勇気を持て!。なぜなら、それがお互いにとってベストな場合もあるからだ。もう21世紀なんだから「死ぬ気でやれば何とかなる」って考え方はやめませんか?。そういう人はもう必要ありません。
1965/12/03/2005
 アホくさい日常を完全に忘れつつ、旨いモンを鱈腹に食らう。やっぱ、こういうのが無くちゃダメよねえ。つーか明らかに食べ過ぎ(苦笑)。
1964/11/03/2005
 1月に「知ーらないっと」と言ってた件、怒りを通り越して、驚きも過ぎ去って、呆れ果てるのにも飽きたこの頃、最近では感覚が麻痺したのか、あまり何にも感じなくなって来た。何を隠そう、まだ先送りが継続中なのである。これが一端の大人のやる事かねえ。とうとう明日、相手先の会社のお偉いさんやら何やらがウチの会社に乗込んで来て、作業状況を監視するんだそうな。見張り、と言うか逆の意味で人質か。どっちもどっちって感じで、誰もこの状況は誰も救えないだろう。上の人は見事に知らぬ存ぜぬを決め込んでいるし、このままタップリとリスクを充電して4月の初旬に大爆発するんだろうて。こりゃ間違いなく何人か首が飛ぶね。ある意味、この先どうなっちゃうんだろう?ってのに興味がある。

 一応、ちゃんと経緯を書いておこうか。事の発端は去年の末。例の相手先の会社が某大手企業にとあるシステムの提案をしたんだわ。その提案つーのはウチの会社のシステムを元にしてるんだけど、存在しない機能やその時点では実現不可能(少なくとも可否の判断に膨大な時間が必要)な機能、おまけに無茶苦茶なスケジュールを勝手に提案書に書いちゃったのね。もちろんその提案書はウチの現場レベルの関係者が目を通してて「こんなこと勝手に書かれちゃ困りますよ」って突っぱねてる訳だ(と聞いている。この辺りの真偽も今ひとつハッキリしてない)。それを勝手に無視して、勝手に提案しちゃって、恐ろしい事にそれが通っちゃったって訳。で、ややこしいのがウチの会社と相手先の会社との関係。規模と言うか政治力というか、ウチの会社は圧倒的に立場が弱いんだな。僕の上司の上司の上司辺りのレベルで「やってくれるよな!」「はい、やります」みたいなやり取りがあったとか無かったとか・・・(つか、どー考えてもあったんだが)。さすがに僕のレベルでも「こいつはどう考えてもヤバい」と思い、やっとの事で関係者を集めて、沈没の危機に瀕している船の状況を(ムッとされながらも)必死こいて説明した。このままでは全滅しますよ、と。

 で、そこで出た結論。上司の上司の上司「やるしかない(の一点張り)」。上司の上司「・・・」。上司「(会議の後で)まあ、言う事は言ったんだから良いんじゃない」。現場の担当者「だって上がやれって言うんだもの・・・」。結果、どうなった?。僕の言った通りになったよ。信じられない事に、ウチの会社は未だに「なんとか間に合うように頑張ってます」というフリをし続けている。相手先の会社は「だって、やるって言ったじゃん」とばかりに強行に押してくる。その挙げ句の果てが前述の「見張り」なのだ。見張ったって状況は何も変わらないのに。 恐らく相手先の会社でも現場レベルでは状況は分かっているんだ。向こうでもウチの会社と同じような「上司の上司の上司が言ってるから・・・」的なことが起こっているのだろう。なんですかこれは?。僕はかなり早い段階からアラームを上げた。このままじゃマジやばいっすよって何度も言った。けど、何も変わらなかった。どうしろと言うのだ。僕はこの件の直接的な担当者ではないのだけれど、そのベースとなる部分はにはかなり関与しているプロジェクトである(こんなものをプロジェクトと言うのもアホらしいのだが)。だから完全に無視を決め込められないのだ。どうしてこんなことで僕が戦々恐々としなくちゃならんのだ。あーアホくさ。書いててアホらしくなってくる。もう、どうにでもなれ〜。願わくば、跡形も無くなる位に大爆発してくれ。

 この件とは別に、今日はやる気のある面々と見事な連係プレーが出来た。全員、本気で精一杯に取り組んでたもんね。一瞬、全てがパーになりかけた場面もあったりしたけど、それも何とか無事に回避。お偉いさんが絡んでないと、なんでこうスムーズに事が運ぶかねえ。これに関しては少しだけ充実感を得られた。こんなこと久し振り。

1965/10/03/2005
 朝、ドライヤーを洗面台のコンセントに差し、スイッチを入れてみたがウンともスンとも言わない。ん?と思い、そのままドライヤーを手に別の部屋に移動、確実に生きているコンセントに差し直し、再びスイッチを入れてみる。やっぱり動かない。その後、別の小型ドライヤーを取り出し、洗面台のコンセントに差してスイッチを入れてみる。ちゃんと動く。ってことは間違いなく最初のドライヤーが壊れている。

と、ここまでの作業を何の躊躇も無く、もの凄く自然な流れで遂行していた僕。これって障害発生時の原因切り分け作業と全く同じじゃないか。職業病(苦笑)。

 PINK FLOYDの「ザ・ウォール・ライブ アールズ・コート 1980-1981」を聴く。パンク・ブームが吹き荒れる中、プログレ・バンドが次々と絶滅していった頃の80〜81年に、殆ど唯一成功を収めたと言っても過言じゃないアルバム「The Wall」を引っさげた伝説のツアー音源。実際のコンサートでは進行に合わせて大きなブロックが次々と積み上げられて大きな壁となり、ラストではその壁が激しく崩壊するといった演出が行われたそうな(おかげで収支は大赤字だったとか)。このアルバムと同時に同名の映画も製作された。

 フロイド・ファンの間でもアルバム「The Wall」は好き嫌いが分かれるアルバムである。それは傑作「エコーズ」「狂気」「炎」の幻想的であり且つポップであった頃のピンク・フロイドに思い入れが強ければ強い程、「The Wall」は名作であることは認めつつも、それまでの作品とは異質に感じられるのである。サウンドが大きく変わった事(幻想的な音場は控えめに、よりタイトになった)、メッセージ色が強くなった、初のアルバム2枚組でありつつ全面を使った壮大なロックオペラあったこと、などがその大きな要因として挙げられる。正直、僕も嫌いではないけれど、そのサウンドの変化があまりに突然に感じられたのである。

 ところがこのライブ盤を聴いてみると、その演奏はちゃんと「エコーズ」「狂気」「炎」の延長線上にある事が良く分かった。時代の流れか1曲1曲の時間は短くなり、よりタイトに変化はしているものの、紡ぎだされるサウンドは間違いなくピンク・フロイドそのものなのである。個々の楽器の音像がはっきりしないミックス(もの凄く音の良いオーディエンス録音みたい)なのが少し残念なのだが、大きな会場の真ん中にピンク・フロイド・ワールドがボンヤリと出現したような印象であり、これは意図された事なのかも知れない。逆説的に「The Wall」のイメージを変貌させられた一枚。

1964/08/03/2005
 Winnyで売り上げ下がらず? 研究成果発表。なかなか面白い記事、つーかかなり正論。ちょっと考えれば割と予想できる分析結果ではある。
田中助教授は、「オリジナルがほしい人はコピーの有無にかかわらず購入し、コピーを利用する人はコピーを禁止されても購入するわけではない。両者の需要が違うため、影響はないのではないか」と分析した。
 至極、真っ当なご意見。だから言ったじゃない。但し、記事中にもあるように、著作権保護の適切な水準が必要なのは確か。あれだけ騒がれたのに、やっとこさっとこマトモなデータが出て来たねえ。もう既に世間の流れは脱CCCDなんだけど。

 アクリルアミド。炭水化物が多い高温加熱食品に含まれる有害物質なのだそうな。で、要注意食品はフライドポテト、ポテトチップス、コーヒー、パン、トースト・・・げげげげげ、めちゃくちゃ食ってるやん!。今更そんなこと言われても。

 Vision Station。マルチモニタならぬ半球面モニタ。これってゲームとかシミュレーターぐらいにしか使い道が無いような。アフターバーナーを思い出してしまった。「大きくてグリングリン動く筐体」ってのは言い得て妙。

1996/06/03/2005
 もの凄く疲れたので・・・いや、ものスゴ〜〜〜〜〜〜く疲れたので、丸一日を漠睡に費やした。せっかくの休日が勿体ない。でも、動く気力が全く無いんだから仕方ない。こんな日々がいつまで続くんだろう。

 眠りながら考えた。ひょっとしてスピルバーグ監督ってもう終わってるんじゃないだろうか?。 「ジョーズ」が映画界に与えた衝撃度ってのは凄かったし確かに名作だとは思うのだが、それ以上に重要なのはそれまでのアメリカン・ニューシネマ的な業界の指向とか作風とかの息の根を完全に止めてしまったことだ。「ジョーズ」以降における「ハリウッド映画」というイメージの指し示すところは、芸術性よりも娯楽性を優先させた大エンターテイメントとしての映画、といった物に変貌する。後のスピルバーグ氏の言動などを垣間みると、本人はあまりその事を意識していなかった節がある。作りたい物を作っていたら、いつのまにか映画業界が変貌してた、ってところなんだろう。そういう意味ではスピルバーグ氏には罪は無いのかもしれない(好きな監督では無いが・・・)

 そして「未知との遭遇」や「E.T.」など、娯楽大作でありながら時代のマイルストーンとして確実に記憶に残る作品を次々と世に送り出す。そして「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカス監督との出会いにより「レイダース」「インディー・ジョーンズ」で、強烈なトドメを指す事になる。スピルバーグが作りたい映画と、世の中(映画会社)は欲しがっていた映画が一致していた、ある意味で幸せな、ある意味で後戻りができない行進のような、そういう時代であったと思う。

 この後、スピルバーグは明らかにオスカー狙いと受け取れる作品を連発することになる。「カラーパープル」「太陽の帝国」「シンドラーノリスト」。金が儲かった後はやはり名誉が欲しくなるのだろうか?。やっとの事で念願のオスカーを手にした後、なんとも掴み所のない、映画としてはどうでも良いような作品が続く。その真骨頂が「A.I.」であり「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」であり「マイノリティ・リポート」であり「ターミナル」となる。それぞれ興行的には成功を収めているのだが、映画としては歴史にも記憶にも残らない「薄い」作品と言わざるを得ない。そして次はトム・クルーズと再び組んだ「宇宙戦争」である。やっぱり話題になるし、それなりにクオリティーも高いのだろうけど、映像的な革新性とは別に、この作品も「薄い」のであろうことは想像に難く無い。

 誰も指摘しないけれど、スピルバーグは現役の映画監督として、もはや時代遅れなのでは無いだろうか?。大物俳優と組む、莫大な制作費をつぎ込む、ツボを抑えた監督としての手腕、それらは誰もが認める実力なのだけれど、その実力ってのは今考えるととても大時代的な感じがする。面白いけど記憶に残らない、商品としてはそれでも良いのかも知れないけれど、なんつーか、どこかのあるタイミングから安全パイな職人になちゃった感じがするのである。まあ、あそこまで大物になっちゃったら、あんまり冒険も出来ないんだろうというのは分からないでもないんだけどね。他の大物監督も似たようなもんだから。少なくとも、こんな風な映画業界に変えてしまったのはスピルバーグであるのは間違いない。近いうちに、その反動が来るような気もする。今のバート・バカラックやバニー・マニロウがダサい音楽家の代名詞になっちゃったのと同じような時代が来るという意味で。

1995/05/03/2005
 休日出勤。実働5分。何なのだコレは?
1994/02/03/2005
 当初の理想論なんかとっくの父ちゃんに忘れ去られてるんだよな。結局、誰の役にも立たない無味乾燥な作業をドタバタしながら片付けて行くだけ。こんな状況が何ヶ月も続いていて、皆の士気が下がりまくってる状況で「みんなで力を合わせて」なんて言ったって誰も聞く耳持たんつー話だ。なんでこんなに品質が悪いかの原因を本気で分かってないみたいだ。マジかね?。大丈夫かね?。できれば信じたくは無いけれど・・・。単に今の状況を強行突破したいだけなんだったらまだ話は分かる。さて真意はどっちだ。
1993/01/03/2005
 いや〜今日はスゲー働いた。一日があっという間。

 Macにおける10の失敗

  • Apple Pippin(なんでゲーム専用機なんかに手を染めたんだろう)
  • OpenDoc(結局、何だったのか分からなかった)
  • Mac TV(TVを観れるMacねえ)
  • Mac XL/Lisa(失敗かもだけど、大事なマイルストーン)
  • Microsoft Word 6.0(噂は聞くけど使った事は無い)
  • Copland(あ〜あったあった、というか無かった)
  • eWorld(まあ、パソコン通信自体がもう無いからね)
  • Puck Mouse/Kiddie Keyboard(マウスの上下が分からなかったな)
  • Flower Power/Blue Dalmatian iMac(確かに気色悪かった)
  • Macintosh Portable(7kgのポータブルかぁ)
1992/28/02/2005
 今月はストレス月間だった。僕のストレスの傾向は概ね決まっている。その1)ほんのちょっとだけ気の重くなるような事柄が運悪く連続するとき。その2)こちらが意図しないタイミングで(たぶん運悪く余計な一言を僕が言ったせいで)相手を怒らせてしまったとき。その3)結果的に誰かに迷惑をかけたとき。その4)熱中して楽しめるマイブームが無いとき、もしくは楽しみにしている何かが無いとき。その5)おまけに体調が優れないとき。その6)自分に能力が無い事を思い知らされたとき。その7)自分の時間が取れないとき。その8)天気が悪い。今月はこれらが全部いっぺんに来た。そりゃダウナーになるわさ。でも2月も今日でおしまい。明日からキチっと気分を切り替えないとな。さーさー全部忘れて寝よっと。

 ディカプリオ、残念でした。あんたはまだ若い、まだまだこれからっす。スコセッシ、もっと残念でした。グレちゃうんじゃないかしら。お仕事的な大作じゃなくて、撮りたい映画を撮る方が良いんじゃないかしら。

1991/25/02/2005
 何だか知らんが物凄い勢いで怒られた。普段はあんまり声を荒げて怒ったりしない人なのだが、物凄い絶妙なタイミングで、物凄い気に障ることを言っちゃったみたい。つーか、全くこっちに情報が来てないので「聴いてないですけど〜」って言っただけなんだけど、それが「本来はお前がやるべき事だったのに、それを拒否しやがったからオレがやってやったんじゃねーか、それを知らんとはどういうつもりだオイコラ」と勝手に怒りだす始末。わりーけど拒否なんかしてませんから。あーたが勝手にやってたんでしょ?。それを何で怒ってんのか分かんないけど、そんなに怒ってるんじゃこっちが謝らないと収まらんじゃないか、ってなぐらい怒ってた。訳分かんないけど、あんなに怒られるとさすがにヘコむ。何だったのだろうな、あれは。怒られ損。

 怒られ損は別に構わんのだが、自分のしでかした失態の尻拭いを僕にハメようとする輩はいるわ、問題を解決する振りして実際には先送り&他人任せにしてる輩はいるわ、しらーっとその場からいなくなる輩はいるわ、なんつーか誰も頼りにできんじゃないか。全滅状態。去年から言い続けている問題点は何一つ解決してないしなあ。そもそも解決しようって気がないでしょ?。もー本格的にほっとこ。付き合いきれん。

 つー訳で今月はなんかダメダメな感じ。風邪もひいたし、心も疲れた。のんびり温泉でも行きたいなあ。ふぅ。

1990/23/02/2005
 映画「ロスト・イン・トランスレーション」を観る。文化や言語の違いにメランコリーな、東京(TOKYO)のアメリカ人を描いたロマンチック・コメディである。タイトルは「翻訳の過程で、意味やニュアンスが失われる」という意味。この作品中にもそんなシーンがいくつか登場する。CM撮影の為に来日したハリウッドの映画スターと、カメラマンの夫に同行するも、ホテルに取り残された若妻が、お互い気持ちを理解し合う。それだけの物語なのだが、淡々と映し出される東京のシーンと、どこにも居場所が無いという異邦人的な「寂しさ」がとてもマッチしている。東京って街は孤独が似合うのだ。この作品の善し悪しを判断する大きなファクターはこの「寂しさ」をどこまでリアルに感じられるか、にあるような気がする。どことなく居場所が無いような感覚。僕にはリアルに感じられた。ただ、このセリフの少なさでオスカー脚本賞ってのは良く分からない。凄い作品だなとは思ったけど、もう一回観たいとは思わない。★★☆☆☆。
1989/22/02/2005
 とうとうSONYがCLIEから撤退。これは実質的にPalmの終わりでありPDAの終わりなのであろう。なんだろな、結局のところシステム手帳の電子化というニーズはあんまり無いってことなんだろうか?。その成れの果てがVZ90だったてのが象徴的。僕が欲しいのはこんなんじゃないんだよなあ。
1988/21/02/2005
 買っちまった・・・「The Beatles '64 BOX」(苦笑)。知ってる人は知ってるのだが、知らない人のためにちょっと説明。The Beatlesがデビューして間もない頃、英国でリリースされたオリジナル・アルバムとは異なり、米国では独自に編集されたアルバムがリリースされていた。このBOXはその「米国盤」のアルバムを初CD化したものを収録している。初CD化とは言っても所詮は編集版。未発表曲などがある訳じゃないし、オリジナルの曲順を知る者にとっては「なんじゃこりゃ」的な曲の並びだったりもする。僕も当初は購入するつもりは無かったのだが、興味を持ったのは1枚のCDにそれぞれ「ステレオ盤」と「モノラル盤」の両方を収録している点だ。なんでも、当時の米国盤のミックスを忠実に再現したとの事で、正規のステレオ・バージョンもあれば疑似ステレオの曲もあり、かなり混沌としている。おまけに丁寧に(アナログ米国盤に忠実に)リマスターされていることもあって、オリジナルのモノラル・ミックスに慣れている耳にはかなり新鮮に聴こえる。ステレオ・ミックスは全体的にかなりザラッとした感じ。モノラル・ミックスは音のコシが太くてズッシリしている。アメリカ人にとって初めて接したFAB4の音を追体験するのも悪く無いもんだ。
1987/20/02/2005
 日に日に症状が悪化するも、タイミング的に仕事を休む事もできず(こんな時に限ってトラブル多発)、命からがら週末に辿り着いた。もー無理です。こんな事してたら死んじゃいます。全てを放り出して強制的に体を休める。ケータイとか自宅の固定電話(どうやって番号を調べたんだろう?まさか、会社の住所録じゃないよねえ)にバンバン着信が入るも全て無視。つーか出れません、マジで。何でもかんでも僕に振るんじゃないっつーの。こちとら病気じゃ。

 で、まる2日間。眠りに眠りまくった。おかげでやっと復調の兆しが・・・眠り過ぎて頭&背中が痛い。明日、会社に行ったら一波乱あるんだろうなあ。でも仕方ないじゃん。どーせーっちゅうの。

1986/16/02/2005
 来た来たっ、本格的に風邪ひいたぞ。熱は(知るのがコワくて)計ってないが、地に足が着かない感じでフワフワしている。体の節々が痛い。ときたま、胸の筋肉がツッたように痙攣する。咳が止まらない。困った。今日もドリスタン飲んで寝よ。

 スーパースターだろうが何だろうが、風邪っぴきの前には皆平伏すしかないのであった。

1985/15/02/2005
 松田聖子のアルバム「ユートピア」のジャケは当時から印象的だったのだけれど、これの元ネタはオリビア・ニュートン・ジョンだったのね。ふ〜ん。
1984/14/02/2005
 Jimmy Smithのアルバム「Root Down」を雰囲気買い。これが最高!。ジャス・オルガンってこんなにファンキーだったのか。スゲーカッコ良い。 このカッコ良さはJBの「Love Power Peace」以来かも(共にライブ盤)。こういう音楽が聴きたかったのだ。

 また風邪ひいた(かも知れない)。だりー。ドリスタン飲んで寝よ。

1983/11/02/2005
 久し振りに家族で3連休@実家。スゲー朝早く起きて、車で母親を北千住まで送り迎え。こんなに(片道2時間)運転したのは久し振りかも。史上まれに見る上品ドライバーなのであった。高速使えばもっと早く済んだんだろうけど(苦笑)。事前に友人に道順を聞いておいたので、特に迷う事もなく無事に到着。持つべき物は友達だねえ。サンキュー。

 実家に戻って、何て事は無い時間をこうして過ごせるのも、なんつーか幸せな時間なのよねえ。普通が普通にあることの幸せ。ちょっと困っちゃうのが、母親の手料理が美味しくてついつい食べ過ぎてしまうのだ。必ず胃がもたれる&太る(笑)。

1982/07/02/2005
 心臓バクバクして死ぬかと思った。別に心臓が悪い訳じゃない。なんだろな、コミュニケーションが断絶した状態で宙ぶらりんになっちゃってる感じってのは、物凄く心臓に悪い。こんなことは久し振りだ。結果的には何とか理解して貰えたから良かったんだけど、それでも申し訳ないなあって気持ちは消える事は無い。辛うじて今夜は眠れるかな。あー、死ぬかと思った。
1981/06/02/2005
 映画「Ray」を観に行く。監督のテイラー・ハックフォードがレイ・チャールズ本人と15年前に出会い、時間をかけて映画化を進めてきたという。主演のレイ役にはレイ本人の指名によるジェイミー・フォックス。その容姿や話し方、身のこなし方なんかはかなり感じをつかんでいて、終盤に至ってはレイ本人にしか見えなくなってくるのが凄い。芸達者。今年のオスカー主演男優賞にノミネートされている。弟の死、失明、女性遍歴、ドラッグとの関わりなど、レイ・チャールズの人生を過度に美化することなく、かなり赤裸々に描いている。もちろん、この作品の最も重要なテーマは音楽である。後追いで知った世代はレイ・チャールズの名曲群を一括りで語る事が多いのだが、例えば「我が愛しのジョージア」は当時の彼の立ち位置からは、かなり冒険的な作品だった事が分かる。但し、波瀾万丈と言うよりもずーっと波乱ばっかりの人生だった訳で、純粋な人間ドラマとしては起伏に乏しい部分もある。レイ・チャールズ自身が観客とある一定の距離感がある人なのかもね。伝記的な映画としては優れ物。ちょいと尺が長いか。★★★☆☆。
1980/03/02/2005
 映画「デブラウィンガーを探して」を観る。女優のロザンナ・アークエットは40代を迎えた自分の女優としてのありかたを探るべく、映画「愛と青春の旅立ち」で一世を風靡しながらも女優業を引退した伝説的な女優・デブラ・ウィンガーに話を聞くために旅に出る。その道程でメグ・ライアンやウーピー・ゴールドバーグ、メラニー・グリフィス、ダリル・ハンナ、ダイアン・レイン、グウィネス・パルトロウ、シャロン・ストーンなど34人の女優仲間たちに子供のこと、仕事のこと、年齢のことなどをインタービューしていく・・・という作品。う〜ん、女性にとって40代というのは若くも無く、円熟する訳でもなく、なんとも難しい時期なんだなあということは良く分かったのだが、正直それ以上のことは男性の僕に取ってはピンと来なかった。残念。デボラ・ウィンガーは今でも美人だった。★☆☆☆☆。
1979/30/01/2005
 北海道スキー・ツアー3日目。計画では旭川動物園にペンギンの行進を観に行くはずだったのだが、昨日からの大寒波(札幌を除く)で列車が大幅に遅延。急遽、予定を変更して市内の円山動物園へ行く。月曜日の朝から動物園に行く人などいる訳も無く、最初から最後まで殆ど貸し切り状態。なんだかんだで見所も多く、しっかりと楽しめてしまったのであった。雪に包まれた動物園もなかなかオツなもんです。

 その後、電車を乗り継いでラーメン屋「純蓮」へ。以前に来たときはお腹を下す直前の不安定な状態だったので、あんまり味とか覚えてなかったのだが、今回はラーメンをちゃんと楽しめた。美味しいんだねえ。満足満足。

 札幌に戻って、時間を潰しつつ、お土産を買いつつ、千歳空港に向かう。行きが始発便なら帰りは最終便なのであった(苦笑)。空港でもお土産(自分用)を買い込み、北海道を後にする。

 羽田に着いたのは12:00ちょっと前、自宅に着いたのは1:00ちょっと前。ちょいと強行スケジュール(苦笑)。まあ、いろいろ予定外の事もあったけれど、それはそれで面白い成り行きになったりして、良かったんじゃないだろうか。なんて思いつつ、やっぱり漠睡。皆さん、お疲れさまでした。

1979/30/01/2005
 北海道スキー・ツアー2日目。風邪でダウンの友人を残して、3名でルスツに向かう。大寒波。サングラスが使用不能になったのでゴーグルを購入。お値段お高めだったけど、視界が広くていい感じ。吹雪の日には持ってこいである。朝から夕方まで頑張って滑ったんだけど、もうとにかく寒くて寒くて辛いのだ。後半は体力的にかなり限界に達していた。まあ、こんだけ滑れば十分でしょ。ちょっと早目に上がって、そのままホテルへ戻る。

 この日の夜も海の幸を堪能。以前に行って好評だった店「くし路」。今年もやっぱり美味しかった。がしかし、この時点で疲れはピークに達していた。風呂入って、コーヒー飲んで、ドーナツ食って、早々に眠る。うむ〜。

1978/29/01/2005
 北海道スキー・ツアー初日。前日、徹夜明けだったので早目に帰宅し、夕方頃から夜中まで漠睡した後、朝(つーか夜)の2時に起床。羽田から始発の便だったので、友人の車で迎えに来てもらうのが3時半頃なのだ。若干、道に迷ったものの、何とか無事に空港に到着。受付カウンターすらまだオープンしていない(苦笑)。三々五々、メンバーも揃っていざ北海道へ。機内で再び漠睡。

 朝の8時に北海道にいるってのも、かなり奇妙な感じ。そのままバスでキロロへ向かう。天気いまいち。今年はファンスキーをレンタルしたのだ。最初は覚束なかったのだけれど、徐々に慣れてくるとそれなりに楽しめるようになって来た。なにせ身動きがしやすいのがイイ!。 休憩中、サングラスの柄の部分の滑り止めゴムが無くなっているのを友人の指摘で気が付いた(笑)。程々にスキーを楽しんで札幌市内ホテルへ向かう

 毎年、ジンギスカンをバカみたいに食い散らかしてたので、今年は大人っぽく海の幸を楽しむ事に。友人が調べて来てくれたそれっぽいお店で夕食。魚は美味しいんだけど、それ以外はまあまあって感じ。毎年恒例、角のミスタードーナッツでフレンチクルラーを買い込み、ホテルに戻る。ハードな仕事明けだったからか、体力的な消耗が激しく、早目に就寝。漠睡

1977/27/01/2005
 仕事で徹夜。この日までにどうしても、ってな訳でも無かったのだが、気持ち的に目処だけでもハッキリさせておきたかったのだ。 久しぶりにコーディングの鬼と化した感じ。深夜も3時頃を過ぎるとランニング・ハイに近い状態になってきて、我ながら凄い速度でバリバリとコードが浮かんでくる。但し、年齢は嘘をつかないモンで、朝を迎える頃には気力も体力もスッカラカンになってましたとさ。ま、目的は達したからそれなりに満足。
1976/21/01/2005
 映画「28日後」を観る。霊長類研究所に侵入した動物愛護活動家達は、そこで隔離されていたチンパンジーを解放する。だが、実はそのチンパンジーは「怒りの衝動を抑えられなくなる」恐るべきウィルスに感染していたのだった。それから28日後・・・という物語。「トレイン・スポッティング」のダーニ・ボイル監督作品。

 冒頭での、ロンドンの町全体がゴーストタウン化したシーンは見応えアリ。所謂、終末思想と言うか終末都市のイメージ。映画「バニラスカイ」の冒頭にも似たようなシーンがあったっけ。なかなか凄い風景だ。周りに人が誰もいなくなった時、それでも人は生きるべきなのか、死ぬべきなのか、この作品ではそういう選択を観ている者に突きつける。最初のキャッチとしては申し分無いイメージなのだが、その後が続かない。最終的にはフツーのヒューマニズムに終始してしまったのが残念。2通りあるエンディングはその迷いが感じられるねえ。冒頭の衝撃度による期待感が高かった分、後半がちょっと残念。★★☆☆☆

1975/20/01/2005
 12日に「知ーらないっと」って言った件。本来、その責任を取るべきアホな上司を交えての事実関係を確認するための打ち合わせ。要は「そんな期間で実現できる訳ないだろー」的な話に、上手く乗せられたのか騙されたのか知らんが、そのアホな上司は「やります!」って言っちゃったのよね(まあ、良くある話ではあるな)。それも頑張ればできるって感じの内容じゃなくて、それってホントに実現できんのか?って内容。少なくともその可否を確認してからでないと、とてもじゃないけど不用意な事は言わねえだろフツーって感じの難易度高しの要件なのである。にも係らず、もうとにかく「やる!やるしかない!とにかくやる」の一点張り。自分の落ち度を謝る気など全く無く、そんなの当たり前だろ〜的な開き直り攻勢に出た。いや、開き直ってるんじゃなくて、ただ単に本気でそう思っちゃてるのかも知れない。同席したその他の上司(アホな上司より下)も誰が悪いのかは分かっているのに、それを追求することもなく、何となく当たり障りの無い感じでフニャフニャした対応に終始しただけ。結果的に僕独りでブツブツ言ってるような状況になっちゃったので、途中で突っ込むの止めちゃったよ。なんだいこりゃ?。 スゲー、ブルーになった。誰か他にNOって言える奴はおらんのかい!

 で結局、そのケツを拭くのは現場の僕らなんだなあ、これが。まあ、考えるだけ考えますけどね。もしダメだったとしても、その責任取るのはこっちじゃないから(これは明白)。乞うご期待って感じかな。アホくさ。

1974/18/01/2005
 何故か英国のチャートでエルビスがNo.1に。それも2曲も(その1)(その2)。今年はプレスリー生誕70周年なので、それを記念してのシングル・リリース18連発の企画。企画意図はオーソドックスなのだが、なぜにNo.1になるほど売れるのだろうか?。詳しい状況を知りたい。

 また、今年はビル・ヘイリーと彼のコメッツ(この「彼のコメッツ」という邦訳が妙に好き!)。が「ロック・アラウンド・ザ・クロック」をヒットさせてから、つまりロック生誕50周年(何がロックの起源か?ってのは諸説ある)ということで。それに即した企画盤のリリースも相次いでいる。比較的に真っ当なのが「グッデイズ~ロックンロール50。エルビスのオリジナル曲がこうしたオムニバス盤に収録されるのは異例の事。なかなか気合いが入っている。

 しかし、なんだか奇妙なオムニバス盤もある。「フジヤマ・ロック」は日本で50年代に起こったムーブメント「ロカビリー・ブーム」の音源を集めたもの。なんとも微妙。ちゃんと(と言うか・・・)東京ビートルズも収録されているねえ。ビートリーな僕でさえ、東京ビートルズは聴いた事すらないのだが、誰かプレゼントしてくれないかなあ?(笑)。

1973/16/01/2005
 予定の無い休日。寒いし、雨降ってるし・・・今日は一日、映画を見る日と決めてみる。

 一本目。映画「ラストサムライ」を観る。もう、いろんな意味で有名な映画なので明治維新、政府に軍事顧問として招かれた米軍大尉は、急速な欧米化に異を唱えた勝元盛次との戦いに破れて捕虜となるが、囚われの身として季節を過ごすうち、侍の生き様に触れた彼は少しずつ変わっていく・・・という物語。トム・クルーズ製作&主演の入魂の一作。主に感じたことは以下の3つ。

 その1。同じ時代劇なのに、ハリウッドが本腰を入れて作るとこうも「画」が違うのかってのが良く分かって面白い。なんつーか、色も光も何もかも違う。一言で言えば、安っぽく無いんだよね。ちゃんとしてる。いや、ちゃんと「ハリウッド映画」になってるのが興味深い。スタイリッシュな時代劇!(なんだそりゃ?)。邦画が邦画そのまんまで世界に進出できないのは、感性の部分ももちろんあるけれど、技術的な部分がかなり大きいんじゃないかなあ。とにかく明確に「画」が違う。

 その2。トム・クルーズが意図したかどうかはさておき、オスカー候補になった事でも分かるように、この作品は(結果的にせよ)完全に渡辺謙の映画になっちゃってる。トム・クルーズが食われちゃってるって訳でも無いんだけど、誰が一番に目立ってたかと言えばそれは間違いなく渡辺謙だ。それにしても、どうして山奥に住む一介の武士が英語をスラスラと話せてしまうのだろう?(笑)。

 その3。あと、舞台となる村とか、広大な平原での戦のシーンなど、頑張ってはいるんだけど、どうみても日本には見えないのよねえ。なんつーの、空の色とか、気の生え方とか、山の感じとか、明かに外国の景色なんだよねえ(ロケ地はニュージーランドだそうな)。日本にはもう、この手の景色を再現できる場所が無いからなんだろうけど、これはやっぱり違和感があるよ。

 とまあ、つらつらと書いてみたけれど。映画としては中の上って感じ。ハリウッドが描いた「侍魂」。★★☆☆☆

 二本目。映画「候補者ビル・マッケイ」を観る。アメリカ上院議員選挙。本命の現職議員の対抗馬として、若手の弁護士が担ぎ出される。最初は理想に燃えていたのだが、策略が渦巻く選挙戦に苦しむ中で次第に自分の政治理念を失っていく・・・という物語。主演ロバート・レッドフォード。アカデミー脚本賞受賞。

 選挙のメカニズムを皮肉たっぷりに描いた、所謂「政治内幕ドラマ」。党大会のダイナミックな演出の傍らで、徐々に孤独になって行く候補者の虚しさを、若き日のレッドフォードが淡々と演じている。70年代の如何にもレッドフォード作品という感じ。選挙戦が始まる辺りからすっかり見入ってしまうのだが、これは選挙速報に見入ってしまう感覚と良く似ている。政治や選挙というのはそれだけで面白く見えてしまうものなんだよねえ。映画としてはちと地味か?。最後の台詞が今も昔も変わらないアメリカの弱さを象徴しているようで興味深くはある。★★☆☆☆。

1972/12/01/2005
 仕事の打ち合わせ@新横浜。延々を6時間を超える打ち合わせ。なかなか濃い内容だったので長くは感じなかったのだが、それとは別件(完全に別件でもないのだが・・・)で、またまた衝撃の事実が発覚!。どーすんだろー。誰が責任取るんだろー。知ーらないっと。
1971/11/01/2005
 Appleの新製品ラッシュ!という訳で出ましたiPod shuffle。1GBのフラッシュ・メモリ搭載で10980円は、ミュージック・プレイヤーと言うよりはUSBメモリとしてちょっと欲しいかも。にしてもだ、本体のディスプレイ搭載を見送って、それを逆手に「音楽をシャッフルして聴く」をデフォルトとしてしまうコンセプトはかなり過激だ。iPodのシャッフル機能を利用するユーザが多いのは聴いていたが、それを標準の使い方として定義しちゃうほどメジャーなんだろうか?。音楽をアルバム単位で楽しむ事が多い身としてはちょっと疑問。ただ、主にヒット・シングルを聴くようなユーザには言い得て妙なのかも知れない。機能的には同じような製品はあるんだけど、Appleがやると何か一味違うように見えちゃうところがAppleの凄いところ。

 そしてMac mini。確かに小さい(リンクしたページ上部の「Macをお選びください」のサイズ対比に爆笑)。5万円台のMacの登場は、中堅Macユーザの僕としてはかなり衝撃的。メモリ256MBはちょいと少ないね。友人にこのMacのサイズを口頭で説明するときに、適当な喩えが思い付かなくてちょっと悩んだのだが、何の事は無い「弁当箱」だこれ。機能的には同じような製品はあるんだけど、Appleがやると何か一味違うように見えちゃうところがAppleの凄いところ。

1970/10/01/2005
 休日。なのに風邪ひいた。グスン。

 映画「華氏911」を観る。内容はまんま彼の著書「おい、ブッシュ、世界を返せ!」なので省略。単刀直入に映画として面白かったか?。これがいまひとつなんだな。前作の「ボウリング・フォー・コロンバイン」は銃社会の病巣を鋭く、しかもお茶目に指摘していて非常に(こういっちゃなんだが)楽しかったのだが、今作はどーもこの「お茶目さ」が希薄なのである。もちろん要所にギャグは散りばめられているんだけど、スカッと笑えないというか、なんかマジっぽ過ぎて退屈しちゃうのよねえ。前述の本を読んでしまった人間にとっては、それの繰り返しに市議無い訳で、ちょっと物足りなかった。ガムをクチャクチャしながらブッシュ支持を表明するブリトニー・スピアーズは面白かったけど。アメリカってアイドルにも政治的な意見を言わせちゃうのよねえ(まあ、戦時下だからってものあるけど)。★☆☆☆☆。

1969/09/01/2005
 有楽町でお買い物。たまーにこういう街をブラブラしてみるのも悪くは無い。アニエスの奇麗なシャツとネクタイをゲット。そうそう、「今年からスーツで出社してみたら?」というアドバイス(つーか指令か?)が出てるので、全く無視する訳にもいかず、いろいろと考えさせられているのである。

 僕が私服で出社するようになったそもそもの切っ掛けは・・・話せば長いんだが、要は「こんな会社、いつだって辞めてやる!僕が必要ないんだったらいつでもクビにしろ!」という思いの具現化みたいなもんだった。それに、基本的には僕の担当分は社内作業が殆どなわけで、スーツ着る意味がまるで無かったのである。だったらできるだけ動きやすい、より効率的な服装の方が望ましよねえ?という気持ちもあった。当時、話題になっていたアメリカのソフトウェア系の企業における、オープンな雰囲気(当然、みんな私服)への憧れみたいなものも合ったかも知れない。とにかく、そのときの沈着した会社の雰囲気を何か変えたい気分でいっぱいだったのを覚えている。

 あれから早数年。いつのまにか「若手」とは呼ばれなくなり、仕事的にも年齢的にもすっかり中堅に位置し始めた今日この頃。やっぱりスーツを着る意味は見出せないのだけれど、ポーズとしてのスーツ着用という意味は何となく理解できる。そのポーズを逆に上手く利用してやれ、っていう考え方も何となくは理解できる。スーツをカッコ良く着こなすって事への憧れもある。けどね・・・う〜ん、なのである。スーツを「ちゃんと」着るってのは大変なんだよねえ。こだわり始めるとキリが無い。金もかかるし(これは大きな要因である)。

 偉くなりたい訳でも、金が欲しい訳でも無いんだから、ポーズを取る必要は全く無いんだよねえ。スーツを制服だと考えると、ロックの世界で言えばKissみたいなバンドだろうな。Kissが自らのコスチュームによるイメージを巧みに利用している事は良く分かるし、その姿勢はある意味でカッコ良いと思う。でも、僕が好きなのはフツーの服装でカッコ良い音を出しているバンド、例えばJourneyみたいな感じなんだよね。なんか喩えがヘンテコだけど。これを理解してもらうのは不可能なんだろうなあ。

1968/08/01/2005
 僕の今年の年賀状には、どこを探しても「あけましておめでとう」とか「A Happy New Year」、果ては「2005」という記述すらない。パッと見でそれが年賀状だと分かる材料はどこにも無い。そうなんです、僕がそれに気が付いたのは、年賀状を書き終わった後なのです(苦笑)。

 映画「ターミナル」を観に行く。東欧のある国からニューヨークに来た男がJFK空港に着いたとき、その男の祖国で革命が起きパースポートが無効になってしまう。米国への入国を拒否され、帰国もできない男の空港暮らしが始まる・・・という物語。 監督スティーブン・スピルバーグ、出演トム・ハンクス、 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ 。 はっきり言って、ストーリーは大した事無い。わざわざ男がニューヨークにやって来た秘密が最後に明かされるのだが、それも今ひとつ説得力に欠ける。空港のターミナルを忠実に再現した巨大なセットとは裏腹に、(実際にモデルがいるにも係らず)どうもストーリー自体にリアリティが感じられない。その「面白いんだけど、なんとなく座りが悪い感じ」は、演出、音楽、脚本、撮影、俳優の演技まで全てがとにかく手堅く収まっちゃってるところにも原因があるような気がする。う〜ん、ここ最近のスピルバーグ作品はみんなこんな感じだな。娯楽作品であっても、もっとこう表現欲みたいなものがヒシヒシと伝わってくるよーな?、そういうのが無いよねえ。興行という意味での映画としては秀作なんだけど、それ以上でも以下でもない感じ。まあ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは相変わらず美人の美しさと適度な笑いを楽しめたんだから、それでいいじゃないか。★★☆☆☆

1967/03/01/2005
 正月休みも今日でおしまい。食っちゃ寝ばかりしてたので、すっかり体がなまってしまった(苦笑)。ちょっと早起きをして墓参りへ。年末の寒さが嘘のように暖かい日。美しい筋雲が空を彩る。

 お昼過ぎに帰宅。特にする事も無かったので、手持ちのDVD「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」を観る。正月からこの映画ってのもなんだが、名作は名作。やっぱり面白い。

 なんつーか、休み疲れが溜まったのか、ちょっと横になったらそのままグースカ眠りこけてしまった。明日から仕事。今年も頑張り過ぎないように頑張らなければ。

1966/02/01/2005
 友人が乗り捨てた車を取りに来た。なんか二日酔いで頭痛がするのだそうな(笑)。本当なら僕が駅までその車で迎えに行けば良かったのだが、免許を取ってからというもの、AT車しか乗った事が無いのよねえ。エンジンすら上手くかけることができなくて敢えなく断念。後で分かった事なのだが、クラッチを踏みながらキーを回さなきゃイカんのよね。そんなこと、ぜーんぜん覚えてない。

 夕方頃、母方のいとこが実家に遊びに来る。半年前から東京に職場が移ってたのだが、こうやってゆっくりと話をするのは何年振りだろう?。久しぶりの親戚との団らん。機会を作って飯でも食いに行かなくちゃな。

1965/01/01/2005
 あけまして、おめでとうございました(笑)。
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