2001年2月という日々

2001年2月にプレイしたゲームの備忘録です。

アステロイドパイレーツ
ヤキントのアルバムゲームの一作。思えばレコードのアルバムのサイズのゲームシリーズだが、レコードのアルバムの方も見かけなくなってしまった。
内容的にはスペースコンバットというポピュラーアイテムだが、この時代のゲームにしては珍しく戦場固定のワンシナリオでコンパクトにまとまっている。ワンシナリオにしては珍しく艦船デザインから始まる。惜しむらくはテストプレイ不足なのか、あちこちに冗長になってしまっている部分が見受けられる。
バーバリアンプリンス
●スターウォーズ:クイーンズギャンビット
○トレードフィデレーション vs ナブー
今月の目玉はコレ!
ハスブローのゴージャスコンポーネント爆発!
初見ということもあってか少し時間が掛かりすぎて最後はやや集中力途切れ気味。ただ、ルールは比較的簡単、ジレンマも面白い。

●バーバリアンプリンス
ドワーフスターゲームのスモールボックスの一作。
ボードも併用する一人用パラグラフアドベンチャーとしては、歴代ベストの評もある傑作。話題に上ったので久しぶりにプレイしてみたが、勘が鈍ったのかさっぱりな展開。街では宿に泊まる金がなくて野宿する始末。情報を手に入れて目的地へ向かうが、病弱な相棒の休憩や悪天候でスケジュールが進まず挫折。
近々に再挑戦したいところ。
オビワン最上階へ
●スターウォーズ:クイーンズギャンビット
○ナブー vs トレードフィデレーション
○ナブー vs トレードフィデレーション
場所と対戦相手が変わり、今度はナブー陣営を持っての対戦。1戦目は、1プレイの経験差にダイス運にも恵まれ早々に圧倒。しからばということで同じ陣営で再戦。今度は縺れに縺れる展開に。しかし、ついにはオビワンが最上階に到達するなどして優勢に。最後は主役の面子、アナキンがコントロールシップを破壊してフィナーレ。
慣れてきたこともあるのか、プレイ進行が早くなり、思いながらもまぁまぁの時間で終わるように。
ハスブローならではの製品だが、ヴェテランゲーマーも侮らずにプレイしてみて欲しい作品になっていると思う。決してコンポだけゴージャスな見かけ倒しゲームではない。ただし、期待しすぎないように‥‥。

ウィザーズクエスト
△オーク王リューブ
古典的ファンタジーマルチ「ウィザーズクエスト」の追加シナリオ集マルノン物語からオーク王リューブをプレイ。他の参加者のご厚意(?)もあり、一人人類から放逐されて人類に復讐を企むオーク王リューブとなる。正直に言って一人で大勢を相手に戦うのは精神的にしんどい。バランス的にも5人プレイで1対4はキツい感じ。可能なら4人プレイでもう一度やってみたいところ。時間切れの結末。

●マーシャンチェス
火星のチェスという触れ込みのアブストラクトゲーム。色とりどりの四角錐を使って、表題のチェスの他にもいろいろなゲームが遊べるというセット。火星チェスの2人プレイを試みるが、なるほどこれは通常のチェスや将棋のセンスと全然違って、まさにエイリアンの遊び。
美麗なコマには、本当はマーブルのチェスボードかなにかでやりたいところだが、生憎と将棋盤しか見つからず、ちょっとミスマッチ。
他の遊び方もいくつかやってみたら紹介してみたい不思議な一作。

●Simple GBOH:Great Battles of Alexander:Granicus River
古代戦戦術ゲームの傑作シリーズGBOH。しかし、その弱点はプレイアビリティの低さとプレイタイムの長さ。特に戦場が混戦になるとスローダウンするのがひどく、まず決着がつくところを大きなシナリオでは見ることができなかった。
それを思い切ってストリームラインしてプレイタイムを大きなシナリオでも半日あればできるところまで詰めてしまい、それでいて古代戦戦術のテイストは落とさないという触れ込みのSGBOH。
プレイしてみると、なるほど前評判にほぼ偽りなし。思わず古代戦勉強会を開いてしまいました。
これでGBOHシリーズは古代戦会戦級の決定版としての地位を向こう10年は確保したでしょう。

対白色彗星戦争:冥王星会戦
オークション経由で入手した同人ゲーム。
原作は言わずと知れたあのアニメ。思わずアニメをDVDで見ながら、最初のシナリオ冥王星会戦をプレイしてしまう。
アクションチット方式に、エネルギー値の制約を絡ませた独特のシステム。少し地球側のヒロイック効果が強すぎる気も。
戦闘システムは少し複雑で命中判定、貫通計算、被害判定の手順を踏み修整もいろいろあり、ダイスも複数回振る。
ただどのシナリオを見ても艦数が少ないので慣れてくれば十分プレイアブルになりそう。プレイしてからシステムを見直してみたが、特に冗長なパラメータや手順がある訳ではなく、欲しい要素を全部入れるとこうなるところかも。
まだ波動砲や艦載機は出てきておらず、この後のシナリオまで進んでみないと最終評価はできないが、凄く良さそう。
古いモチーフに新しいアイデアを盛り込み、コンパクトにまとめており、新定番となるか?

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