2001年12月の日々

2001年12月にプレイしたゲームの備忘録です。

●ラッシュアワー
バイナリーアーツから出ている芦ケ原先生のパズル。交通渋滞から車を抜け出させるスライドパズルの一種。
コンポーネントの作りが良くてお洒落なので、ちょっとお気に入りかも。パズル自体ももちろん面白い。

ルナーロックアウト
引き続きバイナリーアーツのパズル。これは宇宙空間での作業が題材なので当分科会の守備範囲で文句なし。慣性移動なあたり題材とマッチングしていて気が利いている。ただし、手が狭いのでパズル的にはラッシュアワーの方が面白いのかな‥とも思う。

●ウルランド
待望のウルズッペの続編が到着。早速ソロプレイ!
ドイツゲーム色が強くなっていて、基本的には一種のビッディングゲームの香り。遺伝子のガジェットは上手くデキていて、ゲームシステム全体も題材を上手に取り込んでいる。完成度はなかなかのもの。
けれども、なぜかしら混沌としてプレイしやすくはなかったウルズッペの海が懐かしいのはわたしだけ?

●レスパブリカ
「ザウアーカクテル」が「シヴィライゼーション」のカード交易の部分だと聞き、ふと思い出して取り出してプレイしてみる。このレスパブリカも同じ表現で評されたゲーム。ただし、手番があって整然とシステマティックに進むので、ちょっと違うかもなぁという気もする。プレイ感だけだとシド・サクソンの「最初の百万」を思い出す。ガジェットには記号としての意味しかないので、そこらへんの抽象性が高すぎるところが連想させるのかも。
マウストラップ
●マウストラップ
取り寄せながらも初プレイで欠品が発覚! 無事に部品が補充されての再プレイ。ただのスゴロクなのだが、そんなことはどうでも良くなってしまう大げさな作りのマウストラップには三度目ながらも笑ってしまう。捕まらないことを目的にプレイしているはずなのに、ネズミ捕りが上手く動いて捕まると捕獲された当事者も含めて喝采してしまうのはなぜ???
これほどに「ゲームはシステムではない!」と断言できるものもそうはあるまいと思わされる。

●素バトルライン×4連戦
戦術カードを使わない「素」バトルラインを普段ゲームしない人と対戦。結局、4連戦して4連勝してしまうという悪いことをする‥(^_^; ゲームの普及に反しているか?

●エルフェンランド
ゲーム大賞も取った異色のファンタジー一筆書き旅行ゲーム。アラン・ムーンと聞いて、「なるほど『サンタフェ』と似ている」と思う。独特のテイストで悪くないと思うのだが、ゲーム大賞というほどかと言う気も。プレイ人数が大目の方が面白いゲームの一つとして貴重な存在であることはありがたい。

カタンの宇宙船
これまた期待のドイツシリーズゲームの新作!
「カタンの星の旅人」はプレイタイムの面で厳しかったが、二人用ということもあって軽快なプレイ感になってリベンジを果たしている。ただし、前作をプレイしていない人にとっては、二人用の小品にしてはルールが多いと感じられるかも。
とは言えクラウス・トイバーの会心作にして、SFゲーム界にとっても非ウォーゲームの二人対戦ゲームとして新風を吹き込んでくれたと思う。
パルミラのプレイ
●パルミラ
クニッツアの交易ゲーム。ローマ帝国の東端に位置し、インド、アラブ、ヨーロッパの公益の十字路だったパルミラが題材。と言ってもそこはクニッツアなので非常に抽象性が高く、題材の面影はあまりない。自分の手番の効果が後続プレイヤーに利用されて自分の番まで戻って来ないというジレンマの中でどう交易するかが悩み。クニッツアらしいと思うが、キレがない気も。小利を積み重ねるタイプだからかも。

●フォーミュラー・デ
クニッツアのカードゲーム。シンプルにして大人数で気軽に遊べる作品。気軽に遊べるもののクニッツアだなぁ‥というところもある。数レースをプレイするということになると、ちょっと大変なのが難点。あと数レースやるのならコースの違いというガジェットも欲しい気がする。そこらへんの雑味がないのがクニッツアらしいのではあるが‥。

●八八
大晦日の夜と言えば年越し八八というのは、日本古来の伝統(?)。今年もやってきました勝負のとき!
ああ、そして今年は昨年より達磨が一つ減って幸せな気分で新年を迎えることができたのでした。え、達磨って負けてるってことなんですか‥(^_^;?

それでは2002年もよろしくお願いいたします‥m(__)m

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