レーザー盗聴機 器 とわ ?
レーザー盗聴機 器
レーザー盗聴機
■一般的なレーザー光の波長:800nm〜950nm(理由は後でご説明・・・)
レーザー出力 :10〜50mW程度 フィルターが必要の場合・後で多少増えるかも・・?
概 説
(1)現在 盗聴器に応用可能な直接復調方式のレーザーマイクロホンなる物の情報が暴露されてしまいましたが、
CDプレアー程度の信号処理能力で処理が可能かどうか?? 疑問が残りますが・・・試されるのも 興味深い部分もあります!、
レーザー盗聴機の現状。
現在 世の中に存在するレーザー盗聴器なるものは、可視光レーザーによる窓ガラス表面又は後面におけるレーザー反射光の復調方式です。
可視光レーザーですから一目でバレバレですよね!、居場所までバレバレ!。
又 窓ガラス面反射方式は実用的ではありません!、 要するに現場では使い物になりません!・・・・・。
入射角度と反射角度をかなり取らないと、一般論から考えると、
AMの場合は変調度が浅くなり・信号対雑音比の問題が出てきます、又 FMの場合は変調指数が稼げません。
レーザー光を照射するターゲットは 窓の中・室内の家具装飾品等で光を反射し易い物・特に良く光る物・乱反射光でもOK、反射し易い物で室内の音・会話等で
振動し易い物に照射します(これは誘導爆弾や誘導ミサイルの射程追尾と似た感じの方式を利用!。)
信号処理の段階で・反射してきた信号を受信した後に F-V や V-F 変換器の御世話になる必要が有ると思います
これは 搬送光が AM や FM 等の交流バイアス方式 又は直流バイアス方式の場合も同じでしょう
どの方式で進めるか じっくり考えましょう!。
装置の構成
信号処理の前段階の光学的なダイアグラム
レーザー光で照射し・その反射光を同光路(同軸上)にハーフミラー・(ビームスプリッター)
等で反射波を別光路の受光器(フォトダイオード)に導き
その反射波に含まれる情報を復調する・・・がアウトラインです。
(1)赤外線レーザー投光器
レーザー投光機は赤外線レーザーを使う・波長は880nm〜980nm 程度・出力:100mW〜400mW 程度・
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・
搬送波には超短時間の大電力パルスレーザー波・・・
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ソフトスタート回路
温度上昇により・熱伝導の良い放熱が必要・熱伝導の良い金属の選択・例えば
温度条件(t/℃)=0 ℃ における熱伝導率
Ag=428 熱伝導用
Cu=403
Au=319
Al=236放熱用
のデーターから・・・先ず・LD⇒銀⇒アルミの組み合わせが最高
次がLD⇒銅⇒アルミが二番目でしょう。
作り方は後程・銀の融点は960℃ですから 1100℃ 程度まで使える電気炉
又はガスバーナー・及び小型の旋盤が必要。
(★)レーザーダイオード駆動方式(発光方式)の選定
レーザーダイオードの発光方式には、
(イ)直流発光方式と(1直流駆動方式又は直流バイアス方式とも言う)、と
(ロ)交流発光方式(交流駆動方式又は交流バイア方式とも言う)の2種類が有ります。
(イ)の直流バイアス方式の場合は、回路方式は非常に簡単で、音声信号による変化を直接増幅処理出来ますが、
感度を稼ぐ為の増幅段数を稼げません、
(ハ)交流バイアス方式の場合は、ラジオ受信機と同様の処理が可能です。
レーザー光をパルスで刻みます、ラジオで言う搬送波です、この搬送周波数の選択は
自由に設定が可能です、MWのAM受信機で作る場合は中間周波数を市販のIFT=455KHzで処理すれば良く・
FMで処理する場合は市販のIFT 10.7MHz が利用できます。AM方式もFM方式もダブルスーパー方式や
トリプルスーパー方式等 感度を稼ぐ方法はいくらでも有ります。
ダイオードの応答速度はかなり高いので(GHz迄可)。
ACバイアス時のレーザーダイオードのパルス変調回路
赤外線パルスレーザーダイオード(5〜20W程度)により・搬送波をパルス変調
赤外線レーザー信号 受信機
(2)赤外線レーザー受光器
(b)IR イメージコンバーターチューブ又はIR領域まで(1200nm)までの光電変換面(銀・セシューム光電面:これをアルカリ金属光電面とも言う
)・感度は100倍程度又は
第一世代クラスのイメージインテンシファイヤーチューブならさらに良いです。
グラスファイバー(樹脂性でも可)30cm程度必要。
(c)光学系は無限遠までポイントを絞れる様なもの、対物レンズは出来る限り枚数の少ないもの・
又は非球面レンズ等による単レンズが望ましい!
又接眼レンズは五円玉か十円玉が 大体画面いっぱいに見える程度の倍率で上等です。
又は壊れた双眼鏡の接岸レンズだと最高!。
★
レーザー盗聴器なるものの製造は・複雑で厄介な物です!・ギブアップするなら今のうちですよ!。
AMの場合は変調度が浅い時や信号強度が弱い場合のノイズ対策・
FMの場合は変調指数が充分稼げるかどうかにかかってます
★★★
●DCバイアス時⇒先ず駄目・でもレーザー光の強弱の検出ですから・途中経過で
試して見るのも面白いかも・・・ ・・
●赤外線レーザー受光器
●イメージコンバーター駆動用回路設計及び
製作、
コンバーター管のRCA6032を使用予定
●イメージコンバーター管の光電面外側のファイバーケーブル等の光学的微細加工・
●
イメージコンバーター管の高圧回路等を含む駆動回路の設計・製造
●接眼部加工
●本体・三脚間のXYZ方向振動吸収装置
●地面からの振動吸収システム