buttonマークシート試験の対策

[euc-jp] ケアマネジャー試験合格支援 NO10
backBACKhomeHOMEnextNEXT
line

「目次」

  1. どうしてこんなくだらないミスをした!
  2. 迷いやすい項目←おすすめ
  3. マークシートは、最後まであきらめないことが大切です。
  4. 問題を自作すると効果的です。
  5. 試験は、自分を信じることが大切です。

1、どうしてこんなくだらないミスをした!

マークシートは簡単な問題を絶対ミスしないことが重要です。

本番となると簡単な問題をチェックミスしてしまうことがよくあります。また、マークシートの記入に慎重になり無駄な時間を費やしてしまうことも非効率です。

マークシート対策のポイントをご紹介いたしますので「問題集」や「模擬試験」などで試していただければ幸いです。

「名前と受験番号」は試験開始直後に正確に記入しましょう。

本番で問題をみると「アッ!」この問題忘れないうちに解いてしまおうとして「名前と受験番号」を未記入のまま提出してしまうことになららいようにして下さい。

また、「受験番号」だけ記入して「受験番号」のマークを未記入にご注意下さい。大学の学生にもおりますが、こういうことで不合格の心配をするのは情けないことです。ぜひ問題集で練習するときは、「名前と受験番号」も面倒でも記入しマークする習慣を身に付けて下さい。(受験票が送られてきたらその受験番号で練習して下さい)

マークシートの記入に慣れておくことが大切です。受験生のみなさまの多くはマークシートの試験は学生時代からしばらくなかったのではと考えます。

マークシートは結構時間が消費されます。本番で時間が経過してくるとあわてます。そんなことで簡単な問題を解く時間がなくなれば悲しいです。試験は、どんなことでも決して甘くみないことが大切です。マークシートなんか!と思わないで練習されることをお勧めいたします。

次に、「選択数」は絶対に間違わないで下さい。大学生の試験慣れしている学生の結果を見ても2つ選択なのに3つマークしていたりするのがあります。その問題が正解することはありえませんので、注意が必要です。

自分は大丈夫と思わないで下さい。本番のほうが得意なかたは稀です。よく練習しておくことが重要です。

はじめにいくつ選択かを図のように( )( )するとよいでしょう。

例題 11394バイト

(図)のようにキーワードをチェックすることが大切です!

「のみ」や「限る」を見落とさないこと!(図)のように問題に印を付けておくと目立ちますので確実です。

「正しい」のを選択するのか?「誤り」を選択するのか?確認し印をつけましょう!過去の試験は「正しい」のを選択する問題でしたが、確認するようにしましょう。

図の問題では、「老人医療制度」と「老人福祉制度」を区別して考えることが基本です。「福祉!」と記憶して問題に取り組むことが大切と考えます。

「都道府県」「市町村」「訪問看護」「訪問介護」などキーワードに印を付けて注意し、問題は何を問うのかを常に意識することが大切です。

本番では、解いている選択肢の「正誤」にのみ集中しやすいので、問題全体を見失うことがあります。

迷う問には、図のように?マークしておき、全体の意味が把握できてから再考してみると消去法などから分かることもあります。

消去法の落とし穴!

たとえば、第1号被保険者と第2号被保険者の説明が反対になっていたとします。それに気が付けば簡単に解ける問題なのに、エー!答えがない!と慌てることがあります。

答えがない場合は、消去した問題を再考しましょう。

ページめくりの落とし穴!

選択肢の数は毎回注意しましょう。特に、「3つ選択せよ。」が連続するとき、ページをめくると、突然、3つが1つになっていたりするのを見落として3つを考えてしまうと大混乱の原因です。

マークシートへは、図のように(4)(5)を見て記入しましょう。この時「問題5」であることも確認して下さい。別の問題へチェックしてしまうと連鎖的にマークミスが続きます。

連鎖的マークミス(ぼたんの掛け違え)の消しゴムこすりの落とし穴!

問26??たしか25問だったのに!最後に、このような場合どうされます?

時間の無駄であります。記入欄は毎回確認しましょう。

消しゴムの修正はなるべく最小限にしましょう。残骸が擦れてエラーの可能性もあるからです。試験はトラブルがないほうが安心です。

くだらない心配をしないためにも準備されておくことが大切です。

準備は、

鉛筆の長さは記入しやすいサイズで芯の丸みを統一し、枠内に正確に早く記入する練習をしましょう。

マークシート慣れしておくと試験時間が有効に使えます。(予備の鉛筆消しゴムの用意)

2、迷いやすい項目(問題はよく読みましょう!)

キーワード迷いやすい項目のまとめです。(検索してもこういうのがありませんので)

  1. 「国」「市町村」「都道府県」の区別
  2. 「福祉制度」「医療制度」「介護保険制度」の区別と関係
  3. 「財政安定化基金事業」と「市町村相互財政安定化事業」
  4. 「市町村介護保険事業計画」と「都道府県介護保険事業支援計画」
  5. 「介護保険事業計画」と「老人保健福祉計画」
  6. 「介護認定審査会」「介護保険審査会」「給付費審査委員会」
  7. 「専門調査員」と「専門相談員」「認定調査」
  8. 「老人保健施設」と「介護保険施設」
  9. 「保健」と「保険」
  10. 「指定」と「許可」
  11. 「該当サービス」と「相当サービス」
  12. 「〜のみ」「〜限る」
  13. 原則〜
  14. 「特定」「特別」「特例」
  15. 「サービス担当者側」「サービス利用者側」どちらの問題か?
  16. 「要支援者」「要介護者」「予防給付」か「介護給付」か?
  17. 「市町村」と「認定審査会」の役割の区別
  18. 「初回の認定有効期間」と「更新認定の有効期間」初回は短縮のみ
  19. 「更新申請」と「区分変更申請 (* 認定された要介護度が重くなるか軽くなるケース)
  20. 「居宅サービス」* 介護保険法第7条5項と「居宅介護支援」居宅サービス計画作成等
  21. 社会保険の種類・介護保険・短期保険
  22. 訪問介護員作成の「訪問介護計画」と介護支援専門員の「居宅サービス計画」
  23. 「特別徴収」と「普通徴収」
  24. 「支払基金」と「国保連」
  25. 「特別会計」と「一般会計」
  26. 「保険者」と「被保険者」
  27. 「国保連」の苦情処理と「介護保険審査会」の認定の不服や処分への審査請求
  28. 「公費負担」と「国の負担」(公費は国+都道府県+市町村)
  29. 「居宅支援サービス計画」と「居宅介護サービス計画」「居宅サービス計画」の区別「施設サービス計画」
  30. 「居宅サービス計画」と「個別サービス計画」個別サービス計画は、訪問看護計画等
  31. 「第1号被保険者の(資格取得喪失)届出義務」と「65歳年齢到達の届出不要」
  32. 「生活扶助」と「介護扶助」生活保護の被保護者(一部負担金は生活扶助)
  33. 「地方公共団体」は「都道府県」「市町村」 特別区は?
  34. 「住所移転時の認定」と「住所地特例」全く意味が異なります。
  35. 「老人福祉施設」と「介護老人保健施設」設立根拠の法が異なります。
  36. 「生活相談員」「支援相談員」「機能訓練指導員」の役割は?どの介護保険施設の人員?

問題を解く場合に念頭に置くとよいと考えます。(整理、区別、まとめましょう)

この問は、「国」「市町村」か「都道府県」か?

この問は、「医療系サービス」か「福祉系サービス」か?

この問は、「福祉制度」か「医療制度」か「介護保険制度」か?

選択肢に「のみ」「限る」「原則〜」があるのはなぜか?

選択肢に「特定」「特別」「特例」があるのはなぜか?

上乗せできるものは?などの分類選択式の問題は、分かるものから消去法で整理すること。

7の「専門調査員」は介護保険審査会です。* 介護保険法第188条「認定調査」は、市町村です。* 介護保険法第27条2項「専門相談員」は、福祉用具の人員基準にあります。

15の例として、「サービス提供者側」に運営基準があります。人員や設備基準などを定めております。「サービス利用者側」には被保険者証の提示などがあります。どちら側の問題かを区別するようにしましょう。

16の例として、居宅支援福祉用具購入費と居宅介護福祉用具購入費を違えないこと!支援があるほうが予防給付であり、介護があるほうが介護給付です。

17は、「市町村が認定し結果の通知」と「認定審査会の意見、審査判定」を区別する。

32の、「老人福祉施設」と「介護保険施設」

「老人福祉法」で定める施設の分類と「介護保険法」で分類する施設を区別する。

老人福祉法の施設は、* 基本テキストP45

ポイント、「養護老人ホーム」は、施設か?

老人福祉施設です。介護保険法の「介護保険施設」には含まれません。ケアハウスは介護保険施設か?×です。混同しやすいので、介護保険の施設を整理しましょう!

ひっかけ問題は「迷いやすい項目」に多いと思います。難問は「勉強したくない部分」が狙われやすいです。

3、マークシートは、最後まであきらめないことが大切です。

分からない問題も必ずチェックして提出しましょう。正確にマークさえすれば正解する可能性が高いと考えます。

自己採点で、もう一問正解すれば〜!

試験で難しい問題が連続するとなりますが、そこにも「落とし穴」があります。絶対あきらめないことです。

参考まで、理由と確率を示します。

  1. 5者拓1方式は、確率5分の1
  2. 5者拓2方式は、確率10分の1
  3. 5者拓3方式は、確率10分の1

これを高いと考えるか、低いとお考えでしょうか?

なお、前回、5者拓1方式(介護支援分野25問)5分の1は、1問の出題でした。

しかし、

私は、確率10分の1でも可能性は高いと考えます。理由は、選択肢5問すべて分からない場合の確率だからです。

5問中1問だけでも正しいか誤りか分かれば、確率はかなり高くなるのです。だから最後まであきらめないでほしいのです。

本番で難しい問題が続いても冷静に対応されることが大切と考えます。自分が分からない問題はみんなも分からないと考えましょう。わたしも分からないかもしれません。

大切なことは、簡単な問題をミスしないことです。どんな試験でも点差が生じます。合否の明暗は、難問を解ける知識も大切ですが、難問も簡単な問題も、ケアマネの試験ではどちらも同じ点数であることを考えていただければと思います。

したがって難問を時間かけてひとつ正解しても、簡単な問題をふたつ間違えれば無意味なのです。

4、問題を自作すると効果的です。

問題を自作されると分かることがあります。それは、正しい問題の作成は比較的簡単ですが、誤りの問題を作るのは大変だということです。

適切な理由が必要で、考え過ぎると不適切な問題になるからです。また、正しい印象を与えることも難しい点のひとつです。

誤りの問題を作るテクニックのひとつは、数値を変えることです。実はこれが一番簡単な方法なのです。キーワードを入れ替えることも同じです。

  1. (例題)介護認定審査会の委員の任期は、3年である。○×?
  2. (例題)認定の申請は都道府県で行う。○×?

過去問題や問題集で練習されるときは、このような数値やキーワードを入れ替える問題を意識して探してみてください。多く出題されております。

練習問題作成は、5者拓3方式や5者拓4方式の正解が多い問題から始めましょう。誤りの問をたくさん考えても時間の無駄です。正しいものが多い問題のほうが勉強には効果的です。

確率から考えても、正しいものを選択する5者拓1方式も5者拓4方式も5分の1です。また、5者拓3方式も5者拓2方式も10分の1です。

自作するといろいろと出題の意図が分かるようになってきます。ヒッカケ問題に気が付きやすくなります。

知識の整理に役立ちます。

保険者の事務は?特定疾病は?どれか、のような分類選択式の問題作成はかなり効果があります。

(追記)昨年このサイトのメール勉強会(無料)の合格率はすばらしものでした。はじめは、問題を作成させられるだけ、との声もあり脱会者も多数ありましたが、ギブアンドテイクの精神で、情報はメンバー内で共有しました。

5、試験は、自分を信じることが大切です。

自分を信じるためには、知識が必要です。早めに準備しましょう。

ご自身で調べることが基本です。聞いた知識は鵜呑みにしないで再確認し自分の知識にすることが大切です。

また、介護保険法なんか勉強しても無意味だ!と考えないで基本ですから面倒でも検索されて出題基を明らかにしておくことが大切です。

試験問題は、歴史が浅いのにかなり完成度が高いと考えております。介護支援専門員として活躍するために必要な知識や考え方を身に付けれる方向で勉強を進めていただきたいと考えます。

line

ケアマネジャー試験合格支援 NO10
line[Top] [参考書] [利用規定] [link to us] backBACKhomeHOMEnextNEXT
line
最終更新日:2002/3/28/Since:2000/8
button(タイトル) ケアマネジャー試験合格支援
button(TOP URL) http://www.os.rim.or.jp/%7Edentist/care/
button(EMAIL) care_mane@yahoo.co.jp
buttonお問い合わせ
button無断転載お断りします。