■オフミ回想録

■中山馬主席観戦(C一瞬『カニ』が見えました) 2013/12/21(土曜)

●のんくん、ついに炸裂!
 ツアーを堪能し、お腹も満たされたところで、いよいよ午後の戦いが開幕。 相変わらず、手当たり次第にチャレンジを続けるのんくんに対して、 まだ様子見モードの私。 実はお恥ずかしい話、前日にお金を下ろせなかったため、手持ちが多少心もとないのが本音。 そのため、特別戦まで資金を温存しているのが率直なところであった。 そんな私を尻目に、ついにのんくんが爆発する
 迎えた中山7R。古馬500万下のダ2500。最下級のダート長距離戦だ。 のんくんの狙いは◎ポッドフェローズ。前走福島で追い込んで4着。 府中でも2着があり、力はあるものの中山でその脚が使えるかどうかというところだ。
 レースは縦に長い展開。のんくんの◎ポッドフェローズは中団待機。 迎えた直線、外からマイネルティンランが抜け出し、更にカンタベリーナイトが追い上げる。 この2頭が抜け出しての3着争い。そこに大外からポッドフェローズが追い込んでくる。 「大外来い!」、のんくんが叫ぶ。 粘るマックスロノに最内強襲のバンクシーとの3着争い。 ゴール寸前、何とか捕えたように見えたところでゴール。 ここは3連複で勝負していたのんくん、見事に◎が3着に入り、 3連複264.7倍ゲット!。 ついにのんくんが炸裂した。 「いい感じで調子が上がってるよー!」と上昇ムードののんくん。 午前中のワイドの山に中穴的中、そしてついに2万馬券。 完全に勢いに乗ってしまったのだった。

●その勢いとどまらず!
 その勢いが過信から確信に変わる。続く中山8R。 ここは断然人気のエルマンボがおり、のんくん、素直に◎。 相手にヒモ荒れを期待して、薄目をケアしていた。 すると、レースは好位につけていた◎エルマンボがあっさり抜け出し、 注目は2着争い。 混戦の中、抜け出したのはマルマロス、そしてナムラショウリだった。 マルマロスは人気皆無。のんくんの新聞を覗きこむと、 何とマルマロスに○印が。本線的中を決めていた。 「これ人気ないっすよ」「頭は断然人気だけど、5万ぐらいつくんじゃないですか?}と期待。 少し期待し過ぎたところはあったが、それでも3連単153.8倍2レース連続での万馬券ゲット!。 するとのんくん、「ワイドも的中してるよ」と全くいらん報告を。 もはやこの男の勢いを止める術無し。 『カニ』が現実味を帯びてきたのです。

●どうにも噛み合わない私
 ようやくここから特別戦。本当の勝負はこれからとあらためて気合を入れるも、 中山9Rは、 私が◎3着(1,2着の3連単フォーメーション狙いでドボン)、 のんくんが1着2着の順番が逆の3連単ということで、ニアピンドボン。 阪神9Rは私が◎ラローザブルで追い込み切れず、 のんくんは2頭軸の11と15は見事に来たものの、 2着にブービー人気のアテンファーストが粘り込んで大波乱。 中山10Rの中山大障害も、 目の前で見事に飛越していく馬たちに歓声を上げていたものの、 大本命バアゼルリバーのまさかの失速でドボン。 どうにも歯車が噛み合わない展開に、焦りを覚え始めていた。

●ようやく一矢
 阪神10Rは六甲アイランドS。 準OPの6ハロン戦。波乱の匂いがする。 ◎にはウエストエンド。距離短縮で勝負にならないかと狙う。 ○マッキーコバルトに▲ミッドナイトクロス相手の3連複勝負。 のんくんは◎マコトナワラタナだ。
 レースはアンバルブライベンが引っ張る流れ。ウエストエンドは番手追走だ。 すると直線、番手から見事に抜け出し快勝。2着にマコトナワラタナ、 3着にウエストエンドが入り、ようやくここで3連複的中。 万馬券に届きたかったが、僅かに届かず91.3倍。 それでもようやく一矢を報いることが出来て、 ほっと胸をなでおろした。

●メールでの駆け引き
 そして迎える東西メイン。 その前にここまでの状況を少し『御大』に伝えたい衝動が高まり、 岩ちゃんにメールで報告。 文面はズバリ『爆発中。誰とは言わないが』。 すると今度は黒ちゃんからメイン直前にメールが。 『どうだい?馬主席は?席が良いと当たるでしょ(爆)』 明らかに当てていないこと前提の文面だ。 ならばとこちらも、 『まあ楽しみにしてなさい。ムフフ・・・』と意味深な返信。 これにあせった黒ちゃん、『なぬ?まさか、、カニ?』。 思うツボだったのが面白かった。

●完全な尻すぼみ
 ここにきて勢いが止まってしまったのんくん。 再び渇を入れ直すも、中山はアフォードにキングレオポルドといった、 全くノーマークの追い込みを食らい、阪神のラジオNIKKEI杯も人気勢が揃って壊滅。 これにはどうすることも出来なかった。
 ここで岩ちゃんからも返信が。最終まで頑張って!と再び激励。 そんな岩ちゃんは中山、アフォードから狙っていた模様。 惜しくも相手抜けを食らったが、相変わらず他人とは違う角度から攻める岩ちゃんの、 底力と一端を垣間見せてもらった。
 この流れを最後まで変えることはできず、 最終レース も厳しい結果に。 のんくんは中山最終で◎ウイングドウィール1着で一瞬、期待したものの相手抜け。 これが精一杯の完全な尻すぼみで、本日の戦いを終えたのだった。

●一瞬、『カニ』が見えました・・・
 ちなみに午前中からのんくんがビール4杯、私が2杯。 そのうち1杯は絶好調時ののんくんのおごり。 この時には『カニ』も視界に捉えていましたが・・・。 それでも十分、電車代はきっちり稼いで帰ることが出来たのんくん。 勢いと勝負強さをまざまざと見せつけての戦いでありました。

B≪ ≫Dへ続く