■オフミ回想録
■中山馬主席観戦(B興奮のバックヤードツアー) 2013/12/21(土曜)
●バックヤードツアー
『ウィナーズサークル観戦ツアー』、
正式には『バックヤードツアー』がいよいよ始まった。
受付を出て、いったん外に出て、ウィナーズサークル前の建物へと再び入る。
周囲は競馬予想と馬券購入と昼食と一休みが混ざり合う雑踏で満ちている。
普段であれば何のことは無い日常であるが、午前中ずっと、選ばれし者だけのフロアで
過ごした体には、雑音でしかなかった。これが『選ばれし者』の日常、我々の非日常。
スーツに身を包み、ツアーパスをぶら下げる集団を興味本位で見る周囲。
そんな好奇な眼も心地よくすら感じていた。
●特設席での競馬観戦
最初に連れられたのはウィナーズサークル前に作られた
特設の観覧席。
ここで中山5Rを観戦する。
テーブルには双眼鏡も置かれていた。
しかしのんくんには関係無し。
この日のために自前の双眼鏡を持参してきていた。
何もかもが用意周到。さすがだ。
既に事前に馬券購入済みののんくんに対して、そもそも購入予定のなかった私。
それでも目の前での観戦となるならと、携帯から急遽購入。
あのパドックでカワイイと感じた16.ミルノワールの単勝だけ遊びで購入した。
レースは8.オウケンブラックの差し切りで、我が◎はどこを走っていたかもわからず、
ただただ茫然とレースを見送るだけであった。
●ウイナーズサークルに踏み込む
レースが終わり、勝った馬がウィナーズサークルに戻ってくる。
多くのカメラマンに囲まれる姿を間近で見た。撮影が終わり、馬が去ってしばし、
いよいよガイドのお兄さんに連れられて、
ウィナーズサークルへと向かった。
通路を抜け、一歩踏み出す。芝生の感触が心地よいクッションのようだ。
スタンドを一望し、あらためて、普段TVで見るようなアングルからの俯瞰を楽しんだ。
ここでガイドさんから簡単な説明を受けた後、
記念撮影をすることに。
すると、プラカードを持った赤い制服のお姉さんが登場。
一緒に記念撮影できるとのこと。ここまでサービスしてくれるとは。
JRAの≪おもてなし≫に感謝。
のんくん、近いw
●検量室に生蛯名
続いては検量室へと案内してくれるとのこと。
ウィナーズサークル脇にある検量室。その前には上位入線馬が収まる枠がある。
よく勝利した馬が検量室前に戻ってきた時に収まる白い枠というか壁と言うか衝立というか、
があるのを覚えているだろうか。その1着馬が収まる間を通り抜けて、
検量室前へと進んだ。
ここでは撮影禁止ということで外から見るだけではあったが、
良く見るレース後の着順(1着から5着)を記載するホワイトボードやら、
検量用の測りなどを生で見ることが出来た。
思ったより奥行きがあり、
そこには馬具や着替えなどが乱雑に収められた木枠のロッカーがあり、
どっかり腰を据えて競馬専門紙を広げるジョッキーの姿も見えた(誰だったか思い出せない)。
続いて検量室脇の狭い通路へと入り、別角度から検量室を覗くことに。
するとその通路に、競馬記者と談笑する蛯名が。
肩が触れるほどの距離感。これにはのんくんが人一倍興奮していた。
これでツアーは終了。無料とは思えない充実ぶり。
今後も積極的にファンサービスを拡大していくとのこと。本当に楽しみだ。
解散後ものんくん、「蛯名がいたのは何かのサインかな。
有馬は(蛯名騎乗の)ラブリーデイかな」
とまんざら冗談ではなさそうな顔を向けていた。
●結局ジャンクフード
ここで遅めの昼食を取ることに。
いったん馬主席フロアーにまで戻り、
レストランを覗いたのだが、店内にモニターがないことに気づき、
のんくんが反対。
『めったに入れないレストランでの昼食よりも目の前に迫る競馬』。
のんくんらしい選択といえば選択。
再び下界へと戻り、地下にあるジャンクフードコーナーへ。
定番の牛丼を二人、掻き込むように胃袋へ納め、
再び、戦いへと向かうのであった。
A≪
≫Cへ続く
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