■オフミ回想録

■福島オフミ(E≪祭り≫は終わっていなかった)  2012/07/08(日曜)

●車内で最終勝負
 最後の勝負とばかりに最終Rに挑む者とメインレースが終わり家路に急ぐ者が交錯する通路、 のんくん、ごとっぴさん、私の3名も、その帰宅の列に加わった。 ここは地元のんくんの誘導で、競馬場と隣接する立体駐車場への直結通路を通り抜ける形で、 その下にあるタクシー乗り場に向かった。 並ぶことなくタクシーに乗車。助手席にのんくん、後部座席にごとっぴさんと私が座り、 福島駅前に向けて走りだした。 常に競馬ファンを乗せ慣れている運チャン、 当然、競馬中継のラジオ放送を流してくれていた。 ごとっぴさんと私は既に本日の勝負を終了していたが、 3場全レースに挑戦中ののんくんは、 勿論、全て購入済み。 そうこうする間に、函館最終Rのファンファーレが鳴った。 都合良く軽い渋滞にハマったこともあり、レース実況を最後まで聞けそうだ。 のんくんの本命はストレイトガール(?)だったかと思うが、 映像の無いなかで妄想だけを膨らます。 4コーナーから上がってくる本命に、期待が高まったのだが、 直線でその名が呼ばれることはなかった。 ここで車は駅前に到着。中京と福島の結果は後のお楽しみということで降車した。
 通常改札を通り、長い通路を歩き、新幹線の改札へ。 方向が逆になるのんくんともここでお別れ。お仕事も忙しいなか、すえちゃんとともに、 裏でいろいろと手配をしてくれて、おかげで本当に楽しい時間を過ごすことが出来た。 「ありがとうございました。また来ます」と握手を交わし、 去って行った。
 まだ30分近く時間がある我々は、改札内売店の裏手にある休憩所に腰を下ろし、 一息をついた。本当はご当地ソフトクリームでも食べたかったのだが、 売店にはなく、また客も多かったので、飲みものを買って静かに待った。 そろそろと言う頃にホームに上がる。昨日とは一転して気温が上がり、 ホームも日向は灼熱状態。日陰に身を潜めていた。 しばらくして東北新幹線やまびこ62号東京行がホームに到着。 そして、福島に別れを告げた。

●最後の最後に大炸裂!
 車内は我々と同じく、楽しい想い出をたくさん作ってきた乗客でほぼ満席だった。 ここでごとっぴさんから、 「最終レース、どうだったんだろうね」、 ということで、すえちゃんにメールで確認。 するとほどなくして返信が。 なんと、おかげさまで2レース的中したとのこと。 どれが当たったんだ?、どのぐらいの配当なんだ?。 見てなくても、その喜びようが伝わってくる文面から、 恐らく高配当を仕留めたに違いない。これは家に帰ってからの楽しみにしよう。 良かった、ほんと良かった。 恐らく我々の前で見せつけたかったであろうが、 十分、すえちゃんのその喜ぶ顔が想像できた。
・・・・・
 後日、すえちゃんから、福島と函館の最終Rを仕留めたとの報告。 福島が3連単:8,420.-、函館は何と3連単:54,510.-、 5万馬券を炸裂させていた!。 すえちゃんの生絶叫、聞きたかったな。



●現実の世界へ
 1時間ほどで大宮駅に無事到着。夢のような2日間から、 現実の世界に引き戻される時がついにやってきた。 ごとっぴさんとはまたきっとすぐ会えるだろう。 「お疲れさま。また飲みに行こうな」と、 それぞれの家路に向かった。

●あらためて感謝
 家に帰り、早速、掲示板を確認。 そこには黒ちゃんが土曜と日曜の午後のレースを全予想。 更にはSkyさんも日曜メインの予想を書きこんでくれていた。 こういう気持ちが嬉しいじゃないの。 結果については、、、かなり痛々しかったので、 触れないでおこう(笑)。
 12年ぶりの福島オフミ、本当に楽しかった。 やはり気心の知れた仲間、同じ趣味を共有する仲間との、生の語らいは、 ネットとはまた違った、リアルな充実感がある。 最近、競馬への接し方について、いろいろと思うところはあったが、 全て払拭された。 これまでに出会った仲間、それはリアルだけでなくネット上での仲間全てに対して、 かけがえのない時間を過ごし、大切なもの、経験をともにしているのだということを、 あらためて感じることが出来た。
 この秋、久々にすえちゃん大会に戻ってくるとのこと。 岩ちゃんがまた誘ってくれたようだ。 伝説の男が帰ってくる。 そして、その名をこの秋、掲示板に見つけた時、 この福島オフミの熱い戦いのことを、思い出すことになろう。

岩ちゃん、すえちゃん、のんくん、ごとっぴさん、Skyさん(年齢順:笑)、 本当にお世話になりました。そして、楽しいひとときをありがとうございました。
おつかれさま!。

−完−

※画像提供はすえちゃんより(いつの間に撮っていたのか。今度からどんどん撮ろう)
※すえちゃん視点での『オフミ回想』は こちらより

D≪ ≪@へ戻る