2005年09月号「リレーコラム再出発にあたり発起人 Cより皆様へ」000c 芳賀梨花子


蘭の会は、皆様ご存知だとおもいますが、女流の会です。今時、そういうくくりが存在するということはどうなのよ?みたいなご意見多々あるでしょう。そしてウエブで活動しているというカテゴライズしています。媒体を限っているなんて、それこそナンセンスでしょう。実は、会員の皆様、読者の皆様には申し訳ないのですが、設立当初の蘭の会には、なにかしらの大きな目標とかなんにもなく、大義名分としては、男がいなけりゃおしゃべりも楽しかろう、みたいなふざけたものでした。それも、たまたまチャットをしていた宮前のんと、佐々宝砂と、わたしの三名が冗談みたいに始めてしまったのです。でも、設立当初は、あまりにノンポリであるにかかわらず、色々と厳しいご意見をいただいたり、あのラ・メールと比較されたり、だいぶ、大きな誤解がありました。でも、そのたびに、まあいいか、まあいいか、と更新を繰り返し、 4年も続いてまいりました。11 月で創立4周年。嘘みたい!

そういえば、最初のうちは、蘭の会に参加していただける方をウエブ上でスカウトしてまわりました。設立当初からお名前を連ねてくださっている方もたくさんいらっしゃいます。そして、時とともに多くの方に参加していただける会へと発展?したのです。しかしながら、実際の蘭の会の活動は、過去、まな板の上にコイ!などの人気コンテンツもありましたが、現状としてウエブでは活発だとは言いがたい。しかし、ウエブ女流詩人の膨大なウエブリングという機能を持つことになりました。この機能がある限り継続こそ力なりと信じたい。そして、それは会員の皆様が参加してくださったからこそなのです。そして、多くの読者の方と会員の皆様に支えられ、昨年は記念碑的なアンソロジーも出版することができました。そろそろ第一版の在庫がなくなりそうです。最後のダンボールに半分ぐらいになりました。手にとって読んでくださった方になんとお礼を言ったら良いかわからない。そして、詩集を出版するということによって蘭の会はオンラインで生まれたのにかかわらず、オフラインへと活動の場を移してきました。  

そして、2005年、4周年を迎える蘭の会が次になにをやれるかということを考えてみると、オフラインで得たものを、オンラインへの還元したい、それしかないと考えています。さて、さて、蘭の会は次になにをやるのでしょうか?詳細は来月号にて発表させていただきますので、お楽しみに!そして、来月号にリレーコラムのたすきをきちんと渡しておきますね。ではでは、皆さま、これからも蘭の会をよろしくお願いいたしまする。


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