スターマンチキン
Star Munchkin / SJG
ショートコメント
●マンチキン宇宙に飛び出す、RPGネタのブラックユーモアカードゲームがSFジャンルにも進出
Munchkin goes to the space, black humor cardgame of RPG now enters into the Sci-Fi area.
published designed players time
2002 Steve Jackson 3-6 60-90 min.
マンチキン宇宙に出る

 「スターマンチキン」は、ファンタジーRPGを題材にしたブラックユーモアカードゲーム「マンチキン」のSF版です。
 ゲームシステムはそっくりそのまま、ただ題材だけがSFになったという代物です。悪く言えば安易なのですが、そこはスティーブジャクソンらしい良い意味での(?)悪乗りゲームだと言えます。
 キャラクターの種族は、サイボーグ、ミュータント、フェリンとなり、キャラクターの職業(クラス)は、サイキック、バウンティハンター、ガジェッティアとなりました。ハーフブリードや、スーパーマンチキンのルールもそのままです。
 ゲームシステムが共通なので「マンチキン」と連結することもできます。

 まぁそんな訳でゲームシステムの紹介は抜きにしてカードの紹介をして終わりましょう。
 下の画像の左から、種族カードのミュータント、職業カードのサイキックです。続いて「2001年」でお馴染みのモノリス、「スターウォーズ」のウォーカー、「宇宙の戦士」のバトルアーマーです。
 SFが題材ならいかにもありそうな顔ぶればかりですね。有名どころを選んで紹介しているわけではありますが。
ファイナル・コメント
 実はまだプレイしていないのですが、不思議なものでファンタジーRPGには造詣のないわたしにとっては「マンチキン」はそれほど愛着が湧かなかったのですが、「スターマンチキン」になっていろいろなSFゲームネタが入っていると親近感が深いのは不思議なものです。
 内輪ウケネタのゲームに近いのでゲームとしての評価はしがたいのですが、B級SFゲーム分科会的には、やはり「マンチキン」とは分けて別のページにしておかねばという一作です。
関連ゲーム
マンチキン
バグアイドモンスター
外宇宙からのおそるべき緑のもの
●オーガ
 今度はモンスターとトラップ系です。
 左から「バグアイドモンスター」、「恐るべき緑のもの」、「オーガ」、「大いなるクトゥルフ」、「箱の中のパラドックス」です。
 これまたいかにもという感じですね。特に「緑のもの」と「オーガ」はスティーブジャクソンの人気SFゲームキャラです。
 他のメーカーがやるといろいろと角が立つような気もしますが、長年に渡ってSFゲームのB級部分を手がけていたスティーブジャクソンがやるといかにもという感じがするから不思議です。