2004年の猛暑

2004年6〜7月にプレイしたゲームの備忘録です。

●カラバンデ
ホームパーティー用の候補ゲームということで久々に埃を払って組み立てて奥さんと練習。床でやるしかないため、ホームパーティー用としてはイマイチという結論になって終了。

●IGOR
マッドサイエンティストを題材としたタイル/カードゲーム。
ゲーム内容としてはいささかプアか‥(^_^;

●ハンニバル
●ハンニバル
攻守ところを替えて2番、いずれも敗戦。
初戦はローマでダイスの目とコンスルの引きが悪く劣勢、その中でパウルスのバトルカードの引きだけが良く、あわよくばハンニバルを食ってやろうという楽しみの中で2回の大会戦を戦ったが、いずれもハンニバルをもう一息で包囲できず敗北。
続いてハンニバルを持っては第一ターンにガリアキスアルピナを制圧して一気にローマへ駆け下るという荒技に出ましたが、今度は一転してバトルカードの引きが非常に悪くなんとハンニバルが頓死して敗北‥(^_^;

●ウィルダーネスウォー
米国建国以前のイギリスとフランス/インディアン同盟とのアメリカ大陸北東部での戦い。カードドリブンの中でも戦闘が直接的な作用を持つタイプのゲーム。イギリス軍を持っていきなりルイスブルグ攻略戦、これは両軍ともに死屍累々の痛み分けで終わり。その後はシャンプーレーン湖を正攻法で攻め上り、痛み分けの結果では増援の少ないフランスがジリ貧の中、タイコンデロガからモントリオールまで一気に攻め切って、残敵を追ってオンタリオ湖をナイアガラまで攻め上って中押し勝ち。

●イグルーポップ
奥さんの友人たちがやってきてホームパーティーゲーム。最近はすっかり定番のイグルーポップからスタート。
個人的にはだいぶんスキルが上がってきて、これは勝利。

●コヨーテ
最後の一人までプレイするルールで最近はやっているが、コレはヒット。脱落して全てを知っている観戦者になってからが意外に楽しい。
この日は最後の一騎打ちで2対0の劣勢からMさんが粘り倒して逆転勝ちのドラマ。

●ウィルダーネスウォー
対戦相手を替えて再び。今回はフランス軍を持って全局的には史実通りに劣勢の中、勝利得点的な勝利を目指す。
シャンプーレーン湖沿いを攻められるも山に篭ってはイギリス軍訓練兵の補給路を脅かして粘る展開で時間が切れるまで粘り倒して勝利。

●宝の滝
メビウスで購入してきたアクション系の小品の新作を奥さんと対戦。ダイス目にも恵まれて勝利。

●ステンレススチールラットの帰還
ARES誌の未消化ゲームの一つ、思い切ってプレイしてみたが率直に言ってARESのパラグラフ系ゲームの中ではいちばんハズれているかも。探偵ゲーム的な要素を盛り込んでいるのだが、それなら他に面白いゲーム(たとえば「オリエント急行殺人事件」)があるのでイマイチ。パラグラフとしては、ただひたすら妨害のロボットが出てきて戦闘するだけでやや単調なので、これも「ダモクレスミッション」の工夫と比べるとイマイチ。

●バーサーカー:シナリオ1
●バーサーカー:シナリオ2
セイバーヘーゲンの「バーサーカー」シリーズのボードゲーム。長年の懸案だったがついにプレイ。
バーサーカーの凶悪さや恐ろしさという意味では物足りない気もするが、艦隊戦系のSFボードゲームとしては面白い。宇宙艦隊戦番のオーガだと思えばそう間違っていないのではないか。
シナリオ的には1はイマイチで、シナリオ2の方が良い。さらに追加のルールやユニットもあるので、また機会があればやってみたい。

●チェーンリアクション
故シド・サクソンの追悼の意味も含めて久しぶりにプレイ。
連鎖反応というタイトルのモチーフがゲームシステムの根幹に鮮やかに生きている秀逸なアブストラクトゲームとの思いを新たにする。
ただし、意外と逆転は起きにくいゲームではあるかも知れない。

●マーシャンチェス
アイスタワーのセットでプレイする「火星のチェス」と称する非常に不思議な発想の二人対戦アブストラクトゲーム。コマの支配権がコマの占めるマスにより規定されるという発想が斬新。ただし、収束していない。

●アイスタワー:2人プレイ
●アイスタワー:2人プレイ
●アイスタワー:3人プレイ
●アイスタワー:3人プレイ
アイスタワーのセットを使うタイトルゲーム。
同時多発シーケンスで賑やかにプレイするゲームだが、どうすれば勝てるのかはなかなか難しい。2人でも3人でも2回ずつプレイしたが、1回目と2回目で展開が大きく変わった。さらにプレイしていくと、また作戦が変わるかも知れない。先に動くのが良いのかどうか???

●ウルランド+拡張
ウルランドの拡張カードが出たと言うことで是非ともプレイしたいと思っていたが、3人でプレイしたのは失敗だったか。とは言え参加人数も、用意していたほかのゲームも適当な選択肢がなく止むを得なかったのだが。
結論から言えば、ゲームシステム的に3人はかなりイマイチ。環境プレイヤーの選択に対して、一人しかイクトをプレイしないというのがイマイチ。次に3人しかいないので遺伝子が出てくる数が少なく、あまり拡張を使う値打ちなしでイマイチ。

●テレパシー
再び自宅でホームパーティーゲーム。
今回は7人という人数で微妙ながらもフラッシュではなくテレパシーからスタート。最初のお題は「夏」、次のお題は「趣味」。
フラッシュと違って初対面メンバーの中ではどうやって勝てばいいという方法論も見当たらなかったが、ともかくも制限時間でそれなりの答えを書きまくって一応はトップに。

●ピット
1ディールやったところで、事情により中断。ホームパーティーのゲーム選びはほんに難しい。

●ブラフ
これまた久しぶりにプレイ。最初の脱落者が出てから最終決着までが長く掛かりすぎてこれもあまり良くなかったか。
きわどいところだったが、最後は1個対1個の勝負を制して勝利。

●ジェスチャー
これも久しぶり。最初に模範演技をやろうとしたが、ちっとも模範にならず‥(^_^;
対戦では意外なことにウチの奥さんが奮戦して11個の最多の回答を引き出してチームを勝利に導いた。

●メイクンブレイク
積木ゲームの新作を購入してあったが、ついに日の目を見ることに。
予想以上にウケが良く、子供のいる場でプレイするゲームとしては非常に薦められると思った。
大人向けの赤いカードと、子供向けの青いカードが分かれているのは非常に良い工夫だと思う。

●アベカエサル
これも久しぶり。人数の都合でルールだけ説明して抜けていたが、参加者の評判は上々。やはり傑作だと思う。

●ボーイング
カンをボーンと叩くゲーム。このゲームも子供には大受け。

●ウィルダーネスウォー
再戦。今回はルールも周到に確認。両者ともイギリス有利の見解で一致したことからビッディングして、4点でイギリスを持つことになった。
1757年春にドローがたまたまアンフィビアスランディング、サレンダーがあって、増援カードがなかったため、最低限の兵力でルイスバーグ攻略戦を開始し、幸いにも攻城戦が1回成功してサレンダーでルイスバーグを獲得することに成功した。しかし、1757年秋にはシャンプーレーン湖戦線でフランス軍のアンブッシュで一方的に訓練兵5ステップを失って兵力的な優位を失ってしまう。
1758年春にはルイスバーグが落ちていることから本ゲームで個人的には初めて実物を見ると言うキベロン湾海戦での勝利をプレイ、この段階では優位に立つ。しかし、その後、オハイオフォークスでのアンブッシュで西方でも戦力的な優位を失ってしまった。最終的にもう一度のオハイオフォークス決戦でもさらに敗北してそこで投了となった。
粗いと言う問題点はあるが、半日でプレイでき、戦闘要素が重要であるカードドリブンとして合格点ではないかと思う。

2004年の酷暑に続く
2004年の初夏に遡る