2003年の秋

2003年10〜11月にプレイしたゲームの備忘録です。
7年ぶりのゲームオリンピックがあり、その練習を合言葉に最近になく良くゲームしました。

●スカラベロード
クニッツアの二人用の少し複雑目のカードゲーム。トレカのテイストをクニッツアが料理したらこういうことになりましたという仕上がりか。ソロプレイでルールを見てみた程度だが、ひとまず対戦してみたいところ。
コンフロンテーションのプレイ
●指輪物語:コンフロンテーション
●指輪物語:コンフロンテーション
日本語説明カードを作って家庭内対決、手勢を替えて2番勝負。
きわどいけれども確実にリードしての連勝。最後に残るキャラの顔ぶれを睨んで、最後にゲームが決まるジレンマのイメージができあがっていると、僅差でも割としっかり勝ちが見えるかも。

●シーボイガン市を食った怪物
レビューを書くために久々にプレイしたが、手軽で楽しい。
ただし、怪獣側が真面目に勝ちにくると、やはり阻止は難しく、意外に単調な気も。
やはりいろいろな怪獣を作って、どんな展開になるかを楽しむゲームかも。

●ルナレールズ
エンパイアビルダー系列の最新作をまずまずのテンポでSGCで対戦。
いつもの通りの出来栄えと思うが、プレイしやすさの工夫、題材にあったテイスト付けという点で前作「アイアンドラゴン」に及ばない。

●死霊要塞1945
RPGamer#3のオリジナル付録ゲーム。
終戦間際のドイツの秘密機関のゾンビー研究の成果を狙って英米日独の4国の機関が争うボードゲーム。
企画はまずまず、ゲームの着想もまずまず。
ただ、「これはこのゲームならでは!」というところは特にないかも。「超人ロック」や、「死霊の夜明け」や、往年のスクールパンチなどをいろいろと思い起こさせる。

●フィストオブドラゴンストーンズ
「操り人形」の作者の新作。手軽で面白い一作。
アベカエサルのプレイ
●アベカエサル
ゲームオリンピック向けの練習会として集合、往年の傑作ゲームで種目に入っているアベカエサルをプレイする。
久しぶりにプレイしたが、ルールのところで「手札が全て6になると6をプレイできる」のかどうかが議論になった。富士商版の添付日本語だとそう解釈できる気がするのだが、それだとトップが爆走する展開で昔のプレイ感と異なる気がした。
結局、「抜かれて2位に落ちない限りは使えない」とした。さらに、誰も追い越せない位置で6だけになったら落車にするか、そのときだけ使えるにするかという議論も。昔は全社だったような記憶がある。

●マギノール
クニッツアの魔法使いの選挙戦ゲーム。
ルールを読んだときはどこが面白いか見えなかったが、プレイしてみると選挙戦ゲームのテイストが上手く出たシンプルなゲームで面白い。SF/Fネタの選挙戦ゲームは他に見たことがないので貴重な存在かも。ただし、プレイのテンポが序盤では遅すぎる気がするので多少のハウスルールが必要か。変更ルールで再戦したいところ。

●ワードバスケット
これもオリンピック種目。

●豆じゃないよ
これもオリンピック種目。悪くないシステムだと思うがカードの枚数が多すぎ、少しまったりしすぎではないかという印象。

●麻雀
これもオリンピック種目。それにしても麻雀が反時計回りゲームであることに誰も気づかずツモが1週回ってしまうところまで進むというのは重症。

●アベカエサル
人数が増えたので先程プレイした4人コースに替えて、6人コースでのプレイ。4人は落車ゲーム、6人は不敬罪ゲームと昔よく言われたが、そのことを再確認した。

●フィストオブドラゴンストーンズ
先日に続いて再プレイ。前回より人数が増えた状態でのプレイだったが、最後になって泥試合模様になってスッキリ終わらず後味が前回より悪くなってしまった。5、6人プレイは少しかったるいのか?

●マンチキン
SJGの比較的最近の作品。RPGを題材にしたカードゲームで続編も続々。ソロプレイでシステムの確認をしてみた程度だが、ルール的には特に難しいところはなくサクサクできそう。

●英仏百年戦争
GJ#8の付録ゲーム。部隊密度の低いエリア式のキャンペーンゲームだが、題材が題材なので将軍がどんどん代替わりするというシステムがあるのが新機軸。聞くと凄く面白そうなので期待してプレイしたが、少し期待過剰だったか。
ゲーム全体がプレイアブルなので1ターンの重みがそれほどなく、その中で数ターンの寿命の将軍の入れ替わりは少し軽すぎる感じで、期待したほどの大河ドラマ的なテイストが得られなかった。
ただ、これはないものねだりなところがあって、大河ドラマ的なテイストを感じさせて何代もプレイするということは、それなりのビッグゲームになるということで、雑誌の付録ゲームでプレイアブルなものに両立を期待するのは酷なものかという気もする。

●盟約の地
英仏百年戦争に触発されて、久しぶりにB級SFゲーム分科会のオリジナルゲームをプレイ。人類側の反撃タイミングが少し遅く、魔物側が逃げ切り勝ち。
この系列のシステムに英仏百年戦争の代替わりを組合せたらということも考えたが、ポイントトゥポイント式のイメージはもっと短期間なので、工夫しないと噛合わない気がする。

●マンチキン
ソロプレイでは面白さがもう一つ見えなかったので対戦プレイに。意外なことに対戦してみるとウケは良く、SJGのこのテのマルチゲームにしては収束性も高く楽しめた。

●ワードバスケット×3
オリンピックの最終練習。取りあえず練習メンバーの中では勝てるのだが‥。

●フラッシュ
これもオリンピック種目。お題は、「ゲーム」、「2003年」、「飲み会」。
「飲み会」のところでビッグポイントの「酒」を取り損ねて「日本酒」と書いたのが災いしてトップを取り逃す。重複承知で「日本酒」も「酒」も書いておくのだったか。久々なので勘が働かず。
エイジオブミソロジーのプレイ
●エイジオブミソロジー
最近、ミニチュアを使ったゲームでヒストリカルを中心に新作を連発しているイーグルゲームズのファンタジー題材の新作。戦闘のシステムが新たに加わった「プエルトリコ」といった趣だが、3つの神話体系ごとの個性的なユニットの魅力もあって存在感のある新作になっている。入手後すぐのプレイということでルールもきちんと読みこなせていない段階でのプレイは杜撰でいろいろ問題あったが、テイストは良く破綻もしていないようなので是非とも再戦したい一作。

●ワードバスケット
ゲームオリンピック直前の最終練習。

●ワードバスケット
ゲームオリンピック本番。残念ながら世間のレベルは高く歯が立たず。ファミリーゲームにはファミリーゲームのスキルがあって、そこでのレベルの高さがあることを痛感する。修行しなければ。

●バックギャモン
ゲームオリンピック本番。時間制限の1バトルマッチ戦を通過してトーナメントへ進出。1回戦で優勝候補の一角のSさんと対戦、2ポイントマッチで1ポイント先取された後にギャモン勝ちのチャンスがありながら、最後の最後のミスムーブで大魚を逸す。コンソレでは、1番勝負にダブリングキューブを使って、256倍マッチで勝利して11位に確定する(24名中)。

●ジョジョの不思議な大冒険
同人ゲーム。超人ロック的なテイストの作品。
ただ、これも「エイジオブミソロジー」と同じでルールが読みこなせていない状態でプレイしたので杜撰。ゲームオリンピック会場でメンバーを募ったことから身内でないためプレイ開始後のルール解釈変更をめぐってギクシャクしたものも。
ちゃんと読みこなせれば悪くはなさそうだが、原作を読んだことがないので優先順位は一段低いか。

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