2003年の春

2003年3〜4月にプレイしたゲームの備忘録です。

●三畳紀
ウルズッペ、ウルランドに続く太古の生物進化ゲーム第3弾。
アブストラクトながら大陸分割の時期の初期爬虫類の盛衰を描く。
ルールがかなりわかりにくく、なぜ得点計算がそういうタイミングで発生するのか、それをどう運用するべきかがピンと来にくい。
あとコマが単なるキューブなのはマイナスで、やはりウルランドのイクトコマを使いまわしたいところ。

●TAMSK
ゲームマーケット2003の会場にてデモンストレーションでインストしてもらい連れと対戦。
砂時計をコマとして使って動かしてはひっくり返していく不思議なゲーム。砂時計の使用方法としては斬新だろう。
砂時計の砂が落ちていくのには心理的な作用が強くて、それほど煮詰まっていなくても焦らされてしまう。
ゲームとしては動けなくなると詰みのデッドエンド収束型。慣れている人が強そうな気がする。

●INVERS
スクエアボードを余りのタイルで列単位で押して、新たに押し出されたタイルは裏返してまた入れていくというゲーム。裏返されたタイルがロックになるという発想でスマートに無限ループを回避して、シンプルでそれでいて勝ち筋のわかりにくい新しいゲームが生まれている。
わかりやすさと相俟ってこれは良さそうなので、購入して帰って来た‥(^o^)

●伝説のかけら SAGA
ゲーマで販売されていたカードゲーム。一種のラミー系ゲームだが、ポジティブスコアとネガティブスコアがあって上がった人次第で反転するというマルチプレイ仕立てのゲーム。
着想は面白いように思うが、時間不足で真価を問うところまで進まず。

●指輪物語+サウロン
ようやくプレイすることができた「サウロン」拡張キット、それも念願のサウロンで。
ナズガルカードはオープンで枚数も限られているながらも強力。序盤ではブラックライダーが深刻でないので小賢しいホビットどもはダメージをブラックライダーに逃がしていく。しかし、今回はモリアでイベントがかなり進み、サウロン本体が期待以上に前進、上手く行けばヘルム峡谷で決着も可能かと思われた。
しかしここからが二枚腰のホビットどもで、見かけによらぬタフネスと協力プレイによってヘルム峡谷を突破し、シェロブの巣でも犠牲者を出しながらも通り抜けてきた。しかし、モルドールに入ったところで悪運も尽き指輪は我が手に戻ったのであった。

●ライダーズレジョンド
死神博士追悼企画ということで、共にショッカーデッキでの対戦。
どちらが死神博士を鮮やかに使いこなすかというレギュレーションだったが、こちらが怪人量産で先行すると相手がショッカー首領バンザイで応戦してきて勝敗を競う深刻なプレイに。こちらもショッカー首領バンザイで応戦すると怪人が多いこともあって、一気に相手の後半デックを吹き飛ばしてしまう。
結局、死神博士は登場せず、両者痛み分けの判定でゲームを終了する。

●ジェンガ
引越祝賀パーティーで横浜にお邪魔して最後に4人でプレイ。
テーブルの状態が良くメンバーにも恵まれ、なんと30段を優に越えて、ついには抜けるブリックがまったくなくなるところまで進行してめでたく終了。長年プレイしてきて初めてのこと。

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