2002年の暮れ

2002年11〜12月にプレイしたゲームの備忘録です。

●指輪物語:コンフロンテーション
高松合宿に続いてのプレイ。今回は黒を持って着々と進めていきながら、最後の最後にウィッチキングを分かっているウィッチキングキラーにぶつけて自爆逆転負け。ゲームに勝って勝負に‥というヤツか。

●ドラゴンレイジ
先日のプレイでドラゴン側が存外だったのでルールを確認しなおしての再戦。プレイバランスそのものもさることながら、残念ながら面白さと言う部分でもう一つ。戦術の幅がなく、ドラゴンを囲んで叩ければ、後はドラゴンの戦力が削れ始めるとやはり同じような展開に。

●アウトポストガンマ:ラストアウトポスト
人類側が悪役の戦術級SFゲーム。圧倒的な蜂起した現住エイリアンに包囲されるデバステーター。
プレイアビリティは良好で、シチュエーションも質対量の対決で面白い。
なおかつ悪役のデバステーターが最後には屈して敗れ去ると言うのも良いかも。
シナリオのタイトルがラストアウトポストというのもシチュエーション的にもプレイバランス的にも適切かも知れない。

●アウトポストガンマ:エヴァキュエーション
SLのシナリオ6「エスケープ・フロム・ヴェルキエルキ」を思わせる。脱出していく鉱夫を連れたデバステーターリーダーたちが、反対側から来る応援と合流して離脱できるかどうかというシナリオ。ラストアウトポストとは毛色が変わっていて面白い。このシナリオもデバステーター側が苦しいように思う。

●ダブルスター
レビューを書くために久しぶりに埃を払う。以前の経験から総力戦のアルマゲドンシナリオをプレイする。アルマゲドンシナリオでは双方の艦隊数もそれなりになり、まずまず楽しくプレイできる。艦隊戦はフォーメーションが切れた途端に傾くが敗走する艦隊を追って敵地へ入っていくと、今度は迎撃するフォーメーションたっぷりの敵に反撃されてしまう。艦隊戦はシーソーになりやすく、最後の目的である地上爆撃では敵の対空砲火は結構強力。また、人口ポイントが密集地域では3桁もあるので、磨り減らすのは結構、大変。
システム的には面白い着想が随所にあるが、初期兵力をどんどん減らす単調な展開で、同メーカー、同時期、同デザイナーのインペリウムとの比較ではやはりもう一つ。

●指輪物語:コンフロンテーション:白番○
オプショナルルールを使っての対戦に挑戦。オプションルールではガンダルフの復活が強力そうに見えるので白に有利なのではとの印象があった。しかし、彗星さんと煮詰まった二番勝負をやってみた結論とすると、それほどでもなさそう。
理由は、ガンダルフが復活する頃にはカードが切れていてガンダルフの特殊能力であるカードを相手に先にプレイさせることが役に立たないこと。そもそも復活のためには闇の指定エリアが空いていなければならず、復活そのものが不確かなことである。この対戦では黒の手番が詰まってガンダルフの復活が叶い、ガンダルフの存在でモルドールの最後の勝負が白のものとなって白が接戦を制した。

●指輪物語:コンフロンテーション:黒番○
前のプレイで新たなオプションの手応えも感じられてきたところで手番を入れ替えての連戦。序盤でワーグが上手く白の偵察約であるピピンを仕留め、ガンダルフをオークが仕留めて優勢を築くも、その後は水晶玉とフライングナズガルのコンボに見損じがあり(ナズガルは単独の敵のところにしかアタックできない)一進一退。最後の最後に手が詰まり掛かったところで、コールトゥモルドールで手を稼いで際どくガンダルフの復活とモルドール進入を守り切り黒が接戦を制した。

●VERTIGO
数年ぶりにプレイした地球規模の環境問題ゲーム。久々に対戦したが今なお時代に色褪せてはおらず、この題材のベストゲームと再確認する。ゲーム展開は、2ターンで汚染が30から40%に突入して一旦は一気にクリーン工場化が進み、その後はシビアなプレイの応酬でなんと工場ユニットが出尽くしてなくなるまで工場が建ち切り、通貨が不足してしまう展開に。ギッシリと建設可能な土地に詰め込まれたクリーン工場は圧巻。
最後は、どこでターンが終わるか次第と言う勝負となり、勝てるタイミングではゲームが終了せずに二位。

●ドロイズ
ロボットプログラミングゲームの一つ。コンポーネントの素晴らしさは同ジャンルのゲーム中でも特筆に価する。
高松合宿では非戦闘系のシナリオをプレイして収束性の悪さが問題になったので、今回は戦闘系のシナリオに挑戦、二人ずつチームになってのタッグマッチを行った。
しかし、プレイして1ターンで妨害電波は不要という結論になり排除に。それでもプロットの段階での駆引きで最初の方に置くタイルがほとんどブラフにしかならないことから、タイルを伏せてプロットしても良いのではないかという意見が出た。その後、苦労して射撃が成立したところで、今度は射撃結果がダイス次第で激変することが問題に。プロット段階で射撃が成立するのが難しいと言うのに、さらにダイス次第では徒労感が強すぎる。3ターンほどプレイしたところでゲーム内容は把握したということで、時間の都合もあり散会となった。

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