2001年4月という日々

2001年4月にプレイしたゲームの備忘録です。

●バトルミスト
最近元気なFFGのヘクスプレイシリーズ第2作。
実は設定がディスクウォーズと繋がっているという興味津々の一作。内容的には部隊戦闘とヒーローのクエストを通じて種族全体としてティモーランの星を集めるというもの。部隊戦闘とクエストの両方を全プレイヤーが同時にやるというのは複雑そうに見えるが、ルールは要領よくまとまっていて上々。
ただ、プレイするといつものヘクスプレイシリーズの問題がまた発生。セットアップ段階で有利不利が激しく、局面絶望に近いプレイヤーが2名。
またクエストルールで当たりはずれが激しい。となり街へのお使いでティモーランの星をもらう幸運なヒーローもいれば、地の果てまで行って討ち死にするヒーローも。

●ディスクウォーズ
○エルフ 対 オーク×
スパーリング用に使っているエルフ軍をもって入門者の方にオークを渡してのインストプレイ。
まず、見栄えのするコンボでコロッサスで敵陣のオークをガシガシと踏んで先制。オーク陣営の人海戦術で結局コロッサスが沈んでしまった後は、コストパフォーマンスに勝るオーク陣営にじわじわと追いかけられる展開。最後、僅差で逃げ切るも大接戦。いろいろな局面を見せることができ、接戦を戦っていろいろと考えてもらえインストプレイとしては上々。
タイムウォーのプレイ
●タイムラグ
ゲームショップの古い小品。ソロプレイしてみたところ、意外な掘り出し物で面白い。早々に対戦機会を作らねば‥‥。

●タイムウォー
長年、幻のアイテムとして探し求めていたタイムウォーをプレイする日が来るとは!
2人対戦でのいわば様子見プレイ。プレイしながらシステムの働きを理解していき、面白そうなので次の機会を早々に作ろうということに。

●ストレンジニューワールド
ミニチュアで有名なヘリテージのボードゲーム部門GTGの一作。
モノポリーライクなボードながらも移動は実際には中央部の恒星マップで行い、四囲は恒星の状態表示のみに使うという意外なゲーム。
システムは興味深いが、各プレイヤーの航路が互いの尻尾を呑もうとしてぐるぐる回る蛇たちのように相互追跡になってしまうのが難点。ちょっとバランスをいじって再トライしてみたいところ。
タイムラグのプレイ
●タイムラグ
早速の2人対戦。やはりなかなか面白い。額面戦力はマップ上で見えているが、それがどのくらいの老朽化をしているのかはわからないのが醍醐味。緻密なプレイヤーなら盤上の移動をずっと見ていてカウンティングできるかも知れないが宇宙船が増えてきてスタッキングされると、やはり把握しきれないはず。結局は見当で戦ってみるのだが‥‥。
もっともCRTの設定で、結構な劣勢でも勝てるときもあるので、それほど真剣にカウントするものでもないかも。プレイアブルで面白い小品。勝利条件は少し厳しく長引かせすぎかも。

●タイムウォー
今度は3人対戦。歴史が過去でねじられるとそれ以降のすべてが影響されるというルールの見落としを適用したところ、一気にダイナミックな展開に。人数も一人増えたこともあって、歴史は右往左往。今回はまだ基本ゲームだが、タイムマシン開発初期から始めて徐々に技術革新していく選択ルールを入れても是非ともやってみたいところ。
古いゲームだが、今なお輝くものを持つ傑作。
未知へのジャンプのプレイ
●未知へのJ・U・M・P
JUMPとは「正当化された軍事力の行使」の略語。
ゲームとしてはガジェット天こ盛りの星系探査/征服ゲーム。
ヘクスプレイシリーズほどではないが、初期配置と勝利条件設定をプレイヤーの意志とダイスで決めたところで有利不利が大きいような気がしてならない。プレイごとに接戦になるときもあれば大味な展開になってしまうこともあるというゲームか。
とは言え、ランダムセットアップで法外なガジェットをたっぷり盛り込んだ状態では止むを得ないのも事実。
ここらへんガジェットとプレイバランスの天秤を釣り合わせるのが難しいのを感じる。

●未知へのJ・U・M・P
1回目がアンバランスドであっという間に終わってしまったので、2回目に挑戦。2回目は少しバランスが良くなり数ターン進行したが、ここで時間切れ。何回もプレイして、いろいろなガジェットが出てくるのを楽しむものであって、各回のバランスに目くじらを立ててはいけないのかも知れない。

●スノウエレメンタリー
雪合戦を題材にした同人カードゲーム。
噂は前々から聞いており、長年プレイしたいと思っていた一作。念願かなってついにプレイしたが、なるほどなかなかの出来。大きな仕組みとしてはネイバルウォーの仲間だが、単純なカードの応酬でも雪合戦という題材とマッチした工夫もあり、作戦もある。

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