擬餌針でのタナゴ釣り


タナゴを餌に似せたニセモノで釣ってやろう!そんなことを考えました。

 そのわけは雪&ミゾレの日に釣っていて、手がかじかんで餌付けがままならないことがあったからです。擬似餌で釣れれば、例え釣果は少なくてもそれなりに楽しめるわけです。(そこまでして釣りしなくても・・・ってか?)
 こんな時は冬に決まってますから、冬に一番釣り易いタイリクバラタナゴをターゲットにして作ってみました。
まずはGamakatsuの極で作ってみました。


結果は上々でした。(約2時間の釣果です)


初めて使っての釣果です。モツゴ等も入っています。

しかしながら、やはりバラシが頻発します。
その理由として、(たぶん)鈎のフトコロの深さにある気がしました。ご存知のようにGamakatsuの極は極端にフトコロが浅いのです。そこで、今度は袖鈎の0.1号で作製してみました。


しかし、結果はほとんど変わらず(・・・悲しい)でした。


二回目の釣果です。タイリクバラタナゴだけにしてみました。

いずれにせよ、タイリクバラタナゴは結構擬似餌にも食いついてくるようです。ちなみに、この擬似餌で釣れた魚種は、タイリクバラタナゴ、アカヒレタビラ、マタナゴ、フナ、モツゴ、タモロコ、ブルーギルです。

餌釣りとの違いは、じっと待つより少し動かしてやることがコツみたいです。動かし方は上下でも良いのですが、横に動かした方が良い気がします。想像ですが、これは鈎先の方向と追いかけてくる魚の向きが掛かり易い関係になるのではないかと思います。そしてその速さですが、3回のテストですのではっきりしたことは言えませんが、その日の状態によって違うようです。平均して、ゆっくり目で微妙に微振動を加えるようなアクションが良いみたいです。

追伸
 寒い日だけでなく、風の日にも良いです。餌の付け替えがないので、魚が掛かるまで仕掛けを上げることはありません。風は息をしますので、風の弛んだ一瞬に仕掛けを振り込み、その後は前後左右に仕掛けを小刻みに動かし続け、魚信があったら短く強目にアワセをくれて、それで手応えがあったり、例えなくてもすぐにウキが動くようなら上げてみる。これを繰り返すだけです。少なくとも左手はポケットに突っ込んだままでOKなので、そこにホッカイロでも忍ばせておけば尚更GOOです。