1 学習革命シリーズ本からの抜粋
今回は「中学編」からのものです。(2005.9.25)
前回予告してありました「中学編41頁の§3 子供さん本人にお話したいこと」も掲
載します。(2005.10.12)
|
| 第2章 育てる側と育てられる側 |
| §1 先生にお願いしたいこと |
|
特に、先生にこれだけはお願いしたいということを、箇条書的に書いていくことと致します。 |
| @ 生徒の可能性は無限大と考えて頂きたい |
|
|
「どんな成績の悪い生徒でも、今は遅れているからこのような状態になっているだけで、学習方法を正して努力を続けさせさえすれば、必ず成績が向上する」と信じて、温かい援助の手を差し伸べて頂きたく思います。(学習革命シリーズで実証例を挙げて来ました) |
| A どの生徒にも立ち直りの芽のあることを忘れないで頂きたい |
|
|
生活が乱れて、取り付く島のないような生徒でも、心の隅のどこかでは、ほんのかすかなものにせよ、「立派になりたい」と思う心を持っているということを信じて、対応して頂きたく思います。そのように考えて、働きかけていると、どのような生徒でも不思議にこちらを向いてくれるものです。(同じく学習革命シリーズで実証例を挙げて来ました) |
| B 進路指導ではポジティブな意見を与えて頂きたい |
|
|
進路指導等では、ネガティブな意見ではなくて、ポジティブな意見を与えて頂きたいということです。そして、生徒の希望が実現する方向への援助をして頂きたく思います。大学へ進学して美術をやりたいと言った生徒に「美術などやって飯が食えると思うな!食えるのは何万人に1人だ!」と言った美術の先生や、答案を渡して「君には数学的センスがない!」と言った数学の先生を知っておりますが、このようなことだけは絶対にしないで欲しいと思います。ポジティブな意見を与えて可能性の芽を大切に大切にして頂きたく思います。 |
| C 子供の長所を発見して頂きたい |
|
|
よく見ていると、どのような生徒にも長所の2つや3つは必ずあるものです。発見出来なければ、1日の授業が終ったところで、その日に授業に行ったクラスの1人ひとりの顔を名簿順に全部想い出して、それぞれの生徒のその日の行動を思い浮かべてみて下さい。これを続けていれば、必ず1人ひとりの生徒の長所が発見出来る筈です。それでも駄目でしたら、更に1人ひとりの1行日記を全ての生徒について毎日書いてみて下さい。必ず発見出来ると思います。人は長所から成長するものです。発見した長所を生徒に告げて、大切にするようにと話してみて下さい。自分の長所は人から言われるまで気づかないこともあるものです。生徒は、そういうことから大きく変わってくれます。 |
| D 諦めないで頂きたい |
|
|
何ごとでも諦めたら終りです。学習指導も生徒指導も進路指導も全て諦めたら終りです。そこからは何も育ちません。生徒がどのような状態でも、管理職がどんなに石頭でも、諦めたら前に進めないし、よくなることはありません。どんな場合でも諦めないで、よく考えて、労を積んで、頑張って頂きたく思います。諦めないで頑張っていると、必ず解決の糸口が現れて来るものなのです。 |
| E 究極の指導に挑戦してみて下さい |
|
|
以上、お願いしたいことを5つ述べましたが、更に、出来れば是非やって頂きたいという意味で、もう1つ付け加えます。それは、次のような究極の指導です。「先生からは何の助けも借りないで、独りで立派にやって来られている」と生徒が思うような指導(支え・援助)をして頂きたいとうことです。これは放任とはまったく逆で、先生は生徒をものすごく注意深く見守っているが、生徒の側からはそれを感じないような指導です。生活面で自律させ、学習面で独り学習をさせるには、生徒の側から見て支えられていると思うような指導をしていては意味のないものになってしまします。この指導(支え・援助)に生徒が気付くのは、早くても、子供を持つ親になったり学校の先生になったりしての、40歳か、50歳頃ではないかと思います。あるいは一生気付かない生徒がいるかもしれません。そういう意味で、先生という仕事は淋しくもあり、ひとりよがりもありというものかもしれません。この究極の指導(支え・援助)をして、独りほくそ笑んでみては如何でしょうか。
|
| §2 親御さんにお願いしたいこと |
|
親御さんにお願いしたいことは、今までにもいろいろと述べて来ましたが、特にこれだけは絶対に実行して頂きたいというものを、次に改めて簡単に述べることと致します。
@自律させる基本的事項としての「基本的生活習慣(眠る・食べる・動く)」だけは、是非身に着けさせて頂きたく思います。
A家庭での禁止事項と相談事項は、はっきりと区別して、禁止事項は毅然たる姿勢で対応し、何が何でも守らせるというようにして頂きたく思います。中学生は精神的にはまだ大人に成り切っておりません。そして、自制心もまだ強固なものではありません。大きくて強い壁があってこそ、そのようなものが鍛えられるのです。なまこのような人間ではなく、筋金の通った人間に育て上げて行くという意味で、是非そうして頂きたく思います。
B前章で述べました「大人へのイニシエーション」を是非行って頂きたく思います。
C性に関しては、1人のお子様に対して、お父さんからもお母さんからもそれぞれの立場からよく解かるようにお話をして、不安やもやもやしたものを取り除いて頂きたく思います。そして誘惑に引き込まれないような先手も打って頂きたく思います。
D学習成績が悪くても、「学習方法が間違っているからそうなっている」とお思いになって、学習方法の改善に努める手立て(第1章§1の[3])をお子様に教えて頂きたく思います。学習方法を間違えないで努力を続けていれば、学業成績は必ず向上するものです。
E100年先を見て、何が子供にとって大切なことかをしっかりと押さえて、絶対に諦めないで、温かく厳しく育てて頂きたく思います。「うちの子はこれくらい」と思って諦めたら、全てが終りになります。諦めないで頑張って頂きたく思います。
以上6つしか挙げませんでしたが、いずれも簡単なようで、実行しようとすると、大変難しいものばかりです。子育てはそのように大変なものです。それだけに喜びも又大きいものです。学校の教育力も、社会の教育力も低下する一方です。昔に比べて、学校の分も、社会の分も親が肩代わりしなくてはならないものが増えて来ました。自分たちの子供の頃大丈夫であったというもので今は大丈夫でなくなっているものが、想像もしなかったところに生じていたりしています。うっかりしていて、取り返しのつかないことにならないよう、しっかりとお子様を見守って、問題が生じそうでしたら逸早く対応して頂きたく思います。
|
| §3 子供さん本人にお話したいこと |
|
この本は教育する立場の人を対象とした書き方で書いてありますので、この節も同じスタイルで書くべきかもしれませんが、この節に限って、敢えて子供本人に話しかける形で書くことにしました。従って、お子様に話しかける場合には、殆どそのままの形で御利用して頂けるかと思っております。以下に11項目について述べます。 |
| @ 自律して欲しい |
|
|
今までによく「小学校6年生にもなったのだから」とか、「もう中学生になったのだから」と言われて、いろいろなことを期待されたと思います。そして、「干渉されたくない」と度々思ったことと思います。親は自律を望んでそのように言うし、君も自律したくてそう言っている訳でしょう。ですから、要するに君が自分を律することが出来れば、問題はない訳です。自分を律するとは、社会や学校や家庭内や友達間のルールをよく守って、自らの人生の目標に向かって規律ある生活をするということです。従って、そのためには、社会や学校や家庭内や友達間のルールをよく守らなくてはならないし、競合する場合には価値判断して、その場その場で優先順位を決めて行動しなくてはならなくなります。また、自分の人生の目標とのからみで優先順位を決めて行動しなくてはならないこともあります。中学生時代には、これらのルールの理解が希薄であったり、人生の目標をつかみかねているために、価値判断がいいかげんになることがあります。そのようなときに、君と先生や親との間でギクシャクするわけです。従って、そのギクシャクは中学時代にはつきもので、ある程度は仕方ないことかもしれません。しかし、それでよいというのではなくて、それらのルールを深く理解するように努め、人生の目標もつかめるように努力して欲しく思います。そして、ギクシャクの度合いも小さくなるように努めて欲しく思います。 |
| A 自分の言動に責任を持って欲しい |
|
|
大人になるということは、「自分でものごとの判断をして、それに沿って主張したり行動したりすることが出来るようになると共に、その自分が行った言動にも責任を持つことが出来るようになる」ということです。この後半の「自分の言動に責任を持つ」というところが非常に大切なのです。これは大人になるための重要な部分です。責任が伴わないで前半のようなことをするのでしたら、殆ど誰にでも出来ることです。「責任を持つ」とは、自分の言動によって好ましくない結果が出た場合に、それを好ましいものへと修復する覚悟があるということで、「責任をとる」とは、好ましいものへと修復するということです。勝手なことをして迷惑の掛けっぱなしというのは、大人のすることではありません。勿論、それは子供でもするべきことではありませんが、子供の場合にはその保護者が責任をとるということになります。中学生は、これから大人への仲間入りをするわけですから、自分の言動には責任を持つようにして欲しく思います。そして、結果が好ましくない場合には親まかせにするのではなくて、自分もその修復に努め責任をとるように心掛けて欲しく思います。 |
| B 自分は何者であるかをよく考えて欲しい |
|
|
小学校高学年の頃から「自分から見られている自分」と「自分を見ている自分」のあることに気づいていたことと思います。そして、中学生になってからは、まるで他人のように、「見ている自分」が「見られている自分」を見ていることに気付いていることと思います。そして、今ではかなりはっきりと自分自身を見つめられると思います。そのようにして、自分をよく見つめて「自分はどのような自分なのか」をよく見極めて欲しく思います。そうすれば、人生の目標も見つけ易くなるし、見ている自分を変えていくことも出来ると思います。 |
|
| C 自分の人生を大切にして欲しい |
|
|
自分の人生について、どう思うかは勝手かもしれませんが、この世に生まれて来た以上は、自分の人生は厳然として存在する訳です。笑って過ごすも一生、泣いて過ごすも一生なら、ネガティブな人生(否定的な人生)を送るよりは、ポジティブな人生(肯定的な人生)を送っては如何でしょうか。金儲け(職業)の他に、あるいは関連があっても結構ですが、楽しく一生を貫き通せそうなものを見つけて、それへの出発を開始しては如何でしょうか。自分の人生は自分のものです。そして、今や人生80年といわれています。死ぬまで生き生きとして輝いた顔でやって行ける何かを見つけて欲しく思います。見つからなければ、気づいたものから取り敢えず一生懸命やってみるとよろしい。あれこれやっていれば、必ず見つかります。何もしないで只考えていても、何も出て来ません。大いに体験して、見つけて欲しく思います。職につくのは、やりたいことをやるための手段くらいに考えてもよいのかもしれませんよ。職業とやりたいことが一致すればそれに越したことはありませんが、この場合には定年退職した後も出来るものでなくては困ることになります。 |
| D よき友人を沢山つくって欲しい |
|
|
友は一生の宝です。人という文字は人と人が支え合っているところから生まれたといわれています。人は一人では生きて行けません。心と心が触れ合うような友達関係を多くの人との間につくって欲しいです。そのためには、自分を立派にしなくてはなりません。自分がいいかげんでは、よい人は近づいてはくれません。友達との約束は必ず守り、友達の心を察する心を持ち、温かく接することを心掛けることが必要です。是非親友といえるような友人を多くつくって欲しく思います。 |
| E 本をよく読んで欲しい |
|
|
人間は体験したものを通してしかものごとを考えられません。一生のうちに実際に体験出来ることは量的に大したものではありません。従って、実体験によって得る知識というものも量的に大したものではありません。そこで、それを補うものとして学校が考えられたわけです。学校で補うのは勿論のことですが、学校以外でその知識を補うものとして、本や人の話やテレビの映像やインターネットなどというものがあります。学校でのそれも本が主なものになっている通り、自分の実体験以外の知識を得るには本を利用するのが大変よいということになります。そのような意味でよい本を選んで、多くの本を読み、「実体験以外の知識」を大いに増やすと共に「実体験している知識の内容」の方も深めるようにして頂きたく思います。 |
|
| F 学習成績が悪いからといって悲観しないで欲しい |
|
|
学業成績が人生の成功の道と必ずしも比例しないということは、よく言われていることです。それは、学業成績がよいからといって、それがそのまま社会に通用するとは限らないと言っているわけです。だからといって、学業成績がどうでもよいということではありません。
では、学業成績と人生の成功の道とは必ずしも比例しないということの原因がどこにあって、どうしてそのようになるのかということになりますが、それは勉学の仕方に問題があるからなのです。学業成績はその殆どがペーパーテストによるものであり、そのペーパーテストの成績優秀者の中には、「A学習内容をよく考えてきちんと深く理解し、要点は記憶に留め、応用も利く形で高得点を得ている人」と「B学習内容を理解することに主眼を置くのではなくて、専らペーパーテストの点数を上げることだけに主眼を置いた暗記中心の学習で高得点を得ている人」とがあることに注意して頂きたく思います。後者のBの人は、考えるという応用力を持ち合わせない人ですから、社会に出てからは役立たずの人で、成功を治めることは出来ません。前者のAの人は思考力があり、学んできた学力相応の応用力がありますので、社会に出てから役に立つ人であり、成功を治める人になれるということになります。
また、ペーパーテストの成績があまりよくない人には、「イ先に述べたAでもBでもない人」と「ロ記憶するところを除いてはAと同じ人」の2種のタイプがあります。ロの人は、よく考えて学習内容を理解して行こうとする姿勢はあるけれども、ものごとを記憶に留めるのが苦手と思い込んで、折角の知識を記憶に留めようとしない人です。このロの人は、よく考えてものごとをよく理解出来て本質を捕らえられる人ですから、社会に出てからは役に立ちます。従って、このロの人の場合には、社会に出て心配することは殆どありません。ただ、学校で学ぶことは実体験ではなくて知識として学ぶものが多いわけで、理解しても記憶に留め難いという傾向があります。しかし、実のところ、記憶に留めるのは少しの訓練で可能になります。希望を持って努力して欲しいと思います。(本書55頁の記憶方法のところを御参照下さい)
困った人は、AでもBでもないというイの人です。この人は考えるのも覚えるのも苦手という訳ですから、学習方法が身に着いていないということです。この人の場合には、「考えるということ」と「覚えるということ」の2つの学習方法を学ぶ必要があります。しかし、これらのことについては、他人からはなかなか教えてもらえないシステムになっています。しかも、多くの大人は「お前は頭が悪いから成績が悪い」と言って、「諦めろ」と言わんばかりのことを言います。これは、2つの学習方法を教えるのが難しいことによるわけです。でもこのイの人たちにも諦めないで欲しいと思います。「これらの2つの学習方法を身につける方法」があります。それについてこれから述べます。(前章§1の(3)でも視点を変えて述べてあります)
それは、小学校1年生の教科書から、復習するつもりではなくて、全く初めて学ぶつもりで、学習のやり直しをするという方法です。今は中学生ですから、小学生よりは実体験を多く積んでいて、常識もあるし、考える力もある筈です。そういう訳ですから、小学校中学年までの教科書でしたら、それほど難しくはない筈です。よく考えて、まとめノートに大切なことは書き留め、それを覚えるように努めて下さい。そうしますと、よく考えてまとめノートに書き留めたために、その作業(学習)によって、覚えなくてはならないことの半分以上は、既に覚えられていることに気付く筈です。そして、残りのものも、かなり簡単に覚えられることに気付く筈です。このようにして、小学校中学年までの教科書を学習し直してみて下さい。そうすると、何故あの時に成績が悪かったか、そして、何がその頃の学習内容で重要なものであったかがよく分かります。かくして、小学校4年生までの教科書の学習を終える頃には、いつの間にか2つの学習方法が身についています。そうしますと、難しかったと思われた5年生と6年生の教科書が易しくなっていることに気づく筈です。そのようにして、小学校の教科書のやり直しが全部終了する頃には、中学校の教科書も易しくなっている筈です。
この学習方法のポイントは、まず手始めとして、算数1教科だけの1年生用から6年生用までを一気にやり直すということです。そのときには、先にも説明しましたように、重要事項のまとめノートを作って、それに重要事項をまとめながら書いて行くようにして下さい。そして更に、教科書の問題は例題を含めて全部解答して行くようにして下さい。そのようにして、算数教科書による学習のやり直しが全部終った頃には、思考力も記憶力も中学生の成績上位者に近いところまで向上している筈です。それから他教科の学習のやり直しに移るとよろしい。あっという間に終れる筈です。そのようにして小学校教科書全部の学習のやり直しが終る頃には、中学校の学習内容も易しくなっている筈です。希望を棄てず、勇気と根気を出して、是非実行して下さい。だれが実行しても、必ず成功する筈です。 |
|
| G 学業成績が良いからといって安心しないで欲しい |
|
|
先のFで述べましたように、「学業成績がよいということ」は必ずしも、「よい学習方法によっている」ということにはなりませんので、学業成績が良いからといって安心しないで欲しいという訳です。学業成績は殆どがペーパーテストによるものですから、成績優秀者の中には「学習内容をよく考えてきちんと深く理解し、要点は記憶に留め、応用もよく利く形で修めている人」と「学習内要を理解することに主眼を置くのではなくて、専らペーパーテストの点数を上げることだけに主眼を置いた暗記中心の人」の2つのタイプがあります。前者は学年が進んでも学習成績の上位をずっと保てるし、社会に出てからも役に立つ学習をしているということになります。後者の場合は学年が進むに従って、記憶力の度合いによって早い遅いはありますが、いずれ成績の下降線を辿ることになるし、社会に出てからは考えることが出来ないので、応用の利かない役立たずの人ということになります。 後者の場合には、今のところいくら学習成績がよくても、前項Fの「小学校1年生の教科書からやり直す」という学習方法で、よい学習方法を身につけ、そのよい学習方法での学習を続けて欲しいと思います。 |
|
| H 心と体の一部である性を大切にして欲しい |
|
|
不確かな、そしてただ興味をそそるだけの性情報が氾濫しています。売るためだけの真実味のない本やビデオも多く出されています。性情報は例え友人からのものでも、その友人が得た情報源がいいかげんならいいかげんなものということになります。小説などもフィクションであり、特殊な場合の方が多いので、そっくりそのまま信じる訳には行きません。慎重によく考えて取捨選択して欲しく思います。学校の先生か親に尋ねたり、よい本を紹介してもらったりして、それを元にして話し合うことを薦めます。その場合には、大人は照れて、なかなか本当のことをずばりと話さないこともあります。そのことはよく見抜かなくてはなりません。でも、君が真剣なら、きっと真剣に応えてくれると思います。君自身も照れたりもんもんと悩んだりしないで、性の問題は真正面から尋ねるとよろしい。何人かに当たれば、必ず真剣に応えて下さる人に巡り合えます。相手は人生の先輩ですし、自分にとっては人生の非常に大きな問題であり、確かな情報は非常に得難いものでもありますから、そのようにされるとよろしい。それから、こればかりは真剣に応えて下さっても、人によっての体験や考えは相当に異なりますので、なるべく多くの人からの確かな情報を得る必要が大いにあります。不確かな1つの情報や確かでも特異な情報などによって、人生を踏みはずさないようにして頂きたく思います。 |
|
| I 困ったときには歩いて欲しい |
|
|
長い人生の中では、集中力が落ちて勉強が手につかないとか、何か悩みごとが出て来て何もかも手につかないというようなときが必ずあるものです。そのようなときに、それから脱出するためには体を動かすことを薦めます。大体そういうときには、頭を酷使していて、「頭を使うこと」と「体を使うこと」との2つがアンバランスになっているものです。そういう訳ですから、ここから脱出するには、体を動かすことが一番よいということになります。スポーツをしてもよいのですが、スポーツに必要な集中力も欠いているので、スポーツにもあまり乗り気になれなかったりするものです。このようなときには、強歩(速く歩く)するのが1番よろしい。もやもやしたら、直ちに歩き始めるのがよろしい。そうでなくても、本当は毎日歩くのがよろしいのです。困ったときでない場合には1日につき4、5kmでよろしいが、困ったときには歩く量を増やして、1日1回としてその1回につき最低20kmくらい歩くのがよろしい。これを2週間くらい続けるとかなりすっきりする筈です。但し、女の子の場合には痴漢に遭わないような安全な場所と安全な時間帯を選ぶ必要がありますので、その点では特に注意して頂きたく思います。 |
|
| J 自分の中に優しい心を育てて欲しい |
|
|
優しい心とは、外に向かって心を開いているということです。野山へ行って草木の緑に接したとき、人は和やかな気持ちになります。美しい花を見たときには「まあ、素敵!!」と言って花に近づきたくなります。幼児のあどけない顔や仕種を見たときに「まあ、可愛い?」と言って手を差し出したくなります。このようなときの心を「開いた心」といいます。そして、このような状態になることを「心を開く」といい、このような状態でいることを「心を開いている」といいます。自分と外との間に何の垣根もなく、外界と融け合った状態です。人はこのようなときに優しい心になっています。人との間にもこの優しい心になれる状況を作って頂きたく思っています。このように開かれた心で素直に何でも話せる状況の例として、親友や恋人との間柄が挙げられると思います。ときには、親友だ、恋人だと言いながら、その親友にも恋人にも全く心を開いていない人も見掛けますが、それは論外のことです。心を開いたからといって、相手が心を開いてくれるかというと、そうとは限りませんので、心を開いていると傷つくこともしばしばあります。でも、その傷ついた分強くもなれるし更に優しくもなれると思って、心を開くことを忘れないで欲しく思います。自然は、こちらから心を開けば自然も必ず心を開いてくれます。傷ついたときには自然に対して心を開き、自然にしっかりと心を癒してもらって、リフレッシュするようにすればよろしい。そのようにして、優しい心をより深くより広く育てて欲しく思います。 |
|
| 2 期間限定贈呈本 |
2005年5月5日までの期間限定で、幼稚園及び小学校に限り、お申し込み順に100冊まで、本代のみ無料で下記の本を贈呈することにしました。ご希望される場合は、下の申込書用紙をプリントアウトされて、申込書にB5版(A5版の本が入ればよろしい)の返信用封筒(宛先明記、切手290円貼付)を同封して、当研究所までご郵送下さい。折り返しお送りします。
贈呈本1: 学習革命・だれでも理数が好きになる・幼児編
贈呈本2: 学習革命・だれでも算数が好きになる・小1編〜小5編
上記のいずれか2冊までとします。
*上記の期間限定贈呈本の受付は終了しました。
また、何かの機会に提案したく思っております。
|
期間限定贈呈本の申込書
平成17年 月 日
教育研究所クラフォサ所長 薦田 安美知 殿
幼稚園名
又は学校名
代表者名 公印
下記の書物を本園・本校の教育に役立てたく、贈呈本の申込みを致します。
記
書名 □ 学習革命・だれでも理数が好きになる・幼児編
□ 学習革命・だれでも算数が好きになる・小 編
(以上)
* いずれか1冊を、□内に V 印をご記入することによってお示し下さい。
|