CSではスクリプト機能は標準でインストールされています。
サンプルスクリプトを実行するには、ダイアログから、「Photoshop CS\スクリプティングガイド\サンプルスクリプト\JavaScript」にあるスクリプトを選択します。
※スクリプト実行中にEscキーを押すとスクリプトを中断できます。一回で止まらない場合は何回か押してみると止まります。
※「読み込み」をクリックする時にAltキーを押しているとスクリプト実行時にデバッグダイアログが開きます。
PhotoshopCSのインストールフォルダの中に下記のドキュメント、サンプルがあります。(JavaScript関連のみ表記)
またPhotoshopCSのプリセットフォルダに下記のスクリプトがあります。
Photoshop CS\スクリプティングガイド\ユーティリティ\ にある ScriptListener.8li を使用するとGUI操作を記録することが出来ます。
ScriptListener.8liを使用するためには、Photoshop CS\プラグイン\Adobe Photoshop Only\自動処理 にファイルをコピーしPhotoshopを再起動します。
起動ドライブのルートにScriptingListenerJS.logというファイルが作成され、この中に操作が追記されていきます。例えば、次のような文が記述されます。
// ======================================================= var id30 = charIDToTypeID( "Opn " ); var desc11 = new ActionDescriptor(); var id31 = charIDToTypeID( "null" ); desc11.putPath( id31, new File( "D:\TMP\スクリプト\sample.psd" ) ); executeAction( id30, desc11, DialogModes.NO );
一つの操作がコメント文で区切られたひとかたまりのコマンドで記述されます。これを利用することで記述方法がわからない操作やプラグインフィルター等をスクリプトで実行することが出来ます。
ログファイルから必要な部分だけを抜き出してJavascriptファイルとして保存するだけで一つのスクリプトとして動作させることが出来ます。そのままではアクションと何も変わりませんが、必要に応じて条件分岐などの操作を加えれば立派なスクリプトになります。Photoshop用のオブジェクトがわからなくても記述できるので簡単です。
Photoshop CS\プリセット\スクリプト\ にスクリプトを置くとメニューに追加することが出来ます。Photoshop再起動後、「ファイル->スクリプト->」から実行できるようになります。
またメニューに追加したスクリプトにはショートカットキーを割り当てることも可能です。