2004年のAmazonお買い物リスト
2004/12/22
2004年もあっという間に過ぎ去ろうとしている。もうすぐおしまい。以下、何の脈略も無く、今年のAmazonお買い物リスト+コメント(順不同)。
Absolutely Live / The Doors
Ziggy Stardust: The Motion Picture / David Bowie
Made in Japan / Deep Purple
ブルー・ワイルド・エンジェル~ワイト島のジミ・ヘンドリックス / ジミ・ヘンドリックス
ライヴ・キラーズ / クイーン
Love You Live / The Rolling Stones
ウマグマ / ピンク・フロイド
クリームの素晴らしき世界 / クリーム
年の初め頃、レコード・コレクターズ誌の特集に影響されてライブ盤をまとめ買い。どれもこれも名盤の誉れ高い傑作ばかりなのだが、同時代の作品でもサウンドの感触が大きく違うのが興味深い。個人的に好みだと思ったのはThe Doosのライブ盤。下手にライブ的なアンビエンスを強調した音作りよも、サウンド・ボード直結っぽい録音の方が逆にドキュメンタリーっぽい生々しさがある。それにしても、同じ「バンド」という言う最小編成の音楽チームが奏で得るサウンドの可能性、バリエーションの広さってものに改めて驚かされる。
ルパン三世クロニクル ルパン三世 1978 MUSIC FILE / サントラ
ルパン三世クロニクル ルパン三世 1977 MUSIC FILE / TVサントラ
ルパン三世クロニクル ルパン三世 1979 MUSIC FILE / TVサントラ
ルパン三世クロニクル ルパン三世カリオストロの城MUSIC FILE / サントラ
放映年毎のルパン三世サウンドクロニクル・シリーズ。ホンの数秒の些細なシーケンスまでほぼ完全網羅されていて、殆ど音源ライブラリ状態。特にカリオストロなんかは(当たり前だが)時系列にトラックが並んでいるので、その都度に映画のワンシーンが蘇ってくるようで興味深い。1977年の盤には幻の「ルパン三世のテーマ〜水木一郎バージョン」を収録!。
Dark Horse Years 1976-1992 / George Harrison
はっぴいえんどBOX / はっぴいえんど
BOXセット2種。どちらもボリューム満点。はっぴいえんどのBOXは元メンバー全員が監修という、ファンにとっては納得の仕上がり。お蔵出しの未発表ライブ音源が嬉しい。ジョージのBOXはやっとこ再発されたオリジナル・アルバム集なのだが、国内版はあろうことかCCCDだったので迷わず輸入版を購入。大手レコード会社の中で東芝EMIだけがCCCDの撤回を宣言していない。おまけのDVDに収録のプロモでおどけるジョージの勇姿が涙を誘う。
リアリティ / デヴィッド・ボウイ
ボウイの新譜。出来は悪くは無いし、サウンドも好みの部類なのだが、なんつーかこうスタンダードには成り得るような力強さが足りない気がする。ボウイが未だにロックを演り続けなければならない根拠みたいなものが希薄だ。アーチストと言うよりは元アーチスト今セレブって感じ。だからと言って、この作品以上のスタンスを今のボウイに求めるのも酷な気もするが。
恐怖の頭脳改革 / エマーソン・レイク&パーマー
黒船 / サディスティック・ミカ・バンド
Blow By Blow / JEFF BECK
Wired / JEFF BECK
リマスタリングされたのを機に買い直したCD。EL&Pのこの作品を買い直すのはこれで何度目だろう。びっくりするほどサウンドが変化している作品は無かった。黒船は音圧が向上している。
It's All Around You / トータス
僕が愛聴している中では貴重な「リアルタイムで活動中」のバンド、トータス。この新譜も相変わらず穏やかに尖っている感じが素晴らしかった。
underworld 1992-2002l / アンダーワールド
今や大物(であるらしい)のunderworldのベスト。個人的には今ひとつピンと来なかった。この辺りのサウンドに馴染めなかった辺りから、現役のバンドを聴かなくなったような気がする。
カサビアン / カサビアン
Get Born / Jet
辛うじて購入した新人バンド。良いんだけど・・・ハマるって程じゃないんだよなあ。ロック限界説。
アー・ユー・エクスペリエンスト? / ジミ・ヘンドリックス
ジミヘンってちゃんと聴いた事無かったんだよな、ってな訳で購入。当時としては画期的な、今となっては退廃的なサウンドがカッコいい。ワン・アンド・オンリーなギタリスト。
小林亜星CMソング・アンソロジー / CMソング
日本作曲界の大物、小林亜星氏のCMベスト。ニッセイのおばちゃんの歌は今聴いても泣けてくる名作。あの巨体からどうしてこんなメロディーが出てくるんだろう。
CHASM / 坂本龍一
hoon / hoon
Minha vida como um filme / 坂本龍一
今年の教授。CHASMはかなり良かったのだが、あとはいつものやっつけ仕事というか・・・う〜む。
奏 / スキマスイッチ
なぜこのCDを買ったのか記憶に無い。年に何枚かこういうCDがある。
ビル・エヴァンス・アット・タウン・ホール+3 / ビル・エヴァンス
アローン+2 / ビル・エヴァンス
エクスプロレイションズ+2 / ビル・エヴァンス
サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5 / ビル・エヴァンス
ここ数年、静かなマイブームのビル・エバンス。ジャズ臭さが希薄なジャズってのが僕の好みに合っている。
ザ・ケルン・コンサート / キース・ジャレット
リターン・トゥ・フォーエヴァー / チック・コリア
バラード / ジョン・コルトレーン
波 / アントニオ・カルロス・ジョビン
勢い余って買いまくったジャズ名盤群。チック・コリアは内容よりジャケットの方が数段素晴らしい。キース・ジャレットは凄く良く眠れる。
リオ / デュラン・デュラン
デュラン・デュランの旧譜がCCCD化で再発、との噂を聞いて慌ててこのアルバムだけ確保。個人的にはこれが最高傑作。この頃のデュラン・デュランってサウンド自体がとても個性的。スクエアなリズム隊が今聴くと新鮮だったりする。
pure / ミュージック・セラピー
pure 2 / ミュージック・セラピー
pure 3 - be natural / ミュージック・セラピー
pure 4 / ヒーリング
アロハ・ヘヴン~オハナ / オムニバス
ODYSSEY / 平原綾香
母親へのプレゼント用。どうしても、こういう無難な作品を選んでしまう。
CELLO SUITE 1.2.3. / YASUAKI SHIMIZU, SAXOPHONETTES
CELLO SUITES 4.5.6. / 清水靖晃, SAXOPHONETTES
BACH BOX / 清水靖晃
Stardust / 清水靖晃&サキソフォネッツ
北京の秋 / 清水靖晃
タイム・アンド・アゲイン / 清水靖晃&サキソフォネッツ, その他
SEVENTH GARDEN / 清水靖晃, その他
清水靖晃にも軽くハマった一年であった。結局、CELLO SUITEの曲(バッハ無伴奏チェロ組曲)そのものが好きなだけであって、この人の作品が好きなのでは無かった事に気が付いた。SAXOPHONETTESってのは自身によるサックスの多重録音。
パンゲア / マイルス・デイヴィス
アガルタ / マイルス・デイヴィス
マイルスにもハマった。マイルスはロックだ!。ジャケットは横尾忠則。マイルス本人から直接、カバーデザインの依頼があって、横尾氏がその作品に「アガルタ」というタイトルと付けたら、それがそのままアルバムのタイトルになってしまったそうな。
オデッセイ・アンド・オラクル / ザ・ゾンビーズ
CMで使われていた「二人のシーズン」を聴いて衝動買い、これがなかなかの拾い物。マージービート・ミーツ・ビーチボーイズって感じ。未だに過小評価されているのは、このバンド名のせいだと思う。ゾンビーズ って(笑)。
ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム / U2
ヨシュア・トゥリー / U2
U2はとにかくカッコいい。聴き比べてみると分かるのだが、ヨシュア・トゥリーは音作りが安っぽい。リマスタリングを強く希望。
ラ・カモーラ:情熱的挑発の孤独 / アストル・ピアソラ
ヨーヨー・マ・プレイズ・ピアソラ / ヨーヨー・マ
相変わらずピアソラ熱も静かに進行中。ブームの火付け役となったヨーヨー・マのカバーもなかなか秀逸。それにしても邦題が凄い。内容もそれに負けじと凄いのだが。
モーツァルト:ピアノソナタ集 / グールド
バッハ:フーガの技法、インヴェンションとシンフォニア / グールド
バッハ:ゴールドベルク変奏曲 / グールド
ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集 / グールド
クラシックはグレン・グールドにハマっている。ピアソラとグールドは、そのジャンルでの立ち位置みたいなのが似てるような気がする。孤高のアーチスト。
星条旗よ永遠なれ~マーチ名曲集 / バーンスタイン
突然、マーチが聴きたくなったので購入。いやもう、有名どころがズラリ。単純に楽しい。♪〜サル、ゴリラ、チンパンジー!
フィギュア8 / エリオット・スミス
エックス・オー / エリオット・スミス
From a Basement on the Hill / Elliott Smith (アーティスト)
Elliott Smith / Elliott Smith (アーティスト)
今年の最大の収穫はElliott Smithとの出会いだった。短命に終わったポップ詩人。その痛い程に穏やかで繊細なサウンドは、ビートルズに通ずるある種の美しさを兼ね備えている。
クリスマス! / ビートマス (アーティスト)
今年最後のおまけ的CD。あのクリスマスソングがビートリーなアレンジで楽しめる。ファンなら必ず楽しめる。
マトリックス レボリューションズ 特別版 / キアヌ・リーブス
20世紀の巨匠 スタンリー・キューブリック / スタンリー・キューブリック
ショーシャンクの空に / ティム・ロビンス
スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX / ジョージ・ルーカス
アロハ・フロム・ハワイ-デラックス・エディションDVD / エルヴィス・プレスリー
'68カムバック・スペシャル-デラックス・エディションDVD / エルヴィス・プレスリー
DVDもしっかり購入してたこの一年。今年は何と言ってもエルヴィスの当たり年。現存する映像素材を全てをぶち込んだ凄まじい内容。CM中のエルビス、番宣しているエルビス、NG出しておどけるエルビスなど、もうお腹いっぱいです。68カムバック・スペシャルの最終曲「If I Can Dream」は鳥肌もの。
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Y.YAMANAKA(yamanaka@os.rim.or.jp)