2000/07/31・福島オフミ報告[1](2000/07/29-30)

 これまで、何度かオフミを開催したが、今回初めて、関東を離れ、しかも一泊するという本格的なものに参加させてもらった。掲示板で盛り上がり、一気に実現となった福島でのオフミ。今回の参加者は、福島が地元のすえちゃんのんくん、発案者であるやえちゃん、そして、チャー並木さんにという5名だった。本当は関東オフミで「次は福島で」と約束していたナンチさんにうっきさん、そして「今度こそ朝まで飲みに付き合ってもらうぞ!」と豪語していたPATマンさんもお誘いしたものの、残念ながら都合がつかず、この5名となった。とにかくこの2日間、大いに盛り上がった。ここでその報告をしたい。その場の臨場感を少しでもお伝えできれば幸いに思う。

序章・期待と不安の福島参戦(07/29(土):初対面まで)

 今回は現地集合(福島競馬場)ということで、私はチャーさんとともに朝9:20の東北新幹線に乗り込み、いざ福島へと向かった。昼前に着けば良いぐらいの気持ちでいた我々は、予定通り11時過ぎに福島駅へ到着した。前日にのんくんよりメールをもらい、駅まで迎えに行ってもよいとのことであったため、早速、チャーさんが確認のTELをしてみた。ところが何故か繋がらない。「おかしいな」ということで、今度はすえちゃんにTEL。すると、既にやえちゃんとともに競馬場にいるとのこと。二人は朝一番から競馬場に出向いていたのだ。気合満点だ。更に、のんくんは駅で待っていることを知らされた。まだこの時点で改札を出ていなかった我々は、急ぎ足で改札へと向かった。メールで「ショートパンツに白のポロシャツ」という恰好をしているとの情報を得ていた我々。そんな我々の目に飛び込んできたのは、改札の前に仁王立ちする「ショートパンツに白のポロシャツ姿の男」であった。おいおい、間違えようがないよ(笑)。向こうもこちらがすぐにわかったらしく、確認するまでもなく、互いに初対面の挨拶を交わした。のんくんの日焼けしたボディは胸板が厚く、がっちりとし、さすがはスポーツマンといった感じだ。黒のサングラスを粋に決め、さっそうと車に乗り込み、我々を競馬場へと導いてくれた。掲示板での書き込みから感じていた印象そのままに、非常に気さくな方で、お互い、すぐにとけこむことができた。ここでのんくんから朝から参戦しているすえちゃん情報が・・・「1Rで2万馬券を獲ったらしい」・・・。互いに携帯で話していて、1Rで2万馬券が出て、どうのこうのというところで通話が切れたらしく、正確な情報では無いものの、そう言っていたらしい。いきなりの先制パンチだ。これにはさすがに我々も参ってしまった。気合が違う・・・。
 この日の福島は盆地特有のジメっとした暑さはなく、意外と過ごしやすかった。車で走ることおよそ15分、忽然と競馬場が姿を現した。新潟競馬場が周囲に何も無いような広いところにあったため、その印象でいた私はちょっとびっくり。まるで都会の駅ビルのような感じを持った。駐車場に車を停め、早速、競馬場へ足を踏み入れた。新装してまだ月日が経っていないこともあり、外観は美しかった。しかし、そんな外観よりも驚いたのは、中にゴミがあまり落ちていないこと。マメに清掃が入っていたこともあるが、とにかく、府中や中山とは雲泥の差。観客数の違いというよりも人間性の違いなんだろうなと感じざるをえなかった。建物内部の真ん中、吹き抜けとなっているところにパドックがあり、ここも非常に綺麗だった。
 既に場所を確保しておいてくれたというすえちゃんとやえちゃんの待つ3Fへと上がっていくと、何となくドキドキしてきた。すえちゃんとは歳の差があるため、ネット上では意識せずにお話しできたものの、やはり面と向かってとなると多少なりとも不安があった。これはチャーさんも同じで、新幹線の車内でもそんなことを話していたのだ。そして運命のご対面となった。まずはすえちゃん。想像していたよりも非常に若々しく、また、温和で優しい方のように感じた。すえちゃんに会っての第一印象としてまず浮かんだのが・・・岩ちゃんに雰囲気が似ているな」・・・。この時はまだ、外見からの印象だったわけであるが、実はこの後、その印象が外見からだけではないことを知ることとなる・・・。やえちゃん「如何にも優しくてまじめな若いお父さん」といった感じ。また、コンピュータ関係にも強そうな一面も見て取れた。いずれにしろ、皆、すぐに意気投合した。やはりネットでこれだけ会話をしてきただけに、既に気心も知れているというもの。今日は楽しくなりそうだな・・・そんな感じを持った。しかし、そこは皆、勝負師。表には出さないものの、絶対に内では闘争本能が疼いている・・・それは確信に近かった。ここで早速、あの1Rの万馬券の真偽をすえちゃんに確認した。すると・・・「抜けた」とのことだった。うーん、惜しい・・・しかし、どこかほっとしたという気持ちもあるような無いような・・・。さあ、これで全員揃い踏み。いよいよ午後最初のレース、6Rの未勝利戦から戦いの火蓋が切って落とされた。

  −−− 続く(次回は土曜の結果報告) −−−