■オフミ回想録

■オフミ(23万馬券炸裂の軌跡)  2013/01/26(土曜)

●新年会をやろう!
 きっかけは昨年末、秋の大会を開催中に ○ャーさんとメールでやり取りしていた時に、 「生競馬は難しいけど、久々に飲みに行きたいね」 という話からでした。 若かりし頃とは違い、そうそう、競馬に賭けられる時間も金銭も限られる今、 競馬場まで行って生競馬をするのは、ハードルが高い。 でもたまには会って飲んで会話を楽しみたい。 そんな現状での最良策ということで、地理的にもほどよいWINS後楽園で軽く競馬を楽しんで、 その後に新年会をやろうという話になりました。
 今回はそんなに大々的にというわけでなく、適当にこじんまりやろうかなとの考えで、 ○ャーさん○ろちゃんと、 あともうお一人、Gさんに誘いをかけました。 このうちお二人はOKとの連絡をもらいましたが、 ○ろちゃんがどうしても現時点では時間が取れないと保留。 この時期が1年のうち最も多忙なこともあり、普通ならば厳しいとお断りするところなのだが、 久々のオフミ誘いということもあり、どうしても参加したいと、 日時を再調整させて欲しいと願い出てきたのです。 というわけで、この企画は○ろちゃん待ちとなったのです。

●緊急招集
 ○ろちゃん待ちとなってしばらく音信なく、「ひょっとしたらこのまま流れちゃう?」 という不安が頭の片隅をよぎるようになったある平日の日中。 それは突然届きました。 着信を告げたメールは○ろちゃんから。 「明日の夜、時間が取れたので、急で申し訳ないのだがオフミやりませんか?」 とのこと。 いまどきの立派な社会人が果たしてこの急展開に対処が出来るものだろうか? と思いながら、何の問題も無く対応可能な自分のカッスカスの週末スケジュールに、 少なからず嘆きを覚えつつも、まず自分はOKとの返答をした後、 早速、お二人にもメール送信。 その結果、○ャーさんからはOK、Gさんからは残念ながら予定ありとのことで、 「全責任は○ろちゃんにあり。恨むなら○ろちゃんを(笑)」、 了承をもらい、3名でのオフミ開催となりました。

●絶不調期
 ○ろちゃんは飲み会からの参加ということで、○ャーさんと私はその前に、 軽く後楽園でやろうということに。 これまでのオフミであれば、昼過ぎには参戦していた私であるが、 ここ最近というよりここ半年近く、長い長い絶不調期の真っ只中にあり、 その前の週にはその惨憺たる結果続きに、HPは暗い状況で明らかに自暴自棄、 実際、もう競馬をやめようかと冗談抜きで思うほどに追い込まれていたため、 今回は準メインあたりに間に合うように家を出たのです。
 これまで現場での競馬という時にはパドック中心の予想となるため、 事前に自宅でのチェックはほとんどやっていなかったのですが、 今回は家をゆっくりと出ることで、事前に少しチェックしておこうと、 10R以降からいくつか面白そうなレースをピックアップして、 各馬の近走レース内容を確認。その時の感じを◎○△などで新聞に記載。 現場で最終判断を役立てることにしました。 この初の試みがとんでもない成果を呼び込むことになろうとは、 この時には想像もしていませんでした・・・。

●現地では3連単中心
 14:30頃に後楽園に到着。この日は東京開幕週で京都・中京の3場開催。 9Rの真っ最中という時間でした。 とりあえず階段を上って3Fに。普段であれば速攻でパドック見て予想を予想開始となるところ、 お伝えの通り絶不調状態の私は当たる希望より外れを最小限にしたいという願望が、 二の足を踏んで、10Rから勝負しようと、先の予想に入ることに。
 まず勝負するのは京都10R。12頭立てと手頃な頭数。 人気はグレナディーン、アルベルトバローズ、メイショウツガルなど近走好調な馬たち。 脚質も先行抜け出し。確固たる逃げ馬不在。これらの馬であっさり決まる、当初はそう考えました。 しかし、これらの馬は近走ずっと安定しているものの、 逆を言えばずっと勝ちきれない競馬が続いているとも言える。 「なんか後ろから差されないかな」、 そんな疑問が頭をもたげました。 そこで注目したのが大外のフラムドール。 典型的な追い込み馬で前走は同じ京都で12着惨敗。 但し、2走前の阪神では後方から差を詰めて0秒4差8着。 実は自宅でのチェックにおいて有力勢と並んでこのレースを○評価にしていたのです。 11月以来の実戦ながら展開的に面白いかもということでここに◎を。 相手にメイショウツガルとグレナディーンを指名しての3連複流しをまず押さえ、 後は現場では勝負とばかりに◎から前記2頭+アルベルトバローズへの、 3連単1着流しと2着流しを購入。これで勝負に出ました。

●来たんじゃね?
 馬券を購入してふと気付くと携帯に着信が。○ャーさんが到着して4Fにいるとのこと。 ということで4Fに移動。階段を上った先に早速、○ャーさんを発見。 相変わらず見た目が昔と全然変わらないあたりはある意味すごい。 こっちはどんだけ変わったんだと言いたいのだが(自虐)。
 ○ャーさんも到着したばかりでまだこれから始まるとのことで、早速モニターの前に移動することに。 競馬ブームの全盛期には程遠いものの、それでも既に殺気立ったオヤジ連がモニター前に多数陣取る。 そんなホールを入り口付近から俯瞰しながら、「ここから絶叫したら目立つねー」などと、 久々の生競馬に興奮。そんな絶叫が出来る展開になればいいのだが・・・。
 最初の勝負は京都10R。○ャーさんから狙い馬を聞かれて、大外のフラムドールと答えた私。 「なんで?」「なんでこの馬なの?」 と8割がた否定的なトーンで問い詰める。 「2走前が意外と悪くない」ことと「なんか先行勢ばっかで外から差せないかなー」と返答。 まあ最初だからと、自分自身でもさほど期待せず、ゲートは開かれた。
 レースはオレニホレルナヨの逃げ。予想通り、有力勢が揃って好位を追走。 そしてこれらを見るようにフラムドールが中団につける展開。 思った以上に軽いフットワークで追走する姿に、「おっ、いい感じじゃないの?」と好感触。 勝負どころの4コーナー、アルベルトバローズとコスモドロスが逃げ馬に並びかけ、 その外からメイショウツガル。直線に向けて有力勢が一気に先頭に並びかけるなか、 その直後の外にフラムドールも上がってきた。 そして迎えた直線、アルベルトバローズが先頭、並びかけるメイショウツガル、 内からグレナディーンが差し込んでくるなか、大外に持ち出したフラムドールが、 一気に差を詰めてきた。 「あっ、来たんじゃね?」「これ差し切っちゃうんじゃね?」と、 ○ャーさんと思わず顔を見合わせる。明らかに脚勢は勝っている。これは差し切ると確信。 注目は2着3着争いに。モニターで確認しづらいこの争いの角度。 「なに、なに?」「なんか内から来てたけどなに?」 「グレナディーンじゃね?」「じゃあ3着は?」、 頭の中の疑問への確認作業に必死で感動も何もなくゴール。 1着フラムドールに、2着は内からグレナディーン、そして3着争いはアルベルトバローズが入った模様。 「やべ、当たっちゃったよ」、再び○ャーさんと顔を見合わせた。 あまりのことにお互い、意味無く笑ってしまう。周囲は当然沈黙。 そんななかで妙に浮かれる2人。 「やばい、何倍ぐらいつくんだろう」「5万ぐらいいくかなー」、などと言いながら、 何気に単勝オッズが映るモニターが視界に。 見ると、何とフラムドールの単勝が80倍もついているではないか。 「やべっ、80倍もついてるよ」、一気に血流がさかのぼる。 頭数が少ないとはいえ、単勝80倍の馬が頭に入った3連単。これは来てるよ。 「20万ぐらいつくかも」と配当予測を大幅上方修正。 だとしたら自己最高配当だ。とにかく後は静かに確定を待つこととした。

●驚愕の23万馬券!
 ついにその時が訪れる。館内放送が配当を告げる。 「3連単 12番-8番-7番 23万8860円」。
キターー!自己最高キターー!カニキターー!
最初の勝負でいきなり来た最大級の歓喜の瞬間。 先週まで泥沼の惨敗地獄で競馬を止めようとまで思いつめていた男の起死回生の一撃。 半年分の負けを一気に取り戻した。 競馬の神はどうしてこうも罪作りなんだ。 この世界からあと一歩で立ち去ろうとしていた男をこうして引きとめる。 この一撃で競馬に対する思いが一変したことは、言うまでも無い。



 ようやく興奮状態から落ち着いた頃、○ャーさんが一言、 「もっと絶叫すれば良かったね」。 おー、確かに確かに。あまりのことに絶叫する心の準備が出来ていなかったことと、 相手を絞っての3連単勝負で、2着3着争いの確認に必死すぎて、ろくに叫べなかった。 間違いなく、このフロアの中で私だけが絶叫できる権利を持っていただろう。 もったいないことをしたー。

●カニ確定報告
 以前、○ろちゃん発信の、オフミにおける一つの基準となる提言がある。 「20万儲かったらカニ」。 まだ実現していないこの基準をここで初めてクリア(福島での岩ちゃんは別格)。 ということで、というよりも、もう黙ってられなくなり、相手が≪仕事中≫だというのに、 何の遠慮も無く○ろちゃんにメール報告。 そのタイトルはズバリ、『かに』。 本文も淡白に、

「やべー炸裂」

の一言。 誰が何をやらかしたのかはわからないだろうが、ただ一つ『かに』というキーワードで、 のっぴきならないことが起きたことは容易に想像ついたであろう。 しばらくして返信が。

「なぬ?まじか?○ャーさんが?いやあなたが?」

まあそうやね、当然やね。こんなのやらかすとしたら○ャーさんと思うわな。 とりあえず、真相は後ほどということで、あらためてレースに集中することにした。
 とは言いつつも、既に完全に余裕モードに突入した私は、 次の東京10Rを外したところで、的中馬券のコピーを取りに、一人、インフォメへ。 携帯で写真撮りたいところであるが、最近、QRコードすら読み取れなくなった我が携帯では心もとなく、 昔ながらのコピーサービスを利用した。

●抜けたーー!
 中京11Rは古馬1000万の伊勢特別、ダ1900という怪しげな一戦だ。○ャーさんの狙いはライジングサン。 2走前にここ中京で3着し、前走は芝で大敗。 誰かさんたちが大好きな≪芝カマシ≫だ。 自信の1頭軸マルチでの3連単勝負。ぶれない予想で一撃必殺を狙い撃つ。 私は逆に差し馬ホノカアボーイから。展開が明暗を分ける関ヶ原の戦い。いざ火ぶた。
 レースは大方の予想通り、ライジングサンが逃げる。番手にはエーペックス、 その後にコスモメルハバと続く展開。ホノカアボーイは後方待機だ。 3コーナーから4コーナー。変わらぬ隊列のまま直線へ。 ライジングサンが逃げ脚を伸ばし、早くも独走態勢に。 俄然、気合が入る○ャーさん。人気薄のエーペックスも懸命に2番手を死守。 後続は追いつけない。3番手もコスモメルハバが粘り込む。 この馬を押さえていない○ャーさん。 「なんか差せー!」、気合がこもる。 しかし、結局最後まで行った行ったのまま無情のゴール。 ○ャーさん痛恨の抜け。3連単6万8千。痛すぎる結末であった。

●逆襲の咆哮
 東京メインは少頭数でパス、京都11Rは断然人気ハリケーンの失速。早くも残るは最終レースだけ。 中京最終をあっさり外した後の京都12R。 ○ャーさんはゴッドツェッペリン、私は一発狙いでアキノモーグルから勝負。 スマートスパークルが逃げる展開。向正面を通過するその時にふと携帯に着信があることに気付いた。 ○ろちゃんからだ。やばいと速攻でTEL。 4Fにいることは事前に伝えていたが、フロアの端っこにいた我々が見つからなかったようだ。 フロアの真ん中へんにいるらしい○ろちゃんを、TELしながら探す。 そんな真っ只中、突然、○ャーさんが叫び出した。 「そのままー!そのままー!」 我が◎は早々に圏外に去っていたため、TELに集中できたが、その隣で絶叫。何たる騒音(笑)。 いるとおぼしき方向を探していると、いましたいました、長身のイケメン兄ちゃんが。 そんな私の隣で「よっしゃー!」の咆哮。まさにカオス。 久々に再会となったこの3人での挨拶代わりが、 ○ャーさんの3連単2万馬券的中であった。

●一戦勝負で結果を残す
 残すは東京最終だけ。しかしその前に確認しなければならないことが。 ○ろちゃん「結局、誰が当てたの?」。当然の疑問だ。 しかし、その視線の先にまずあったのは間違いなく○ャーさんだったことを、 私は見逃さなかった。・・・まあ当然か(笑)。 そこで悠然と一言、「・・・当たっちゃったよ」。23万馬券の事実報告。 「すげー」の言葉に再び達成感と幸福感に満たされた。
 さて気を取り直して東京最終。○ろちゃんはまさにこのレースオンリーの勝負。 その狙いはタイキソレイユとラフアウェイからの2頭軸の3連単総流し。 これまた≪芝カマシ≫のコンビネーションだ。 レースはスタートで我が◎リープオブフェイスが大出遅れをかました時点で私は終了。 淡々と進む流れで直線、逃げたラフウェイに番手クォリティシーズンがそのままの形で後続を置き去り。 セーフティリードに入った。注目は3着争い。 そこに内々の中団から脚を伸ばしたがタイキソレイユ。 ○ろちゃんキターー!3連単81.8倍を的中。 1戦だけできっちり結果を残した○ろちゃんの持ってる感は、 やはりハンパないなと、この時、思い知らされたのであった。
 最後にきっちり決めた○ろちゃん、結果的にはマイナスも1本当てられたことで気分がだいぶ違うと、 胸をなでおろした○ャーさん、そしてパーソナルベストの私。 全員がそれなりに許容できる結果というこれまた珍しい状況でオフミ序盤戦の競馬が終了した。

●ズドドドドドドド・・・
 さあいよいよ払い戻し。 最終がそれなりに平穏だったため、払戻所の前は多数のオヤジ連が並ぶ。 ここは少し人が減るのを待とうと様子見。 しばらくしてようやくまばらになり、一番端の払戻機が空いたので、早速突撃。 2名のボディーガードを従える形で、おもむろに財布なら馬券を取り出す。 そして、何の『溜め』もなく投入口に。そして下部のモニターに23万の払戻を示す表示が。 さっと見ただけで速攻、確定ボタンを押す。 とほぼ同時に○ろちゃん「あー、ちょっと待って!」とモニター画像を携帯で撮影。 恐らくろくに写っていなかったであろう。何の感慨もなくボタンを押してしまったことに後悔。 そして払戻機がうなりを上げる。 ズドドドドドドドド・・・諭吉が取出口に積み重なる音が、 これまで聞いたことの無い時間、心地よく耳に響く。いつ聞いても飽きない最強の効果音だ。 そして、ピーピーピーピーという軽やかな警告音とともにそれは姿を現したのだ。 掴んだ時のあの厚みの至福感。 金は人を狂わす・・・ 残念ながらそれが事実であることを身を持って感じた瞬間であった。

●どこ行く?
 速攻で掴んだ大金をかばんに押し込み、逃げるようにその場を離れる。 換金の大イベントを終え、「さて、これからどうしましょうか」という話に。 まさかここで≪カニ状態≫が起きるとは誰も想像しておらず、 周辺の土地勘も無しということでここで困った。 どこに行けばいい?。 すると○ろちゃんから、「ドームシティーのほうになら結構、いろいろあるよ」とのこと。 その一例として、焼肉『○○苑』の名が。 TVでは見たことあるが、自分が行くなんてこれっぽっちも考えたことが無かった超有名店。 一人前どのぐらいの金額になるのか想像すらつかない。 とんでもない妄想だけが膨らむ田舎育ちの超庶民派には敷居が高すぎる。 金は十分にあるものの、さすがに腰が引けた。 とりあえずそれはやめたとして、他にもいいお店があるからと、まずは向かってみることに。 WINS後楽園にはこれまで何度も足を運んでいるが、そこから先に進んだことなどほとんどない。 記憶にあるのは大昔に野球観戦に1回と、ウルトラクイズの予選でドームに入った1回だけ。 そんなドームの脇を抜けて、LaQuaのレストラン街に。 いろんなお店があるなか、○ろちゃんのオススメで、 『ババ・ガンプ・シュリンプ東京』に決定した。
 トム・ハンクス主演の映画『フォレスト・ガンプ』をテーマにしたお店で、 売りは何と言っても『エビ(シュリンプ)』だ。 映画の最後に『エビ漁』で大成功を収める主人公をモチーフにしているわけであるが、 フットボールの試合でタッチダウン後も会場外へ駆け抜けていくシーンしか記憶の無い私には、 今一つピンと来なかったが、そこは博識○ろちゃんがきっちり説明してくれた。 店員の兄ちゃんに案内された、ちょっと座高が高い位置に設定されたテーブルや椅子も、 注文する際に直接兄ちゃんに声をかけるでも、ピンポーンとなるボタンを押すでもなく、 テーブルに据えられたアルミ製のオーダーボードをめくる形式で、めくると兄ちゃんがやってくる、 というスタイルも、全てが私にはシャレオツに感じられた。
 とにかくここに来たらまず食べなきゃ意味が無い、 定番のエビのビール蒸し『Shurimper's Net Catch』に、 生ビールを注文。この瞬間を待っていました。「かんぱーい!」。 やっぱり一仕事終えての一杯は最高だ。特に今日は格別だ。 エビもピリ辛で超うまっ!。安い居酒屋ばかりの薄っぺらい人生には十分な衝撃だった。

●白熱の議論
 オフミ定番の会話といえば、当然、普段の競馬の話や大会の話、好きな馬や過去の大会の想い出など。 更には、大会と決して無縁ではない○ろちゃんのファミリー話や、 ○ャーさんの奥さんの尻に敷かれっぷり話など、 プライベートな話題でも華を咲かす。何度も会っている気心の知れた仲、 「そろそろ子供作らなきゃねー」なんて嫁さんももらってない負け犬から言われる○ャーさんの気持ちたるや(笑)。 そんななか、今回の話題の中心はやはり昨秋の大会終了後に○ろちゃんが書き込んだ、 馬券戦術についての火種。この日も饒舌だった。 それぞれにはそれぞれの考えがある。確固たる軸を決めてそこから流す者、BOX買いをする者、 抜けないために総流しをする者がいれば、相手も絞って大きく狙う者もいる。 深い浅いはあるにしろ、そこにはそれを選択した理由が必ず存在するわけで、 その理由に同意する者がいれば、承服しかねる者もいる。 何が正解で何が不正解という答えは恐らくない。あるのは結果のみ。 予想大会を誰よりもこよなく愛する男・○ろちゃんからすると、 ここ最近の勝つための≪傾向≫に どうにも納得いかないところもあったのだろう。 ヒモ荒れ期待のラッキーパンチ・・・。 アルコールの勢いもあって、なかなかこの議論は白熱した。 でもそれは決して悪い意味ではない。競馬が好きだからこそ、 確固たる持論があるからこそ、建設的で前向きな、いい白熱だったと思う。 もっとこうした会話がしたいと、純粋に思った。

●やっぱりステーキ!
 会話も進み、いい感じのほろ酔い加減。 マンゴーラダなんつうものが超甘党の私にはめちゃヒット。スムージーで飲みやすくグイグイいった。 美味しいシュリンプ主体の料理でお腹もだいぶ満たされてきたが、 ここまで来て≪エビだけ≫というのもシャクだ。 しかもせっかくのゴチ、ここは行くしかないでしょう。 3000円オーバーのサーロインステーキをオーダー。 味付けは塩コショウのみ。いやー久々に≪肉らしい肉≫を食った。 もう思い残すことは無い。ここでお開きとなった。

●またやろう
 仕事がある、家庭がある、もう今となっては本格的なオフミはそうそう開けないだろう。 それでも、また時間を見つけてはこうした集まりをしていきたい。 相変わらず律儀に、お店を出てからJR水道橋駅まで、 黙って会話に付き合ってくれた○ろちゃん(自身はメトロ)に、 超倹約家の奥様の目を盗んで、競馬から付き合ってくれた○ャーさん。 いい仲間に出会えたなと、 交友関係が極端に狭い私はしみじみと思うのだった。



P.S.
 実はこの数日後、今度はNさんGさんとで競馬&飲みを。 ただ、こちらはちょっとこれまでの≪オフミ≫とは意味合いが違うわけで、 昨年暮れあたりから妙にNさんとの親交が進みまして、 ちょいちょい飲んだりしてたわけですが、 今回、初めてそこにGさんが参戦。 Nさんは飲みからということで、Gさんと今回と同じくWINS後楽園に突撃。 あわよくば≪2匹目のどじょう≫を狙いましたが・・・。 叩きのめされました・・・二人揃って(爆)

−完−