■オフミ回想録
競馬場で衝撃!飲み屋でも衝撃!(Part.2:飲み屋でも衝撃) 『2007/01/13(土)』

●衝撃のメニュー
 競馬場から同じく流れてきた若者・カップル・オヤジ連を満載した武蔵野線で、一つ隣の西船橋に降り立った、チャーさん黒ちゃん、そして私の3人。向かうは当然、いつもの『一源』だ。目的はただ一つ、この店にしかないオリジナル、『ジャンボコロッケ』にまた会うため。今回、オフミ初参戦となった黒ちゃんにも当然、この『洗礼』は受けてもらわねばなるまい。半日立ちっぱなしで疲労のピークに達していた我々は、席につくや否や、『とりあえず生3つ』を注文。ビールが来るまで、早速、つまみの品定めに入った。メニューを見渡す我々。勿論、ヤツを探すために、、、と、ここで意外なメニューが目に止まった。「『わらじメンチカツ』?」。何だ、これは?。ジャンボコロッケはどこいった?。信者である私とチャーさん、これには動揺を隠せなかったが、しかし、何とも魅力的なこのネーミング。この未知のメニューに挑戦することに、何のためらいもなかった(ちなみに、後で『ジャンボコロッケ』も無事、メニューに残っていたことを確認し、ほっと胸を撫で下ろす)。

●最初の話題
 ほどなくして生が到着。さっさと注文を告げて、早速、カンパーーイ!。乾ききった咽喉から腹の芯まで、心地よい潤いが広がる。涙が出そうなぐらい、一口めはやっぱり、ウマイ!。「ハァーー」、思わずため息が洩れる。さて、何から話していこうかな、、、しかし、私の中ではもう最初の話題は決まっていた。黒ちゃんの参戦が決定した時から決めていた。そして黒ちゃんもまた、同じ話題を、最初にしなければならないと考えていたようだった・・・。

●明かされる真実
 どうしても明らかにしたかったこと、もう長いこと予想大会で付き合いがあるのに、これまで薄いベールに包まれていたこと、、、そう、それは、いつのまにか増えていった、黒ちゃんの廻りの仲間たちが誰で、それぞれ、どういう繋がりがあるのか、ということだ。今日ようやくこの謎が明らかにされる。この時のために、実はメモ帳まで用意していた。さあ、禁断のページを開こう。
 まずは確認のため、黒ちゃんに、お仲間たちをピックアップしてもらった。最初は当然、全ての『はじまり』であったまるさんでしょう。それからおっ!薔薇さんに、ちょっとここ最近、顔を出してないけど、笠山田弘さん。あと、くろまりさんに、じゅんぼうさんに、くうやんさんと。黒ちゃんも合わせて実に総勢7名!。あらためて、本大会におけるこの軍団のウェイトの高さが窺い知れるところ。さすがに私はこのメンバー構成を把握していたが、チャーさんは「こんなにいるんだ」と、ちょっと驚いた様子。そりゃそうだろう。そしてここからが本題。じゃあ、どういう繋がりなのか、掘り下げていこうじゃないの。

●ライバル登場!
 と、ここで待望の『わらじメンチカツ』が登場。キターー!、やっぱでっけーー!。さすがに『ジャンボコロッケ』には敵わないものの、通常サイズの比ではないそれは、いい感じの厚みもあって、見た目、メンチカツというよりトンカツだ。これをチャーさんが律儀に切り分けてくれたおかげで、見た目が更にトンカツに近づく。ソースをぶっかけ、早速、一口。まあ食ってみれば普通のメンチカツだが、十分、期待に応えてくれたと満足、満足。

・・・【お詫び】敢えて今回聞いた内容は明かさないでおきたいと思います。何卒、ご容赦下さい・・・

●想定の範囲内
 あらためて黒ちゃんから、仲間の関係が語られていく。まずはまるさんから。これはだいたいわかっていたが、想像通り。今はお互い、独立されたようだが、元・同じ会社の同僚。まさにいいライバル関係と言えるだろう。さて、注目はここから。
 出てきたのは、おっ!薔薇さん笠山田弘さん。なかなかクセのある予想とコメントで、あっという間に大会の仲間として溶け込んだお二人。このお二人はXXXXX。「あーー、そういうことだったか」。まるさん、黒ちゃんに促されるように入ってきたこの二人。この繋がりならという、納得の流れだ。
 続いて出てきたのはくろまりさん。野郎ばかりの大会だけに、今更、くろまりさんについては多くを語る必要も無いだろう。結構、みんな注目しているはずだから。そんな、くろまりさん。実はXXXXX。「あーー、なるほどね」。まあまあ、こちらもある意味、私の中では想像の範疇といえたので、やっぱりね、という感じか。これまでの大会予想の書き込み内容や、誰かさんとの書き込まれる『順番』などから、そうじゃないかな?と推察していた。と、ここまでは『想定の範囲内』。この後も恐らく、だいたい同じ流れになっていくのだろうと、高を括っていたのだが・・・。

●衝撃の告白
 次に出てきたのは、くうやんさん。馬連一点勝負師として昨秋の大会でも2位と活躍した実力者。気になる存在だけに、どういう方なのだろう。そんなくうやんさんについて、黒ちゃんから語られる。実はXXXXX。
「えーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
 居酒屋であることも忘れて、まじで大声を発してしまった。何だよ、この衝撃の告白は!。まさかそんな、、全く想像もしていなかった真実。これにはほんとに驚いた。しかも年齢はXXXXX。こんなことってあるのか、、あれだけ総評で語りあっていたのは一体・・・。これまで、本大会における史上最年少優勝(推定)は、ごとっぴさんの飼い猫(=本大会のマスコット的存在)であるニーニちゃんだとばかり思っていたのに・・・(何気に大ヒントかな)。真実を知ってしまった以上、次からどうコメントしていけばいいのか、早くも頭を抱えることとなった。

●更なる衝撃
 くうやんさんの衝撃覚めやらぬなか、続けて明かされるじゅんぼうさんの正体。実はXXXXX。「ドゥえーーーーーーーーーーーー!?」。立て続けに繰り出された真実と言う名の衝撃波!。何だよ何だよ、ノーガードでそんなカウンターは無しだろう。こちらも想像もしてなかったぞーーー!。何で『じゅん≪ぼう≫さん』なんだよーー。≪ぼう≫って言やー、誰だって≪坊≫だと思うでしょうーーー!。んにゃろ〜、種明かしの順番で、こんな衝撃を最後に2つも持ってくるなんざー、黒ちゃんもニクい演出をしてくれるってもんだ。やるなー(笑)。いやー、なんかもう、これだけで今日は『お腹いっぱい』という気分だった。
 ただ一言。これではっきりした。これは『まるさん軍団』ではない、『黒ちゃん軍団』だ!。

●プチ講義
 衝撃の告白の余韻に浸る私を残し、ここから話題は今日のチャーさんの『爆発』に移った。なかでも京都最終で見せた衝撃の枠連一点的中。いわゆる『定石』ってやつだ。この『定石』を含めての、バイオリズム理論プチ講義の時間となった。講義内容については著作権の関係上(!?)、ここでは割愛させてもらうが、とにかく、現場でその実力を見てしまった黒ちゃん。まさに目を爛々と輝かせ、聞き入るその姿は、どう見ても、キャッチセールスに捕まった上京したての新入生のようであったが、ほんとに興味を持って聞き入っていた。何事にも興味を持ち、隙あらば吸収して、自己を向上させようとする前向きな黒ちゃんに、「こういう人が勝てる人なんだろうなー」「そんな黒ちゃんだから、人を引きつける魅力があるんだろうなー」なんて思いながら、二人の会話を聞いていた。今日はチャーさんもよく喋るなー(爆)。

●時の経つのも忘れて・・・
 この後も会話が途切れることはなかった。大会に集まる仲間の話、オフミで会った仲間の話、パドックで馬を見る時の話、ちょっと脱線して『株』の話、まさに脱線して『結婚について』の話などなど、、、。いつもならば、5時から飲み出して8時を過ぎれば、さすがに話題も出尽くすぐらいなのだが、初対面というのを差し引いても、まだまだ話題に事欠かず、気がつけば時計の針は9時半に近づいていた。普段ならば、過去の想い出深いレースの話や好きな馬の話などが出てくるのだが、今回はその話題にまで辿りつかず、逆に、競馬に対する姿勢など、何となく今後を見据えた『前向きな』話題が多かった気がする。このあたりも黒ちゃんのパーソナリティの為せる業かなと思った。

●次は≪カニ道楽≫
 とうとう9時半を廻り、まだちょっと喋り足りないと感じるいい頃合と見て、ここでお開きに。よくよく考えれば、チャーさんからの正式な承諾を得ていないのではと、後になって思ったりしたが、きっちり全員分、おごってもらった(チャーさん、ごちそうさま!)。店から駅までの帰り道でも、同じ方向性を認識したチャーさんと黒ちゃん、かなりいい感じ。「次は≪カニ道楽≫だ!」と、例の『黒ちゃん流』に意気揚々。当然、またオフミで会おう!と堅く約束し、それぞれの家路へと向かった。
 最後に一言。通常のG1大会だけでなく『単発大会』にも並々ならぬ意欲を見せてくれる黒ちゃんから、今までやったことのない≪提案≫が。シンプルでわかりやすく、予想する側に負荷をかけないルール作りを心がける主催者にとって、この提案はなかなかの難題ではあるが、、、楽しみに待ってくだされ、、、。

・・・おしまい・・・