■本日の予想・回想
■2013/12/07(土曜) まさかの大外絶叫祭り!
■久々の単独参戦
たまたまこの土曜は、新宿にある会社にちょっと野暮用があり、
立ち寄ったついでに後楽園に突撃しよう
と決めて、昼前に家を出た。
昼過ぎにその野暮用を済ませて、2時ちょいすぎ、WINS後楽園に到着。
一人での突撃は久々だ。
最上階までの直通エスカレーターで6Fまで上がり、早速始めるか?。
と、その前に、さすがに腹ペコだったため、久々に売店に直行。
あんな薄っぺらいカツカレーに700円も払えないケチな性分は、
迷いなく550円のビーフカレーを選択。
昼時の時間帯から外れていたため、暇を持て余していた感を全面に押し出す売店のおばちゃんは、
親切丁寧に「お水も横にありますから」と説明してくれた。
■準メインは惨敗
お腹も満たされ、いよいよ戦闘開始。しかし、中山10R、更に阪神10Rと、
手頃な少頭数で一つは当てたかったところであるが撃沈。
結局今日もダメなのか?、と最近の不調ぶりをそのまま反映した内容に、
不安ばかりが先行した。
■いよいよはじまる≪絶叫祭り≫
この日は事前チェック全くなし。過去の記憶と新聞を見ながらの展開・時計予想が主体。
勿論、モニターでのパドック確認もしながらであるが、3場開催だととにかく時間が足りない。
予想におけるパドックのウェイトはこの日は低めの設定となった。
まずは中山メイン・北総S。準OPのダ1800ハンデ戦だ。
しかしメンバーを見渡すと有力馬は限られる印象。
長めを使ってきた◎タナトスに
○ユーロビートを本線に。▲には覚醒中のダブルスター。
あとはオメガインベガスに久々のドゥーアップに△を廻しての3連単勝負。
この日は◎-○▲-○▲△と○▲-◎-○▲△、いわゆる◎を1着と2着に固定しての狙いで、
進めることにした。△2頭だと12点。結構、点数を抑えられる。△3頭でも16点。
「1レース20点程度に抑えて1本大きいのが引っ掛かれば」
そんな思惑で挑んでいた。
レースはダブルスターで積極的にハナを主張。淀みないペースで流れる。
◎タナトスは好位の外め。3コーナーから4コーナー、徐々にタナトスが進出。いい感じだ。
そして迎えた直線。ダブルスターが二の足で突き放す。
番手のオメガインベガスにセイカフォルトゥナが追いかけるなか、外からタナトスが足を伸ばす。
2番手には浮上できそうな勢いだ。
「外から差せ!」、久々に叫んでみる。
懐かしい感覚だ。しかし3番手が問題。無印のセイカフォルトゥナが粘る。
やばい、このままでは抜ける・・・。その時、最内から突っ込んできたのがユーロビート。
まさに救いの神。「よし!」、▲◎○での的中。久々だ。
配当は3連単43.9倍と思ったよりは安かったものの、
現場での絶叫と歓喜は、普段の何倍もの価値があることをあらためて感じた。
★★★ 的中! ★★★
▲ダブルスター−◎タナトス−○ユーロビート
[3連単]1-11-15. 4,390
■オヤジに負けるか!
続いては中京メイン・浜松S。
準OP芝7ハロンのハンデ戦。フルゲート18頭の乱戦だ。
ここはさすがに難解。さきほどの3連単的中で心にゆとりも出来たこともあり、
無難に3連複勝負。
◎にはマイネボヌール。ほどよい外枠ほどよい差し馬。
53kgも恵まれたと見てここから。相手は○ネオザウイナーに▲ウイングザムーンを指名。
手広くケアした。
レースはリッカアリュールが引っ張る流れ。◎マイネボヌールは後方外めを追走。
中京であれば悪くないポジション。心の中で「いい感じ」とつぶやいていた。
そしていよいよ直線、メジロツボネが抜け出し、ネオウイズダムがそれに続く。
外からはネオザウイナー、そして直後にマイネボヌールが徐々に上がってきた。
すると左後ろのオヤジが耳元で絶叫。
「6(ネオザウイナー)来い!来い!」。
この瞬間、心の平衡が破れた。「12(マイネボヌール)差せ!、
外から差せ!」、
挑発的に絶叫。するとこの声に応えるかのように6を交わして進出。
1着△ネオウィズダム、2着▲ウイングザムーンに続き、3着でゴール板を通過した。
小さく「よし」とガッツポーズ。まさかの連勝だ。
3連複23.2倍。
当たりは小さいものの、言いようの無い勝利感が全身を包んだ。
★★★ 的中! ★★★
△ネオウィズダムー−▲ウイングザムーン−◎マイネボヌール
[3連複]4-12-17. 2,320
■誰だお前!
メイン最後は阪神・朝日CC。
有力勢は限られるが意外と怪しいメンバー構成だ。
締切が迫っていることもあり、ここは好きなハナズゴールに◎。
M.デムーロで大外枠。今日は外差しが決まる印象があるため、
ここは狙わない手はないと考えた。○には3連勝中のアルキメデスに、
▲3歳ラウンドワールドを指名。ここも3連複で無理はしないこととした。
スタートするやハナズゴール出遅れ。とはいえスロー必至の阪神。さほど心配なし。
淡々とした流れのまま直線。番手マイネルラクリマがまず抜け出しを狙う中、
ハナズゴールは最後方の大外。
届かないリスクを承知で、「大外、大外!」と、
多少控えめに声をあげる。すると前の脚が止まり、中団からアルキメデスが差を詰めるのに
合わせて、大外からハナズゴールが勢いを増してきた。
内から外へとパンするカメラが加速するハナズゴールを映す。
「大外!、大外!!!」、ここでMAXの絶叫開始。
アルキメデスが抜け出したところに大外からハナズゴールが飛んできた!。
内ではマイネルラクリマが粘り込む。もらった!。
2着に上がったところでゴール。「3着はなんだ?ラクリマ残った?」、興奮は最高潮だ。
モニターがゴール前のスローを映し出す。
まずアルキメデスが駆け抜ける。しばしの間の後、2着に外からハナズゴールが・・・。
ん?・・・なんだ?。
大外ハナズゴールと併せ馬の形でもう1頭のピンク帽が入線しているではないか。
伏兵カワキタフウジンだ。あれーー?、カワキタがいる!。
買ってねーーー。
リアルタイムでは全く気付かなかったが、完全に外から並んで伸びてきていたのだ。
3連複で2万6千円・・・、痛恨の抜けであった。
★★★ 外れ(泣) ★★★
○アルキメデス−−カワキタフウジン−◎ハナズゴール
[3連複]8-17-18. 26,130
■どっちでもいいよー
ここまでメイン連勝したものの、阪神の高配当で抜けをやらかし、「今日の運もここまでかなー」
と思いながらも、せっかくだから最終もやっちゃおうと、
早速、中京最終を予想。
ここは人気でもアールデュランが抜けた存在と見て素直に◎。
相手は同じく差せる○ユッカマウンテンに早めに動ける▲アルマディヴァイン、
更にはダイナミックウォーの3頭に対して1頭軸3連単勝負。
あと、押さえに人気薄△への3連複のダブル狙いを敢行。あわよくばの高配当を狙ってみた。
レースはサンキストロードが引っ張る平均ペース。◎アールデュランは後方待機だ。
直線、番手追走の▲アルマディヴァインがまず抜け出す。
そこへ大外から◎アールデュランが襲いかかる。
「大外ーーー!」、再び絶叫。
全く脚色が違う。差し切り確定。アルマディヴァインも2着確定。
問題は3着争い。するとそこへ人気薄△マイネルイルミナルが外から迫る。
これはチャンス。「12(マイネルイルミナル)来い!」。
すると馬場の真ん中から何かが並びかける。「うわっ、なんだ?」。
○ユッカマウンテンだ。3着争いは全く並んでのゴール。一体、どっちだ?どっちだ?。
○ユッカマウンテンならば3連単的中、△マイネルイルミナルなら3連複的中。
どっちにしても的中。何と言う至福の写真判定。
「3連単も当てたいなー」「でも3連複のほうがつくかなー」、贅沢な悩みだ。
結果はハナ差でユッカマウンテンが3着。82.1倍的中となった。
★★★ 的中! ★★★
◎アールデュラン−▲アルマディヴァイン−○ユッカマウンテン
[3連単]15-7-10. 8,210
■そっちかーー
中京の写真判定に注目していたため、中山最終は飛ばし、
阪神最終で最後の勝負。
12頭立てのダ1800。ここも有力馬は限られるため、そのなかの選択となるが、
そのなかでも少し伏兵扱いのラローザブルに◎。
今日は外差しが芝ダート問わずに決まる印象を信じての外からの差し馬だ。
○にはクラージュドール、▲にはツルマルスピリットを指名した。
レースはスタート直後に有力馬の1頭、ゴールドロジャーの落馬という波乱の展開。
道中はほぼ一団での競馬。しかし2頭が少し離れての追走。そこに◎ラローザブルが。
3コーナーから一気にペースアップ。先行勢の手綱が懸命に動く中、
徐々にラローザブルも進出。4コーナーを廻り、直線へ。
先行勢がごちゃついたままなかなか抜け出す馬が出てこないなか、
大外からツルマルスピリット、更に外からラローザブルが追い込みをかける。
ここで最後の絶叫、「大外ーーー!、差せーーーー!」。
加速するラローザブルにツルマルスピリット。来た!、ここももらった!。
しかし、最内から1頭、矢のように抜け出してきた。△バンブーリバプールだ。
実はパドックを見た時に黒光りする馬体が目立っていた1頭。
泣く泣く△にとどめた馬が内から突き抜けた。
「あちゃーーー」。後の祭り。
1着△バンブーリバプール、2着◎ラローザブル、3着▲ツルマルスピリット。
3連単で190倍。ここも獲らなければいけないところであった。
★★★ 外れ(泣) ★★★
△バンブーリバプール−◎ラローザブル−▲ツルマルスピリット
[3連単]3-9-8. 19,790
■大満足
結局のところ、若干のプラスという結果に終わったが、
それでもメインと最終の5レース全てで絶叫できた
というのは初めてではないか。
帰りの電車内、お金には変えられないような満足感に満ちていた。
まさにこれで今年の競馬納めでもいいと思えるような一日であった。
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