■2004/12/25(土曜)
・・・はじまりのとき
[阪神11R・ラジオたんぱ杯2歳S(2歳OP・GV・芝2000)] ◎ 1.アドマイヤジャパン ○ 2.ローゼンクロイツ ▲ 5.シックスセンス △グランロワイヤル、ケイアイヘネシー、マイネルシルバート、シルクネクサス、トーセンマエストロ、ヴァーミリアン 馬単:1-ALL ほんとは前走、美味しい思いをさせてくれたトーセンマエストロでもういっちょという、 『いやらしい』考えもあったのだが、 このアドマイヤジャパンの新馬の勝ちっぷりは、ハンパじゃないのでは。 余力十分に坂を上がり、そこからのゴーサインで、繰り出した脚のすごいこと。 こいつ、もしかすると、、、。 |
■2005/01/16(日曜)
・・・夢大樹への第一歩
[中山11R・京成杯(2歳OP・GV・芝2000)] ◎ 9.アドマイヤジャパン ○11.シックスセンス ▲ 7.モエレアドミラル △コスモオースティン、ウインクルセイド、イブキレボルシオン 馬単:9-4,5,7,10,11 3連単:9-5,7,11-4,5,7,10,11(フォーメーション12点) 早くもアドマイヤジャパンが登場。 ラジオたんぱ杯で4角、一瞬、前に置き去りにされたこと。跳びの大きい馬だけに、降雨による馬場への影響など、 数々の不安はあるものの、とにもかくにも、このメンバーで負けていては、厳しい。信じる。 相手は同じくこのメンバーなら格上のシックスセンスに、芝が合うのは間違い無さそうなモエレアドミラル。 (訂正) ニューヨークカフェが出走取消に加えて、とんでもない不良馬場ということで、 時計的には足りないが、スタミナはありそうなイブキレボルシオンを押さえに変更。 ◎ 9.アドマイヤジャパン−○11.シックスセンス−△ 4.コスモオースティン [馬単]9-11. 930 [3連単]9-11-4. 8,190 |
■2005/03/06(日曜)
・・・膨らむ期待
[中山11R・弥生賞(3歳OP・GU・芝2000)] ◎ 1.アドマイヤジャパン ○ 7.マイネルレコルト ▲10.ディープインパクト △レットバトラー、ニューヨークカフェ、ニシノドコマデモ 馬連:1-3,7,8,10 3連単:1=7-3,5,8,10(8点)、1=10-7,8(4点) 『今年のクラシックは、このレースでほぼ決まる』。 2歳王者・マイネルレコルトに、 今やアグネスタキオン級ともトウカイテイオー級とも、もてはやされているディープインパクト。 そして、アドマイヤジャパン。 本番前にぶつけるにはもったいないこの組み合わせだけに、そう、考えても、不思議ではなかった。 しかし、これらと全く脚質の違うストーミーカフェが、共同通信杯で、強い勝ち方を見せ、 更に、前評判の高かったダンツキッチョウが、すみれSを完勝したことで、 『事実上の決勝戦』が一転、『準決勝』の色合いが強くなったと思う。 これは面白い『三つ巴戦』になり、巷でも、その動向に注目が集まるものと、思っていたのだが、 先週のCXでの『ディープインパクト vs. マイネルレコルト』という取り扱いばかりか、 東スポ・トラックマンの印も、今まで見たこと無いほど、ディープに◎がずらりと並ぶ。 ・・・アドマイヤジャパンには、1人も◎を打っていない・・・ さすがに『温和』な私でも(????)、これには怒りすら覚えた。 しかし・・・ そこには当然、根拠がある。 これまでの戦いぶり、時計などの絶対能力指標もあるだろうが、それだけでこれほどの差がつくはずがない。 恐らくそれは、今週の『調教』にあるのだろう。 確かに、今回のアドマイヤジャパンの調教は、誰の目にも、良くは映らなかっただろう。 前走、あの不良馬場での劇走の反動が出る、という見方をされても、否定できない。 正直、私もかなりの不安を持った。 それでも、思い入れを捨てても、評価を落とさざるを得ない、という理由には全くならない。 全身をフルに使った大きなフットワークは、良馬場の方が断然いい馬。 底力ならこの馬が断然一番と信じている。 3コーナー過ぎからマイネルが外目を動き、それを見ながら、ディープも外から。 そこをじっと我慢で、内が開くのを待つアドマイヤ・・・。 最後の最後、内から弾け跳んでくることを、願う。 ○と▲は、単純に『信頼性』の差。 兄ブラックタイドという血の宿命を上げるわけではないが、 圧勝もあるが、ぶっ飛ぶ可能性もある、ディープインパクトよりも、 自在に立ち回れるマイネルレコルトの方が、連対確率が高そう、というだけ。 ディープインパクトの強さは当然、認めているが、 やはり、まだフットワークに『軽々しさ』を感じる。 少なくとも『タキオン級』の『先物買い』は、出来ない。 フットワークなら、よっぽどアドマイヤの方が、タキオンに近い。 まだ、4コーナーで一瞬、置かれるシーンがあるだけに、同じ土俵には扱えないが、 今後、それだけの器になる可能性は、秘めていると、思っている。 ・・・うっ、段々、気持ちが昂ぶってきた(笑)。 頑張ってくれ!。 (パドックを見て) ディープインパクトは、想像以上に良かった・・・。 でも、アドマイヤジャパンだって、負けていない。信じる。 マイネルレコルトが見栄えしないのはわかっているので、評価据え置き。 あと、3着なら、エイシンサリヴァンもありそうなので、そこを追加。 単勝:1 3連単:1=10-9 ▲10.ディープインパクト−◎ 1.アドマイヤジャパン−○ 7.マイネルレコルト [馬単]1-10. 350 [3連単]10-1-7. 810 |
■2005/04/17(日曜)
・・・厳しい現実
[中山11R・皐月賞(3歳OP・GT・芝2000)] ◎16.アドマイヤジャパン ○14.ディープインパクト ▲ 9.ダイワキングコン △コンゴウリキシオー、ビッグプラネット、ペールギュント、タガノデンジャラス、ローゼンクロイツ、ダンスインザモア 単勝:16 馬連:16-6,9,13,14,18、9-13,14 3連単:16=14-4,6,7,9,12,13,18 ディープインパクトについて、何も言うことは無い。アドマイヤジャパンについても、何も言うことは無い。 強いて、有力処でちょっと気になるとするなら、ローゼンクロイツぐらいか。 とりあえず、あの弥生賞の競馬が、巷の評価を、如実に語っている。 馬連ではディープインパクトの相手筆頭(馬連1番人気)に押されながら、単勝4倍人気なのは、 アドマイヤジャパンが、最大のライバルではあるが、逆転は不可能、という見方なのだろう。 あのクビ差を、『本番での逆転への希望』とは取らず、『絶対能力の限界』と見られているわけだ。 否定はしない。ほんとに強かったから。 それでも、私は信じる。 展開の『アヤ』で、ディープが取りこぼすことは、他の馬にもチャンスがあろう。 しかし、もし実力でこの馬をなぎ倒す可能性があるとしたら、もはやアドマイヤジャパンをおいてはいない。 あの弥生賞。 内からAJ、外からDIに、挟まれる形で抜き去られた2歳王者・マイネルレコルトの姿に、 どこか、シンザン記念だかきさらぎ賞だかで、 ロイヤルタッチ、ダンスインザダークに両サイドから交わされたエイシンガイモンの姿がシンクロした。 この2頭の戦いになることに迷いは無い。 後は3着争い。 あまりにも前走が嵌まりすぎの感があるダンスインザモアは割り引くとして、 当然、まだ底を見せていないビッグプラネットや、ローゼンクロイツが候補筆頭に挙げられるところであるが、 一発の魅力で言えば、ダイワキングコンかも。 いやがうえにも、昨年のダイワメジャーを思い出させるだけに、逆に、引いてしまうところもあるのだが、 弥生賞での意外な粘り腰と、伏竜Sでの勝ちっぷり、 そして、その結果を裏付けするような、力強く、回転の速い、ダイナミックなフットワークが、引きつける。 条件が全く違うが、2週か3週か前、同じくダート→芝で連勝して穴をあけた、ダイワメンフィスという馬がいたが、 これも、力強いフットワークで、芝の高速決着には若干、不安があったが、見事な差し切りを決めた。 ひょっとすると、今の中山は、『ダイワ』の馬に合っているかもしれない。 『思い入れ』とは別の『宝くじ』的楽しみで、少しだけ遊んでみるのも一考では。 最後に一言。 DJより外に入ったAJ・横山典が、DJを見る形で、後方から進むとしたら・・・。 痺れるような興奮が全身を包むだろう。 |
■2005/05/29(日曜)
・・・衝撃と悲しみの結末
[東京10R・日本ダービー(3歳OP・GT・芝2400)] ◎14.アドマイヤジャパン ○ 5.ディープインパクト ▲ 6.アドマイヤフジ △シックスセンス、インティライミ、あと全部 単勝:14 3連単:14=5-ALL 馬連:14-5,6,7,15 ディープインパクトの強さは、もはや比較するまでも無く、明白なもの。 皐月賞の最後の1ハロンでの突き放し方は、ほんとうに衝撃だった。 近代3冠馬であるナリタブライアンが、他馬を『ねじ伏せる』強さとすれば、 このディープインパクトは、他馬を『おちょくる』強さだったと言える。 浅薄な我が競馬知識のなかで言える範囲で近いとするなら、 2番手以下を大きく離して逃げながら、3コーナーでハロンポールをゴール板と間違え、勝手にスローダウンし、 後続に並ばれた後、あっさり突き放した日本短波賞でのマルゼンスキーに似ているか。 ・・・勿論、生で見てたわけではなく、(Tかはしさんからもらった)井崎氏の『新・名馬十番勝負列伝』を見て・・・ 不安はある。 スタート難のあるこの馬が、果たして、まともに発馬できるのか。 そもそも、武豊はこの内枠から、どういう戦略を取るのか。 一度も経験させていない馬群のなかに入れるのか、ロスを覚悟で外へ持ち出すのか。 デビュー以来、減り続けている馬体重。長距離輸送・・・。 ただ、これらを覆い隠し、忘れようとさせるだけの、多くのファンの期待と希望がそこにはある。 しかしそこには、それが現実であることを知らしめる『魔物』が棲む。 展開の紛れや騎手の判断ミスといった下らない競馬だけは見たくないが、 府中の杜が舞台だからこそ、何が起こっても、この『魔物』という言葉で、片付けられることも事実である。 ・・・・・・ 正直な気持ち、ディープインパクトが先に抜け出し、これにアドマイヤジャパンが少しでも迫る。 少しでもいい。ヤツを『本気』にさせて欲しい。一瞬でもいい。ヤツに『アセリ』を感じさせて欲しい。 既に勝負付けが済んだと見られ、更に追い切りも決して良いとは見えず、 それでも、これほど人気が落ちるとも思っていなかっただけに、嬉しいような悲しいような、複雑な心境ではあるが、 この馬をおいて、真っ向勝負で、この馬に戦いを挑める馬はいないと信じている。 鞍上は奇しくも、一昨年、アドマイヤ『グルーヴ』を退け、牝馬3冠ジョッキーとなった幸。 その幸が、今度は『アドマイヤ』の冠を背に、武豊に挑む。 |
■2005/09/25(日曜)
・・・崩壊する自我
[阪神11R・神戸新聞杯(3歳OP・芝2000)] ◎ 6.アドマイヤジャパン ○ 9.ディープインパクト ▲ 5.ローゼンクロイツ △ストーミーカフェ、トウカイトリック、マチカネキララ、シックスセンス 単勝:6 馬連:6-4,5,8,9,10,13 何をほざこうが、どうせディープインパクトが勝つんだろうと思っている自分がいる。 ディープより後ろから来る、ハイエナなシックスセンスなんぞは論外。 ローゼンクロイツも、ダービーが同じ戦法だっただけに、腐っている。 そんななかでも、早めに動いたアドマイヤジャパンを、好きになれたことが、とても嬉しい。 皐月賞でもダービーでも、本気でディープに勝負していたアドマイヤジャパンを、好きになれたことを誇りに思う。 今回、ノリがどんな乗り方をしてくるのか、すごく興味がある。 でも、どんな乗り方をしても、奴には勝てないと思っている自分がいる。 こんな悲しい◎を打ったのは、初めてかもしれない・・・。 もし負けるなら、ストーミーカフェの大逃げに、後続全体が置いてきぼりを食った時。 武豊が他馬を見限って、自分から動くことは無いから、 これが、正攻法での可能性として、ぎりぎりあるかというぐらいか。 後はほんとに、ディープに想定外の不振が起こった場合。 近年、言われているダービー組の秋不振のような、目に見えない消耗がある場合。 とくれば、ダービーを回避したヴァーミリアンの復活とか、 案外、好馬体が目に付くマチカネキララとか、 逆転の可能性が全く無いとは言いきれない。 でも、アドマイヤジャパンに◎を打つ。 まだ子供子供していた春先から、どのぐらい成長しているのか、楽しみであるし、 何より、この馬がもし勝った時、自分が買っていなかったら、単純に、悔しいから。 そういうのが、ほんとに『好き』ってことじゃないかな・・・。 ・・・・・・・・・・ 昼飯に、チキンラーメンを食べようと、ポケットに卵を落としたら、『双子』だった。 人生、嫌というほど卵を食べてきたが、『双子』が出たのは初めて。 何かいいこと、あるかな・・・。 (パドックを見て) アドマイヤジャパン、、、また惚れ直した、、、。 ひょっとしないかな、、、ひょっとして欲しいな、、、。 ストーミーカフェはなんか物足りない馬体。 ディープインパクトは、ダービーと比べたら可愛そうだが、万全とは、、、。 打って変わって、シックスセンスはもう、バキバキの出来。 マチカネキララもさすが、負けてないな。ヴァーミリアンも馬体だけなら、、、。 夢を賭けたい、、、。 [夢の3連単]:6-9,10,13-3,5,9,10,13(12点) 弱気の3連単:9-6-3,10,13(3点) |
■2005/10/23(日曜)
・・・覚醒、復活、、、そして、歓喜
[京都11R・菊花賞(3歳OP・GT・芝3000)] ◎ 6.アドマイヤジャパン ○ 7.ディープインパクト ▲ 8.シャドウゲイト △ローゼンクロイツ、アドマイヤフジ、シックスセンス、フサイチアウステル 単勝:6 馬連:6-7-8 BOX、6-4,5,11,14 3連単:6=7-4,5,8,11,14(10点) ほんとはクラシック最終戦で思い入れ馬がいるだけに、ちょっとかっこよく、涙でも誘いたいな、ぐらいのコメントを、 書きたいところなのだが、今年はやっぱり、そういう感じではない。 ◎を打とうが打たまいが、正論述べようがへりくつこねようが、みんながみんな、 ディープインパクトがどういう勝ち方を見せてくれるのか、楽しみにしていると思う。 だからこそ、正統派にどんなに馬鹿にされようとも、穴党はとことんへりくつをこねて穴狙いで出ていいと思う。 こんなマゾヒスティックに、叩かれて叩かれて、外れて、痛い目に合って、満足できるレースなんて、ないよ。 とにかく、『祭り』なんだから、笑って狙っていこう。 勿論、◎はアドマイヤジャパン。 いや、全く芽が無いというのなら、別馬を探すつもりであったが、まだどうしても、 内から上手いこと抜けてくるなんてこと、ないかなーー、という気持ちが消えないんだから、 当然、信じるでしょ。 大外ぶん回し連中ばかりの人気勢が、ディープが通った痕を辿ってハイエナる正統予想に対して、 どれだけのコストパフォーマンスの利があるかは微妙ではあるのだが、一泡吹かせたら、快感でしょう。 更に▲は激しく攻めて、逃げるであろうシャドウゲイト。 どうせ賭けるなら、この手だろうし、無敗の3冠を阻止したのが500万を勝ったばかりの馬となったら、 単純に面白いかなーと。 下手な有力勢にやられるよりは、みんな笑えるんじゃないかな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あのナリタブライアンが3冠を達成したとき、この淀の舞台で逃げたのは、全く格下だったスティールキャスト。 母に天皇賞を逃げ切ったプリティキャストを持つこの馬が見せた大逃げ。 向上面で途方も無く縦に長くなった隊列。どよめく観衆。血の宿命に見る一瞬の夢物語・・・。 そして生まれたゴール前の歓喜。終わってみれば、1番人気から5番人気までが掲示板を人気通りに飾った結末。 最高の舞台には、最高の主役と、そして、最高の脇役がいるもの。 そんな、記憶に残る脇役たちに乾杯。 ・・・ちなみに、やっぱり冷静な予想でも当てたいので(笑)、そこは『パドック屋』に託す。 ■2005/10/23(日曜)・・・回想 菊花賞の興奮、久々の歓喜の涙、、、。ようやく落ち着いてきたその日の夜の競馬ハイライト。 そこで尊敬する日刊競馬・柏木集保氏の菊花賞回想を聞いて、再び、目頭が熱くなった。 ここに当時のコメントを載せ、記憶にとどめることにする。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 『競馬ハイライト』 日刊競馬・柏木集保氏の菊花賞回想 (二千通過あたりからのVTRを見ながら) 今ちょうど二千メートル通過が2分04秒6というのは実は速いです。 でも前半、もうあの1周目で、引っ掛かって、で、入れたくないインに入れて。 で、途中からペースが緩まなかったんです。 逃げているのが佐藤哲三騎手。あの長距離・タップダンスシチーで慣れてます。 それから(横山)典弘騎手は菊花賞レコードを持っているセイウンスカイで、精密機械の逃げを作った男です。 それが二番手ですからね。 実はこの一番手・二番手の作っているペースは、全くあの、紛れを許さないぞというペースなんです。 で、これはね、、もう直線ですよね、この時に、私は『危ない』と思いましたね。 何故かって言うと、ちょっと前半に掛かって、豊騎手が、本意ではないという位置どりになったなと。 ま、最後はね、でもまた、並んでから、実は楽なんですよね。 最後の1ハロン、11秒6ですしね。 まあ、着差、ひょっとすると独走もあるかなーと思えたにしては、着差が少なかったのは、 実はそれは、アドマイヤジャパンですとか、ローゼンクロイツ、シックスセンス、フサイチアウステル、、。 あの、よく三冠馬が誕生するには、相手に恵まれることも必要だと言われてますね。 でも今年は違いますね。 実は、相手のほうが立派でしたね。このレースの流れを作って。 そういう意味ではね、そのぶんだけ、ディープインパクトの三冠の価値が上がるわけですし。 今回はほんと、負けたとはいえ、それを負かそうとしたグループに、絶賛したいと思います。 (アドマイヤジャパン・横山典弘騎手のレース後のコメント) 今日は上手いレースで、センスある走りをしてくれました。状態も前走より良くなっていましたが、 上手く乗れたが、勝ち馬が上でした。 (これを聞いて) で、時計から考えて、普通でしたら、菊花賞・楽勝です。うん、その通りです。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ディープインパクトの三冠を賞賛する声ばかりが聞こえるなか(勿論、それは当然のことであるが)、 この柏木集保氏は、今回に限らず、いつでも、こうした興奮と感動の『主役』を、陰で支えた、 『脇役』たちにスポットをあて、時には『主役』以上に、賞賛を与えてくれる。 これは、素晴らしい『主役』、それを支える『脇役』、緻密な『ストーリー』、そして、 これらすべてが重なり合って迎える『ラスト』、、、全てが揃ってこそ、 観客に本当の感動、興奮が伝わる、、、だからこそ、『脇役』の存在、そして頑張りが大事であり、 『ラスト』が素晴らしいものであったのなら、これら全てが賞賛に値すると考えてくれるからであろう。 競馬は1頭の馬だけでは成り立たない。 そこに強力なライバルがいて、興奮を誘う展開があって、そして、感動のラストが生まれる。 これこそが、ギャンブルを越えたところにある、競馬の面白さであり、醍醐味なのだろう。 昨年の暮れからはじまった私にとってのこの『ストーリー』も、 『勝利』という本来最高のハッピーエンドこそ掴めなかったが、 それ以上の『エンディング』を迎えられたと思っている。それでいいじゃないか・・・。 ○7.ディープインパクト−◎6.アドマイヤジャパン−△4.ローゼンクロイツ [複勝]6. 400 [馬連]6-7. 1,290 [3連単]7-6-4. 7,090 |