ブラックホール

　中心にあるブラックホール(球対称星)の周りを、粒子(地球ぐらいの大 きさでも、粒子とみなせます)が回ります。

画面説明

• 中心の灰色の円盤

  シュワルツシルト半径内部

• 紫の円

  軌道の範囲をあらわします。

• 黄色い小さな点（円）

  粒子(≠０)

物理情報ウインドウの説明

　それぞれの値には、通常の単位での値と、距離化単位での値が表示されています。
　距離化単位というのは、

• 光速 c = 1 (無次元量) (= 2.998 x 10⁸[m/s])
• 重力定数 G = 1 (無次元量) (= 6.673 x 10^-11[m³/(kg s²)] )

主な値の説明

• τ:固有時間

  粒子に乗っている人が見ている時計だと考えてください。

• 粒子の位置
  • t : 時間
    

    座標時間です。十分遠方で観測している人が見ている時計だと考えてください。固有時間と比較すると、時間の進みかたの違いがわかります。

  • r : 動径
    

    ブラックホール中心からの距離です。

  • φ : 角度
    

    中心から右手方向にのばした線分と、動径方向がなす角。