ToyHeli はおもちゃのヘリをモチーフにした簡易シミュレーターアプリです。
ω 0.00 は、ω(オメガ)版の最初のリリースであることを意味しますが、「ω版」とは「完成品ではないが最後のバージョン」であることを意味し、今後アップデートの予定はありません。(作ってるうちに飽きてきたので)
動作環境:
WindowsXP / WindowsVista x86 版
DirectX9 (Pixel shader 3.0 / Vertex shader 3.0)
必要機器:
- SIXAXIS版 -
SIXAXIS または DUALSHOCK3
- DirectInput版 -
Windows用ゲームコントローラー(フライトシム用スティック、プロポ型コントローラー等)
ToyHeli ω 0.00 は、1つのアーカイブ内に SIXAXIS版 と DirectInput版 が入っています。
ToyHeli_sx.exe がSIXAXIS版で、PLAYSTATION3用コントローラーである SIXAXIS か DUALSHOCK3 を使います。
ToyHeli_di.exe がDirectInput版で、Windows用のゲームコントローラーを使います。
Windows用のゲームコントローラーは、ボタンアサイン等に特に規定がないため、ご使用のコントローラーに合わせて ctrl.ini を(メモ帳等で)編集してください。
※書式の詳細についてはめんどくさいので書きません
基本的にSIXAXIS版を基準に開発しており、SIXAXIS版ではL2トリガーでスロットルの微調整が出来るようになっています。
DirectInput版の場合は、フライトシム用のコントローラー等、スロットルの概念があるものが必要になります。汎用的なゲームコントローラーではまともに操作できません。
可能ならSIXAXIS版をお勧めします。
- 共通 -
以下の2つをインストールします。
・「DirectX9 End-User Runtime」
・「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ」
既にインストールされている場合が多いと思うので、ToyHeli 実行時になにも言われなければ気にする必要ありません。
- SIXAXIS版 -
sixaxisドライバーをインストールします。
http://www.codeproject.com/KB/mcpp/wiredps3axis.aspx
上記サイトから "Driver which initialises the controller" をクリックして、適当にインストールしてください。
※当方では、ドライバーをインストールしたことによるいかなる問題にも対処いたしませんのでご注意ください。
コントローラーをUSBケーブルでPCに直接接続します。(ワイヤレス通信には対応していません)
このときUSBハブを経由するとうまく認識しないようなので、PC本体のUSB端子に直接つなぐようにしてください。
ToyHeli_sx.exe を実行します。
ダイアログで動作オプションを設定後、ダイアログのstartボタンを押すと始まります。
- DirectInput版 -
コントローラーを接続します。
接続方法やドライバ等は、コントローラーや環境によりますが、コントロールパネルのゲームコントローラで認識されていればOKです。
ctrl.ini をメモ帳等のテキストエディタで編集して、ボタンやレバーのアサインを変更します。
コントロールパネルのゲームコントローラで「インストール済みゲームコントローラ」に表示されているコントローラー名を [ ] で囲み、その下にアサインを記述します。
書式の詳細をちゃんと書くと長くなるので、雰囲気で察してください。
ToyHeli_di.exe を実行します。
ダイアログで動作オプションを設定後、ダイアログのstartボタンを押すと始まります。
screen mode:
ウィンドウ表示かフルスクリーン表示かを選択します。
起動後にマウスホイールのクリックでも切り替えられます。
controll:
3チャンネル操作か4チャンネル操作かを選択します。
3チャンネルの場合は、スロットル(コレクティブピッチ)、左右旋回、前後移動で、4チャンネルの場合は左右移動が加わります。
3チャンネルにするメリットは特にないかと思われます。
wind:
場に吹く風を固定(1方向)にするか、変化させるかと、風の強さ選択します。
スライダーを1番左にすれば風は吹きません。
gyro:
ヘリの姿勢を安定させるためのアシストの強弱を選択します。
- SIXAXIS版 -
L2トリガー:スロットル(コレクティブピッチ)
メインローターの回転速度ではなく角度を調節しているので、厳密にはスロットルではなくコレクティブピッチコントロールです。
上昇、下降を操作します。
左スティック左右:ラダー
テールローターの強弱を操作し、左右旋回をします。
左旋回はテールローターを強く、右旋回はテールローターを弱くするため、挙動は左右対称ではありません。
右スティック前後:サイクリックコントロール前後
メインローターの回転軸を前後に傾け、前後への移動を操作します。
右スティック左右:サイクリックコントロール左右
メインローターの回転軸を左右に傾け、左右への移動を操作します。
※4チャンネルコントロールのときのみ有効です。
△ボタン:カメラ切り替え
背後視点、コクピット視点、固定カメラ(3ヶ所)の5種類のカメラを順に切り替えます。
STARTボタン:ポーズ
一時停止します
START + SELECTボタン(同時押し):リセット
ヘリを初期位置に戻します。
- DirectInput版 -
ctrl.ini の設定によります。
特にルールはありませんので、適当に飛ばしたり着地したりして、飽きたらやめてください。
Kiyoshi Sakai
2010.7.2