+11月15日創刊号+


◆今月のおてがみ さいとういんこさん(蘭の会*会員番号25番)

蘭の会に寄せて

詩は私にとって世界を知るための大切なものです。
詩に触れて詩を通して世界や真実を学んでいます。
それは人の詩でも自分の詩でも同じです。
詩という表現を見つけていなかったら、
私は過剰な自意識とコントロール出来ない感受性をもてあまして、
とっくにバァーン!と破裂していたかもしれません。
思うこと。
伝えること。
それが言葉の持つ役目であるなら、
それを誠実に続けて行きたいと思っています。
戦わず、ただ「在る」ように言葉を詩を書いていきたいと。
そして21世紀が、女性性と男性性が
〜本来そうであったように〜融合し、
おおらかで優しく力強く美しい知恵に満ちた日々に
なることを。心から願って、そして信じています。

さいとういんこ 2001年11月12日記


(ページ製作 芳賀 梨花子)