蘭の会の更新は毎月15日*会員随時募集中
Topページへ戻る

■蘭の会2004年7月号 山田せばすちゃんさんからのおてがみ■■■■■■

ご無沙汰いたしております、山田です。
「まな板の上にコイ!」ではずいぶんとお世話になりました。改めてお礼を申し上げますが、ところで「まなコイ」、復活させようというお考えはございませんか?(笑)

さて、このたびは蘭の会アンソロジーのご出版、まことにおめでとうございます。出来立てほやほやの詩集(いや、とはいっても流石に湯気は立っていませんでしたが)早速お送りいただきありがとうございました。

…などとお礼の舌の根も乾かぬうちにこのようなことを申し上げるのもなんですが、詩集お送りいただく旨、メールでご連絡いただいたときに、私、いつも私宛の詩の関係の郵便物が「沖野方山田せばすちゃん」宛に届くのが実はとてもとても郵便屋さんに気恥ずかしいので、できれば山田せばすちゃん宛でなく、本名で送ってはいただけまいかと担当の方に(ええ誰とは申しませんが(笑)発起人の一人のあの方です。)お願い申し上げました。早速お聞き入れいただいて、届いた詩集の宛名が「山田せばすちゃん方 沖野浩幸様」って意味ないじゃーん!

それはともかく、頂いた詩集に並んだ詩の一つ一つを、今、ゆっくりと吟味しながら拝読させて頂いているところです。

インターネットの詩の世界には既存の紙媒体にはない優れた点がいくつかあると、常々各所で申し上げて参りましたが、今回のアンソロジーのご出版もまた。ネットならではの利点、空間的距離を一瞬に乗り越えて共同作業ができるという点をフルに活用なされた賜物ではないでしょうか。そういう意味でこのアンソロジーはきわめてネット的な産物であり、インターネットの詩の世界が誇れるものであることには間違いない、と私はそう思います。

実際に詩を執筆された方々や、編集作業、実際の出版者との交渉や打ち合わせ、金銭管理等の実務を担当された方々、この詩集が世に出るまでのご苦労の日々をお察し申し上げます、大変ご苦労様でした。あなた方はすばらしい本を世に出されました、同じくインターネットの詩の世界の片隅で日々を過ごす者として、最大級の賛辞をお送りいたします。

どうぞこれからも、このアンソロジーが二集三集と続くことをお祈りいたします。


山田せばすちゃんさんって、どんなひと?■■■■■■■■■■

石川県在住、酸いも甘いも噛み分けた41才、零細企業の二代目馬鹿経営者にして三児の父。
15才から詩を書き始め、25才で途絶。
10年後、インターネットを通じて再び詩と評論を書き始め、下世話な題材と歯に衣着せぬ暴言で各所で物議を醸すヨゴレ詩人として名を馳せる。
今年下半期は原口昇平、洛陽とのインターネットによるラジオ放送と、赤木虫大とのコンビでの文芸系フラッシュ作成が主な基調活動の予定。




■ふみばこ■

毎月、蘭の会に寄せられたおてがみを
すべてご覧くことができます。
そっとふみばこを開けてください。
そこには素敵な言葉とか気持ちがこぼれだすはず

ふみばこへ
著作権は作者に帰属する/更新日2004.8.15/サイトデザイン・芳賀梨花子