ご無沙汰いたしております、山田です。
「まな板の上にコイ!」ではずいぶんとお世話になりました。改めてお礼を申し上げますが、ところで「まなコイ」、復活させようというお考えはございませんか?(笑)
さて、このたびは蘭の会アンソロジーのご出版、まことにおめでとうございます。出来立てほやほやの詩集(いや、とはいっても流石に湯気は立っていませんでしたが)早速お送りいただきありがとうございました。
…などとお礼の舌の根も乾かぬうちにこのようなことを申し上げるのもなんですが、詩集お送りいただく旨、メールでご連絡いただいたときに、私、いつも私宛の詩の関係の郵便物が「沖野方山田せばすちゃん」宛に届くのが実はとてもとても郵便屋さんに気恥ずかしいので、できれば山田せばすちゃん宛でなく、本名で送ってはいただけまいかと担当の方に(ええ誰とは申しませんが(笑)発起人の一人のあの方です。)お願い申し上げました。早速お聞き入れいただいて、届いた詩集の宛名が「山田せばすちゃん方 沖野浩幸様」って意味ないじゃーん!
それはともかく、頂いた詩集に並んだ詩の一つ一つを、今、ゆっくりと吟味しながら拝読させて頂いているところです。
インターネットの詩の世界には既存の紙媒体にはない優れた点がいくつかあると、常々各所で申し上げて参りましたが、今回のアンソロジーのご出版もまた。ネットならではの利点、空間的距離を一瞬に乗り越えて共同作業ができるという点をフルに活用なされた賜物ではないでしょうか。そういう意味でこのアンソロジーはきわめてネット的な産物であり、インターネットの詩の世界が誇れるものであることには間違いない、と私はそう思います。
実際に詩を執筆された方々や、編集作業、実際の出版者との交渉や打ち合わせ、金銭管理等の実務を担当された方々、この詩集が世に出るまでのご苦労の日々をお察し申し上げます、大変ご苦労様でした。あなた方はすばらしい本を世に出されました、同じくインターネットの詩の世界の片隅で日々を過ごす者として、最大級の賛辞をお送りいたします。
どうぞこれからも、このアンソロジーが二集三集と続くことをお祈りいたします。
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