国際協力事業団委託
平成13年度視覚障害者用支援技術コース



 今年度より、5ヶ年計画でアジア・太平洋諸国から視覚障害者の指導員を招いて行う研修が再び始まりました。今年は、8カ国10名が参加し、意欲的に日本の障害者福祉・教育事情、また補償機器の実習に取り組んでいます。

  1. 参加国:
  2. 国名所属視覚障害の有無
    バングラデシュ職業リハビリテーションセンター
    Employment Rehabilitatioin Centre for the Physically Handicapped
    ブータン盲学校
    National Institution of Disabled
    フィジー銀行顧客サービス係
    Bank Office
    全盲
    フィジー盲学校
    Fiji School for the Blind
    弱視
    インドネシア点字出版所
    Braille Publishing House
    マレイシア社会開発省
    Social Welfare Department
    モンゴル国立身体障害者リハビリテーションセンター
    National Rehabilitation Center for the Disabled
    モンゴルモンゴル盲人協会
    The Mongolian Association of the Blind
    弱視
    ミャンマー盲学校
    School for the Blind
    サウディ・アラビア点字図書館
    General Talking Library
    弱視


  3. 研修期間: 1月21日(月)〜3月15日(金)


  4. 研修の背景:

  5.  平成7年度より実施した視覚障害者支援技術コースの修了者は41名であり、18ヶ国に1名または2名という状況にあります。これまでの研修成果を活かすために、各国の指導者を養成し、国情に合わせたコンピュータの利用、点字教材等の作成・情報の取得を充実させることによって、視覚障害者の教育、福祉、職業開拓の効果が期待できます。さらに研究員間の有機的な連携を促進することによって近隣諸国間での技術移転が可能であります。
     これらの理由から、対象国からのコース新規開始が望まれていました。

  6. 研修の目標:

  7. ・コースの修了者がコンピュータのOS・視覚障害者用補償ソフト(音声・点字・拡大・インターネット等)・アプリケーションソフトの指導が行えるようにする。
    ・コース修了者がプロジェクトを立案し、機器等を調達して盲学校・福祉施設職員にコンピュータ関連補償技術を指導し、視覚障害者がコンピュータを学ぶ環境をつくることができるようにする。
    ・コンピュータによる点字教材・デジタル音声図書(CD-ROM)の作成法を修得する。
    ・遅れている弱視者のケアの向上を目指して眼の構造や生理、弱視レンズ使用や眼鏡の作成法を理解する。また、拡大読書器、コンピュータの拡大ソフトの利用法を修得する。

  8. プログラム:
  9. 日付午前・午後内容
    1/21(月)午前開講式
    障害者のリハビリテーション
    午後オリエンテーション施設紹介
    オリエンテーション日程説明
    歓迎会
    1/22(火)午前日本の障害者雇用施策
    午後カントリーレポート
    1/23(水)午前目の構造とレンズ1
    午後カントリーレポート
    1/24(木)午前日本の障害者福祉施策
    午後Windows環境、特徴、デスクトップ、ウィンドウ
    視覚障害者のコンピュータ活用
    1/25(金)午前視覚障害者福祉
    午後視覚障害者組織と活動
    視覚障害者用システムの紹介
    (JAWS、ZoomText、Openbook、Internet、Braille Printer)
    1/28(月)午前視覚障害児の教育
    午後視覚障害者(全盲と弱視)のパターン認識
    キーボードの指導法、Windows起動と終了
    1/29(火)午前触図の作成と指導法1
    午後Windows基本操作の指導法
    1/30(水)午前目の構造とレンズ2
    午後Windowsエクスプローラーの指導法、ファイル管理
    1/31(木)午前目の構造とレンズ3
    午後Zoomtext文字拡大システムの指導法1
    2/1(金)午前(コース1)JAWSの指導法
    (コース2 管理者用):見学 朝倉メガネ(レンズと拡大読書器)
    午後見学 筑波大学付属盲学校
    2/4(月)午前視覚障害者(全盲と弱視)の生活経験
    午後Wordの指導法1
    東京ワークショップ利用者との懇談
    2/5(火)午前Wordの指導法2
    午後触図の作成と指導法2
    2/6(水)午前Wordの指導法3
    午後コントロールパネルの指導法1
     (画面・マウスのカスタマイズ、システムの詳細、日付・時間の変更)
    2/7(木)午前コントロールパネルの指導法2
     (アプリケーションのインストール、スタートメニューの編集)
    午後Wordの指導法4
    2/8(金)午前Openbookの指導法
    午後見学 視覚障害者が設立した会社
    2/11(月)午前見学 船の科学館・科学未来館
    午後訪問 民間PC講習施設と盲学生との懇談
    2/12(火)午前DAISYの指導法1
    午後DAISYの指導法2
    2/13(水)午前DAISYの指導法3
    午後DAISYの指導法4
    2/14(木)午前今後のPC/PCボランティア
    午後見学 視覚障害者の職場
    2/15(金)終日見学 国立身体障害者リハビリテーションセンター
    見学 国立職業リハビリテーションセンター
    2/18(月)午前プロジェクトの立案
    コース中間評価
    午後Excelの指導法1
    2/19(火)午前視覚障害者の職業(録音タイピストの養成)
    午後Excelの指導法2
    2/20(水)午前JAWS、OpenBook等のインストールと周辺機器の接続
    午後(コース1)Excelの指導法3
    (コース2 管理者用)視覚障害者(全盲・弱視)のための設備
    2/21(木)午前Internet ホームページリーダーの指導法1
    午後Internet ホームページリーダーの指導法2
    2/22(金)午前Internet ホームページリーダーの指導法3
    バリアフリーデザイン
    午後(コース1)Internet ホームページリーダーの指導法4
    (コース2 管理者用)プロジェクトの立案
                (必要機材、設備のリストアップ、パソコンの導入とメンテナンス)
    2/25(月)午前地方研修 東京〜京都
    午後京都市内見学 京都〜大阪
    2/26(火)終日日本ライトハウス
    2/27(水)終日日本ライトハウス
    2/28(木)午前大阪〜浜松
    午後盲人福祉研究会 白杖作り
    3/1(金)午前盲人福祉研究会 白杖作り
    午後浜松〜東京
    3/4(月)午前点字、またはWord、Excel
    午後JAWS、ZoomText、Openbook、拡大読書器、またはWindows
    3/5(火)午前(コース1)点字、またはWord、Excel
    (コース2 管理者用)プロジェクトの立案 アプリケーションフォームの記入
    午後JAWS、ZoomText、Openbook、拡大読書器、またはWindows
    3/6(水)午前点字プリンタ・点訳ソフトの指導法1
    午後点字プリンタ・点訳ソフトの指導法2
    3/7(木)午前点字プリンタ・点訳ソフトの指導法3
    午後(コース1)点字プリンタ・点訳ソフトの指導法4
    (コース2 管理者用)見学 日本障害者雇用促進協会
    3/8(金)午前(コース1)点字プリンタ・点訳ソフトの指導法5
    (コース2 管理者用)見学 日本点字図書館
    午後機器のまとめ JICAフォローアップ事業アプリケーションフォーム作成
    3/11(月)終日小グループ研修 
    1.PC(ホームページ作成)
    2.教育(幼児・重度)
    3.訓練(生活・歩行)
    3/12(火)終日小グループ研修 
    1.PC(ホームページ作成)
    2.教育(幼児・重度)
    3.訓練(生活・歩行)
    3/13(水)終日研修成果(スキル・情報)発表準備
    3/14(木)終日成果発表
    3/15(金)終日評価会
    閉講式

過去の参加国


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