事務処理科の近況(平成14年度)


 1.今年新設した科目
   (1)「社会・経済」(週1回通年)
         問題意識の醸成(調査力、理解力、表現力、実行力の体得)、日本経済の理解
   (2)「福祉・住環境」(2週1回通年) 障害者・高齢者等の環境・制度や体制の理解
   (3)「シスアド」(週1回通年) システムの構築・保守・教育に関する知識の取得
   (4)「ビジネス法務」(年10回) 文書の作成管理、印鑑と署名に関する法律実務等
   (5)「流通」特別講義(次年度以降 週1回半年) 
       市場の現状分析と流通環境、ビジネスシステム等
   (6)「眼の構造とレンズ」(週1回3ヶ月)眼の機能的な障害と支援サービスの理解

 2.夏の勉強会
     平成14年7月15・16日にWindowsの基礎、Wordによる文書作成、
     画面の設定、スクリーンリーダーの設定、メール、Excelによる住所録の作成を
     課題とした勉強会を開催いたしました。
     4名の方にご協力いただきました。そのお一人は現在事務処理科で勉強されています。

 3.技能際で「ミニオフィス」上演(写真)
     平成14年11月9日(土) 東京障害者職業能力開発校で上演
      視覚障害者が会社で仕事をする場面をシュミレーションしました。
      弱視の新入社員 見栄内(みえない)さんが月例ミーティングの準備を頼まれたところから
     話はスタートします。自分の見え方を説明して、会議室予約の協力を得たり、
     音声でパソコンを使いながら案内文、アンケート、会議資料などを作成します。
      きっとみえない見栄内さんと課長さんは様々な経験をとおして、お互いの理解を
     深めていくことでしょう。
      当日は1回15名程の観客に4回の公演を行うとともに、点字・レンズ・パソコンなど
     展示の紹介を合わせて70〜80名の方々に対して行いました。

 4.就職活動・継続就労
     高齢者職業能力開発校で簿記・人事管理授業の聴講
     百貨店・音楽関係・情報サービス会社で職場実習
     ハローワーク主催東京・近県の障害者職業相談会に参加


 5.OA事務科・事務処理科就職
受講コース性別年齢障害程度就職先
OA事務科20代全盲音楽関係会社
OA事務科30代重度弱視・聴覚障害情報サービス会社
OA事務科20代弱視食品関係会社
OA事務科20代弱視・聴覚障害人材サービス会社
事務処理科50代弱視特殊法人
事務処理科30代重度弱視運輸サービス会社
事務処理科30代全盲食品関係会社


 6.修了研究
   3月24日修了時にプレゼンテーションを行いました。
1.弱視者の生活環境(エッセイ)
2.視覚障害者のホームドアの利用
3.統合教育
4.視力の変化と業務内容


 7.機材 車両財団・宮川基金でノーツ環境を整備
    職場ではコンピュータによるメール、スケジュール管理、勤怠管理が行われ、
  様々な決裁が行われています。会社をシュミレートした就職の準備を行う為、
  車両財団・宮川基金の御協力のもとでノーツの環境を整えることが出来ました。
  事務処理科の中で出欠届け、スケジュール、テキスト、報告書提出等の情報交換に利用していきます。
  この場を持ちまして関係者各位に深く御礼申し上げます。


 8.NHK放送博物館展示協力
   NHK放送博物館とデジタルプラザTEPIAからのご依頼で、「人にやさしい放送展」
   事務処理科訓練生と修了生、職員が夏休みに7日間ご協力しました。
   視覚障害者のパソコンシステムの紹介を行いました。夏枯れで見学者が少ないときもありましたが、
   ご理解いただくこと、積極的に話し掛けることを学びました。一人一人責任感を持って臨みました。
   なお、来年度はセンターから外に出て実習をする機会を作りたいと考えています。
   (工業専門校、TEPIA等)




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