ゾイドバトルストーリー年表


・この年表は各ムックを基本として独自に構成したものです。
・ここに載せられている情報は可能な限り正確を期しましたが、間違いがあるかもしれません。
その場合はBBS等にて指摘していただけると幸いです。
・この年表は当然ながらオフィシャルなものではありません。



1957
風族のヘリック王、中央大陸を統一。ヘリック王国成立。

1957
ヘリックU世誕生。後のヘリック大統領である。

1959
ゼネバス誕生。母親は地底族の出身であった。

1978
ヘリック王死去。王国は共和制に移行。ヘリックU世、大統領就任。ゼネバス、共和国軍最高司令官に。
同年、ゼネバスの勢力の伸長を恐れた議会、ゼネバスを追放。ゼネバス、地底族を率いて中央大陸西部にゼネバス帝国を建国。

1980
共和国軍と帝国軍、国境問題から激突。中央大陸戦争勃発。

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この時期戦線に投入されたゾイドはおよそ以下のようなものである。マンモス、ピガザウロ、ガリウス、グライドラー、アクアドン、グランチュラ、エレファンタス、ペガサロス、ハイドッカー、ゴルゴドス、スパイカー、フロレシオス。帝国軍がどのようなゾイドを用いていたかは記録にないが、共和国軍と同様の小型ゾイドを用いていた可能性はある。

2029
地球の移民船グローバリーV世号、中央大陸に不時着。地球の進んだ技術を両陣営にもたらす。
惑星Ziは急速な近代化を遂げ、同時に戦争の様相も激化する。
共和国軍ガイサック、ロールアウト。

2030
共和国軍ゾイドゴジュラス、ゴドス、ゴルドス、ロールアウト。帝国軍レッドホーン、ロールアウト。

2031
両軍、新型ゾイドの開発競争。共和国軍バリゲーター、サラマンダー、帝国軍ザットン、マーダ、ゲルダー、モルガ、シンカー、マルダー、ゲーター、ロールアウト。

2032
帝国軍アイアンコング、ロールアウト。
アルダンヌ会戦。帝国軍アイアンコング部隊と共和国軍ゴジュラス部隊が激突、共和国軍が勝利したものの、帝国軍以上の損害を蒙る。

2033
共和国軍、前年の戦訓から、ゴジュラスの改良に着手。9つの試作案が提出される。オギータ研究所にてゴジュラスMkUのプロトタイプ開発。

2034
第2次新型ゾイド開発競争。共和国軍スネークス(ステルスバイパー)、カノントータス、プテラス、帝国軍ヘルキャット、イグアン、サイカーチス、ハンマーロック、ロールアウト。

2035
共和国軍、帝国軍兵器開発施設を強行偵察。新型ゾイドの情報を入手。

2036
帝国軍サーベルタイガー、ロールアウト。

2037
共和国軍ウルトラザウルス、ロールアウト。帝国軍のスパイ・コマンド「エコー」、ウルトラザウルス奪取作戦を敢行。奪取に成功するも、共和国軍R.S.トーマス中尉の機転により作戦失敗。

2037
帝国軍、「エコー」を中心にアイアンコングの改造に着手。アイアンコングMkU限定型、ロールアウト。共和国軍、ゴジュラスMkU限定型を実戦配備。
同年冬、「エコー」指揮によるウルトラザウルス奪取作戦。「エコー」のアイアンコングMkU、ウルトラザウルスおよびゴジュラスMkUと交戦。「エコー」、戦死。

2038
帝国軍、侵攻作戦を開始するも、帝国軍の進撃はレッドリバー西岸で停止。共和国軍、ウルトラザウルス部隊をもって帝国軍の背後に逆上陸、帝国軍指令本部を破壊。
皇帝ゼネバスは脱出を果たす。

2038
R.S.トーマス大尉、負傷により軍を退役。「ゾイドバトルストーリー」を執筆、出版。


2039
帝国首都攻囲戦開始。帝国首都陥落、ゼネバス、シュトルヒにて首都を脱出、バレシア湾のダニー・ダンカン将軍と合流。

2039
バレシア湾撤退作戦。帝国軍、暗黒大陸へ向けて出航。ダンカン将軍戦死。将軍の実弟トビー・ダンカン少尉、兄を殺した共和国軍ヨハン・エリクソン大佐に復讐を誓う。

20??
帝国軍ウオディック、ディメトロドン、シーパンツァー、ロールアウト。

2041
帝国軍、暗黒大陸にて戦力を整え、中央大陸に帰還。第二次中央大陸戦役開始。

2042
アルメーヘン橋梁争奪戦。フロスト中佐の空挺ゾイド大隊、橋を確保するも全滅。しかし最終的にアルメーヘン大橋は帝国軍の手に落ちた。

2042
共和国軍シールドライガー、コマンドウルフ、ロールアウト。シールドライガーの開発主任はエリクソン大佐であった。共和国軍高速部隊創設。

2043
共和国コマンド部隊ブルーパイレーツ、正体不明のゾイドの部品を搭載したトラックを奪取。
共和国軍高速部隊、帝国軍研究所を強行偵察。

2044
デスザウラー、ロールアウト。パイロットはトビー・ダンカン少尉であった。
帝国軍、デスザウラーと24ゾイドを中核とする特務部隊スケルトンを編制。

2044
スケルトン部隊、共和国軍基地を強襲。ダンカン少尉のデスザウラー、ゴジュラス部隊を一蹴、基地を崩壊させる。

2044
デスザウラー、共和国首都に迫る。エリクソン大佐のウルトラザウルス、ダンカン少尉のデスザウラーと交戦。エリクソン大佐戦死。
共和国首都陥落。しかし共和国軍主力、およびヘリック大統領は脱出に成功。


20??
共和国軍ゴルヘックス、アロザウラー、ベアファイター、ロールアウト。

2044
帝国軍ブラキオス、ロールアウト。

2044.12
共和国軍、帝国軍クック海岸基地を強襲。帝国軍スケルトン部隊のフランツ大尉、部下ふたりを失い、戦争の早期終結を願うようになる。
このころより戦線各地でヘリック大統領を見たとの報告が帝国軍司令部に殺到、混乱を引き起こす。ヘリック大統領の替え玉作戦の成果であった。

2045.5
共和国軍、デスザウラー捕獲作戦を発動するも、失敗。

2045.5
フロレシオ海海戦。リンデマン提督のウルトラザウルス艦隊、帝国艦隊を圧倒。フロレシオ海の制海権は共和国軍に移る。

2045.6
フランツ大尉、ヘリック大統領誘拐作戦を実施。成功寸前で大統領親衛隊のローザ・ラウリ大尉の妨害に遭い失敗。

2045.7
共和国軍、ゲルマンジー上陸作戦敢行。ディエップ海岸への陽動作戦を含む大規模な上陸作戦であった。

2045.8
共和国軍、中央山脈へ進出。共和国に駐屯する帝国軍の背後遮断する作戦であった。

2045.9
共和国軍、南部山岳道路を制圧。

2045.10
共和国軍、ミドル・ハイウェイ制圧。

2045.??
共和国軍、冬の訪れと共に進撃停止。帝国軍、補給路を絶たれ、慢性的な物資不足に悩まされる。

2046
R.S.トーマス、ゾイドバトルストーリー2巻を刊行。

2046
共和国軍ディバイソン、ロールアウト。大統領専用機ケンタウロス、一機のみ生産される。

2046.3
共和国軍、進撃再開。中央山脈を北上、北国街道を制圧。

2046.8
共和国軍の一部隊、突出しレッドリバーにて帝国軍に包囲される。
ヘリック大統領、司令部要員と護衛部隊を率いて救援、脱出ルートを切り開く。
フランツ大尉、改造デスザウラー・デスドッグを奪取。ヘリック大統領のいない総司令部を壊滅させる。
ヘリックのケンタウロスとフランツのデスドッグ、交戦。このときケンタウロスに同乗していたローザ大尉はヘリック大統領を脱出させ、単身でデスドッグに挑んだ。ケンタウロスとデスドッグ、相打ちで大破。フランツ大尉は脱出、ローザは重傷を負う。

2046.10〜11
共和国軍、旧共和国領平原地域に進出。

2046.12.31
ヘリック、ローザに婚姻を申し込む。ローザ承諾、結婚。


2047
R.S.トーマス、ゾイドバトルストーリー3巻を刊行。


2047.4
帝国軍技術将校ドン・ホバート、共和国首都にて病死。
共和国軍、共和国首都に拘束されていた科学者、ハーバート・リー=チェスター教授の奪還作戦を敢行、成功する。

2047.6
帝国軍グレートサーベル、ロールアウト。

2047.7〜12
共和国軍、「かまどとツバメ」作戦開始。帝国軍、「かまど」作戦により設営された偽基地を襲撃、破壊する。

2047.11
ヘリックとローザの間に長男誕生。祝賀会にはゼネバスからの使者も出席した。

2048.1
ドン・ホバートの息子マイケル少佐、デスザウラー改造プロジェクトを開始。改造デスザウラー「デスバード」、共和国研究所を爆撃。
ロバーツ大佐、改造サラマンダー「ガブリエーレ」と「ランフォリンクス」をもってデスバード基地を強襲するも、改造デスザウラー「デスシャドー」の前に全滅。

2048.8
帝国軍24ゾイドゴーレム、ロールアウト。開発者はマイケル・ホバート技術少佐。
帝国軍、反攻に転じる。

2048.9
帝国軍、マイケル少佐の指揮の下、共和国軍研究所を襲撃。しかしこの研究所はダミーであった。
リー=チェスター教授の新型ゾイド、マッドサンダー、ロールアウト。

2048.10
共和国軍、2正面作戦開始。包囲された中央山脈部隊を救援しつつ、同時に共和国首都を奪還するという危険な作戦であった。
マッドサンダー、実戦投入。

2048.12
共和国首都攻囲戦。マイケル少佐の改造デスザウラー「デスファイター」、チェスター教授のマッドサンダーに敗れる。
共和国首都、陥落。共和国軍中央山岳部隊、救援を得て、反攻に転じる。

2048.12
マイケル・ホバート少佐、リー=チェスター教授と面会。マイケル、チェスターより父ドンの開発した人工四肢の完成を託される。
同年、人工四肢完成。ヘリック、生産した人工四肢の一部を無償で帝国に譲渡する。

2049
R.S.トーマス、ゾイドバトルストーリー4巻を刊行。


2051.3
ニカイドス島攻略戦。暗黒軍、突如として戦闘に介入。ゼネバス、かつてヘリックと共に作った暗号「HZ暗号」にて、暗黒軍の脅威と「最終兵器」の存在をヘリックに伝達しようと試みる。
皇帝ゼネバス、暗黒軍と交戦、消息不明に。ゼネバス帝国滅亡。帝国軍残部、暗黒軍に吸収される。
共和国軍R.S.クルーガ少尉、暗黒軍ホエールカイザーを撃沈。残骸よりゼネバスがヘリックに宛てた通信文が発見される。
ヘリック大統領、暗黒帝国に宣戦布告。

2051
この時期、暗黒軍が繰り出してきたゾイドは以下の通り。ダークホーン、デッドボーダー、ガルタイガー、ジークドーベル、ヘルディガンナー。

2051.10
共和国軍、第一次暗黒大陸上陸作戦。暗黒軍、共和国上陸部隊を全滅させる。

2052
共和国軍ガンブラスター、ハウンドソルジャー、カノンフォート、ロールアウト。

2052.6
第二次暗黒大陸上陸作戦。共和国軍、エントランス湾を制圧。

2052.11
共和国軍、グラハム大尉の作戦案に基づき暗黒軍兵器研究所を強襲。改造コングと遭遇するも、ゼネバスが仄めかした「最終兵器」の情報は得られず。

2053
暗黒軍ギルベイダー、ロールアウト。共和国軍、サラマンダーF2、キングライガー、ロールアウト。

2053.10
ギルベイダー、初の実戦投入。

2053.10
ギルベイダー、共和国首都を空襲。グラハム大尉、クルーガ少尉のサラマンダーF2を守って戦死。

2054.2
共和国軍、ギルベイダー基地を強襲するも失敗。クルーガ少尉、愛機サラマンダーF2を失う。

2054.5
改造マッドサンダー「シーマッド」艦隊、暗黒大陸へ航行途中、ギルベイダー部隊に襲撃され全滅。この作戦ではHZ暗号が使用されていたが、暗号が解読されていた形跡があったため、ヘリック大統領はゼネバスの生存と暗黒軍への協力を疑う。

2054.6
共和国軍オルディオス一号機、ロールアウト。開発主任は故グラハム大尉であった。
オルディオス一号機、クルーガ少尉に託される。

2054.6.2
クルーガのオルディオス、ギルベイダーと相打ちになる。
ヘリック、HZ暗号を用い、オルディオス500機が配備完了したと通達。ギルベイダー撃墜の既成事実に偽情報を被せるヘリック一世一代の大博打であった。
暗黒帝国皇帝ガイロス、共和国に向かっていたギルベイダー部隊を呼び戻す。
クルーガ少尉、生還。

2054
共和国軍王立中央研究所技術将校T.ミューラー、新ゾイドバトルストーリーを刊行。


2056
共和国軍キングゴジュラス、ロールアウト。
共和国軍、キングゴジュラスを旗艦として、暗黒軍との最終決戦に臨む。


2056.11
惑星Zi大異変。巨大彗星が惑星Ziの月に衝突、月の欠片が惑星Ziに落下。大陸が割れるほどの大異変が起こり数千万人が犠牲となった。暗黒大陸戦争、事実上終結。


2056.??
ゼネバス・ムーロワ死去。ゼネバスのひとり娘エリザ、葬儀の喪主を務める。

20??.??
この時期、帝国も共和国も国家再建に奔走。

20??.??
エリザ・ムーロワ、中央大陸に帰還。ヘリック大統領に迎えられる。

20??.??
エリザ、ルイーズ・キャムフォードを名乗り、ヘリックの側近として政界入り。

20??.??
ルイーズ・キャムフォード、大統領就任。

20??.??
ガイロス帝国の名家プロイツェン家の当主ギュンター・プロイツェン、帝国摂政となる。

2097.??
ガイロス帝国皇帝ガイロス・ツェペリ死去。後継ルドルフ・ツェペリ、摂政プロイツェンを後見人として即位。

20??.??
摂政プロイツェン、皇帝親衛部隊であるPK師団を創設。しかしその実態は旧ゼネバス派兵士で固めたプロイツェン個人の私兵であった。
プロイツェン、PK師団を用いて反対者狩りに着手。

2099.??
プロイツェン、帝国内の反プロイツェン派を一掃。

2099.6
ガイロス帝国、共和国に宣戦布告。同時に西方大陸へ派兵。共和国、西方大陸へ派兵。
西方大陸戦争開始。初期段階での動員兵力は、帝国軍90個師団(兵員180万、戦闘ゾイド9万機)、共和国軍30個師団(兵員30万、戦闘ゾイド3万機)。

2099.8
レッドラスト砂漠において第一次全面会戦。共和国軍、帝国軍に大敗。帝国軍、メルクリウス湖まで進出。
メルクリウス湖海戦。帝国艦隊、共和国艦隊を駆逐、オリンポス山を奪取。

2099.8
共和国軍、高速部隊を投入。帝国軍の進撃速度鈍化。
帝国軍、西方大陸の古代遺跡から入手した古代の超技術、オーガノイドシステムを用いたデスザウラー復活計画を発動。オリンポス山において実験開始。

2099.10
オリンポス山事件。L.G.ハルフォード中佐の高速戦闘部隊、オリンポス山に突入。未完成ながら起動したデスザウラーと交戦。ハルフォード部隊は全滅するも、デスザウラーも破壊された。
ハルフォード部隊のトミー・パリス中尉、オーガノイドシステムのデータを入手、生還する。


2099.??
両軍、新技術「オーガノイドシステム(OS)」を用いた強化ゾイド開発に着手。

2100.1
史上初のOS搭載型ゾイド、ジェノザウラー試作一号機ロールアウト。
同月、次期主力ゾイド開発コンペティション開催。リッツ・ルンシュテッドのジェノザウラー、他機種を圧倒。帝国軍、ジェノザウラーの量産決定。

2100.??
帝国軍レブラプター、ロールアウト。

2100.??
共和国軍ブレードライガー、ストームソーダー、ガンスナイパー、ロールアウト。

2100.3
帝国軍、南エウロペ大陸へ派兵。南エウロペに点在する遺跡の調査が目的であった。
エルガイル海岸攻防戦。OS搭載機、初の実戦投入。リッツのジェノザウラー、共和国軍防衛部隊を粉砕。
ガリル遺跡攻防戦。共和国軍OS搭載機、実戦投入。リッツのジェノザウラー、アーサー・ボーグマン少佐のブレードライガーと交戦、小破するも、ガリル遺跡に隠されていたゾイドコアを奪取。

2100.4
大航空戦。帝国軍、航空戦において共和国軍に大敗。帝国軍は戦闘参加戦力の7割を失い、両軍のキルレシオは実に1:12に達した。帝国軍、制空権を事実上喪失。

2100.5
共和国軍、帝国軍の補給路に対し猛爆を開始。これ以降、帝国軍は慢性的な補給不足に悩まされることになる。

2100.6
共和国、西方大陸の戦況を鑑みて、中央大陸からの増援を決定。本土防衛部隊を含む20個師団(兵員40万人、戦闘ゾイド2万機)、中央大陸ユビト港より出航。
同月、デルダロス海海戦。帝国軍シンカー部隊、共和国軍の反撃により壊滅。共和国軍増援部隊、西方大陸上陸。

2100.??
傭兵アーバイン、共和国第24傭兵大隊に加入。愛機はコマンドウルフであった。

2100.??
リッツ・ルンシュテッドのジェノザウラー試作一号機、ジェノブレイカーに改装される。
帝国軍ライトニングサイクス、デススティンガー、ロールアウト。デススティンガーはガリル遺跡で発掘されたゾイドコアから生み出された、「真オーガノイド」であった。

2100.7
第二次全面会戦。帝国軍、共和国軍の再編成の隙を突く形で全面攻勢を開始。補給に苦しむ帝国軍の焦りによる作戦であるとも言われるが、背後には摂政プロイツェンの意向があったともいう。
序盤は帝国軍優勢であったが、傭兵部隊の粘りと帝国軍海兵部隊が共和国軍新型ゾイド・ハンマーヘッドに上陸を阻止されたことにより帝国軍進撃停止。一機のPKコングが共和国ロブ基地に侵入を果たすも、突如起動したゴジュラス・ジ・オーガ、これを撃退。オーガ、傭兵アーバインをパイロットと認める。
帝国軍、攻勢限界に達し、退却開始。西方大陸戦争のターニングポイントであった。

2100.7
帝国軍撤退開始。ヘスペリデス湖経由の南ルート撤退路を追撃した共和国軍、リッツのジェノブレイカーに遭遇、大損害を出して追撃停止。北ルートではライトニングサイクス、デススティンガーを含む帝国軍実験機部隊が実戦投入。しかし戦闘の最中、デススティンガーが暴走、両軍部隊を壊滅に追い込んだ後行方不明に。

2100.8
ブレードライガー強化パーツコンペティション。テストパイロットはアーサー・ボーグマン少佐であった。コンペの結果、アタックブースターユニットが正式配備。

2100.??
このころ、小規模なゾイド部隊が突然消失する現象が両軍を通じて多発。

2100.9
現存するただ一機のウルトラザウルス、改装を受け、ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤーとしてロールアウト。1200ミリウルトラキャノンを装備した怪物ゾイドであった。パイロットはロブ・ハーマン少佐。
共和国軍、ウルトラザウルスを中心にデストロイヤー兵団を編成。攻勢作戦へと移行。
第3次全面会戦。ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤー、ウルトラキャノン砲により、5000機あまりのゾイドを一瞬で駆逐。この威力に、帝国軍は正面決戦を避け、ゲリラ戦によるウルトラザウルス撃破作戦へと移行。

2100.10
リッツのジェノブレイカーとアーサー・ボーグマンのブレードライガーAB、交戦。
交戦中、デススティンガー出現。デススティンガーは新オーガノイドとして覚醒し、他のゾイドから抜き取ったゾイドコアを養分に増殖を開始していた。
リッツ、アーサー、共闘してデススティンガーを倒す。アーサー・ボーグマン、デススティンガーとの戦いで戦死。リッツ・ルンシュテッド、軍籍を捨て、消息不明。
ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤー、帝国軍ニクシー基地を砲撃開始。帝国軍、西方大陸からの撤退開始。
西方大陸戦争、事実上終結。


2100.10
ニクシー基地攻防戦。帝国軍、撤退作戦の後衛として、新鋭ゾイド・エレファンダーを含むゾイド部隊500機を編成、投入。旧ゼネバス兵を中核とした部隊であった。
共和国軍レイ・グレック中尉、ニクシー基地に突入。基地内にてティラノ型、ライオン型の2機の実験型ゾイドと遭遇。起動したティラノ型ゾイドと交戦、愛機を失うも、ライオン型ゾイドを奪取。ティラノ型ゾイド、実験用の小ゾイドを伴って離脱。ティラノ型ゾイドのパイロットはプロイツェンの実子、ヴォルフ・ムーロアであった。
後衛部隊、奮戦の末全滅。ニクシー基地、陥落。共和国軍、掃討作戦へ移行。

2101.1
共和国大統領ルイーズ・キャムフォード、ガイロス帝国に対し停戦勧告。ガイロス帝国摂政プロイツェン、これを一蹴。

2101.1
帝国軍、ニクシー基地襲撃。史上初の完全無人戦闘ゾイド、ザバットによる空襲により、ウルトラザウルスを旗艦とする共和国艦隊は大打撃を受ける。共和国、復活したサラマンダー部隊を投入、撃退に成功。

2101.??
共和国、奪取したライオン型ゾイドの量産型、ライガーゼロをロールアウト。共和国軍、ゼロと、同じく新鋭ゾイドであるシャドーフォックスを中核とする快速師団、閃光師団を編成。

2101.??
共和国軍レイノス、ガンブラスター、復活。帝国軍ウオディック、復活。

2101.??
摂政プロイツェン、極秘で秘密部隊「鉄竜騎兵団」編制。指揮官はヴォルフ・ムーロワ。

2101.3
第2次ニクシー基地攻防戦。帝国軍ウオディック、デススティンガーKFD、実戦投入。
閃光師団を中核とする共和国軍、帝国軍を撃退。

2101.??
帝国軍バーサークフューラー、ロールアウト。ティラノ型実験ゾイドの完成体である。
鉄竜騎兵団、SSゾイドと呼ばれる小型ゾイドにて戦力増強を図る。

2101.6
アンダー海海戦。共和国艦隊、帝国艦隊に敗北。しかし鉄竜騎兵団のSSゾイドが敗走する共和国艦隊の前に現れ、強磁界海域トライアングルダラスへと誘導、安全な航行ルートを共和国艦隊に教える。

2101.??
帝国軍基地が突如襲撃され壊滅する事件が相次ぐ。

2101.??
共和国軍ケーニッヒウルフ、ロールアウト。帝国軍ダークスパイナー、ロールアウト。

2101.7
暗黒大陸上陸作戦開始。閃光師団、第一陣としてエントランス湾に上陸、制圧。

2101.8
閃光師団、鉄竜騎兵団と遭遇。レイ・グレック、ヴォルフ・ムーロワと再戦。鉄竜騎兵団、ブラッディデーモン起動。
レイ・グレック、ブラッディデーモンを撃破するも、ヴォルフ・ムーロワを取り逃がす。閃光師団は戦力の過半を失って事実上壊滅。
帝国軍と共和国軍、展開を開始。両軍戦力は帝国軍が約200個師団(兵員約450万、戦闘ゾイド約18万)、共和国軍が約150個師団(兵員約300万、戦闘ゾイド約15万)。

2101.9
プロイツェンの根こそぎ動員開始。デスザウラー50機、前線に送られる。

2101.9
トリム高地・共和国前線基地にて秘密会談。共和国軍ロブ・ハーマン中佐、帝国軍第一機甲師団長カール・リヒテン・シュバルツ中佐と会談、共和国と帝国は合同で鉄竜騎兵団とそれを擁する旧ゼネバス派、そしてその首領たるプロイツェンを打倒することを確認。しかし会談中、突如襲来したライガーゼロイクスによりシュバルツが重傷を負う。

2101.10
全面会戦開始。暗黒大陸ニクス各地において戦闘勃発。

2101.10下旬
ヴァーヌ平原セスリムニル市においてデスザウラー部隊とマッドサンダー部隊が激突。ヴァーヌ戦線には計50機のデスザウラーとマッドサンダーが投入されたが、戦闘開始3日目にして全て行動不能となった。それほどの激戦であった。

2101.10
一時的停戦。ハーマンとシュバルツ、両軍の首脳部を説き、プロイツェン打倒のための両軍の停戦と同盟を成功させる。

2101.11
プロイツェン、首都ヴァルハラにおいて反乱敢行。幼帝ルドルフを人質に取りネオゼネバス帝国の設立を宣言、自ら初代皇帝の座に就く。PK師団、ヴァルハラ防衛体制に入る。しかし鉄竜騎兵団はヴァルハラにはいなかった。
共和国軍とガイロス帝国軍、共同でヴァルハラ包囲。ヴァルハラ攻囲戦始まる。
プロイツェン、専用機ブラッディデスザウラーの前でルドルフと会談。プロイツェンは両軍をヴァルハラに引き付け、首都各所に設置されたデスザウラーのゾイドコアを転用した爆弾をもって両軍主力と共に自爆するつもりであった。ルドルフ、少しでも軍民の被害を減らすため、プロイツェンに一騎打ちを挑む。
ハーマン、PK師団は捨て駒と見抜き、全軍に撤退命令を下す。
ルドルフ、乱入したシュバルツの助けを得て、いくつかの爆弾に通じるエネルギーチューブを切断。直後、プロイツェン自爆。PK師団全滅、共和国・帝国軍ともに甚大な損害を蒙る。ルドルフとシュバルツ、奇跡的に生還。

2101.11
鉄竜騎兵団、ネオゼネバス帝国第二代皇帝ヴォルフのもと、中央大陸に上陸。中央大陸のゼネバス派一斉蜂起。

2101.12
共和国首都陥落。ルイーズ大統領は脱出。

2102.1
共和国遠征軍、中央大陸に帰還。この時点での共和国の戦闘可能戦力は30個師団弱。60個師団相当の戦力が再編成の途上であるとはいえ、60個師団近い戦力を失う惨状であった。