相談事例120 の相談内容と回答(H13.8.27)

●相談文
 35歳女性です。今年の4月頃からまず最初右手のひらに痒みのあるプツンとした水泡ができ、つづいて左手のひらにも、ほっておくとどんどん広がり痒くてたまらず病院へいくとまず最初はわからないの返答。続いて他の皮膚科専門の医者に見てもらうとすぐに「これは異汗性湿疹です」と言われ一度なおってもまた再発しますよと塗り薬をもらいました。そのくすりをぬると痒みはおさまらず尚且つ皮膚がしわしわになって気持ち悪くなったのでまた今度は比較的大きい病院の皮膚科へ、そのころには足の指にも出始めました。そこでは、足の皮膚をすこし採取し、水虫でないかまず調べてくれ、そうではないと診断され、やはり汗泡ではないかと言われました。8月も半ばにはいった今治った箇所もありますが、爪まで腐ったはおおげさですが変になった箇所もあります。足も痒みがおさまりません。なにか良いくすりはないでしょうか?


●回答文
 いぼの治療では、確かに痛みはありますが日常生活に差し支えなく行なえるので、もっとも一般的な治療です。その他には、はと麦エキスの内服、切除する、強い薬品で焼くなど多くの方法が考えられますが、それらはいぼの発生場所や数などによって選択されます。
 質問のとおり、稀にはある時期に自然に治ることもありますが、いぼはウイルスによって感染するので、他の場所に広がることもあります。
 この方の場合、いぼが1個なら局所麻酔で電気で焼いてしまうのも一つの方法と思います。