牛と牛乳のQ&A

ここでは過去にあった質問等を載せていきたいと思います。牛や牛乳について、その他なんでも答えられる質問ならなんでも答えていきたいと思っているのでどんな疑問でもじゃんじゃん送って下さい。掲示板もありますのでそちらのほうに送っていただいてもかまいません。



Q.その1  乳牛はなんでずっと乳 がでるのでしょうか?誰に聞いてもわかりま せん。 教えて頂けないでしょうか? (k.yさんより)

A. 乳牛は普通1歳半から2歳で人工授精し (妊娠可能つまり大人になったということですね)、 受胎すれば約285日(人とほぼ同じ妊娠期間)でお産します。  その後は毎年のようにお産をさせ搾り続けます。  妊娠しなければ、お産後1年半位でほとんど牛乳はでなくなり 肉用として売られてしまいます。(5−10万)  ようするにずっと牛乳をだし続けるわけではなく 子供を産むから牛乳をだすわけで定期的に子供を産むように してるため牛乳をだし続けるわけです。人とおなじですね。  また子供を産む前1月ほどは搾乳をやめ(乾乳といいます)子供に 栄養がゆくようにします。  以上でお分かりいただけたでしょうか

Q.その2   先日、ふと疑問に思ったのですが、 牛乳を出せない乳牛のオスは、 牧場ではメスを妊娠させるためだけに飼われているのでしょうか。 その際、メスと比べて、 冷たい扱いを受けていたりするのでしょうか。 すごく気になるので、乳牛のオスの一生について教えてください。

A.榎本牧場ではオスは交配の為に数頭だけメスの中にまじっていますが、この方法はあまり一般的ではありません。人工授精の方が一般的です。人工授精しか行われない牧場では、 オスは必要ありませんよね?ということでオスは子供のうちに、肉用牛として売られていきます。オス牛も牧場にとっての収入源の一つですので冷たい扱いはしませんよ、 ただ最終的にはお肉になってしまいますが・・・(^^;

Q.その3牛の種付けの際に、オス・メスの生みわけを図るため、なにかされていますでしょうか。人間だとかなり 熱心に科学的なあるいは呪術的なことをしているカップルも多いのですが、いかがですか?(K.Eさんより)

A,えーとオスメスのはっきり分かっている受精卵移植なら産みわけは可能です。技術的にも最近は普及し始めているようです。ですがその産みわけるメリットとかかる費用を 考えてみると、どうなのかなって感じですよね。肥育牛の場合なら乳牛よりメリットが大きいのかなと思います(メスの方が肉質が良い)。現在の段階で受精卵移植を利用 しているのは、多分一部の肥育農家だけだと思います。単なる人工授精や自然交配で産みわけるのは不可能ですよね。呪術的・・・効果があったらうちもやってみたい!!?

Q.その4牛の種付けは何月頃にするんですか。(K.Yさんより)

A,えーとですね大抵の動物なら種付けのシーズン が存在するはずですが、これは要するに発情期 ってことですよね。 牛には21日周期で発情がやってきます。 猫なら春秋などと発情期が決まってますが、 牛の場合はそういうのはなく、21日周期で発情すると いうわけです。 発情している牛を見つけ次第種付けをします。 ちなみに妊娠期間もほぼ人間と同じです。 あと当然ですが妊娠してる牛は発情しません。 補足ですが夏に牛乳の需要が伸びるということと、 出産直後の方が乳量(牛が出す生乳の量)が多いので、 種付け時期によって乳量をコントロールしている牧場もあります。

Q.その5ところで牛には流感とかいうのはないんかの?
(Kさんより)
A,
牛も動物ですから色々な病気にかかります。 その中にはもちろん風邪もあります。 牛もちゃんと?鼻水をたらすのです。 ただ人間には害のある菌が牛には害がなかったり その逆もあるし、どちらにも害にあるもの などと色々あります。 例えば誰もが知ってるO157は牛にはほとんど 害がないのに、人間には害がある・・・という例などです。 こんなもんでよろしいでしょうか?

質問はこちらへ

トップページへもどる