button第6回 介護支援専門員 実務研修受講試験 福祉サービス分野20問(平成15年)

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保健医療サービス分野20問{制限時間40分}5肢複択方式です。

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button_Q1問題 26 適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. バイタルサインとは、一般的に体温、血圧、尿量のことを指す。

  2. 高齢者は、若年者と比較すると、一般的に疾患の症状が顕著に現れることが多い。

  3. 高齢者は、一過性の脳虚血、低栄養、脱水等により精神症状が現れやすい。

  4. 高齢者は、循環器疾患の典型的な徴候が現れにくいため、その発見や治療の開始が遅れることがある。

  5. 慢性気管支炎を有する高齢者は、肺炎等を契機として急激に呼吸不全を来す場合がある。

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button_Q2問題 27 適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 糖尿病は、1型糖尿病と2型糖尿病に大きく分けられ、高齢者においては1型が多い。

  2. 慢性関節リウマチ(関節リウマチ)の症状には、日内変動を呈するものがある。

  3. 高齢者の大腿骨骨折は、寝たきりの主要な原因となっている。

  4. 尿閉を起こす原因の1つとして、薬剤の副作用がある。

  5. 施設においてノルウェー(癖)?癬が発生した場合には、症状の現れた者のみを治療すれぱよい。

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button_Q3問題 28 適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 骨粗鬆症は、男性に多い。

  2. パーキンソン病の初発症状の特徴の1つとして、動作時の振戦がある。

  3. 高脂血症とは、血液の中性脂肪のみが基準値以上に増加した状態をいう。

  4. 肺気腫や慢性気管支炎の治療中においては、感染の予防が重要である。

  5. 慢性腎不全の原因としては、糖尿病性腎症が多い。

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button_Q4問題 29 適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. おむつの着用や留置カテーテルの使用は、尿意の維持に効果的である。

  2. エアマット等の活用により、褥瘡予防のための体位変換が不要となる。

  3. 重度の感覚障害を有する者は、褥瘡が生じやすい。

  4. 脳卒中後遺症者は、咀しゃくや嚥下の機能に障害が残ることがある。

  5. 嚥下の機能に障害を有する者は、脱水症状、栄養障害、誤嚥性肺炎等を起こすことがある。

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button_Q5問題 30 適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 失語症と構音障害は、高次脳機能障害である。

  2. 日常生活動作や手段的日常生活動作の援助においては、直接的な訓練だけでなく、自助具や福祉用具の活用、環境整備も重要である。

  3. 廃用症候群は、過度の安静や長期臥床など適切なケアやリハビリテーションが行われなかったことにより二次的に発生する。

  4. 長期臥床後の座位訓練においては、起立性低血圧の生じる可能性に留意する。

  5. ADLとは、一般的には、炊事、洗濯、掃除等の家事や金銭管理等をいう。

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button_Q6問題 31 適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 口腔の3つの大きな機能は、咀しゃく、嚥下、発音である。

  2. MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の保菌者に対しては、施設や在宅において隔離してケアを行う必要がある。

  3. 誤嚥性肺炎は、口腔咽頭粘膜において繁殖した病原菌を多量に含む喀疾や唾液を、反復して微少吸引することにより、発症する場合がある。

  4. 高齢者は、加齢に伴い唾液分泌機能が低下する。

  5. 高齢者は、加齢により生理・生体機能が低下しているので、薬剤の副作用が起こりにくい。

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button_Q7問題 32 口腔ケアについて適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 口腔ケアを適切に行うためには、口腔の状況だけでなく、要介護者の歯磨き、義歯の着脱、義歯清掃の自立度等についても評価を行う。

  2. 高齢者は歯と歯の隙間が大きくなるので、むし歯になりにくい。

  3. 歯磨きは細かい作業なので、要介護者本人に任せず、介護者が行うことが望ましい。

  4. 消毒・殺菌作用のある含漱剤を使用する口腔清掃より、歯ブラシ等を使用するブラッシングの方が清掃効果が高い。

  5. 義歯の清掃は、少なくとも1日に1回は行う。

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button_Q8問題 33 高齢者の栄養管理について適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 高齢者によくみられる低栄養状態として、蛋白質・エネルギー低栄養状態(PEM)がある。

  2. 過剰な投薬は、食欲不振を招くことがある。

  3. 蛋白質摂取状態の指標としては、グロブリンの値がよく用いられる。

  4. 低栄養状態は、褥瘡の原因となる。

  5. 嚥下障害等により食事の経口摂取ができない間は、入院治療が必須である。

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button_Q9問題 34 Aさん(78歳)は、高血圧症で通院中である。訪問介護事業所から「昨日までは問題がなかったが、今朝、訪問介護員が訪問したところ、財布がない、盗まれた、などと言いながら部屋の中をうろうろし、状況にそぐわない言動がある」との連絡があった。介護支援専門員の対応としてより適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. Aさんの最近の日常生活や身体の状況等について、家族から詳しく聞く。

  2. 10日後に予約している病院受診時に検査してもらうよう、家族に助言する。

  3. せん妄を疑い、すぐに主治の医師に相談する。

  4. すぐに通所介護の利用を検討する。

  5. すぐに老人性痴呆疾患療養病棟を紹介する。

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button_Q10問題 35 脳梗塞を発症した後の対応について適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 再発の可能性が高いので、発症後1か月は絶対安静である。

  2. 安静状態を保つことで、拘縮や筋萎縮が起こることがある。

  3. 後期高齢者の場合は、リハビリテーションの適応にはならない。

  4. 自分では動かせない場合でも、関節可動域訓練を開始することはできる。

  5. 再発防止のために血圧管理等を行う。

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button_Q11問題 36 Aさん(68歳)は、2年前から慢性腎不全のため自宅で寝たきりの生活を送っている。入浴の援助について適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 訪問入浴サービスの提供にあたっては、主治の医師の指示を得ることが望ましい。

  2. 腹膜透析を行っている場合には、入浴は不可である。

  3. 褥瘡がある場合には、入浴により末梢血流量が増加し、症状が悪化するため、入浴は避ける。

  4. 急な発熱や血圧の上昇がみられる場合には、入浴を中止することがある。

  5. 入浴後は発汗による水分減少があるので、必ず十分な水分補給を行う 。

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button_Q12問題 37 訪問リハビリテーションについて正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 医療保険においては、主に急性期のリハビリテーションを目的とし、介護保険においては、主に回復期のリハビリテーションを目的としている。

  2. 要支援者に対しては、要介護状態になることの予防に重点が置かれたリハビリテーションを中心に行う。

  3. 訪問看護ステーションから理学療法士や作業療法士が訪問する場合には、訪問リハビリテーションに該当する。

  4. 退院又は退所後の在宅生活における自立性の向上を図るため、一定の要件の下、利用者の状況に応じたりハビリテーションを行った場合には、介護報酬が加算される。

  5. 指定を受けられるのは、病院、診療所又は介護老人保健施設に限られる。

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button_Q13問題 38 通所リハビリテーションについて正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 要介護4以上の者は、身体機能の回復が見込めないため利用できない。

  2. 通所リハビリテーション計画は、介護支援専門員の指示に基づき各職種が共同して作成する。

  3. 通所リハビリテーション費には、食事提供加算、入浴介助加算等が認められる。

  4. 通所リハビリテーション費の個別リハビリテーション加算は、理学療法のみが対象となる。

  5. 通所リハビリテーション費の延長加算は、所要時間が8時間以上の場合に認められる。

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button_Q14問題 39 介護老人保健施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 計画担当介護支援専門員は、入所者の施設サービス計画を作成する。

  2. 介護保健施設サービス費は、医師・薬剤師及び看護・介護職員の配置割合により格差を設けている。

  3. 介護老人保健施設の在宅ケアを支援する機能として、短期入所生活介護通所リハビリテーションがある。

  4. 計画担当介護支援専門員は、入所者が居宅において日常生活を営むことができるかどうかについて定期的に検討し、その内容等を記録しなければならない。

  5. 介護老人保健施設を退所し、引き続き介護療養型医療施設に入院した場合には、介護報酬上、退所前連携加算は算定できない。

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button_Q15問題 40 介護療養型医療施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 介護療養型医療施設の利用者には、介護老人保健施設の利用者より要介護度の軽い者が多い。

  2. 介護療養型医療施設の指定は、原則として、病室単位で行われる。

  3. 計画担当介護支援専門員は、定期的に入院患者に面接しなければならない。

  4. 計画担当介護支援専門員は、施設サービス計画の作成にあたり、サービス担当者会議の開催、担当者に対する照会等により、担当者から意見を求めなければならない。

  5. 指定を受けられるのは、療養病床を有する病院・診療所、老人性痴呆疾患療養病棟である。

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button_Q16問題 41 加齢の影響を特に受けやすい臨床検査指標として適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 経口糖負荷試験による値。

  2. 血小板数。

  3. クレアチニンクリアランス。

  4. 肺活量。

  5. GOT。

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button_Q17問題 42 痴呆性高齢者について適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 日本における痴呆のほとんどは、脳血管性痴呆である。

  2. アルツハイマー型痴呆は、片麻庫、知覚障害、言語障害を高頻度に伴う。

  3. 痴呆性高齢者への療法的アプローチとしては、回想法やリアリティ・オリエンテーション等がある。

  4. 痴呆性高齢者に対する介護において、最も困難な問題となるのは、ADLの低下である。

  5. グループホームにおけるケアは、生活の継続性や日常の生活感覚を保つうえで、有効とされている。

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button_Q18問題 43 適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. インスリンの自己注射を行っている場合には、食事摂取量の低下による低血糖に留意する。

  2. 人工透析には、大きく分けて血液透析と腹膜透析があり、このうち在宅で一般的に行われるのは血液透析である。

  3. 要介護者が通常の食事摂取量を確保できない場合には、成分栄養経管栄養療法を積極的に導入する。

  4. 在宅酸素療法は、在宅人工呼吸療法の一種である。

  5. 救命処置における「心肺蘇生のABC」とは、気道確保、人工呼吸、体外心マッサージをいう。

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button_Q19問題 44 介護保険の給付の対象となる訪問看護として正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 70歳。頸髄損傷。排尿障害のため導尿を必要としており、家族に不安があるため訪問看護を希望している。

  2. 67歳。末期の悪性腫瘍。最期を家で過ごしたいと、訪問看護を希望している。

  3. 72歳。脳出血で右片麻庫。リハビリテーションの結果退院したが、高血圧もあるため訪問看護を希望している。

  4. 60歳。初老期痴呆。介護老人保健施設から退所して在宅での生活となるが、家族に不安があり訪問看護を希望している。

  5. 74歳。特定施設入所者生活介護を利用中。喘息のコントロールのために訪問看護を希望している。

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button_Q20問題 45 介護保険の給付の対象となる居宅療養管理指導として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 褥瘡のある利用者に対し、看護師が訪問してその処置を行った。

  2. 脳卒中後遺症のある利用者に対し、歯科医師の指示に基づき、看護師が訪問してむし歯予防のためのブラッシング指導を行った。

  3. 義歯が合わず咀しゃくがうまくできない利用者に対し、歯科医師が訪問して義歯の調整を行った。

  4. 嚥下困難のため流動食を摂取している利用者に対し、医師の指示に基づき、管理栄養士が訪問して栄養指導を行った。

  5. 医師が、褥瘡のある利用者の居宅を訪問し、訪問介護事業者に対し、介護方法についての情報提供を行った。

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最終更新日:2004/4/11
button(タイトル) ケアマネジャー試験合格支援
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buttonH15年 第6回 介護支援専門員 実務研修受講試験 保健医療サービス分野20問 ケアマネテスタ version 20
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